JPS6212498Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6212498Y2 JPS6212498Y2 JP1980075231U JP7523180U JPS6212498Y2 JP S6212498 Y2 JPS6212498 Y2 JP S6212498Y2 JP 1980075231 U JP1980075231 U JP 1980075231U JP 7523180 U JP7523180 U JP 7523180U JP S6212498 Y2 JPS6212498 Y2 JP S6212498Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stopper
- spindle
- backward
- motor
- cutting feed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005553 drilling Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling And Boring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は工具による加工装置に関し、その目的
は、切削送りを安定化させ工具の破損を防止した
ことである。
は、切削送りを安定化させ工具の破損を防止した
ことである。
従来の穴明け装置は回転するスピンドルを油圧
による送り用シリンダで早送り並びに切削送りを
与えている。この場合、早送り、切削送りの切換
えが安定せず工具のつつ込みが発生すると共に、
工具の切味が劣化しても送り用シリンダは切削送
りの前進を続行しているために工具に無理な負荷
が掛り工具が破損する不具合があつた。
による送り用シリンダで早送り並びに切削送りを
与えている。この場合、早送り、切削送りの切換
えが安定せず工具のつつ込みが発生すると共に、
工具の切味が劣化しても送り用シリンダは切削送
りの前進を続行しているために工具に無理な負荷
が掛り工具が破損する不具合があつた。
本考案は上記従来の不具合を解決したもので、
その特長は、スピンドルの早送り機構と切削送り
機構とを分離し、スピンドルの切削送りは切削送
り機構の案内に基いて一定の推力により前進移動
するようにしたものである。
その特長は、スピンドルの早送り機構と切削送り
機構とを分離し、スピンドルの切削送りは切削送
り機構の案内に基いて一定の推力により前進移動
するようにしたものである。
以下本考案の実施例を図面により説明する。１
は機箱、２は機箱１に回転並びに軸方向に進退移
動可能に軸承されたスピンドル、３はスピンドル
２の先端に有するチヤツク、４はチヤツク３によ
つて装着されたドリルである。５は機箱１の外側
に固設された主軸モータで、その回転出力軸と結
合したスプライン軸６が前記スピンドル２とスプ
ライン嵌合されている。
は機箱、２は機箱１に回転並びに軸方向に進退移
動可能に軸承されたスピンドル、３はスピンドル
２の先端に有するチヤツク、４はチヤツク３によ
つて装着されたドリルである。５は機箱１の外側
に固設された主軸モータで、その回転出力軸と結
合したスプライン軸６が前記スピンドル２とスプ
ライン嵌合されている。
７は前記スピンドル２を一定の推力で進退移動
させる進退送り用シリンダであり、そのピストン
ロツド８はスピンドル２と一体移動するプレート
９に結合されている。
させる進退送り用シリンダであり、そのピストン
ロツド８はスピンドル２と一体移動するプレート
９に結合されている。
さらに、機箱１の両外側にはパイロツトバー１
０，１１がスピンドル２と平行軸線で摺動自在に
案内支持され、両パイロツトバー１０，１１の先
端は前記プレート９の両端に結合されている。
０，１１がスピンドル２と平行軸線で摺動自在に
案内支持され、両パイロツトバー１０，１１の先
端は前記プレート９の両端に結合されている。
１３は前記パイロツトバー１０と平行な軸線方
向、すなわち、スピンドル２と平行軸線で回転自
在に軸承した切削送り用ねじ軸であり、減速モー
タ１４によつて正逆回転するものである。この切
削送り用ねじ軸１３にはナツト１５が回り止めし
て螺合されている。このナツト１５の回り止め機
構は各種の構造が考えられているが、一例として
切削送りねじ軸１３と平行なガイド軸１６を設
け、これにナツト１５の一部を摺動可能に係合
し、切削送り用ねじ軸１３の回転によりねじリー
ドでナツト１５を軸線方向に送り移動を行うよう
にする。このナツト１５には軸線と直交する方向
に第１のストツパ１７を突設し、また前記パイロ
ツトバー１０の後端には第１のストツパ１７と対
向する第２のストツパ１２を突設すると共に、第
１のストツパ１７、第２のストツパ１２の対向面
にそれぞれ近接スイツチ１９，１８を設ける。こ
の近接スイツチ１９，１８は一度近接したときに
は減速モータ１４をスタートし、その後離れたと
きには図略のパイロツトランプ若しくはブザー等
の警報器を作動するものである。
向、すなわち、スピンドル２と平行軸線で回転自
在に軸承した切削送り用ねじ軸であり、減速モー
タ１４によつて正逆回転するものである。この切
削送り用ねじ軸１３にはナツト１５が回り止めし
て螺合されている。このナツト１５の回り止め機
構は各種の構造が考えられているが、一例として
切削送りねじ軸１３と平行なガイド軸１６を設
け、これにナツト１５の一部を摺動可能に係合
し、切削送り用ねじ軸１３の回転によりねじリー
ドでナツト１５を軸線方向に送り移動を行うよう
にする。このナツト１５には軸線と直交する方向
に第１のストツパ１７を突設し、また前記パイロ
ツトバー１０の後端には第１のストツパ１７と対
向する第２のストツパ１２を突設すると共に、第
１のストツパ１７、第２のストツパ１２の対向面
にそれぞれ近接スイツチ１９，１８を設ける。こ
の近接スイツチ１９，１８は一度近接したときに
は減速モータ１４をスタートし、その後離れたと
きには図略のパイロツトランプ若しくはブザー等
の警報器を作動するものである。
また、他方のパイロツトバー１１の後端にはド
ツグ２０を設け、スピンドル２の後退端の原位確
認用リミツトスイツチLS1と、前進端の確認用リ
ミツトスイツチLS2とを作動するようになつてい
る。
ツグ２０を設け、スピンドル２の後退端の原位確
認用リミツトスイツチLS1と、前進端の確認用リ
ミツトスイツチLS2とを作動するようになつてい
る。
次に上記本考案装置の作動について説明する。
図示は原位置状態であり、加工開始の信号に基い
て主軸モータ５を回転すると共に、進退送り用シ
リンダ７を前進作動する。これによつて回転する
スピンドル２を早送り前進させ、これと同一移動
する第２のストツパ１２が第１のストツパ１７に
当接して早送り前進端を規制する。従つて、スピ
ンドル２の早送り前進端位置は、穴明け加工され
る工作物の形状や寸法に基いて予め第１のストツ
パ１７の位置を調整することにより任意に設定さ
れる。
図示は原位置状態であり、加工開始の信号に基い
て主軸モータ５を回転すると共に、進退送り用シ
リンダ７を前進作動する。これによつて回転する
スピンドル２を早送り前進させ、これと同一移動
する第２のストツパ１２が第１のストツパ１７に
当接して早送り前進端を規制する。従つて、スピ
ンドル２の早送り前進端位置は、穴明け加工され
る工作物の形状や寸法に基いて予め第１のストツ
パ１７の位置を調整することにより任意に設定さ
れる。
前記第２のストツパ１２が第１のストツパ１７
に当接したときに近接スイツチ１８，１９によつ
て減速モータ１４が起動し、切削送り用ねじ軸１
３が回転して第１のストツパ１７を切削送り相当
速度で前進させる。
に当接したときに近接スイツチ１８，１９によつ
て減速モータ１４が起動し、切削送り用ねじ軸１
３が回転して第１のストツパ１７を切削送り相当
速度で前進させる。
前記早送り前進端を規制されているスピンドル
２はもとより進退送り用シリンダ７による前進方
向へ一定の推力を有しており、この推力は第２の
ストツパ１２に付与されて第２のストツパ１２は
常に第１のストツパ１７に当接して追従移動す
る、従つて、早送り前進端以後のスピンドル２の
前進移動速度は切削送り速度に変更されドリル４
は工作物に切り込まれるのである。尚深穴加工の
場合には図略の公知のステツプフイード装置によ
つてスピンドル２の早戻しを行いその間減速モー
タ１４を逆転させ半ピツチ後退し、再び前進させ
る動作を繰り返して行う。また、ドリル４の切味
が劣化した場合には、進退送り用シリンダ７によ
る規定の推力では穴明け加工ができなくなり、ス
ピンドル２の前進移動と第１のストツパ１７の前
進移動に速度差が生ずる。すなわち、極端にはス
ピンドル２の推力前進移動は停止するが、第１の
ストツパ１７は前進移動を続行することになる。
従つて、第２のストツパ１２は置き去りとなり近
接スイツチ１８，１９は離間し、この信号によつ
て警報器により異常を報知してドリルの交換を行
う。
２はもとより進退送り用シリンダ７による前進方
向へ一定の推力を有しており、この推力は第２の
ストツパ１２に付与されて第２のストツパ１２は
常に第１のストツパ１７に当接して追従移動す
る、従つて、早送り前進端以後のスピンドル２の
前進移動速度は切削送り速度に変更されドリル４
は工作物に切り込まれるのである。尚深穴加工の
場合には図略の公知のステツプフイード装置によ
つてスピンドル２の早戻しを行いその間減速モー
タ１４を逆転させ半ピツチ後退し、再び前進させ
る動作を繰り返して行う。また、ドリル４の切味
が劣化した場合には、進退送り用シリンダ７によ
る規定の推力では穴明け加工ができなくなり、ス
ピンドル２の前進移動と第１のストツパ１７の前
進移動に速度差が生ずる。すなわち、極端にはス
ピンドル２の推力前進移動は停止するが、第１の
ストツパ１７は前進移動を続行することになる。
従つて、第２のストツパ１２は置き去りとなり近
接スイツチ１８，１９は離間し、この信号によつ
て警報器により異常を報知してドリルの交換を行
う。
尚正常の作動では前記のようにして穴明け加工
完了でスピンドル２並びに第１のストツパ１７を
原位置へ戻し、次回の加工に備える。
完了でスピンドル２並びに第１のストツパ１７を
原位置へ戻し、次回の加工に備える。
以上のように本考案はスピンドルの前進移動は
一定の推力を付与するだけとし、切削送りはスピ
ンドルの早送り機構とは全く分離した切削送り用
ねじ軸とストツパ機構とによるものであるから、
スピンドルの早送りから切削送りへの変換が従来
のような油圧量の調整に基くものではなく、機械
的に行うので円滑且つ安定化すると共に、工具に
対し過大な推力（切込み力）を与えることがなく
なり工具の破損を防止すると同時に前記ストツパ
機構に設けた近接スイツチにより工具の切味の劣
化を自動的に報知し、工具交換を喚起する利点を
有している。
一定の推力を付与するだけとし、切削送りはスピ
ンドルの早送り機構とは全く分離した切削送り用
ねじ軸とストツパ機構とによるものであるから、
スピンドルの早送りから切削送りへの変換が従来
のような油圧量の調整に基くものではなく、機械
的に行うので円滑且つ安定化すると共に、工具に
対し過大な推力（切込み力）を与えることがなく
なり工具の破損を防止すると同時に前記ストツパ
機構に設けた近接スイツチにより工具の切味の劣
化を自動的に報知し、工具交換を喚起する利点を
有している。
尚上記の実施例はドリルによる穴明け加工装置
によつて説明したが、タツピング、ボーリング等
の加工にも応用することができる。
によつて説明したが、タツピング、ボーリング等
の加工にも応用することができる。
図面は本考案の主要構成を示す断面図である。
１……機箱、２……スピンドル、４……ドリ
ル、５……主軸モータ、７……進退送り用シリン
ダ、９……プレート、１０，１１……パイロツト
バー、１２……第２のストツパ、１３……切削送
り用ねじ軸、１４……減速モータ、１５……ナツ
ト、１７……第１のストツパ、１８，１９……近
接スイツチ。
ル、５……主軸モータ、７……進退送り用シリン
ダ、９……プレート、１０，１１……パイロツト
バー、１２……第２のストツパ、１３……切削送
り用ねじ軸、１４……減速モータ、１５……ナツ
ト、１７……第１のストツパ、１８，１９……近
接スイツチ。
Claims (1)
- 先端に工具を装着しモータによつて回転すると
共に、進退送りシリンダによつて一定の推力を付
与して軸方向に進退移動するスピンドルと、該ス
ピンドルと平行軸線で減速モータによつて正逆回
転可能に設けた切削送り用ねじ軸と、該切削送り
用ねじ軸に回り止めして螺合したナツトに突設せ
る第１のストツパと、前記スピンドルと一体に軸
移動し、前記第１のストツパに当接する第２のス
トツパとを備え、前記第１のストツパと第２のス
トツパとの対向面側のそれぞれに、当接した状態
で減速モータを作動し、当接から離間したときに
警報器を作動する近接スイツチを設けてなる加工
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980075231U JPS6212498Y2 (ja) | 1980-06-02 | 1980-06-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980075231U JPS6212498Y2 (ja) | 1980-06-02 | 1980-06-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS573512U JPS573512U (ja) | 1982-01-09 |
| JPS6212498Y2 true JPS6212498Y2 (ja) | 1987-04-01 |
Family
ID=29437917
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980075231U Expired JPS6212498Y2 (ja) | 1980-06-02 | 1980-06-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6212498Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5608493B2 (ja) * | 2010-09-15 | 2014-10-15 | 株式会社タック技研工業 | サーボモータを用いた電動加工装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4835649A (ja) * | 1971-09-07 | 1973-05-25 |
-
1980
- 1980-06-02 JP JP1980075231U patent/JPS6212498Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4835649A (ja) * | 1971-09-07 | 1973-05-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS573512U (ja) | 1982-01-09 |
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