JPS6211642A - 硬質表面被覆物体 - Google Patents
硬質表面被覆物体Info
- Publication number
- JPS6211642A JPS6211642A JP16929486A JP16929486A JPS6211642A JP S6211642 A JPS6211642 A JP S6211642A JP 16929486 A JP16929486 A JP 16929486A JP 16929486 A JP16929486 A JP 16929486A JP S6211642 A JPS6211642 A JP S6211642A
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- Japan
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- coated object
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は硬質表面被覆物体に係り、特に耐摩耗性および
耐剥離性のすぐれた硬質表面被覆物体に関する。
耐剥離性のすぐれた硬質表面被覆物体に関する。
硬質表面被覆物体は、特に切削工具の用途で広く用いら
れているが、さらにすぐれた物が要望されていた。
れているが、さらにすぐれた物が要望されていた。
本発明はこの要望を満たすためになされたもので、セラ
ミックよりなる母材上に、内層としてＴｉＣ、中間層と
してＴｉ （ＣＮＯ）（Ｔｉ 。
ミックよりなる母材上に、内層としてＴｉＣ、中間層と
してＴｉ （ＣＮＯ）（Ｔｉ 。
Ｃ，Ｎ、Ｏよりなる固溶体）、外層としてＡｌ２Ｏ３
またはＡ１２０３ ｅｃｒ２０３固溶体よりなる三層
被覆を施してなることを特徴とする硬質表面被覆物体、
および最外層としてさらに、ＴＩＮまたはＴｉＣＮ（Ｔ
ｉ、Ｃ，Ｎよりなる固溶体）の厚さＯ０１〜２μｍの被
覆を施してなる物、および内層を省き、外層をＡｌＩ３
０３ とする二層被覆を施してなる物、を内容としてい
る。
またはＡ１２０３ ｅｃｒ２０３固溶体よりなる三層
被覆を施してなることを特徴とする硬質表面被覆物体、
および最外層としてさらに、ＴＩＮまたはＴｉＣＮ（Ｔ
ｉ、Ｃ，Ｎよりなる固溶体）の厚さＯ０１〜２μｍの被
覆を施してなる物、および内層を省き、外層をＡｌＩ３
０３ とする二層被覆を施してなる物、を内容としてい
る。
本発明の最外層は着色および潤滑性を目的としており、
最外層を設けても基本である三層被覆の効果はそこなわ
れることなく、むしろ効果が組合わされて応用用途範囲
が広がるなど効果が大きくなるのであるから、最外層を
設けたものも本発明の範囲内である。
最外層を設けても基本である三層被覆の効果はそこなわ
れることなく、むしろ効果が組合わされて応用用途範囲
が広がるなど効果が大きくなるのであるから、最外層を
設けたものも本発明の範囲内である。
また、内層を省き外層をＡｌ２Ｏ３とした場合も、三層
被覆に劣らぬ効果が発揮されるので、これも本発明の範
囲内である。
被覆に劣らぬ効果が発揮されるので、これも本発明の範
囲内である。
本発明の効果および本発明硬質表面被覆物体の製造方法
を明らかにするため１本発明の実施例を以下説明する。
を明らかにするため１本発明の実施例を以下説明する。
実施例ｌ
ＭｇＯを０．５ｆｉ量％含むＡｌ２Ｏ３焼結体を炉内に
設置し、１１００℃に加熱した。容積比で四塩化チタン
２％、メタンｌＯ％、残りが水素である混合ガスを導入
し、厚さ４μｍのＴ ｉ Ｃ層を生成させた。直ちに容
積比で四塩化チタン２％。
設置し、１１００℃に加熱した。容積比で四塩化チタン
２％、メタンｌＯ％、残りが水素である混合ガスを導入
し、厚さ４μｍのＴ ｉ Ｃ層を生成させた。直ちに容
積比で四塩化チタン２％。
メタン８％、二酸化炭素２％、窒素１５％、残りが水素
である混合ガスを導入して厚さ０ 、１ ｇｍのＴｉ
（ＣＮＯ）層を生成させた。ざらに容積比で塩化アルミ
ニウム３％、二酸化炭素８％、−酸化炭素３９％、残り
が水素の混合ガスを導入し、厚さ２ルｍのＡ２２０３層
を生成させた。ＪＩＳ規格のＦＣＤ４０を被削材とした
旋削（切削速度３００ｓ／ｗｉｎ 、 ｖＪり込み１
．５ｍｍ、送り０．２■／回転）による１０分間の切削
において、前記本発明品は平均摩耗巾０．２５■、最大
摩耗巾０．３０ｍｇ＋であり、剥離が見られなかった。
である混合ガスを導入して厚さ０ 、１ ｇｍのＴｉ
（ＣＮＯ）層を生成させた。ざらに容積比で塩化アルミ
ニウム３％、二酸化炭素８％、−酸化炭素３９％、残り
が水素の混合ガスを導入し、厚さ２ルｍのＡ２２０３層
を生成させた。ＪＩＳ規格のＦＣＤ４０を被削材とした
旋削（切削速度３００ｓ／ｗｉｎ 、 ｖＪり込み１
．５ｍｍ、送り０．２■／回転）による１０分間の切削
において、前記本発明品は平均摩耗巾０．２５■、最大
摩耗巾０．３０ｍｇ＋であり、剥離が見られなかった。
被覆を施さないＭｇＯを０．５重量％含むＡｌ２Ｏ３焼
結体を切削工具とした同じ切削においては、平均摩耗中
０．３５ｍ＋＊、最大彦耗巾０．３８ｎ＋ｓであった。
結体を切削工具とした同じ切削においては、平均摩耗中
０．３５ｍ＋＊、最大彦耗巾０．３８ｎ＋ｓであった。
実施例２
Ｙ２０３を５重量％含むＳｉ３Ｎ４焼結体を炉内に設置
し、実施例１と同様に厚ざ４ルｍのＴｉＣ層、厚す０
、１ μｍ＋７）Ｔ ｉ （ＣＮｏ）層。
し、実施例１と同様に厚ざ４ルｍのＴｉＣ層、厚す０
、１ μｍ＋７）Ｔ ｉ （ＣＮｏ）層。
さらに厚さ２ｇｍのＡｕ２０３層を生成させた。
ＪＩＳ規格の５４８Ｃを被削材とした旋削（切削速度１
５０ ｍ／＋ｓｉｎ 、切り込み１．５ｍｍ、送り０
、２＋＊層／回転）による５分間の切削において、前記
本発明品は平均摩耗中０．１０ｍｍ、最大摩耗巾０．１
８■であり、剥離は見られなかった。内層であるＴｉＣ
層を省き、厚さ４ｇｍのＴｉ（ＣＮＯ）層に厚さ２ルｍ
のＡ２２０３層を生成させた場合は、同じ切削で平均摩
耗中０．１２ｍｍ、最大摩耗巾０．２０ｍｍで、やはり
剥離は見られなかった。これに対して、全く被覆を施さ
ないＹ２Ｏ３を５重量％含むＳｉ３Ｎ４焼結体を切削工
具とした同じ切削においては、平均摩耗巾０．４５ｍｍ
、最大摩耗中０．５４ｍｍ−ｔ’あツタ。
５０ ｍ／＋ｓｉｎ 、切り込み１．５ｍｍ、送り０
、２＋＊層／回転）による５分間の切削において、前記
本発明品は平均摩耗中０．１０ｍｍ、最大摩耗巾０．１
８■であり、剥離は見られなかった。内層であるＴｉＣ
層を省き、厚さ４ｇｍのＴｉ（ＣＮＯ）層に厚さ２ルｍ
のＡ２２０３層を生成させた場合は、同じ切削で平均摩
耗中０．１２ｍｍ、最大摩耗巾０．２０ｍｍで、やはり
剥離は見られなかった。これに対して、全く被覆を施さ
ないＹ２Ｏ３を５重量％含むＳｉ３Ｎ４焼結体を切削工
具とした同じ切削においては、平均摩耗巾０．４５ｍｍ
、最大摩耗中０．５４ｍｍ−ｔ’あツタ。
実施例３
Ｙ２Ｏ３を３モル％含むＺｒＯ２焼結体に実施例１と同
様に厚さ４ｇｍのＴｉＣ層、厚さ０．ｉｐ−ｍ ノＴ
ｉ （ＣＮ Ｏ）層、さらに厚さ２ｇｍのＡ１２０３層
を生成させた。ＪＩｓ規格ＦＣ３５を被削材とした旋削
（切削速度１５０ ｍ／ｗｉｎ ＋切り込み０．３＋＊
ｍ、送り０ 、１ ｔｉｔｓ／回転）による５分間の切
削において、前記本発明品は平均摩耗巾０．１８ｍｍ、
最大摩耗中０．３０ｗ＋＊であり、剥離が見られなかっ
た。被覆を施さないＹ２０３ を３モル％含むＺｒＯ２
焼結体を切削工具とした同じ切削においては、平均摩耗
中０．４０ｍｍ、最大摩耗巾０．５２ｍｍであった。
様に厚さ４ｇｍのＴｉＣ層、厚さ０．ｉｐ−ｍ ノＴ
ｉ （ＣＮ Ｏ）層、さらに厚さ２ｇｍのＡ１２０３層
を生成させた。ＪＩｓ規格ＦＣ３５を被削材とした旋削
（切削速度１５０ ｍ／ｗｉｎ ＋切り込み０．３＋＊
ｍ、送り０ 、１ ｔｉｔｓ／回転）による５分間の切
削において、前記本発明品は平均摩耗巾０．１８ｍｍ、
最大摩耗中０．３０ｗ＋＊であり、剥離が見られなかっ
た。被覆を施さないＹ２０３ を３モル％含むＺｒＯ２
焼結体を切削工具とした同じ切削においては、平均摩耗
中０．４０ｍｍ、最大摩耗巾０．５２ｍｍであった。
以上各実施例において、本発明硬質表面被覆物体は切削
工具に用いて耐剥離性が高く、被覆をしない物にくらべ
て摩耗が少なく、本発明の効果が現われていた。
工具に用いて耐剥離性が高く、被覆をしない物にくらべ
て摩耗が少なく、本発明の効果が現われていた。
前記実施例以外にも、本発明の発明者は、外層がＡｕ２
０３ ａ Ｃｒ２０３固溶体よりなる場合、最外層が
施された場合など多くの実験を行なって、本発明硬質表
面被覆物体が被覆を施さない物体および本発明範囲外の
被覆を施した物体にくらべて、切削工具材料としてすぐ
れていることを確認した。
０３ ａ Ｃｒ２０３固溶体よりなる場合、最外層が
施された場合など多くの実験を行なって、本発明硬質表
面被覆物体が被覆を施さない物体および本発明範囲外の
被覆を施した物体にくらべて、切削工具材料としてすぐ
れていることを確認した。
本発明は切削工具用チップの用途に好適な硬質表面被覆
物体を提供し、また他の用途に硬質表面被覆物体の応用
範囲を広げる可能性を高めるものであって、本発明の工
業的価値は大きい。
物体を提供し、また他の用途に硬質表面被覆物体の応用
範囲を広げる可能性を高めるものであって、本発明の工
業的価値は大きい。
Claims (3)
- （１）セラミックよりなる母材上に、内層としてＴｉＣ
、中間層としてＴｉ（ＣＮＯ）（Ｔｉ、Ｃ、Ｎ、Ｏより
なる固溶体）、外層として Ａｌ＿２Ｏ＿３またはＡｌ＿２Ｏ＿３・Ｃｒ＿２Ｏ＿３
固溶体よりなる三層被覆を施してなることを特徴とする
硬質表面被覆物体。 - （２）最外層としてさらに、ＴｉＮまたは ＴｉＣＮ（Ｔｉ、Ｃ、Ｎよりなる固溶体）の厚さ０．１
〜２μｍの被覆を施してなる特許請求の範囲第１項の硬
質表面被覆物体。 - （３）内層を省き、外層をＡｌ＿２Ｏ＿３とする二層被
覆を施してなる特許請求の範囲第１項の硬質表面被覆物
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16929486A JPS6211642A (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | 硬質表面被覆物体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16929486A JPS6211642A (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | 硬質表面被覆物体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6211642A true JPS6211642A (ja) | 1987-01-20 |
| JPS632778B2 JPS632778B2 (ja) | 1988-01-20 |
Family
ID=15883851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16929486A Granted JPS6211642A (ja) | 1986-07-18 | 1986-07-18 | 硬質表面被覆物体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6211642A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5213201A (en) * | 1975-07-18 | 1977-02-01 | Nissan Motor Co Ltd | Automatic operation apparatus in chassis dynamo-meter |
| JPS5266508A (en) * | 1975-11-29 | 1977-06-02 | Toshiba Tungaloy Co Ltd | Two layer coated hard articles |
| JPS5389805A (en) * | 1977-01-19 | 1978-08-08 | Mitsubishi Metal Corp | Covered superhard alloy product and its preparation |
-
1986
- 1986-07-18 JP JP16929486A patent/JPS6211642A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5213201A (en) * | 1975-07-18 | 1977-02-01 | Nissan Motor Co Ltd | Automatic operation apparatus in chassis dynamo-meter |
| JPS5266508A (en) * | 1975-11-29 | 1977-06-02 | Toshiba Tungaloy Co Ltd | Two layer coated hard articles |
| JPS5389805A (en) * | 1977-01-19 | 1978-08-08 | Mitsubishi Metal Corp | Covered superhard alloy product and its preparation |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS632778B2 (ja) | 1988-01-20 |
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