JPS6213747A - 内燃機関の燃料供給遮断装置 - Google Patents

内燃機関の燃料供給遮断装置

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JPS6213747A
JPS6213747A JP60151382A JP15138285A JPS6213747A JP S6213747 A JPS6213747 A JP S6213747A JP 60151382 A JP60151382 A JP 60151382A JP 15138285 A JP15138285 A JP 15138285A JP S6213747 A JPS6213747 A JP S6213747A
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JP
Japan
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fuel
throttle valve
switch
cut
neutral
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JP60151382A
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English (en)
Inventor
Hiroki Kawajiri
川尻 弘樹
Kyugo Hamai
浜井 九五
Junichi Yokoyama
淳一 横山
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、自動車等の内燃機関において、高速からの
減速走行時等に燃焼室への燃料の供給を遮断する燃料供
給遮断装置に関する。
〔従来の技術〕
自動車等の内燃機関において、排出する炭化水素(HC
)などの有害なガスを少なくしたり、燃料を節約したり
するため、高速かへの減速走行時等に燃料の供給を遮断
することが行なわれている(昭和58年6月 東洋工業
株式会社発行「ファミリア整備書」参照)。
そして、このような従来の燃料供給遮断装置としては、
例えば第6図に示すようなものがある。
これを説明すると、1はイグニッションスイッチであり
、このスイッチを経てバッテリ7からイグニッションコ
イル等へ給電される。
2は絞り弁状態判別手段としてのスロットルスインチで
あり、アクセルペダルが踏み込まれて絞り弁が開いてい
るときはONになっており、アクセルペダルが放されて
絞り弁開度が所定値以下になったときOFFとなる。
3はニュートラル判別手段としてのニュートラルスイッ
チであり、トランスミッションのギヤ位置がニュートラ
ルのときONになり、ニュートラル以外のときOFFと
なる。
4はクラッチ断接判別手段としてのクラッチスイッチで
あり、クラッチが離れているときにONとなり、クラッ
チが継がっているときOFFとなる。
5は電子制御式キャブレターコントロールユニット(以
下rECCコントロールユニット」という)、6はこの
FCCコントロールユニット5の出力によって駆動制御
されて消勢又は付勢されるスローカットソレノイドであ
り、気化器のスロー□     系燃料通路に設けたス
ローカットバルブ(図示せず)を開閉させて、付勢時に
スロー系による燃料の供給を遮断(以下[フューエルカ
ットJという)する。
FCCコントロールユニット5は、スロットルスイッチ
2.ニュートラルスイッチ3.クラッチスイッチ4と接
続されるほか、イグニッションコイルとも接続されてい
るが、その理由は、イグニッションコイルの1次回路断
続信号よりエンジン回転数を検出し、各スイッチ2.3
.4のON。
OFF情報と共にそのエンジン回転数の情報もフューエ
ルカット条件を判別するための情報として使用するため
である。
さて、このような従来の燃料供給遮断装置によるフュー
エルカット条件は、第1表に示すようになされている。
これを論理図に表わしたのが第7図(A)、(B)であ
る。
なお、エンジン回転数(N)とフューエルカット条件と
の間には、第8図(A)に示すようなヒステリシスの関
係を持たせである。すなわち、エンジン回転数が小さい
ときはフューエルカットせず、それが215Orpm以
上になるとフューエルカットをする。、回転数が215
0rpm以上の値から下ってくる場合には、200Or
pmまではフューエルカットを継続し、それ以下になる
とフューエルカットを止める。
第8図(B)は、エンジン回転数(N)の時間(1)に
対する変化と、それに対応するフューエルカットの状態
を示す。
第1表 従来のフューエルカット条件 一方、キャブレタ内の絞り弁の開度とスロットルスイッ
チ2のON・OFFとの関係は、第9図(A)のような
ヒステリシスの関係となっている。
絞り弁開度が7.5度より小さいときは、スロットルス
イッチ2はOFFであるが、それが大きくなるとONに
なる。また、 7.5度以上の値から閉じてくる場合、
7度まではONのままであり、それ以下になるとOFF
になる。このヒステリシスの幅は機械的構造からくる制
約により決まり、比較的狭い。
第9図(B)は絞り弁開度の時間(1)に対する変化と
、それに対応するスロットルスイッチ2のON・OFF
状態を示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の内燃機関の燃料供給遮
断装置(フューエルカット装置)にあっては、スロット
ルスイッチのON・OFF状態をそのままフューエルカ
ットするかしないかの判別情報としており、しかもスロ
ットルスイッチは単なる機械式接点からなる構造でヒス
テリシスが少ないため、減速時、特に連続降板のような
運転条件で、運転者が車速を維持しようとしてアクセル
をほんの僅かだけ踏み、その結果、絞り弁開度がスロッ
トルスイッチ2のON・○FF切替開度付近(第9図に
示すように1例えば7°〜7.5″′付近)に保たれた
時、スローカットソレノイド6が消勢(フューエルカッ
トする)と付勢(フューエルカットしない)を繰り返す
そのため、エンジンの出力(P i)あるいは軸トルク
の変動を来たすと共に、車両がガクガク振動したり、減
速感にうねりが生ずるなどして運転性が悪くなるといっ
た問題点があった。
また、このようなコーステイング状態では、充填効果が
低いために燃焼が遅く、不用意にフューエルカットを解
除して燃料を供給すると、未燃の炭化水素(HC)の排
出と、それによる触媒温度の上昇を招くという問題点も
あった。
ここで、前述のような運転状況の時に、スローカットソ
レノイドが消勢と付勢を繰り返す理由について説明する
このような運転状況では、クラッチは勿論継がれており
、トランスミッションギアの位置はニュートラルではな
いから、第6図のクラッチスイッチ4とニュートラルス
イッチ3はいずれもOFFである。また、車速を維持し
ようとして走っているから、エンジン回転数は2150
rpI11以上である。
このように条件下において、第1表及び第7図から明ら
かなように、フューエルカットするかしないかはスロッ
トルスイッチ2がOFFかONかによって決まる。
ところが、運転者がアクセルを一定に保っていても、絞
り弁はそれ自体で僅かの角度だが振動する。したがって
、絞り弁開度がスロットルスイッチ2のON、OFF切
替角度付近に維持される場合、この振動によって、つま
り運転者の意志に関係なく、スロットルスイッチ2がO
NになったりOFFになったりする。
この動作状況を第10図に示す。第10図(a)は絞り
弁開度の変化を示す。まず減速すると開度が減少され、
スロットルスイッチ2のON、OFF切替開度付近に維
持される。しかし、その状態でも絞り弁自体の振動によ
り若干開度が変動する。
図では説明を分り易くするために、その変動を多少誇張
して描いである。その後、別の運転状態に入るためにア
クセルが踏み込まれると、絞り弁開度は増大される。
このような絞り弁開度の変化に対応して、スロットルス
イッチ2は、第10図(b)に示すように0N−OFF
を繰り返すので、スローカットソレノイド6も同図(c
)に示すようにカット(消勢)とりカバ(付勢)を繰り
返すことになる。
この発明は、このような現象により発生する前述した種
々の問題点を解決することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この発明による内燃機関の燃料供給遮断装置
は、絞り弁自体の振動により、フューエルカットが行な
われたり解除されたりすることを回蒜避するために、運
転者の意志によってアクセルが踏み込まれた場合の絞り
弁の動きと、それ以外の動きとを判別する踏込判別手段
を従来の装置に追加し、制御手段が絞り弁の状態とクラ
ッチの状態とエンジン回転数に加えて上記踏込判別手段
の判別結果によって、フューエルカット及びその解除条
件を判断して、燃料遮断手段(フューエルカットソレノ
イド)を駆動制御するようにしたものである。
〔実 施 例〕
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、この発明の一実施例を示すシステム構成図で
あり、第6図に示した従来のものと異なる点は、絞り弁
10の動きを監視して、振動による弁開度の変動と運転
者の意志によってなされた踏み込みによる弁開度の変動
とを判別する手段として踏込判別回路20を追加し、制
御手段であるFCCコントロールユニット15が、この
踏込判別回路20の判別結果を示す信号をも入力して、
フューエルカット及びその解除条件を判断して。
燃料遮断手段であるスローカットソレノイド6を駆動制
御するようにした点である。
なお、11はポテンショメータ、12はキャブレターで
あり、ポテンショメータ11は、絞り弁10の開度に応
じた電圧を出力し、その電圧信号を踏込判別回路20に
入力にする。その他の構成は第6図の従来例と同様であ
るので、その説明を省略する。
このフューエルカット装置の作動条件は第2表に示す通
りである。
第2表  この発明によるフューエルカット条件これを
従来装置の作動条件(第1表)と比較すると、フューエ
ルカットを「する」作動条件と、「しない」作動条件は
同じであるが、新たに「フューエルカット解除」の作動
条件を規定した点が異なっている。
つまり、一旦フニーニルカットを開始したら、この「カ
ット解除」条件を満たさない限り解除しない。
この第2表の作動条件を図解したのが第3図であるが、
(A)の条件でフューエルカットを開始してから、(C
)の条件でフューエルカットをしない状態に移るには、
必ず(B)の条件でフューエルカットを解除しなければ
ならないようにしたものである。
次に、踏込判別回路20の構成の一例を第2図に示す。
ポテンショメータ11からの電圧信号は2入力端子IN
からまず微分回路21へ入力する。
この微分回路21は、例えば第1の微分回路211とコ
ンパレータ212と第2の微分回路213の組合せによ
って構成される。
微分回路21の出力は、コンパレータを用いた波形整形
回路22.24へそれぞれ送られる。そして、波形整形
回路22の出力は1反転・クランプ回路23を経て単安
定マルチバイブレータ25に送られ、波形整形回路24
の出力は、上記単安定マルチバイブレータ25ともう1
つの単安定マルチバイブレータ26へ送られ、これらを
トリガする。
単安定マルチバイブレータ25は、クリア可能なもので
あり、反転・クランプ回路23からの出力でクリヤされ
て元の状態に戻る。単安定マルチバイブレータ26は、
一旦トリガされてパルスを出力し始めたが、まだ所定幅
のパルスを出し終らないうちに次のトリガ入力されると
、その時点から起算して所定幅のパルスを新たに出力し
始める、所謂再トリガ可能な単安定マルチバイブレータ
である。
そして、この単安定マルチバイブレータ26の出力は、
単安定マルチバイブレータ27へ送られ。
その出力と単安定マルチバイブレータ25の出力とをA
ND回路28へ入力させてアンドをとり、このAND回
路28の出力が、第1図の踏込判別回路20の出力とし
てFCCコントロールユニットへ送られる。
次に、このように構成された踏込判別回路20の動作を
説明する。運転状態としては、従来技術の説明の時と同
じ状況を考える。
すなわち、減速時で特に連続降板時のような運転条件下
で、運転者が車速を維持しようとしてアクセルをほんの
僅かだけ踏み、その結果、絞り弁開度がスロットルスイ
ッチ2の0N−OFFの切替開度付近(7°〜7.5°
付近、第9図参照)に保たれているという状態を含む運
転状況である。
第4図は、この踏込判別回路20の動作を説明するため
の波形図であり、(a)は絞り弁の開度変化を示す。
アクセルを緩めて減速すると、絞り弁開度は減少され、
第1図のスロットルスイッチ2のON・OFF切替開度
付近に維持されるが、絞り弁自体の振動により若干開度
が変動する。それによって。
スロットルスイッチ2は第4図(b)に示すようにON
・OFFを繰り返す。その後、別の運転状態に入るため
にアクセルが踏み込まれると、絞り弁の開度は増大され
る。
先にも述べたように、ポテンショメータ11の出力電圧
はこの絞り弁開度に応じた電圧となるようにしであるか
ら、絞り弁開度の変化と略同様に変化する。
したがって、この電圧信号が入力される第2図の微分回
路21における第1の微分回路211の出力は、第4図
(c)に示すようになる。そして、コンパレータ212
として入力が正か負かによって出力が反転するもの寺を
用いると、その出力は同図(d)に示すようになる。こ
れを第2の微分回路213で微分すると、同図(e)に
示すように同図(、)の波形の谷のところで正パルス、
山のところで負パルスとなるパルス出力が得られる。
この微分回路21の時定数は1次の波形整形回路22.
24とのマツチングも考慮して、絞り弁の最短振動周期
程度にすると良い。
波形整形回路24は、微分回路21の出力パルスのうち
、正のパルスがレベルAを越える期間だけ、第4図(f
)に示すように正の矩形パルスを出力する。一方、波形
整形回路22は、同図(e)の負のパルスがレベルBを
下まわる期間だけ同図(g)に示すように正の矩形パル
スを出力する。
この場合、レベルA、Bの値は、微分回路21から出力
される第4図(e)の正、負のパルスの根元の広がり方
(これは微分回路21の時定数に関係する)および波形
整形パルスとして次段の回路の動作に支障を及ぼさない
ためにはどの位のパルス幅が必要か等を考慮して適宜法
めればよい。
波形整形回路22の出力は、反転・クランプ回路23に
より1反転されて例えばOv〜5vにクランプされる。
なお、反転するだけで次段の回路を動作させ゛るのに支
障のない大きさのパルスが得られるようであれば、クラ
ンプ回路は省略してもよい。
単安定マルチバイブレータ26は、波形整形回路24の
出力によってトリガされる。その出力パルス幅τ!は、
絞り弁の振動周期と略等しくする。
その理由は、絞り弁開度の変動の谷によって一度単安定
マルチバイブレータ26がトリガされたら、この変動は
、絞り弁の振動によるものではないかと疑って、少くと
もその振動周期一周期分は様子を見て、「踏込みありj
との判別信号を出さないようにするためである。
もし振動によるものであったら、次の谷がやってくるま
での間には必ず山がやってきて、単安定マルチバイブレ
ータ25がクリヤされる筈であるから、それにより「振
動だった」と判別するのである。
この単安定マルチバイブレータ26は、第4図(i)に
示すように1幅τ1の出力パルスがまだ終らないうちに
次のトリガパルスがやってくれば再トリガされ、そこか
ら幅τlの新たな出力パルスを出し始める。これは常に
最新の谷からτ1の間だけ様子を見るようにするためで
ある。
単安定マルチバイブレータ27は、単安定マルチバイブ
レータ26の出力パルスの立下りエツジによってトリガ
されて第4図(j)に示すようなパルスを出力し、この
出力パルス幅で2は、この幅が踏込判別回路の出力信号
幅となるから、FCCコントロールユニット5での判断
に必要な時間分の幅とする。
単安定マルチバイブレータ25は、波形整形回路24の
出力(第4図(f))でトリガされ、反転・クランプ回
路2!1の出力(第4図(h))でクリヤされ、第4図
(k)に示すように、同図(a)の波形の谷のところで
トリガされ、山のところでクリヤされる矩形パルスを出
力する。
反転・クランプ回路23からクリヤ信号が来ない時のパ
ルス幅τ3を、τ3=τi+τ2と設定する。ここで、
τ2を付加えたのは、第4図(j)のパルスとの間でア
ンドをとるためである。そして、パルス幅で3のパルス
が完全に出力された場合には、ポテンショ電圧変動の谷
のところから始まって、絞り弁の振動周期の一周期(τ
1)以上の間、山がひとつもなかったということになる
これにより、その時の変動は振動によるものではなく、
運転者の意志によるものであったと判別する。そのため
、単安定マルチバイブレータ27と26の出力パルスの
アンドをAND回路28によってとり、踏込判別信号を
出力するのである。
第4図(a)の「踏み込み前」の範囲にあっては、絞り
弁が振動しているだけであるから、谷が来てからτ、の
間には必ず山がやって来るが、「踏み込み」後の範囲に
あっては、最後の谷のところからで1の間待っていても
山は来ないから、第4図(Q)に示すように、ここで初
めて踏込判別信号が出力される。
したがって、減速時にスロットルスイッチ2がOFFに
なった時、ECCコントロールユニット15によってス
ローカットソレノイド6がOFFにされてフューエルカ
ット状態になっていると、この信号がECCコントロー
ルユニット15に入力された時、スローカットソレノイ
ド6がONに1     されてフューエルカット状態
が解除され、フューエルカットしない状態に入る。この
スローカットソレノイド6の動作状態を第4図(m)に
示す。
このようにスローカットソレノイド6を制御することに
よって、車両のガクガク振動等を消失させることができ
る。
なお、この実施例では前記したように、ポテンシゴ電圧
の谷の時点から期間τlの間だけ様子を見て判別するよ
うにしたため、最大でτ1の遅れ時間が生じることにな
る。したがって、τ′1を大きく設定すると、振動かど
うかを判断するための期間が長くなり1判別結果の確実
性は増すものの遅れ時間が大きくなるため、アクセルを
踏み込んだ時にフューエルカット状態が解除されるまで
の時間が長くなってしまう。
そこで、τ1の値は絞り弁の振動周期に略等しく設定す
るのが適当なのである。
第5図は気化器の燃料供給状態の概要を示す。
tlはアクセルを踏み込んだ時点を示し、t2はある一
定のところまで踏み込み、その位置を維持し始めた時点
を示す。
第S図(d)、(e)に於て、Aは本発明の場合。
Bは従来装置の場合、Cはフューエルカットをしない場
合の変化を示す。 これらの間では、時点t1以前にお
けるスロー系統からの供給状態が異なる。
フューエルカットをしないCの場合は、スロー系統から
多量の燃料が供給されるが、フューエルカットをする従
来装置の場合Bでは、絞り弁の振動に応じて間欠的に燃
料が供給される。そして本発明の場合Aでは、全く供給
されない。
アクセルが踏み込まれた時点tl以後のスロー系統から
の燃料供給の立上りは1本発明の場合Aが従来装置の場
合BよりtL  だけ遅れているが、これは前述の理由
によるものである。
なお、この実施例では、微分回路21によりポテンショ
メータ11の電圧変動の山と谷の部分でパルスを出すよ
うにしているが、必ずしも山と谷の部分で出す必要はな
く、他の部分で出すようにしてもよい。
ポテンショメータ11の取付精度を管理し、絞り弁開度
とポテンショメータ出力電圧との関係が明らかな場合は
、ポテンショメータの出力電圧が例えば絞り弁開度7°
、7.5°に対応する電圧になったことを検出するコン
パレータを微分回路21の前段に設けてもよい。この場
合、ポテンショメータ11に供給する電圧は、ECCコ
ントロールユニット15から得られる定電圧を利用する
ことができる。
〔発明の効果〕
以上説明してきたように、この発明による内燃機関の燃
料供給遮断装置は、絞り弁の開度変動が運転者の意志に
よるものか否かを判別する踏込判別回路を加え、絞り弁
状態とクラッチの断接状態とトランスミッション位置と
エンジン回転数とこの踏込判別結果とによって、燃料の
遮断及びその解除条件を判断して燃料遮断手段を駆動制
御するようにしたので、絞り弁開度の変動により頻繁に
フューエルカットと解除をくり返すようなことがなくな
り、絞り弁の振動に起因するエンジン出力の変動、軸ト
ルクの変動を防ぐことができる。
そのため、減速時で特に連続降板のような運転条件下で
も、車両がガクガク振動したり、減速感にうねりが生ず
ることがなくなり、運転性が向上する。
また、燃焼の遅いコーステイング状態でのフューエルカ
ットがやたらに解除されないので、それだけ未燃炭化水
素(HC)の排出が少なくなると共に、それによる触媒
温度の上昇を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すシステム構成図。 第2図は第1図中の踏込判別回路20の詳細を示すブロ
ック図、 第3図は本発明におけるフューエルカット動作の論理図
、 第4図は第2図の踏込判別回路の作用説明のための各部
の信号波形を示す波形図、 第5図は気化器の燃料供給状態を示す図、第6図は従来
の内燃機関の燃料供給遮断装置の一例を示すシステム構
成図、 第7図は同じくそのフューエルカット動作の論理図、 第8図はエンジン回転数とフューエルカット動作との関
係を示す動作特性図、 第9図は絞り弁開度とスロットルスイッチのON・OF
F動作の関係を示す動作特性図、 第10図は第6図の従来例の動作を説明するための信号
波形図である。 1・・・イグニッションスイッチ 2・・・スロットルスイッチ(絞り弁状態判別手段)3
・・・ニュートラルスイッチにュートラル判別手段) 4・・・クラッチスイッチ(クラッチ断接判別手段)6
・・・スローカットソレノイド(燃料遮断手段)7・・
・バッテリ       10・・・絞り弁11・・・
ポテンショメータ  12・・・キャブレター15・・
・ECCコントロールユニット(制御手段)20・・・
踏込判別回路(踏込判別手段)第3図 (B) (C) 第4図 (ml 7.、”:’、、 OFF N 第5図 t+            Lz  →を第6図 イグニソノヨ/コイ枳9〜 (B) 第8図 第9図 □絞弁開度 第10図 □ t

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絞り弁開度が所定値以下か否かを判別する絞り弁状
    態判別手段と、 クラッチが断か接かを判別するクラッチ断接判別手段と
    、 トランスミッションギヤ位置がニュートラルか否かを判
    別するニュートラル判別手段と、 エンジン回転数を検出する回転数検出手段と、運転者の
    意志によつてなされた踏み込みによる絞り弁開度の変動
    か否かを判別する踏込判別手段と、燃焼室への燃料の供
    給を遮断する燃料供給遮断手段と、 前記絞り弁状態判別手段、クラッチ断接判別手段、ニュ
    ートラル判別手段、及び踏込判別手段の各判別結果と、
    前記回転数検出手段により検出されるエンジン回転数と
    によつて、燃料遮断及びその解除条件を判断して前記燃
    料遮断手段を駆動制御する制御手段とを設けたことを特
    徴とする内燃機関の燃料供給遮断装置。
JP60151382A 1985-07-11 1985-07-11 内燃機関の燃料供給遮断装置 Pending JPS6213747A (ja)

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