JPH0954616A - プラント情報表示装置及びプラント情報の表示用情報作成方法 - Google Patents

プラント情報表示装置及びプラント情報の表示用情報作成方法

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JPH0954616A
JPH0954616A JP20613495A JP20613495A JPH0954616A JP H0954616 A JPH0954616 A JP H0954616A JP 20613495 A JP20613495 A JP 20613495A JP 20613495 A JP20613495 A JP 20613495A JP H0954616 A JPH0954616 A JP H0954616A
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JP
Japan
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plant
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process amount
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Withdrawn
Application number
JP20613495A
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English (en)
Inventor
Takayuki Kudo
孝行 工藤
Kazuyoshi Nagasaki
和義 長崎
Toshiro Isshiki
利朗 一色
Yoshie Naito
よしえ 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示確認試験、各入力点の取り合い確認試験
の効率の向上を図る。 【解決手段】 プラント情報入力用情報12のなかから
各入力点毎のレンジ情報を読み出し、このレンジ情報を
基に各入力点毎の表示プロセス量の模擬データを作成し
て計算機13に与えるシミュレーション手段17を設け
る。また、CRT表示装置16に表示された試験結果を
ハードコピーするハードコピー装置21、シミュレーシ
ョン手段17が設定した模擬データを帳票出力する帳票
出力装置22を設ける。さらに、各入力点の取り合い確
認試験を行う際に試験担当者に掲示されるべき、プラン
ト情報入力用情報12と等価な内容の取合用情報を記憶
した取合用情報記憶ファイル41と、このファイル41
から目的の入力点の取合用情報を検索して表示する取合
用情報表示手段42を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラントの状態を
示す情報をバーチャートやグラフ等の図式データに置き
換えて表示するプラント情報表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プラント監視システム内のプラン
ト情報表示装置においては、プラントの各入力点からの
プラント情報をバーチャートやグラフ等の図式データに
置き換えて表示することが行われる。
【0003】図7は従来のプラント情報表示装置の構成
を示す図である。同図において、1はプラントの各入力
点より入力したプラント情報(プロセス量)を、プラン
ト情報入力用情報2に基づいてバーチャートやグラフ等
の図式上の表示プロセス量に置き換えて計算機3に入力
するプラント情報入力手段である。
【0004】プラント情報入力用情報2は図8及び図9
に示すように、アナログ値用とディジタル値用に分けら
れる。アナログ値用の情報は入力点毎のPID番号、入
力点名、単位、センサ種別、計算機入力レンジ、計算機
出力レンジ等からなる。計算機入力レンジとは、計算機
3が入力として取り得るプロセス量の値の範囲であり、
0%値と100%値とでその範囲が規定されている。計
算機出力レンジとは上記図式上の表示プロセス量の範囲
を示す情報であり、0%値と100%値とでその範囲が
規定されている。一方、ディジタル用の情報は入力点毎
のPID番号、入力点名、計算機出力OFFステータス
の値、計算機出力ONステータスの値等からなる。
【0005】計算機3は、プラント情報入力手段1より
入力した表示プロセス量とCRT表示情報4を基に、プ
ラントの系統図や監視図中に各入力点のプロセス量を示
すバーチャートやグラフ等の図式を配置した表示データ
を生成し、これをCRT表示手段5を介してCRT表示
装置6に表示する。
【0006】図10及び図11にCRT表示情報4の構
成例を示す。CRT表示情報4は入力点毎の、プラント
情報を表示するエリア内の形態を定義する固定情報4a
と、プラント情報の図式化表示の形式を定義する表示用
入力点情報4bとからなる。固定情報4aは図10に示
すように、個々の表示図形(線、四角形等)の表示開始
/終了座標位置、線の太さ、色等の情報から構成され
る。表示用入力点情報4bは図11に示すように、個々
の表示項目(バーチャート、数値等)の0%値及び10
0%値の各表示座標位置、太さ、色、表示項目情報等の
情報から構成される。
【0007】ところで、このプラント情報表示装置の表
示確認試験は、試験担当者が、各入力点のプラント情報
の模擬データを設定入力してその表示結果を目視確認す
ることによって行われていた。例えば、模擬データとし
て、アナログ情報については計算機入力レンジの0%、
50%、100%の各値を、ディジタルのプラント情報
についてはON/OFFステータスの各値をそれぞれ設
定入力して表示確認試験が行われていた。したがって、
試験担当者の負担が重く、効率良く試験を行うことが困
難であった。また、試験結果の採取も人為的に行われて
おり、記録誤りが生じる危険もあった。
【0008】また、プラント情報表示装置では、入力点
から実際に入力される値の可変幅とプラント情報入力用
情報2の計算機入力レンジとの整合を取るため、入力点
のセンサの出力特性を調整したり、計算機入力レンジを
変更することが行われる。このようにプラントからの入
力値の可変幅と計算機入力レンジとの整合を確認する試
験をここでは取り合い確認試験と呼ぶことにする。
【0009】しかしながら、従来、各入力点の取り合い
確認試験の完了状況の管理は、試験員の記憶やメモ書き
程度の記録に委ねられていた。したがって、上記の管理
はとかく曖昧なものとなり、全ての入力点の取り合い確
認試験が完了している確かな保証の下に表示確認試験を
行うことができなかった。
【0010】また、このプラント情報表示装置で利用さ
れるCRT表示情報4の作成において、CRT表示情報
4は同じ表示パターンをもつものについても個々の入力
点毎に別々に作成しており、また固定情報と表示用入力
点情報は1つの入力点のものについても別々に作成して
いた。このため作成効率が悪かった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するためのもので、表示確認試験の効率の向上
を図ることのできるプラント情報表示装置の提供を目的
としている。
【0012】また本発明は、効率良く試験結果を採取す
ることのできるプラント情報表示装置の提供を目的とし
ている。
【0013】さらに本発明は、各入力点の取り合い確認
試験の効率の向上を図れるプラント情報表示装置の提供
を目的としている。
【0014】さらに本発明は、各入力点の取り合い確認
試験の完了状況を性格且つ容易に管理することのできる
プラント情報表示装置の提供を目的としている。
【0015】さらに本発明は、プラント状況を図式表示
するために必要な表示用情報を効率良く作成することの
できるプラント情報の表示用情報作成方法の提供を目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明のプラント情報表
示装置は上記した目的を達成するために、プラントの各
入力点からのプロセス量情報を表示用のプロセス量情報
に置き換えて入力するプラント情報入力手段と、プラン
ト情報入力手段より入力した表示用のプロセス量情報を
基に該プロセス量を図式化した表示データを作成する表
示データ作成手段と、表示データ作成手段によって作成
された表示データを表示する表示手段と、表示確認試験
のための表示用プロセス量の模擬データを作成し、これ
を表示データ作成手段に与えるシミュレーション手段と
を具備して構成される。
【0017】この発明によれば、シミュレーション手段
によって、表示確認試験のための模擬データを自動的且
つ最適に設定することができるので、試験担当者の作業
負担を大幅に軽減でき、試験効率の大幅な改善を図るこ
とができる。
【0018】また本発明のプラント情報表示装置は、表
示手段に表示された表示確認試験の結果を印刷する試験
結果出力手段と、シミュレーション手段によって作成さ
れた表示用プロセス量の模擬データを可視的に出力する
模擬データ出力手段とをさらに具備して構成されるの
で、試験結果を印刷して速やかに且つ正確に試験結果を
試験担当者に提供できると共に、その時の模擬データを
出力することができ、試験結果の採取作業による試験員
の労力を大幅に軽減できる。
【0019】さらに本発明のプラント情報表示装置は、
プラント情報入力手段にて各入力点からのプロセス量情
報を表示用のプロセス量情報に置き換えて入力するため
の情報内容が、取り合い確認試験のための取合用情報と
して予め保存された取合用情報保存手段と、外部からの
要求に従って、任意の入力点の取合用情報を取合用情報
保存手段より検索し、表示する取合用情報表示手段とを
具備して構成されるので、各入力点の取り合い確認試験
を行う際に、試験担当者によって指定された入力点の取
合用情報を即座に表示することができ、試験担当者の取
り合い確認試験作業の負担軽減を図れる。
【0020】さらに本発明のプラント情報表示装置は、
各入力点毎の取り合い確認試験の完了状況を記憶する確
認試験状況記憶手段と、外部からの要求に従って、任意
の入力点の取り合い確認試験の完了状況を確認試験状況
記憶手段より検索し、表示する確認試験状況表示手段と
を具備して構成されるので、各入力点の取り合い確認試
験の完了状況を即座に表示することができ、その確認作
業を容易に行うことも可能になる。
【0021】そして本発明のプラント情報の表示用情報
作成方法は、内容の異なる1以上の固定情報及び内容の
異なる1以上の表示用入力点情報を各々作成し、これら
固定情報及び表示用入力点情報を選択的に組み合わせて
1以上の表示パターン情報を作成し、これらの表示パタ
ーン情報を選択的に用いて表示情報を作成するので、事
前に数種類の代表的な表示パターン情報を作成しておけ
ば、これらの表示パターン情報を利用することによっ
て、表示情報作成者は必要最小限の労力で全ての表示情
報を作成することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0023】図1は本発明の第1の実施の形態であるプ
ラント情報表示装置の構成を示すブロック図である。
【0024】同図において、11はプラントの各入力点
より入力したプラント情報(プロセス量)を、プラント
情報入力用情報12に基づいてバーチャートやグラフ等
の図式上の表示プロセス量に置き換えて計算機13に入
力するプラント情報入力手段である。計算機13は、プ
ラント情報入力手段11より入力した表示プロセス量と
CRT表示情報14を基に、例えば系統図や監視図中に
各入力点のプロセス量を図式表現したバーチャートやグ
ラフ等を配置した表示データを生成し、これをCRT表
示手段15を介してCRT表示装置16に表示するよう
に制御する。
【0025】17は表示確認試験時に各入力点の表示プ
ロセス量の模擬データを自動生成してこれを計算機13
に与えるシミュレーション手段である。また18はキー
ボード、19はタッチスクリーンであり、さらに20は
CRT表示装置16、キーボード18及びタッチスクリ
ーン19を用いた対話的な入出力操作を支援するための
CRT対話手段である。そして21はCRT表示装置1
6に表示された試験結果をハードコピーするためのハー
ドコピー装置、22はシミュレーション手段17が設定
した模擬データを帳票のかたちで出力する帳票出力装置
である。
【0026】次に、シミュレーション手段17を用いた
表示確認試験の手順を説明する。なお、この表示確認試
験とは主にCRT表示情報14の内容の正当性を評価す
るための行われる試験である。
【0027】試験担当者よりキーボード18或いはタッ
チスクリーン19を介して表示確認要求が計算機13に
当たられると、計算機13はシミュレーション手段17
を起動する。シミュレーション手段17は、プラント情
報入力用情報12のなかから各入力点毎のレンジ情報、
つまりアナログ情報については計算機出力レンジの0%
値及び100%値を、ディジタル情報については計算機
出力OFFステータス及び計算機出力ONステータスの
各値を読み出す。続いてシミュレーション手段17は、
読み出した各入力点毎の出力レンジ情報を基に、各入力
点毎の表示プロセス量の模擬データを作成する。例え
ば、アナログ情報については計算機出力レンジの0%
値、50%値、100%値を、ディジタル情報について
は計算機出力OFFステータスの値及び計算機ONステ
ータスの値を上記模擬データとして作成する。
【0028】このように作成された表示プロセス量の模
擬データは計算機13に与えられ、計算機13はこの表
示プロセス量の模擬データとCRT表示情報14を基
に、系統図や監視図中に各入力点のプロセス量を図式表
現したバーチャートやグラフ等を配置した表示データを
生成し、これをCRT表示手段15を介してCRT表示
装置16に表示する。
【0029】その際、アナログ情報については、最初に
各入力点の計算機出力レンジの0%値の状態が一斉に表
示され、以降、試験員からの確認済み通知を受ける度に
50%値、100%値の状態が順次表示される。ディジ
タル情報についても同様に、最初に各入力点の計算機出
力OFFステータス値の状態が一斉に表示され、試験員
からの確認済み通知を受けて、次に計算機出力ONステ
ータス値の状態が表示される。なお、計算機出力OFF
ステータス値の表示はアナログ情報の計算機出力レンジ
0%値の表示と同時に行い、計算機出力ONステータス
値の表示はアナログ情報の計算機出力レンジ100%値
の表示と同時に行うようにしてもよい。CRT表示装置
16に表示された試験結果を含む画面データは、試験担
当者からの要求に従ってハードコピー装置21によって
ハードコピーされ、資料となって試験担当者に提供され
る。同様に、シミュレーション手段17によって設定さ
れた模擬データも試験担当者からの要求に従って、帳票
出力装置22によって帳票に記録されたものとなって出
力される。
【0030】図2にハードコピーされた試験結果及び帳
票の例を示す。ここで30は試験結果、31は模擬デー
タを記録した帳票である。試験結果30における32の
部分は、ある入力点のプロセス量を表示するエリアであ
り、拡大図に示すように、その中にはプロセス量を図式
化したバーチャート33、プロセス量の数値34及び表
示番号35が配置されている。この入力点のプロセス量
の設定レンジは 0〜 1.1(単位:メートル)であり、図
の例は、計算機出力レンジの100%値が模擬データと
して設定されている場合を示している。一方、帳票31
には、各入力点毎の模擬データであるプロセス量36、
表示番号37、PID番号38が記録されている。ここ
で表示番号37は模擬データと試験結果資料30上のプ
ロセス量表示エリア32とを視覚的に対応付けるための
ものであり、プロセス量表示エリア32内の表示番号3
5と同一の番号である。
【0031】このように、このプラント情報表示装置で
は、シミュレーション手段17によって表示確認試験の
ための模擬データを自動的且つ最適に計算機13に設定
することができるので、試験担当者の作業負担は大幅に
軽減され、試験効率の大幅な改善を図ることができる。
【0032】また、このプラント情報表示装置では、試
験結果を含む画面データをハードコピーして試験担当者
に提供できると共に、その時の模擬データを帳票のかた
ちで出力することができ、試験結果の採取作業による試
験員の労力も大幅に軽減できる。
【0033】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0034】図3はこの第2の実施の形態であるプラン
ト情報表示装置の構成を示すブロック図である。なお、
同図において、図1と同じ部分には同一の符号を付して
ある。 このプラント情報表示装置は、取合用情報記憶
ファイル41と、取合用情報表示手段42と、確認試験
状況設定/表示手段43と、確認試験状況記憶ファイル
44とを有して構成される。
【0035】取合用情報記憶ファイル41には、各入力
点の取り合い確認試験を行う際に試験担当者に掲示され
るべき、プラント情報入力用情報12と等価な内容の取
合用情報が記憶されている。即ち、この取合用情報は、
各入力点毎のPID番号、タグ番号、センサ種別、入力
点名称、計算機入力レンジ、計算機出力レンジ等からな
る。
【0036】取り合い確認試験は、ある入力点より入力
したプラント情報をプラント情報入力用情報12を基に
図式上の表示プロセス量に置き換えてCRT表示装置1
6に表示し、これを試験担当者が確認することによって
行われる。
【0037】この取り合い確認試験の際、本装置では、
試験担当者から要求により、取合用情報記憶ファイル4
1に記憶された任意の入力点の取合用情報をCRT表示
装置16に表示させることができる。
【0038】この場合、まず試験担当者はCRT表示装
置16の画面上で、キーボード18或いはタッチスクリ
ーン19を用いて取合用情報の確認要求を出すと共に取
合用情報を確認したい入力点を指定する。計算機13は
この要求を受けると、指定された入力点をCRT表示情
報14(表示用入力点情報14b)を基に判断して取合
用情報表示手段42に通知する。この通知を受けた取合
用情報表示手段42は取合用情報記憶ファイル41から
該当する入力点についての取合用情報を検索し、これを
計算機13に送る。計算機13は、検索された取合用情
報を表示データに付加して、これをCRT表示手段15
を介してCRT表示装置16に表示する。図4にこの取
合用情報の表示例を示す。
【0039】ある入力点の取り合い確認試験が完了した
後、試験担当者はキーボード18或いはタッチスクリー
ン19を用いて、その入力点の取り合い確認試験の完了
通知を入力する。計算機13はこの試験完了通知を受け
ると、確認試験状況設定/表示手段43に試験状況設定
命令を出す。この命令に従って、確認試験状況設定/表
示手段43は確認試験状況記憶ファイル44にその入力
点の取り合い確認試験が完了したことを示す情報を設定
する。このようにして、1つの入力点の取り合い確認試
験が完了する毎に、確認試験状況記憶ファイル44への
取り合い確認試験状況の設定、更新が行われる。
【0040】取り合い確認試験状況を確認したい場合、
試験担当者はCRT表示装置16の画面上で、キーボー
ド18或いはタッチスクリーン19を用いて取り合い確
認試験状況の表示要求を出すと共に取り合い確認試験状
況を確認したい入力点を指定する。計算機13はこの要
求を受けると、CRT表示情報14(表示用入力点情報
14b)を基に指定された入力点を判断し、この確認試
験状況設定/表示手段43に検索命令を出す。この命令
に従って、確認試験状況設定/表示手段43は確認試験
状況記憶ファイル44より該当する入力点についての取
り合い確認試験状況の情報を検索し、これを計算機13
に送る。計算機13は、検索された取り合い確認試験状
況の情報を表示データに付加して、これをCRT表示手
段15を介してCRT表示装置16に表示する。取り合
い確認試験の状況は、例えば特定のマーク表示や色等に
よって識別できるように表示される。
【0041】このように、このプラント情報表示装置で
は、各入力点の取り合い確認試験を行う際に、試験担当
者によって指定された入力点の取合用情報をCRT表示
装置16に表示することができ、試験担当者の取り合い
確認試験作業の負担軽減を図れる。
【0042】また、このプラント情報表示装置では、各
入力点の取り合い確認試験の完了状況をCRT表示装置
16に表示することができ、その確認作業を容易に行う
ことが可能になる。
【0043】また、全ての入力点の取り合い確認試験の
完了状況を一斉に表示させるためのコマンドを設け、こ
のコマンドにより、全ての入力点の取り合い確認試験の
完了状況を一斉に表示するように構成してもよい。
【0044】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0045】図5はこの第3の実施の形態であるプラン
ト情報表示装置の構成を示すブロック図である。なお、
同図において、図1と同じ部分には同一の符号を付して
ある。 このプラント情報表示装置は、CRT表示情報
作成手段51とグルーピング情報保存ファイル52とを
有してなる。CRT表示情報14は入力点毎の、プラン
ト情報を表示するエリア内の形態を定義する固定情報1
4aと、プラント情報の図式化表示の形式を定義する表
示用入力点情報14bとからなる。固定情報14aは図
10に示すように、個々の表示図形(線、四角形等)の
表示開始/終了座標位置、線の太さ、色等の情報から構
成される。表示用入力点情報14bは図11に示すよう
に、個々の表示項目(バーチャート、数値等)の0%値
及び100%値の各表示座標位置、太さ、色、表示項目
情報等の情報から構成される。
【0046】グルーピング情報保存ファイル52には、
1以上の表示図形の固定情報及び1以上の表示項目の表
示用入力点情報のまとまりを1つの表示パターン情報と
して、内容の異なるものが各種保存されている。例え
ば、図6(a)において、60はプラントの全体の系統
図であり、Aは水位レベルの表示情報である。この表示
情報Aにおいて、61は水位レベルを示すバーチャート
(表示用入力点情報)、62はバーチャート表示用の枠
及び枠周辺の情報(固定情報)、63は水位レベルの数
値(表示用入力点情報)、64は水位レベル数値の単位
(固定情報)である。これらの情報61、62、63、
64はひとつの表示パターン情報として予め作成され、
グルーピング情報保存ファイル52に保存されている。
【0047】CRT表示情報作成手段51は、表示情報
作成者からの指令の下、グルーピング情報保存ファイル
52から任意の表示パターン情報を取り出し、これをプ
ラント情報表示装置のCRT表示情報記憶ファイルに、
作成者が特定した入力点に対応するCRT表示情報14
として固定情報14a及び表示用入力点情報14bにふ
り分けて格納する。その際、図6(a)(b)に示すよ
うに、表示パターンが共通するA及びBの各表示情報に
ついては、グルーピング情報保存ファイル52から同じ
表示パターン情報を選択して、各入力点に対する別々の
CRT表示情報14としてCRT表示情報記憶ファイル
にそれぞれ格納する。
【0048】即ち、この方式によれば、予め数種類の代
表的な表示パターン情報を作成しておけば、これらの表
示パターン情報を利用して、表示情報作成者は必要最小
限の労力で全てのCRT表示情報14を作成することが
できる。
【0049】また、同じ表示パターン情報を再利用して
CRT表示情報14を作成することで、表示確認試験は
表示パターンの単位で行えば済むようになり、試験効率
の向上も図れる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明のプラント情
報表示装置によれば、シミュレーション手段によって、
表示確認試験のための模擬データを自動的且つ最適に設
定することができるので、試験担当者の作業負担を大幅
に軽減でき、試験効率の大幅な改善を図ることができ
る。
【0051】また本発明のプラント情報表示装置によれ
ば、試験結果を印刷して速やかに且つ正確に試験結果を
試験担当者に提供できると共に、その時の模擬データを
出力することができ、試験結果の採取作業による試験員
の労力を大幅に軽減できる。さらに本発明のプラント情
報表示装置によれば、各入力点の取り合い確認試験を行
う際に、試験担当者によって指定された入力点の取合用
情報を即座に表示することができ、試験担当者の取り合
い確認試験作業の負担軽減を図れる。
【0052】さらに本発明のプラント情報表示装置によ
れば、各入力点の取り合い確認試験の完了状況を即座に
表示することができ、その確認作業を容易に行うことが
可能になる。
【0053】そして本発明のプラント情報の表示用情報
作成方法によれば、事前に数種類の代表的な表示パター
ン情報を作成しておくだけで、これらの表示パターン情
報を選択的に利用して必要最小限の労力で全ての表示情
報を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるプラント情報
表示装置の構成を示す図
【図2】図1のプラント情報表示装置によってハードコ
ピーされた試験結果及び帳票の例を示す図
【図3】本発明の第2の実施の形態であるプラント情報
表示装置の構成を示す図
【図4】図1のプラント情報表示装置によって検索され
た取合用情報の表示例を示す図
【図5】本発明の第3の実施の形態であるプラント情報
表示装置の構成を示す図
【図6】表示パターン情報の例とこの表示パターン情報
からの表示情報作成方法を説明するための図
【図7】従来のプラント情報表示装置の構成を示す図
【図8】アナログ値用のプラント情報入力用情報の構成
を示す図
【図9】ディジタル値用のプラント情報入力用情報の構
成を示す図
【図10】CRT表示情報の固定情報の構成を示す図
【図11】CRT表示情報の表示用入力点情報の構成を
示す図
【符号の説明】
11……プラント情報入力手段 12……プラント情報入力用情報 13……計算機 14……CRT表示情報 15……CRT表示手段 16……CRT表示装置 17……シミュレーション手段 18……キーボード 19……タッチスクリーン 20……CRT対話手段 21……ハードコピー装置 22……帳票出力装置 41……取合用情報記憶ファイル 42……取合用情報表示手段 43……確認試験状況設定/表示手段 44……確認試験状況記憶ファイル 51……CRT表示情報作成手段 52……グルーピング情報保存ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 よしえ 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントの各入力点からのプロセス量情
    報を表示用のプロセス量情報に置き換えて入力するプラ
    ント情報入力手段と、 前記プラント情報入力手段より入力した表示用のプロセ
    ス量情報を基に該プロセス量を図式化した表示データを
    作成する表示データ作成手段と、 前記表示データ作成手段によって作成された表示データ
    を表示する表示手段と、 表示確認試験のための表示用
    プロセス量の模擬データを作成し、これを表示データ作
    成手段に与えるシミュレーション手段とを具備すること
    を特徴とするプラント情報表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のプラント情報表示装置に
    おいて、 前記表示手段に表示された表示確認試験の結果を印刷す
    る試験結果出力手段と、 前記シミュレーション手段に
    よって作成された表示用プロセス量の模擬データを可視
    的に出力する模擬データ出力手段とをさらに具備するこ
    とを特徴とするプラント情報表示装置。
  3. 【請求項3】 プラントの各入力点からのプロセス量情
    報を表示用のプロセス量情報に置き換えて入力するプラ
    ント情報入力手段と、 前記プラント情報入力手段より入力した表示用のプロセ
    ス量情報を基に該プロセス量を図式化した表示データを
    作成する表示データ作成手段と、 前記表示データ作成手段によって作成された表示データ
    を表示する表示手段と、 前記プラント情報入力手段に
    て前記各入力点からのプロセス量情報を表示用のプロセ
    ス量情報に置き換えて入力するための情報内容が、取り
    合い確認試験のための取合用情報として予め保存された
    取合用情報保存手段と、 外部からの要求に従って、任意の入力点の取合用情報を
    前記取合用情報保存手段より検索し、表示する取合用情
    報表示手段とを具備することを特徴とするプラント情報
    表示装置。
  4. 【請求項4】 プラントの各入力点からのプロセス量情
    報を表示用のプロセス量情報に置き換えて入力するプラ
    ント情報入力手段と、 前記プラント情報入力手段より入力した表示用のプロセ
    ス量情報を基に該プロセス量を図式化した表示データを
    作成する表示データ作成手段と、 前記表示データ作成手段によって作成された表示データ
    を表示する表示手段と、 前記各入力点毎の取り合い確
    認試験の完了状況を記憶する確認試験状況記憶手段と、 外部からの要求に従って、任意の入力点の取り合い確認
    試験の完了状況を前記確認試験状況記憶手段より検索
    し、表示する確認試験状況表示手段とを具備することを
    特徴とするプラント情報表示装置。
  5. 【請求項5】 プラントの各入力点より入力したプロセ
    ス量情報を図式化して表示するために必要な、前記プロ
    セス量情報を図式表示するエリア内の形態を定義する固
    定情報と、前記プロセス量情報の図式表示の形式を定義
    する表示用入力点情報とを含む表示用情報を作成する方
    法において、 内容の異なる1以上の固定情報及び内容の異なる1以上
    の表示用入力点情報を各々作成し、これら固定情報及び
    表示用入力点情報を選択的に組み合わせて1以上の表示
    パターン情報を作成し、これらの表示パターン情報を選
    択的に用いて前記表示情報を作成することを特徴とする
    プラント情報の表示用情報作成方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013120536A (ja) * 2011-12-08 2013-06-17 Hitachi Information & Control Solutions Ltd 試験支援装置、試験支援方法及びプログラム

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