JPS62149010A - マルチタツプ磁気ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業りの利用分野〉 本発明はマルチタップ磁気ヘッドに関し、１個のヘッド
で良好な消去、記録及び再生を行ない得るよう工夫した
ものである。

〈従来の技術〉 最近開発が進められている電子式：ζチルカメラシステ
ムにおいては、被写体をレンズを介してＣＯＤ等の固体
撮像素子旧に結像させ、この固体撮像素子で電気信号に
変換して磁気記録媒体であるフロッピーディスクにスチ
ル画像として記録している。このため、このシステムに
用いられる磁気記録・再生装首は可及的な小型化を計る
必要があり、磁気ヘッドの数も少ない程好ましいため、
１個の磁気ヘッドで記録、再生、消去を行なうことが検
討されている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、磁気ヘッドによる記録、再生、消去において
は、夫々の場合毎に磁気ヘッドのコイルの最適な巻回数
が異なる。即ち、消去には大きな消去磁界が必要とされ
るので、コイルの巻数は多く必要となり、再生には巻数
が多過ぎると共振点が下がってきて望ましくなく、また
記録には記録電流が歪まないよう記録アンプと磁気ヘン
ドの巻数に依存するインピータンスを適切に選択しなけ
ればならないという問題がある。

本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、１個で記録、
消去、再生を行ない得るとともに、夫々の場合の条件も
良好に満足し得るマルチタップ磁気ヘッドを提供するこ
とをＬｌ的とする。

〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するための本発明の構成は、磁気ヘッド
において、コイルの両端子間から２本のタップを出しコ
イルの巻回数が少ない順に再生用、記録用、消去用若し
くは記録用、再生用、消去用としたことを特徴とする。

〈実施例〉 以下本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。

図に示すように、本実施例のマルチタップ磁気へラドＩ
におけるコイル１は、コア２に巻回されるとともに１両
端子１ａ、　ｌｂ間の途中から引き出された２本のタッ
プｌｃ、　ｌｄを有している。このうち端子１ｂは接地
側の端子で、再生信号はタップｌｄ一端子ｌｂ間から取
り出され、記録信号はタップｌｃ　一端子ｌｂ間に供給
され、消去信号は端子１ａ一端子ｌｂ間に供給される。

即ち、コイルｌは、再生、記録、消去の順に巻数が増大
するようになっている。更に詳言すると、タップｌｄ一
端子ｌｂ間の巻数は共振点が再生信号の周波数帯域外に
くるよう（この場合には再生信号に対する平坦な岡波数
特性が得られる）に、タンプｌｃ一端子ｔｂ間の巻数は
記録信号が歪まないように、また端子Ｌａ一端子ｌｂ間
の巻数は充分大きな消去磁界か得られるように夫々設定
する。

なお、上記実施例においては、タップ１ｄ一端子ｌｂ間
を再生用、タップ１ｃ一端子ｌｂ間を記録用としたが、
この関係は逆転する場合もある。即ち、条件によっては
巻回数が少ない順に記録用、再生用、消去用としても良
い。

〈発明の効果〉 以上実施例とともに具体的に説明したように、本発明に
よればコイルの途中に２個のタップを設けたので１個の
コイルで３種類のｅ５数を自由に選択できるため、１個
の磁気ヘッドで良好な記録、再生、消去を行なうことが
できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の実施例を示す斜視図である。 図面中、 ■は磁気ヘッド、 １はコイル、 ｌａ、　ｌｂは端子、 ｌｃ、　ｌｄはタップ、 ２はコアである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気ヘッドにおいて、コイルの両端子間から２本のタッ
   プを出しコイルの巻回数が少ない順に再生用、記録用、
   消去用若しくは記録用、再生用、消去用としたことを特
   徴とするマルチタップ磁気ヘッド。