JPS6213536A - 雰囲気炉出口シ−ル装置 - Google Patents
雰囲気炉出口シ−ル装置Info
- Publication number
- JPS6213536A JPS6213536A JP14992185A JP14992185A JPS6213536A JP S6213536 A JPS6213536 A JP S6213536A JP 14992185 A JP14992185 A JP 14992185A JP 14992185 A JP14992185 A JP 14992185A JP S6213536 A JPS6213536 A JP S6213536A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- atmospheric
- seal
- chamber
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、直火加熱炉を有する銅帯連続熱処理炉に関す
るもので、直火炉の燃焼状態変化にともなう炉圧低下に
よって、炉出口から炉内へ大気が侵入するのを防止する
ことを目的とするものである。
るもので、直火炉の燃焼状態変化にともなう炉圧低下に
よって、炉出口から炉内へ大気が侵入するのを防止する
ことを目的とするものである。
(従来技術及びその問題点)
直火加熱炉を設けた鋼帯連続熱処理炉では、まず直火加
熱炉において鋼帯を500〜800℃に無酸化または還
元加熱後、後続の雰囲気炉においてさらに加熱、均熱、
急冷等の熱処理を行ない、大気中での酸化が問題となら
ない150℃程度以下まで冷却後、大気中に出す。
熱炉において鋼帯を500〜800℃に無酸化または還
元加熱後、後続の雰囲気炉においてさらに加熱、均熱、
急冷等の熱処理を行ない、大気中での酸化が問題となら
ない150℃程度以下まで冷却後、大気中に出す。
この雰囲気炉内は、+5〜15 s+sWc程度の正圧
に保持して大気の侵入を防ぐとともに、炉内には雰囲気
ガス(3〜20%H1、残りNz)を充満して還元およ
び酸化防止を行なっている。
に保持して大気の侵入を防ぐとともに、炉内には雰囲気
ガス(3〜20%H1、残りNz)を充満して還元およ
び酸化防止を行なっている。
こうした雰囲気炉において、熱処理後大気中に材料を取
り出す部分のシール機構は、従来技術では次のようなも
のが考えられるが、それぞれ問題がある。
り出す部分のシール機構は、従来技術では次のようなも
のが考えられるが、それぞれ問題がある。
■シールロール方式
第2図に示すごとく、一対のロール 20゜20で銅帯
21をクランプするようにしたものであるが、板幅に伴
なうロールの間および固定壁22とロール20.20と
の間に不可避的な隙間23.24が生じることから機械
的に完全なシールは不可能である。
21をクランプするようにしたものであるが、板幅に伴
なうロールの間および固定壁22とロール20.20と
の間に不可避的な隙間23.24が生じることから機械
的に完全なシールは不可能である。
通常は、ここから少量の炉内雰囲気ガスを吹き出して炉
内への大気の侵入を防止しているが、炉入側直火加熱炉
の燃焼状態変動によって炉内が急に負圧になる場合には
、大気侵入の恐れがある。
内への大気の侵入を防止しているが、炉入側直火加熱炉
の燃焼状態変動によって炉内が急に負圧になる場合には
、大気侵入の恐れがある。
■水封方式
第3図に示すごとく、雰囲気炉25の出口26を水封タ
ンク27でシールし、このタンク27中に鋼帯21を通
過させる方式である。しかしこの方式では、炉内への水
蒸気侵入の恐れがあり、大気侵入と同様の問題が残る。
ンク27でシールし、このタンク27中に鋼帯21を通
過させる方式である。しかしこの方式では、炉内への水
蒸気侵入の恐れがあり、大気侵入と同様の問題が残る。
本発明は上記した問題点を解決するために検討の結果提
案されたものである。
案されたものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、実施例に対応する第1図に示すごとく、直火
加熱炉3に続く雰囲気炉4の鋼帯出口にシールロール1
2を設け、そのシールロール12の上流側にシールチャ
ンバ13を設ける。また、このシールチャンバ13にシ
ールガス吹込み装置11を設けるとともに、雰囲気炉4
の炉内圧計15を設置したものである。
加熱炉3に続く雰囲気炉4の鋼帯出口にシールロール1
2を設け、そのシールロール12の上流側にシールチャ
ンバ13を設ける。また、このシールチャンバ13にシ
ールガス吹込み装置11を設けるとともに、雰囲気炉4
の炉内圧計15を設置したものである。
(作用)
雰囲気炉の炉圧が燃焼条件の変更時等に一時的に低下す
ると、これを炉内圧計15が検知し、シールチャンバ1
3内に吹込装置11によりシールガスを吹き込み、シー
ルチャンバ13内の圧力を外気より高くして大気の侵入
を防止している。
ると、これを炉内圧計15が検知し、シールチャンバ1
3内に吹込装置11によりシールガスを吹き込み、シー
ルチャンバ13内の圧力を外気より高くして大気の侵入
を防止している。
(実施例)
以下本発明の具体的実施例を第1図に従って説明する。
同図は、銅帯連続熱処理設備の全体概略図を示したもの
で、予熱炉2、直火加熱炉3、雰囲気炉4が順次配列さ
れている。
で、予熱炉2、直火加熱炉3、雰囲気炉4が順次配列さ
れている。
鋼帯1は予熱炉2を経た後、直火加熱炉3において50
0〜800℃に無酸化または還元加熱され、後続の雰囲
気炉4においてさらに高温への加熱および均熱、急冷、
過時効処理を受けた後、大気中での酸化が問題とならな
い約150℃以下まで冷却され、その後シールロール1
2を経て炉外へ取り出される。
0〜800℃に無酸化または還元加熱され、後続の雰囲
気炉4においてさらに高温への加熱および均熱、急冷、
過時効処理を受けた後、大気中での酸化が問題とならな
い約150℃以下まで冷却され、その後シールロール1
2を経て炉外へ取り出される。
前記直火加熱炉3においては、燃料ガス5と燃焼空気6
によってバーナ部に高温燃焼ガスが供給される。この燃
焼ガスは直接鋼帯lに衝突して鋼帯lを所定温度まで加
熱後、炉排ガス7となり、予熱炉2において鋼帯を20
0〜450℃に予熱後、炉圧制御ダンパ9.排気ファン
8を経て煙突から排出される。
によってバーナ部に高温燃焼ガスが供給される。この燃
焼ガスは直接鋼帯lに衝突して鋼帯lを所定温度まで加
熱後、炉排ガス7となり、予熱炉2において鋼帯を20
0〜450℃に予熱後、炉圧制御ダンパ9.排気ファン
8を経て煙突から排出される。
前記直火加熱炉3と雰囲気炉4の間は、燃焼排ガスが雰
囲気炉へ侵入するのを防止するために通路が絞られてい
るが、鋼帯1が支障なく通過できるためには相当な大き
さの通路が必要であり(100層層X2000m脂)、
ここはガスシールとしての機能はない、したがって、直
火加熱炉3の炉圧変動はそのまま雰囲気炉4の炉圧変動
となる。
囲気炉へ侵入するのを防止するために通路が絞られてい
るが、鋼帯1が支障なく通過できるためには相当な大き
さの通路が必要であり(100層層X2000m脂)、
ここはガスシールとしての機能はない、したがって、直
火加熱炉3の炉圧変動はそのまま雰囲気炉4の炉圧変動
となる。
このため、雰囲気炉4から直火加熱炉3へ雰囲気ガスl
Oが波れてくる部分には炉圧針14を置いて、ここの圧
力が+5〜15鳳層−Cとなるよう炉圧制御ダンパ9で
制御している。
Oが波れてくる部分には炉圧針14を置いて、ここの圧
力が+5〜15鳳層−Cとなるよう炉圧制御ダンパ9で
制御している。
このような炉内圧は、定常時には一定圧力の保持が可能
であるが、直火加熱炉3の燃焼条件変更時、たとえば複
数ゾーン中1ゾーン消火時には、炉圧制御ダンパ9の閉
動作が間に合わず、短時間(5〜lO秒程度)雰囲気炉
4内が負圧になることがある。この場合鋼帯lが雰囲気
炉4から出る部分にはシールロール12を設けであるが
、第2図に示したようにこの部分には大きな隙間23.
24があり、大気が侵入しやすい。
であるが、直火加熱炉3の燃焼条件変更時、たとえば複
数ゾーン中1ゾーン消火時には、炉圧制御ダンパ9の閉
動作が間に合わず、短時間(5〜lO秒程度)雰囲気炉
4内が負圧になることがある。この場合鋼帯lが雰囲気
炉4から出る部分にはシールロール12を設けであるが
、第2図に示したようにこの部分には大きな隙間23.
24があり、大気が侵入しやすい。
このため、本発明ではこの大気侵入を防ぐため、シール
ロール12の上流にシールチャンバ13を設け、このシ
ールチャンバ13と雰囲気炉4間には絞りを設けて、雰
囲気炉4の圧力低下(たとえば設定圧力より5 mat
e低)を炉圧針15で検知し、その間シールチャンバ1
3内に吹込装置11からシールガスを吹きこむものであ
る。このシールガスは、迅単独でも、またHLを3〜2
0%混入した雰囲気ガスでもよい。
ロール12の上流にシールチャンバ13を設け、このシ
ールチャンバ13と雰囲気炉4間には絞りを設けて、雰
囲気炉4の圧力低下(たとえば設定圧力より5 mat
e低)を炉圧針15で検知し、その間シールチャンバ1
3内に吹込装置11からシールガスを吹きこむものであ
る。このシールガスは、迅単独でも、またHLを3〜2
0%混入した雰囲気ガスでもよい。
前記シールチャンバ13内には定常時にも少量のNまた
は雰囲気ガスを吹き込み続ける必要があるため、遮断弁
16には小径バイパス管を設けるか、または別途配管を
シールチャンバにつなぎ込む方が良い。
は雰囲気ガスを吹き込み続ける必要があるため、遮断弁
16には小径バイパス管を設けるか、または別途配管を
シールチャンバにつなぎ込む方が良い。
シールガスの吹込量は、絞りの寸法にもよるが、300
〜60ONmシ2もあれば十分で、吹込時間は10〜2
0秒程度である。
〜60ONmシ2もあれば十分で、吹込時間は10〜2
0秒程度である。
(効果)
以上説明した本発明によれば、雰囲気炉の炉圧が一時的
に低下しても、鋼帯出口のシールロール部から大気が侵
入するのを防ぐことができ、雰囲気炉での安定操業が可
能になる。
に低下しても、鋼帯出口のシールロール部から大気が侵
入するのを防ぐことができ、雰囲気炉での安定操業が可
能になる。
第1図は本発明の実施例を示す全体概略図、第2図は従
来のシールロールの斜視図、第3図は同じ〈従来の水封
方式の概略図である。 図中1は銅帯、3は直火加熱炉、4は雰囲気炉、11は
シールガス供給装置、12はシールロール、13はシー
ルチャンバ、15は雰囲気炉の炉圧針である。
来のシールロールの斜視図、第3図は同じ〈従来の水封
方式の概略図である。 図中1は銅帯、3は直火加熱炉、4は雰囲気炉、11は
シールガス供給装置、12はシールロール、13はシー
ルチャンバ、15は雰囲気炉の炉圧針である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 直火加熱炉に続いて設けられた雰囲気炉において、該雰
囲気炉の出口シールロールの上流にシールチャンバを設
け、かつ該雰囲気炉の炉圧を検知する手段と、炉用低下
時に前記シールチャンバ内にシールガスを吹き込む手段
を設けたことを特徴とする雰囲気炉出口シール装 置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14992185A JPS6213536A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | 雰囲気炉出口シ−ル装置 |
CN 86104502 CN1011982B (zh) | 1985-07-10 | 1986-07-10 | 具有明火加热炉的带钢连续处理作业线 |
CA000513536A CA1255897A (en) | 1985-07-10 | 1986-07-10 | Continuously treating line for steel bands having a heating furnace by directly flaming |
ZA865152A ZA865152B (en) | 1985-07-10 | 1986-07-10 | A continuously treating line for steel bands having a heating furnace by directly flaming |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14992185A JPS6213536A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | 雰囲気炉出口シ−ル装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6213536A true JPS6213536A (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=15485490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14992185A Pending JPS6213536A (ja) | 1985-07-10 | 1985-07-10 | 雰囲気炉出口シ−ル装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6213536A (ja) |
ZA (1) | ZA865152B (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0712642A1 (en) * | 1994-06-03 | 1996-05-22 | Nisshin Steel Co., Ltd. | Fire detecting and counteracting method in sealing device at inlet/outlet of compartment of continuous heat treatment furnace or the like for metallic strip |
US5742315A (en) * | 1995-09-05 | 1998-04-21 | Xerox Corporation | Segmented flexible heater for drying a printed image |
JP2008002747A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Kanto Yakin Kogyo Co Ltd | 加熱炉の雰囲気ガス封止方法及びその封止装置並びに該装置を備えた加熱炉 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60224713A (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-09 | Daido Steel Co Ltd | ガスシ−ル装置 |
-
1985
- 1985-07-10 JP JP14992185A patent/JPS6213536A/ja active Pending
-
1986
- 1986-07-10 ZA ZA865152A patent/ZA865152B/xx unknown
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60224713A (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-09 | Daido Steel Co Ltd | ガスシ−ル装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0712642A1 (en) * | 1994-06-03 | 1996-05-22 | Nisshin Steel Co., Ltd. | Fire detecting and counteracting method in sealing device at inlet/outlet of compartment of continuous heat treatment furnace or the like for metallic strip |
EP0712642A4 (en) * | 1994-06-03 | 1998-01-07 | Nisshin Steel Co Ltd | METHOD OF DETECTION AND NEUTRALIZATION OF FIRE IN A SEALING DEVICE PLACED AT THE INPUT / OUTPUT OF THE COMPARTMENT OF A CONTINUOUS HEAT TREATMENT FURNACE OR OF A SIMILAR APPARATUS USED FOR THE TREATMENT OF A METAL STRIP |
US5742315A (en) * | 1995-09-05 | 1998-04-21 | Xerox Corporation | Segmented flexible heater for drying a printed image |
JP2008002747A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Kanto Yakin Kogyo Co Ltd | 加熱炉の雰囲気ガス封止方法及びその封止装置並びに該装置を備えた加熱炉 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ZA865152B (en) | 1987-06-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
SU797614A3 (ru) | Вертикальна печь дл пр мого наг-PEBA СТАльНОй пОлОСы | |
JPS6213536A (ja) | 雰囲気炉出口シ−ル装置 | |
US4760995A (en) | Continuously treating line for steel bands having a heating furnace by directly flaming | |
US3399873A (en) | Furnace for scaleless direct heating of metal charge destined to heattreatment | |
JP2002206117A (ja) | 連続焼鈍処理装置および連続焼鈍処理方法 | |
JPH11124634A (ja) | 連続焼鈍プロセスにおける鋼帯の熱処理装置及び熱処理方法 | |
JPS59133330A (ja) | 鋼帯連続熱処理設備におけるシ−ル方法および装置 | |
JPH028331A (ja) | 直火式ストリップ加熱装置 | |
JPS5763641A (en) | Controller for pressure in gas-water cooling furnace in continuous annealing furnace | |
JP3323820B2 (ja) | 急冷オーブン | |
US3396951A (en) | Emergency atmosphere annealing furnace and method | |
CN212159535U (zh) | 一种钢管光亮退火炉炉内气氛检测装置 | |
JP2766213B2 (ja) | 真空加熱炉 | |
JP2001032018A (ja) | ステンレス鋼の焼鈍炉 | |
JPH09184020A (ja) | ステンレス光輝焼鈍炉における静電気低下方法 | |
JPS5672129A (en) | Treatment and its device of furnace gas in successively treating continuous furnace for strip coil | |
JP5508036B2 (ja) | 連続式光輝焼鈍方法 | |
JPH0585621B2 (ja) | ||
JPH0121204B2 (ja) | ||
JPS6259168B2 (ja) | ||
JPH11325749A (ja) | アーク炉の排ガス処理装置 | |
JPH04107220A (ja) | 直火加熱炉と雰囲気ガス炉間のガスシール装置 | |
JPH024926A (ja) | 竪型連続熱処理炉 | |
JPH02267232A (ja) | 連続焼鈍方法 | |
JPH0417626A (ja) | バッチ焼鈍炉における雰囲気ガス制御方法 |