JPS62111918A - 含水貼付剤 - Google Patents

含水貼付剤

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JPS62111918A
JPS62111918A JP60251733A JP25173385A JPS62111918A JP S62111918 A JPS62111918 A JP S62111918A JP 60251733 A JP60251733 A JP 60251733A JP 25173385 A JP25173385 A JP 25173385A JP S62111918 A JPS62111918 A JP S62111918A
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JP
Japan
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water
salt
polyacrylic acid
containing patch
drug
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Application number
JP60251733A
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English (en)
Inventor
Takamasa Kuroya
黒屋 考正
Yoichi Nomura
野村 要一
Tetsuo Horiuchi
堀内 哲夫
Hiroaki Sasaki
佐々木 広昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、主として身体面に直接接触させて身体の種
々の障害を除去または軽減させる目的で使用される含水
貼付剤に関するものである。
〔従来の技術〕
パップ剤等の含水貼付剤は、含水ゲルからなり、一般に
、トラガントゴム、カラヤゴム、アラビアゴム、アルギ
ン酸ナトリウム、マンナン、ゼラチン、ペクチン等の天
然水溶性高分子またはポリアクリル酸、ポリアクリル酸
塩、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド等の合
成高分子を用い、これに多価アルコール等の保湿剤や水
、経皮吸収性薬剤等を配合して構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記天然水溶性高分子は天然物であるた
め、品質が安定せず、また混入物による汚染や不純物に
よる劣化等の現象が生ずる。これに対して、合成高分子
は、合成物であるため、上記のような問題を有していな
い。しかし、合成高分子は、凝集性に欠けるため、それ
を用いると、ゲルの骨格が弱くなり、1:tられる含水
貼イ1剤が、夏場にだれを牛したり、皮膚に糊残りを生
したりするという問題を/lじる。ごれを回避するため
、各種の架橋処理が施され′Cいる。例えば、多価金属
塩によるボ)Iアクリル酸塩の架橋、ジアルデヒド澱粉
によるボリビ、:−ルアルニl−ルの架橋、エポキシ系
架橋剤によるポリアクリル酸塩の架橋、ウレタン化合物
によるポリエチレングリコールの架橋等がある。多価金
属塩による架橋は、架橋密度を大にするとW刑が脆くな
り、架橋密度を小さくすると皮膚に糊残りを生じ、また
経時的に物性が変化するため最終物性値になるのに時間
がかかり、かつ厚みの制御が困難という難点がある。ジ
アルデヒド澱粉による架橋は、得られる基剤が硬くなり
、貼着力が弱いという難点がある。また、エポキシ系架
橋剤、ウレタン化合物を用いた架橋は安全性に問題があ
り、信φn性の点においていまひとつ満足しうるちので
はない。
この発明は、このような事情に鑑みなされたもので、合
成高分子物質を用い、ゲルの骨格が強靭で保形性に冨み
、かつ保水性および貼着性に優れ、容易かつ効果的に身
体を治療しうる含水貼付剤を提供することを目的とする
〔「1的を達成するための手段〕 上記の「1的を達成するため、この発明の含水貼付剤は
、ポリアクリル酸・酒塩と水を主要成分とする含水貼付
剤であって、−ト記水の含有量が20〜80重量%に設
定されており、か・つカルボキシル基を有する親水性ポ
リマーと、アルミニラl、塩と、多価アルコールと、経
皮吸収性薬剤とが含有されているという構成をとる。
すなわち、本発明者らは、合成高分子物質のうち親水性
高分子であるポリアクリル酸塩をゲルの骨格とする含水
ゲルを中心に研究を重ねた結果、ポリアクリル酸塩のう
ちの一価塩を用い、これとカルボキシル基を有する親水
性ポリマーとを併用するとともに、これらの架橋剤とし
てアルミニウム塩を用い、かつ水の含有量を一定範囲に
限定し、多価アルコールと経皮吸収性薬剤とを配合する
と所期の目的が達成できることを見いだし、この発明に
到達したのである。
この発明の含水貼付剤は、ゲルの骨格間に保持される液
体が水を主要成分とするものであって本質的に含水ゲル
であり、ポリアクリル酸−酒塩と、カルボキシル基を有
する親水性ポリマーと、アルミニウム塩と、水と多価ア
ルコールと経皮吸収性薬剤とを用いて得られる。
ポリアクリル酸塩は、有効な親水性を有する一価塩であ
ることが必要であり、特に、重量平均分子量が1×10
6以−ヒであることが好適である。
重量平均分子量がlXl0’未満のものは、得られる含
水ゲルの骨格が弱くなり、ゲル全体の保形性が悪くなる
傾向がみられ、この改善に多量のポリアクリル酸−酒塩
を使用する必要が生じ不経済である。アルミニウム塩架
橋剤を多めに用いて架橋密度を上げると、保形性はよく
なるが、貼着性、柔軟性の悪化を招く。したがって、ポ
リアクリル酸−酒塩は、上記のような分子量のものを用
いることが望ましい。
特に、上記のようなポリアクリル酸−酒塩の中でも、そ
の化学量論的中和率が50〜100%のものを用いるこ
とが好結果をもたらす。化学量論的中和率が50%未満
のものは凝集性に欠け、得られる含水貼付剤の流動性が
大きくなり、保形性を必要とする用途に使用できない傾
向が生じるからである。このポリアクリル酸−酒塩は、
通常の方法、例えば予め中和したアクリル酸−酒塩の単
独重合体もしくはアクリル酸との共重合体、さらにはア
クリル酸を重合してポリアクリル酸としたのち各種アル
カリで中和する等によって製造したものを用いることが
できる。
このようなポリアクリル酸−酒塩の代表例としては、ナ
トリウム塩、カリウム塩のようなアルカリ金属塩、エタ
ノールアミン、ジェタノールアミン、メチルジェタノー
ルアミン、ポリエタノールアミンのようなアルカノール
アミン塩、アンモニウム塩等があげられ、単独でもしく
は併せて使用することができる。
−ト記ポリアクリル酸一価塩とともに用いる、カルボキ
シル基を有する親水性ポリマーは、ト記ポリアクリル酸
−・価基とともにゲルの骨格を形成するものであり、こ
れを使用することにより、保形性が高く、皮膚に貼着し
ても糊残りせず、しかも皮膚に対する接着力の高い含水
貼付剤が得られるようになる。この種、親水性ポリマー
の代表例としては、ポリアクリル酸、カルボキシビニル
ポリマー2架橋型ポリアクリル酸、メトキシエチレン−
無水マレイン酸共重合体1 イソプレン−マレイン酸共
重合体等があげられ、中独でもしくは併せて使用するこ
とができる。−1,記架橋型ポリアクリル酸は、通常の
ポリアクリル酸が直鎖型であるのに対し、アクリル酸ア
ルカリ金属塩を架橋剤の存在下に重合さ・Uるなとして
得られた架橋構造のものである。
この発明で用いられる多価アルコールは、上記ポリアク
リル酸一価塩を溶解せず、均一に分散させるようなもの
が好適である。この好適なものを例示すると、グリセリ
ン、ポリグリセリン、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、ポリエチレングリ′:1−ル、プロピレン
グリコール、ジブlコピレンゲリコール、ボリブ[lビ
1/ングリ:2−ル、エチレン−プl」ピレングリコー
ル共重合体等があげられる。これらの多価アルコールは
、歌独で用いてもよいし2、二種以−Lを用いても支障
はない。上記例示の多価アルコールは、実質的に上記ポ
リアクリル酸一価塩を溶解せず均一に分散するものであ
る。ここで、ポリアクリル酸一価塩を実質的に溶解せず
、均一・に分散させるとは、上記ポリアクリル酸一価塩
のなかの一部低分子量部分は溶解しても大部分が多価ア
ルコールに対して不溶性であって分散するという意味で
ある。
上記多価アルコールと共に用いられる水としては、特に
限定するものではなく、通常、含水ゲルの製造に使用さ
れる水を用いることができる。
」二記アルミニウム塩は、ポリアクリル酸一価塩および
カルボキシル基を有する親水性ポリマーに対して架橋剤
とU7て作用するものであり、各種金属塩のなかでもニ
ー、価の金属塩よりも三価の金属塩の方が架橋速度が速
く、しかも安全性や変色等の点において他の金属塩より
優れているという観点から採用されたものである。その
代表例としては、ソーダミョウバン、カリミョウバン、
アンモニアミコウバン、硫酸アルミニウム、水酸化アル
ミニウム、乾燥水酸化アルミニウムゲル、塩化アルミニ
ウム、酢酸アルミニウム等があげられる。これらは単独
で用いることもできるし、併用しても支障はない。特に
、上記化合物のなかでもミョウバン類を使用することが
好結果をもたらす。
上記各種原料とともに用いられる経皮吸収性薬剤として
は、例えば、サリチル酸エステル、メントール、カンフ
ァー、ハツカ、トウガラシエキス、カブサイシン等のパ
ップ剤用薬剤、プレゾニゾロン、デキサメタシン、ヒド
ロコルチゾン、酢酸デキサメタシン、酢酸ヒドロコルチ
ゾン等の非ステロイド、ニトログリセリン、l5DN等
の狭心症薬、ペンシカイン、プロ力イン、キシロカイン
等の局所麻酔剤、ジフェンヒドラミン等の抗ヒスタミン
剤、アルプレノロール、プロプラノロール。
ピンドロール等のβ−遮断薬、クロニジン、ニフェジピ
ン等の血圧降下剤、メチルエフェドリン。
クロルブレナリン、サルブタモール、テルブタリン等の
気管支拡張薬、クロモグリク酸等の喘息薬、塩化ベンザ
ルコニウム、塩化ベンゼトニウム。
スルファジアジン銀等の殺菌剤、抗生物質、サルファ剤
、抗殺菌剤、プロスタグランジン、ホルモン剤等の薬剤
、水溶性コラーゲン、アロエエキス、女性ホルモン、ヘ
チマエキス等の美肌成分、アラントイン、レシチン、ビ
タミンE、A、D、B6、パントテン酸等のビタミン類
、カムアズレン、グアヤアズレン、r−オリザノール、
尿素、イオウ、サリチル酸、黄柏、西洋トチツキ、当帰
紫根等の生薬エキス、香料、臨床検査用診断薬、昆虫誘
引・忌避剤、植物ホルモン、殺虫剤、肥料、農薬等があ
げられる。これらは単独で用いてもよいし併用しても支
障はない。
この発明の含水貼付剤は、これらの原料を用いて例えば
つぎのようにして製造することができる。
まず、上記多価アルコールを室温以上、好ましくは50
〜80℃の温度に加温して粘性を低下させ、流動性を低
下さ−Vる。ついでこれに、」1記ポリアクリル酸一価
塩およびアルミニウム塩を添加して充分に分散さ一ロる
。この場合、ポリアクリル酸一価塩は、得られる含水貼
付剤中に3〜30重量%(以下1%」と略す)含有され
るように使用することが好結果をもたらす。また、アル
ミニウム塩は、アルミニウムとして、生成含水貼付剤中
に0.005〜0.2%含有されるように使用すること
が好ましい。アルミニウム塩の量が0.005%未満に
なると、架橋が不充分になってゲルの骨格が弱くなり、
得られる含水貼付剤に、皮膚に対する糊残りや高温での
保形性が悪くなる傾向が見られる。逆に、0.2%を上
回ると含水貼付剤が硬くなりすぎ、皮膚に対する接着力
が弱くなるとともに、成形加工が困難になる傾向が見ら
れるからである。
つぎに、上記のようにして得られた、ポリアクリル酸一
価塩、アルミニウム塩2多価アルコールの混合液に、水
と、カルボキシル基を有する親水性ポリマーとを徐々に
、もしくは一括添加する。
水の添加量は得られる含水貼付剤中に水が20〜80%
含有されるように設定することが、得られる含水貼付剤
に優れた特性を付与することとなるのであり、水の含有
量が上記範囲を外れると、目的とする含水貼付剤が得ら
れなくなる。また、カルボキシル基を有する親水性ポリ
マーの添加量は、−上記親水性ポリマーが含水貼付剤中
に0.1〜20%含有されるように設定することが妥当
である。上記親水性ポリマーの添加量が0.1%を下回
るとゲルの骨格成分が少なくなると同時にアルミニウム
による架橋速度が遅くなるため、ゲルの骨格強度があま
り上がらず、逆に20%を超えるとアルミニウム架橋が
均一に進まず、不均一なゲルができやすいからである。
このようにして、水と親水性ポリマーとを徐々に添加し
たのち、40〜70℃付近に温度を下げ、30分以上剪
断応力下において混合する。この剪断応力下における混
合は、例えばニーグー、コニーダー、ニーダ−ルーダ−
、アジホモミキサー。
プラネタリ−ミキサー、二軸混練機等を適宜に選択使用
することによって行うことができる。この場合、水等を
添加する際に溶液の温度を下げるのは、長時間高温で混
合を行うと得られる含水貼付剤の基剤に変色を生じたり
、あるいは添加成分の変質や分解を生じる恐れがあり、
これを回避するためである。
なお、経皮吸収性薬剤は、上記製造工程におけるどの段
階で添加しても差支えはない。例えば、上記薬剤が親水
性の場合は水の添加の際に同時に添加し、親油性の場合
は多価アルコール等に予め溶解しておいて多価アルコー
ルとともに添加したり、もしくは」1記溶解液を界面活
性剤とともに水の添加時に添加することが好結果をもた
らす。
このようにして、この発明の含水貼付剤に用いる含水ゲ
ル組成物が得られる。この組成物のシート状化は、−軸
押出機、二軸押出機のような剪断応力を付与しうる装置
を使用し、その吐出口にダイスを装着して連続押し出し
成形すること等により行う。その結果、この発明の含水
貼付剤が得られる。この基剤は、通常、支持体と貼り合
わせることにより製品化される。上記支持体としては、
例えば、ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
、塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエステル等のプラス
チックフィルム、ナイロン、レイコン、ウレタン、ポリ
エステル、脱脂綿等の不織布、布、伸縮性布、紙、セロ
ファン等があげられ、その用途に応じて適宜に選択する
ことができる。
なお、この発明の含水貼付剤は、さらに他の水溶性高分
子、吸水樹脂、無機質充填剤、粘着付与剤、 pH調節
剤、界面活性剤、キレ−1・剤、各種架橋剤、経皮吸収
促進剤、防腐剤等のその他の添加剤を目的に応じて適宜
に配合することができるのである。
〔発明の効果〕 以上のように、この発明の含水貼付剤は、ポリアクリル
酸一価塩とカルボキシル基を有する親水性ポリマーとア
ルミニウム塩と多価アルコールと経皮吸収薬とを含有し
ており、かつ全体の水の含有量を20〜80%に設定し
ているため、ゲルの骨格が強靭で高温時にお+)る優れ
た保形性をも有しており、使用性がよい。しかも保水性
に冨んでいて長時間冷感を持続しうるため、ゲル中に含
有されている経皮吸収性薬剤の効果の持続性も高い。さ
らに貼着性にも優れてい゛C皮膚に対して良好に接着し
うるのである。したがって、この発明の含水貼付剤を用
いると容易かつ効果的に身体を治療することができるの
である。そのうえ、この含水貼付剤は、エポキシ系架橋
剤、ウレタン系架橋剤を用いていないため安全性にも冨
んでいる。また、この含水貼付剤は、剪断応力、温度の
調節により塩架橋が終点に達した後でもシート化が可能
であり、かつ多価アルコールの使用割合が高いため経皮
吸収性薬剤として親油性の高いものも親水性の高いもの
も溶解が可能であって広範囲の原料を使用しうるという
利点を有している。さらにその製造に際して、カルボキ
シル基を有する親水性ポリマーの量やポリアクリル酸一
価塩の中和度を調節する等により任意に液のpl+を制
御しうるので製造が容易である。
つぎに、実施例について比較例と併せて説明する。
〔実施例、比較例〕
下記の表に示す原料を用い、つぎのようにして含水貼付
剤を製造した。
(以下余白) すなわち、プラネタリ−ミキサーを用い、上記ポリアク
リル酸ナトリウム、グリセリン、カリミョウバン微粉末
を60’Cに昇温して均一に混合分散させ、その状態で
1時間混合を続けた。ついで温度を50℃に下げ、ポリ
アクリル酸の20%水溶液と水と界面活性剤とを加えて
混合し、全体が均一になったところで上記薬剤を添加し
て乳化し、その状態で1時間混合を行い、含水ゲル組成
物を製造した。つぎに、このようにして得られた含水ゲ
ル組成物を一軸押出機を用いて不織布上に塗布しサンプ
ルを得た。
このようにして得られたサンプルを一定寸法に切断し、
パネル10名に対して3時間顔面に貼着し、その状態を
○、△、×の3段階で評価した。
また、高温での保形性をみるため、これらのサンプルを
60℃で24時間放置し、その後の状態を観察した。そ
の結果を第2表に示した。
(以下余白) 第一−−シー夫 !iIj定基準 O:良好、△:やや良好、×:不良(
以下余白) 第2表よりこの発明に係る実施例品は、高温での保形性
に優れ、しかも皮膚に対する接着力にも優れており使い
やすいことがわかる。これに対して比較例1では架橋剤
であるカリミョウバン微粉末を使用していないため、ま
た比較例2では水分の含有量がこの発明の範囲を下回っ
ており、比較例3では水分の含有量がこの発明の範囲を
上回っているため、いずれも成績が悪くなっている。
〔実施例7〕 含水貼付剤に含有させる薬剤としてクロニジンを2.5
重量%使用した。それ以外は実施例2と同様にして含水
貼付剤を製造した。この含水貼付剤(クロニジン含を量
100μg/cat)を4X4cm角に切断し、ウィス
ター系雄ラット(体重200〜250 g)の除毛した
背部に貼り付けたのち、経時的に尾動脈圧を測定した。
この結果を図面に示す。この図面から明らかなように、
この発明の含水貼付剤を用いると長時間にわたって血圧
下降作用が発揮されていることがわかる。
〔実施例8〕 含水貼付剤に含有させる薬剤としてフルオシノロンアセ
トニドを0.2重置部使用した。それ以外は実施例1と
同様にして含水貼付剤を製造した。
この含水貼付剤をクリステイ アンド モーレロビンソ
ン(Christle and Moore Rob+
n5on)の方法に準じて20 X 20 cmの試験
片とし、パネル10名に対して下記の第3表に示す時間
だけ前腕油側に貼着した。そして、剥離後2時間経過し
てから貼着していた面の蒼白度を観察し、下記のように
評価した。
0点・・・変わらない。
1点・・・貼着していた面がわずかに自一つぽい。
2点・・・貼着していた面のコーナー2箇所が比較的明
瞭に白変している。
3点・・・貼着していた面のコーナー全てが非常に明瞭
に白変している。
評価の結果を第3表に示した。
(以下余白) 第−4−−表 」−記の結果から、この発明の含水貼付剤を用いると貼
着後短時間に薬効が発現し、しかもこの薬効が長時間に
わたり持続することがわかる。
【図面の簡単な説明】
図[F]1よ尾勧詭圧11定季古斗の薮蛸図である。 投与後の時間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリアクリル酸一価塩と水を主要成分とする含水
    貼付剤であつて、上記水の含有量が20〜80重量%に
    設定されており、かつカルボキシル基を有する親水性ポ
    リマーと、アルミニウム塩と、多価アルコールと、経皮
    吸収性薬剤とが含有されていることを特徴とする含水貼
    付剤。
  2. (2)ポリアクリル酸一価塩が、重量平均分子量1×1
    0^4以上であつて化学量論的中和率が50〜100%
    のものである特許請求の範囲第1項記載の含水貼付剤。
  3. (3)ポリアクリル酸一価塩の含有量が、3〜30重量
    %に設定されている特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の含水貼付剤。
  4. (4)アルミニウム塩の含有量が、アルミニウムとして
    0.005〜0.2重量%に設定されている特許請求の
    範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載の含水貼付剤
JP60251733A 1985-11-08 1985-11-08 含水貼付剤 Pending JPS62111918A (ja)

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