JPH055817Y2 - - Google Patents

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JPH055817Y2
JPH055817Y2 JP751486U JP751486U JPH055817Y2 JP H055817 Y2 JPH055817 Y2 JP H055817Y2 JP 751486 U JP751486 U JP 751486U JP 751486 U JP751486 U JP 751486U JP H055817 Y2 JPH055817 Y2 JP H055817Y2
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JP
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stator
rotor
case
bearing housing
stator case
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JP751486U
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  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は外転型フアンモータの改良に関するも
のである。
[従来技術] 現在、一般に使用されているフアンモータは、
開放型の構造になつている。ところが、工作機
械、NCマシン等の駆動に用いるモータは通常密
閉型となつている。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、これら駆動用のモータを空冷す
るフアンモータが開放型であるため該フアンモー
タにオイルミストや塵埃等が入り、ベアリングの
焼付き、巻線の焼損等の事故を起こす頻度が高
く、事故の少ないフアンモータが強く要望されて
いる。勿論、密閉型のフアンモータも存在はする
が、構造が複雑で、高価な問題点があつた。
本考案の目的は、高価とならずに、オイルミス
トや塵埃等による事故を防止できる外転型フアン
モータを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記の目的を達成するための本考案の構成を、
実施例に対応する図面を参照して説明すると、本
考案はキヤツプ状をしたステータケース2内の中
心に筒状のベアリングハウジング3が立設され、
前記ベアリングハウジング3の外周に同心状にス
テータ8が組付けられ、前記ベアリングハウジン
グ3内には回転軸4がベアリング5を介して同心
状に回転自在に支持され、前記ステータ7の外周
にはロータ12が同心状に回転自在に配設され、
前記ロータ12は前記ステータケース2と対向し
て前記ステータ7の端部を包囲するロータケース
15を該ロータ12の外端側のエンドリング部1
4Bに連続して有し、前記ロータ12は前記ベア
リングハウジング3の外端から突出した前記回転
軸4の部分に前記ロータケース15を介して支持
され、前記ロータ12の外周には複数枚の羽根1
7が突設され、前記ロータ12の内端側のエンド
リング部14Aは前記ステータケース2の開口部
内に回転自在に小間隙18を介して挿入されてい
る外転型フアンモータにおいて、前記内端側のエ
ンドリング部14Aには円周の外向きに反り返つ
た水切りリング24が設けられ、前記ステータ7
に対向する前記ステータケース2の内面には吸水
材25が設けられていることを特徴とする。
[作用] このような外転型フアンモータは、ロータ12
が回転すると、水切リングも一緒に回転し、その
反り返りにより侵入物は遠心力で強制的にステー
タケース2の内面側に吹き返され、該ステータケ
ース2の内面に設けられている吸水材25に吸着
される。吸着された液状物は、モータの発熱によ
る温度上昇で蒸気化され、この蒸気は内圧の上昇
でステータケース2とエンドリング部14Aの小
間隙18から外に放出される。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。本実施例の外転型フアンモータは、モータ取
付脚1に支持されたキヤツプ状のステータケース
2を有する。該ステータケース2内の中心には円
筒状のベアリングハウジング3が立設されてい
る。該ベアリングハウジング3内には回転軸4が
ベアリング5を介して回転自在に支持されてい
る。ベアリングハウジング3の外端側の開口部を
閉塞するように回転軸4の外周には、ベアリング
シールド用スペーサ6が設けられている。ベアリ
ングハウジング3の外周にはステータ7が同心状
に支持されている。該ステータ7は、ベアリング
ハウジング3の外周に取付けられたステータコア
8と、該ステータコア8の外周に絶縁ボビン9を
介して巻装されたステータ巻線10と、ステータ
コア8に取付けられた図示しないくま取りコイル
等で構成されている。ステータ巻線10に対して
は、通常のワニス処理後にエポキシ系防水ワニス
又はシリコンゴム等で巻線の防湿処理が施されて
いる。
ステータ7の外周には空隙11を介してロータ
12が同心状に回転自在に配設されている。ロー
タ12は、環状のロータコア13の両端にアルミ
ダイキヤストにより内端側エンドリング部14A
と外端側エンドリング部14Bとが設けられ、ま
た図示しないがロータコア13内には両エンドリ
ング部14A,14B間をつなぐように複数のア
ルミダイキヤスト充填孔が周方向に間欠的に設け
られてかご形導体が構成され、且つ外端側エンド
リング部14Bにはステータケース2と共にステ
ータ7の両端を閉塞するようにアルミダイキヤス
トによりキヤツプ状のロータケース15が設けら
れた構造になつている。ロータ12は、ベアリン
グハウジング3の外端部から突出した回転軸4の
外端部分にロータケース15及びシヤフト圧入イ
ンサート16を介して支持されている。ロータコ
ア13の外周には複数枚の羽根17が突設されて
いる。内端側エンドリング部14Aはステータケ
ース2の開口部に小間隙18を介して回転自在に
挿入されている。
ステータケース2の内面に対向する内端側エン
ドリング部14Bの端面には、回転軸4に対して
同心状に環状溝19が設けられ、これに対応して
ステータケース2の内面からは環状突起20が突
設されてその先端が環状溝19内に挿入されてい
る。これによりステータケース2と内端側エンド
リング部14Aの嵌め合い部分に屈曲路21が形
成され、塵埃や水滴等の侵入しにくいようになつ
ている。その侵入経路の入口にあたるステータケ
ース2の端縁部とこれに対向するロータコア13
の縁部には、それぞれ突起22,23が設けら
れ、液状体が侵入しにくいようにされている。特
に、突起23は回転するので、液状物等の振り切
り効果がある。
内端側エンドリング部14Aの内周には水切リ
ング24が取付けられている。該水切リング24
の先端側は、円周の外向きに反り返らされてい
る。ステータ7に対向するステータケース2の内
面にはフエルトの如き耐熱性吸水材25が取付け
られ、該吸水材25のステータ7に対向する表面
にはマイラーの如き発水性絶縁シート26が設け
られ、吸水材25がステータ巻線10に接触しな
いようにされている。
このような外転型フアンモータにおいては、入
口であるステータケース2と内端側エンドリング
部14Aとの間からは、屈曲路21の存在により
塵埃、オイルミスト、水分等は入りにくくなつて
おり、入つて来た侵入物は反り返つた水切リング
24の回転による遠心力効果によりステータケー
ス2の内面側に吹き付けられて吸水材25に達
し、吸着されることとなる。吸着された液状物は
モータの発熱により蒸気化され、この蒸気は内圧
の上昇により屈曲路21及び小間隙18を経て外
部に排出される。このようにして吸水材25は再
度吸水できるように再生される。微細粉塵がベア
リングハウジング3の外端側に万一達しても、そ
の入口にはベアリングシールドスペーサ6が存在
するので、ベアリング5への侵入を阻止する。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係る外転型フアン
モータは、ステータケースの開口部に挿入された
ロータの内端側エンドリング部に、円周の外向き
に反り返つた水切リングを設け、ステータケース
の内面には吸水材を設けたので、塵埃、水分、オ
イルミスト等の侵入物は水切リングの回転による
遠心力効果で強制的にステータケースの内面側に
吹き付けて吸水材で吸着することができる。ま
た、吸着された液状物はモータの発熱による温度
上昇で蒸気化され、この蒸気は内圧の上昇でステ
ータケースとエンドリング部の隙間から外部に排
出させることができる。従つて、ベアリングの焼
付き、巻線の焼損等の事故を防止することができ
る。更に、本考案は構造が簡単ゆえ、コストの上
昇を最少限に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る外転型フアンモータの一実
施例の片半部縦断面図である。 2……ステータケース、3……ベアリングハウ
ジング、4……回転軸、5……ベアリング、7…
…ステータ、12……ロータ、14A……内端側
エンドリング部、14B……外端側エンドリング
部、15……ロータケース、17……羽根、18
……小空隙、19……環状溝、20……環状突
起、21……屈曲路、24……水切リング、25
……吸水材、26……発水性絶縁シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤツプ状をしたステータケース内の中心に筒
    状のベアリングハウジングが立設され、前記ベア
    リングハウジングの外周に同心状にステータが組
    付けられ、前記ベアリングハウジング内には回転
    軸がベアリングを介して同心状に回転自在に支持
    され、前記ステータの外周にはロータが同心状に
    回転自在に配設され、前記ロータは前記ステータ
    ケースと対向して前記ステータの端部を包囲する
    ロータケースを該ロータの外端側のエンドリング
    部に連続して有し、前記ロータは前記ベアリング
    ハウジングの外端から突出した前記回転軸の部分
    に前記ロータケースを介して支持され、前記ロー
    タの外周には複数枚の羽根が突設され、前記ロー
    タの内端側のエンドリング部は前記ステータケー
    スの開口部内に回転自在に小間隙を介して挿入さ
    れている外転型フアンモータにおいて、前記内端
    側のエンドリング部には円周の外向きに反り返つ
    た水切りリングが設けられ、前記ステータに対向
    する前記ステータケースの内面には吸水材が設け
    られていることを特徴とする外転型フアンモー
    タ。
JP751486U 1986-01-22 1986-01-22 Expired - Lifetime JPH055817Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP751486U JPH055817Y2 (ja) 1986-01-22 1986-01-22

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JP751486U JPH055817Y2 (ja) 1986-01-22 1986-01-22

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Publication Number Publication Date
JPS62119148U JPS62119148U (ja) 1987-07-29
JPH055817Y2 true JPH055817Y2 (ja) 1993-02-16

Family

ID=30791039

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP751486U Expired - Lifetime JPH055817Y2 (ja) 1986-01-22 1986-01-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6338172B2 (ja) * 2014-01-29 2018-06-06 株式会社デンソー ブラシレスモータ

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JPS62119148U (ja) 1987-07-29

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