JPS6215615A - 電力制御器 - Google Patents

電力制御器

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JPS6215615A
JPS6215615A JP60155662A JP15566285A JPS6215615A JP S6215615 A JPS6215615 A JP S6215615A JP 60155662 A JP60155662 A JP 60155662A JP 15566285 A JP15566285 A JP 15566285A JP S6215615 A JPS6215615 A JP S6215615A
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JP
Japan
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voltage
power
power supply
circuit
supply voltage
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JP60155662A
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Yoshikazu Ishino
石野 吉一
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S P PLANNING KK
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S P PLANNING KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は電力制御器、とくに、電源と負荷側電気機器と
の間に備えられたサイリスタ装置で電源電圧を降下して
負荷側電気機器へ供給し、W1電、調光、回転制御など
を行なう電力制御器に関するものである。
[従来の技術」 SCR、トライアック、GTOなどのサイリスタ装置を
用い電力制御を行なうものとして、従来から、電動機に
対する回転制御やオン・オフ制御、或いは照明具に対す
る調光などがある。
近年は、更に、エネルギー資源の有効利用と電力経費の
節約をするためサイリスタ装置で照明具や電動機の節電
を図る試みもなされている。
「発明が解決しようとする問題点」 ところが、蛍光灯器具で節電・調光などを行なうため電
源電圧をサイリスタで降下した電圧を印加すると、例え
ば普通のグロ一式蛍光灯などでは、初期点燈時にフィラ
メントの加熱が充分でなくキック電圧も不足し点燈が困
難になる問題があった。
又、電動機に対し節電や回転制御などを行なおうとする
と例えば、起動負荷トルクの重い機械的負荷材の誘導電
動機を稼動させる場合、所定の電源電圧より降下させた
電圧を印加すると起動時に実効電力不足のためスムーズ
に起動しないとか、回転トルクと負荷トルクとのつりあ
いによる回転ロック現象が発生し、起動困難を起す問題
があった。
更にサイリスタ装置の負荷側に例えば節電対象である蛍
光灯以外に、節電対象でない他の電気機器が並列に装備
されており、該他の電気機器が稼動若しくは特定の動作
を行なう際、電源電圧より降下した電圧では動作不良を
招く場合があったり、節電対象でない抵抗負荷が稼動す
るとサイリスク装置の位相角がズして電圧降下量が変化
するという不都合があった。
この発明は、このような従来の欠点を解消してサイリス
タ装置の負荷側に接続された電気機器の円滑な起動、或
いは正常な動作の確保を確実に行なうことができ、更に
節電、調光、回転制御などの電力制御を確実に行なうこ
とができる構成の簡単な電力制御器を提供することを目
的とする。
「問題点を解決するための手段」 本発明に係る電力制御器は、負荷側電気機器に備えられ
た受電電圧を上昇若しくは降下すべき時期を検出するた
めの受電電圧可変必要時期検出手段と、この受電電圧可
変必要時期検出手段の検出信号に基づき給電電圧を上昇
若しくは降下させる指令を発生し給電側に送信するため
の給電電圧可変指令発信手段と、サイリスタを含み、電
力ケーブルを介して負荷側電気Ia塁と接続され給電電
圧を昇降自在な電圧昇降手段と、この電圧昇降手段側に
備えられて給電電圧可変指令を受信し電圧昇降手段に出
力して電圧を昇降せしめる給電電圧可変指令受信手段と
を、備えている。
即ち、第1図に示される本発明の原理的な構成ブロック
図において、商用電源若しくは自家発電機から電源Eの
供給を受ける電力制御器本体10が装備されている。こ
の電力制御器本体lOは負荷側電気機器20の調光・回
転制御φ節電などを行なうものでサイリスタ12を含む
電圧昇降装置14と、電圧可変指令受信装置16とから
成る。
サイリスタ12には、SCR、トライアック、GTOな
どの各種電力制御用のサイリスタを用いることができ、
トリガー回路(位相制御回路)によって常時は電源Eを
所定電圧に降下し出力するようになっている。
そして、電圧可変指令受信装置1Bから指令を受けると
、トリガー回路による位相角を可変して出力電圧を昇降
するか、或いは、サイリスタ12を短絡して電源電圧E
をそのまま出力することにより、出力電圧を上昇する。
電圧可変継続時間は、可変指令を受けてから予め定めら
れた一定時間若しくは可変指令が継続する時間である。
電圧可変指令受信装置1Bは、電力ケーブル18に重畳
された形で、或いは電波・光―超音波など空間を伝達さ
れた形で電圧可変指令を負荷側から受信する。信号形態
は、パルス信号、AM、FM、PCMなど各種変調信号
などを用いることができ特に限定されるものではない。
電力制御器本体lOの出力側には電力ケーブル1日を介
して負荷側電気機器20が接続されており給電されるよ
うになっている。
この負荷側電気機器20は、蛍光灯や電動機が単独で装
備されたものでも、蛍光灯若しくは電動機を含んだ複数
の電気機器が並列に装備されたものでもよい。
負荷側電気機器20には、又、給電電圧可変必要時期検
出装置22が併設されている。この給電電圧可変必要時
期検出装置22は、蛍光灯や電動機の起動運転を検出し
たり、電源Eより降下した電圧を受けると動作不良を起
こす恐れのある機器の稼動や特定の作動を検出したり、
ヒータ負荷のように稼動するとサイリスタの位相角が変
わって受電電圧が変化する機器の稼動を検出したりする
給電電圧可変必要時期の検出の仕方は、電気機器の電源
スィッチの開閉を検出したり、起動運転時の電流会電圧
参回転数などの変化から検出したり、機器の特定作動の
開始e終了に伴なう状態変化を所定の検出器で検出すれ
ばよい。
給電電圧可変必要時期検出装置22の出力側には給電電
圧可変指令発信装置24が備えられている。
この給電電圧可変指令発信装置24は、検出装置22か
ら検出信号が入力されたとき、或いは入力されている間
予め検出信号毎に定められた給電電圧上昇指令又は降下
指令を発生し、所定の信号形態により電力ケーブル18
を介して或いは空間を経て受信装置18側へ送信する。
このようにして、負荷側電気機器20の蛍光灯や電動機
の起動時に給電電圧を上昇させ起動をスムーズに行なわ
せ、又、蛍光灯や電動機に並列接続された低電圧に弱い
機器の稼動時に給電電圧を上昇させ稼動を良好にしたり
、更に稼動中の機器の低電圧に弱い特定の動作時に給電
電圧を上昇させて動作を確実にしたりできる。
また、ヒータ負荷の稼動時にはサイリスタの性質上電流
同期式では給電電圧が上昇し、電圧同期式では給電電圧
が降下するが、この際、給電電圧を降下若しくは上昇さ
せて出力電圧を一定とすることにより電力制御器による
調光・回転制御・節電などの制御レベルを一定に保つこ
とができる。
更に、負荷側電気機器20の蛍光灯が低電圧によってフ
リッカ−現象を生じた場合、これを給電電圧上昇必要時
期として検出してもよい、電動様が低電圧によって過負
荷運転状態となった場合も同様である。
「実施例」 次に本発明の望ましい実施例を第2図を参照しながら説
明する。
第2図は負荷側が自動販売機2Bであり、外部に設けた
電力制御器本体28によって電源電圧Eを降下して給電
し節電を行なう系を示す。
まず、自動販売器2Bは、ケーブル30を介して共通に
受電する複数の負荷を備えており、これらの負荷はグロ
一式の蛍光灯32、冷凍機用のコンプレフサ34を駆動
するモータ(M導電動機)36.小型モータを含む商品
供給機構(コインノック)38、全体の制御を司るマイ
クロコンピュータシステム40である。
蛍光灯32は時限タイマで作動されるリレースイッチ4
2、モータ3Bはサーモスター/ )で作動されるリレ
ースイッチ44.商品供給機構38はマイクロコンピュ
ータシステム40の制御で作動されるリレースイッチ4
6を有している。
マイクロコンピュータシステム40は金銭識別機48を
備えており、金銭が投入されると金額を判別し、商品セ
レクトスイッチ(図示せず)で選択された商品をリレー
スイッチ46を閉じて外部に供給し、供給後つり銭の提
供、リレースイッチ46の開を行なう。
蛍光灯32、モータ36、商品供給機構38に対し。
自動販売1126には給電電圧上昇必要時期検出装置5
0が併設されている。この検出装置50は、蛍光灯起動
全生検出塁52、モータ起動発生検出器54、商品、供
給機構起動発生検出器5Bから成る。
各検出@52,54.58は本実施例の場合、第3図に
示す如くリレースイッチ42,44.46の閉動作と連
動し短時間接点を開くスイッチから構成されている、検
出4152.54.58は電圧上昇指令発信装置58と
接続されている。そして各検出器52,54.58のい
ずれかが起動発生を検出すると電圧上昇指令発信装置5
8は直ちにパルス電圧を発生しケーブル30に重畳せし
めるようになっている。
具体的には、例えば第3図に示すように、ケーブル30
の給電ライン80 、82間にコイル84とリレースイ
ッチ8Bを直列接続し、このリレースイッチ66の制御
側に前記検出器52,54,513を電源との間に直列
に装備してなる。
検出器52,54.58のいずれかの接点も閉じている
場合、リレーコイル68が励磁されてリレー接点70を
閉じておりコイル84が励磁状態とされる。
ここで、蛍光灯32、モータ3B、商品供給機構38の
いずれかのリレースイッチ42,44.48が閉じて起
動を開始し、対応する検出器52,54.58のいずれ
かが接点を短時間開いて起動の発生を検出すると、リレ
ー接点70が開きこの際大きな逆誘導起電力が瞬間的に
発生して電圧ラインにパルス電圧として重畳し伝達する
。これにより、パルス電圧が電圧上昇指令としてケーブ
ル30を介して電力制御器本体28偏に送信されること
になる。ケーブル30が長くなっても特別な信号伝送路
を設けることなく確実に送信することができる。
なお、自動版売112Bにおいて、リレースイッチ44
は商品温度を検出して作動するサーモスタット(図示せ
ず)と連動しており、商品温度が所定値以上になるとサ
ーモスタットが閉じると同時にリレースイッチ44が閉
じ、逆に商品温度が所定値以下になるとサーモスタット
が開いて同時にリレースイッチ44も開くようになって
いる。
誘導電動機36は、印加電圧が変化しても回転数変化の
少ない定回転特性を有しており、又、コンプレッサ34
は回転数が変化しても負荷トルクがほぼ一定の定負荷ト
ルク特性を有している0通常、コンプレッサ34駆動用
の例えば100V用誘導電動機36は印加電圧が略85
〜80V程度の動作点でも正常運転可能となっており、
印加電圧が上昇しても回転数変化が少なく冷却能力は殆
ど変わらない、従って、toovからの電圧低下分だけ
、節電を行なうことができる。
ところが、誘導電動機36の起動トルクは小さく、逆に
、レシプロタイプなどのコンプレッサ34の起動負荷ト
ルクは大きい、このため、リレースイッチ44が閉じる
モータ起動時に、誘導電動411138に掛かる印加電
圧が85Vであると、実効電力が不足して回転トルクと
負荷トルクとのつりあいによる回転ロック現象が生じ、
スムーズに起動しないか起動困難となる恐れがある。
リレースイッチ42は、時限タイマ(図示せず)と連動
されており、例えば屋外が暗くなる夕刻5時から朝方7
時まで閉じられ、逆に朝方7時から夕刻5時まで開かれ
るようになっている。
蛍光燈32は商品見本を照らして利用者に商品を見易く
するなどのためのものであり、100V用に対し位相制
御で印加電圧を例えば85Vとすると50%程度の大き
な節電率が得られる。
ところが、前記誘導電動l13Bの場合と同様にリレー
スイッチ42が閉じる初期点燈時に、蛍光燈32に掛か
る印加電圧が低いとフィラメントの加熱が充分なされず
スキツク電圧が不足し点燈が困難となる。
商品供給機構38は、通常の場合、印加電圧が85V以
上に保たれていれば商品を取出口に落下させることがで
きる。けれども、自@機の設置環境が悪く、手入れもさ
れていないと、内部にゴミやチリが溜まって供給機構3
8の動きを悪くシ、とくに重量の成る1又缶や1文パッ
クなどの商品の場合、印加電圧が低いと駆動力が不足し
、ひっかかりを生じる場合がある。
自動販売機26は自販機側ケーブル30.プラグ72、
ソケット74、電力制御器側ケーブル7Gを介して電力
制御器本体2日と接続されている。この電力制御器本体
28はサイリスタ78による位相制御で例えばAC10
0V電源電圧を通常85Vに降下して出力し、負荷側か
ら給電電圧上昇指令を受けた場合1位相角を最小にして
ほぼtootの導通角とし出力電圧を所定時間100v
にする機能を有している。
この電力制御器本体28は、ケーブル30.76の給電
電圧に重畳されて自販機2Bから送られる瞬間的なパル
ス電圧を検知し給電電圧上昇指令を受信する給電電圧上
昇指令受信装M80と、この上昇指令に基づき予めタイ
マ82で定められた所定時間(例えば蛍光灯32の起動
、即ち初期点燈完了に要する時間と、モータ36の起動
完了に要する時間と、商品供給機構38の稼動時間の内
、最も長いものを十分にカバーする時間として7S)、
トリガ回路84の位相制御角を最小としてサイリスタ7
8の出力を通常位相制御角の85Vから100vへ上昇
させ、タイムアツプ後トリガ回路84を通常位相制御角
に戻して出力を再び100Vから85Vへ降下する電圧
昇降装置86とから成る。
電力制御器本体28は具体的には第4図に示すように構
成されている。
即ち、図に於て、例えば商用型[AGlooVの供給を
受けるプラグ88に主電源スイッチ80、ヒユーズ92
を介してトライアック78が直列に接続されて主回路が
形成されている。
トリガー回路84は位相角をほぼ最小値(導通角はほぼ
最大の180)と通常位相角(導通角は180 より小
さい値)の二段階に切替えさせる機能を有している。
トリガー回路は電源電圧向期式でもよいが、木実施例で
は電流同期式を用いている。
トリガー回路844士トライアック78のTl側に一方
の端子が接続されたコンデンサatと、このC1の両端
に所定向きでブリッジ接続された4つのダイオードD1
〜D4と、Dlと02. D2と03. D3とD4の
各接続点とトライアック78のT2側の間に接続された
抵抗R1〜R5と、Ctの他方の端子、即ちD2とD3
の接続点とトチイアツク78のゲート端子Gの間に挿入
されたSBSと、抵抗R2、R3の両端に接続された位
相角可変回路94とから構成されている。
このトリガー回路84は、トライアック78のTl側が
正、 T2側が負の期間中C1からR2,R3,R4と
電流が流れ、逆にTl側が負、 T2側が正の期間中R
4゜R2,R3からC1へと電流が流れ、いずれの場合
にも極性が変わってからC1とR2−R4で決まる所定
の充電時間後にSBSをスイッチングさせてトライ7−
7り78のG端子に負又は正のトリガパルスを印加する
トリガー回路84からトリガパルスを入力するとトライ
アック78は導通し1次にTI、72間が零電圧となる
まで導通状態を保つ、電源電圧が零電圧になってからト
リガパルスを受けて導通するまでを位相角という、この
位相角は、可変抵抗であるR3を調節して可変すること
が出来、この・実施例では例えば、抵抗R2,R3の両
端を短絡しない状態でプラグ88より入力したAClo
oVの電圧(ライン電圧)を85Vに落として負荷に供
給する値に設定されている。このときの位相角を以下通
常位相角と言うこれに対し、R4はR2,R3に比べて
遥かに小さく、抵抗R2,R3の両端が短絡されたとき
、非導通角はほぼ零近くの最小位相角となるように設定
されており、この際、負荷には入力電圧AC100Vが
ほぼそのまま印加されるようになっている。
なお、R4の値を適当に変更することにより、最小位相
角のかわりにR2,R3の両端短絡時に負荷に掛かる電
圧が例えば90Vとなるような位相角に設定することも
できる。
トリガー回路84中のD1〜D4. R1,R5はヒス
テリシスの軽減用である。
位相角可変回路34はR2,R3の両端にブリッジ接続
されたダイオード010〜013と、DIG、Dllの
接続点と[113,012の接続点間に挿入されたSC
Rとから成る。
このSCRにゲート信号を与えて導通すると抵抗R2,
R3が短絡される。逆に、SCRが非導通の場合は位相
角可変回路94はR2,R3から開放されて無関係とな
る。
トライアック78のTl端子側の主回路中にチョークコ
イルLlが直列に接続され、また、チョークコイルLl
、  トライアック78と並列にコンデンサC2が接続
されている。このLl、 C2は低域通過LCフィルタ
をなすもので、トチイアツク78のT2端子側の主回路
中に直列に接続されたチョークコイルL2とともに、ト
ライアック78がターンオフ、ターンオン時に生じる高
周波ノイズを抑制するためのものである。 C2に並列
に挿入されたC3. R13はノイズ抑制及びトライア
ック78のターンオフ、ターンオンを良好にするための
調整用である。
一方、トライアック78のtl、 T2端子間には、C
4,R7及びC5,R8が並列接続されている。これら
のC4,R7,05,R8は、負荷の蛍光燈32が位相
制御された低電圧を入力するとフリッカ−を生じ易くな
るのでこれを防止するためのものである。
も少し詳しく説明すると、一般的に蛍光燈負荷に対し位
相制御した電圧を掛けた場合、節電率が20%以下の位
相角が小さい場合は殆ど問題はないが、節電率が30%
を越えるぐらいの位相角になってくるとフリッカ−現象
(毎サイクルでのチラッキから数秒間隔の点滅などを含
む)を生じるようになり、更に位相角が90’を越える
と点燈不能になってしまう、このため従来は20%〜3
0%程度以上の節電が出来ないか、困難であった。
ところが、トライアックの非導通時にも、蛍光燈に小電
流を流すようにすると(当然節電効果を著しく損なわれ
ないレベル)フリッカ−現象を生じることなく位相角8
0°以上の位相制御が可能になることを本発明者が見出
した。
トチイアツクの非導通時に蛍光燈に小電流を流す方法と
しては、主回路中のトライアックに対し並列にバイパス
回路を設け、トチイアツクの非導通時のみバイパス回路
をオンさせて電流を流すようにする、或いはバイパス回
路は常時オン状態としトライアックの非導通時の他導通
時もバイパス回路を電流が流れるようにする(但し、ト
ライアックの導通時は両端電圧は殆ど零に近い)。
前者は一例としてトチイアツクと逆の位相で制御される
サイリスタ素子、R,C,Lなどで構成できる。後者は
、R,C,Lなどで構成できる。
また、トライアックの非導通時に、螢光燈に小電流を流
すためのパルス発生器などを螢光燈の両端に接続しても
よい、要は、位相制御回路が非導通時に螢光燈に小電流
を流すことができる小電流供給回路であればよい。
具体的には、抵抗単独のバイパス回路で流れる小電流で
もよいが、抵抗での熱損失ができる欠点があるので、C
を主とし、Rと組合わせて定数を適当に設定する。
このようにして、80%以上の節電も可渣となる。
本実施例では、例えば、100V用30讐のグロ一式螢
光燈を5本用いる場合、例えばC4=0.1 +”+R
7= 100Ω、 cs=a、t #LF、  R8=
 50Ω程度とする。 C4,R7、C:5.R8は全
体としてスナバ回路としてのJa fEも有している。
また、C5,R8側が仮に断線事故を起こしたときでも
C4,R7が従来のスナバ回路と同じ定数に設定されて
いるのでトライアック78のターンオフ、ターンオン動
作を良好な状態に保つことができる。
前記ヒユーズ92の負荷側には主回路に並列にトランス
96が接続されている。このトランス96は一次入力A
C:100Vを二次出力AC12Vに変換するもので二
次側に接続された4つのダイオードD5〜D8から成る
ブリッジ回路98、抵抗R9、大容量コンデンサC6、
ブリーダ抵抗RIO及び電源ON表示用の発光ダイオー
ドD8、抵抗R11、ツェナーダイオードZDとともに
AClooVから9V(20のツェーナ電圧)の安定直
流電圧Eを得るようにしている。
トランス36、ブリッジ回路98は、トランジスタTr
とともに給電電圧上昇受信装置80の機走を有している
トランジスタTrは直流電圧Eに抵抗R12,R13を
介してコレクタが接続され、抵抗R14を介してエミッ
タがアースと接続されている。前記ブリッジ回路98の
出力端電圧BEは抵抗R15を介してT「のベースに印
加されるようになっている。
通常時のT、のエミッタ出力E0はBHに比例して変化
している。この出力電圧E0の大きさは、可変抵抗器で
あるR13を変えることにより適当な値に調節すること
ができる。
そして、ケーブル30.78にパルス電圧が重畳される
と、トランス96若しくはブリッジ回路98からこのパ
ルス電圧がTrのベース回路を通してTrに入り込み増
幅された形で出力電圧E。に重畳されることになる。
Trのエミッタ出力E。は、タイマー回路100のトリ
ガ端子TRに印加されるようになっている。タイマー回
路100は、電源端子Vが直流電圧Eと接続されV−が
アースと接続されている。リセット端子Rは端子Gと接
続されている。この端子Gには後+する「低」レベルの
リセット信号が入力されるようになっている。また、ス
レシホールド端子THはコンデンサC7を介してアース
と接続されるとともに、抵抗R1,8を春1.てE)−
培總されてぃふ−THはディスチャージ端子DCとも接
続されている。
R18,C7はタイマー回路100のタイマ一時間を設
定するためのものであり、約7Sに設定されている。
タイマー回路100の制御電圧端子Cvは誤動作防止の
ためコンデンサC8を介してアースと接続されている。
このように構成されたタイマー回路100は次のように
動作する。即ち、予めDC端子、出力端子OUTは「低
」レベルになっており、C7は完全放電状態にあるもの
とすると、Tr端子の入力レベルがV+−■−間の印加
電圧の1/3以下(これをトリガしきい値VTRという
)に落ちるとタイマースタート動作を行ないDC端子を
開放状態とすると同時に出力端子OUTを「高」レベル
にする。
そして、時間の経過とともにRlBを介してC7の充電
が進行し、C7の+側電圧がV+−V−間の印加電圧の
2/3以上に達したところでタイムアツプし、DC端子
を「低」レベルにすると同時に出力端子OUTを「低」
レベルにする。
但し、タイムアツプ前にG端子を介してR端子に「低」
レベルのリセット信号を入力するとタイマー回路100
はリセット動作を行ない出力端子OUTを「低」レベル
にする。
トリガしきい値VTRに対し丁rのエミッタ出力E0の
レベルは正常な動作状態において所定分だけ上となるよ
うに設定されている。
タイマー回路10GのOUT端子はゲート回路1G2と
接続されている。
ゲート回路102はEとアースとの間に直列接続された
抵抗R19,調整回路動作中を表示するための発光ダイ
オードD14.抵抗R2G、 R21から成る。
タイマー回路100のOUT端子はR113と014間
に接続されている。またR21の両端は、SCHのゲー
ト端子、カソード端子と接続されている。
タイマー回路100のOUT端子が[低」レベルのとき
は、!]14は点燈せず、R21の両端電圧もほぼ零な
ためSCRは非導通状態となり、位相角可変回路94は
R2,R3から切離され何ら影響を与えない。
このとき、トライアックは通常位相角で制御される。
逆に、タイマー回路100のOUT端子が「高」レベル
のときは、014が点燈し、R21の両端に電圧が生じ
てSCRを非導通状態とする。このとき、トリガー回路
84のR2,R3をDIG〜013を通じて短絡するこ
とになり、トライアック78は最小位相角で制御される
ことになる。
「作用」 次に、上記のように構成された本実施例の作用を説明す
る。尚、予めプラグ88は商用電源と接続され、主電源
スイッチ80は投入されているものとする。また、電源
が投入されていることにより自販機2B中のマイクロコ
ンピュータシステム40に電流が流れるため、トライア
ック78は通常位相角で電圧の位相制御を行なっている
ものとする。従って、負荷側への給電電圧は85Vとな
っている。
まず初めに、商品温度が上昇しサーモスタットが働いて
リレースイッチ44が閉じると、検出器54が短時間開
き、パルス電圧がケーブル30に重畳される。このパル
ス電圧はケーブル30.78を経て電力制御器本体28
に至り、トランス9G又はブリッジ 1回路88などに
検出されTrのベース回路へ回り込んでエミッタ出力E
。に変動を生ぜしめる。
このTrのエミッタ出力Eoはタイマー回路100のT
R端子に入力される。
Eoの低下変動が大きいためにタイマー回路100のト
リガしきい値VTRを下回り、タイマーがスタートする
。タイマスタートと同時にトリガー回路84中のR2,
R3が短絡される。従って、トライアック40は最小の
位相角で位相制御を行ない負荷38にはほぼ100vの
全電圧が印加される。
このため、誘導電動機48の起動時にtoovの円滑な
起動動作に十分な電圧がかけられることになりスムーズ
に起動する。そして、タイマー回路100で予め設定し
た例えば79 (誘導電動機3Bは2.3秒で正常回転
に達する)が経過するとタイムアツプしトライアック7
8は確実に節電用の通常位相角制御状態に戻る。その後
は、誘導電動機38は85Vで運転され節電が行なわれ
る。誘導電動機3Bの運転は商品が所定温度に下りサー
モスタットが開くまでなされる。
次に、利用者によって商品セレクトスイッチが押された
場合、リレースイッチ4Bが閉じ商品供給機構38が稼
動しようとする。
リレースイッチ4Bが閉じると、検出器5Bが短時間開
くので前述と同様にして電圧上昇指令としてのパルス電
圧が発生される。従ってこのパルス電圧が主回路、トラ
ンス8B、ブリッジ回路98を経るなどしてベース回路
へ入りTrのエミッタ出力Eに表われる。このEに乗っ
た変動成分でEが瞬間トリガしきい値VTRを下回るた
めタイマーがスタートし、前述と同様にして商品供給機
構38に対する印加電圧が100Vの全電圧となり商品
のひっかかりを起すことなく確実に商品の供給動作を行
なうことができる。
そして、商品供給機構38の動作が完了するとその後タ
イムアツプしタイマー回路100の出力が「低」に変わ
るので他の機器に対する確実な節電がなされる。
また、時刻が夕方5時となり時限タイマが働いてリレー
スイッチ42が閉じると、蛍光燈32に85Vの電圧が
印加される。蛍光燈32は電圧印加に付勢されて放電を
開始し初期点燈しようとする。このリレースイッチ42
が閉じたとき、検出器56が短時間開き、パルス電圧が
30に重畳される。従って前述と同様に電力制御器本体
28に於てアースからの回り込みなどしてT「のベース
回路に前記パルス電圧が入り、エミッタ出力E。に現わ
れるこのE。に重畳した変動成分でE。が瞬間トリガし
きい値VTRを下回るためタイマーがスタートし、前述
と同様にして蛍光燈32に対する印加電圧が100vの
全電圧となりフィラメントに対する加熱も十分なされキ
ック電圧も十分な値になるので初期点燈不良を起こすこ
となく確実に点燈する。そして、初期点燈動作が完了す
るとその後タイマ回路100で予め設定した7s(蛍光
燈32が点燈を完了するのに十分な時間)が経過すると
トライアック78は通常位相角での制御状態に戻る。従
って5その後は、蛍光燈32は85Vで点燈し続けるこ
とになり、大幅な節電が行なわれる。この蛍光燈32の
点燈は夜が開けた朝の7時に詩限タイマが働きリレース
イッチ42が開くまでなされる。
上記実施例によれば、オプションにより節電器を自販機
の外部に接続する場合など自販機側で電気機器の起動や
稼動の発生を検出し、電圧上昇指令をケーブルに重畳し
て電力制御器本体へ送出するようにしたので、機器の起
動時等に確実に任意の所定時間継続する全電圧を印加し
、円滑で確実な起動動作や稼動を行なわせることができ
、かつ、電力ケーブルが長くなっても特別な上昇指令の
信号伝送路が不要なので自由に配設することができ、又
、ケーブル全体のコストが安くなる。
尚、上記実施例の他に、負荷側で、起動運転期間や稼動
期間などを検出し、この期間中電圧可変指令を継続して
発信するようにし、電力制御器本体側ではタイマを不要
とし、電圧可変指令を受けている間電圧を変更するよう
にしてもよい。この場合、異なる一定周波数の指令信号
を上昇用と降下用に使い分けて発信し、受信側ではフィ
ルタを介して分離し検波するようにして上昇指令或いは
下降指令を得るようにしてもよい。
負荷側にヒータなどの抵抗負荷が存在する場合、サイリ
スタが電流同期式ではヒータに電源を投入中位相角が小
さくなって給電電圧が上昇するため、ヒータ投入を検出
し給電電圧降下指令を発するようにするとよい、更に、
蛍光灯や電動機がオフしておリヒータがオンしている場
合サイリスタから大きなノイズが発生しマイクロコンピ
ュータを誤動作させる危険性があるので、ヒータオンで
、かつ、マイクロコンピュータシステムが紙幣識別中の
場合などノイズに弱い動作を行なっているとき、これを
検出する装置を設は電圧上昇指令を発してサイリスタの
導通角を10ozにさせてもよい給電電圧の上昇は、サ
イリスタの両端をACリレーで短絡して行なってもよい
、又、給電電圧の降下は、予めトリガー回路のトリガタ
イミングを定めるOR時定数を可変としておき、C又は
Rを小さくしてやればよい。
また、低電圧運転時に於て、蛍光灯のフリッカやモータ
の過負荷を検出する装置を設け、これらを検出したとき
給電電圧を上昇させて動作不良を無くすようにしてもよ
い。
また、指令の送受信は無線、光1Mi音波などを利用し
て行なってもよい。
「発明の効果」 以上述べた如く、本発明によれば極めて簡単な構成で、
負荷側電気機器の起動時や稼動時などに大きな電圧をか
けてスムーズな起動や円滑な稼動動作を確実に行なわせ
、かつ、起動後や稼動後などに確実な節電等を行なわせ
ることができる。
また、負荷側電気機器が動作不良を起こす恐れがあると
き大きな電圧を掛けて動作不良の発生を抑制するととも
に、動作不良が生じない間は確実に節電などを図ること
ができる。
また、電力制御器本体と負荷側電気機器が離れている場
合でも特別な信号伝送路を要せず配置が自由となり、ケ
ーブルコストも安くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的な構成を示すブロック図、第2
図は本発明の一実施例を示す概略ブロック図、第3図は
第2図にの自販機の一部を示す詳細ブロック図、第4図
は第2図の電力制御器本体側を示す詳細ブロック図であ
る。 10・・・電力制御器本体。 12・・・サイリスタ。 14・・・電圧昇降装置。 18・・・給電電圧可変指令受信装置、18・・・電力
ケーブル、 20・・・負荷側電気機器、 22・・・給電電圧可変必要時期検出装置。 24・・・給電電圧可変指令発信装置、特許出願人  
(株)エスピープランニング代理人 弁理士   稲 
垣 仁 義 手続有れ正置(方式) 昭和60年7月偏日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)負荷側電気機器に備えられ受電電圧を上昇若しく
    は降下すべき時期を検出するための受電電圧可変必要時
    期検出手段と、この受電電圧可変必要時期検出手段の検
    出信号に基づき給電電圧を上昇若しくは降下させる指令
    を発生し給電側に送信するための給電電圧可変指令発信
    手段と、サイリスタを含み、電力ケーブルを介して負荷
    側電気機器と接続され給電電圧を昇降自在な電圧昇降手
    段と、この電圧昇降手段側に備えられて給電電圧可変指
    令を受信し電圧昇降手段に出力して電圧を昇降せしめる
    給電電圧可変指令受信手段とを、備えたことを特徴とす
    る電力制御器。
JP60155662A 1985-07-15 1985-07-15 電力制御器 Pending JPS6215615A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0762453A (ja) * 1993-08-25 1995-03-07 Kawasaki Steel Corp 方向性珪素鋼の焼鈍装置
JP2004171314A (ja) * 2002-11-21 2004-06-17 Akira Taguchi 設備機器の監視装置及び設備機器の監視システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0762453A (ja) * 1993-08-25 1995-03-07 Kawasaki Steel Corp 方向性珪素鋼の焼鈍装置
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