JPS62116431A - 静電複写装置 - Google Patents

静電複写装置

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JPS62116431A
JPS62116431A JP60254830A JP25483085A JPS62116431A JP S62116431 A JPS62116431 A JP S62116431A JP 60254830 A JP60254830 A JP 60254830A JP 25483085 A JP25483085 A JP 25483085A JP S62116431 A JPS62116431 A JP S62116431A
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path
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Hiroyuki Hamakawa
博幸 濱川
Kunio Nakai
仲井 邦夫
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く技術分野〉 本発明は、静電複写装置、更に詳しくは必要Qこ応して
複写紙の両面に画像を形成することができる静電複写装
置に関する。
く背景技術〉 複写紙の節約及び保管書類の枚数低減等の見地から、複
写紙の両面に画像を形成することが望まれることが少な
くなく、それ故に、近時においては、必要に応じて複写
紙の両面に画像を形成することができる静電複写装置が
提案され実用に供されるようになってきた。
かような静電複写装置の典型例は、複写紙搬送経路を規
定する複写紙搬送手段と、複写紙搬送経路にシート状複
写紙を供給するための複写紙供給手段と、複写紙返送経
路を規定する複写紙返送手段と、複写紙返送経路を通し
て返送される複写紙を受入れ且つ受入れた複写紙を複写
紙搬送経路に再供給するための複写紙再送手段とを具備
している。かかる静電複写装置においては、複写紙供給
手段から複写紙搬送経路に供給された複写紙が、複写紙
搬送経路を通して搬送される間に、複写紙の片面に画像
が形成される。そして、複写紙の片面にのみ画像を形成
することを望む場合には、片面に画像が形成された上記
複写紙はそのまま複写装置外に排出される。他方、複写
紙の両面に画像を形成することを望む場合には、片面に
画像が形成された上記複写紙は複写紙返送経路に導入さ
れ、複写紙返送経路を通して複写紙再送手段に所要の通
り受入れられる。しかる後に、複写紙再送手段に受入れ
られた複写紙は複写紙再送手段から複写紙搬送経路に再
供給され、複写紙、搬送経路を通して再搬送される間に
上記複写紙の他面に画像が形成され、上述した如くして
両面に画像が形成された複写紙はそのまま複写装置外に
排出される。
静電複写装置の支持構造としては、下部支持枠体と、作
用位置と非作用位置の間を旋回自在に下構造のものが知
られている。かかる場合、複写紙搬送経路の少なくとも
大部分は、上部支持枠体が上記作用位置に位置付けられ
ているときに上部支持枠体と下部支持枠体との間に規定
され、上部支持枠体を上記非作用位置にせしめると開放
されるようになっている。
しかして、上述した通りの支持構造を備えた両面複写可
能な静電複写装置においては、次の通りの解決すべき問
題がある。即ち、従来の支持構造においては、複写紙搬
送経路において紙詰りか発生した場合、上部支持枠体を
上記非作用位置に位置付けることによって複写紙搬送経
路の少なくとも大部分が開放され、これによって複写紙
搬送経路において詰った紙を容易に除去すことができる
が、しかし、複写紙再送手段において紙詰りか発生した
場合には、複写紙再送手段の近傍を開放することができ
ず、かかる部位での祇詰りを除去することが困難であっ
た。
〈発明の目的〉 本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主
目的は、複写紙搬送経路における祇詰り及び複写紙再送
手段近傍におけろ紙詰りか発生した場合に、これらの部
位において詰った紙を容易に除去することができる、改
良された静電複写装置を提供することである。
〈発明の要約〉 本発明によれば、下部支持枠体と、作用位置と非作用位
置との間を旋回自在に該下部支持枠体に装着された上部
支持枠体と、複写紙搬送経路を規定する複写紙搬送手段
と、該複写紙搬送経路にシート状複写紙を供給するため
の複写紙供給手段と、複写紙返送経路を規定する複写紙
返送手段と、複写紙返送経路を通して返送される複写紙
を受入れ且つ受入れた複写紙を該複写紙搬送経路に再供
給するための複写紙再送手段とを具備し、該複写紙供給
手段から該複写紙搬送経路に供給された複写紙が、該複
写紙搬送経路を通して搬送される間に、複写紙の片面に
画像が形成され、そして、片面に画像が形成された複写
紙が、選択的に該複写紙返送経路に導入されて該複写紙
返送経路を通って該複写紙再送手段に受入れられ、次い
で、該複写紙再送手段に受入れられた複写紙が該複写紙
再送手段から該複写紙搬送経路に再供給され、そして該
複写紙搬送経路を通して搬送される間に複写紙の他面に
画像が形成される、型の静電複写機において; 該下部支持枠体には、更に、補助支持枠体が作用位置と
非作用位置の間を旋回自在に装着されており、 該複写紙搬送手段の複数個の上側要素の大部分が該上部
支持枠体に装着されていると共に該複写紙搬送手段の複
数個の下側要素の大部分が該補助支持枠体に装着されて
おり、かくして該複写紙搬送経路は、該上部支持枠体及
び該補助持枠体力q亥作用位置にあるときには該上部支
持枠体と該補助支持枠体の間に規定され、該上部支持枠
体を該非作用位置にせしめると開放され、 また、該複写紙再送手段は該下部支持枠体に装着されて
おり、かくして該補助支持枠体が該作用位置にあるとき
には選択的に該複写紙返送経路に導入された複写紙が該
複写紙再送手段に所要の通り受入れられ、該補助支持枠
体を該非作用位置にせしめると複写紙再送手段の近傍が
開放される、ことを特徴とする静電複写装置が提供され
る。
〈発明の好適具体例〉 以下、添付図面を参照して、本発明に従って構成された
静電複写装置の具体例について説明する。
第1図は、本発明に従って構成された静電複写装置の一
置体例における主要構成要素を簡略に図示している。・
第1図に図示する静電複写装置は、略長方体形状のハウ
ジング2を具備している。このハウジング2の上面には
、複写すべき原稿(図示していない)が載置される静止
透明板4と、この透明板4及びその上に載置された原稿
を覆うための開閉自在な原稿押lえ部材6とが配設され
ている。
ハウジング2内の略中央部には、周表面に静電感光体を
有する回転ドラム8が回転自在に装着されている。矢印
10で示す方向に回転駆動される回転ドラム8の周囲に
は、矢印10で示す方向に見て順次に、帯電域12、露
光域14、現像域16、転写域18及びクリーニング域
20が規定されている。帯電域12には帯電用コロナ放
電器22が配設され、現像域16には現像装置24が配
設され、転写域18には転写用コロナ放電器26及び剥
離用コロナ放電器28が配設され、そしてクリーニング
域20には除電ランプ30及び残留トナー除去ブレード
32が配設されている。
回転ドラム8の上方には、全体を番号34で示す光学系
が配設されている。この光学系34は、可動原稿照明ラ
ンプ36、第1の可動反射鏡38、第2の可動反射鏡4
0、第3の可動反射鏡42、静止レンズ組立体44及び
静止反射鏡46を含んでいる。走査露光の際には、可動
原稿照明ランプ36及び第1の可動反射鏡38は、実線
で示す走査露光開始位置から実質上水平に所要位置(例
えば2点鎖線で示す最大走査露光終了位置)まで所要速
度■で移動せしめられ、第2の可動反射鏡40及び第3
の可動反射鏡42は、実線で示す走査露光開始位置から
実質上水平に所要位置(例えば2点鎖線で示す最大走査
露光終了位置)まで上記所要速度の半分の速度V/2で
移動せしめられる。この際に、上記透明板4上に載置さ
れた原稿が可動原稿照明ランプ36によって照射され、
原稿からの反射光が、第1.第2及び第3の可動反射鏡
38゜40及び42に順次に反射されてレンズ組立体4
4に至り、次いで、静止反射鏡46に反射されて上記露
光域14において感光体上に投射される。走査露光が終
了すると、可動原稿照明ランプ36並びに第1.第2及
び第3の反射鏡38.40及び42は、実線で示す走査
露光開始位置に戻される。
ハウジング2の一端部、即ち第1図において右端部には
、全体を番号48で示す複写紙供給手段が設けられてい
る。図示の複写紙供給手段48は、下部カセント受部5
0a、中間部カセット受部50b及び上部カセット受部
50cを含んでいる。下部カセット受部50a、中間部
カセット受部50b及び上部カセント受部50cには、
夫々、異なった寸法のシート状複写紙を収納した数種類
の複写紙カセット52のうちのいずれかが選択的に着脱
自在に装着される。下部カセ−/ )受部50a、中間
部カセット受部50b及び上部カセット受部50Cの各
々には、そこに装着された複写紙カセット52から複写
紙を1枚毎送出するための送出ローラ54a、54b及
び54cが配設されている。下部カセ7)受部50aに
装着された複写紙カセット52から送出された複写紙は
、複写紙搬送経路56aを通して全体を番号58で示す
複写紙搬送経路に導入される。中間部カセット受部50
bに装着された複写紙カセット52から送出された複写
紙は、複写紙送給経路56b及び56aを通して複写M
1搬送経路58に導入される。」二部カセント受部50
cに装着された複写紙カ七ノド52から送出された複写
紙は、複写紙送給経路56C956b及び56aを通し
て複写紙搬送経路58に導入される。複写紙送給経路5
6aは案内板60の上流部と案内板62の一部とによっ
て規定されており、複写紙送給経路56bは案内板対6
4によって規定されており、複写紙送給経路56cは案
内板対66によって規定されている。複写紙送給経路5
6aの上流端と複写紙送給経路56bの下流端との間に
は送給ローラ対68が配設されており、複写紙送給経路
56bの上流端と複写紙送給経路56cの下流端との間
には送給ローラ対69が配設されている。
上記は複写紙搬送経路58は、上流端70から下流端7
2まで第1図において右から左に略水平に延びている。
かかる複写紙搬送経路58は、複写紙搬送手段、即ら具
体例においては、上記案内板60の下流部及び案内板7
4の下流部、搬送ロー・う対76、案内板対78、搬送
ローラ対80、案内板82、上記転写域18 (即ち回
転ドラム8と転写用コロナ放電26及び剥離用コロナ放
電28との間)、搬送ベルト機構841、案内板86、
加熱定着ローラ対88、案内板対90及び搬送ローラ対
92によって規定されている。
上記複写紙搬送経路58の下流端72に隣接して、搬送
制御手段94が配設されている。この搬送制御手段94
は、両者間に複写紙移動経路96を規定する下側可動案
内部材98及び上側可動案内部材100を含む。下側可
動案内部材98及び五 l側可動案内部材100は、実線で示す下降位置と2点
鎖線で示す上昇位置とに選択的に位置付けられる。搬送
制御手段58の下流側には、複写紙排出径路104が設
けられ、複写紙排出径路104は複写紙排出手段、即ち
具体例においては排出ローラ対102によって規定され
ている。そして、ハウジング2の他端部、即ち第1図に
おいて左端部には、受皿106が着脱自在に装着されて
いる。
更に、上記搬送制御手段94に関連せしめて、全体を番
号108で示す複写紙逆転経路と、全体を番号110で
示す複写紙返送経路とが配設されている。案内板対11
2によって規定されている複写紙逆転経路108は、上
記搬送制御手段94の下流端に隣接する上流端から適宜
の湾曲形状に延びている。複写紙逆転経路10日の上流
端には、実線で示す非作用位置と2点鎖線で示す作用位
置とにi!! #R的に位置付けられる逆転ローラ11
4が配設されている。複写紙返送経路110は、上記搬
送制御手段94の上流端に隣接する上流端から第1図に
おいて左から右に幾分下方に傾斜して延びている。この
複写紙返送経路110は、複写紙返送手段、即ち具体例
においては、その上流端部に配設された案内板対116
と、かかる案内板対116の下流側に配設された全体を
番号118で示す返送制御機構とによって規定されてい
る。第1図を参照することによって容易に理解される如
く、搬送制御手段94の下側可動案内部材98及び上側
可動案内部材100が実線で示す下降位置に位置付けら
れている時には、複写紙搬送経路58と複写紙排出径路
104とが、搬送制御手段94における複写紙移動経路
96を介して相互に連通される。一方、下側可動案内部
材98及び上側可動案内部材100が2点鎖線で示す上
昇位置に位置付けられると、複写紙搬送経路58と複写
紙逆転経路108とが、搬送制御手段94における複写
紙移動経路96を介して相互に連通せしめられると共に
、複写紙逆転経路108と複写紙返送経路110とが、
搬送制御手段94における複写紙移動経路96を介して
相互に連通せしめられる。
図示の静電複写機においては、更に上記複写紙返送経路
110の下方に全体を番号120で示す複写紙再送手段
が設けられている。複写紙再送手段120は、実質上水
平に延びる受台122を存する。受台122の前端、即
ち第1図において右端には、停止手段124が配設され
ている。かかる停止手段124は、実線で示す作用位置
と2点鎖線で示す非作用位置とのいずれかに選択的に位
置付けられる。上記受台122の前端部上には、送給ロ
ーラ126 (送出手段を構成する)が設けられている
。この送給ローラ126は、受台122の上面に接触す
る図示の位置から上方へ自由に移動し得るように装着さ
れており、通常はそれ自体の重量(必要ならば適宜のば
ね手段)による偏倚作用によって下方へ強制されている
更に、上記複写紙再送手段120の前端から上記複写紙
搬送経路58の上流端70まで延びる、全体を番号12
8で示す複写紙再供給経路が設けられている。この複写
紙再供給経路128は、複写紙再供給手段即ち具体例に
おいては案内板130、再供給ローラ132、再供給ロ
ーラ134、案内板対136、及び上記案内板74の上
流部によって規定されている。
上述した通りの図示の静電複写装置の作用を概説すると
、次の通りである。
回転ドラム8は矢印10で示す方向に回転せしめられ、
帯電域12においては、帯電用コロナ放電器26によっ
て回転ドラム8上の感光体の表面が特定極性に帯電され
、露光域14においては、透明板4上に!!2置された
原稿の像が光学系34によって感光体上に走査露光され
、かくして感光体上に静電潜像が形成される。現像域1
6においては、現像装置24によって感光体上の静電潜
像にトナーが施されて静電潜像がトナー像に現像される
。転写域18においては、転写域18を通して搬送され
る複写紙(?j!写祇の搬送については後に更に言及す
る)が感光体の表面に接触せしめられ、転写用コロナ放
電器26の作用によって感光体上のトナー像が複写紙上
に転写される。次いで、剥離用コロナ放電器28の作用
によって感光体から複写紙がTI離される。剥離された
複写紙は、加熱定着ローラ対88に搬送され、ローラ対
88を通る際にトナー像が複写紙上に定着される。一方
、クリーニング域20においては、除電ランプ30から
の光が感光体に照射されて感光体上の残留電荷が消失せ
しめられ、次いで残留トナーブレード32の作用によっ
て感光体の表面から残留トナーが除去される。
複写紙の搬送について説明すると、次の通りである。最
初に、複写紙の片面のみに画像を形成する場合について
説明すると、この場合には、搬送制御手段94の下側可
動案内部材98及び上側可動案内部材100は、実線で
示す下降位置に位置付けられる。下部カセット受部50
a、中間部カセット受部50b又は上部カセット受部5
0Cに装着された複写紙カセット52から複写紙搬送経
路58に導入された複写紙は、複写紙1般送経路58を
通して搬送される。この間には、転写域18において複
写紙の片面(即ち上面)にトナー像が転写され、そして
かかるトナー像が加熱定着ローラ対88の作用によって
複写紙の片面上に定着され、かくして複写紙の片面に画
像が形成される。次いで、複写紙は、複写紙搬送経路5
8から搬送制御手段94における複写紙移動経路96を
通して複写紙排出経路104に導入され、複写紙排出経
路104を通して受皿106に排出される。かくして、
その片面に画像が形成されている複写物が得られる。
複写紙の両面に画像を形成する場合には、最初に搬送制
御手段94の下側可動案内部材98及び上側可動案内部
材100が2点鎖線で示す上昇位置に位置付けられる。
次いで、複写工程が開始されると、下部カセット受部5
0a、中間部カセント受部50b又は上部カセント受部
50cに装着された複写紙カセット52から複写紙搬送
経路58に導入された複写紙は、複写紙搬送経路58を
通して搬送される。この間には、転写域18において複
写紙の片面(即ち上面)にトナー像が転写され、そして
かかるトナー像が加熱定着ローラ対88の作用によって
複写紙の片面上に定着され、かくして複写紙の片面に画
像が形成される。複写紙搬送経路58からの複写紙は、
搬送制御手段94における複写紙移動経路96を通して
複写紙逆転経路108に導入され、複写紙逆転経路10
8中を矢印138で示す方向に進む。この際、複写紙の
下面は、矢印140で示す方向に回転駆動されていると
ころの排出ローラ対102の一方102aに接触するが
、排出ローラ102aと複写紙との間には滑りが生成さ
れ、それ故に、複写紙は、ローラ102aが矢印140
で示す方向に回転駆動されているにもかかわらず、矢印
138で示す方向に進行することができる。複写紙の後
端が複写紙搬送経路58の下流端、即ち搬送ローラ対9
2のニップ部位を通過すると、複写紙逆転経路108の
上流端に設けられている逆転ローラ114が2点鎖線で
示す作用位置に位置付けられ、これによって複写紙が排
出ローラ対102の一方102aに押付けられる。か(
すると、矢印140で示す方向に回転駆動されていると
ころの排出ローラ102aの作用により、複写紙は前後
を逆にして矢印142で示す方向に進行せしめられる。
そして、矢印140で示す方向に回転駆動されていると
ころの搬送ローラ対92の一方92aと案内板対116
の一方116aとの間を通して、複写紙返送経路110
に導入され、複写紙返送経路110を通って進行する。
複写紙逆転経路108における逆転ローラ114は、複
写紙が複写紙返送経路110に導入された後の適宜の時
点で、実線で示す非作用位置に戻される。
複写紙返送経路110を通して進行せしめられる複写紙
は、複写紙再送手段120の受台122上に導かれ、受
台122上を第1図において右方へ進む。そして、矢印
144で示す方向に回転せしめられている送給ローラ1
26が複写紙に作用して複写紙を更に右方へ送給し、か
くして複写紙の前縁が実線で示す作用位置に位置付けら
れている停止手段124に当接せしめられる。かくする
と、複写紙の進行が阻止されて複写紙は複写紙再送手段
120上の所要位置に停止せしめられる。
この時点において送給ローラ126が矢印144で示す
方向に回転せしめられていても、送給ローラ126と複
写紙との間には滑りが生成され、複写紙が更に前進せし
められることはない。
上述した如くして複写紙再送手段120に所要枚数の複
写紙が返送されると、搬送制御手段94の下側可動案内
部材98及び上側可動案内部材100が実線で示す下降
位置に戻される。そして、複写紙再送手段120におけ
る停止手段124が2点鎖線で示す非作用位置に位置付
けられ、矢印144で示す方向に回転駆動される送給ロ
ーラ126の作用によって、複写紙再送手段120から
複写紙が複写紙再供給経路128に送出される。
複写紙再供給経路128に送出された複写紙は、1枚毎
複写紙再供給経路128を通って前進せしめられて、再
び複写紙搬送経路58に供給される。
かかる複写紙は、第1図を参照することによって容易に
理解される如く、略半円形状の複写紙再供給経路128
を通ることによって表裏が反転され、既に画像が形成さ
れた片面を下面にした状態で複写紙搬送径路58に供給
される。次いで、複写紙は複写紙搬送経路58を通して
搬送される。この際には、転写域18において複写紙の
他面即ち上面にトナー像が転写され、加熱定着ローラ対
88の作用によってかかるトナー像が複写紙上に定着さ
れ、かくして複写紙の他面に画像が形成される。
次いで、複写紙は、複写紙搬送経路58から搬送制御手
段94における複写紙移動経路96を通して複写紙排出
経路104に導入され、複写紙排出経路104を通して
受皿106に排出される。かくして、両面に画像が形成
されている複写物が得られる。
而して、図示の静電複写装置における上述した通りの構
成及び作用は、本発明に従って改良された新規な特徴を
なすものではなく、本発明が適用され得る静電複写装置
の一例を示すものにすぎず、それ故に、これらについて
の詳細な説明は、本明細書においては省略する。尚、図
示の静電複写装置における返送制御機構118は、本出
願人の出願にかかる昭和60年特許願第149176号
(発明の名称:静電複写機、出願臼:昭和60年7月9
日)の明細書及び図面に開示されている通りの構成でよ
く、上記昭和60年特許出願第149176号の明細書
及び図面に開示されている如く、返送制御機構118に
おける複数個の下側構成要素が可動枠体に装着され、こ
の可動枠体が作用位置と非作用位置の間を移動自在で、
上記可動枠体を上記非作用位置に位置付けることによっ
て返送制御機構118における複写紙返送経路110が
開放されるようにするのが望ましいが、上述した返送制
御機構118における紙詰りの発生が一般に極めて少な
いために、図示の具体例においては、返送制御機構11
8における複写紙返送経路110は開放できないように
構成されている。
次に、第1図と共に第2図及び第3図を参照して、上述
した静電複写装置の支持枠体構造について説明する。具
体例の静電複写装置は、下部支持枠体146と、上部支
持枠体148と、下部支持枠体146と上部支持枠体1
48間に存在する補助支持枠体150とを具備している
。下部支持枠体146は上面が開放せしめられた略箱状
であり、前後方向(第1図乃至第3図において紙面に垂
直な方向)に間隔を置いて配設された下部垂直前基板1
52(第3図)及び下部垂直後基板154(第1図及び
第2図)を備え、下部垂直前基板152及び下部垂直後
基板154が底壁156に装着されている。また、上部
支持枠体148は下面が開放せしめられた略箱状であり
、前後方向に間隔を置いて配設された上部垂直前基板1
58(第3図)及び上部垂直後基板160(第1図。
第2図)を備え、上部垂直前基板158及び上部垂直後
基板160が上壁162に装着されている。
また、補助支持枠体150は前後方向に間隔を置いて配
設された補助垂直前基板162(第3図)及び補助垂直
後基板164(第1図、第2図)を備えている。上述し
た上部支持枠体148及び補助支持枠体150は、夫々
、上記下部支持枠体146に旋回自在に装着されている
。具体例においては、第2図及び第3図から理解される
如く、ハウジング2の一端側(第1図乃至第3図におい
て右端側)である下部支持枠体146の下部垂直前基板
152及び下部垂直後基板154の一端側の上部には、
夫々、上方に突出する突起部164及び166が設けら
れており(第2図において下部垂直1!を基板154に
設けられた突起部166を示し、第3図において下部垂
直前基板152に設けられた突起部164を示す)、下
部垂直前基板152の突起部164の内側に上部支持枠
体148の上部垂直前基板158の一端側下部がピン部
材168を介して旋回自在に装着され(第3図参照)、
また下部垂直後基板154の突起部166の内側に上部
支持枠体148の上部垂直後基板160の一端側下端部
がピン部材170を介して旋回自在に装着されている(
第2図参照)。従って、上部支持枠体148は、第1図
に示すと共に第3図に二点鎖線で示す作用位置と第2図
に示すと共に第3図に実線で示す非作用位置との間をピ
ン部材168及び170 (ビン部材168及び170
は前後方向に延びる第1の旋回中心軸線を構成する)を
中心として旋回自在に下部支持枠体146に装着されて
いる。また、ハウジング2の左右方向(第1図乃至第3
図において左右方向)略中間部である下部支持枠体14
6の下部垂直前基板152及び154の左右方向略中間
部の上部には、夫々、第1図乃至第3図に置いて左方に
突出する突起部172及び174が設けられており(第
2図において下部垂直後基板154に設けられた突起部
174を示し、第3図において下部垂直前基板152に
設けられた突起部172を示す)、下部垂直前基板15
2の突起部172の内側に補助支持枠体150の補助垂
直前基板162の一端部(上部支持枠体148の一端側
と同じ側である端部)がピン部材176を介して旋回自
在に装着され(第3図参照)、また下部垂直後基板15
4の突起部174の内側に補助支持枠体150の補助垂
直後基板164の一端部がビン部材178を介して旋回
自在に装着されている(第2図参照)。
従って、この補助支持枠体148は、第1図に示すと共
に第3図に二点鎖線で示す作用位置と第2図に示すと共
に第3図に実線で示す非作用位置との間をビン部材17
6及び178 (ビン部材176及び178は前後方向
に延びる第2の旋回中心軸線を構成する)を中心として
旋回自在に上記下部支持枠体146に装着されている。
そして、かかる具体例においては、第1図を参照して説
明した種々の構成要素のうち、第1図に示す一点鎖線1
80よりも上方に配設されている構成要素は上部支持枠
体148、即ち上部支持枠体148の上部垂直前基板1
58及び上部垂直後基板160間に装着されており、ま
た、第1図に示す一点鎖線180及び第1図に示す一点
鎖線181、によって囲まれた部位に配設されている構
成要素は補助支持枠体150、即ち補助支持枠体150
の補助垂直前基板162及び補助垂直後基板164間に
装着されており、更に第1図に示す一点鎖線180及び
第1図に示す一点鎖線181を結ぶ線よりも下方に配設
されている構成要素は、下部支持枠体146、即ち下部
支持枠体146の下部垂直前基板152及び下部垂直後
基板154間に装着されている。第1図と共に第2図を
参照して更に詳述すると、具体例においては、複写紙供
給経路56a、56b及び56Cの上側を規定する案内
板66a、送給ローラ69a、X内板64a、送給ロー
ラ68a及び案内板60と共に、複写紙搬送経路58の
上側を規定する複写紙搬送手段の上側要素を構成する搬
送ローラ76a、X内板78a1搬送ローラ80a、案
内板90a及び搬送ローラ92a、並びに搬送制御手段
94の上側可動案内部材100、排出ローラ102a、
案内板対112及び逆転ローラ114、更には回転ドラ
ム8、帯電用コロナ放電器22、現像装置24、除電ラ
ンプ30、残留トナー除去ブレード32、光学系34及
び原稿押さえ部材6が上記上部支持枠体148に装着さ
れている。また、複写紙搬送経路58の下側を規定する
複写紙搬送手段の下側要素を構成する案内板74、搬送
ローラ76b、案内板78b、搬送ローラ80b、案内
板82、搬送ベルト機構84、案内板86、案内板90
b及び搬送ローラ92bと共に、複写紙返送経路110
を規定する案内板対116及び返送制御機構118、並
びに複写紙再供給経路128の片側(第1図及び第2図
において左側)を規定する複写紙再供給手段の片側要素
を構成する再供給ローラ134a、X内板136a、更
には加熱定着ローラ対88、転写用コロナ放電器26及
び剥離用コロナ放電器28が上記補助支持枠体150に
装着されている。更にまた、複写紙供給経路56a。
56b及び56cの下側を規定する案内板66b、送給
ローラ69b、案内板64b、送給ローラ68b及び案
内板62と共に、搬送制御手段94の下側可動案内部材
98及び排出ローラ102b、並びに複写紙再供給経路
128の他側(第1図及び第2図において右側)を規定
する複写紙再供給手段の他側要素を構成する案内板13
0、再供給ローラ134b及び案内板136b、更には
複写紙再供給手段120 (受台122、送給ローラ1
26及び停止手段124)複写紙供給手段48及び複写
紙再供給手段の他側要素である再供給ローラ132が上
記下部支持枠体146に装着されている。具体例におい
ては、更に、加熱定着ローラ88が補助支持枠体150
に装着されていることに関連して、加熱定着ローラ88
の上ローラ88aが補助支持枠体150にピン部材18
3を介して旋回自在に装着されている枠体に回転自在に
支持されている。
主として第3図を参照して、上記下部支持枠体146と
上記上部支持枠体148の間には、更に、偏倚手段が介
在され、また上記上部支持枠体148と補助支持枠体1
50の間には連結部材182を含む連結機構が介在され
ている。図示の偏倚手段はそれ自体周知のシリンダ機構
184から構成され、シリンダ機構184は圧縮流体が
収容されたシリンダ本体184aとシリンダ本体184
aに対して伸縮自在である出力ロット184bを備えて
いる。具体例においては、偏倚手段は下部支持枠体14
6の下部垂直前基板152及び上部支持枠体148の上
部垂直前基板158に関連して配設されており、シリン
ダ機構184のシリンダ本体184aが下部垂直前基板
152の外面(前面)にピン部材186を介して旋回自
在に連結され、シリンダ機構184の出力ロンド184
bが上部垂直前基板158の外面(前面)にピン部材1
88を介して旋回自在に連結されている。このシリンダ
機構184は、上部支持枠体148を第3図において時
計方向に第3図に実線で示す非作用位置に向けて偏倚せ
しめる作用をする。尚、具体例では、偏倚手段を下部垂
直前基板152と上部垂直前基板158の間に介在せし
めているが、これに代えて、下部垂直後基板154と上
部垂直後基板160の間、或いは下部垂直前基板152
と上部垂直前基板158の間及び下部垂直後基板154
と上部垂直後基板160の間の双方に介在せしめること
もできる。また、図示の連結部材182は、長孔190
が形成された細長いプレート状の部材から形成されてい
る。かかる連結部材182は上部支持枠体148の上部
垂直前基板158及び補助支持枠体150の補助垂直前
基板162に関係して配設されており、その一端部(上
端部)が上部垂直前基板158の外面(前面)に上記ピ
ン部材188を介して旋回自在に連結され、それに形成
された長孔190内には補助垂直前基板162の外面(
前面)に装着されたピン部材192が長孔190に沿っ
て移動自在に受入れられている。
そして、ピン部材192の先端には、連結部材190が
ビン部材192から外れるのを防止する止 ために保合部192aが設けられている。尚、具体例で
は、連結部材182を上部垂直前基板158と補助垂直
前基板162の間に介在せしめているが、これに代えて
、上部垂直後基板160と補助垂直後基板164の間、
或いは上部垂直前基板158と補助垂直前基板1−62
の間及び上部垂直後基板160と補助垂直後基板164
の間の双方に介在せしめることもできる。また、具体例
では、連結部材182の一端部を上部支持枠体148に
旋回自在に連結し、連結部材182の長孔190内に補
助支持枠体150に装着されたビン部材192を受入れ
ているが、これとは反対に、連結部材182の一端部を
補助支持枠体150に旋回自在に連結すると共に、連結
部材182の長孔190内に上部支持枠体148に装着
したビン部材を受入れるようにしてもよい。
具体例では、更に、上部支持枠体148及び補助支持枠
体150を上記作用位置に保持するためのロック機構1
94が付設されている。図示のロック機構194は下部
支持枠体146及び上部支持枠体148間に介在されて
おり、下部支持枠体146 (詳細には下部垂直前基板
152の内面)に固定された被保合部196aを有する
被保合部材196と上部支持枠体148 (詳細には上
部垂直前基板158の内面)に旋回自在に装着された保
合部材198から構成されている。係合部材198は略
り字状であり、その一端部には被保合部磨t9saに係
合し得る保合部198aが設けられ、その他端部(操作
部198bとして作用する)はハウジング2外に幾分突
出している。
かくの通りの支持枠体構造を有する静電複写装置におい
ては、通常(複写工程時等)、上部支持枠体148及び
補助支持枠体150は、夫々、第1図に示すと共に第3
図に二点鎖線で示す作用位置に保持される(下部支持枠
体146、上部支持枠体148及び補助支持枠体150
に装着された各種構成要素は第1図に示す位置関係にな
る)。
即ち、上部支持枠体148は、ロック機構194の係合
部材198の係合部198aを被係合部材196の被係
合部196aに解除自在に係合することによって、上記
作用位置に保持される。また、補助支持枠体150は、
上記作用位置にせしめられた上部支持枠体148の一部
が補助支持枠体150の一部に作用する、或いは補助支
持枠体150及びそれに装着された構成要素の自重によ
り、上記作用位置に保持される。北部支持枠体148及
び補助支持枠体150が上記作用位置に保持されている
状態においては、第1図から容易に理解される如く、複
写紙供給経路56a、56b及び56cは下部支持枠体
146と上部支持枠体148との間に規定され、複写紙
搬送経路58は補助支持枠体150と上部支持枠体14
8との間に規定され、複写紙移動経路96及び複写紙排
出経路104は下部支持枠体146と上部支持枠体14
8との間に規定され、また複写紙再供給経路128は下
部支持枠体146と補助支持枠体150との間に規定さ
れる。
第1図に示す状態から上述した経路(56a。
56 b、  56 c、  58. 96. 104
及び128)を開放せしめるには、ロック機構194の
ロック状態を解除して上部支持枠体148を矢印200
で示す方向(第1図乃至第3図において時計方向)に旋
回せしめればよい。尚、ロック機構194のロック状態
を解除するには、保合部材198の操作部198bを操
作して第3図において時計方向に旋回せしめればよく、
かくすると係合部材198の係合部198aが被係合部
材196の被係合部196aから離脱してロック状態が
所要の通り解除される。かくの如くして上部支持枠体1
48をピン部材168及び170を中心として矢印20
0(第3図)で示す方向に旋回せしめると、第3図から
理解される如く、かかる旋回の初期(即ち、上記作用位
置から後述する所定位置まで旋回する間)においては、
上部支持枠体14Bの旋回によって連結部材182の長
孔190内に受入れられているピン部材192が長孔1
90内を相対的に移動し、補助支持枠体150が上記作
用位置に実質上保持された状態において上部支持枠体1
48のみが矢印200で示す方向に旋回される。そして
、上部支持枠体148が所定位置まで旋回されると、ピ
ン部材192が連結部材182に形成された長孔190
の一端部(第3図において下方の端部)に当接し、かか
る所定位置を越えて更に矢印200で示す方向に旋回さ
れると、上部支持枠体148の上記非作用位置に向けて
の旋回に伴って連結部材182を介して補助支持枠体1
50もピン部材176及び178を中心として矢印20
0で示す方向(第1図乃至第3図において時計方向)に
旋回される。上述した旋回中においては、シリンダ機構
184が上部支持枠体148を上記非作用位置に向けて
偏倚せしめる故に、上部支持枠体14Bはシリンダ機構
184の作用によって上記非作用位置に位置付けられる
(上記非作用位置においては、シリンダ機構184は、
出力ロット184bが最も伸張した状態である)。また
、上部支持枠体148が上記非作用位置にせしめられる
と、補助支持枠体150も連結部材 182を介して上
記非作用位置に位置付けられ、かくして静電複写装置は
第2図に示すと共に第3図に実線で示す状態に保持され
る。かかる状態においては、第2図に示す通り、複写紙
供給経路56a、56b及び56cの全体、複写紙搬送
経路58の大部分(更に詳しくは、加熱定着ローラ対8
8によって規定される部分を除く部分)、複写紙移動経
路96、複写紙排出経路104及び複写紙再供給経路1
28の大部分(更に詳しくは再供給ローラ132によっ
て規定される部分を除く部分)が開放されると共に、複
写紙再送手段120の近傍(更に詳しくは受台122の
実質上全体の上方)も開放され、かくして、これらの経
路(56a、  56 b、  56C158,96,
104及び128)内又は複写紙再送手段120近傍に
おいて紙詰りか発生した場合に、詰った紙を容易に除去
することができる。
尚、具体例においては、熱定着ローラ対88の上ローラ
88aが旋回自在である枠体に装着されている故に、上
述した上部支持枠体148の開放操作と別個に上記枠体
を旋回せしめることによって上ローラ88aを第2図に
示す非作用位置にせしめることができ、これによって上
ローラ88aと下ローラ88bのニップ状態を解除せし
めることができる。
上記非作用位置に保持されている上部支持枠体148及
び補助支持枠体150を上記作用位置にせしめるには、
上部支持枠体148をシリンダ機構184の偏倚作用に
抗して矢印200で示す方向と反対方向、即ち第1図乃
至第3図において反時計方向に旋回せしめればよい。上
部支持枠体148を上記非作用位置から旋回せしめると
、上部支持枠体148の旋回に伴って補助支持枠体15
0も自重によって上記非作用位置から旋回され、所定量
旋回せしめると、まず補助支持枠体150が実質上上記
作用位置に位置付けられる。
かかる状態から上部支持枠体148を更に上記作用位置
に向けて旋回せしめると、ピン部材192が連結部材1
82の長孔190内を相対的に移動するようになり、か
かる旋回中においては上部支持枠体148のみが旋回さ
れる。そして、上部支持枠体148を上記作用位置まで
旋回せしめると、ロック機構194の係合部材198が
被係合部材196に所要の通り係合し、かくして上部支
持枠体148及び補助支持枠体150は上記作用位置に
保持され、静電複写装置は第1図に示すと共に第3図に
一部二点鎖線で示す状態になる。
第4図は、本発明に従って構成された静電複写装置の変
形例を示している。かかる変形例においては、第3図と
第4図とを比較することによって容易に理解される如く
、上部支持枠体148及び補助支持枠体150を上記非
作用位置にせしめる手段が、偏倚手段と連結部材182
の組合せに代えて複数個の偏倚手段から構成されている
。尚、第4図に示す変形例におけるその他の構成は、第
1図乃至第3図に示す具体例と実質上同一であり、第1
図乃至第3図に示す部材と同一の部材は同一の番号を付
して説明する。
第4図を参照して更に説明すると、かかる変形例におい
ては、下部支持枠体146と上部支持枠体148の間に
は、第1の偏倚手段を構成するシリンダ機構202が介
在され、また下部支持枠体146と補助支持枠体150
の間には、第2の偏倚手段を構成するシリンダ機lI2
04が介在されている。シリンダ機構202及び204
は、第1図乃至第3図に示す具体例におけるシリンダ機
構184と実質上同一の構成であり、シリンダ本体20
2a及び204aと、シリンダ本体202a及び204
aに対して伸縮自在である出力ロソド202b及び20
4bを有している。変形例では、第1の偏倚手段は下部
支持枠体146の下部垂直前基板152及び上部支持枠
体148の上部垂直前基板158に関連して配設されて
おり、シリンダ機構202のシリンダ本体202aが下
部垂直前基板152の外面(前面)にビン部材206を
介して旋回自在に連結され、その出力ロソド202bが
上部垂直前基板158の外面(前面)にピン部材208
を介して旋回自在に連結されている。
このシリンダ機構202は、上部支持枠体148を矢印
210で示す時計方向に第4図に実線で示す非作用位置
に向けて偏倚せしめる作用をする。
また、第2の偏倚手段は下部支持枠体146の下部垂直
前基板152及び補助支持枠体150の補助垂直前基板
162に関連して配設されており、シリンダ機構204
のシリンダ本体204aが下部垂直前基板152の外面
(前面)に上記ビン部材206を介して旋回自在に連結
され、その出力ロンド204bが補助垂直前基板162
の外面(前面)にピン部材212を介して旋回自在に連
結されている6かかるシリンダ機構204は、補助支持
枠体150を矢印210で示す時計方向に第4図に実線
で示す非作用位置に向けて偏倚せしめる作用をする。
かかる変形例においてロック機構194によるロック状
態を解除して上部支持枠体148を矢印210で示す方
向に上記非作用位置に向けて旋回せしめると、第4図か
ら理解される如く、かかる旋回の初期(即ち、第4図に
二点鎖線で示す作用位置から後述する所定位置まで旋回
される間)においては、上部支持枠体14日がシリンダ
機構202によって旋回されるに伴って補助支持枠体1
50もシリンダ機構204の作用によって上記非作用位
置に向けて旋回される。そして、上部支持枠体148が
所定位置まで旋回されると、シリンダ機Ir4204の
出力ロット204bが最、も伸張した状態になり、補助
支持枠体150はシリンダ機構204の作用によって上
記非作用位置に保持される。上部支持枠体148を上部
所定位置を越えて更に上記非作用位置に向けて旋回せし
めると補助支持枠体150が上記非作用位置に保持され
た状態において上部支持枠体148のみが旋回され、シ
リンダ機構202の作用によって上記非作用位置に位置
付けられる(かかる非作用位置においては、シリンダ機
構202は、出力ロンド202bが最も伸張した状態で
ある)、かくして、上部支持枠体148及び補助支持枠
体150がシリンダ機構202及び204の作用によっ
て上記非作用位置に保持されると、静電複写装置は第4
図に実線で示す状態になり、かかる状態においては、第
1図乃至第3図に示す具体例と同様に、複写紙供給経路
の全体、複写紙搬送経路の大部分、複写紙移動経路、複
写紙排出経路及び複写紙再供給経路の大部分が所要の通
り開放される。
上記非作用位置に保持されている上部支持枠体148及
び補助支持枠体150を第4図に二点鎖、  線で示す
作用位置にせしめるには、上部支持枠体148を矢印2
10で示す方向とは反対方向に旋回せしめればよい。上
部支持枠体148を上記非作用位置から上記所定位iま
で旋回せしめる間においては、補助支持枠体150が上
記非作用位置に保持された状態において上部支持枠体1
48のみが旋回され、所定位置まで旋回されると、上部
支持枠体148の一部が補助支持枠体150の一部に当
接するようになる。かかる状態から上部支持枠体148
を更に上記作用位置に向けて旋回せしめると、上部支持
枠体14日の一部と補助支持枠体150の一部との当接
状態が保持されている故に、上部支持枠体148の旋回
に伴って補助支持枠体150も第4図に二点鎖線で示す
作用位置に向けて旋回される。そして、上部支持枠体1
48を上記作用位置まで旋回せしめると、ロック機構1
94の係合部材198が被係合部材196に所要の通り
係合し、かくして上部支持枠体14日及び補助支持枠体
150は上記作用位置に保持され静電複写装置は第4図
に一部二点鎖線で示す状態(下部支持枠体146は実線
で示し、上部支持枠体148及び補助支持枠体150は
二点鎖線で示す状B)になる。
かくの通りであるので、かかる変形例においても、第1
図乃至第3図に示す具体例と同様の効果が達成される。
以上、本発明に従って構成された静電複写装置の具体例
について説明したが、本発明はかがる具体例に限定され
るものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々
の変形乃至修正が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って構成された静電複写装置の一
具体例の主要構成要素を簡略化して示す断面図。 第2図は、第1図の静電複写装置の上部支持枠体及び補
助支持枠体を非作用位置にせしめた状態を示す断面図。 第3図は、第1図の静電複写装置の支持枠体構造を説明
するための側面図。 第4図は、本発明に従って構成された静電複写装置の変
形例における支持枠体構造を説明するための側面図。 2・・・ハウジング 8・・・回転ドラム 24・・・現像装置 34・・・光学系 48・・・複写紙供給手段 56a、56b及び56c・・・複写紙供給経路58・
・・複写紙搬送経路 96・・・複写紙移動経路 104・・・複写紙排出経路 108・・・複写紙逆転経路 110・・・複写紙返送経路 120・・・複写紙再送手段 122・・・受台 126・・・送給ローラ 128・・・複写紙再供給経路 146・・・下部支持枠体 148・・・上部支持枠体 150・・・補助支持枠体 168及び170・・・ピン部材(第1の旋回中心軸線
) 176及び178・・・ピン部材(第2の旋回中心軸線

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下部支持枠体と、作用位置と非作用位置との間を旋
    回自在に該下部支持枠体に装着された上部支持枠体と、
    複写紙搬送経路を規定する複写紙搬送手段と、該複写紙
    搬送経路にシート状複写紙を供給するための複写紙供給
    手段と、複写紙返送経路を規定する複写紙返送手段と、
    複写紙返送経路を通して返送される複写紙を受入れ且つ
    受入れた複写紙を該複写紙搬送経路に再供給するための
    複写紙再送手段とを具備し、 該複写紙供給手段から該複写紙搬送経路に供給された複
    写紙が、該複写紙搬送経路を通して搬送される間に、複
    写紙の片面に画像が形成され、 そして、片面に画像が形成された複写紙が、選択的に該
    複写紙返送経路に導入されて該複写紙返送経路を通って
    該複写紙再送手段に受入れられ、 次いで、該複写紙再送手段に受入れられた複写紙が該複
    写紙再送手段から該複写紙搬送経路に再供給され、そし
    て該複写紙搬送経路を通して搬送される間に複写紙の他
    面に画像が形成される、型の静電複写機において; 該下部支持枠体には、更に、補助支持枠体が作用位置と
    非作用位置の間を旋回自在に装着されており、 該複写紙搬送手段の複数個の上側要素の大部分が該上部
    支持枠体に装着されていると共に該複写紙搬送手段の複
    数個の下側要素の大部分が該補助支持枠体に装着されて
    おり、かくして該複写紙搬送経路は、該上部支持枠体及
    び該補助支持枠体が該作用位置にあるときには該上部支
    持枠体と該補助支持枠体の間に規定され、該上部支持枠
    体を該非作用位置にせしめると開放され、 また、該複写紙再送手段は該下部支持枠体に装着されて
    おり、かくして該補助支持枠体が該作用位置にあるとき
    には選択的に該複写紙返送経路に導入された複写紙が該
    複写紙再送手段に所要の通り受入れられ、該補助支持枠
    体を該非作用位置にせしめると複写紙再送手段の近傍が
    開放される、 ことを特徴とする静電複写装置。 2、該上部支持枠体は、その一端側に存在する前後方向
    に延びる第1の旋回中心軸線を中心として該作用位置と
    該非作用位置の間を旋回自在であり、また該補助支持枠
    体は、該上部支持枠体の該一端側と同じ側であるその一
    端側に存在する該前後方向に延びる第2の旋回中心軸線
    を中心として該作用位置と該非作用位置の間を旋回自在
    である、特許請求の範囲第1項記載の静電複写装置。 3、該複写紙再送手段は、該複写紙返送経路を通って返
    送される複写紙を受入れる受台、及び該受台上に受入れ
    られた複写紙を該受台から送出する送出手段を含み、該
    受台及び該送出手段が該下部支持枠体に装着されており
    、該補助支持枠体を該非作用位置にせしめると該受台の
    上方が開放される、特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の静電複写装置。 4、該複写紙再送手段と該複写紙搬送手段の間には、該
    複写紙再送手段から送出された複写紙を該複写紙搬送経
    路に導く複写紙再供給経路を規定する複写紙再供給手段
    が配設され、該複写紙再送手段の該複写紙再供給経路の
    片側を規定する複数個の片側要素の大部分が該補助支持
    枠体に装着され、該複写紙再供給手段の該複写紙再供給
    経路の他側を規定する複数個の他側要素の大部分が該下
    部支持枠体に装着されており、かくして該複写紙再供給
    経路は、該補助支持枠体が該作用位置にあるときには該
    下部支持枠体と該補助支持枠体の間に規定され、該補助
    支持枠体を該非作用位置にせしめると開放される、特許
    請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の静電複
    写装置。 5、該下部支持枠体と該上部支持枠体の間には、該上部
    支持枠体を該非作用位置に向けて偏倚せしめる偏倚手段
    が介在され、また該上部支持枠体と該補助支持枠体の間
    には、該上部支持枠体の該非作用位置への旋回動に関連
    して該補助支持枠体を該非作用位置に向けて旋回せしめ
    る連結機構が介在されている、特許請求の範囲第1項乃
    至第4項のいずれかに記載の静電複写装置。 6、該連結機構は長孔が形成された連結部材を含み、該
    連結部材の一端側が該補助支持枠体及び該上部支持枠体
    のいずれか一方に旋回自在に連結され、該連結部材の該
    長孔内には該補助支持枠体及び該上部支持枠体の他方に
    設けられたピン部材が該長孔に沿って移動自在に受入れ
    られており、かくして該上部支持枠体を該非作用位置に
    向けて旋回せしめると、該上部支持枠体が該作用位置か
    ら所定位置まで旋回せしめられる間においては該上部支
    持枠体の旋回動によって該ピン部材が該連結部材の該長
    孔内を相対的に移動し、該上部支持枠体のみが旋回され
    、また該上部支持枠体が該所定位置を越えて該非作用位
    置まで旋回せしめられる間においては該ピン部材が該連
    結部材の該長孔の端部に当接して該上部支持枠体の旋回
    動に伴って該補助支持枠体が該非作用位置に向けて旋回
    され、そして該上部支持枠体が該偏倚手段の作用によっ
    て該非作用位置に保持されると該連結部材を介して該補
    助支持枠体が該非作用位置にせしめられる、特許請求の
    範囲第5項記載の静電複写装置。 7、該下部支持枠体と該上部支持枠体の間には、該上部
    支持枠体を該非作用位置に向けて偏倚せしめる第1の偏
    倚手段が介在され、また該下部支持枠体と該補助支持枠
    体の間には、該補助支持枠体を該非作用位置に向けて偏
    倚せしめる第2の偏倚手段が介在されており、かくして
    該上部支持枠体を該非作用位置に向けて旋回せしめると
    、該上部支持枠体が該作用位置から所定位置まで旋回せ
    しめられる間においては該上部支持枠体の旋回動に伴っ
    て該補助支持枠体が該第2の偏倚手段によって該非作用
    位置に向けて旋回され、該上部支持枠体が該所定位置を
    越えて該非作用位置まで旋回される間においては該補助
    支持枠体が該第2の偏倚手段の作用によって該非作用位
    置に保持された状態において該上部支持枠体のみが該非
    作用位置に向けて旋回され、そして該上部支持枠体は該
    第1の偏倚手段の作用によって該非作用位置に保持され
    る、特許請求の範囲第1項乃至第4項のいずれかに記載
    の静電複写装置。 8、該下部支持枠体と該上部支持枠体間には、該補助支
    持枠体を該作用位置に保持すると共に該上部支持枠体を
    該作用位置に解除自在に保持するためのロック機構が介
    在されている、特許請求の範囲第1項乃至第7項のいず
    れかに記載の静電複写装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0266570A (ja) * 1988-09-01 1990-03-06 Olympus Optical Co Ltd 両面画像形成装置
JPH02132035A (ja) * 1988-11-10 1990-05-21 Ricoh Co Ltd シート搬送装置
US6145828A (en) * 1997-11-28 2000-11-14 Mita Industrial Co., Ltd. Sheet conveyor single-handed parting engagement mechanism
DE10331293B4 (de) * 2002-07-10 2013-11-14 Ricoh Co., Ltd. Bilderzeugungsvorrichtung mit einem Mechanismus zum Umschalten von Blattbeförderungspfaden an einem Trennungspunkt

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