JPS6213767Y2 - - Google Patents

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JPS6213767Y2
JPS6213767Y2 JP15683179U JP15683179U JPS6213767Y2 JP S6213767 Y2 JPS6213767 Y2 JP S6213767Y2 JP 15683179 U JP15683179 U JP 15683179U JP 15683179 U JP15683179 U JP 15683179U JP S6213767 Y2 JPS6213767 Y2 JP S6213767Y2
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JP
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molded
parting
decorative
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groove
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JP15683179U
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JPS5674721U (ja
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Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多部品一体成形構造の射出成形品に関
するものである。
例えば自動車用の合成樹脂製バンパーは樹脂製
本体の表面に装飾部品(モール、オーナメント、
グリル等)を設け、外観性の向上等をはかつてい
るが、この装飾部品は通常本体表面に嵌着又は接
着或はボルト、ナツト、スクリユー、リベツト等
の機械的手段により取付けられるのが普通(例え
ば実開昭53−105247号公報参照)である。
或は又装飾部品を用いないで、本体表面に部分
的にホツトスタンプ、又は全体メツキに部分塗装
等の手段を施して本体表面自体に装飾部を形成す
る方法も従来より用いられている。
このような従来の方法は、いずれも工数やコス
トがかさむと言う欠点を有している。
このような工数及びコスト面での欠点は、本体
の射出成形時装飾部品を一体にモールドさせて一
体結合することができれば解消することができる
が、別に成形された装飾部品を本体の成形型内に
セツトして本体の原料を注入すると、その注入圧
が非常に高く且つ原料の粘度が低いために、バリ
等となつて装飾部品の表面にまで原料が流出して
しまい、外観上不体裁となつてしまう。
本考案は上記のような一体射出成形にて形成し
た場合不体裁となることのない成形品の構造を提
供することを目的とするもので、以下附図実施例
につき説明する。
第1図及び第2図は本考案を自動車用バンパー
に適用した例を示しており、1は本体部品、2は
装飾部品であり、該装飾部品2は予じめ別に成形
され、本体部品1の射出成形時その成形型内にセ
ツトされて装飾部品2の一部が本体部品1内にモ
ールドされた状態で一体結合成形される。
装飾部品2は本体部品1にモールドされるべき
部分2bを表面部2aより大きく凹ました形状に
構成され、本体部品1にモールドされた状態にお
いてその見切り部に全周にわたり見切り溝3が形
成され、該見切り部が本体部品1の表面1a及び
装飾部品2の表面2aよりかなり奥まつた位置と
なるよう構成されている。
更に、前記見切り溝3の底部となる装飾部品2
の2b部の表面と見切り溝3の外壁となる本体部
品1の面とが接する部分には、連続した見切り線
を形成する小溝が、後述する下型4の刃形部42
にて加工構成されている。
上記のような構成をもつた成形品の成形作業を
第3図について説明する。
第3図において4は下型、5は上型を示し、下
型4には装飾部品2の位置規制保持部41及び見
切り部にあたる部分の周囲に突設した刃形部42
を有する構造に構成され、又上型5には上記刃形
部42に対向するよう突出した加圧保持部51が
所定の間隙をおいて多数設けられている。
上記の成形型内に装飾部品2を位置規制保持部
41にて位置決めした状態でセツトし型締めす
る。
すると装飾部品2の2b部は加圧保持部51に
押圧されて刃形部42が噛み込んだ状態となる。
そこで型内に原料を注入して本体部品1の表面
部に装飾部品2の2b部外周がモールドされ2部
品が一体的に結合された成形品を得る。
このようにして構成された成形品は、前述した
ように見切り線は見切り溝3の奥まつた位置にあ
り、見切り線は外観上目立つことがないので、た
とえ該見切り線に幾らかのバリが生じたとしても
外観的には全く問題となることがなく、かえつて
上記見切り溝3がデザイン上全体的なアクセント
となつて新鮮なる感覚と奥行き感をかもし出すと
言う効果を生じる。
又上記のように装飾部材2に大きな段差を設け
たことにより、第3図示のようにこれを成形型に
セツトするとき該段差部が位置規制部としての機
能を有し、且つ見切り溝3の奥の方は外観上ほと
んど見えないところとなるので、第3図のように
刃形部を噛み込ませて幾分の噛み込み傷あとがで
きても問題とはならず、従つて該噛み込みにより
原料の流出を防止し得るという効果をもたらし得
る。
尚本本考は上記実施例のような自動車用バンパ
ーに限らず、他の成形部品を一部モールドした状
態で一体に射出成形(反応射出成形を含む)され
るべきあらゆる成形品に適用可能なることは言う
までもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動車用バンパーに適用した
一実施例を示す斜視図、第2図は第1図のA−A
線断面図、第3図は第1図のものの成形態様を示
す断面図である。 1……本体部品、2……装飾部品、1a,2a
……表面部、2b……モールドされるべき部分、
3……見切り溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体部品に他の成形部品の一部をモールドした
    状態で一体成形される射出成形品において、本体
    部品と他成形部品の見切り部に表面部より凹陥し
    た見切り溝を連続して設け、該見切り溝底部の見
    切り部に見切り溝側壁に沿つて連続した見切り線
    を形成する小溝を設けたことを特徴とする多部品
    一体成形構造の射出成形品。
JP15683179U 1979-11-12 1979-11-12 Expired JPS6213767Y2 (ja)

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JP15683179U JPS6213767Y2 (ja) 1979-11-12 1979-11-12

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JPS5674721U JPS5674721U (ja) 1981-06-18
JPS6213767Y2 true JPS6213767Y2 (ja) 1987-04-09

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006051926A (ja) * 2004-07-16 2006-02-23 Yamaha Motor Co Ltd 鞍乗型車両の車体被覆用カバー、それを備えた鞍乗型車両、及び鞍乗型車両の車体被覆用カバーの製造方法
JP5842793B2 (ja) * 2012-11-17 2016-01-13 豊田合成株式会社 成形品の成形方法

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JPS5674721U (ja) 1981-06-18

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