JPH0434792Y2 - - Google Patents

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JPH0434792Y2
JPH0434792Y2 JP19403387U JP19403387U JPH0434792Y2 JP H0434792 Y2 JPH0434792 Y2 JP H0434792Y2 JP 19403387 U JP19403387 U JP 19403387U JP 19403387 U JP19403387 U JP 19403387U JP H0434792 Y2 JPH0434792 Y2 JP H0434792Y2
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JP
Japan
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toilet seat
heating element
knitted fabric
cover
heat
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JP19403387U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は洋式トイレの便座(中蓋)を保温する
カバーに関する。
〔従来の技術〕
洋式トイレの便座は直接身体に触れるため、保
温する方法が種々考えられている。
たとえば、便座の中に保温用ヒーターを内蔵さ
せる方法、あるいは面状発熱体を組込んだカバー
で被覆する方法等が知られている。
即ち、第6〜7図は面状発熱体を利用した暖房
便座カバーの図である。
図の便座はU字型の中蓋を有し、その上に面状
発熱体のカバーが取りつけられている。このカバ
ーの構造は中心にカーボン面状発熱体1を入れ、
その周囲をクツシヨン材2で包囲し、その外側を
塩ビシート3で被覆して周縁を高周波シールした
ものであり、電気コード4を通じて100Vの電圧
がかけられてカーボン面状発熱体1が発熱し、便
座を保温するものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の暖房便座のうち、発熱体を有するカバー
を取り付ける方法は便座内にヒーターを内蔵させ
る方法に比べ、簡単であり、既製の便座に適用で
きる利点はあるが次のような欠点もある。
つまり、100Vの電圧をかけた発熱体の上に直
接、坐る必要があり、危険が伴なうこと、便座の
形状、たとえば0型、V型、△型等に合わせた専
用のカバーが必要であること、洗濯が不可能であ
り、汚れた場合には拭きとる必要があること、ま
た発熱体のある部分とない部分に段差があり、使
用時に違和感があることである。
本考案は上記従来技術の問題点を解消し、低電
圧で使用でき、便座の形状に関係なくすべての便
座に適用可能で、洗濯ができ、使用時の違和感が
ない暖房便座を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本考案は次の手段
をとる。
即ち本考案の暖房便座は、極細線状発熱体を編
物の構成糸として編込んだ長尺矩形の伸縮性発熱
編物の表面に伸縮性の布カバーを設け、上記極細
線状発熱体にリード線を介して給電部を接続した
ことを特徴とするものである。
以下、本考案の構成を更に具体的に説明する。
本考案における極細線状発熱体とは、いわゆる
ニクロム線のようなヒーターではなく、直径30〜
80μ程度の繊維状の金属線あるいは金属線と有機
繊維を撚り合わせた発熱線、またはカーボンを単
繊維の中に分散させた導電繊維等である。これら
の繊維状の発熱体をニツト編機のたて糸あるいは
よこ糸の一部として用い、他の有機繊維と共にニ
ツトを編立てることにより発熱編物を得ることが
できる。この発熱編物は見かけは通常のニツトと
同様、伸縮性を有し、洗濯可能である。この発熱
編物を便座の周囲の長さと便座の巾を被覆するに
必要な形状の形状に構成する。
編物の構成糸となつている線状発熱体の先端に
は直列または並列にリード線を延長し、ソケツト
等の給電部を設ける。この発熱体は極めて低電圧
で発熱する。
発熱体とリード線の接続は導電性樹脂接着剤を
用いるのが好ましい。
この伸縮性発熱編物の表面に設けられる布カバ
ーはパイル地、ニツト地等の伸縮性布であり、発
熱編物に縫製されることが好ましい。
また、便座を被覆しやすいようにループ、フツ
ク等を設けることが好ましい。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
第1〜5図は本考案の実施例を示し、第1図は
暖房便座カバーの平面図、第2図は同断面図、第
3図は同編構造の説明図、第4図は同適用例の斜
視図、第5図はその断面図である。
本考案の暖房便座カバー11は発熱編物12と
その表面に縫製されたパイプ地の布カバー13が
長尺物に形成し、長辺部には多数のゴムのループ
14およびプラスチツクのフツク15が対応位置
に設けられている。また中央部にはリード線16
が導かれ、ソケツト17に連結している。
発熱体編物12の編構造は極細の金属線(撚り
糸)18が編物のよこ糸として編込まれている。
この金属線18は通常の編物と同様、多数のルー
プ19を形成しているので、全方向に対して伸縮
性を有し、張力がかかつても欠線が生じない。
便座の中蓋20はU字型であるが、伸縮性を利
用して便座カバー11をこれに巻きつけ、ループ
14とフツク15を係止して固定されている。
〔考案の効果〕
本考案の暖房便座は線状発熱体を編込んだ発熱
編物を用いるため次の効果がある。
(1) 極細線の発熱体であるため低電圧で発熱し、
安全である。
(2) 伸縮自在であるため、あらゆる形状の便座に
も適用可能である。
(3) 単なる編物とパイプ等の布の組合わせである
ため洗濯可能であり、清潔である。
(4) 発熱体が編物の構成糸になつているので使用
時に違和感がなく、快適に使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本考案の実施例を示し、第1図は
暖房便座カバーの平面図、第2図は同断面図、第
3図は発熱編物の構造を示す説明図、第4図は暖
房便座カバーを施した便器の斜視図、第5図は便
座の断面図、第6〜7図は従来例であり、第6図
は便座カバーを施した便器の斜視図、第7図は便
座カバーの断面図である。 1……面状発熱体、2……クツシヨン材、3…
…塩ビシート、11……便座カバー、12……発
熱編物、13……布カバー、14……ループ、1
5……フツク、16……リード線、17……コン
セント、18……線状発熱体、19……ループ、
20……中蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 極細線状発熱体を編物の構成糸として編込んだ
    長尺物の伸縮性発熱編物の表面に伸縮性の布カバ
    ーを設け、上記極細線状発熱体にリード線を介し
    て給電部を接続したことを特徴とする暖房便座カ
    バー。
JP19403387U 1987-12-23 1987-12-23 Expired JPH0434792Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19403387U JPH0434792Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19403387U JPH0434792Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

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Publication Number Publication Date
JPH0197800U JPH0197800U (ja) 1989-06-29
JPH0434792Y2 true JPH0434792Y2 (ja) 1992-08-18

Family

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JP19403387U Expired JPH0434792Y2 (ja) 1987-12-23 1987-12-23

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JPH0197800U (ja) 1989-06-29

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