JPS6216649B2 - - Google Patents

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JPS6216649B2
JPS6216649B2 JP21864483A JP21864483A JPS6216649B2 JP S6216649 B2 JPS6216649 B2 JP S6216649B2 JP 21864483 A JP21864483 A JP 21864483A JP 21864483 A JP21864483 A JP 21864483A JP S6216649 B2 JPS6216649 B2 JP S6216649B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
metal resistance
knitted fabric
resistance wire
knitted
Prior art date
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Expired
Application number
JP21864483A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60111653A (ja
Inventor
Tsutomu Sudo
Takeo Kamya
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dennetsu Co Ltd
Nagata Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dennetsu Co Ltd
Nagata Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Dennetsu Co Ltd, Nagata Seiki Co Ltd filed Critical Nihon Dennetsu Co Ltd
Priority to JP21864483A priority Critical patent/JPS60111653A/ja
Publication of JPS60111653A publication Critical patent/JPS60111653A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本発明は、筒状に編組し適宜コース間に金属抵
抗線条を編込み、これに電源よりの結線を行うこ
とにより発熱せしめる編み物に関し、更に詳しく
は、身体の所要部に装着して加温することによ
り、治療効果を実現せしめる筒状の発熱編み物に
関するものである。
b 従来技術 従来、身体の所要部や患部に直接に面状発熱体
を当てて加温するものが、温熱パツドとして周知
であるが、多くは平織として緯糸の地糸間に、発
熱金属線を経糸としてジグザグ状に織込み各金属
線の並行端をリード線で結線するので、各金属線
は電源とは並列接続となるほか、この温熱パツド
は伸縮性に欠けるので、身体や患部への密着性が
悪く、治療効果を損う原因となつていた。その他
金属線の接続に作業上の支障を伴うばかりでな
く、使用頻度によつて金属線が切断して所望の熱
量を得られなくなるものであつた。
c 発明の目的 本発明は、従来技術によるこの種発熱体の欠点
を解決するもので、複数の給糸口を有する丸編機
及び横編機により編成される筒状編み物の地糸に
よる適宜コース間に金属抵抗線条を、同じく編込
み、この金属抵抗線条には電源より直列電気回路
を形成するように結線することにより、極めて伸
縮耐に富み身体所望部や患部への密着性に優れ、
いかなる部分からも脱落することなく所望の加温
を行い得ると共に、金属抵抗線条への結線が容易
で、その使用頻度で切損する如き支障を皆無にす
ることを目的としている。
d 発明の構成と作用 本発明の構成と作用を、図面について以下のと
おり説明する。
まず、第1図〜第3図に示す従来例を説明する
と、面状発熱体1は経糸を導電線2として、緯糸
3間に導電線2をジグザグ状に織込み、導電線2
の並行端をリード線4で結線している。したがつ
て経糸となる導電線2の各々は電源コード5間に
並列接続される。
上記面状発熱体1に於ては、緯糸3にわずかな
伸縮性があることから、緯方向には、わずかな伸
縮性があるが、経糸が導電線2であるため経方向
には伸縮性不可能である。よつて身体の要部に面
状発熱体1が密着せず温熱効果を減少させるとと
もに、身体の要部が、折曲する関節部分などの患
部である場合には、患部から脱落してしまい、治
療効果を損う原因となつていた。また導電線2端
をリード線4で接続するため、作業は、極めて困
難となる。さらにこの面状発熱体1は、折曲を繰
返すと、導電線2が張力で断線し、所望の熱量を
得られなくなる。
本発明の筒状主体6は複数の給糸口を有する丸
編機、及び横編機を用いて編成される緯編編み物
であつて、この編み物に使用する素材は、天然繊
維又は天然繊維と合成化学繊維若しくは合成化学
繊維を含む繊維糸条12と、金属抵抗線7又は、
この金属抵抗線7と繊維糸条12との複合体を含
む金属抵抗線条として、繊維糸条12で編組する
適宜のコース間に、この金属抵抗線7を編込み、
編組された緯編編物中の金属抵抗線7が直列電気
回路を形成するように結線されてなるものであ
る。
第4図は本発明の筒状主体6の斜視図及び、第
5図はその回路図を示して居り、これは、金属抵
抗線7を二つの給糸口から供給し、筒状に編成さ
れた緯編編物で、金属抵抗線7は、この緯編編物
の軸方向に螺旋状に編組まれる。そして一方の金
属抵抗線7間を連結線8で接続し、他方の金属抵
抗線7から引出し線9を導出して、コネクタ10
と接続している。このコネクタ10は、電池若し
くはACアダプター電源と着脱自在になされる。
また第6図斜視図及び第7図回路図は、他の実施
例を示す筒状主体6であり、金属抵抗線7を一つ
の給糸口から供給し、筒状に編組まれた緯編編物
で、一つの金属抵抗線7が、緯編編物の軸方向に
螺旋状に編組され、この金属抵抗線7の両端部に
引出し線9を接続し、該線9は、電池若しくは
ACアダプター電源と接続されることは第4図、
第5図の場合と同じである。第8図斜視図は横編
機を用いて編成された緯編物からなる筒状主体6
で、螺旋状に編成された金属抵抗線7を、編成中
に、経方向に編組して、再び螺旋状に編成されて
なるものである。そして、金属抵抗線7の両端部
は引出し線9に接続し、コネクタ10と接続さ
れ、コネクタ10から電源接続がなされる。第9
図は金属抵抗線7を撚線とした場合の拡大斜視図
であり、この金属抵抗線7は、銅、銅合金、ステ
ンレス線などで単線若しくは撚線などが用いられ
撚線の場合は30〜60ミクロン経の単線を撚線とす
ることが望ましい。また、金属抵抗線7と繊維糸
条との複合体を含む金属抵抗線条を用いてもよ
い。この金属抵抗線条7を繊維糸条で編組する適
宜のコース間に編込むものである。次に筒状主体
6の拡大部分平面図を、第10図及び第11図で
説明すると第10図は、四つの給糸口を有する丸
編機、及び横編機を用いて編成される緯編編物で
あり、緯編編組織1;1畦で繊維糸条12を三コ
ースとし、金属抵抗線条7をコース編込んだもの
で、繊維糸条12のコースは1,2,3,5,
6,7,9,10,11で、金属抵抗線条7のコ
ースは4,8,12である。同様に第11図で
は、緯編編組織1;1畦で、繊維糸条12二コー
スに金属抵抗線条7を一コース編込んだもので、
繊維糸条12のコースは1,2,4,5,7,
8,10,11で、金属抵抗線条7のコースは
3,6,9,12で示している。第12図は、金
属抵抗線条7を編組した筒状主体6を示す斜視図
で、この筒状主体6はA―Aで示す如く適宜切断
して、一つの筒状主体6となすものである。第1
3図〜第15図は本発明の筒状主体6の身体要
部、若しくは患部に対する使用形態を示すもの
で、第13図は、足13の関節部に、第14図
は、腕14の関節部に、また第15図は、肩胸部
に各装着した場合を示している。第16図〜第1
9図は筒状主体6への給電装置及び給電部を示
し、第16図及び第17図は金属抵抗線7と接続
したコネクタ10に着脱自在になされるACアダ
プタ16及び電池17を示し、コネクタ10に
は、電源プラグ18が着脱自在となる。第18図
は、金属抵抗線7端部と接続した雄ホツク19を
筒状主体6面に設け、電源側の雌ホツク20を着
脱自在として給電をなすものである。第19図
は、筒状主体6の上面に純脂ケース21を設け、
このケース21にコネクタと磁石22を備え、電
源プラグ23側に磁石を備え、ケース21側の磁
石22との吸引で電源接続をなすものである。な
お電源は6〜12V程度の低電圧電源を用い、12V
の場合、たとえば金属抵抗線7は20〜30メートル
としスズメツキ軟鋼線で、直径50ミクロン、7本
の撚線を用いる。加熱要領(消費電力)は3〜
5Wとなる。
e 発明の効果 本発明の筒状主体6は、丸編機及び横編機を用
いて編成される緯編編物に、金属抵抗線7が同時
に編組まれることから、緯編編物と同様な伸縮自
在な金属抵抗線7となり、緯編編物の最大引伸し
に対しても、編組まれた金属抵抗線7は伸びきら
ず、余裕を有している。したがつて張力による断
線が防げるものである。また、筒状主体6を身体
の要部に装着すると、収縮力で身体の凸凹面に密
着し、脱落を防ぐことができる。さらに、金属抵
抗線7が細線であるため、繊維糸条12中に埋没
した状態になり、身体の要部に筒状主体6を装着
した場合、異物感がなくなる。そして皮膚の弱い
人でも、身体から発汗した汗は繊維糸条12に吸
収されるため、かぶれを生ずることがなくなる。
その他の効果として、低電圧であるため感電の危
険がなく、編込みの金属抵抗線7であるため、低
温やけどを防ぎかつ保温性、通気性に優れ、洗濯
も容易となる等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面第1〜3図は従来の面状発熱体を示し、第
1図は平面図、第2図は一部拡大断面図、第3図
は一部拡大平面図である。第4図以下は本発明実
施の態様を示すもので、第4図は筒状主体の斜視
図、第5図はその回路図、第6図は他の実施例斜
視図、第7図はその回路図、第8図も他の実施例
斜視図、第9図は金属抵抗撚り線の一部斜視図、
第10,11図は共に編み組織の拡大平面図、第
12図は筒状主体の斜視図、第13〜15図は身
体への使用例図、第16図は筒状主体への結線を
示す斜視図、第17〜19図は筒状主体に対する
電気接続部の拡大斜視図である。 符号の説明、1……面状発熱体、2……導電
線、3……緯糸、4……リード線、5……電源コ
ード、6……筒状主体、7……金属抵抗線、8…
…連結線、9……引出し線、10……コネクタ、
12……繊維糸条、13……足、14……腕、1
5……肩胸部、16……ACアダプタ、17……
電池、18……プラグ、19……雄ホツク、20
……雌ホツク、21……ケース、22……永久磁
石、23……電源プラグ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の給糸口を有する丸編機、及び横編機を
    用いて編成される筒状編み物において、各種の繊
    維による地糸と、単線又は他の繊維とを撚合せた
    金属抵抗線条とを編組するに際し、適宜のコース
    間に金属対抗線条を編込むことを特徴とする筒状
    の発熱編み物。 2 地糸は、天然繊維又は天然繊維と合成化学繊
    維もしくは合成化学繊維である請求範囲第1項記
    載の筒状の発熱編み物。 3 金属抵抗線は、銅又は銅合金もしくはステン
    レス線などの単線であり、これを撚り線とする場
    合は、30〜60μ径の単線の撚り合わせである請求
    範囲第1項記載の筒状の発熱編み物。 4 地糸内に編込まれた金属抵抗線に対し、直列
    回路を形成するように結線する請求範囲第1項の
    筒状の発熱編み物。
JP21864483A 1983-11-22 1983-11-22 筒状発熱編み物 Granted JPS60111653A (ja)

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JPS60111653A JPS60111653A (ja) 1985-06-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62220668A (ja) * 1986-03-24 1987-09-28 清水建設株式会社 地下式駐車場

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