JPS62114962A - テトラヒドロフタルイミド誘導体およびその製法 - Google Patents
テトラヒドロフタルイミド誘導体およびその製法Info
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- JPS62114962A JPS62114962A JP60255475A JP25547585A JPS62114962A JP S62114962 A JPS62114962 A JP S62114962A JP 60255475 A JP60255475 A JP 60255475A JP 25547585 A JP25547585 A JP 25547585A JP S62114962 A JPS62114962 A JP S62114962A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、2−(5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオ
ロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−
イソインドール−1,8−ジオン(以下、本発明化合物
と称する。)およびその製法に関するものである。
ロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−
イソインドール−1,8−ジオン(以下、本発明化合物
と称する。)およびその製法に関するものである。
本発明化合物は、除草効力を有する一般式CI)C式中
、Rは水素原子、アルキル基またはフエ・ニル基を表わ
す。〕 で示されるテトラヒドロフタルイミド誘導体の製造中間
体として有用な化合物である。
、Rは水素原子、アルキル基またはフエ・ニル基を表わ
す。〕 で示されるテトラヒドロフタルイミド誘導体の製造中間
体として有用な化合物である。
本発明者らは、除草効力を有する一般式CI)で示され
る化合物の製造法につき検討した結果、本発明化合物で
ある2−(5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロフェ
ニル) −4as−6m7−テトラヒドロ−2H−イソ
インドール−1゜8−ジオンが上記一般式CI)で示さ
れる化合物の中間体として重要であることおよび本発明
化合物が5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニリ
ンを3,4.5,6−テトラヒドロフタル酸無水物と反
応させることにより有利に製造できることを見い出し本
発明に至った。
る化合物の製造法につき検討した結果、本発明化合物で
ある2−(5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロフェ
ニル) −4as−6m7−テトラヒドロ−2H−イソ
インドール−1゜8−ジオンが上記一般式CI)で示さ
れる化合物の中間体として重要であることおよび本発明
化合物が5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニリ
ンを3,4.5,6−テトラヒドロフタル酸無水物と反
応させることにより有利に製造できることを見い出し本
発明に至った。
以下に本発明化合物の製法につき説明する。
本発明の製法において、反応に供される試剤の量は、5
−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニリン1当量に
対して1.0〜1.1当量の8゜4.5,6−テトラヒ
ドロフタル酸無水物である。反応に供される溶媒として
は、例えば酢酸、プロピオン酸、酪酸等が用いられる。
−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニリン1当量に
対して1.0〜1.1当量の8゜4.5,6−テトラヒ
ドロフタル酸無水物である。反応に供される溶媒として
は、例えば酢酸、プロピオン酸、酪酸等が用いられる。
本発明において、反応温度および反応時間は、通常夫々
100℃〜溶媒の沸点の範囲、2〜10時間の範囲で充
分目的を達することができる。
100℃〜溶媒の沸点の範囲、2〜10時間の範囲で充
分目的を達することができる。
反応終了後、反応液に水を加えた後、析出した結晶をP
遇するか、あるいは、有機溶媒で抽出および濃縮等の通
常の後処理操作を行なうか、さらに必要ならば、クロマ
トグラフィー、再結晶等の通常の精製操作によって目的
の2−(5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロフェニ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−イソイン
ドール−1,3−ジオンを得ることができる。
遇するか、あるいは、有機溶媒で抽出および濃縮等の通
常の後処理操作を行なうか、さらに必要ならば、クロマ
トグラフィー、再結晶等の通常の精製操作によって目的
の2−(5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロフェニ
ル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−イソイン
ドール−1,3−ジオンを得ることができる。
本発明の製造法によって得られる本発明化合物とアセチ
レン誘導体とを反応させることによって一般式(1)で
示される除草効力を有する化合物が得られる。
レン誘導体とを反応させることによって一般式(1)で
示される除草効力を有する化合物が得られる。
尚、本発明化合物の原料である5−ブロモ−4−クロロ
−2−フルオロアニリンは、以下の製造法によって得る
ことができる。
−2−フルオロアニリンは、以下の製造法によって得る
ことができる。
!l、2−クロロ−4−フルオロアニリン1当量に1.
0〜2.0当量のジアゾ化剤を作用させてジアゾ化した
後、1.0〜2.0当量の臭化第1銅等の臭素化剤を臭
化水素酸等の水溶液中で作用させて臭素化させることに
よって1−ブロモ−2−クロロ−4−フルオロベンゼン
が得られる。上記反応において反応温度および反応時間
は、ジアゾ化は、通常夫々−5〜5℃の範囲、0.5〜
3時間の範囲、又臭素化は通常夫々、20〜70°Cの
範囲、1〜5時間の範囲で充分目的を達することができ
る。
0〜2.0当量のジアゾ化剤を作用させてジアゾ化した
後、1.0〜2.0当量の臭化第1銅等の臭素化剤を臭
化水素酸等の水溶液中で作用させて臭素化させることに
よって1−ブロモ−2−クロロ−4−フルオロベンゼン
が得られる。上記反応において反応温度および反応時間
は、ジアゾ化は、通常夫々−5〜5℃の範囲、0.5〜
3時間の範囲、又臭素化は通常夫々、20〜70°Cの
範囲、1〜5時間の範囲で充分目的を達することができ
る。
次イで、上記で得られる1−ブロモ−2−クロロ−4−
フルオロベンゼン1当量に1当量以上の硫酸、好ましく
は濃硫酸と1.0〜1.2当量の硝酸、好ましくは発煙
硝酸を作用させることによって1−ブロモ−2−クロロ
−4−フルオロ−5−二トロベンゼンが得られる。
フルオロベンゼン1当量に1当量以上の硫酸、好ましく
は濃硫酸と1.0〜1.2当量の硝酸、好ましくは発煙
硝酸を作用させることによって1−ブロモ−2−クロロ
−4−フルオロ−5−二トロベンゼンが得られる。
上記反応において反応温度および反応時間は、通常夫々
、−10〜20°Cの範囲、1〜10時間の範囲で充分
目的を達することができる。
、−10〜20°Cの範囲、1〜10時間の範囲で充分
目的を達することができる。
さらに上記で得られる1−ブロモ−2−クロロ−4−フ
ルオロ−5−二トロベンゼンl当ffiに対して、8〜
80当量、好ましくは5〜20当量の鉄粉等の還元剤を
作用させることにより5−ブロモ−4−クロロ−2−フ
ルオロアニリンが得られる。反応温度は、通常60〜1
20°Cであり、反応時間は通常1〜20時間で充分目
的を達することができる。
ルオロ−5−二トロベンゼンl当ffiに対して、8〜
80当量、好ましくは5〜20当量の鉄粉等の還元剤を
作用させることにより5−ブロモ−4−クロロ−2−フ
ルオロアニリンが得られる。反応温度は、通常60〜1
20°Cであり、反応時間は通常1〜20時間で充分目
的を達することができる。
尚、本反応は例えば酢酸水溶液中、必要に応じ、酢酸エ
チル等の補助溶媒の存在下に行なわれる。
チル等の補助溶媒の存在下に行なわれる。
なお、原料化合物である2−クロロ−4−フルオロアニ
リンはFinger et al、、 J、 Am。
リンはFinger et al、、 J、 Am。
Chem、 Soc、、81.94(1959)に記載
の製造法によって製造することができる。
の製造法によって製造することができる。
以下に実施例および参考例をあげて本発明をさらに詳し
く説明する。
く説明する。
実施例
5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニリン5,4
f、 3,4.5,6−テトラヒドロフタル酸無水
物3.71とを酢酸70m1に懸濁させ、5時間加熱還
流した。反応混合物が冷えてから水を加え、酢酸エチル
で抽出した。抽出液を水洗、乾燥、濃縮し、2−(5−
ブロモ−4−クロロ−2−フルオロフェニル)−4、5
,6,7−テトラヒドロ−2H−イソインドール−1,
8−ジオ:15,Ofを得た。m、p。
f、 3,4.5,6−テトラヒドロフタル酸無水
物3.71とを酢酸70m1に懸濁させ、5時間加熱還
流した。反応混合物が冷えてから水を加え、酢酸エチル
で抽出した。抽出液を水洗、乾燥、濃縮し、2−(5−
ブロモ−4−クロロ−2−フルオロフェニル)−4、5
,6,7−テトラヒドロ−2H−イソインドール−1,
8−ジオ:15,Ofを得た。m、p。
140.2℃
参考例1
2−クロロ−4−フルオロアニリン58fを濃硫酸12
0yおよび水160 mlの混合物に溶かし、−5℃〜
0″Cで亜硝酸ナトリウム281を水100 mlに溶
かした溶液を加え、20分間、同じ温度で撹拌した。
0yおよび水160 mlの混合物に溶かし、−5℃〜
0″Cで亜硝酸ナトリウム281を水100 mlに溶
かした溶液を加え、20分間、同じ温度で撹拌した。
反応液中の過剰の亜硝酸を、ヨウ化カリ澱粉紙の呈色が
なくなるまで反応液にスルフrミン酸を加えることによ
って除いた後、得られたジアゾニウム溶液を臭化第一銅
681を48%臭化水素酸水溶液500 mlに溶かし
た溶液に室温で加え、80〜40℃で80分間撹拌した
。この反応混合物をエーテルで抽出し、エーテル層を水
洗、乾燥後、濃縮、蒸留し、1−ブロモ−2−クロロ−
4−フルオロベンゼン76fを得た。b、p、62.0
〜62.8℃/12朋Hg 参考例2 上記ので得られた1−ブロモ−2−クロロ−4−フルオ
ロベンゼン219を濃硫1240m1に溶解させた。こ
れを0°C〜10°Cに冷却し、発煙硝酸(d=1.5
2)3,2fと濃硫酸5 yxtとの混合物を0°C〜
5℃で徐々に滴下し、80分間同温度で撹拌した。この
反応混合物を氷水に注ぎ、エーテルで抽出した。抽出液
を水洗、乾燥、濃縮し、1−ブロモ−2−クロロ−4−
フルオロ−5−二トロベンゼン14.31を得た。m、
p、65,0〜65,5℃参考例8
なくなるまで反応液にスルフrミン酸を加えることによ
って除いた後、得られたジアゾニウム溶液を臭化第一銅
681を48%臭化水素酸水溶液500 mlに溶かし
た溶液に室温で加え、80〜40℃で80分間撹拌した
。この反応混合物をエーテルで抽出し、エーテル層を水
洗、乾燥後、濃縮、蒸留し、1−ブロモ−2−クロロ−
4−フルオロベンゼン76fを得た。b、p、62.0
〜62.8℃/12朋Hg 参考例2 上記ので得られた1−ブロモ−2−クロロ−4−フルオ
ロベンゼン219を濃硫1240m1に溶解させた。こ
れを0°C〜10°Cに冷却し、発煙硝酸(d=1.5
2)3,2fと濃硫酸5 yxtとの混合物を0°C〜
5℃で徐々に滴下し、80分間同温度で撹拌した。この
反応混合物を氷水に注ぎ、エーテルで抽出した。抽出液
を水洗、乾燥、濃縮し、1−ブロモ−2−クロロ−4−
フルオロ−5−二トロベンゼン14.31を得た。m、
p、65,0〜65,5℃参考例8
Claims (2)
- (1)2−(5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロフ
ェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−イソ
インドール−1,8−ジオン - (2)5−ブロモ−4−クロロ−2−フルオロアニリン
を3,4,5,6−テトラヒドロフタル酸無水物と反応
させることを特徴とする2−(5−ブロモ−4−クロロ
−2−フルオロフェニル)−4,5,6,7−テトラヒ
ドロ−2H−イソインドール−1,3−ジオンの製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60255475A JPS62114962A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | テトラヒドロフタルイミド誘導体およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60255475A JPS62114962A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | テトラヒドロフタルイミド誘導体およびその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62114962A true JPS62114962A (ja) | 1987-05-26 |
Family
ID=17279279
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60255475A Pending JPS62114962A (ja) | 1985-11-14 | 1985-11-14 | テトラヒドロフタルイミド誘導体およびその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62114962A (ja) |
-
1985
- 1985-11-14 JP JP60255475A patent/JPS62114962A/ja active Pending
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