JPS6211710A - 熱可塑性重合体の製造法 - Google Patents

熱可塑性重合体の製造法

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JPS6211710A
JPS6211710A JP61101258A JP10125886A JPS6211710A JP S6211710 A JPS6211710 A JP S6211710A JP 61101258 A JP61101258 A JP 61101258A JP 10125886 A JP10125886 A JP 10125886A JP S6211710 A JPS6211710 A JP S6211710A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野: 本発明は、アルケニル芳香族単量体、不飽和ジカルボン
酸無水物および場合によってはゴムを基礎とする熱可塑
性重合体を製造する方法に関する。
従来技術: アルケニル芳香族単量体および不飽和ジヵルゼン酸無水
物からの共重合体は、公知である。
この共重合体の例は、スチレ°ンおよび無水マレイン酸
からの共重合体(SMA )である。この共重合体の製
造は、ノ々ツチ法によって行なうこともできるし、連続
的方法によって行なうこともできる。この第1の市販の
SMA共重合体は、5000よりも低い分子量を有する
低分子量生成物であった。このタイプの低分子量生成物
は、例エバフロアシャンプー、フロアワックス、エマル
ジョンペイントおよび分散剤に使用される。
この低分子量生成物とともに、高分子量SMA共重合体
は、例えば自動車工業および家庭用品において重要であ
る。
スチレンおよび/またはα−メチルスチレンおよび無水
マレイン酸の共重合体は、一般に、例えば塊状重合また
は溶液重合にとって常用の方法によって製造される。従
って、例えば米国特許第2971939号明細書の記載
によればごスチレンおよび無水マレイン酸の共重合体は
、2つの単量体、スチレンと無水マレイン酸を、過酸化
物の存在下で反応させることによって得ることができる
。良好な重合制御は、溶剤、例エバメチルエチルケトン
、アセトン、キシレン、ジオキサン、エチルベンゼン、
ジメチルホルムアミドまたはトルエンを使用することに
よって達成される。
50:50(モル)の共重合体は、スチレンおよび無水
マレイン酸を非連続的に共重合させること、例えばスチ
レンおよび無水マレイン酸を芳香族溶剤中で沈殿重合さ
せることによって得ることができる。低い無水マレイン
酸含量を有する共重合体は、連続的共重合において多量
のスチレンと少量の無水マレイン酸との混合物を重合容
器中に強力に攪拌しながら高い温度で装入し、同量の重
合化合物を同時に容器から除去する場合に得ることがで
きる( A、W、HanSOn及びR,L、Limme
rmann1’ IndustrialEnginee
ring Chemistry″ 49、第1803頁
、1957)。
高分子量SMA重合体は、押出および射出成形によって
加工することができる。MA含最の理論的上限は、50
モルチである(交互共重合体)が、高分子量共重合体と
してこの生成物は、高い軟化点(220℃)のために加
工することができない。付加的に、脆性および感水性は
、MA含量で増大する。
他面で、低いMA含量および高いモル量を有する共重合
体は、なおいっそう簡単に加工することができる。この
場合、罹めて重要なものは、MA配合物中の少量の分散
液であり、これは、反応混合物の均一性に対する高い要
求を負わせる。米国特許第4141934号明細書の記
載から明らかなように、既にスチレンと無水マレイン酸
との混合を目的とする方法に関連する数多くの刊行物が
存在するが、これらの刊行物の何れにも重合体を不均一
性なしに製造することができる方法は記載されていない
欧州OPI特許出願第27274号明細書の第4頁およ
び第5頁には、米国特許第4141934号明細書に開
示された方法によれば、所望の結果も生じないし、不均
質反応生成物をも生じないことが述べられている。
前記方法は、一槽反応器中で全部の重合を行ない、かつ
生成物の均一性を保持しながら80チよりも多い所望の
変換率を達成するためには使用することができない。所
望の値を達成するだめには、計量装置を有する第2の反
応器が使用される。
重合すべき反応混合物の粘度は、芳香族単量体および不
飽和ジカルボン酸無水物を溶剤の質量中または溶剤の存
在で共重合させる間に変換度がより高くなるようにより
高い値に上昇し、このことは、均質混合物を得ることを
なおいっそう困難にする。
発明を達成するだめの手段: 本発明の目的は、前記欠点を示さない、アルケニル芳香
族単量体、不飽和ジカルぜン酸無水物および場合によっ
てはゴムを基礎とする熱可塑性重合体を製造する方法を
得ることである。
本発明による方法は、単量体および/またはその溶液を
上部と底部で互いに開口して結合している少なくとも2
つの反応帯域中で反応させ、反応混合物を混合装置およ
び/または搬送装置により反応帯域を通じて循環させる
ことを特徴とする。
両端部が開口して容器と結合している同軸案内管、1つ
またはそれ以上の混合装置を有する回転軸、および容器
の内壁と、案内管の外壁との間に回転のために締付けら
れている1つまたはそれ以上のスクリューリノンからな
る搬送装置を備えた、実質的に円筒形の壁面を有する容
器を使用することは好ましい。
本発明方法を使用することにより、一定の組成の均質生
成物は得られる。
生成物の均質性は、ガラス転移温度範囲(7g範囲)の
幅から測定される。90℃未満のガラス転移温度範囲は
、当該共重合体が均一な組成を有することを示す、狭い
転移温度範囲と考えられる。あまり均一でない共重合体
は、90℃よりも高いガラス転移温度範囲を有する。
従って、本発明方法を使用することによって、不飽和ジ
カルボン酸無水物混合物中に少量の分散液を有する共重
合体は得られ、狭い7g範囲を導く。
本発明方法は、槽反応器中での変換について何らの拘束
も負わず、したがって全部の重合法は、1工程で実施す
ることができる。
本発明方法において、アルケニル芳香族単量体としては
、スチレン、α−メチルスチレン、パラビニルトルエン
およびハロゲン置換スチレンを使用することができる。
本発明方法において無水マレイン酸は別として不飽和ジ
カルボン酸無水物としては、無水クロルマレイン酸、無
水ジクロルマレイン酸、無水シトラコン酸、無水イタコ
ン酸、無水フェニルマレイン酸、無水アコニット酸およ
びこれらの混合物を使用することができる。
スチレン−無水マレイン酸共重合体は、アクリルニトリ
ル、メタクリルニトリルまたは例えばメチルメタクリレ
ートもしくはエチルアクリレートのようなアクリレート
0〜30重量%を3種類の異性体として含有することが
できる。
好ましくは、三元重合体はアクリルニトリル少なくとも
5重量%を含有する。
適当なゴムは、エチレン−プロピレン共重合体、他のポ
リ不飽和単量体が共重合されたエチレン−プロピレン共
重合体、ポリブタジェン、スチレン−ブタジエンゴム、
ブタジエン−アクリルニトリルゴム、ポリイソプレン、
アクリレートゴム、塩素化ポリエチレンゴム、ポリイソ
プレンおよびシクロオレフィンゴムである。
重合は、単量体、重合体および場合によってはゴムに対
して非反応性の溶剤の質量中またはその溶剤の存在で行
なうのが好ましい。溶剤としては、メチルエチルケトン
が有利に選択される。選択することができる他の溶剤は
、アセトン、トルエン、キシレン、ジオキサン、エチル
Rンゼンまたはジメチルホルムアミドである。
重合は、溶剤1〜80重量%の存在で行なうことができ
、好ましくは溶剤10〜5o重量%の存在で行なうこと
ができる。
使用することができる開始剤の例は、過酸化(ンゾイル
、2.4−、、)クロルベンシイルベルオキシド、ジー
第三ブチルペルオキシP1第三ブチルペルオキシベンゾ
エート、過酸化ジクミル、クメンヒドロペルオキシド、
ジイソゾロぎルベンゼンヒPロペルオキシド、ジイソプ
ロfルペルオキシジカーゼネート、第三ブチルペルイソ
ブチレート、第三ブチルペルオキシイソプロビルカーゼ
ネート、第三ブチルペルオキシピノ々レート、メチルエ
チルケトンペルオキシド、過酸化ステアロイル、第三ブ
チルヒドロベルオキンF、過酸化ラウロイル、アゾ−ビ
ス−イソブチルニトリルまたはこれらの混合物である。
必要とされる開始剤の全体量は、単量体の供給と同時に
添加することができる。異なる活性化温度または異なる
半減期を有する前記開始剤の混合物を使用すること、ま
たは1つの開始剤および同じ開始剤、または異なる開始
剤を幾つかの個所で供給することによって、最適な変換
は達成することができ、かつ生成物の性質は変えること
ができる。開始剤を幾つかの個所で装入することは、殊
に高活性の開始剤を使用する場合に良好に温度制御を促
進させることができる。
また、重合は、高めだ温度で開始剤の不在で行なうこと
ができる。
この場合、ビニル単量体を重合するのに常用されている
ように、鎖長調節剤を添加することができる。この鎖長
調節の目的に常用されている化合物を使用することがで
きる。例は、n−ブチルメルカプタン、第三アミルメル
カプタン、n−オクチルメルカプタンである。また、若
干低い活性を有する鎖長調節剤、例えばジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、2゜2.4−1リメ
チルペンタンノオール、1,5−ジエチレングリコール
モノブチルエーテルおよび高沸点脂肪族アルコールを使
用することができる。これらの化合物は、付加的に粘度
減少作用を有する。
重合混合物に、例えば安定剤、酸化防止剤、滑剤、充填
剤、顔料等のような常用の添加剤を添加することができ
る。
重合温度は、一般に50〜2000Cの間にある。80
〜160℃の温度が好ましい。
反応器中の圧力は、一般にとくに混合装置の型、反応質
量の循環速度、温度および粘度に応じて2〜100ノ々
−ルの間にある。好ましくは、圧力は5〜50・ζ−ル
である。比較的揮発性の単量体または他の添加剤を使用
する場合には、10〜75ノ々−ルの圧力を使用するこ
とができる。
本発明方法において、循環時間および混合時間の双方が
スクリューリボンの速度および混合装置の速度によって
調節されることは、極めて重要なことである。全反応器
を通じて流路に沿って循環する容量要素がとる時間とし
て規定される循環時間は、0.1〜30秒間、有利に1
〜10秒間である。
混合時間は、0.1〜300秒間、有利に1〜70秒間
である。
混合時間は、供給物質の濃度を、全ての個所での濃度が
計算した最終値と5多未満の偏差を示すような程度に均
一にするのに必要とされる時間として規定される。
混合時間は、循環時間の10倍であるかまたはそれより
も短いのが好ましい。
本発明により得られた共重合体は、30000〜500
0000重量平均分子量を有し、好ましくは75000
〜300000の重量平均分子量を有する。
重量平均分子量(Mw )は、”ジャーナル・オブ・ア
プライP・ポリマー・サイエンス(Journal  
of Appl ied Polymer 5cien
ce)”、第20巻、第1619頁〜第1626頁(1
976年)に記載された方法により測定することができ
る。テトラヒドロフラン中で25゜0℃で極限粘度数を
測定することにより、ワンポイント測定によって重量平
均分子量(Mw )を測定する方法が開発された。5〜
50モルチのMA含量オヨび2×104〜7×106の
MW範囲には、次のものが支持される: 〔η:l=3.98.10 ’ 、MwO・596但し
: 〔η〕=極限粘度数 Mw =重量平均分子量。
本発明により得られたスチレン−無水マレイン酸共重合
体は、16〜35重量%の無水マレイン酸含量および6
5〜85重量%のスチレン含量を有する。好ましくは、
20〜30重量%の無水マレイン酸含量および70〜8
0重量%のスチレン含量を有する共重合体が得られる。
溶液を後加工するには、変換率を最大にするのが有用で
ある。溶剤を除去した後、この溶剤により高度に濃縮さ
れた溶液を生じ、この溶液の固体含量は、先に蒸発させ
ることなしに押出すことができる変換率に相当する。
本発明で使用される装置は、容器の内壁と、案内管の外
壁との間で容器の軸線を中心に回転させることができる
ように構成されている、1個またはそれ以上のスクリュ
ーリゼンからなる搬送装置を有する。このようなスクリ
ューリゼンからなる搬送装置が媒体の粘度によって影響
を及はされる程度は低く、したがってポンプ作。
用についての効率は、搬送装置および/まだはポンプの
効率よりも良好である。更に、ポンプとして運転される
スクリューリゼンによって発生される案内管を通る流れ
は、例えばプロペラ(propel for )のよう
に迅速に回転する攪拌装置を使用する場合に濃度の極め
て迅速な均等化をもたらすことができ、容器中の媒体の
滞留時間は、実質的如極めて短縮させることができる。
更に、互いに間隔をおいて位置した、種々のプロペラを
使用する場合には、混合すべきそれぞれの成分の供給装
置は、流れ方向忙見て攪拌装置の前に形成させることが
できる。従って、種々の成分は、循環媒体と、攪拌装置
によって完全に別々に混合することができる。
オランダ国特許第168393号明細書の記載によれば
、このような装置は、重合の間に主要流用の接続管を介
して連続的に供給される低粘度単量体が高粘度反応混合
物と、即座には均一に混合されないという欠点を有する
ことであろう。従って、この単量体は、反応器の入口付
近で反応混合物から分離された1つの層を形成し、この
層は、一定でなくときどき変化し”、かつ瞬間的に反応
容器の容量の約20チを占有し、次の瞬間それは全く消
滅した。このように不安定な単量体層は、反応混合物中
での温度制御を極めて困難にし、かつ得られる重合体の
品質に変動をきたす。
実施例: 次に、本発明を図面に示した実施態様に基づいて詳説す
る。
反応容器は、例えば7ランジ2aおよび2bにより結合
されている、2つの取外し可能な半割型1aおよび1a
からなる実質的に円筒形の割型から構成されている。容
器中には、同軸の仕切壁3が存在し、この仕切壁は、容
器の端面に連続せず、かつ案内管4を形成する。支持の
目的のために、この管の壁は、片側で割型1aに堅固に
結合し、この側には、多くの抵抗を生じることなしに液
体の流れを導くの尾十分な大きさの開口5を備えている
。案内管手内には、攪拌機6,68等、例えば2枚の羽
根を有するプロペラミキサーが備えられている。従って
、案内管は、実際に混合室を形成する。プロペラは、回
転軸7に堅固に締付けられ、この回転軸は、スタッフィ
ングヂックス8を介して容器の外側に拡がり、ここでこ
の軸は駆動させることができる。それぞれのプロペラは
、混合管がら僅かな距離をおいて極めて良好な微細混合
をもたらし、この場合速度およびプロペラは、1秒あた
りの回転積(メートルでの直径) が1秒あたり少なく
とも0.05−であるような程度に適当に選択される。
更に、混合すべき成分は、別々に1反応器中に、例えば
それぞれの成分が流れ方向に見てプロペラの前方で主要
流中に別々に混合されるように装入することができる。
重合は、第2の成分および原料物質、分散剤等を前記の
2つの流れの間に適当に分配させるかまたはこれらの物
質を別々に供給するための供給管を使用することによっ
て前記容器中に選択的に導入することができることに帰
する。この容器の端部には、供給管9.9a等が設けら
れており、この供給管は、成分をプロペラ6.6a等に
それぞれ供給するために使用することができる。主要流
の供給および排出は、接続管1゜および10aを介して
行なうことができる。
容器部分1aの壁と、混合管牛の壁との間には、スクリ
ューリIン11およびllaが形成されている。このス
クリューリゼンは、フォーク部材12に結合され、この
フォーク部材は、フォーク部材12の端部に堅固に結合
されている回転軸13により容器の軸線を中心にリセン
を回転させることができる。また、この軸は、スタッフ
イングゼツクス14を介して容器の外側に拡がり、そこ
でこの軸は駆動させることができる。2個のりゼンを使
用する場合には、スクリューリゼンの寸法は、容器の直
径の最大0゜75倍の常用のりゼンピッチで、リゼンの
羽根の幅が容器の直径の0.2倍に等しく、速度と循環
時間との積が双方を同じ単位時間にわたって計算して最
大で20であるような程度であるのが好ましい。従って
、前記の利点を得ることができる場合には、実際に容器
の寸法に制限はなく、この場合前記条件は満足される。
スクリューリゼンは、そのポンプ作用によって、図面に
矢印で示されているような混合室を介する液体の迅速な
循環を生じる。
詳細には、この装置がオランダ国特許出願第65167
83号明細書に開示されていることが指摘される。
本発明により得られる成形材料は、多数の用途に適当で
ある。多種多様の目的物、例えば管、壜、家具、自動車
のダッシュゼード、キャビネットならびに電子器具およ
び家庭電化製品のハウジング、靴のヒール、キャラノζ
ン、スキーおよびサーフI−ドは、この成形材料から製
造することができる。
次に、本発明を実施例およ゛び比較例に基づいて詳説す
るが、本発明はこれによって限定されるものではない。
実施例1 図面に記載した、0.004m’の反応容量を有する反
応器に連続的にスチレン42重量%、無水マレイン酸1
3重量%(M、A)、過酸化ベンゾイル0.2重量%(
BPO)およびメチルエチルケトン44.8重量%(M
EK)からなる供給量を装入する。
反応温度は、110℃であり、滞留時間は牛時間である
案内管中のプロペラミキサーは、250Orpm  の
速度を有し、リゼンミキサーは25rpm  で運転さ
れる。反応器を去る溶液をアセトン中に捕集し、かつメ
タノール中で凝固させる。その後に、重合体を乾燥炉中
で乾燥し、次いで分析する。
この試験において攪拌条件下で、溶液の循環時間は7秒
間であり、混合時間は42秒間である。第1表に表わさ
れた結果は、均質の生成物が得られたことを示し、この
場合ガラス転移温度は6℃である。
実施例2 本実施例の場合、すIンミキサーの速度は110rpm
  であり、全ての他の条件は実施例1の場合と同じで
ある。循環時間は2.2秒間であり、混合時間は13秒
間である。得られた共重合体は、均質な組成を有する。
比較例A 反応器はプロペラミキサーである。りぜンミキサ−の速
度は10Qrpm  である。全ての他の条件は、実施
例1の場合と同じである。
循環時間は6.6秒間であり、混合時間は、定められて
いないが、70秒間を上履る。
均質な組成を有する共重合体が得られる。
実施例3 図面に記載した、O,OO4rp?の反応容量を有する
反応器に連続的にスチレン58.56重量%、MAlo
、30重量%、MEK31.00重量%オjびBPOo
、 14重量%からなる供給量を装入する。
反応温度は110℃であり、滞留時間は2時間である。
プロペラミキサーおよびリタンミキサーは、それぞれ2
00Orpm  および23rpm  の速度で運転さ
れる。
循環時間は、混合時間と同様に8.6秒間である。
得られた共重合体は、均質な組成を有する。
比較例日 この実験は、実施例3の場合と同じ方法で実施された。
プロペラミキサーの速度は2000rpm  であり、
リタンミキサーの速度は6rpmである。
循環時間および混合時間は、双方とも34.0秒間であ
る。
均質の組成の共重合体が得られる。
実施例4 図面に記載した、O,OO4−の反応容量を有する反応
器に連続的にスチレン42.2重量%、無水マレイン酸
14.8重量%(MA)、メチルエチルケトン42.8
重量%(MEK )および過酸化ベンゾイル0.2重量
%(BPO)からなる供給量を装入する。反応温度は1
30 ’Cであり、滞留時間は4時間である。
案内管中のプロペラミキサーは2000 rpn″Iで
運転され、リタンミキサーは1100rp  で運転さ
れる。
循環時間は3.0秒間であり、混合時間は18゜0秒間
である。
得られた重合体は、均質な組成を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明方法を実施する、混合装置を有する反
応容器の1実施例を示す縦断面図であり、第2図は、第
1図による反応容器の線■−■での1実施例を示す横断
面図である。 la、lb・・・半割型、2 a l 2 b・・・フ
ランジ、3・・・仕切壁、4・・・案内管、5・・・開
口、6,6a・・・攪拌機、7・・・回転軸、8・・・
スタッフイシグゼツクス、9.9a・・・供給管、10
,108・・・接続管、11・・・スクリューリボン、
12 ゛°スフオー2材、13・・・回転軸 FIG、I          ’3− 回転軸FIG
、2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、アルケニル芳香族単量体、不飽和ジカルボン酸無水
    物および場合によつてはゴムを基礎とする熱可塑性重合
    体の製造法において、単量体および/またはその溶液を
    、上部と底部で互いに開口して結合している少なくとも
    2つの反応帯域中で反応させ、反応混合物を混合装置お
    よび/または搬送装置により反応帯域を通じて循環させ
    ることを特徴とする、熱可塑性重合体の製造法。 2、両端部が開口して容器と結合している同軸案内管、
    1つまたはそれ以上の混合装置を有する回転軸、および
    容器の内壁と、案内管の外壁との間に回転のために締付
    けられている1つまたはそれ以上のスクリューリボンか
    らなる搬送装置を備えた、実質的に円筒形の壁面を有す
    る容器を使用する、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3、アルケニル芳香族単量体はスチレンおよび/または
    α−スチレンおよび/またはパラビニルトルエンである
    、特許請求の範囲第1項記載の方法。 4、不飽和ジカルボン酸無水物は無水マレイン酸である
    、特許請求の範囲第1項記載の方法。 5、ゴムはエチレン−プロピレン共重合体、他のポリ不
    飽和単量体が共重合されているエチレン−プロピレン共
    重合体、ポリブタジエン、スチレン−ブタジエンゴム、
    ブタジエン−アクリルニトリルゴム、ポリクロルプロペ
    ン、アクリレートゴム、塩素化ポリエチレンゴム、ポリ
    イソプレンまたはシクロオレフィンゴムである、特許請
    求の範囲第1項記載の方法。 6、重合を単量体、重合体および場合によつてはゴムに
    対して非反応性の溶剤1〜80重量%の存在で行なう、
    特許請求の範囲第1項記載の方法。 7、塊状重合を使用する、特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 8、重合温度は50〜200℃である、特許請求の範囲
    第1項記載の方法。 9、循環時間は0.1〜30秒間である、特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 10、混合時間は0.1〜300秒間である、特許請求
    の範囲第1項記載の方法。 11、溶剤はメチルエチルケトンである、特許請求の範
    囲第6項記載の方法。 12、無水マレイン酸16〜35重量%およびスチレン
    65〜85重量%を有するスチレン−無水マレイン酸共
    重合体を得る、特許請求の範囲第1項記載の方法。 13、無水マレイン酸20〜30重量%およびスチレン
    70〜80重量%を有するスチレン−無水マレイン酸共
    重合体を得る、特許請求の範囲第1項記載の方法。 14、30000〜500000の分子量を有するスチ
    レン−無水マレイン酸共重合体を得る、特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
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