JPS62155859A - 血液透析装置における限外濾過量制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明に、ダイアライザー内に血液と透析液を通過ζせ
て血液透析を行なうとともに限外ｆ過量より血液中に含
有されている過剰水分の除去を行なう血液透析装置ｉＺ
において、限外ｆ過による除水量すなわち限外濾過量を
石釦実に計測することにより限外濾過が正しくなブれて
いるか否かを監視するための限外濾過量制御装置に関す
るもσ）である。

〔従来の技術〕

血液透析医療においてに、ダイア−ライザーによる透析
を介して患者の血液中に含まれる尿素等の老廃物の除去
を行なうとともに、ダ・イアライザーの透析ｐＡＫ機械
的な圧力をかけて限外濾過による血液中の過剰水分の除
去が行なわれるが、この限外ｆ過による除水量丁なわち
限外Ｃ過ｉｔに患者の症状により所定に設定される。し
たがってこの限外Ｐ：ｉ！ｉ量を常に所定の設定値に保
持することに。

患者の体調σ）正常な維持および血液透析医療の実効を
挙げる上においてきわめて重要欧問題である。

斯かる限外Ｆｉｔを計測し制御する従来の装置としてσ
、たとえば第３図示のものがある。この装置に、左右に
弾性変位する隔膜壁３，４を介し七内古右の室忙区分け
したーＶｔの一対のチャン／＜−１，２ｋ’Ｈし、この
一対ヌチャンバー１％２の隣少する夫々の各室を一刀の
ネσ切替パルプ５％７と＃、管を介して透析液供給口萱
９とダイアライザー１０の透析液供給口１１に接続し、
他方Ｑ）室に切替バルブ６．８と配置σを介して廃透析
液流出口￥ｒ１３とダイアライザー１１）の廃透析液流
出口１２に接続し、ダイアライザー１（）σ）廃透析液
流出口１２と切替パルプ６．８間に配管を介して防圧ポ
ンプ１４を配設するととも尾、ダイアライザー１０の＠
透析液流出口１２に配管を介して除水ポンプ１５を接続
したものであり、１６に夫々患者σ）動脈と静脈に接続
しダイアライザー１０内の透析膜内を洒る血液回路であ
る。

しかして、この装置においてにチャンバー１．２が（ロ
）容素であるため切替パルプ５，６，７．８の適宜の切
替により、チャンバー１．２ｔ”ｊ夫々−万の室と他方
の室に交互に透析液供給装置と防圧ポンプ１４を介して
（ロ）容量の透析液とダイアライザー１０よりの廃透析
液を吸入し、−容量の透析液をダイアライザー１０に供
給するとともに同容量の廃透析液を排出するものであり
、そσ）ためチャンバー１．２σ）定容量ユニットを介
してチャンバー１．２内における透析液とダイアライザ
ー１０よりの廃透析液の流入、流出量およびダイアライ
ザーｌＯへの透析液σ）供給量と廃透析液σ）流出量が
！四１容童で一定に保持されるようになっている。

したがってこの場合において排液回路よｎ除水ポンプ１
５を介して一定量の発透析液を排除すればそσ）分だけ
ダイアライザー１（１’ｌの透析ｉ側に防圧が生じ血液
側より除水ポンプ１５により排除でれた廃透析液と口惜
σ）過剰水分が限外Ｆ４過により除水されるこごとなる
ので、この除水ポンプ１５の作動量を計１１ｉ１１する
ことにより限外濾過量の制帥をなすというものである。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、斯かる従来装縛げ前記の如き構造のため次の難
点を有している。

ａ、限外濾過量計測に必要なチャンバー１．２の定容量
ユニットを介したダイアライザーに対する透析液の供給
量と廃透析液の排出量を常に同容量一定に保持すること
を確保するためには、透析液の供給装置と、チャンバー
の隔膜壁の弾性変牝位曖と、防圧ボング１４と、除水ポ
ンプ１５ｉいう多数の部材が全て所定の精度で礪能しな
ければならず、それだけ限外濾過量の正確な計測に困難
性が伴う・ ｂ、チャンバー１，２内へり）焔析液と廃透析液の流入
、流出に弾性隔膜壁３，４σ）左右方向へσ）弾性変位
を介して行なって訃り、その弾性変位ｒｔ艮待時間亘っ
て頻繁に行なわれるので弾性隔膜権３．４が耐久性の点
で破損されるおそれが大であり、そのため限外１過食の
計測に支障をきた丁おそれがある。また、チャンバー１
．２の左右の室には夫々弾性隔膜壁３．４を介して一方
の呈に透析液が他方の室内に廃透析液が流入し隣接する
こごとｉるため、隔膜壁３，４の破損或いσ密閉度の減
退により透析液と廃透析液とが接醇するおそれもあわ、
透析効率の低下をきたすおそれがある。

Ｃ１限外−過に必要な限外濾過圧の発生を除水ポンプ１
５による透析液側回路に対する防圧の付与によｎなして
いるため、ダイアライザー１０内或いにその周辺におい
て溶存気体が顕在化し易（、そのためたとえ気泡分離器
を備えていたとしてもチャンバー１．２内に気泡が混入
するおそれがあり、それによって限外濾過量の計測に誤
差を生じ易い。また、このような除圧付与により限外濾
過圧を発生する場合においても静脈側回路内の抵抗によ
り血液回路の内圧が上昇する場合があり、そのため過度
の限外濾過圧が発生するおそれがあり、それによって回
路の破綻、ダイアライザーのリーク、破裂等の危険性が
増大するとともに、低血圧や手足の筋肉のけいれんを招
来し、％に小児においてに危険性が増大する。

ｄ、構成数品数が多く全体構造も複雑であるため、Ｈ品
価格が高価なものとなる。

本発明に、斯かる従来装置の有している諸問題点を解消
することを目的とする。

〔間頃点を解決するための手段〕

本発明に、面記問題点を解決するために、「ダイアライ
ザー内に血液と透析液を通過させて血液透析および血液
回路に陽圧を付与して限外ｒ過にて血液内の過剰水分の
除水を行なう血液込析装置青において、単−駆動源によ
り連動して作動する同−容量同一ストローク０）少なく
とも一対の定量定圧シリンダーポンプを有し、この少な
くとも一対σ）定量定圧シリンダーポンプを夫々ピスト
ンの所定のストロークに対応して開閉する切替弁と配管
を介してｔ　　７ｙ’ａ透析液供給配管とダイアライザ
ーの透析液供給口に接続し他７ｊｒｊ廃透析液排出管と
ダイアライザーσ）廃透析液流出口に接続するとともに
、こσ】他方のシリンダーポンプとダイアライザーの廃
透析液流出口を接続する配管に一端が大気に開放されて
限外ト過による除水をオーバーフローによ１１排除する
除水用配管を接続し、この除水用配管に限外沢過による
除水量を計測する計６１（ｊ装置ｉｔを配設したこと」
を特徴とするものである。

〔作　用〕

一対のシリンダーポンプは、単一の駆動源によね連動し
て作動するので、一対σ】シリンダーポンプの同時ｆ／
ｆ、ｉｎ＋により一部のシリンダーポンプにおいてσシ
リンダー内より透析液のダイアライザーに対する供給と
新たな透析液のシリンダー内への吸入動性がなづれ、他
方のシリンダーポンプにおいてにダイアライザーよねの
廃透析液のシリンダー内への吸入とシリンダー１ｎの廃
透析液の排出ＭｆＴ＝がナチれる。そして、一対のシリ
ンダーポンプの容量とストローク０同一であるから一対
のシリンダーポンプの（ロ）時作動によｎ透析液回路内
における透析液の流量と圧力に定量定圧に保持される。

すなわち、−力のシリンダーポンプ内への透析液の流出
入黛と他方のシリンダーポンプ内へσ）廃透析４の流出
入輩したがってダイアライザーへ供給される透析液の供
給量とダイアライザーよりの廃透析液の排出量に同容陵
である。［Ｌ透析液供給用のシリンダーポンプの吐出量
と廃透析液排出用のシリンダーポンプの吸入圧とｒＸ呼
応し。

このシリンダーポンプとダイアライザーの廃透析液回路
内との接続配管の一部に除水用配管が接続ブれていて大
気に開放されているので、この廃透析液回路内を流れる
廃透析液の圧力はほぼ大気圧と等しくなり、そのためダ
イブ賢１において限外ト過を行なっていない場合ＶＣｒ
ＩＣｒ用配管工ｎ４透析液がオーバーフローすることに
なく、全て廃透析用シリンダーポンプを介し、て廃透析
液排出管より排出１れる。したがってこの状態において
。

血液回路仙）Ｋ所定の陽圧をかけてダイアライザーの透
析膜に所定の限外ｆ−ｉ過圧を付与すると、限外ｅ過に
より血液中より過剰水分が除水ブれその除水量に応じた
水分が除水用配管よりオーバーフローにより外曲へ排出
されてぐることとなるので、この排出水ｆを適宜計測装
置にて４１１１定することにより正確な限外１過ｆｔを
把握盃視することができる。

なお、限外ｒ過圧の発生σ透析液側に除圧を付与するこ
となく血液回路９ＧｉＫ陽圧を付与することＫよね行な
われるので、限外ｆ過圧の発生によりダイアライザー内
或いにその周辺に溶存気体が顕在化して（るおそれにな
（、限外ｅ過量の正確な計測を図ることができるととも
に、限外ｒ過圧が過度になるというおそれもない。

〔実施例〕

別紙図面牙１図、矛２図について本発明実施の一例を説
明する。

２１．２２に一対の定量定圧シリンダーポンプで、その
シリンダー内の容積に同一でありピストン２３．２４σ
】ストロークａ同一である。ピストン２３．２４のロッ
ド２５．２６Ｈ％減速我付き可変速モータ２７のプーリ
ー２８にベルトもしくにギア接峰により接続でれている
プーリー２９の回転軸に取り付けられているクランク３
０．３１に腕もしくσビン３２．３３を介して接続され
ている。クランク３「１と３１０プーリー２９の回転軸
に１８０度変位して増り付けられている。したかって定
量定圧シリンダーポンプ２１と２２ｉ。

可変速モータ２７の所定速度の態動により同時に駆動づ
れ、ピストン２３と２４０プーリー２９の一回転毎にシ
リンダー内を往復＃７　ｖｌＬ　、その際クランク３０
％３１の増付位置の変位により逆方向に作動する。定量
定圧シリンダーポンプ２１の両仙１昂部にげ一対の開口
部３４．３５が設けられておｎ％この開口部３４％３５
ｉ夫々電磁切替弁３６．３７と配管を介して透析液供給
配管３８とダイアライザー３９の透析液供給口４０に接
続している。仙刀の定量定圧シリンダーポンプ２２の両
Ｉｔ！ＩＩ端酢にσ一対の開口部４１．４２が設けられ
ており、この開口部４１．４２Ｈ夫々電磁切替弁４３．
４４と配管を介して廃透析液排出管４５とダイアライザ
ー３９の廃透析液流出口４６に接続している。宵、磁切
替弁３６．３７．４３．４４σブー　ＩＪ　−２９に設
けられているリミットスイッチを介してピストン２３．
２４のストロークに対応して切替えられるよう罠なって
いる。また、廃透析液流出口σ）シリンダーポンプ２２
とダイア２イザー３９の廃透析液流出口４６とを接続す
る配９４７σ）途中にげ、逆上弁４８を介して大気に開
放される除水用配管４９が接続づれてお杓、この除水用
ｆｆａ’ｌＢ？４９ＫＨこの配管からオーバーフローに
より限外ｒ；■による除水が排出ブれてくる除水量を計
と１１１するための鏑宜計測装＃５０が配役されている
。

この計測装［ρとしてにたとえば、定量カップとその上
下に設けられている上下水位レベルセンサーと上下′ｒ
￥Ｅ６Ｂ弁と除水＋＆光表示−％からなっており、定量
カップ内に除水が貯留でれ上下レベルセンサーに工って
その水位検出する〔回数＄を計６１１１することにより
除水量の測定を行なう。５１σこの計ｊｔｌｌｌ装置の
制御回路、５２ｒｒ可変速モータ２７の速度制御回路で
ある。５３に血液回路であり、５４にその動脈側に配設
ブれ友ローラ一式皿液ポンプ、５５に静脈側の血液回路
に配設嘔れその血液回路を狭＼することによりダイアラ
イザー３９内の血液回路に所定の陽圧を与えて所定の限
外ｒ過圧をクレンメ 付与する友めのケ自、５５　ｆ’ｌエアーバック、５７
σ静脈伸血液圧センサー、５８０透４ＪＴａ圧センサー
、５９ｄこの両液圧センサーを介してその差圧を検出し
限外濾過圧を計測する計？Ｙ１１！囲賂と限外を過圧表
示器である。６０に減圧弁、６１は調圧弁、６２ｒｌｒ
流臂計、６３ｒ！透析液の温度を所定温度に維持するた
めの温度制御付きヒーター、６４．６５ｒｒエアトラツ
プである。６６に緊急透析弁で透析温度が所定温度以上
になった場合に透析液σ）供給を痺断したｆｌ、ＥＣＵ
Ｍ用ｆなゎちダイアライザある。６７１”ｒ　Ｅ　ＣＵ
　Ｍ保漉器で、緊、＠、透析時に静脈側の血液回路をこ
σ）保湛器に迫丁ことにより血液σ）証度低下Ｑ）防止
を図るものである。６８に計測三万升で、万−或いに透
析液圧ｅＸＪさするためにシリンダーポンプ２１と２２
のストロークに差かが生じた場合に、先ずこの計測三方
弁６８を介して透析液をダイアライザー３９に叱ざずに
シリンダーポンプ２２仙に送り除水＃１配管４９よりオ
ーバーフローする液量とダイアライｆ−によ１）［ＩＲ
ｆ通を行なった場合のオーバーフローする除水量を計測
し、その差をもって限外Ｐ過積を計測する場合に使用す
る。

２２図に示す如（、透析液供給用シリンダーポンプ２１
の吐出工程側におけるピストン２３の駆動容積Ａと廃透
析液排出用シリンダーポンプ２２σ）吸入工程９１．１
！　Ｋおけるピストン２４の駆＠容購におよびピストン
２３の吸入工程伸σ）駆＠容積Ｂとピストン２４の吐出
工程側σ）駆動容＠「とに夫々対応して同−容ｙＩＫ設
定しである。そのため、シリンダーポンプ２１内への透
析液の流出人知°とシリンダーポンプ２２内への廃透析
液の流出大寸とは１６１−容は一定であり、したがって
ダイアライザー　３９１１Ｃ対する透析液の供＠蕾と廃
透析液の排出’＋ｔも同−答量一定であるとともにシリ
ンダーボン７”２１．２２の（ロ）時作動によｒ＋、１
析液圧もほぼ大気圧と等しいものであるから、この場合
にシいて血液側回路に陽圧を与えて所定の限外ｐ過圧を
付与し限外濾過をなした場合それによる除水量ａ除水用
配管４９工わオーバーフローし、この除水量を積算計測
することＫより限外ｅ過量を正確に計副監視することが
できる。

なお、上記実施ｆ１１においてにシリンダーポンプ２１
．２２の躯ｌ１ｆ７１ｒｒ　？Ｉ３：動モータ２７によ
り行うものを示したが、これに限らず油圧モータ、或い
に油圧、空圧シリンダーを介してもブしつかえない。

〔発明の効果〕

本発明に軟土のように構成したので、上述の従来装置σ
）有する諸問題点を解消し、次の効果を有する。

１）　一対の定量定圧シリンターポンプの単−尾動源に
よる連か操作により、限外濾過量の計測に必要なこの定
容積ユニット内における透析液流量と廃透析液流量の等
容黛化の保持を確実に保持することができ、従来装置の
ように透析液供給装陵、チャンバー内の隔膜壁の変位、
陽圧ポンプ。

除水ポンプが夫々所定の精度の隈１ｆヒを発揮しなけれ
ばならない必９にない。したがって従来装置に比して限
外を過紮の計測を正確にな丁ことができる。又、従来装
置ざに比して矧かに全体構造を簡潔なものとなすことが
でき価格の低廉化を図ることができる。

２）　従来装置のように耐久性に問題がある隔膜壁を介
した定量チャンバーを使用していないので、耐久性にゆ
れる。

３）一対のシリンダーポンプに夫々透析液用と廃透析液
用とに分離しているので、従来装置のように隔膜壁の破
損、チャンバー内の各室の区画の機密性の減退等により
透析液と廃透析液とが接触して透析効率の低下をきた丁
というおそれがない。

４）　限外濾過圧の発生に従来装置と異なり血液側回路
に陽圧を与えることＫより行ない透析液１ｔｌｌ＋の圧
力に一対のシリンダーポンプの咋ｖｌＫより常に所定に
保持でれているので、従来装置σ】ように定量チャンバ
ー内に気泡が混在して限外１過喰の計測に誤差が生じた
り、過度σ）限外濾過圧の発生による種々の整置が生じ
た６するおそれを防止することができる。

【図面の簡単な説明】

牙１、第２図に本発明実施の一例を示すもので、２１図
にダイアライザーと接続した限外？濾過量制御装置σ）
配管、配線系統図、矛２図に一対のシリンダーポンプの
ａｔ作説明図、３１３図σ従来装置の原理図である。 ２１．２２・・・定忙定圧シリンダーポンプ２３．２４
０・ピストン　２５．２６・−・ロッド２７１１１１＠
可変速モータ　　　２８．２９−　　・プーリー３０％
３１＠０クランク　　３６．３７．４３．４４−−・切
替弁３９・・・ダイアライザー　　３８・・・透析液供
給配管４０・・・透析液供給口　　　４６・・・廃透析
液流出口４５・・・廃透析液排出配管　４９１拳除水用
配管５０・・・計３１１Ｉ装置　　　　５５・・・フレ
フッｅ軒出願人　株式会社共和喪作所 第２図 第　３　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ダイアライザー内に血液と透析液を通過させて血液透析
   および血液回路に陽圧を付与して限外ろ過にて血液内の
   過剰水分の除水を行なう血液透析装置において、単一駆
   動源により連動して作動する同一容量同一ストロークの
   少なくとも一対の定量定圧シリンダーポンプを有し、こ
   の少なくとも一対の定量定圧シリンダーポンプを夫々ピ
   ストンの所定のストロークに対応して開閉する切替弁と
   配管を介して、一方は透析液供給配管とダイアライザー
   の透析液供給口に接続し他方は廃透析液排出管とダイア
   ライザーの廃透析液流出口に接続するとともに、この他
   方のシリンダーポンプとダイアライザーの廃透析液流出
   口を接続する配管に一端が大気に開放されて限外ろ過に
   よる除水をオーバーフローにより排除する除水用配管を
   接続し、この除水用配管に限外ろ過による除水量を計測
   する計測装置を配設したことを特徴とする血液透析装置
   における限外ろ過量制御装置。