JPS6212568A - 搬送路切換装置 - Google Patents

搬送路切換装置

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JPS6212568A
JPS6212568A JP14917185A JP14917185A JPS6212568A JP S6212568 A JPS6212568 A JP S6212568A JP 14917185 A JP14917185 A JP 14917185A JP 14917185 A JP14917185 A JP 14917185A JP S6212568 A JPS6212568 A JP S6212568A
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flapper
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conveyance
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Masato Sano
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Nippon Seimitsu Kogyo KK
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Minolta Co Ltd
Nippon Seimitsu Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、複数の搬送路の合流部に設けられ、この合
流部での用紙の搬送路の切換を司る搬送路切換装置に関
する。
〔発明の技術的背景〕
従来、用紙の搬送路を切換える装置として、特開昭59
−165075@に示される多機能画像記録機が知られ
ている。この多機能画像記録機においては、公報の第2
図に示されるように、ステップモータなどの駆動手段に
より駆動される切換爪が設けられている。この切換爪は
、用紙の搬送路を切換えるべく符号3231,3232
.3233で示されるように、3段階に回転駆動されて
いる。
〔背景技術の問題点〕
このような切換爪を用いた切換装置では、用紙を例えば
搬送路313から搬送路310へ送ろうとした場合、用
紙の先端がカールしていたり、用、、紙の厚みが薄い場
合には、たとえ切換爪が符号3231で示される位置に
もたらされていたとしても、搬送路311や搬送路31
2に用紙が進入してしまい、確実な用紙の切換が行われ
ない虞れがある。
〔発明の目的〕
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、こ
の発明の目的は、切換られた搬送路へ用紙を確実に送り
込むことができる搬送路切換装置を提供することである
〔発明の概要〕
上述した目的を達成するため、この発明に係わる搬送路
切換装置は、第1乃至第3の搬送路の合流部に設けられ
、第1の搬送路から第2の搬送路への、若しくは第2の
搬送路より下方に設けられた第3の搬送路から第1の搬
送路への用紙の搬送を切換える搬送路切換装置であって
、第1及び第3の搬送路の間に回動支点を有し、第1の
搬送路より低い第1の位置と第1の搬送路より僅かに高
い第2の位置との間で回動可能な回動部材と、一端が第
2及び第3の搬送路の間に固定され、他端が回動部材の
表面に弾性的に圧接された弾性片とを具備し、回動部材
が第1の位置にある時は、用紙は第1の搬送路から弾性
片に沿って第2の搬送路へ搬送され、回動部材が第2の
位置にある時には、用紙は第3の搬送路から回動部材と
これに弾性的に圧接している弾性片との間を通って第1
の搬送路に搬送される事を特徴としている。
〔発明の実施例〕
以下に、この発明に係わる搬送路切換装置の一実施例を
、電子複写機の自動原稿送り装置に適用した場合につき
、第1図乃至第8図を参照して詳細に説明する。
第1図に示すように、両面複写可能な電子複写811の
プラテンガラス2上に、自動原稿送り装置(以後、AD
Fと記す。)3が着脱自在に載置されている。
このADF3は、分離部5、搬送部7、反転部9、排紙
部11を備えている。分離部5において、トレイ13上
に載置され、繰出しローラ15により繰り出された原稿
は、分離ローラ17で1枚ずつに分離され、搬送部7に
送り出されるようになされている。尚、トレイ13上に
は、原稿は原稿面を下に向けた状態でセットされている
搬送部7は、一対のローラ19.21間に張設された搬
送ベルト23を備えている。この搬送ベルト23と分離
部9との間には、取込みローラ24及びこの取込みロー
ラ24に圧接されたピンチローラ4が設けられている。
分離部5から送り出された原稿は、この先端を取込みロ
ーラ24とピンチローラ4とで−Hしシストした後、取
込みローラ24の回転によりプラテンガラス2上に送ら
れ、搬送ベルト23の走行に応じてプラテンガラス2上
を、反転部9に向けて移動される。そして、この原稿が
複写位置を通過した時点で、搬送ベルト23を逆回転さ
せて原稿を逆方向に搬送するか、反転部9で反転してか
らプラテンガラス2上を分離部5側へ搬送するかして、
原稿をストッパ25に突き当てて、複写位置にセットす
る。
このようにして、原稿がプラテンガラス2上の複写位置
にセットされると、搬送ベルト23の走行は停止され、
原稿は複写位置に保持される。複写動作を受けた原稿は
、再び搬送ベルト23の走行に伴って、プラテンガラス
2と搬送ベルト23との間で規定される第1の搬送路L
1を搬送され、再度、反転部9で反転されるか、または
排紙部11に設けられた第2の搬送路L2を介して、搬
送ベルト23の上方に設けられた排紙トレイ27上に排
紙される。
尚、搬送部7は、背面に排紙部11と一体化されたフレ
ーム26を備えている。このフレーム26は複写t11
の本体背面にヒンジを介して回動可能に取り付けられて
いる。従って、手動により、原稿を一枚ずつプラテンガ
ラス2上にセットする場合には、搬送部7及び排紙部1
1を、ヒンジを中心に回動して、プラテンガラス2を開
放することにより行われる。
このフレーム26の第1及び第2の搬送路11゜L2の
接続部、即ち合流部に対向する部分には、開口28が形
成されている。
反転部9は、プラテンガラス2上で下側の複写面を複写
された原稿を反転させ、反対側の複写面を下方に向けて
、原稿をプラテンガラス2に載置するために設けられて
いる。この反転部9は、フレーム26の開口28を介し
て複写機1に着脱自在に取り付けられている。この反転
部9は、第2図に示すように、先端が開口28内に延出
し、複写!I7の本体上に載置される下ガイド33と、
この下ガイド33上にこれの上面を開放可能に載置され
た上ガイド35と、上下両ガイド33.35に挟まれた
反転ガイド43とを備えている。この上ガイド35は、
枢軸73を介して下ガイド33に回動自在に取り付けら
れている。
この下ガイド33の先端部とフレーム26の後端部及び
上ガイド35の先端部との間には、空間が形成され、こ
の空間中には、搬送ガイド31が設けられている。この
搬送ガイド31により上下に分割された空間の上側の部
分は、第3の搬送路L3として規定され、下側の部分は
第4の搬送路L4として規定される。一方、反転ガイド
43と上下両ガイド33.35との間は、U字状の第5
の搬送路L5として規定されている。この第5のの搬送
路L5の基端部は第4の搬送路L4に接続され、第5の
搬送路L5の末端部は第3の搬送路L3に接続されてい
る。尚、この第5の搬送路L5には、ここを原稿が通過
したことを検出するための第1の原稿検出センサS1が
設けられている。
ここで、第4の搬送路L4に送られた原稿は第5の搬送
路L5を介して第3の搬送路L3まで搬送されている。
このため、搬送ガイド31と反転ガイド43の先端部と
の間には、搬送ローラ37が配設されている。また、反
転ガイド43の後端部には、反転ローラ45が配設され
ている。更に、第4の搬送路L4にもたらされた原稿を
搬送ロー537に係合させるために第1の圧接0−53
9が、第3の搬送路L3にもたらされた原稿を搬送ロー
ラ37に係合させるために第2の圧接ローラ41が、夫
々搬送ローラ37に転接した状態で設けられている。一
方、反転ローラ45の上下両部分には、第3及び第4の
圧接ローラ47,49が転接されている。
前述した下ガイド33の先端部には、第1乃至第4の搬
送路し1〜L4の合流部における原稿の搬送方向の切換
を割部する搬送路切換装置30が設けられている。この
搬送路切換装置30は、前述した搬送ガイド31の前方
に位置したフラッパ29と、このフラッパ29の上面に
弾性的に圧接されたシート状の弾性片75と、フラッパ
29を回動する駆動機構32とを備えている。
このフラッパ29は、反転装置9側の一端部で回動自在
に゛支持されている。そして、駆動装置32により、フ
ラッパ29の他端部がプラテンガラス2の表面より低い
第1の位置と、プラテンガラス2の表面より僅かに高い
第2の位置と、この第2の位置より高くなされ、実質的
に第2及び第3の搬送路L2.L3を閉塞し、第4の搬
送路L4を開放する第3の位置との間で移動されること
になる。
前述した弾性片75は、例えばポリエステルフィルムの
ような弾性力を有する合成樹脂から形成されている。こ
の弾性片75の反転装置9側の一端部は、第3の搬送路
L3の上方に位置する排紙ガイド77の下端部に取り付
けられ、他端部はフラッパ29の上面に圧接されている
。この弾性片75は、フラッパ29の回動に応じてたわ
むと共に、常時第1の搬送路L1から第3の搬送路L3
への原稿の移動を禁止している。このように、この弾性
片75は排出部11側に設けられており、反転部9が装
着されていない状態において、開口28を閉塞している
。従って、反転部9が装着されていない状態で、第1の
搬送路L1を搬送されてきた原稿は第2の搬送路L2に
もたらされる。
次に、第3図を参照して駆動装置32の構成を説明する
この駆動機構32は、第1及び第2のソレノイド51.
53を備えている。この第1のソレノイド51内には、
第1のプランジャ57が往復動自在に挿入されている。
また、第1のソレノイド51には、第1のプランジャ5
7が必要以上に突出しないようにストッパ55が取り付
けられている。このプランジャ57の先端部には、結合
部61を介してOラド59が一体に取り付けられている
。一方、フラッパ29の一端部は、回転自在に設けられ
た回転軸63に固定されている。この回転軸63には、
アーム65が固定され、このアーム65の上部には、ロ
ッド59の先端部が軸60を介して回動自在に接続され
ている。このようにして、ソレノイド59の励磁/消磁
に応じてのプランジャ57の往復動によって、回動させ
られることになる。
一方、第2のソレノイド53は、第1のソレノイド51
の下方に設けられている。この第2のソレノイド53の
直上方には、第2のプランジャ67がヒンジ68を中心
に回動自在に設けられている。この第2のプランジャ6
7の一端は、前述した結合部61に係合可能になされ、
係合することにより、第1のプランジャ53の前方への
突出は小程度に制限される。この第2のプランジャ67
の他端はスプリング71により、プランジャ67の一端
が結合部61に係合するように付勢されている。
ここで、第2のソレノイド53が励磁することにより第
2のプランジャ67はスプリング71の付勢力に抗して
引付けられて回動し、第2のプランジャ67と結合部6
1との係合は解除される。
即ち、第2のソレノイド53が励磁された状態で、第1
のプランジャ57は何の妨げもなく移動できることにな
る。
尚、フラッパ29は、弾性片75の弾性力により第1の
位置に付勢されている。
このように構成される駆動機構32においては、第1の
ソレノイド51が励磁されると、第1のプランジャ57
は磁力により引き込まれて、フラッパ29は弾性片75
の弾性力に抗して第3の位置まで回動される。尚、この
状態で、第2のソレノイド53は消磁している。この第
3の位置のフラッパ29により、第6図に示すように、
第2の搬送路L2は閉じられて、第4の搬送路L4が開
放される。このようにして、第1の搬送路L1を搬送さ
れてきた原稿は、第4の搬送路L4にもたらされる。
次に、第1のソレノイド51が消磁されると、フラッパ
29に圧接している弾性片75の弾性力により、フラッ
パ29は第3の位置から図中時計方向に回動する。ここ
で、フラッパ29の回動に応じて・結合部61も引き出
されることになるが、第2のソレノイド53は依然とし
て消磁されているので、第4図に示すように、第2のプ
ランジャ67に結合部61は係合して、第2の位置に保
持されることになる。この第2の位置の7ラツパ29に
より、第7図に示すように、第3の搬送路L3からもた
らされた原稿はフラッパ29と弾性片75との間を通っ
て、第1の搬送路L1にもたらされる。
また、フラッパ29が第2の位置に保持された状態で、
第2のソレノイド53が励磁されると、第2のプランジ
ャ67はスプリング71の付勢力に抗して図中時計方向
に回動するように引き付けられる。このようにして、第
2のプランジャ67の他端と結合部61との係合が解除
される。従って、フラッパ29は、弾性片75の弾性力
により更に時計方向に回動され、第5図に示すように、
第1の位置にもたらされる゛。この第1の位置のフラッ
パ29により、第8図に示すように、第1の搬送路L1
を搬送されてきた原稿は、第2の搬送路L2にもたらさ
れる。
尚、前述した排紙部11は、互いに離間して設けられた
第1及び第2の排紙ガイド77.79を備えている。こ
れら両排紙ガイド77.79間により第2の搬送路L2
が規定される。この第2の搬送路L2に沿って原稿を搬
送するるために、第1及び第2の排紙ローラ81.83
が設けられている。上方の第2の排紙ローラには、板ば
ね85が当接されており、下方の第1の排紙ローラ81
には圧接ローラ87が当接されている。この第2の搬送
路L2には、ここを原稿が通過したことを検出する第2
の原稿検出センサS2が設けられている。
以上の用に構成されたADF3につき、以下にその動作
を説明する。
原稿は、原稿トレイ13上に、1ページ目を下方に向け
た状態で載置される。この原稿は、最上に位置する一枚
から繰り出しO−ラ15により繰り出され、分離ローラ
17により一枚ずつに分離され、搬送部7へ送られる。
搬送部7へ送られた原稿は、搬送ベルト23の走行によ
りプラテンガラス2上を反転部9に向けて搬送される。
ここで、原稿の片面のみを複写する場合には、搬送路切
換装置30の駆動装置32の第1のソレノイド51は消
磁され、第2のソレノイド53は励磁され、第5図に示
すように、フラッパ29は第1の位置にもたらされてい
る。このようにして、プラテンガラス2上で複写動作を
受けた原稿は、搬送ベルト23の走行に応じて第1の搬
送路L1から搬送路切換装置!30の第1の位置にある
フラッパ29を介して、第8図に示すように、第2の搬
送路L2に送られる。この後、原稿は、排紙ローラ81
.83の回転により第2の搬送路L2を搬送されて排紙
トレイ27上に排出される。
次に、原稿の両面を複写する場合について、以下に説明
する。
この場合、搬送部7に原稿が供給されると、まず、原稿
の反転動作が行われる。即ち、搬送ベルト23が走行を
開始すると同時に、第1のソレノイド51が励磁され、
第2のソレノイド53が消磁され、フラッパ29は第3
図に示すように、第3の位置にもたらされる。このため
、第1の搬送路L1を搬送されてきた原稿は、搬送路切
換装置30の第3の位置にあるフラッパ29を介して、
第6図に示すように、第4の搬送路L4にもたらされる
第4の搬送路L4にもたらされた原稿は、搬送ローラ3
7の回転により第5の搬送路L5にもたらされる。第5
の搬送路L5にもたらされた原稿は、反転ローラ45の
回転により表裏を反転された状態で、搬送ロー537の
回転により第3の搬送路L3にもたらされる。
ここで、第5の搬送路L5にもたらされた原稿の先端が
、第1の原稿検出センサS1に達すると、このセンサS
1はオンされる。このセンサS1のオンにより、第1の
ソレノイド51は消磁されると共に、搬送ベルト23の
走行方向は逆転される。
このようにして、フラッパ29は第4図に示すように、
第2の位置にもたらされる。
従って、第3の搬送路L3にもたらされた原稿は、第7
図に示すように、第2の位置のフラッパ29と、これに
弾性的に圧接している弾性片75との間を通って第1の
搬送路L1に戻され、逆方向に走行している搬送ベルト
23によりストッパ25に当接するまでプラテンガラス
2上を搬送される。そして、原稿はストッパ25に当接
した状態で、原稿の裏面の複写動作を受ける。
原稿の裏面の複写動作が完了すると、搬送ベルト23が
再び原稿を反転部9に向けて走行しはじめる。この搬送
ベルト23の走行開始と同時にフラッパ29は再び第3
の位置に回動され、前述した反転動作に従って、原稿は
反転される。このようにして、原稿は表面を下方に向け
た状態で、プラテンガラス2上にもたらされる。この状
態で、原稿の表面は複写動作を受けることになる。
原稿の表面の複写動作が完了すると、次に、原稿の排出
動作が行われる。即ち、搬送ベルト23が、原稿を排出
すべく走行を開始すると、第2のソレノイド53が励磁
され、フラッパ29は第5図に示すように、第1の位置
にもたらされる。従って、第1の搬送路L1を搬送され
てきた原稿は、搬送路切換装置30の第1の位置にある
フラッパ29を介して、第8図に示すように、第2の搬
送路L2にもたらされる。
第2の搬送路L2にもたらされた原稿は、排紙ローラ8
1,83の回転に伴って、排紙トレイ27上に表面を上
方に向けた状態で排出される。
尚、原稿の先端が第2の原稿検出センサS2にもたらさ
れると、このセンサS2はオンされる。このセンサS2
のオンにより、第2のソレノイド53は消磁され、第3
図に示すように、フラッパ29は第3の位置にもたらさ
れる。
このようにして、以上述べた動作が繰り返し行われるこ
とにより、複数枚の原稿の両面の複写が行われることに
なる。
以上詳述したこの一実施例によれば、次に述べるような
効果が得られる。
(1) 原稿の表裏を反転すべく、原稿を搬送部7から
反転部9へ供給する場合には、フラッパ29は第6図に
示すように、第3の位置にもたらされている。このフラ
ッパ29により第2及び第3の搬送路L2.L3が完全
に遮蔽されると共に、第4の搬送路L4のみが開放され
ることになる。
このようにして、第1の搬送路L1を搬送されてきた原
稿は、この搬送路切換袋W30の第3の位置にあるフラ
ッパ29により、確実に第4の搬送路L4を介して反転
部9に供給されることになる。
また、反転部9から搬送部7へ原稿を供給する場合には
、フラッパ20は第7図に示すように、プラテンがラス
2の表面より僅かに高い位置に先端部がもたらされた第
2の位置に回動されている。
従って、第3の搬送路L3から送られてきた原稿は、弾
性片75とフラ゛ツバ29との間を通って、第1の搬送
路L1にプラテンがラス2の端面に当接することなくス
ムーズに送り込まれる。このようにして、第3の搬送路
L3を搬送されてきた原稿は、この搬送路切換装置30
の第2の位置にあるフラッパ29と弾性片75とにより
、紙詰まりを起こすことなく、スムーズに第1の搬送路
L1に供給されることになる。
更に、原稿を排出すべく、搬送部7から排紙部11へ原
稿を搬送する場合には、フラッパ29は第8図に示すよ
うに、プラテンガラス2の表面より先端部を低くされた
第1の位置にもたらされている。従って、第3及び第4
の搬送路L3.L4は、第1の位置にあるフラッパ29
の上面に圧接している弾性片75により完全に閉塞され
、第2の搬送路L2のみが開放される。このようにして
、第1の搬送路L1を搬送されてきた原稿は、この搬送
路切換装置30の第1の位置にあるフラッパ29に圧接
された弾性片75にガイドされて、確実に第2の搬送路
L2に供給されることになる。
(2) フラッパ29の駆動装置32は、第1及び第2
のソレノイド51.53を備え、この2台のソレノイド
によりフラッパ29を第1、第2、及び第3の位置の3
段階に切換駆動している。このようにして、この複雑な
動作が確実に実行されることになる。
また、2台のソレノイド51.53のオン、オフ動作に
よりフラッパ29の回動位置を切換えることができるの
で、この駆動制御が簡申化されることになる。
(3) 弾性片75はフラッパ29の表面に弾性的に圧
接されている。従って、この弾性片75は、(1)で説
明したように、原稿を搬送部7から排紙部11まで搬送
するガイドとして機能すると共に、フラッパ29を第1
の位置に付勢する付勢部材としても機能している。この
ようにして、第1のソレノイド51のプランジャ57を
これが外方に突出した状態に付勢しておく付勢部材が必
要でなくなり、構成が簡単化されることになる。
(4) 原稿は、反転部9から搬送部7へ搬送される際
に、弾性片75によりフラッパ29の表面に押えつけら
れる。このようにして、反転部9において、原稿の表裏
を反転される際に付けられた曲り癖は矯正され、原稿は
良好にプラテンガラス2上に供給されることになる。
この発明は上述した一実施例の構成に何等限定するもの
でなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形
可能である。
例えば、前述した一実施例では、フラッパ29の駆動機
構32は2個のソレノイドを備えるように構成した。し
かしながら、この発明においては、駆動装置はこのよう
な構成に限定されることなく、例えば、第9図乃至第1
1図に他の実施例として示すように構成してもよい。
以下に、フラッパ29の駆動機構の他の実施例を説明す
る。
第9図に示すように、この駆動機構90は、内部にプラ
ンジャ89を往復動自在に有するソレノイド91を備え
ている。このプランジャ89の先端部には、切換えレバ
ー93の一端が接続されている。この切換えレバー93
の他端は、復帰ばね97を介して下ガイド33のフレー
ムに取り付けられている。この復帰ばね97により、プ
ランジャ89は、外方に突出するように付勢されている
この切換えレバー93の一側に隣接して、カム板として
機能する切換え板103が設けられている。この切換え
板103には、後述する形状のカム溝101が形成され
ている。尚、切換えレバー93の一側面には、カム溝1
01に係合する保合ビン95が取り付けられている。
この切換え板103は、第10図に示すように、扇状に
形成され、この扇の要の位置に設けられた支軸99を中
心として回動自在に取付けられている。この切換え板1
03には、支軸99より下方に突出する延出部104が
形成されている。この延出部104の下端には、前述し
た一実施例で説明したロッド59の一端が回動自在に接
続されている。このロッド59の他端には、前述したよ
うに、アーム65を介してフラッパ29が取り付けられ
ている。尚、この切換え板103は、押えばね105を
介して、常に図中時計方向に沿って回動するように付勢
されている。
前述したカム溝101は、第11図に示すように、上方
から下方に向けてジグザグ状に配設された6本の溝部1
01a〜101fから構成されている。ここで、第2乃
至第5の溝部101b〜101eは、その長さを短く設
定され、上方の第1及び下方の第6の溝部1o1a、1
01fは長く設定されている。また、第1及び第6の溝
部101a、101fの夫々の先端部は、一点で接続さ
れ、このようにして、第1乃至第6の溝部101a〜1
01fはエンドレスになされている。
ここで、第1及び第2の溝部1018.101bの接合
部においては、上方の第1の溝部101aの方が、高く
なされている。第2及び第3の溝部101b、101c
の接合部においては、第2の溝部101bの方が高くな
されている。また、第3及び第4の溝部101c、10
1dの接合部においては、第3の溝部101Cの方が、
高くなされている。更に、第4及び第5の溝部101d
101eの接合部においては、第4の溝部101dの方
が、^くなされている。また、第5及び第6の溝部10
1e、101fの接合部においては、第5の溝部101
eの方が、高くなされている。
そして、第6及び第1の溝部101f、101aの接合
部においては、第6の溝部101fの方が、高くなされ
ている。このように、各溝部101a〜101fの接合
部においては、段差が設けられている。この段差により
、係合ビン95は、第1の溝部101aから第2の溝部
101b、第3の溝部101c、第4の溝部101d、
第5の溝部101e、そして第6の溝部101fを経て
、第1の溝部101aに順次係合し、逆方向の係合を禁
止するように形成されている。
以上のように構成された駆動装置90の動作を以下に説
明する。
係合ビン95は、初期状態において、ソレノイド91が
消磁された状態で、第10図に符号Aで示すように、第
6の溝部101fの第5の溝部101eに隣接する部分
に復帰はね97の付勢力により付勢されて位置している
。この状態で、フラッパ29は第5図に示すように、第
1の位置に保持されている。
この状態から、ソレノイド91は励磁され、係合ビン9
5は、復帰ばね97の付勢力に抗して、第6の溝部10
1fを図中布から左に移動して、符号Bで示すように、
第1の溝部101aの左端部にもたらされる。そして、
ソレノイド91が再び消磁することにより、係合ビン9
5は復帰ばね97の付勢力により第1の溝部101aを
、図中左から右に移動し、符号Cで示すように、第2の
溝部101bの右端部にもたらされる。この状態で、フ
ラッパ29は第6図に示すように、第3の位置にもたら
される。
このように、係合ビン95が、符号Cで示す位置から、
ソレノイド91が励磁/消磁動作を1回ずつ行なうこと
により、係合ビン95は第2及び第3の溝部101b、
101cを順次通って、符号りで示すように、第4の溝
部101dの第3の溝部101Cに隣接する部分にもた
らされる。この状態で、フラッパ29は、第7図に示す
ように、第2の位置にもたらされる。
更に、係合ビン95が、符号りで示す位置から、ソレノ
イド91が励磁/消磁動作を1回ずつ行なうことにより
、係合ビン95は第4及び第5の溝部101d、101
eを順次通って、符号Aで示すように、第6の溝部10
1fの第5の溝部101eに隣接する部分にもたらされ
る。この状態で、フラッパ29は、第8図に示すように
、再び第1の位置にもたらされる。
このように、他の実施例において駆動機構90は構成さ
れているので、以下に述べるような効果が更に得られる
(1) 駆動機構の駆動源としてソレノイドが1台だけ
設けられているので、駆動制御は前述した一実施例のも
のより更に簡単化される。
(2) カム溝101においては、互いに隣接する溝部
の部分には、係合ビン95の進行方向に沿って落ち込む
ように段差が設けられている。このようにして、係合ビ
ン95の進行方向は一方向に規制され、逆方向に移動す
ることはなく、フラッパ29の切換え動作は常に確実に
実行される。
また、以上述べた他の実施例の他に、この発明は種々変
形可能である。
例えば、前述した弾性片75は、弾性を有する合成樹脂
から形成されていなくともよく、剛性を有するプレート
を回動可能に取付、このプレートをばねによって付勢力
を付与し、フラッパ29の上面に圧接するようにしても
よい。
更に、前記一実施例では、フラッパ29を弾性片75の
弾性力により第1の位置に付勢しているが、たとえば、
軸60と固定部材との間にばねを取り付け、ばねの復帰
力によりフラッパ29を第1の位置に付勢してもよい。
また、フラッパ29の駆動機構は、駆動源としてソレノ
イドを備えていなくともよく、例えば、駆動源としてモ
ータを用いるようにしてもよい。
一実施例では、第1のソレノイド51により駆動される
第1のプランジャ57の、これが突出する方向に付勢す
る付勢力を、フラッパに圧接する弾性片の付勢力から得
るようにしている。しかしながら、第1のプランジャの
付勢力はこの弾性片によらずどもよく、別途もうけたば
ねにより得るようにしてもよい。
また、一実施例では、フラッパ及び弾性片を用い、フラ
ッパを3段階に回動駆動することにより、4本の搬送路
の合流部における搬送路の切換えを制御している。しか
しながら、この発明においては、フラッパ及び弾性片を
用い、フラッパを2段階に回動駆動することにより、3
本の搬送路の切換えを制御するようにしてもよい。
更に、この発明に係わる搬送路切換装置は、ADFにお
ける反転部と排紙部との切換えに用いられることのみな
らず、複写機のような画像処理装置やソータ等における
用紙の搬送路の切換えに用いられてもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明に係わる搬送路切換装置
は、第1乃至第3の搬送路の合流部に設けられ、第1の
搬送路から第2の搬送路への、若しくは第2の搬送路よ
り下方に設けられた第3の搬送路、から第1の搬送路へ
の用紙の搬送を切換える搬送路切換装置であって、第1
及び第3の搬送路の間に回動支点を有し、第1の搬送路
より低い第1の位置と第1の搬送路より僅かに高い第2
の位置との間で回動可能な回動部材と、一端が第2及び
第3の搬送路の間に固定され、他端が回動部材の表面に
弾性的に圧接された弾性片とを具備し、回動部材が第1
の位置にある時は、用紙は第1の搬送路から弾性片に沿
って第2の搬送路へ搬送され、回動部材が第2の位置に
ある時には、用紙は第3の搬送路から回動部材とこれに
弾性的に圧接している弾性片との間を通って第1の搬送
路に搬送される事を特徴としている。従って、この発明
によれば、切換られた搬送路へ用紙を確実に送り込むこ
とができる搬送路切換装置が提供されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる搬送路切換装置の一実施例を
備えたADFを概略的に示す正面断面図、第2図は第1
図に示すADFの反転部及び排紙部を搬送路切換装置と
共に取出して示す正面断面図、 第3図は一実施例の搬送路切換装置の駆動装置を、フラ
ッパが第3の位置にある状態で示す側面図、 第4図は第3図に示す駆動装置を、フラッパが第2の位
置にある状態で示す側面図、 第5図は第3図に示す駆動装置を、フラッパが第1の位
置にある状態で示す側面図、 第6図は搬送路切換装置を、フラッパが第3の位置にあ
る状態で示す側面図、 第7因は搬送路切換装置を、フラッパが第2の位置にあ
る状態で示す側面図、 第8図は搬送路切換装置を、フラッパが第1の位置にあ
る状態で示す側面図、 第9図はこの発明に係わる搬送路切換装置の他の実施例
のフラッパの駆動装置を示す側面図、第10図は第9図
に示す駆動装置の切換え板を7ラツパと共に示す側面図
、そして、 第11図は第10図に示す切換え板を取出して示す斜視
図である。 29・・・回動部材(フラッパ)、30・・・搬送路切
換装置、32・・・駆動装置、75・・・弾性片、Ll
・・・第1の搬送路、L2・・・第2の搬送路、L3・
・・第3の搬送路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第4図 jI5図 jI6図 第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 第1乃至第3の搬送路の合流部に設けられ、第1の搬送
    路から第2の搬送路への、若しくは第2の搬送路より下
    方に設けられた第3の搬送路から第1の搬送路への用紙
    の搬送を切換える搬送路切換装置であつて、 第1及び第3の搬送路の間に回動支点を有し、第1の搬
    送路より低い第1の位置と第1の搬送路より僅かに高い
    第2の位置との間で回動可能な回動部材と、一端が第2
    及び第3の搬送路の間に固定され、他端が回動部材の表
    面に弾性的に圧接された弾性片とを具備し、 回動部材が第1の位置にある時は、用紙は第1の搬送路
    から弾性片に沿つて第2の搬送路へ搬送され、回動部材
    が第2の位置にある時には、用紙は第3の搬送路から回
    動部材とこれに弾性的に圧接している弾性片との間を通
    つて第1の搬送路に搬送される事を特徴とする搬送路切
    換装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009035409A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Ricoh Elemex Corp 用紙搬送装置

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JP2009035409A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Ricoh Elemex Corp 用紙搬送装置

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