JPS62114221A - 荷電ビ−ム描画方法 - Google Patents

荷電ビ−ム描画方法

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JPS62114221A
JPS62114221A JP25528985A JP25528985A JPS62114221A JP S62114221 A JPS62114221 A JP S62114221A JP 25528985 A JP25528985 A JP 25528985A JP 25528985 A JP25528985 A JP 25528985A JP S62114221 A JPS62114221 A JP S62114221A
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pattern
aperture
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mask
repetitive
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Mamoru Nakasuji
護 中筋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、荷電ビーム描画方法に係わり、特に複数のア
パーチャの選択により高スルーブツト化をはかった荷電
ビーム描画方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
半導体ウェハヤマスク基板等の試料上に微細パターンを
形成するものとして、各種の電子ビーム描画装置が用い
られているが、近年描画速度の向上をはかる目的でビー
ム寸法を可変する、所謂可変寸法ビーム方式の電子ビー
ム描画装置が開発されている。しかし、この種の装置で
あっても、半導体メモリデバイスの如き超高密度のパタ
ーンを描画する場合には、スルーブツトが著しく低い。
そこで最近、キャラクタ・プロジェクション方式と称さ
れる電子ビーム描画装置が開発されている。この装置で
は、アバーチレマスクにパターンの異なる複数のアパー
チャを形成しておき、描画すべき図形に応じてアパーチ
ャを選択して描画を行うものである。そして、可変寸法
ビーム方式に比しても数倍程度の描画スルーブツトの向
上をはかることができる。
しかしながら、この種の装置にあっては次のような問題
があった。即ち、同一マスク内に多くのパターンを入れ
ているため、パターンを選ぶ時にビームを大きく偏向す
る必要があり、パターンの選択によっては描画精度の低
下を招く。さらに、多くのパターンを同時に入れておい
ても、描画できるパターンには制限があり、LSIの描
画を行うには適当でなく、実用性に乏しいものである。
また、キャラクタ−マスク(複数パターンの7パーチヤ
が形成されたマスク)がレンズ内部に設けであるので、
キャラクタ−マスクを交換する時には、電子ビーム光学
鏡筒の真空を破りレンズを分解する必要があり、非常に
面間であった。
なお、上記の問題は電子ビーム描画装置に限らず、イオ
ンビームを用いて試料上にパターンを描画するイオンビ
ーム描画装置についても同様に言えることである。
(発明の目的) 本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、その目
的とするところは、従来のキャラクタ・プロジェクショ
ン方式の問題を解決することができ、繰返しパターンを
有する図形の描画に際し描画スルーブツトの向上をは゛
かり得、且つ繰返しパターンの面積が大きい場合にも十
分適用し得る荷電ビーム描画方法を提供することにある
(発明の概要) 本発明の骨子は、マスクに繰返しパターン形成用のアパ
ーチャとビーム寸法可変用のアパーチャとを設け、繰返
しパターンか非繰返しパターンかに応じて上記アパーチ
ャの一方を選択することにある。さらに、繰返しパター
ンの描画時と非繰返しパターンの描画時とでビーム電流
密度を変え、空間電荷効果に起因する露光ボケを防止す
ることにある。
超LSIデバイスのうち、メモリデバイスでは、90[
%コ以上が繰返しのパターンであり、残りの10[%]
が周辺回路でメモリセルとは異なったパターンでできて
いる。従って、メモリセル部をキャラクタ・プロジェク
ション方式、つまりキャラクタモードで描画し、残りの
部分は可変寸法ビームを用いてVSBモードで描画する
。これにより、繰返しパターンについてはパターン成形
用アパーチャを選択することにより短時間で描画でき、
また非繰返しパターンについては可変ビーム成形用アパ
ーチャを選択することにより従来の可変ビーム方式と同
様に任意のパターンを描画することができる。さらに、
荷電ビーム光学鏡筒の側部にキャラクタ・プロジェクシ
ョン用マスクを交換するための予備室を設けておけば、
マスク交換を短時間で行うことが可能になる。
また、可変寸法ビームを用いる場合はビーム面積は2[
μm]〜0.1[μ77L]程度変化するのに対し、キ
ャラクタプロジェクションでは繰返しパターンの大きざ
にもよるがビーム面積は5[μ77L]以上になること
もある。従って、キャラクタモードにした場合、空間電
荷効果のためにレンズの焦点条件が大幅に狂い描画精度
の低下を招く虞れがある。そこで、VSBモードとキャ
ラクタモードとで、ビーム電流密度を変えるためにレン
ズの励Iaffi流を変えることにより、空間電荷の影
響を少なくすることが可能となる。しかし、このレンズ
条件を変えることは荷電ビーム光学鏡筒の再設定を必要
とし、再設定が多数回あるとこの時間だけでも長くなる
。そこで、繰返しパターン及び非繰返しパターンの一方
の全体を描画したのち、他方のパターンを描画するよう
にすれば、レンズ条件の切換え等が1回で済むことにな
り、これによる描画速度の低下は殆どs?!4できる。
本発明はこのような点に着目し、荷電ビーム放射源から
放射された荷電ビームを集束偏向制御し、このビームを
被露光試料上に選択的に照射して該試料に所望パターン
を描画する荷電ビーム描画方法において、繰返しパター
ンに相当するパターン成形用アパーチャと、可変寸法ビ
ームを形成するための可変ビーム成形用アパーチャと、
これらのアパーチャより防記荷電ビーム放射S側に設け
られ上記各アパーチャのいずれか一方に荷電ビームが照
射されるよう該ビームを偏向するアパーチャ選択用偏向
系とを用い、繰返しパターンは上記パターン成形用アパ
ーチャを通過するビームで描画すると共に、非繰返しパ
ターンは上記ビーム成形用アパーチャを通過するビーム
で描画し、且つ繰返しパターン及び非繰返しパターンの
一方を全て描画したのち、他方のパターンを描画するよ
うにした方法である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、繰返しパターン部についてはパターン
成形用アパーチャを選択することにより、高スルーブツ
トで描画することができる。ざらに、非繰返しパターン
については、可変ビーム成形用アパーチャを選択するこ
とにより、任意のパターンを描画することができる。こ
のため、LSI等のパターンも容易に描画することがで
き、且つ全体としての描画スルーブツトの向上をはかり
得る。
しかも、繰返しパターンと非繰返しパターンの描画の切
換えを1回で済ませているので、この切換えに要するF
RlilIは全体の描画時間に比べて無視できる程短い
。また、VSBモードとキャラクタモードとでレンズ系
の励磁電流を変えることにより、それぞれのモードで空
間電荷効果によるビームボケを最小限に抑えることがで
きる。このため、繰返しパターン及び非繰返しパターン
共に、同程度の高い精度の描画が可能となる。
第2図はメモリセルパターンの例を示す模式図である。
この図から明かなように、直角三角形を可変寸法ビーム
で描画可能にしても、可変寸法ビームを用いた場合には
、少なくとも11回のショットを行う必要がある。これ
に対し本発明によれば、メモリセル部については1回の
ショットで可能であるから、約1/10の描画時間で終
了し、周辺回路の非繰返しパターンに対しても可変寸法
ビームによる描u!i機能を用いればある程度の速度で
描画することができる。従って、全体としての描画時間
は、従来の単純可変寸法ビームでは0.9(メモリセル
部)+0.1(周辺回路)であるのに対し、本発明では 0.09 (メモリセル部)+0.1(周辺回路)とな
るので、 本発明/単純可変寸法ビーム#0.2 となり、スルーブツトは約5倍に向上する。また、20
パターンが繰返しの単位となる場合も、ビーム電流密度
を1/2程度にすれば空間電荷効果も少なくでき、実露
光時間を2倍にとっても結局メモリセル部は1/10の
時間で描画でき、結局115の描画時間に抑えることが
できる。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の詳細を図示の実施例によって説明する。
第1図は本発明の一実施例方法に使用した電子ビーム描
画装置を示す概略構成図である。図中10は電子光学鏡
筒を構成する真空外囲器、11はこの外囲器10内に収
容された電子銃である。
電子銃11から放射された電子ビームは、第1乃至第5
のレンズ12.〜,16で集束され、ターゲット17上
に照射される。なお、ターゲット17としての半導体ウ
ェハ等は、一般にX方向及びY方向に移動可能な試料台
上に載置されるものとなっている。
第2及び第3のレンズ13.14間には、アパーチャ2
1a、21bを備えた第7のアパーチャマスク21が配
置されている。第3及び第4のレンズ14.15間には
、アパーチャ22a。
22bを備えた第2のアパーチャマスク22が配置され
ている。ここで、第1のアパーチャマスク21の各アパ
ーチャ21a、21bはそれぞれ矩形状であり、アパー
チャ21bはアパーチャ218に対して小さいものとな
っている。さらに、第2のアパーチャマスク22のアパ
ーチャ22aは露光すべきメモリセル等の繰返しパター
ンに相当するものである。例えば、露光すべきメモリセ
ルのパターンが第2図に示す如く斜線部の繰返しの場合
、アパーチャ22aは第2図の両ハツチング部分に相当
するものとなる。即ち、アパーチャ22aはパターン成
形用アパーチャであり、第3図に示す如く第2のアパー
チャマスク22に形成されている。また、第2のアパー
チャマスク22のアパーチャ22k)は可変寸法ビーム
を形成するためのもので、第3図に示す如くパターン成
形用アパーチt’22aと同一マスク22上に矩形状に
形成されている。なお、第2のアパーチャマスク22は
レンズ14.15等の内部ではなく、レンズ外に配置さ
れるものとなっている。
第1及び第2のレンズ12.13間のビームクロスオー
バ位置には偏向コイル23が配置され、レンズ13.1
4間のビームクロスオーバ位置には偏向コイル24が配
置されている。これらの偏向コイルは、上記アパーチャ
22a、22bのいずれかを選択するアパーチャ選択用
偏向系である。
そして、偏向コイル23.24によりビームを偏向する
ことにより、後述する如くアパーチャ21a、21bと
アバーチt22a、22bとの光学的重なりが可変され
、この重なり部分からなる所定形状のビームが前記ター
ゲット17上に結像されるものとなっている。
なお、偏向コイル23.24は、CPtJ51及びイン
ターフェース52を通じて前記対物レンズ16と連動し
て制御される。即ち、キャラクタモードにした時、ビー
ム面積が大きくなりアンダーフォーカスとなるので、対
物レンズ電流を増すことでフォーカス条件を補正する。
逆に、VSBモードに変えた時は、ビーム面積が小さく
オーバーフォーカスとなるので、対物レンズ電流を小さ
くして補正を行うものとなっている。
第4及び第5のレンズ15.16間には、ビームをX方
向(紙面表裏方向)に偏向するための偏向板25及びY
方向(紙面左右方向)に偏向するだめの偏向板26が配
置されている。そして、これらの偏向板25.26によ
り、上記所定形状のビームはターゲット17上で走査さ
れるものとなっている。また、上記第2のアパーチャマ
スク22の配置位置の外囲器10の側壁には、ゲートバ
ルブ27を介してマスク予備室28が連設されている。
予+!を至28内にはマスク交換機構29が設けられて
おり、ゲートバルブ27を開くことにより、外囲器10
とマスク予備室28との間でマスク22が交換されるも
のとなっている。
なお、図中31は可変寸法ビームを形成する際に、例え
ばアパーチャ21a、22bとの光学的重なり面積を可
変し、該ビームの寸法を可変するためのビーム寸法可変
用偏向板である。また、32、〜.34はビームが正常
か否かをモニタするための反射電子検出器、35はビー
ムの非点収差を補正しビーム分解能を上げるための非点
補正コイル、41.〜.46はビームが正規の軌道を通
るようにビームの軸を合わゼるための軸合わせコイルを
それぞれ示している。
ここで、前記アパーチャ22a、22bの選択は、次の
ようにして行われる。即ち、メモリセルの如き繰返しパ
ターンを露光する際には、第4図に実線で示す如くアパ
ーチャ21aの象をパターン成形用アバーチty228
に照射する。この場合、ターゲット17上にはアパーチ
ャ22aのパターンであるメモリセルパターンが露光さ
れることになる。一方、周辺回路を露光する際には、偏
向コイル24によりビームを図中破線に示す如く偏向す
る。この場合、アパーチャ21aの像は可変ビーム成形
用アパーチャ22bに照射されることになる。従って、
ターゲット17上には可変寸法ビームが照射されること
になる。なお、偏向コイル24による偏向中心はビーム
のクロスオーバ位置にあるので、この偏向コイル24で
ビームを偏向してもターゲット17上でビーム位置がず
れることはない。
また、上記の偏向コイル24の代りに偏向コイル23を
用いることも可能である。即ち、周辺領域を露光する際
に、第5図に示す如り(橘向コイル23でビームを図中
破線に示す如く偏向し、アパーチャ21bの象がアパー
チャ22bに照射されるようにする。これにより、ター
ゲット17上には可変寸法ビームが照射されることにな
る。そしてこの場合、可変寸法ビームを形成する際にア
パーチャ21bが小さいのでアパーチャ22bでカット
するビームを少な(することが可能である。
次に、上記装置を用いた描画方法について説明する。
第6図は半導体ウェハ61のチップ62及び描画手順を
説明するための模式図、第7図は第6図中破線で囲んだ
部分Aを拡大して示す模式図である。まず、第7図に示
す如くウェハ61のチップ62上に予め形成されている
マーク63を検出して位冒合わせを行い描画を始める。
ウェハ61を64で示した0、5〜2 [s+]の細い
領域に分け、この細い領域は試料台を連続移動させてw
Alliiを行う、65は描画中の試料台の移動方向で
ある。また、図中■〜■、■′〜■′はそれぞれ試料台
の移動順序を示している。LSIチップは斜線で示した
メモリセル部66と周辺回路部67或いはダイシングラ
イン68に分けられる。
まず、試料台を■〜■の順に移動しながら、可変寸法ビ
ームを用いて周辺回路部67及びダイシングライン68
を全て描画する。即ち、前記偏向コイル24により可変
ビーム成形用アパーチャ22bを選択し、前記偏向板3
1によりアパーチャ21a、22bとの光学的型なりを
制御して描画を行う。この描画は1枚のウェハの全ての
非繰返しパターンが終了するまで行う。
次いで、ビーム電流密度を小さくし、試料台を■′〜■
′の順に移動しながら、キャラクタ・プロジェクション
方式によるビームを用いてメモリセル部66を全て描画
する。即ち、偏向コイル24によりパターン成形用アパ
ーチャ22aを選択し、このアパーチャ22aのパター
ンに相当するビームで一つのメモリセル部66を一括露
光する。この描画も、1枚のウェハの全ての繰返しパタ
ーンが終了するまで行う。
1枚のウェハの描画が完了したら次のウェハの描画に移
るが、このとき電子光学鏡筒はキャラクタモードとなっ
ているので、この場合メモリセル部66の描画を行った
のち、周辺回路部67及びダイシングライン68の描画
を行うようにする。
なお、キャラクタモードの場合、描画時間が長いので、
試料台を連続移動させていることによるずれを補うため
に、ビームを試料台の移動に追尾させる。また、メモリ
セルパターンが複数種ある場合、それぞれのパターン及
び矩形パターンを有する複数枚のマスク22を用意して
おき、外囲器11とマスク予備苗28との間でマスクを
交換すればよい。この場合、ゲートバルブ27を開くの
みでマスク22の交換ができるので、外囲器10の真空
を破る必要な(、またレンズ等を分解する必要もなく、
容易に実施することができる。
かくして本実施例によれば、メモリセル等の繰返しパタ
ーンを有するものを描画する際に、前記パターン成形用
アパーチャ21aを選択し、該セルパターンを一括露光
することができるので、描画スルーブツトの大幅な向上
をはかり得る。さらに、メモリセル部以外の周辺回路等
の非繰返しパターンを描画する際には、前記可変ビーム
成形用アパーチャ21bを選択し可変寸法ビームで描画
することにより、任意のパターンを自由に描画すること
ができる。また、VSBモードとキャラクタモードとで
レンズ励磁電流を変えるようにしているので、ビーム面
積の異なりに起因する空間−電荷の影響で焦点がずれる
ことを未然に防止することができ、いずれのモードであ
っても高精度の描画を行い得る。さらに、vSBモード
とキャラクタモードとの切換えを1枚のウェハに対し1
回で済ませているので、この切換えにより描画時間が長
くなることはない。従って、キャラクタ・プロジェクシ
ョン方式によるLSIのパターン形成を実用化すること
ができ、半導体装置製造における有用性は絶大である。
また、真空外囲器10を分解することなくマスクを交換
可能としているので、繰返しパターンがmaf!あって
も、マスクを交換することによりこれらのパターンに対
応することができる。また、1枚のマスク22には2[
!のアパーチャ22a。
22bを設けているのみであるから、アパーチャの選択
により過大にビームを偏向する必要もなく、これによる
露光精度低下を招くこともない。
第8図は他の実施例方法を説明するための模式図である
。メモリパターンの場合、メモリセルのlI像を配置す
る場合もある。第8図に示すパターンの場合、パターン
81.83については平行移動でパターン形成できる。
しかし、85.〜。
88のハツチングを行った部分は左側を平行移動しても
右側と重ならない。従ってこのようなパターンについて
は、VSBモードで描画する。即ち、パターン81.8
3及びパターン82.84のハツチング部分以外をキャ
ラクタモードで描画し、ハツチング部分85.〜.88
をVSBモードで描画するようにすればよい。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではな
い。例えば、前記繰返しパターンと非繰返しパターンと
の描画順序は、いずれが先であってもよい。また、前記
マスク上に形成するパターン成形用アパーチャの数は1
個に限るものではなく、複数個であってもよい。さらに
、パターン成形用アパーチャと可変ビーム成形用アパー
チャとを必ずしも同一マスク上に形成する必要はなく、
別々のマスクにそれぞれ形成するようにしてもよい。ま
た、光学系の構成は第1図に限るものではなく、仕様に
応じて適宜変更可能であり、要はパターン成形用アパー
チャ、可変ビーム成形用アパーチャ、及びこれらのアパ
ーチャより電子銃側に配設され上記いずれかの7パーチ
セにビームが照射されるようビームを偏向するアパーチ
ャ選択用偏向系を有するものであればよい。さらに、ア
パーチャ選択用偏向系は偏向コイルに限るものではなく
、静N(I向板であってもよい。
また本発明は、電子と−ム描画装置に限るものではなく
、イオンビームを用いてパターンを露光するイオンビー
ム描画装置やイオンビーム注入装置にも適用することが
できる。その他、本発明の要旨を逸鋭しない範囲で、種
々変形して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例方法に使用した電子ビーム描
画装置を示す概略構成図、第2図はメモリセルパターン
を示す模式図、第3図はパターン成形用アパーチャ及び
可変ビーム成形用アパーチャの形状を示す平面図、第4
図及び第5図はそれぞれアパーチャ選択用偏向コイルに
よるアパーチャ選択の原理を説明するための模式図、第
6図及び第7図はそれぞれ上記装置を用いた描画工程を
説明するための模式図、第8図は他の実施例を説明する
ための模式図である。 10・・・真空外囲器、11・・・電子銃、12.〜。 16・・・レンズ、17・・・ターゲット、21.22
・・・アパーチャマスク、21a、21b・・・アパー
チャ、22a・・・パターン成形用アパーチャ、22k
)・・・可変ビーム成形用アパーチャ、23.24・・
・アパーチャ選択用偏向コイル、25.26・・・ビー
ム走査用偏向板、31・・・ビーム寸法可変用偏向板、
32゜〜、34・・・反射電子検出器、35・・・非点
補正コイル、41.〜.46・・・軸合わせコイル、5
1・・・CPtJ152・・・インターフェース、61
・・・半導体ウェハ、62・・・チップ、63・・・マ
ーク、66・・・メモリセル部、67・・・周辺回路部
、68・・・ダイシングライン。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第 7 凶 第8図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)荷電ビーム放射源から放射された荷電ビームを集
    束偏向制御し、このビームを試料上に選択的に照射して
    該試料に所望パターンを描画する荷電ビーム描画方法に
    おいて、繰返しパターンに相当するパターン成形用アパ
    ーチャと、可変寸法ビームを形成するための可変ビーム
    成形用アパーチャと、これらのアパーチャよりも前記荷
    電ビーム放射源側に設けられ上記各アパーチャのいずれ
    か一方に荷電ビームが照射されるよう該ビームを偏向す
    るアパーチャ選択用偏向系とを用い、繰返しパターンを
    上記パターン成形用アパーチャを通過するビームで描画
    すると共に、非繰返しパターンを上記ビーム成形用アパ
    ーチャを通過するビームで描画し、且つ試料上の繰返し
    パターン及び非繰返しパターンの一方を全て描画したの
    ち、他方のパターンを描画することを特徴とする荷電ビ
    ーム描画方法。
  2. (2)前記繰返しパターンを描画する時と前記非繰返し
    パターンを描画する時とで、ビーム電流密度を変えるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の荷電ビーム
    描画方法。
  3. (3)前記試料上に形成するのは半導体メモリパターン
    であり、メモリセルパターンの非繰返しパターンのうち
    繰返しパターンと見なすのを妨げている部分を除き、繰
    返しパターンと見なせる部分を前記パターン成形用アパ
    ーチャを通過するビームで描画することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の荷電ビーム描画方法。
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