JPS62129807A - レンズ保持装置 - Google Patents
レンズ保持装置Info
- Publication number
- JPS62129807A JPS62129807A JP27097085A JP27097085A JPS62129807A JP S62129807 A JPS62129807 A JP S62129807A JP 27097085 A JP27097085 A JP 27097085A JP 27097085 A JP27097085 A JP 27097085A JP S62129807 A JPS62129807 A JP S62129807A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens barrel
- lens
- master
- eccentric pin
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はビデオカメラ等の光学機器に用いることができ
るレンズ保持装置に関するものである。
るレンズ保持装置に関するものである。
従来の技術
近年、光学関連機器はエレクトロニクスの進展に支えら
れて急速にその用途が広がり、それとともに生産性の向
上の要求も強まっている。光学素子を支えるいわゆる鏡
胴については樹脂化することにより生産性の向上、コス
トダウンを図ろうとする試みが行なわれつつある。
れて急速にその用途が広がり、それとともに生産性の向
上の要求も強まっている。光学素子を支えるいわゆる鏡
胴については樹脂化することにより生産性の向上、コス
トダウンを図ろうとする試みが行なわれつつある。
以下、図面を参照しながら上述した従来のレンズ組立体
の一例について説明する。
の一例について説明する。
第４図は従来のレンズ保持装置の斜視図を示すものであ
り、数枚のレンズ群（１はそのうちの１枚）を抱持する
鏡胴２を別の鏡胴３に固定させる構造は、いわゆるマス
タレンズ群の固定方法に良く用いられている。更に詳し
く説明すれば、鏡胴３の７ランジ部４に設けられた取付
穴５を介して鏡胴３を機器本体に支持し、鏡胴３の内側
に鏡胴２を装嵌し、鏡胴２に設けられた溝６が、鏡胴３
に設けられた穴７にのぞむように大体の位置決めを行な
い、然る後、軸８と軸９とが偏心している偏心ビン１０
を用い、軸９が穴７に係合し、軸８が溝６に係合した状
態で偏心ビン１０を回転させることにより鏡胴２をレン
ズの光軸方向に移動させ、バンクフォーカスの調整を行
ない、調整が終了後、鏡胴３に設けられたネジ穴１１に
ネジ１２を螺合させ、ネジ１２の先端を鏡胴２に圧接さ
せて固定し、然る後、偏心ビンを取り外すことによって
レンズ系の焦点合せが完了する。（例えば実開昭６０−
８４９１４号公報） 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成で、金属部品を用いた鏡
胴の場合は全く問題はないが、樹脂材料を用いた鏡胴の
場合は、使用中経時変化等でネジの締め付は力が低下し
、鏡胴の位置が動いてフォーカスがずれる危険があった
。
り、数枚のレンズ群（１はそのうちの１枚）を抱持する
鏡胴２を別の鏡胴３に固定させる構造は、いわゆるマス
タレンズ群の固定方法に良く用いられている。更に詳し
く説明すれば、鏡胴３の７ランジ部４に設けられた取付
穴５を介して鏡胴３を機器本体に支持し、鏡胴３の内側
に鏡胴２を装嵌し、鏡胴２に設けられた溝６が、鏡胴３
に設けられた穴７にのぞむように大体の位置決めを行な
い、然る後、軸８と軸９とが偏心している偏心ビン１０
を用い、軸９が穴７に係合し、軸８が溝６に係合した状
態で偏心ビン１０を回転させることにより鏡胴２をレン
ズの光軸方向に移動させ、バンクフォーカスの調整を行
ない、調整が終了後、鏡胴３に設けられたネジ穴１１に
ネジ１２を螺合させ、ネジ１２の先端を鏡胴２に圧接さ
せて固定し、然る後、偏心ビンを取り外すことによって
レンズ系の焦点合せが完了する。（例えば実開昭６０−
８４９１４号公報） 発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成で、金属部品を用いた鏡
胴の場合は全く問題はないが、樹脂材料を用いた鏡胴の
場合は、使用中経時変化等でネジの締め付は力が低下し
、鏡胴の位置が動いてフォーカスがずれる危険があった
。
また、締め付は力の低下分だけネジの締め付は力を増加
させてあらかじめ強く締め付けておくと鏡胴が変形し光
学性能が劣化するという問題点も有していた。
させてあらかじめ強く締め付けておくと鏡胴が変形し光
学性能が劣化するという問題点も有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、樹脂材料を用いた鏡胴でも
長期間にわたって精度良く固定するレンズ保持装置を提
供するものである。
長期間にわたって精度良く固定するレンズ保持装置を提
供するものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明のレンズ保持装置は
、レンズ鏡胴の外周を保持するための外枠と、レンズ鏡
胴に設けた光軸と直角方向の係合部と、係合部と係合し
光軸方向に移動可能な係止片と、係止片を外枠に固定す
る固定手段とを備えたものである。
、レンズ鏡胴の外周を保持するための外枠と、レンズ鏡
胴に設けた光軸と直角方向の係合部と、係合部と係合し
光軸方向に移動可能な係止片と、係止片を外枠に固定す
る固定手段とを備えたものである。
作 用
本発明は上記した構成によって、鏡胴の外周を直接強い
力で押し付けないため、鏡胴の変形が少なく、樹脂鏡胴
を長期間にわたって精度よく固定することが可能となる
。
力で押し付けないため、鏡胴の変形が少なく、樹脂鏡胴
を長期間にわたって精度よく固定することが可能となる
。
実施例
以下、本発明の実施例に係るレンズ保持装置について、
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
第１図は本発明の一実施例におけるレンズ保持装置の断
面図であり、第２図は側面図、第３図はマスターレンズ
部の斜視図である。
面図であり、第２図は側面図、第３図はマスターレンズ
部の斜視図である。
第１図〜第３図において、ガラス入りポリカーボネート
樹脂で成形された２個の同一形状の分割鏡胴２０にはレ
ンズ２１，２２．２３が挿入されている。レンズ２１の
外周部は分割鏡胴２ｏの内周面のレンズ保持部２４によ
って保持されており、分割鏡胴２０の内面に設けた弾性
片２５によって、レンズ２１をレンズ規制部２６に押圧
することにより、光軸方向の位置決めを行なっている。
樹脂で成形された２個の同一形状の分割鏡胴２０にはレ
ンズ２１，２２．２３が挿入されている。レンズ２１の
外周部は分割鏡胴２ｏの内周面のレンズ保持部２４によ
って保持されており、分割鏡胴２０の内面に設けた弾性
片２５によって、レンズ２１をレンズ規制部２６に押圧
することにより、光軸方向の位置決めを行なっている。
同様に、レンズ２２は分割鏡胴２０のレンズ保持部２７
、弾性片２８．レンズ規制部２９によって固定され、レ
ンズ２３はレンズ保持部３０１弾性片３１、レンズ規制
部３２によって固定されている。
、弾性片２８．レンズ規制部２９によって固定され、レ
ンズ２３はレンズ保持部３０１弾性片３１、レンズ規制
部３２によって固定されている。
分割鏡胴２ｏの外周には光軸と直角方向（円周方向）に
溝３３が設けられており、２個の分割鏡１１１ｉ１２Ｃ
Ｂ＝レンズ２１，２２．２３で構成されたマスターレン
ズ部３４はマスター７ランジ３５の内部に収納されてい
る。マスターフランジ３６の外周の凸起部３６にガイド
され、光軸方向に移動可能なストッパー３７の先端３７
＆は、分割鏡胴２０の外周に設けた溝３３と係合してお
り、ストッパー３７は固定ビス３已によってマスターフ
ランジ３５に固定されている。マスターフランジ３５に
は、マスターレンズ部３４を光軸方向に微調整するため
の偏心ビン（図示せず）のガイド穴３９を有している。
溝３３が設けられており、２個の分割鏡１１１ｉ１２Ｃ
Ｂ＝レンズ２１，２２．２３で構成されたマスターレン
ズ部３４はマスター７ランジ３５の内部に収納されてい
る。マスターフランジ３６の外周の凸起部３６にガイド
され、光軸方向に移動可能なストッパー３７の先端３７
＆は、分割鏡胴２０の外周に設けた溝３３と係合してお
り、ストッパー３７は固定ビス３已によってマスターフ
ランジ３５に固定されている。マスターフランジ３５に
は、マスターレンズ部３４を光軸方向に微調整するため
の偏心ビン（図示せず）のガイド穴３９を有している。
以上の様に構成されたレンズ保持装置を組立・調整する
場合は、まず、片方の分割鏡胴２０にレンズ２１，２２
．２３をそれぞれ挿入した後他方の分割鏡胴２ｏを覆い
かぶせマスターレンズ部３４として完成した状態でマス
ター７ランジ３５に装ｆｉｌ、マスターフランジ３５に
設けた角穴４０を通してストッパー３７を挿入し、先端
３７ａを分割鏡胴２ｏの溝３３と係合させ、固定ビス３
８を軽く締め付ける。
場合は、まず、片方の分割鏡胴２０にレンズ２１，２２
．２３をそれぞれ挿入した後他方の分割鏡胴２ｏを覆い
かぶせマスターレンズ部３４として完成した状態でマス
ター７ランジ３５に装ｆｉｌ、マスターフランジ３５に
設けた角穴４０を通してストッパー３７を挿入し、先端
３７ａを分割鏡胴２ｏの溝３３と係合させ、固定ビス３
８を軽く締め付ける。
つぎに、ガイド穴３９に従来例と同様の偏心ビンを差し
込み偏心ビンの先端を分割鏡胴２ｏの溝３３に係合させ
、偏心ビンを回転させることによりマスターレンズ部３
４を光軸方向に移動させバックフォーカス調整を行なう
。この時ストッパー３７は溝３３と係合しているためマ
スターレンズ部３４と共に移動し、ストッパー３７は第
２図に示すように凸起部３６に覆いかぶる様コの字形に
形成されており、凸起部３６にガイドされて光軸方向の
みに移動可能である。調整が終了後は、固定ビス３８を
強く締め付け、偏心ビンをマスター７ランジ３６から取
りはずし、バックフォーカス調整が完了する。
込み偏心ビンの先端を分割鏡胴２ｏの溝３３に係合させ
、偏心ビンを回転させることによりマスターレンズ部３
４を光軸方向に移動させバックフォーカス調整を行なう
。この時ストッパー３７は溝３３と係合しているためマ
スターレンズ部３４と共に移動し、ストッパー３７は第
２図に示すように凸起部３６に覆いかぶる様コの字形に
形成されており、凸起部３６にガイドされて光軸方向の
みに移動可能である。調整が終了後は、固定ビス３８を
強く締め付け、偏心ビンをマスター７ランジ３６から取
りはずし、バックフォーカス調整が完了する。
以上のように本実施例によれば、レンズ鏡胴の外周を保
持するための外枠と、レンズ鏡胴に設けた光軸と直角方
向の係合部と、係合部と係合し光軸方向に移動可能な係
止片と、係止片を外枠に固定する固定手段とを備えたた
め、鏡胴の変形が少なく、樹脂鏡胴を長期間にわたって
精度よく固定することができる。
持するための外枠と、レンズ鏡胴に設けた光軸と直角方
向の係合部と、係合部と係合し光軸方向に移動可能な係
止片と、係止片を外枠に固定する固定手段とを備えたた
め、鏡胴の変形が少なく、樹脂鏡胴を長期間にわたって
精度よく固定することができる。
なお、上述の実施例では、ストッパーを係合させる溝と
偏心ビンを係合させる溝とを同一の溝を使用した場合で
説明したが、それぞれ専用の溝を設けることも可能であ
る。
偏心ビンを係合させる溝とを同一の溝を使用した場合で
説明したが、それぞれ専用の溝を設けることも可能であ
る。
発明の効果
以上のように本発明によれば、固定ネジを強い力で締め
付けてもレンズ鏡胴の外周を強い力で直接押し付けない
ため、レンズ鏡胴が変形せず、光学性能を悪化させるこ
とがなく、樹脂材料を用いた鏡胴でも、経時変化により
鏡胴の位置がずれる心配がなく長期間にわたって精度よ
く固定できるという優れた効果が得られるものである。
付けてもレンズ鏡胴の外周を強い力で直接押し付けない
ため、レンズ鏡胴が変形せず、光学性能を悪化させるこ
とがなく、樹脂材料を用いた鏡胴でも、経時変化により
鏡胴の位置がずれる心配がなく長期間にわたって精度よ
く固定できるという優れた効果が得られるものである。
第１図は本発明の一実施例に係るレンズ保持装置の断面
図、第２図は側面図、第３図はマスターレンズ部の分解
斜視図、第４図は従来のレンズ保持装置の分解斜視図で
ある。 ２ｏ・・・・・・分割鏡胴、２１，２２．２３・・・・
・レンズ、３３・・・・・・溝、３５・・団・マスター
フランジ、３７・・・・・・ストツバ、 ３８・・・・
・・固定ビス。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名２０
−−一村Ｊ剋 ｚ１２２訝−−レンズ゛ ３３−−一溝 第 １ 図
３５−−−マスター７ランシ′３７−−
−ズ）７バー 護−−−円２−ピｌ 第３図 第４図
図、第２図は側面図、第３図はマスターレンズ部の分解
斜視図、第４図は従来のレンズ保持装置の分解斜視図で
ある。 ２ｏ・・・・・・分割鏡胴、２１，２２．２３・・・・
・レンズ、３３・・・・・・溝、３５・・団・マスター
フランジ、３７・・・・・・ストツバ、 ３８・・・・
・・固定ビス。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名２０
−−一村Ｊ剋 ｚ１２２訝−−レンズ゛ ３３−−一溝 第 １ 図
３５−−−マスター７ランシ′３７−−
−ズ）７バー 護−−−円２−ピｌ 第３図 第４図
Claims (1)
- レンズを収納し光軸方向に移動可能なレンズ鏡胴と、前
記レンズ鏡胴の外周を保持するための外枠と、前記レン
ズ鏡胴に設けた光軸と直角方向の係合部と、前記係合部
と係合し光軸方向に移動可能な係止片と、前記係止片を
前記外枠に固定する固定手段とを備えてなるレンズ保持
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27097085A JPS62129807A (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | レンズ保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27097085A JPS62129807A (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | レンズ保持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62129807A true JPS62129807A (ja) | 1987-06-12 |
Family
ID=17493566
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27097085A Pending JPS62129807A (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | レンズ保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62129807A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01207727A (ja) * | 1988-02-15 | 1989-08-21 | Asahi Optical Co Ltd | ズームレンズカメラのピント調整装置 |
| DE102004047597A1 (de) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Carl Zeiss Jena Gmbh | Fassung für optische Elemente |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5384736A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-26 | Kip Kk | Lens unit adjusting device |
-
1985
- 1985-12-02 JP JP27097085A patent/JPS62129807A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5384736A (en) * | 1976-12-29 | 1978-07-26 | Kip Kk | Lens unit adjusting device |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01207727A (ja) * | 1988-02-15 | 1989-08-21 | Asahi Optical Co Ltd | ズームレンズカメラのピント調整装置 |
| DE102004047597A1 (de) * | 2004-09-30 | 2006-04-20 | Carl Zeiss Jena Gmbh | Fassung für optische Elemente |
| DE102004047597B4 (de) * | 2004-09-30 | 2006-07-13 | Carl Zeiss Jena Gmbh | Fassung für optische Elemente |
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