JPS62114941A - 5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニリンおよびその製造法 - Google Patents
5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニリンおよびその製造法Info
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- JPS62114941A JPS62114941A JP25547485A JP25547485A JPS62114941A JP S62114941 A JPS62114941 A JP S62114941A JP 25547485 A JP25547485 A JP 25547485A JP 25547485 A JP25547485 A JP 25547485A JP S62114941 A JPS62114941 A JP S62114941A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニ
リン(以下、本発明化合物と称すん)およびその製造法
に関するものである。
リン(以下、本発明化合物と称すん)およびその製造法
に関するものである。
本発明化合物は、除草効力を有する一般式〔1〕〔式中
、Rは水素原子、アルキル基またはフェニル基を表わす
。〕 で示されるテトラヒドロフタルイミド誘導体の製造中間
体として有用な化合物である。
、Rは水素原子、アルキル基またはフェニル基を表わす
。〕 で示されるテトラヒドロフタルイミド誘導体の製造中間
体として有用な化合物である。
本発明者らは、除草効力を有する一般式CI)で示され
る化合物の製造法につき検討した結果、本発明化合物で
ある5−ブロム−4−クロロ−2−フルオロアニリンが
上記一般式CI)で示される化合物の中間体として重要
であることおよび本発明化合物が1−ブロモ−2−クロ
ロ−4−フルオロ−5−ニトロベンゼンを鉄粉等の還元
剤で還元することによって有利に製造できることを見い
出し本発明に至った。
る化合物の製造法につき検討した結果、本発明化合物で
ある5−ブロム−4−クロロ−2−フルオロアニリンが
上記一般式CI)で示される化合物の中間体として重要
であることおよび本発明化合物が1−ブロモ−2−クロ
ロ−4−フルオロ−5−ニトロベンゼンを鉄粉等の還元
剤で還元することによって有利に製造できることを見い
出し本発明に至った。
以下に本発明化合物の製造法につき説明する。
本発明の製造法において、反応に供される試剤の舟は、
■−ブロモー2−クロロー4−フルオロ−5−ニトロベ
ンゼン1当量に対して、鉄粉等の還元剤は、3〜30当
量、好ましくは5〜20当息である。本発明において、
反応温度は、60〜120°Cであり、反応時間は通常
1〜20時間で充分目的を達することができる。
■−ブロモー2−クロロー4−フルオロ−5−ニトロベ
ンゼン1当量に対して、鉄粉等の還元剤は、3〜30当
量、好ましくは5〜20当息である。本発明において、
反応温度は、60〜120°Cであり、反応時間は通常
1〜20時間で充分目的を達することができる。
尚、本発明の反応は例えば酢酸水溶液中、必要に応じ酢
酸エチル等の補助溶液の穿在下に行なわれる。反応終了
後、反応液を濾過し不溶物をP去し、P液を水に難溶な
有機溶媒で抽出し、抽出液を水洗後儂縮等の通常の後処
理操作を行なうか、さらに必要に応じ、再結晶、クロマ
トグラフィー等の通常の精製操作によって目的の5−ブ
ロセー4−クロロー2−フルオロアニリンを得ることが
できる。
酸エチル等の補助溶液の穿在下に行なわれる。反応終了
後、反応液を濾過し不溶物をP去し、P液を水に難溶な
有機溶媒で抽出し、抽出液を水洗後儂縮等の通常の後処
理操作を行なうか、さらに必要に応じ、再結晶、クロマ
トグラフィー等の通常の精製操作によって目的の5−ブ
ロセー4−クロロー2−フルオロアニリンを得ることが
できる。
本発明の製造法によって得られる本発明化合物から例え
ば、下記ルートによって一般式CI)で示される除草効
力を有する化合物が得られる。
ば、下記ルートによって一般式CI)で示される除草効
力を有する化合物が得られる。
〔■〕(本発明化合物)〔■〕
CI)
尚、5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニリンの
原料であるl−ブロモ−2−クロロ−4−フルオロ−5
−ニトロベンゼンは、以下の製造法によって得ることが
できる。
原料であるl−ブロモ−2−クロロ−4−フルオロ−5
−ニトロベンゼンは、以下の製造法によって得ることが
できる。
即ち、2−クロロ−4−フルオロアニリン1当量に1.
0〜2.0当量のジアゾ化剤を作用させてジアゾ化した
後、1.0〜2.0当量の臭化第1銅等の臭素化剤を臭
化水素酸等の水溶液中で作用させて臭素化させることに
よって1−ブロモ−2−クロロ−4−フルオロベンゼン
が得られる。上記反応において反応温度および反応時間
は、ジアゾ化は通常夫々−5〜5°Cの範囲、0.5〜
8時間の範囲、又臭素化は、通常夫々20〜70’Cの
範囲、1〜5時間の範囲で充分目的を達することができ
る。
0〜2.0当量のジアゾ化剤を作用させてジアゾ化した
後、1.0〜2.0当量の臭化第1銅等の臭素化剤を臭
化水素酸等の水溶液中で作用させて臭素化させることに
よって1−ブロモ−2−クロロ−4−フルオロベンゼン
が得られる。上記反応において反応温度および反応時間
は、ジアゾ化は通常夫々−5〜5°Cの範囲、0.5〜
8時間の範囲、又臭素化は、通常夫々20〜70’Cの
範囲、1〜5時間の範囲で充分目的を達することができ
る。
次いで、上記で得られるl−ブロモ−2−クロロ−4−
フルオロベンゼン1当量に1当量以上の硫酸、好ましく
は濃硫酸と1.0〜1.2当量の硝酸、好ましくは発煙
硝酸を作用させることによって1−ブロモ−2−クロロ
−4−フルオロ−5−ニトロベンゼンが得られる。
フルオロベンゼン1当量に1当量以上の硫酸、好ましく
は濃硫酸と1.0〜1.2当量の硝酸、好ましくは発煙
硝酸を作用させることによって1−ブロモ−2−クロロ
−4−フルオロ−5−ニトロベンゼンが得られる。
上記反応において、反応温度および反応時間は、通常夫
々、−io〜20’Cの範囲、1〜10時間の範囲で充
分目的を達することができる。
々、−io〜20’Cの範囲、1〜10時間の範囲で充
分目的を達することができる。
上記2−クロロ−4−フルオロアニリンは、Finge
r et al、、 J、 Am、 Chem、 So
c、、 81 、94(1959)に記載の製造法によ
って製造することができる。
r et al、、 J、 Am、 Chem、 So
c、、 81 、94(1959)に記載の製造法によ
って製造することができる。
以下に実施例および参考例をあげて本発明をさらに詳し
く説明する。
く説明する。
実施例
鉄粉20yを5%酢酸水50tslにDA潤させ、80
°Cに加熱した。これに1−ブロモ−2−クロロ−4−
フルオロ−5−ニトロベンゼン14yを酢酸205g/
および酢酸エチル80m1に溶かした溶液を加え、60
°C〜80″Cで3時間加熱還流した。放冷後、水およ
び酢酸エチルを加え、残渣を炉別し、p液を酢酸エチル
で抽出した。抽出液を水、次いで重曹水で洗い、乾燥、
濃縮し、5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニリ
ン10.4Fを得た。
°Cに加熱した。これに1−ブロモ−2−クロロ−4−
フルオロ−5−ニトロベンゼン14yを酢酸205g/
および酢酸エチル80m1に溶かした溶液を加え、60
°C〜80″Cで3時間加熱還流した。放冷後、水およ
び酢酸エチルを加え、残渣を炉別し、p液を酢酸エチル
で抽出した。抽出液を水、次いで重曹水で洗い、乾燥、
濃縮し、5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニリ
ン10.4Fを得た。
m、I)、67.0〜68.6℃
参考例1
2−クロロ−4−フルオロアニリン58Fを農硫酸12
0Fおよび水1601の混合物に溶かし、−6°C−0
’Cで亜硝酸ナトリウム28fを水100 mlに溶か
した溶液を加え、20分間、同じ温度で撹拌した。反応
液中の過剰の亜硝酸を、ヨウ化カリ澱粉紙の呈色がなく
なるまで反応液にスルファミン酸を加えることによって
除いた後、得られたジアゾニウム溶液を臭化第一銅68
9を48%臭化水素酸水溶液500 txtに溶かした
溶液に室温で加え、30〜40°Cで30分間撹拌した
。この反応混合物をエーテルで抽出し、エーテル層を水
洗、乾燥後、濃縮し、蒸留し、l−ブロモ−2−クロロ
−4−フルオロベンゼン76fを得た。b 、 p、
62.0−62.8°C/12朋Hg参考例2
0Fおよび水1601の混合物に溶かし、−6°C−0
’Cで亜硝酸ナトリウム28fを水100 mlに溶か
した溶液を加え、20分間、同じ温度で撹拌した。反応
液中の過剰の亜硝酸を、ヨウ化カリ澱粉紙の呈色がなく
なるまで反応液にスルファミン酸を加えることによって
除いた後、得られたジアゾニウム溶液を臭化第一銅68
9を48%臭化水素酸水溶液500 txtに溶かした
溶液に室温で加え、30〜40°Cで30分間撹拌した
。この反応混合物をエーテルで抽出し、エーテル層を水
洗、乾燥後、濃縮し、蒸留し、l−ブロモ−2−クロロ
−4−フルオロベンゼン76fを得た。b 、 p、
62.0−62.8°C/12朋Hg参考例2
Claims (2)
- (1)5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニリン
- (2)1−ブロモ−2−クロロ−4−フルオロ−5−ニ
トロベンゼンを還元することを特徴とする5−ブロモ−
4−クロロ−2−フルオロアニリンの製造法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25547485A JPH0667881B2 (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニリンおよびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25547485A JPH0667881B2 (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニリンおよびその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62114941A true JPS62114941A (ja) | 1987-05-26 |
JPH0667881B2 JPH0667881B2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=17279267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25547485A Expired - Lifetime JPH0667881B2 (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | 5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニリンおよびその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0667881B2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-14 JP JP25547485A patent/JPH0667881B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0667881B2 (ja) | 1994-08-31 |
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