JPS62149486A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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JPS62149486A
JPS62149486A JP60290487A JP29048785A JPS62149486A JP S62149486 A JPS62149486 A JP S62149486A JP 60290487 A JP60290487 A JP 60290487A JP 29048785 A JP29048785 A JP 29048785A JP S62149486 A JPS62149486 A JP S62149486A
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layer
film
recording
compound
recording medium
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JP60290487A
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Takeshi Eguchi
健 江口
Takashi Nakagiri
孝志 中桐
Yoshinori Tomita
佳紀 富田
Hiroshi Matsuda
宏 松田
Yukio Nishimura
征生 西村
Kenji Saito
謙治 斉藤
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Canon Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y30/00Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光記録媒体に関し、特に赤外線レーザーによ
る光書き込みに適した光記録媒体に関する。
〔従来の技術〕
最近、オフィスオートメーションの中心的な存在として
光ディスクが注目を集めている。光ディスクは一枚のデ
ィスク中に大量の文書、文献等を記録保存できるため、
オフィスにおける文書等の整理、管理が効率よ〈実施で
きる。この光デイスク用の記録素子としては、各種のも
のが検討されているが、価格、製造の容易さから有機材
料を用いたものが注目されている。
このような記録素子用の有機材料として、ジアセチレン
誘導体化合物が知られており、該化合物の熱変色性に着
目し、レーザー記録素子として用いる記録技術が特開昭
56−147807号に開示されている。しかし、この
明細書中には、どのようなレーザーを用いたか、あるい
は用いるべきかの記載がなく、単にレーザーを用いて記
録を実施したとの記載に留まっている。
本発明者らは、種々のレーザーを用いてこのジアセチレ
ン誘導体化合物のレーザー記録につき検討した結果、ア
ルゴンレーザー等の大型かつ高出力のレーザーを用いれ
ば熱変色記録が可能なものの、小型で比較的低出力の半
導体レーザー(波長800〜850nm)を使用した場
合にはレーザー記録が実施できないことを確認した。し
かし、光ディスク等の実用的な記録媒体としては、小型
で低出力の半導体レーサーにより光古き込みが可能なこ
とが要請される。
一方、特開昭59− 114248号および同8424
9号には、熱安定性のよい特定構造のジエン化合物の塩
を含有する打機被膜が開示され、こわらの有機板11!
2が半導体レーザー輻射波長領域の輻射線を吸収し発熱
するので、レーザーエネルギーによりピットを形成する
いわゆるヒートモード記録が実施できることを開示して
いる。しかし、記録媒体の表面に物理的なピットを形成
して記録を実施する場合には、初期の記録層の表面が十
分に平滑であると同時に記録後においても記録媒体の表
面に傷を付けないよう十分な注意が必要となるとともに
、高密度で高速記録を実施することは比較的困難である
また、これらの記録媒体の記録層は、ジアセチレン誘導
体化合物の微結晶あるいは航記ジエン化合物の塩等がバ
インダー中に分散してなるものであり、記録層内におけ
るこれら化合物の配向はランダムであり、そのため場所
によって光の吸収率や反射率が異ったり、化学反応の程
度が相違したりする現象が生じ、高密度の記録には必ず
しも適しているとはいえなかった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明はかかる従来技術の問題点を解決するためになさ
れたものであり、本発明の目的は小型軽量の半導体レー
ザーで光書き込みが可能な光記録媒体を提供することに
ある。
本発明の他の目的は、高密度、高感度で高速記録の可能
な光記録媒体を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、安定性に優れ、高品質な光記
録媒体を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、本発明の光記録媒体は、少なくとも親水性部
位および疎水性部位を併有するジアセチレン誘導体化合
物の単分子膜またはその累積膜からなるA層と、下記一
般式(1)または(2)で表わされる化合物の一種以上
を含有してなる単分子膜またはその累積膜からなるB層
とが積層されてなり、かつA層とB層とのJ9介而を−
Thlト有lトルる記録層を有することを特徴とする。
一般式(1) 一般式(2) (式中、R1はアルキル基、置換基を存してもよいフェ
ニル基またはスチリル基を表わし、R2およびR6は、
隣接した二つの−にl+=[l;11−基と共役二重結
合系を形成する置換基を有してもよいアリーレン基を表
わし、R3およびR7は、置換基を有してもよいフェニ
ル基またはナフチル基を表わし、R4はアルコキシ基を
表わし、R1′はアルキル基を表わし、 Aはアニオン
残基を表す。) 本発明に用いる親水性部位および疎水性部位を併有する
ジアセチレン誘導体化合物(以下、Dへ化合物と略称す
る)とは、隣接する分子中のC:C−C=(:官能基間
において1.4−付加重合反応が可能な化合物であり、
代表的にはド記一般式%式%) (式中、×は、親水性部位を形成する親水性基であり、
m、nは整数を表わす。) て表わされる化合物が挙げられる。
F記DA化合物における親水性基×としては、例えばカ
ルボキシル基、アミノ基、ヒドロキシ基、ニトリル基、
チオアルコール基、イミノ基、スルホン酸基、スルフィ
ニル基またはその金属基しくはアミン塩が挙げられる。
疎水性部位を形成するIf(Cl12)、−表わされる
アルキル基としては炭素原子数が1〜30の長鎖アルキ
ル基が好ましい。また、n+mとしては 1〜30の整
数が好ましい。
−・方、本発明で用いる前記一般式(1)または(2)
で表わされる化合物(以下、ジエン化合物塩と略称する
)は、 750nm以上の波長域に吸収ピークを付し、
この波長の赤外光により発熱する化合物である。
このジエン化合物塩につきより具体的に説明すると、一
般式(1)および(2)中、R1はメチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、ヘキシル等のアルキル
基、置換基を有してもよいフェニル基またはスチリル基
を表わす。ここで置換基としてはメトキシ、エトキシ、
ブトキシ等のアルコキシ基、塩素、臭素、ヨウ素等のハ
ロゲン原子、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル
等のアルキル基、ニトロ基があげられる。R2およびR
6は、p−フェニレン、1.4−ナフチレン等の隣接し
た二つの一〇H=C)1−基と共役二重結合系を形成す
る置換基を有してもよいアリーレン基を表わす。ここで
置換基としては塩素、臭素、ヨウ素等のハロゲン原子、
メチル、エチル等のアルキル基、メトキシ、エトキシ等
のアルコキシ基があげられる。
R3およびR7は置換基を有してもよいフェニル基また
はナフチル基を表わす。置換基としてはジメチルアミノ
、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ
、ジフェニルアミノ、フェニルアミノ、フェニルベンジ
ルアミノ、フェニルエチルアミノ等の置換アミノ基、モ
ルホリノ、ピペリジニル、ピロリジノ等の環状アミノ基
、メトキシ、エトキシ、ブトキシ等のアルコキシ基があ
げられる。R4はメトキシ、エトキシ、ブトキシ等のア
ルコキシ基を表わす。R5はメチル、エチル、プロピル
、イソプロピル、ブチル、ヘキシル等のアルキル基を表
わす。Aはアニオン残基で、例えば[IFp、C心、C
F3C豚PF?、札i、P、Cl5O色C113S灘c
2H,sop c3H7SO錫C4H95O鱈c5H,
、5ope      e      e C6H13S03、CH3にlIClSO3,ClCl
−12CH2SO3、e   e G。
味)CI−503、+(:H2SO3、112艷、eO
3SCH2sop、eO3SCH2C11,S灘e03
SCH2[1:ll、CH2Cl1.CH2Cl1.S
g  、e03SC82C11,−0−CIl、Cl−
12SO3、このジエン化合物の具体例を以下に例示す
る。
本発明の光記録媒体の代表的な構成を第1図および第2
図に例示する。第1図の例では、J、ζ板IFに前記ジ
エン化合物塩5を含有1−る単分子膜である8層4か形
成され、そのトに前記りへ化合物の累積度2の単分子累
積膜からなるA層3が積層され、さらにその上にジエン
化合物塩5を含有する単分子膜の8層4が形成され、こ
れら三層により記録層2が構成されている。すなわち、
この光記録媒体は、A層とB層との接合面を二つ有して
いる。図において、6は有機担体分子を示し、この打機
担体分子およびDへ化合物中の矩形部分は疎水性部分、
丸部分は親水性部分を表わしている。第2図の例は、基
板1上に、A層3と8層4との組み合せが五目繰り返し
て積層されて記録層2が構成され、したがって、記録層
2はA層とB層との接合面を九つ打している。A層3と
8層4との積層順序はこれらの図に示される態様に限定
されず、基板1との接合面あるいは記録層2の表面に存
在する層は、A層、B層のいづれであってもよい。また
、必要に応じて、例えば記録層2上に透明な保護層等の
他の層を設けることもできる。
記録層2の膜厚は、特に限定されないが、A層3および
8層4を併せた単分子層の累積度が400程度までのも
のが実用上好ましい。
本発明の光記録媒体の基板1としては、ガラス、アクリ
ル樹脂等のプラスチック板、ポリエステル等のプラスチ
ックフィルム、紙、金属等の各種の支持材料が使用でき
るが、基板側から輻射線を照射して記録を実施する場合
には、特定波長の記録用輻射線を透過するものを用いる
基板1−11に、Dへ化合物の単分子膜または県分子累
積膜からなるA層3を形成するには、例えば■。
Langmuirらの開発したラングミュア・プロジェ
ット法(以丁、LB法と略)が用いられる。LB法は、
分子内に親木基と疎水基を有する構造の分子において、
両者のバランス(両親媒性のバランス)が適度に保たれ
ているとき、この分子は水面上で親木基を丁に向けた単
分子の層になることを利用して単分子膜または単分子層
の累積した膜を作成する方法である。水面上のm分子層
は二次元系の特徴をもつ。分子がまばらに散開している
ときは、一分子当り面積Aと表面圧nとの間に二次元理
想気体の式、 nA=kT が成り立ち、“気体II!2”となる。ここに、kはポ
ルツマン定数、Tは絶対温度である。Aを十分小さくす
れば分子間相互作用が強まり二次元固体の“凝縮膜(ま
たは固体膜)”になる。凝縮膜はガラスなどの基板の表
面へ一層ずつ移すことができる。
この方法を用いて、Dへ化合物の筆分子膜または単分子
累積膜は、例えば次のようにして製造される。まずDA
化合物をクロロホルム等の溶剤に溶解し、これを水相上
に展開し、これら化合物を11!2状に展開させた展開
層を形成する。次にこの展開層が水相トを自由に拡散し
て拡がりすぎないように仕切板(または浮子)を設けて
展開層の面積を制限してDへ化合物の集合状態を制御し
、その集合状態に比例した表面圧■を得る。この仕切板
を動かし、展開面積を縮少して膜物質の集合状態を制御
し、表面圧を徐々にト昇させ、累積膜の製造に適する表
面圧nを設定することかできる。この表面圧を維持しな
がら静かに清浄な基板あるいは表面にB層が形成された
基板を垂直に上ドさせることにより、D式化合物の単分
子膜が基板上あるいはB層上に移しとられる。四分予成
はこのようにして製造されるが、単分子層累積1反は、
前記の操作を繰り返すことにより所望の累積度の単分子
層累積膜が形成される。
単分子膜を基板上に移すには、ト述した垂直浸漬法の他
、水平付着法、回転円筒法などの方法が採用できる。水
平付着法は基板を水面に水平に接触させて移しとる方法
で、回転円筒法は、円筒型の基体を水面上を回転させて
単分子層を基体表面に移しとる方法である。前述した垂
直浸漬法では、水面を横切る方向に表面が親水性である
基板を水中から引きFげると、一層目はOA化合物の親
水基が基板側に向いた単分子層が基板上に形成される。
基板を上下させると、各行程ごとに一層ずつ単分子膜が
積層されていく。成膜分子の向きが引Eげ行程と浸漬行
程で逆になるので、この方法によると、各層間は親水J
、こと親水基、疎水基と疎水基か向かい合うY型膜が形
成される。
これに対し、水モ付着法は、基板を水面に水平に接触さ
せて移しとる方法で、DA化合物の疎水基が基板側に向
いた単分子層が基板りに形成される。この方法では、累
積しても、DA化合物の分子の向きの交代はなく全ての
層において、疎水基が基板側に向いたX型膜が形成され
る。反対に全ての層において親木基が基板側に向いた累
積膜はZ型11TAと呼ばれる。
回転円筒法は、円筒型の基体を水面上を回転させて単分
子層を基体表面に移しとる方法である。
rp分子層を基板Fに移す方法は、これらに限定される
わけではなく、大面積基板を用いる時には、基板ロール
から水相中に基板を押し出していく方法などもとり得る
。また、前述した親水基、疎水基の基板への向きは原則
であり、基板の表面処理等によって変えることもできる
これらの単分子膜の移し取り操作の詳細については既に
公知であり、例えば「新実験化学講座18界面とコロイ
ド」498〜507頁、丸善刊、に記載されている。
なお、OA化合物の単分子膜または単分子累積膜からな
るA層3は、OA化合物単独よりなる膜であることが好
ましいが、少量の添加剤化合物を含む膜であってもよい
一方、ジエン化合物塩5は両親媒性物質ではないので、
単独ではしB法によっては単分子11%を形成すること
はできない。しかし、例えばステアリン酸、アラギジン
酸などの高級脂肪酸のような両親媒性のバランスの適度
に保たれた有機高分子を担体弁tとして任意の比率で混
合使用することによりLB法を適用することができる。
すなわち、少なくとも一つの化合物において両親媒性の
バランスが保たれていれば、水面ヒに単分子層か形成さ
れ、他の化合物は両親媒性の化合物に挟持され、結局全
体として分子秩序性のある単分子層が形成されるからで
ある。
17たがって、ジエン化合物m 51i1坤の単分子1
1+Qまたはその累積膜を形成することは困難であるが
、ジエン化合物塩5を含有する単分子膜またはその累積
膜である8層4は、両親媒性物質を併用することにより
LB法で容易に形成することができる。
この手法を採用することにより、A層3と8層4が交互
に累積積層された膜はLB法により容易に形成すること
ができ、このような累積膜は異種の分tの累積積層が含
まれるので、以F、ヘテロ累積膜と称する。
このようなヘテロ累積膜は、先に第1図および第2図に
も例示したが、例えば以下のような態様で形成すること
ができる。
■奇数番目の層が0^化合物の単分子膜で、偶数番目の
層がジエン化合物塩を含有する低分子1漠であるヘテロ
累積膜、 ■累積度2のD式化合物の単分子累積1反と累積度6の
ジエン化合物塩を含有するili分子累積膜との積層が
交互に何回か繰り返されたヘテロ累積膜、 ■D八へ合物の単分子+154またはその累積膜とジエ
ン化合物塩を含有する単分子膜またはその累積膜とが任
息な非周期的な順序で積層されたベテロ累積膜、 このようにして、基板上に形成されるペテロ累積膜は、
高密度で高度な秩序性を有しているので、場所による光
吸収のバラツキは極めて小さい。したがって、このよう
な膜によって記録層を構成することにより、DA化合物
とジエン化合物塩との機能に応じた光記録、熱的記録の
可能な高密度、高解像度の記録機能を有する記録媒体が
得られる。
なお、ト述したようにして形成されたD式化合物。
の単分子膜またはその累積膜からなるA層3は、紫外線
を照射することにより、単分子膜またはその累積膜と、
して形成されたD式化合物が重合したものであってもよ
い。
本発明の光記録媒体は、各種の方式の光記録を実施する
ことが可能であるが、以下に光や熱を加えることにより
、記録層の吸収波長が変化して見掛けの色が変化するこ
とを利用する゛ト導体レーザーによる記録の機構につき
簡略に説明する。
D式化合物は、初期にはほぼ無色透明であるが、記録層
に紫外線を照射すると重合し、ポリアセチレン誘導体化
合物へと変化する。この重合は紫外線の照射等によって
起り、単に熱エネルギーを加えるたけでは生じない。こ
の重合の結果、記録層は620〜660nmに最大吸収
波長を存するようになり、青色乃至暗色へと変化する。
この重合に基つく色相の変化は不可逆変化であり、一度
青色乃至暗色へ変化した記録層は無色透明膜へとは戻ら
ない。また、この青色乃至暗色へ変化したポリアセチレ
ン誘導体化合物を約50℃以上に加熱すると今度は約5
40nmに最大吸収波長を仔するようになり、赤色膜へ
と変化する。この変化も不可逆変化である。
したがって、本発明の光記録媒体を用いた光記録は次の
ような機構により実施される。
先ず本発明の記録媒体の記録層全体に紫外線を照射する
と記録層中のDA化合物が重合しポリアセチレン誘導体
化合物へ変化することにより、記録層2は青色乃至暗色
の膜へと変化する。次いで、この記録媒体の所定の位置
に情報信号に応じて点滅する波長800〜850nmの
半導体レーザービーム7を照射すると、ポリアセチレン
誘導体化合物はこのレーザービーム7を吸収しないが、
第3a図に示されるように、8層4中のジエン化合物塩
5はこのレーザービーム7を吸収し発熱する(発熱部位
を8で示した。)このジエン化合物塩4の発熱が各層の
接合面を介してA層3のポリアセチレン誘導体化合物に
伝わり、赤色へと変化する。かくして、第3b図に示さ
れるように、人力情報に応じて記録層上の記録部位9の
色変化による光記録が実施される。
〔発明の効果〕
本発明の光記録媒体の効果を以下に列挙する。
(1)記録層中のD式化合物およびジエン化合物塩がそ
れぞれ(混合)昨分予成またはその累積膜として形成さ
れているので、記録層は高密度で高度な秩序性を有して
おり、したがって高密度で均質な記録が可能である。
(2)記録層が輻射線吸収層と感熱変色層との接合面を
皿板1打するペテロ膜として形成されているので、伝熱
効率が高く極めて高感度である。
(3)大面積の支持体に対しても高度に均質な記録層を
安価に製造することが可能である。
(4)記録層が800〜850r+mの波長域の赤外線
を吸収し発熱するジエン化合物塩を含有しているので、
 800〜850nmの波長域の赤外線を放射する小型
軽量の半導体レーザーを用いた記録が可能である。
(5)光照射による記録層の色相の変化を利用した記録
が可能なので、高速、高感度、高密度な光記録が実施で
きる。
〔実h’ci例〕
以下、本発明を実施例に基づきより詳細に説明する。
実施例1 (静化合物屯分子−膜の作製) 一般式Cl2H2SC三C−C三C−CBH,6−Go
叶て表わされるジアセチレン誘導体化合物をクロロホル
ムにIxlO−3モル/1の濃度で溶解した溶液を、p
Hか(i、5で塩化カドミニウム濃度がlXl0−’モ
ル/lの水相にに展開した。溶媒のクロロホルムを除去
した後、表面圧を一定に保ちながら、十分に清浄し、表
面が親水性となっているガラス基板(既にジエン化合物
塩を含有する羊分予成から構成される累積膜等が形成さ
れている場合を含む)を、水面を横切る方向にト下速度
1.0cm/分で静かに所定の回数−トドさせ(途中、
乾燥工程を実施する)、D^化合物の単分子膜を基板上
に移しとり、単分子−膜またはf11分子累積膜を形成
した。
〔ジエン化合物塩を含有する単分子膜の作製〕前記の化
合物/alで表わされるジエン化合物塩1ffi川部と
アラキシン酸2爪量部をクロロホルムに lXl0−3
モル/lの濃度で溶解した溶液を、pl+か6.5で塩
化カドミニウム濃度か lXl0−3モル/lの水相上
に展開した。溶媒のクロロホルムを除去した後、表面圧
を一定に保ちなから、1分に清浄し、表面か親水性とな
っているガラス基板(既にDA化合物の単分子膜から構
成される累積膜等が形成されている場合を含む)を、水
面を横切る方向に上f速度1 、0cm/分で静かに所
定の回数FFさせ(途中、乾燥工程を実施する)、ジエ
ン化合物塩を含有する単分子膜を基板上に移しとり、単
分子膜または単分子累積膜を形成した。
〔ペテロ累積膜の作製〕
−F記した、DA化合物単小分膜およびジエン化合物塩
を含有する単分子膜の作製プロセスを基本として、これ
らの操作を適宜組合せて実施することにより 8種のへ
テロ累積膜をガラス基板上に作製した。このようにして
作製したベテロ累積II!2(光記録媒体)を第1表に
示した。なお、光記録媒体の構成を示す記号、番号の意
味を下記に例示する。
■G / 20DE/ 60D八/20DEカラス基板
(G)lに、累積度20のジエン化合物塩を含有する単
分子累積膜→累積度60のDA化合物の単分子累積膜→
累積度20のジエン化合物塩を含有する単分子累積膜、
の順で積層して構成された光記録媒体。
■G/fox  (2DE/  6D八)カラス基板(
G)ヒに、累積度2のジエン化合物塩を含有する単分子
累積膜と累積度6のDへ化合物の単分子累積膜との積層
の組合せか、10回繰り返され積層して構成された光記
録媒体。
比較例1 カラス基板上にDA化合物の41層の単分子累積膜のみ
を形成した記録媒体を作製した。
比較例2 カラス基板上にスパッタリンク法により、膜厚1500
人の[;d−Tb−Fcによる輻射線吸収層を設けた。
この基板の輻射線吸収層上に、41層の単分子累積膜を
形成した光記録媒体を作製した。
記録試験1 実施例1および比較例1.2で作成した光記録媒体に2
54nmの紫外線を均一かつ十分に照射し、記録層を青
色膜にした。次に出力3mW、波長830nm、ビーム
径1μmの半導体レーザービームを人力情報にしたがい
、各光記録媒体表面の所定位置に照射(照射時間200
ns/ヒツト)シ、青色の記録層上に赤色の記録画像を
形成した。
この記録結果の評価を第1表に示した。評価は画像解像
度および画像濃度の良否により判定し、特に良好なもの
を◎、良好なものを○、記録ができないあるいは不良な
ものを×とした。また、記録感度は、同じ出力でレーサ
ービームの照射時間を変更したときに、判読可能な変色
記録を実施するのに必要な最小照射時間で評価した。
第1表 比較例3 前記の化合物遂4て表わされるチオジエン化合物塩31
[j ’−:に部とニトロセルロース H1量部とを塩
化メチレン20屯lI七部に溶解した溶液を塗布液とし
調整した。この塗布液をスピナー塗布機に装着したガラ
ス製のディスク基板(厚さ 1 、5mm、直径200
mm )の中央部に少量滴丁した後、所定の回転数て所
定の時間スピナーを回転させ塗布し、常温で乾燥し、基
板上の乾燥後の塗膜の厚みか1000人の光記録媒体を
作成した。
一記録試験2 比較例3の記録媒体について、紫外線照射を実施せずに
直接半導体レーザービームを入力情報にしたがい、記録
試験1と同じ出力で光記録媒体表面の所定位置に照射時
間を種々変更して記録層表面上に照射(照射時間500
ns〜5μs/Iビツト)し、ビットを形成することに
よる記録を実施した。顕微鏡で観察した結果、この光記
録媒体においては、一つのピットを明瞭に形成するには
4μs以北の照射時間を要することが判明した。
実施例2 一般式Cl2H25−Cミ(ニーC=C−C3H16−
Go叶で表わされるジアセチレン誘導体化合物に代え、
一般式CBH17−CE(ニーC=C−C2)(4−(
:0011で表わされるジアセチレン誘導体化合物を用
いたことを除いては、実施例1と同様の方法により光記
録媒体を作成した。
実施例3〜7 化合物A、 lで表わされるジエン化合物塩に代え、化
合物A/lL3、8.12.15および20で表わされ
るジエン化合物塩をそれぞれ用いたことを除いては実施
例1と同様の方法により実施例1の試料番号4と同じ層
構成の光記録媒体を作成した。
記録試験3 実施例2〜8で作成した光記録媒体を用いて、記録試験
1と同様にして記録試験を実施した。この記録結果の評
価を第2表に示した。
第2表
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本発明の光記録媒体の構成を例
示する模式断面図である。第3a図および第3b図は、
本発明の光記録媒体を用いた記録の一態様を例示する模
式断面図である。 1:基板      2:記録層 3:A層(ジアセチレン誘導体化合物含有層)4:8層
      5ニジ工ン化合物塩6:仔機担体分子  
7:レーザービーム8:発熱部位 9:赤色変色部位(記録部位)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくとも親水性部位および疎水性部位を併有する
    ジアセチレン誘導体化合物の単分子膜またはその累積膜
    からなるA層と、下記一般式(1)または(2)で表わ
    される化合物の一種以上を含有してなる単分子膜または
    その累積膜からなるB層とが積層されてなり、かつA層
    とB層との接合面を二以上有してなる記録層を有するこ
    とを特徴とする光記録媒体。 一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 一般式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式中、R^1はアルキル基、置換基を有してもよいフ
    ェニル基またはスチリル基を表わし、R^2およびR^
    6は、隣接した二つの−CH=CH−基と共役二重結合
    系を形成する置換基を有してもよいアリーレン基を表わ
    し、R^3およびR^7は、置換基を有してもよいフェ
    ニル基またはナフチル基を表わし、R^4はアルコキシ
    基を表わし、R^5はアルキル基を表し、Aはアニオン
    残基を表す。) 2)記録層が、A層とB層とが周期的に積層されて構成
    されたものである特許請求の範囲第1項記載の光記録媒
    体。
JP60290487A 1985-08-27 1985-12-25 光記録媒体 Pending JPS62149486A (ja)

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