JPS6213788A - 燃料ポンプ用車載電源装置 - Google Patents

燃料ポンプ用車載電源装置

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JPS6213788A
JPS6213788A JP60150907A JP15090785A JPS6213788A JP S6213788 A JPS6213788 A JP S6213788A JP 60150907 A JP60150907 A JP 60150907A JP 15090785 A JP15090785 A JP 15090785A JP S6213788 A JPS6213788 A JP S6213788A
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JP
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fuel
fuel pump
rectifier circuit
output
voltage
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Jiro Asai
二郎 浅井
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁石式発電機を発電装置に用い、該発電装置
の電力及び該発電装置によって充電されるバッテリの電
力のうちいずれかの電力で燃料りンク内の燃料をエンジ
ンに供給する燃料ポンプを駆動するようにした燃料ポン
プ用車載電源装置に関する。特には、磁石式発電機とバ
フテリ電力とを切り換えて燃料ポンプの電源とすること
により燃料ポンプを電力ロスの少ない状態で駆動できる
ようにしたものである。
〔従来技術〕
従来装置を第9図に示して説明する。第9図において車
両用交流発電機は巻線式の界磁1を持つものであり、該
車両交流発電機の電機子コイル9に発生した交流出力は
全波整流回路19によって整流されバッテリ5を充電す
るようになっている。
そして、バッテリ5の電力で燃料ポンプ8が駆動される
。該燃料ポンプは直流電動機と容積型ポンプ、例えばロ
ーラチューブポンプとを組み合わせたものからなり、燃
料タンク6内の燃料を圧力調“     祭器20を介
してエンジン7に付属する燃料制御弁21に供給するよ
うになっている。圧力調整器20には燃料ポンプ8から
の燃料配管22が接続されており、余分な燃料は燃料戻
し配管23を介して圧力調整器から燃料タンク6に戻る
ようになっている。そして、燃料制御弁は燃料制御装置
24からの指令によってエンジン7に供給する燃料の流
量を調整制御するようになっている。
ところが、このような従来装置においては、燃料ポンプ
8はバッテリ5の一定電圧で駆動されるためエンジンの
燃料消費量が少ない状態においてもほぼ一定回転で駆動
される。従って、燃料消費量が少なりときには大量の余
分な燃料が燃料戻し配管23を介して燃料タンク内に戻
ることになる。
よって、このような状態では燃料ポンプの消費電力が無
駄となり、ひいてはバッテリ電力の浪費につながるとい
う欠点があった。
くわえて近年の発電装置の動向として界磁に永久磁石を
使用する磁石式発電機が採用される傾向にある。
〔本発明の問題点〕
従って、本発明は磁石式発電機を用いた発電装置におい
て、電力消費の少ない状態で燃料ポンプを駆動し、電力
ロスを少なくするとともに燃料ポンプの余分な回転を少
なくし、この燃料ポンプの寿命等を向上することも可能
な燃料ポンプ用車載電源装置を提供することを目的とす
る。
〔本発明の手段〕
このため、本発明は発電装置の電機子にバッテリを充電
する第1電機子コイルを設けるほかに燃料ポンプを駆動
する出力を発生する第2電機子コイルを独立して設ける
。該第2電機子コイルからの交流出力を電動機用整流回
路を介して燃料ポンプに供給できるようにしたものであ
る。そして、切換手段が設けられ、該切換手段は電動機
用整流回路の主力側に燃料ポンプを接続する動作と、バ
ッテリ側、すなわち電機子コイルの交流出力を整流する
電圧調整整流回路の出力側に燃料ポンプを接続する動作
とを行うようにしたものである。
〔作用〕
本発明の発電装置の電機子には、第1電機子コイルと第
2電機子コイルとが接続されており、該発電装置は界磁
に磁石を用いた磁石式発電機を基礎とするものであるか
ら、エンジンの回転数の上昇にほぼ比例して第2電機子
コイルの交流出力、ひいては電動機用整流回路の直流出
力が変化する。
一方、エンジンの燃料消費量は一般的にエンジンの回転
数の上昇とともに増大する傾向がある。
従って、同様にエンジンの回転数の増大につれて当方電
圧が上昇する電動機用整流回路の出力でもって燃料ポン
プを駆動するようにすれば燃料消費量の増大とともに燃
料ポンプの吐出流量が増加するので、該燃料ポンプを非
常に効率的に駆動できることになる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、燃料ポンプの電源としてエンジンの回
転数の上昇とともに出力電圧値の増大する電動機用整流
回路の出力を使用できるようにしたので、燃料消費量に
見合った回転数で燃料ボンプを駆動でき、電力消費が少
なくかつ無駄な回転の少ない燃料ポンプとすることがで
きる。これにより、バッテリの消費電力が少なくなると
ともに、燃料ポンプ自体の寿命も長くなることが期待で
きるという効果がある。また、電動機用整流回路の出力
の少ない、たとえばエンジンの始動時等には切換手段の
働きでバッテリ側から燃料ポンプが電力を供給されるよ
うにしているので、エンジンのいかなる状態においても
必要かつ充分な燃料を供給できるという効果がある。
〔実施例〕
以下、本発明装置の実施例を示す図面について説明する
第1実施例を示す第1図ないし第3図においてまず説明
する。第1図は該第1実施例の全体構成を示す電気結線
図であり、第2図は該実施例におけるエンジンの回転数
とこのエンジンの回転数の状態における燃料ポンプの供
給能力とを示すグラフである。第3図は第1実施例に用
いた制御回路内のマイクロコンピュータのフローチャー
トである。1は発電機装置4の界磁、2は電機子であり
、第1電機子コイル9と第2電機子コイル11とがそれ
ぞれ独立して巻線されている。第1電機子コイルの交流
出力は電圧調整整流回路3に接続され、該電圧調整整流
回路3は第1電機子コイル9の交流用ツノを位相制御し
、かつ整流することにより、はぼ一定の直流出力を電圧
調整整流回路の出力側12に得ている。25は、電圧調
整整流回路のサイリスタ26を位相制御する位相制御回
路である。
5はバッテリであり、電圧調整整流回路の出力側12に
接続される。27はキースイッチ、28は車載の電気負
荷である。
第2電機子コイル11には電動機用整流回路IOが接続
されており、第2電機子コイルの交流出力を全波整流し
て直流出力を電動機用整流回路の出力側13に送り出す
ようになっている。14は切換手段をなすリレー回路で
あり、リレーコイル29と常閉接点30と常開接点31
とをもっている。
また6は燃料タンク、8は燃料ポンプ、7はエンジン、
21は燃料制御弁、20は圧力調整器、22は燃料配管
、23は燃料戻し配管である。さらに24は燃料制御■
装置であり、燃料制御弁を制御してエンジン7に供給す
る燃料を制御している。
32はエンジン7の回転数信号と燃料制御装置24の出
力信号を入力とし、切換手段14を制御する電子回路で
あり、内部にマイクロコンピュータが設けられている。
以下、作動について説′明する。
バッテリ5の発電装置4による充電は、従来周知である
ので、簡単に説明する。第1電機子コイル9の出力は、
電圧調整整流回路3によって直流にされ、バッテリ5を
充電する。バッテリ5側の直流出力は、キースイッチ2
7を介して車載の電気負荷28に供給される。一方、エ
ンジンが回転しているときに第1電機子コイルから交流
出力が出ると同時に第2電機子コイル11からも交流出
力がでる。そして、この第2電機コイル11には電圧調
整機能をもった整流回路は接続されておらず、単なる全
波整流回路、すなわち電動機用整流回路10が接続され
ているだけであるので、第2電機子コイルに現れた交流
出力は電圧調整されることなく、直流出力として電動機
用整流回路の出力側13に現れる。従って、エンジン7
の回転数が上昇するにつれ、電動機用整流回路の出力側
13の直流出力電圧は増大する。
燃料ポンプ8は直流電動機によって、ローラチューブポ
ンプ等の容積型ポンプを駆動するものからなるため、電
動機用整流回路の出力側13の直流出力が増大すると、
燃料ポンプ内の電動機の回転数も上昇し、燃料ポンプの
燃料供給能力rcc/ s e c Jはエンジン回転
数の上昇につれて上昇する。
上述の燃料ポンプの供給能力の変化とエンジン7の回転
数の関係を示したのが、第2図であり、エンジンの回転
数の上昇につれて燃料ポンプ8の燃料供給能力QIDも
増大する。従って、切換手段の接点を常開接点31側に
投入し、燃料ポンプ8が電動機用整流回路の出力側13
から電力供給を受けるようにすれば、エンジンの燃料消
費量の増加に伴って燃料ポンプ8の燃料供給能力も増加
するので理想的な燃料ポンプの制御が可能となる。
しかし、エンジンの始動時やエンジン回転数が低いにも
かかわらず燃料消費量が大となるエンジンの過渡状態に
おいては、電動機用整流回路の出力側13の直流電圧が
不足する場合が生じる。そこで、燃料消費量と燃料ポン
プ8の燃料供給能力とを対比しながら切換手段を制御す
る回路が必要となる。以下、これについて説明する。
電子回路32はエンジン7からの信号および燃料制御装
置からの信号により切換手段を制御するものであり、内
部にマイクロコンピュータが設けられ該マイクロコンピ
ュータのフローチャートは第3図のようになっている。
すなわち、該マイクロコンピュータはステップ100で
燃料消費量Q0に対応する電圧■。を読み込む。すなわ
ち、該スフ      テ・・プ100では燃料制御装
置24からの信号に基づいて燃料制御装置内で計算され
たエンジンの燃料消費量に対応する電圧値を読み込むの
である。
ここで、燃料制御装置24はたとえば、燃料噴射弁から
なる燃料制御弁21を開閉し、燃料供給量を電子的に制
御するものであり、内部の演算回路によってエンジンの
回転数、あるいはエンジンの空気流量等のパラメータか
ら燃料消費量を演算し、燃料制御弁21を制御するもの
である。
次に、第3図のステップ200においては、ステップ1
00の電圧値V0から燃料消費量Q0を演算する。すな
わち、Qoはvoに比例定数に0を乗じたものである。
次にステップ300においては、エンジン回転数に対応
する■1を読み込む。このエンジン回転数に対応する■
1は、例えばエンジンのイグニッションパルスを積分す
ること等により、容易に検出可能である。
次に第3図のステップ400においては、前述のエンジ
ン回転数に対応する■1から燃料ポンプ8の燃料供給能
力を演算する。すなわち、供給能力Q、はvlと比例定
数に1の積からなる。次に、ステップ500においては
、前述の燃料供給能力Q、と燃料消費量Q0とを比較す
る。ここで、QlがQoより大きい場合は、ステップ6
00に進み切換手段14のリレーコイル29を励磁する
。一方、QlがQoより大きくない場合は、リレーコイ
ル29は非励磁のままの状態とする。
すなわち、電子回路32には燃料消費量Q0と燃料ポン
プの燃料供給能力とを比較して、燃料供給能力が充分な
場合にのみリレーコイル29を励磁し、常開接点31側
に切り換えるものである。
これにより、燃料供給能力Q1が充分な場合には、燃料
ポンプ8は常開接点31を介して電動機用整流回路の出
力側13から電力供給を受けることになる。よって、こ
の状態においては、燃料ポンプ8は燃料消費量の増大に
伴って回転数を増すので、消費電力が少なく無駄な回転
の少ない状態で運転できることになる。
一方、エンジン7の始動直後等、発電装置4の駆動回転
数が少ないにもかかわらず、燃料消費量が比較的多い場
合には、切換手段14内のリレーコイル29は消勢され
た状態のままとなるため、切換手段の切換接点は常閉接
点30側に閉じたままとなり、燃料ポンプ8は電圧調整
整流回路の出力側12、すなわちバッテリ5側から電力
供給を受けることになるので、このような状態において
も、燃料供給不足を生じることなく燃料ポンプ8を運転
できる。
次に、第2実施例を第4図乃至第7図を用いて説明する
この実施例は磁石式発電機の中性点出力によって燃料ポ
ンプ8を駆動できるようにしたものである。上述の第1
実施例よりもさらに細かい供給電力の制御を行うもので
ある。第4図は、前述の第1実施例と同様の電気回路で
あり、第1図と異なる点のみを説明する。電動機用整流
回路1oには中性点ダイオード33.34が接続されて
いる。
従って、電動機用整流回路の出力電圧■、が現れ、一方
、中性点ダイオード33.34の中間点すなわち中性点
出力取出し端子15には電圧vHが現れる。そして、こ
の電圧■ゎとVNとの関係を図示したグラフが第5図で
あり、電圧v8は電圧v0のほぼ1/2の値である。言
い換えれば、中性点出力取出し端子15に現れる電圧は
、電動機用整流回路の出力側13に現れる電圧のほぼ1
/2の電圧であるということができる。
そして、切換手段14内には第1実施例に比べると、選
択回路16が付加されている。すなわち、この選択回路
は常閉接点35と常開接点36とリレーコイル37とを
持つものである。
32はマイクロコンピュータを内蔵する電子回路であり
、このマイクロコンピュータは第7図のフローチャート
で動作する。
第6図は第4図の燃料ポンプ8の燃料供給能力とエンジ
ン7の回転数との関係を示したものである。この第6図
において、QIBで示す破線はバッテリ5側すなわち電
圧調整整流回路の出力側12の電力で燃料ポンプが電源
供給を受けたときの供給能力を示すものであり、はぼ一
定である。QIDは電動機用整流回路の出力側13の直
流出力電圧によって、燃料ポンプ8が燃料供給を受けた
ときの供給能力の変化を示す。またQINは中性点出力
取出し端子15から電源供給を受けたときの燃料ポンプ
8の供給能力の変化を不している。
従って、エンジンの燃料消費量に対応して、この燃料消
費量に適応する供給能力を持つ、電源を切換手段14で
選択すればよいことになる。
以下第7図のフローチャートについて説明する。
第7図において、ステップ101では燃料消費量Q0に
対応する電圧■。が読み込まれる。次に、ステップ20
1では燃料消費量に対応する電圧■。
から燃料消費量Q0が演算される。ここで00はvoと
比例定数に0の積である。
次に、ステップ301では、エンジン7の回転数に対応
する電圧■、が読み込まれる。さらに、ステップ401
では、エンジン回転数に対応する電圧vIから第1供給
能力が演算される。この第1供給能力Q1は電圧■1と
比例定数に1との積である。そして、この第1供給能力
Q1は第6図の供給能力QIDに対応する。
なお、ステップ301.401におけるエンジン回転数
に対応する■、は、電動機用整流回路の出力側13の出
力電圧、すなわち第4図のVDに対応する電圧である。
ステップ501では、第4図の中性点出力電圧vNに対
応する電圧v2から、第2供給能力Q2が演算される。
ここで、Q2は第6図の供給能力QINに対応するもの
であり、電圧v2と比例定数に2の積からなる。
次に、ステップ601においては、第2供給能力Q2と
燃料消費量Q0とが比較され、Q2がQoより大きいと
きにはステップ701にすすみ、第4図の切換手段14
内のリレーコイル37が励磁される。一方、Q2がQo
より大きくないときにはステップ801にすすみ、第1
供給能力Q、と燃料消費量Q0とが比較される。ここで
、QIがQoより大きいときには、ステップ901にす
すみ、第4図の切換手段14内のリレーコイル29が励
磁される。ここで、QIがQoより大きくないときには
ステップ1001にすすみ、リレーコイル37.29と
もに非励磁の状態に保たれる。
すなわち、電子回路32内のマイクロコンピュータにお
いてはエンジン7の燃料消費量と燃料ポンプの供給能力
、すなわち中性点出力を利用した第2供給能力と電動機
用整流回路の出力側13の電圧を用いた第1供給能力と
を演算して、これらの第1.第2の供給能力と燃料消費
量との関係から切換手段14内のリレー回路を制御する
ものである。そして、第2供給能力すなわち、中性点出
力電圧を用いた場合の供給能力が、燃料消費量を上回る
時には、コイル37が励磁され、常開接点36を介して
中性点出力取出し端子15の電圧が燃料ポンプ8に印加
される。これにより、燃料ポンプ8は比較的低い電圧供
給を受け、低い回転数で回転し、少ない燃料をエンジン
7に供給するが、このときにはエンジン7の燃料消費量
も少ないので、充分な燃料を供給できていることになる
一方、エンジン7の燃料消費量が増大し、第1供給能力
すなわち電動機用整流回路の出力側13の全電圧を前記
燃料ポンプ8に加えたときの供給能力でないと燃料消費
量を上回らない燃料消費量が比較的多い状態においては
、コイル29が励磁され、常開接点31が閉成するので
、電動機用整流回路の出力側13の電圧は常開接点31
と常閉接点35とを介して燃料ポンプに8に印加され比
較的高い回転数で燃料ポンプが駆動される。
一方、第1供給能力および第2供給能力ともに低いエン
ジンの始動時、あるいは過渡的なエンジンの状態におい
ては、燃料消費量が第1供給能力、第2供給能力を上回
るため、燃料ポンプ8はバッテリ5側から電力供給を受
ける必要が生じる。すなわち、この場合にはステップ1
001で示したようにコイル37.29ともに非励磁で
あり、第4図に図示の状態であって、バッテリ5側から
の電力はキースイッチ27を介して常閉接点30に至り
、常閉接点35を介して燃料ポンプ8に印加される。
すなわち、以上述べた第2実施例をなす第4図の回路に
おいては、中性点出力を用いてさらにき)      
め細かく燃料ポンプを制御するようにしたものであるの
で、燃料ポンプの電力消費量をさらに少なくすることが
できる。
次に、第3実施例を第8図に示して説明する。
この第3実施例は切換手段としてダイオード17を使用
したものである。すなわち、ダイオード17は電圧調整
整流回路の出力側12すなわちバッテリ5側と電動機用
整流回路の出力側13とを接続するものであり、バッテ
リ5側の電圧はキースイッチ27とダイオード17を介
して常に電動機用整流回路の出力側13に印加されてい
る。したがって、第2電機子コイルの交流出力電圧が充
分に高くなって電動機用整流回路の出力側13すなわち
、全波整流回路37の出力電圧がバッテリ5の出力電圧
よりも充分に高くなったときのみ、全波整流回路37の
ダイオードが導通状態となって、第2電機子コイル11
の出力が取り出されるものである。
従って、第2電機子コイル11の交流出力電圧が低いと
き、すなわち、エンジン7の回転数が低く、発電装置4
の駆動回転数が低いときには、燃料ポンプ8はバッテリ
5からキースイッチ27さらにダイオード17を介して
電源供給を受は回転する。すなわち、エンジンの始動時
等にはバッチIJ 5の電力で回転するわけであるが、
このような状aにおいては、エンジン回転数が比較的低
いので、燃料消費量も少なくバッテリの供給電力で充分
である。
この第3実施例の燃料ポンプの特性は第1実施例や第2
実施例とは異なり、バッテリ電圧よりも高い電圧を受け
て燃料を充分にエンジンに供給するように設計されてい
る。したがって、エンジン回転数が低い時にはダイオー
ド17を介するバッテリ電力で電源供給を受けるが、そ
れ以外のときはバッテリ電圧よりも高い電圧で電源供給
をうけ燃料を供給する。すなわち、エンジン回転数が上
昇し、燃料消費量が増大したときには、燃料ポンプ8は
全波整流回路37のダイオードを通して第2電機子コイ
ル11の電力を供給され、バッテリで駆動されるときよ
りも高速回転し、充分な燃料をエンジンに供給するもの
である。
そしてこの第3実施例の特徴は切換手段の回路構成が単
純であって、ダイオードのみで対処できる点にある。
以上述べたように本発明においては、一般的にエンジン
回転数が上昇すると増大するエンジンの燃料消費量に見
合った回転数で燃料ポンプを駆動できるという効果があ
り、この燃料ポンプの駆動電源として、磁石式発電機を
利用しているから、エンジン回転数が上昇すれば、磁石
式発電機の出力もほぼ比例して増大するという特性があ
るのでこの特性が燃料ポンプ8の駆動電源として活用さ
れることになる。したがって、比較的回路構成が簡単な
状態で燃料ポンプの可変電圧制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の第1実施例を示す全体回路構成図
、第2図は第1図に用いた燃料ポンプの供給能力の変化
を横軸にエンジン回転数をとって示したグラフ、第3図
は第1図の電子回路で採用するマイクロコンピュータの
フローチャート、第4図は本発明装置の第2実施例を示
す全体回路図、第5図は、第4図図示回路の第2電機子
コイル側の直流出力電圧を示す電圧特性図、第6図は第
4図に用いた燃料ポンプの燃料供給能力の変化を示すグ
ラフ、第7図は第4図に用いた電子回路内の・ マイク
ロコンピュータのフローチャート、第8図は本発明装置
の第3実施例を示す全体回路図、第9図は従来装置を示
す全体回路図である。 l・・・界磁、2・・・電機子、3・・・電圧調整整流
回路。 4・・・発電装置、5・・・バッテリ、6・・・燃料タ
ンク。 7・・・エンジン、8・・・燃料ポンプ、9・・・第1
電機子コイル、10・・・電動機用整流回路、11・・
・第2電機子コイル、12・・・電圧調整整流回路の出
力側。 13・・・電動機用整流回路の出力側、14・・・切換
手段、15・・・中性点出力取出し端子、16・・・選
択回路、17・・・ダイオード。 代理人弁理士  岡 部   隆 第1図 →工ンシ゛ン/)0社1欠 (rpm)第2図 第3図 第4図 →時開 第5図 第6図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)界磁に磁石を有し該界磁の磁束と鎖交することに
    より交流電圧を発生する電機子を有し、該電機子の交流
    出力を電圧調整するとともに整流する電圧調整整流回路
    を有する車載の発電装置、および該発電装置によって充
    電されるバッテリ、回転することにより燃料タンク内の
    燃料をエンジンに供給する直流電動機駆動式の燃料ポン
    プを備えた燃料ポンプ用車載電源装置において、 前記発電装置の電機子には、前記電圧調整整流回路を介
    して前記バッテリを充電する第1電機子コイルと、電動
    機用整流回路を介して前記燃料ポンプを駆動する出力を
    発生する第2電機子コイルとを有し、かつ前記燃料ポン
    プには該燃料ポンプへの供給電力を前記電圧調整整流回
    路の出力側および前記電動機用整流回路の出力側のうち
    いずれか一方からの電力とする切換手段が接続されてい
    ることを特徴とする燃料ポンプ用車載電源装置。
  2. (2)前記第2電機子コイルはY結線されており、前記
    電動機用整流回路は前記第2電機子コイルの中性点出力
    取出し端子を持ち、前記切換手段は前記中性点出力取出
    し端子を前記燃料ポンプに接続する選択回路を持つこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の燃料ポンプ用
    車載電源装置。
  3. (3)前記切換手段は前記電動機用整流回路の出力側と
    前記電圧調整整流回路の出力側とを結ぶダイオードから
    成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の燃料
    ポンプ用車載電源装置。
JP60150907A 1985-07-09 1985-07-09 燃料ポンプ用車載電源装置 Pending JPS6213788A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4986860A (en) * 1987-09-18 1991-01-22 Kyowa Leather Cloth Co., Ltd. Method for producing a laminated material
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