JPS6216467Y2 - - Google Patents

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JPS6216467Y2
JPS6216467Y2 JP1981089222U JP8922281U JPS6216467Y2 JP S6216467 Y2 JPS6216467 Y2 JP S6216467Y2 JP 1981089222 U JP1981089222 U JP 1981089222U JP 8922281 U JP8922281 U JP 8922281U JP S6216467 Y2 JPS6216467 Y2 JP S6216467Y2
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JP
Japan
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valve
unit
tank
control valve
boom
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JP1981089222U
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JPS57203075U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案クレーン用の油圧制御装置に係り、特に
ブームアクチユエータを常に制御された速度に作
動するようにしたクレーン用油圧制御装置に関す
る。
油圧回路におけるブームシリンダのアクチユエ
ータは、ブーム用単位弁を切換作業することによ
つて駆動されるブーム本体の俯抑を適切に制御す
るため、負荷圧力の影響を受けることなく単位弁
のレバー操作に応じた速度で作動させる必要があ
る。
従来のクレーン用油圧制御装置の代表的な一例
を第1図を用いて述べる。1は一方の多連制御弁
でブームおよび伸縮のアクチユエータ3,4を制
御する単位弁5,6を有する。2は他方の多連制
御弁で補巻、主巻のアクチユエータ7,8を制御
する単位弁9,10を有している。前記セレクタ
弁11,12はその切換位置により多連制御弁1
に設けたロジツク弁13の後室14をタンク15
への接続を断つことにより、ポンプP1の吐出油
をP2へ合流させている。さらに多連制御弁1内
に単位弁5とポンプP1との間に介装された圧力
補償流量制御弁(以下単に流量制御弁と称する)
16はブームのアクチユエータ3に対し単位弁5
の操作量に応じての流量を供給するようになつて
いる。
前記流量制御弁16は単位弁5が単独操作され
ると、その単位弁5に設けた可変オリフイス(図
示せず)の開口度に生ずる前後差圧力を一定にす
るように自動的に制御されるものであり、前記開
口度に応じた流量がシリンダポート17または1
8を介してブームのアクチユエータ3の一側に供
給され、前記アクチユエータ3を作動させてい
る。
しかしながら、ブーム、補巻、主巻のアクチユ
エータ3,7,8が同時に操作された際、多連制
御弁2のアクチユエータ7,8の負荷圧力は回路
23を介して流量制御弁16の下流側回路20に
加圧される。このとき、アクチユエータ7,8の
負荷圧が変動すると、単位弁5の出力流量は流量
制御弁16が安定するまでの間変動する。前記ア
クチユエータ3への出力流量の変動は0.1〜0.2秒
の短時間の間に瞬間的に行われ、この出力流量の
変動の作用により前記ブームアクチユエータ3の
作動は定常速度、加速、減速、定常速度あるいは
この逆の作動が行われ、ブーム本体にブレ(振
れ)を生じてこの装置の適切な操作を妨げる結果
を招いていた。
本考案は前述した問題にかんがみなされたもの
で、その目的は複合操作時におけるブームアクチ
ユエータの作動の信頼性を高めたクレーン用油圧
制御装置を提供するにある。
以下本考案の一実施例を示す第2図について説
明する。なお、第1図と同一部分には同一符号を
用いて詳細な説明を省略し、異なる部分のみを説
明する。
前記多連制御弁1の単位弁5の端部には単位弁
5と連動するセレクタ弁22が設けており、この
セレクタ弁22は単位弁5により多連制御弁1に
設けたロジツク弁13の後室14を回路21を介
してタンク15へ接続または断つように構成し、
前記単位弁5の中立時でかつ単位弁9または/お
よび10を作動位置へ操作したときはロジツク弁
13を閉じてポンプP1の油を多連制御弁2に供
給し、前記単位弁5の動作時はロジツク弁13を
開いてポンプP1の吐出油のうちブームアクチユ
エータの駆動に使用した残余はタンクへ戻すよう
になつている。
次に本考案の作用について説明する。セレクタ
弁と連動するすべての単位弁が中立である図示の
状態ではブーム用単位弁5と連動するセレクタ弁
22は遮断されているがセレクタ弁11,12が
ロジツク弁13の後室14をタンク15へ連通し
このためポンプP1の吐出油はロジツク弁13を
経てタンク15へ還流する。単位弁5が図示のよ
うに中立で制御弁2の少なくとも1つの単位弁が
切換位置にある状態ではブーム用単位弁5と連動
するセレクタ弁22と単位弁9,10に連動する
セレクタ弁11,12の少なくとも1つとでロジ
ツク弁13の後室14とタンク15との接続を断
つている。このためポンプP1の吐出油は多連制
御弁2に供給可能になつている。
ブーム用単位弁5と補巻用単位弁9または/お
よび主巻用単位弁10が図において上方位置また
は下方位置に移動された複合操作時、ロジツク弁
13の後室14は一方のセレクタ弁11または/
および12によりタンク15への接続が断たれる
が、他方のセレクタ弁22によりタンク15へ接
続されるので、前記後室14はタンク圧になる。
このときロジツク弁13はアンロード状態にあ
り、補巻、主巻のアクチユエータ7,8の負荷圧
力は回路23を経て流量制御弁16の下流側回路
20に作用することはない。そこでポンプP1の
吐出油は単位弁5の操作量に対応して生じる可変
オリフイスの開口度に応じた出力流量がシリンダ
ポート17または18よりアクチユエータ3の一
側に供給され、戻り油はシリンダポート18また
は17よりタンク15に戻される。したがつて前
記アクチユエータ3は単位弁5のレバを動かさな
い限り一定速度で作動されるので補巻、主巻のア
クチユエータ7,8の負荷が変動してもブーム本
体のブレを完全に防止することができる。
以上述べたように本考案によれば、多連制御弁
内に設けたロジツク弁の後室はブーム用単位弁に
連動するセレクタ弁の中立時でタンクへの接続を
断ち作動時でタンクへ接続するように構成したこ
とにより、簡単な構成でありながら補巻、主巻の
アクチユエータに生ずる変動負荷圧力をブームア
クチユエータに作用することを断ち切ることがで
きたのでブームアクチユエータを適宜に制御する
ことに対する信頼性を高め得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の油圧回路図、第2図は本考案の
一実施例を示す回路図である。 1,2……多連制御弁、3,4,7,8……ア
クチユエータ、5,6,9,10……単位弁、1
1,12,22……セレクタ弁、13……ロジツ
ク弁、14……後室、21……回路、P1,P2
……ポンプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2つのポンプにそれぞれ多連制御弁を連結し、
    一方の多連制御弁の1つの単位弁により一方のポ
    ンプの吐出油のうち必要油量でブームアクチユエ
    ータを制御し残余の吐出油を前記単位弁のセンタ
    バイパス通路の下流を経て他方の制御弁へ供給す
    る回路を備えたクレーン用油圧装置において、後
    室をタンクへ連通・遮断することにより一方の制
    御弁の前記センタバイパス通路の下流をタンクへ
    連通・遮断するロジツク弁と、ロジツク弁の後室
    をタンクへ連通・遮断すべく設けられ、一方の制
    御弁のブームアクチユエータを制御する前記単位
    弁と連動して切換えられ中立位置で遮断し作動位
    置で連通するセレクタ弁と、他方の制御弁の単位
    弁と連動して切換えられ中立位置で連通し作動位
    置で遮断し前記セレクタ弁とは並列回路を形成し
    て設けられたセレクタ弁とを備えたことを特徴と
    するクレーン用油圧装置。
JP1981089222U 1981-06-17 1981-06-17 Expired JPS6216467Y2 (ja)

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JP1981089222U JPS6216467Y2 (ja) 1981-06-17 1981-06-17

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JPS57203075U JPS57203075U (ja) 1982-12-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6994836B2 (ja) * 2017-03-17 2022-01-14 住友重機械建機クレーン株式会社 クレーンの油圧回路

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5227721A (en) * 1975-08-25 1977-03-02 Nissan Chem Ind Ltd Process for preparation of substituted phosphonic acid derivatives
JPS5627721A (en) * 1979-08-13 1981-03-18 Kawasaki Steel Corp Shearing of steel bar product

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JPS57203075U (ja) 1982-12-24

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