JPS62116032A - 画面表示方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明はプロセス用計算機システムにおいて、ＣＲＴに
表示する実データが存在しない状態での画面フォーマツ
１〜のデバッグを可能とするテスト出力機能を有する画
面表示方式に関するものである。

［発明の技術的背景］ 電力系統制御を行なうプロセス用計算機システムにおい
ては、発電所毎の１日総発電力但や、ある１つの発電所
の時間毎の発電力量の実績、或いはある月の１日平均発
電力母等の記録情報や、電力系統内の電力・電圧・周波
数等の時々刻々と変わる瞬時値情報をＣＲＴ上にタイム
リーに表示する必要がある。ＣＲＴ上に表示する画面の
イメージ数はシステムによって異なるが、少なくとも２
００枚は必要となる。ＣＲＴに画面イメージを表示する
には、画面イメージを構成するデータ（例えば発電所毎
の発電力量等が存在するデータ）と、画面イメージ出力
形式を定義した画面フォーマットが必要である。

”　出力形式とは、画面イメージのＣＲＴ上の出力位置
であるＸＹ座標、データタイプ、（整数型、実数型、文
字型等の種別）、出力データ桁数、色情報、ブリンク表
示の有無、及び画面イメージを構成しているデータ（例
えば発電所毎の発電力量）が格納されているデータの位
置等である。

画面フォーマットは、１つの画面イメージに対して１つ
用意する必要があり、用意した画面フォーマットが目的
の画面イメージ通りになっているか否かについては、画
面フォーマットのデバッグが必要である。

又、データは画面フォーマットを構成するデータのうち
、例えば、発電力量等の実際の数値を格納している。こ
の発電力Ｇ等の数値データは、実際の変化に伴なって更
新される。ＣＲＴ上の画面イメージのデータも同様に更
新するには、画面フォーマットで定義されているその位
置に、その対象データが存在する必要がある。

上記の画面フォーマットとデータとが両方存在する時、
計算機へ表示要求を出すことにより、ＣＲＴに画面イメ
ージを表示することが出来る。

第７図は従来の画面表示方式を説明する機能ブロック図
、第８図は処理の概略図であり、これにより従来方式の
概要を説明する。

第７図において、１は画面フォーマットやデータをＣＩ
ｔＴの記憶部へ入力するフロッピーディスクやカードリ
ーダ等の入力装置、２．３は夫々前記入力装置１より入
力された画面フォーマットとデータの記憶部、４は前記
２．３の記憶情報を用いてＣＲＴ　５に表示する画面イ
メージを決定する画面表示決定部、６は画面表示決定部
４に対して、表示対象画面Ｎｏや表示対象ＣＲＴ　ＮＯ
及び表示に用いるデータ指定等の表示要求を行なう外部
装置、例えばコンソールＣＲＴである。

そして、外部装置からの表示要求を画面表示決定部４へ
出力することにより、画面フォーマット記憶部２及びデ
ータ記憶部３にて予め作成されている画面フォーマット
とデータとがＣＲＴ　５へ入力される。

［背景技術の問題点］ 上記従来方式では、画面イメージの表示要求を計算機へ
出した時点で、その表示要求画面の画面フォーマットと
、データの２つ共が作成済であることが必要であった。

しかし、システムの作成手順として、画面フォーマット
とデータの作成が必ずしも同時に終了するものではなく
、又、エラー発生の際も、そのエラー原因が、データ側
にあるのか、画面フォーマット側にあるのかが、はっき
りせずにデバッグが困難だった。従って、画面フォーマ
ットのデータは、デバッグ者が各々仮データを用意した
上で計算機へ表示要求を出す方法をとっていた。しかし
、この方法も画面イメージ数が多いシステムでは、画面
イメージ毎の仮データを作成する負担が大きく、デバッ
グ効率を下げる大きな原因となっていた。

［発明の目的］ 本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、従来デバッグ者が各々作成した仮データの作成を
不要とするデバッグ効率の良いテスト出力機能を有する
画面表示方式を提供することを目的としている。

［発明の概要］ 本発明は画面表示決定部に、以下の機能を持たせること
により、上記目的を達成するものである。

０画面フォーマットの指示項目を夫々分析し、記憶する
機能。

■その分析、記憶した情報を読出し、情報内のデータの
位置を参照して、データを取込み編集する機能。

■仮データ出力の場合は、■にて記憶している画面フォ
ーマットから出力形式の各指示に従い、かつ予め用意し
である仮データと関連を取る表示情報インデックスを作
成し、その表示情報インデックスに従ってデータを取込
んで、加工し、テスト出力用の画面イメージとして割当
てる機能。

［発明の実施例］ 以下図面を参照して実施例を説明する。

第１図は、本発明による画面表示方式を説明する一実施
例の機能ブロック構成図である。第１図において、第７
図と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。７
は仮データの記憶部であり、データ記憶部３にデータが
存在しない場合、又は存在していても仮データで出力す
る場合に、画面フォーマット記憶部２と仮データ記憶部
７からの情報を用いて、画面表示決定部４がＣＲＴ　５
に表示する画面イメージを決定する。

８は表示情報インデックスで仮データと画面フォーマッ
トとの関連を示す。

これらの要素は次のタイミングで動作する。先ず、外部
装置６から画面表示決定部４へＣＲＴ　５への表示要求
が行なわれる。画面表示決定部４では、後述する第２図
に示されるフローチャートの処理により画面フォーマッ
ト記憶部２とデータ記憶部３、又は画面フォーマット記
憶部２と仮データ記憶部７の情報を用いてＣＲＴへ表示
する画面のイメージを決定する。この決定された画面イ
メージを、ＣＲＴ　５に表示する。

第４図は、第２図のフローチャートにて表示される画面
イメージの一例である。第４図の画面イメージのうち、
各発電所の発電力量がデータ内の情報である。第３図に
本発明の画面表示処理概略図を示す。

次に、第２図のフローチャートの説明をする。

第２図のフローチャートの処理の実行は、外部装置６か
らの表示要求により行なわれる。画面表示決定部４では
、最初にステップ２０で表示要求された画面の画面フォ
ーマットが、既に画面フォーマット記憶部２に作成され
ているか否かを検索する。

この検索処理で要求画面が存在しない場合は、ステップ
２１の判断処理でステップ２１３のエラー処理にわたり
“表示画面は存在せず”として終了する。

ステップ２１の判断がＹＥＳの場合は、次のステップ２
２で仮データと実際のデータのどちらを画面イメージの
データとするかを外部装置から表示要求される時点に指
定されるデータ分類フラグで判別する。ステップ２２の
処理の判断をステップ２３で行ない、表示要求画面に関
するデータとして実際のデータを使用する場合は、ステ
ップ２４でデータがデータ記憶部３に作成されているか
否かを検索する。

ステップ２４の処理の判断をステップ２５で行ない、Ｙ
ＥＳの場合はステップ２６の処理として、その既存デー
タのうち画面イメージに必要な情報を画面フォーマット
の指示により各々データから取出し、ステップ２０の処
理で検索した画面フォーマットと関連させ、ステップ２
７で画面フォーマット内の出力形式に合致するよう、ス
テップ２６で取出した情報にデータタイプの変換、出力
桁数の決定、色情報の決定、ブリンク表示の決定等の処
理を行ない、画面イメージを決定する。

一方、仮データを使用する場合は、ステップ２９で仮デ
ータが仮データ記憶部７に作成されているか否かを検索
する。このステップ２９の判断をステップ２１０で行な
い、仮データが作成されている場合は、ステップ２１１
でその既作成仮データとステップ２０の処理で検索した
画面フォーマットが示す出力形式を関連させる表示情報
インデックスに従ってデータを取出す。

第５図は、表示情報インデックスの概略構成を、第６図
は、仮データの概略構成を示す。各図の左端のＮＯが各
々の情報を関連させるキーとなる。つまり、第５図にお
いて、左端ＮＯが１である情報は、画面イメージとして
出力場所、色、桁、等を示しており、この情報が示す出
力形式に従って、第６図の左端ＮＯが１の情報内容を出
力する。この表示情報インデックスは画面表示要求が出
されると同時に作成される。ステップ２１１の処理の後
は、実際のデータの処理と同じくステップ２７の処理を
行なう。

又、ステップ２５とステップ２１０の判断で仮データが
存在しない場合は、ステップ２１２のエラー処理で゛デ
ータが存在しない″として終了する。そして、ステップ
２７で決定した表示要求画面のイメージをステップ２８
でＣＲＴ　５に表示する。

上記実施例では、プロセス用計ｔｓｍシステムとして説
明したが、これに限定されるものではなく、多数の画面
イメージの表示が必要で、かつその画面イメージの表示
がデータに関係するシステムであれば大いに効果的であ
る。記憶部への出力手段もフロッピーディスク、カード
リーダに限らず、同等の機能を有するものならば代替可
能である。

［発明の効果］ 以上詳記したように本発明によれば、予め仮データを只
一つ用意しておくことにより、画面毎に仮データを個別
に作成することなく、何度でも画面フォーマットのデバ
ッグが可能となる。各画面フォーマットに対する個別の
仮データを必要としないため、データの作成、登録等の
処理が不要なる。このため、画面イメージの多いシステ
ムはど効果の大きい画面フォーマットのデバッグの出来
るテス］〜出力機能を有する画面表示方式を提供出来る
。

なお、表示情報インデックスをＬＰ比出力ることで、画
面出力に依るデバッグ以外にリストによる目視チェック
のデバッグの方法も提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による画面表示方式を説明する一実施例
のブロック構成図、第２図は画面表示決定部のフローチ
ャート、第３図は本発明の画面表示処理概略図、第４図
は画面イメージの一例図、第５図は表示情報インデック
スの概略構成図、第６図は仮データの概略構成図、第７
図は従来の画面表示方式を説明するブロック構成図、第
８図は従来の画面表示処理概要図である。 １・・・入力装置（フロッピーディスク・カードリーダ
等） ２・・・画面フォーマット記憶部 ３・・・データ記憶部　　　　４・・・画面表示決定部
５・・・ＣＲＴ　　　　　　　　　６・・・外部装置７
・・・仮データ記憶部 ８・・・表示情報インデックス

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 電力系統制御を行なうプロセス用計算機システムを用い
   、計算機が収集・保存した被制御対象毎の各種データを
   、ＣＲＴに表示する出力形式を定義する画面フォーマッ
   トに従つてＣＲＴに表示する画面イメージを決定する画
   面表示方式において、前記計算機が収集・保存するデー
   タに代えて、仮のデータを用意しておき、この仮のデー
   タと前記画面フォーマットを用いて画面イメージを決定
   するか、前記計算機が収集・保存するデータと前記画面
   フォーマットを用いて画面イメージを決定するかを指定
   できる機能を有することを特徴とする画面表示方式。