JPS6211183Y2 - - Google Patents

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JPS6211183Y2
JPS6211183Y2 JP8418681U JP8418681U JPS6211183Y2 JP S6211183 Y2 JPS6211183 Y2 JP S6211183Y2 JP 8418681 U JP8418681 U JP 8418681U JP 8418681 U JP8418681 U JP 8418681U JP S6211183 Y2 JPS6211183 Y2 JP S6211183Y2
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JP
Japan
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rotating machine
fan
external fan
rotating
bracket
Prior art date
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JP8418681U
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JPS57197760U (ja
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は全閉外扇形防水回転機の防水機構に関
するものである。
回転機が設置、使用される環境は、千差万別で
あり、例えば、苛酷な気象条件のもとや、浮遊
物、酸、アルカリ、塩分、ガス等の雰囲気に晒さ
れたり、さらに異物の侵入、落下物体、衝突固体
等が存在するため、回転機はこれ等諸々の事項に
対して保護されなければならない。これは、回転
機側から見れば機械的、電気的な形態、構造に影
響を及ぼすこととなる。この様に、同じ回転機で
も種種の環境や使用法に適応出来る様に、多くの
形式のものが提案されている。
従来、このような各種の回転機の一つとして周
囲に水滴の多い雰囲気中で使用するものとして、
全閉外扇形防水回転機がある。これは、回転機の
外被が閉鎖され、しかも外被に注水しても機体内
部に水滴が浸入しない構造になつている。従つ
て、周囲の外気が回転機内部と流通しないで、回
転軸に取り付けた外扇フアンによつて、外被表面
に外気を通過させ、回転機の駆動による熱上昇を
冷却する形式の回転機である。
ところで、この従来型の全閉外扇形防水回転機
は、第1図に示す様に、回転機1の回転子が回転
すると、その回転軸2の端部に取り付けられた外
扇フアン3が同時に回転し、外気を外扇カバー4
に設けられた金網5を通して外扇カバー4内に引
き込む。この時、同時に外気中に含まれる処の水
滴も引き込むこととなる。そして、この引き込ま
れた外気は、外扇カバー4と回転機1の外被6と
の間の通気ダクト部7を通過しながら、外被6の
表面に接触して回転機を冷却する。ここで、外気
と共に外扇カバー4内に引き込まれた水滴は、そ
の一部はダクト部7を通過し外気と共に再び外部
に排出されるが、他の一部はブラケツト8の中心
部に設けられた軸受部9に落下する。そのため、
この軸受部9を特殊形状のシール材を組合せた防
水軸受構造として、外部から回転機1内部への水
滴の浸入を防止している。
しかし、この従来型の全閉外扇防水回転機は、
回転機1における外扇フアン3取付側の軸受部9
が複雑な防水軸受構造となつている為、この製造
が困難であり、また回転機1の全体の寸法が大き
くなる欠点もあつた。更に、回転機1の保守点検
の際にも、その複雑な構造の為に作業が行い難い
という不都合があつた。
本考案は、この様な従来型の全閉外扇形防水回
転機における欠点を解消する為に提案されたもの
である。即ち、本考案の目的とする処は、全閉外
扇形防水回転機の外扇フアンの回転機ブラケツト
との対向面に、先端がフアンの外周側に向いた環
状の水切板を設けると共に、回転機のブラケツト
には前記水切板に対向して樋状の水受部を円周状
に設けて、外扇フアン及び水切板で浸入した水滴
を跳ね飛ばし、その水滴を水受部で受けて回転機
の外部に排出することにより、軸受部より回転機
内部に水滴が浸入することを防止した全閉外扇形
防水回転機の防水機構を提供することにある。
以下、本考案を第2図に示す実施例により具体
的に説明する。
図中、11は全閉外扇形防水回転機であつて、
この回転機11は回転自在の回転子と、これを取
巻く固定子とから構成されている。回転子の中心
部には、回転軸12が設けられ、この回転軸には
固定子の外被13の軸方向両端に取付けられたブ
ラケツト14に設けられた軸受部15によつて支
持されている。回転軸12の軸端にはブラケツト
14外に突出しており、ここに外扇フアン16が
取付けられている。この外扇フアン16の裏面に
はブラケツト14側に環状の水切板17が設けら
れている。この水切板17は上縁部が外扇フアン
16の周縁に向くように傾斜状態となつている。
一方、前記ブラケツト14の端面には水切板17
に対向して、円周断面樋状をした水受部21が円
周状に設けられている。
外扇フアン16の周囲は、固定子の外被13に
対しねじ止め等で係止された円筒状の外扇カバー
18によつて覆われている。この外扇カバー18
と外被13との間には、通気ダクト19が形成さ
れている。そして、この外扇カバー18の端面に
は、回転軸12をとり囲むように金網20が張設
されて、外気の引き込み開口部となつている。
次に、この実施例の作用について説明する。
回転機11を回転させると、回転軸12に直結
された外扇フアン16も回転し、外気を金網20
を通して外扇カバー18内に引き込む。この時、
外気の中に多小水滴が含まれているが、水滴は回
転している外扇フアン16に跳ね飛ばされて外扇
カバー18の内壁面に衝突して、水切板17に落
下する。しかし、水切板17も外扇フアン16と
一緒に回転しているので、水滴はまた跳ね飛ばさ
れて再び外扇カバー18内壁面に衝突した後、ブ
ラケツト14に沿つて樋状をした水受部21へ落
下する。水受部21の溝内に溜つた水滴は溝を伝
つて回転機11の下側より外部へ排出される。な
お、水滴の一部は通気ダクト19を通過して外部
に排出される。
以上述べた様に、本考案の全閉外扇形防水回転
機の防水機構によれば、外扇フアンの回転機ブラ
ケツトとの対向面に、先端がフアンの外周側に向
いた環状の水切板を設けると共に、回転機のブラ
ケツトには前記水切板に対向して樋状の水受部を
円周状に設けて、これにより、カバー内に浸入し
た水滴を外部へ排出するので、軸受部より回転機
内部に水滴が浸入することがない。従つて、従来
型のような軸受部に複雑な防水軸受機構を使用す
る必要もなく製造コストが低減すると同時に、そ
の分のスペースがいらないので、回転機の小型、
軽量化が可能となる。更に、回転機の保守点検の
際にも軸受構造が簡単な為に、作業がやり易いと
いう利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来型の全閉外扇形防水回転機の部分
断面図、第2図は本考案の実施例による回転機の
部分断面図である。 11……回転機、12……回転軸、13……外
被、14……ブラケツト、15……軸受部、16
……外扇フアン、17……水切板、18……外扇
カバー、19……通気ダクト、20……金網、2
1……水受部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 全閉外扇形防水回転機の外扇フアンにおける回
    転機ブラケツトとの対向面に、先端がフアンの外
    周側に向いた環状の水切板が設けられ、回転機の
    ブラケツトには前記水切板に対向して樋状の水受
    部が円周状に設けられていることを特徴とする全
    閉外扇形防水回転機の防水機構。
JP8418681U 1981-06-10 1981-06-10 Expired JPS6211183Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8418681U JPS6211183Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8418681U JPS6211183Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57197760U JPS57197760U (ja) 1982-12-15
JPS6211183Y2 true JPS6211183Y2 (ja) 1987-03-16

Family

ID=29879556

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8418681U Expired JPS6211183Y2 (ja) 1981-06-10 1981-06-10

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JP2019068488A (ja) * 2016-02-12 2019-04-25 日本電産テクノモータ株式会社 モータ及び室外機

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Publication number Publication date
JPS57197760U (ja) 1982-12-15

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