JPS62121172A

JPS62121172A - 紙葉類の集積制御装置

Info

Publication number: JPS62121172A
Application number: JP26068385A
Authority: JP
Inventors: Hideharu Tsutsumi; 英晴堤
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1985-11-19
Filing date: 1985-11-19
Publication date: 1987-06-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は、例えば銀行業務において用いられる現金自
動預金支払機に内部構成されるような紙葉類の集積制御
装置に関し、さらに詳しくは安定した集積性能を有する
紙葉類の集積制御装置に関する。

（ロ）発明の背景従来、上述例の現金自動預金支払Ｉａ等にあっては、内
部に紙幣を出入れする現金集積カセットが内蔵されてお
り、このカセットに集積される紙幣は、この集積枚数に
応じた集積圧で集積されでいる。

ところが、この現金集積力ヒットに対し、紙幣を出入れ
制御した場合に、例えば、このカセットに多数枚の紙幣
が搬入されると、この集積枚数の増加に伴って集積部は
加圧状態となり、この集積加圧状態が原因して整列不良
を起し、またこれに基づいてジャムの発生あるいは集積
不能となることがあった。

（ハ）発明の目的そこでこの発明は、紙葉類の集積部に、その集積圧を制
御Ｉｌする集積圧制御手段を設けて、集積圧不良による
ジャムや集積不能を解消１゛ることができる紙葉類の集
積制御装置６の提供を目的と１”る。

（ニ）発明の要約この発明は、紙葉類の集積部に紙葉類の集積圧を検知す
る集積圧検知センサを設け、この検知信号に基づいて、
紙葉類の集積圧を適正圧に制御する集積圧制御手段を設
けた紙葉類の集積制御装置であることを特徴とする。

（ホ）発明の効果この発明によれば、紙葉類の集積部に設けた集積圧検知
センサで集積状態を把握し、ざらにこのセンサの信号に
連動して、紙葉類の集積圧を適正圧に制御する集積圧制
御手段を設けであるため、紙葉類の集積状態が不適にな
りかけると、直ちに該集積圧制御手段が作動して、適正
な集積状態に再セットすることができる。

このため、仮に多数枚の集積動作が行なわれても、その
集積過程で適宜該集積圧制御手段が圧力調整することで
、その集積枚数に応じた最適な集積状態となり、常に安
定した集積状態を維持することができる。

くべ）発明の実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面は現金自動預金支払機に内蔵される現金集積力セラ
１〜の実施例を示し、第１図は現金集積カセット１１の
要部概略図であって、このカレント１１の内部には、紙
幣１２を横長の立姿に川ねた状態で押圧板１３にもたれ
させて、集積ベルト１４上に整列集積し、この集積ベル
ト１４の搬送作用によって、紙幣１２は前段側あるいは
後段側へと搬送される。

上述の集積ベルト１４は、紙幣の搬送方向に対し、その
紙幣の横長さに対応させて左右一対に並列配設し、パル
スモータを駆動源とする集積ベルト駆動装置１５を介し
て駆動する。

この集積ベルト１４の上面には、搬送方向と直交させて
架設した押圧板１３を載設しており、この抑圧板１３は
上部側が後段側に若干後傾した後傾状態に設けられ、紙
幣の取込み・繰出しに適したある設定角度の範囲に維持
されている。

上述のカセット１１の前段側には、上部に紙幣取込み部
１６が、下部に紙幣繰出し部１７が形成され、紙幣取込
み部１６は集積Ｏ−ラ１８と、これに対向する集積挟持
ローラ１９とが配設され、搬入された紙幣１２の取込み
時に、集ｖ４０−ラ１８が回転し、これに連れまわる集
積挟持ローラ１９の挟持作用により、紙幣１２を一枚ず
つカセット１１内に取込む。

また、この集積挟持ローラ１９と同軸上に配設された羽
根車２０の回転作用により、取込まれた紙幣１２の後端
をはたいて、既集積紙幣の上端と、次紙幣の先端が衝突
するのを防止している。また、後傾状態に整列集積され
た紙幣１２の前端血中央部には取込み・繰出し兼用に作
用する補助ローラ２１を配設している。

一方、下部側の紙幣繰出し部１７は、後傾状態の紙幣１
２の前端面下部に対向する繰出しロー５２２と、これに
対向する対応ロー５２３と、ゲートレバー２４とを備え
ており、繰出しロー５２２は、ゴム材等の摩擦係数の高
い材質を、このローラ周面の一部に設け、このローラ２
２の一回転で紙幣１２を一枚出しすべく設けている。

また、グー１−レバー２４は、基端部がソレノイド２５
に支持され、先端部が集積ベルト１４の前端に連設され
た集積台２６上に位置して、集積された紙幣１２・・・
の前面下部の位置規制をしている。

ところで、前述した紙幣取込み部１６側には、搬入ガイ
ド部材２７と、集積確認センサＳ１とが配備され、紙幣
１２を確実に搬入すると共に、その搬入された紙幣１２
の通過確認をする。また、紙幣繰出し部１７側には、繰
出しガイド部材２８と、繰出し検知センサＳ２とが配備
され、同様に確実な繰出し作用と、通過確認をする。

、さらに、集積された紙幣１２の前端血中央部には、集
積圧検知レバー２９と、そのレバー２９の移動位置を検
知する集積圧検知センナ＄３とが配設されている。

このレバー２９は、集積された紙幣の前端面中央部に対
接して位置し、集積した紙幣１２の集積状態に応じて、
レバー２９は前後方向に傾動許容されて変位し、この変
位置を集積圧検知センサＳ３で検知することにより、過
不足の集積状態を正確に把握することができ、不適な集
積状態のときは、これに連動して、直ちに押ｊモ板１３
を前後進さけて、集積圧力を調整する。

第２図は集積制御装置の制御回路ブロック図を示し、Ｃ
ＰＵ３０はＲＯＭ３１に格納されたプログラムに沿って
各回路装置を制御し、その制ｔｉｌ＋１−夕をＲＡｉＶ
１３２で配憶する。

集積ローラ駆動装置３３は、カセット１１への紙幣１２
の取込み時に駆動され、集積ローラ１８および補助ロー
ラ２１を回転駆ωＪする。

また、繰出しローラ駆動装置３４は、カセット１１から
の紙幣１２の繰出し時に駆動され、繰出しローラ２２を
回転駆動する。

このように構成された集積処理動作を第３図を参照して
説明する。

今、紙幣１２が現金自動預金支払機に投入されると、こ
の紙幣１２は真偽や金種が鑑別された後、現金集積カセ
ット１１に導かれる。このとき、第１ステツプ４１で、
カセット１１内に予め集積されている紙幣１２・・・の
集積圧が適正圧であるか否かを、集積圧検知セン１すＳ
３の検知信号を介して判定し、集積圧が適正であれば、
現金集積カセット１１の集積準備動作が完了したとして
、第２ステツプ４２で、集ｖ４ｉＦ１１作を開始し、導
かれた紙幣１２を、順次一枚ずつ取込み処理する。

そして、第３ステツプ４３で、カセッ１１内への集積枚数が、規
定集積枚数より少なければ、第４ステツプ４４で、続け
て収納すべき紙幣１２・・・の集積動作を続けて、集積
処理は完了する。

ところで、上述の第１ステツプ４１で、集積圧が不適で
あると判定された場合には、直ちに適圧にずべく集積ベ
ルト駆動装置１５を介して押圧板１３を前後進させる。

また、第３ステツプ４３で、集積動作を開始した紙幣１
２の取込み動作中において、カセット１１内の一度の集
積枚数が規定集積枚数を越えて、加圧集積状態になり始
めると、この加圧状態は集積圧検知センサＳ３により直
ちに検知され、これに基づいて一旦集積動作を中断して
、カセット１１内を適圧にすべく集積ベルト１４を後退
駆動して、押圧板１３を後退移動させるように、第１ス
テツプ４１以降の処理動作がなされる。

なお、上述した集積動作に限らず、繰出し動作において
ら同様な適正制御がなされる。さらに、集積枚数が少な
い減圧集積状態と判定された場合は、逆に抑圧板１３を
前進させて、取込み・繰出しに適した集積圧に自動的に
調整する。

上述のように、集積圧検知センサで紙幣の集積状態を正
確に把握して、紙幣の集積状態が不適になりかけると、
直ちに調整するため、常に集積枚数に適した集積状態と
なり、安定した集積状態を維持することができる。

なお、上述の実施例では、紙幣について説明したが、こ
の発明における紙葉類は上述の実施例にのみに限定され
るものではない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は紙幣集積カセットの要部概略側面図、第２図は
制御回路ブロック図、第３図は紙幣集積処理のフローチＶ−トである。１１・・・現金集積力セラ１〜１２・・・紙　幣１５・
・・集積ベルト駆動装置２９・・・集積圧検知レバー　３０・・・ＣＰＵ５３・
・・集積圧検知センサ

Claims

【特許請求の範囲】１、搬入された紙葉類を順次取込んで集積する集積部を
備えた紙葉類の集積制御装置であって、前記集積部は、紙葉類の集積圧を検知する集積圧検知センサを設けると共に、該集積圧検知センサが、紙葉類の過不足の不適な集積圧を検知したとき、これに連動して集積圧を適正圧に制御する集積圧制御手段を設けた紙葉類の集積制御装置。