JPS6216650Y2 - - Google Patents

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JPS6216650Y2
JPS6216650Y2 JP11309981U JP11309981U JPS6216650Y2 JP S6216650 Y2 JPS6216650 Y2 JP S6216650Y2 JP 11309981 U JP11309981 U JP 11309981U JP 11309981 U JP11309981 U JP 11309981U JP S6216650 Y2 JPS6216650 Y2 JP S6216650Y2
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transit
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、鉄道線路の「通り」を、トランシ
ツトを利用して簡便かつ正確に測定可能な鉄道線
路におけるトランシツト利用の通り測定装置に係
るものである。
従来、鉄道線路にける「通り」を測定すると
き、レール頭部に密接して糸を張設し、この糸と
レール頭部との離れた量を目視し、また糸を張設
すること自体、大体20メートル程度が限界であ
り、これ以上長くするときは、糸が風で揺られ、
もしくは自重で撓んだりして「通り」を正確に測
定することは困難である。そこでこの考案は前述
のような欠点を是正すべく、糸をレール頭部に沿
つて張設することなく、レールに機器を定着し、
この機器とトランシツトとを併用することで「通
り」を簡便で、しかも正確に測定可能な鉄道線路
におけるトランシツト利用の通り測定装置を提供
しようとするもので、レール頭部に密着する永久
磁石付のブロツクに設定された基準点を中心とし
た円弧で、かつレールの長手方向に沿う軸線に対
し直角方向の距離を規定するレール頭部接触縁を
形成せる駒を取付けたトランシツト据付用基準体
と、レール頭部に密着する永久磁石を有し、トラ
ンシツト基線の他端の基準となるトランシツト視
準体およびこのトランシツト視準体と前記トラン
シツト据付用基準体との間におけるレール頭部に
密着し、かつ前記トランシツト基線と一致する指
針をレール頭部の側面に対し揺動可能に支持した
遊尺を具備せる指針付測定器との組合せからなる
ものである。
以下図面についてこの考案の一実施例を述べる
に、この測定器(i)トランシツト据付用基準体A(ii)
振り子式の指針測定器Mおよび(iii)トランシツト視
準体Bの三部材から構成されており、しかして以
下(i),(ii),(iii)の順に説明するに、まづ (i) トランシツト据付用基準体A……第1図ない
し第3図において、レール頭部Rの上面に接触
する部分のブロツク1に埋入された永久磁石2
をネジ3で固定する一方、ボルト4,4で取付
けた駒5を、基準点6から一定距離dに位置さ
せ、またトランシツトTの基準点据付誤差をな
くすため、レール頭部接触縁5cは前記基準点
6を中心とした円弧に形成し、レールの長手方
向に軸線に対し直角方向の距離を規定するよう
にしてある。
(ii) 振り子式の指針付測定器M……第4図ないし
第6図において、レール頭部Rの上面に接触す
るブロツク11に埋入された永久磁石12をネ
ジ13で固定する一方、駒14e,14fをネ
ジ15でブロツク11に固定して一体的構成と
なし、またブロツク11の略中央にネジiで固
定された案内板16e,16fに回転自在に直
立・支持された摘み17の下方にピニオンPを
取付け、該ピニオンPと噛み合うラツク18を
一側(第4図では右側)に刻設した遊尺19
を、前記案内板16e,16fにより進退自在
に誘導させ、この遊尺19の他側(第4図では
左側)に目盛nを刻設し、この目盛nの「0」
点と案内板16fの零線gとが一致したとき、
レール頭部Rの側面Rsから後述の支軸22の
中心迄の距離を一定距離dにとつてある。また
前記遊尺19先端にネジjで固定された支持金
具20の下部に、保持片21を一体的に取付
け、該保持片21の中央に横架・挿通した支軸
22に、上端を鋭角状に形成し、かつ縞模様を
付した指針23の下部をレール頭部Rの面Rs
に対し揺動可能に支持し、この指針23の下端
に重錘Wを取付け、指針23を常時、垂直状態
を保持するようにしてある。さらにブロツク1
1の両端近傍に夫々設けられた溝24e,24
fに、乳白色の衝立板25e,25fを嵌合さ
せ、トランシツトから指針23を容易に目視可
能としてある。
(iii) トランシツト視準体B……第7図ないし第9
図においてレール頭部Rの上面に接触する部分
のブロツク31に埋入された永久磁石32をネ
ジhで固定する一方、レール頭部接触縁31c
から一定距離dの他点でブロツク31の上面お
よび両側面の夫々に基準点33および34を刻
印してあり、そして通りの測定に際しては基準
点34を主として利用し、基準点33は予備的
なものとして利用する。図中、35は、トラン
シツトTに傾倒自在とした望遠鏡、Kはトラン
シツト基線、lは重錘付きの懸垂糸である。
この考案は前述のような3部材の組合せからな
つているので、いま「通り」の測定に際しては、
トランシツト据付用基準体Aとトランシツト視準
体Bの夫々を之に固定された永久磁石2,32に
よりレール頭部接触縁5c,31cをレール頭部
Rの側面Rsに接触させる一方、レール頭部Rの
上面に定着させ、ついでトランシツト据付用基準
体Aの基準点6に懸垂糸lの下端が一致する位置
にトランシツトTを第10図にみるように設定
し、トランシツト視準体Bの基準点34(たとえ
ば左側)に、望遠鏡35を適宜傾動させてトラン
シツト基線Kを合致させる。前記の準備完了後、
トランシツト据付用基準体Aとトランシツト視準
体Bとの間で所望の「通り」測定個所に指針付測
定器Mを永久磁石12を介してレール頭部Rに吸
着・保持させ、ついで摘み17を回動させラツク
18を介し遊尺19を前進もしくは後退させ、指
針23が前記トランシツト基線Kに合致したと
き、遊尺19の目盛nの零線gに対する変位を目
視すれば、当該個所のたとえばレール頭部Rの左
側の「通り」を容易に数量的に判別できる。この
ようにして指針付測定器Mを適宜、レール頭部R
に沿つて移動させ、所望個所に保持させ、前記と
同様な所作を反覆することでレール各所での「通
り」を容易に測定可能であり、また測定に必要な
人員は、トランシツトおよび指針付測定器を夫々
取扱う者各1名、計2名で事足り、糸をレール面
に密接させるだけでも少くとも2〜3名の作業員
を必要とした従来の測定手段に比し、作業員の員
数を低減可能な上に、測定時の作業が摘みの操作
による遊尺の移動で事足りるので従来に比し、簡
便にして、かつ正確である上に、前記3部材のい
づれも従来のものに比し、著しい構造の複雑化を
招来することもないので、堅牢・安価に製作可能
である等の実益を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例にして、第1図はト
ランシツト据付用基準体の平面図、第2図は仝上
正面図、第3図は仝上左側面図、第4図は振り子
式の指針付測定器の平面図、第5図は仝上の正面
図、第6図は第4図の−0−0−線断面図、
第7図はトランシツト視準体の平面図、第8図は
仝上正面図、第9図は仝上左側面図、第10図は
「通り」測定時の概略斜視図、第11図は仝上の
概略平面図である。 A……トランシツト据付用基準体、B……トラ
ンシツト視準体、M……指針付測定器、R……レ
ール頭部、K……トランシツト基線、1……ブロ
ツク、2,12,23……永久磁石、5……駒、
5c……レール頭部接触縁、6……基準点、19
……遊尺、23……指針。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. レール頭部に密着する永久磁石付のブロツクに
    設定された基準点を中心とした円弧でかつレール
    の長手方向に沿う軸線に対し直角方向の距離を規
    定するレール頭部接触縁を形成せる駒を取付けた
    トランシツト据付用基準体と、レール頭部に密着
    する永久磁石を有し、トランシツト基線の他端の
    基準となるトランシツト視準体およびこのトラン
    ジツト視準体と前記トランシツト摺付用基準体と
    の間におけるレール頭部に密着し、かつ前記トラ
    ンジツト基線と一致する指針をレール頭部の側面
    に対し揺動可能に支持した遊尺を具備せる指針付
    測定器との組合せからなる鉄道線路におけるトラ
    ンシツト利用の通り測定装置。
JP11309981U 1981-07-31 1981-07-31 鉄道線路におけるトランシツト利用の通り測定装置 Granted JPS5889815U (ja)

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JP11309981U JPS5889815U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 鉄道線路におけるトランシツト利用の通り測定装置

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JP11309981U JPS5889815U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 鉄道線路におけるトランシツト利用の通り測定装置

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Publication Number Publication Date
JPS5889815U JPS5889815U (ja) 1983-06-17
JPS6216650Y2 true JPS6216650Y2 (ja) 1987-04-27

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ID=29907409

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11309981U Granted JPS5889815U (ja) 1981-07-31 1981-07-31 鉄道線路におけるトランシツト利用の通り測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2575087B2 (ja) * 1994-03-31 1997-01-22 日本鉄道建設公団 線路敷設用基準器設定装置

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Publication number Publication date
JPS5889815U (ja) 1983-06-17

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