JPH07195933A - ファンの形状 - Google Patents

ファンの形状

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Publication number
JPH07195933A
JPH07195933A JP38094A JP38094A JPH07195933A JP H07195933 A JPH07195933 A JP H07195933A JP 38094 A JP38094 A JP 38094A JP 38094 A JP38094 A JP 38094A JP H07195933 A JPH07195933 A JP H07195933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
impeller
fan
water
shape
Prior art date
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Pending
Application number
JP38094A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Kawai
陽一 河合
Koji Fukuda
宏二 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP38094A priority Critical patent/JPH07195933A/ja
Publication of JPH07195933A publication Critical patent/JPH07195933A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータのベアリングへ水が浸入するのを防止
し、錆発生をなくし、故障を防止する。 【構成】 モータ7と羽根車の中央部30との間にあっ
て回転軸8の周囲を覆う水切部23を設け、該水切部2
3にはモータ7への水の浸入を防ぐためのフランジ状水
切リング26を備え、羽根車の中央部30には回転軸8
の周囲を覆いモータ7の近傍まで達する防水筒34を設
け、該防水筒34の先端が水切リング26よりもモータ
7側へ突出している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファンの形状に関し、
自動車のエアコンディショナ用コンデンサを冷却するた
めのファン等に適している。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4に示すように、ファン1
は、自動車2のエアコンディショナ用コンデンサを冷却
するために荷台3の下側の所定箇所に配置され、図5及
び図6に示すように、コンデンサ4とともにブラケット
5,5によって取付けたケース6と、ケース本体6aの
下端にある三方の中継板部6bを介して接続されたほぼ
水平な支持板部6cに取付け支持されたモータ7とを備
え、図7及び図8に示すように、モータ7の真上向きの
回転軸8に固着した羽根車9を具備している。羽根車9
はその中央部10の外周に複数の羽根11が固着され、
回転軸8に刻設した雄ねじ8aに螺合するナット13を
もって該回転軸8に取付けられている。モータ7は所定
箇所に電源コード14が接続されている。
【0003】図7及び図8に示すように、ファン1の中
央部10は、回転軸8に固着されたボス16と、該ボス
16の下部外周に接続したディスク部17と、該ディス
ク部17の外側の上向き筒体18とを一体に有してい
る。自動車2が雨中もしくは水溜まり等を走行した際
に、コンデンサ4に直接水をかぶるので、従来のファン
1は、中央部10のディスク部17上に、水が溜まらな
いように複数の水抜き孔17aが設けられていた。そし
て、かかるファン1は、モータ7により羽根車9が回転
駆動され、コンデンサ4とその上方の荷台3の下面との
間から流入する空気をケース6の下部の吹出し開口6d
から下向きに吹出して上方の当該コンデンサ4を空冷す
るものである。吹出し開口6dには金網12が設けられ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のフ
ァン1では、図8において水抜き孔17a及びディスク
部17とモータ7の上部との隙間から矢印A及びBにて
示すように、水がモータ7のベアリング19に溜まり、
その水がモータ7の内部にまで浸入し、錆発生や故障の
原因になるという欠点があった。
【0005】本発明は、このような従来の欠点にかんが
み、モータのベアリングに水が浸入せず、したがって錆
発生がなく、故障し難いファンの形状を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明は、所定方向に向けたモー
タの回転軸に羽根車を固着してなるファンの形状におい
て、前記モータと羽根車との間にあって前記回転軸の周
囲を覆う水切部を設け、該水切部にはモータへの水の浸
入を防ぐための水切リングを備えたことを特徴とし、請
求項2に記載の本発明は、所定方向に向けたモータの回
転軸に羽根車を固着してなるファンの形状において、前
記羽根車には前記回転軸の周囲を覆い前記モータの近傍
まで達する防水筒を設けたことを特徴とする。また、請
求項3に記載の本発明の要旨は、前記羽根車には前記水
切リングを囲繞し前記モータの近傍まで達する防水筒を
設けたことを特徴とする請求項1に記載のファンの形状
にあり、請求項4に記載の本発明の要旨は、前記羽根車
には前記水切リングを囲繞し前記モータの近傍まで達す
る防水筒を設け、該防水筒の先端が前記水切リングより
も前記モータ側へ突出していることを特徴とする請求項
1に記載のファンの形状にある。
【0007】
【作用】本発明は、モータと羽根車との間にあってモー
タの回転軸の周囲を覆う水切部を設け、該水切部にはモ
ータへの水の浸入を防ぐための水切リングを備えたこと
により、モータのベアリングに水が浸入するのを水切リ
ングをもって防ぎ、モータの所定方向に向けた回転軸に
固着した羽根車には該回転軸の周囲を覆い該モータの近
傍まで達する防水筒を設けたことにより、該モータのベ
アリングに水が浸入するのを防水筒をもって防ぐのを可
能ならしめる。また、水切リングと、該水切リングを囲
繞しモータの近傍まで達する防水筒とを設けたことによ
り、モータのベアリングに水が浸入するのを該水切リン
グと防水筒とで確実に防ぎ、該防水筒の先端が水切リン
グよりもモータ側へ突出していることにより、モータの
ベアリングに水が浸入するのを一層確実に防ぐのを可能
にする。
【0008】
【実施例】本発明の実施例について、図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は本発明の実施例に係るファン
の形状を示す断面図であって図7に対応するものであ
り、図2はその部分拡大図である。これらの図には、い
ずれも従来と同じ部分に同一の符号を付けて示し、その
部分の重複説明を省略する。
【0009】この実施例に係るファン21のモータ7
は、回転軸8のベアリング19の外周に水切部23を嵌
着してある。この水切部23は、ベアリング19の外周
を覆う円筒体25の上部外周にフランジ状水切リング2
6を一体に備え、モータ7の本体上方近傍に配置してあ
る。水切リング26は、ベアリング19の上端面より低
い位置にあり、下方から斜め上向きに飛び込んでくる水
の浸入を防ぐ。
【0010】この実施例に係る羽根車29の中央部30
は、モータ7の真上向きの回転軸8に固着したボス31
と、このボス31の上部外周に接続したディスク32
と、該ディスク32の外側の下向き筒体33とを一体に
有し、この下向き筒体33の外周に複数の羽根11を取
付けてある。下向き筒体33は、外周面の直径がモータ
7の外周面の直径よりも大きくなるように寸法設定して
ある。
【0011】ボス31の外周と、下向き筒体33の内周
との間のディスク32の部分には、下向きの防水筒34
を一体に設けてある。該防水筒34は、その内周と水切
リング26の外周との間に僅かな空隙がある大きさで、
且つ下端が該水切リング26よりもモータ7側へ突出す
るように寸法設定してある。また、防水筒34は、下向
き筒体33の内周面との間に第1の筒状溝35を形成
し、ボス31の外周面との間に第2の筒状溝56を形成
している。なお、この実施例に係るコンデンサ及びファ
ン21の取付け手段は、図5に示すのと同じなので、そ
の重複説明を省略する。
【0012】ファン21の形状を上述のようにすると、
路面から跳ね上がる水は、図2において矢印Cで示すよ
うに、水切リング26及び防水筒34により形成される
ラビリンスによって浸入が阻止される。防水筒34の内
周と水切リング26の外周との間に僅かな空隙があるだ
けであって、且つ防水筒34の下端が該水切リング26
よりもモータ7側へ突出するところまで達しているの
で、ベアリング19の上方まで水が浸入するのを確実に
防ぐことができる。また、防水筒34と下向き筒体33
の内周との間に第1の筒状溝35を形成しているので、
路面から跳ね上がる水が該第1の筒状溝35の方へも逃
げ易く、これによりベアリング19への水の浸入をより
確実に防ぐことができる。
【0013】なお、本発明は、上記実施例によって限定
されるものではなく、その要旨から逸脱しない範囲で種
々の変形が可能である。例えば、エアコンディショナ用
コンデンサを冷却するため以外のファンにも適用可能で
あり、回転軸を真上向きに代えて斜め上向きにすること
もできる。
【0014】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明は、モータと羽
根車との間にあって回転軸の周囲を覆う水切部を設け、
モータへの水の浸入を防ぐための水切リングを該水切部
に備えたことにより、モータのベアリングに水が浸入す
るのを水切リングをもって防ぐことができ、請求項2に
記載の本発明は、回転軸の周囲を覆いモータの近傍まで
達する防水筒を羽根車に設けたことにより、該モータの
ベアリングに水が浸入するのを防水筒をもって防ぐこと
ができるという効果を奏する。また、請求項3に記載の
本発明は、水切リングを囲繞しモータの近傍まで達する
防水筒を羽根車に設けたことにより、モータのベアリン
グに水が浸入するのを該水切リングと防水筒とで確実に
防ぎ、請求項4に記載の本発明は、防水筒の先端が水切
リングよりもモータ側へ突出していることにより、モー
タのベアリングに水が浸入するのを一層確実に防ぐこと
ができるという効果を奏する。そして、請求項1〜請求
項4に記載のいずれの発明によっても、錆の発生をなく
し、故障を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るファンの形状の要部を示
す部分断面図である。
【図2】図1の要部を示す部分拡大図である。
【図3】ファンが取付けられる自動車の一例を示す側面
図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】従来のファンとこれにより冷却されるエアコン
ディショナ用コンデンサを示す側面図である。
【図6】図5の要部を示す底面図である。
【図7】従来のファンの形状の要部を示す部分断面図で
ある。
【図8】図7の要部を示す部分拡大図である。
【符号の説明】
4 コンデンサ 6 ケース 6c 支持板部 7 モータ 8 回転軸 19 ベアリング 23 水切部 25 円筒体 26 水切リング 29 羽根車 30 中央部 32 ディスク 33 下向き筒体 34 防水筒 35 第1の筒状溝 36 第1の筒状溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に向けたモータの回転軸に羽根
    車を固着してなるファンの形状において、前記モータと
    羽根車との間にあって前記回転軸の周囲を覆う水切部を
    設け、該水切部にはモータへの水の浸入を防ぐための水
    切リングを備えたことを特徴とするファンの形状。
  2. 【請求項2】 所定方向に向けたモータの回転軸に羽根
    車を固着してなるファンの形状において、前記羽根車に
    は前記回転軸の周囲を覆い前記モータの近傍まで達する
    防水筒を設けたことを特徴とするファンの形状。
  3. 【請求項3】 前記羽根車には前記水切リングを囲繞し
    前記モータの近傍まで達する防水筒を設けたことを特徴
    とする請求項1に記載のファンの形状。
  4. 【請求項4】 前記羽根車には前記水切リングを囲繞し
    前記モータの近傍まで達する防水筒を設け、該防水筒の
    先端が前記水切リングよりも前記モータ側へ突出してい
    ることを特徴とする請求項1に記載のファンの形状。
JP38094A 1994-01-07 1994-01-07 ファンの形状 Pending JPH07195933A (ja)

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JP38094A JPH07195933A (ja) 1994-01-07 1994-01-07 ファンの形状

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11115452A (ja) * 1997-10-21 1999-04-27 Denso Corp 車両用空調装置の送風ユニット
EP2886871A1 (en) 2013-12-18 2015-06-24 Sanyo Denki Co., Ltd. Waterproof axial flow fan
JP2018114779A (ja) * 2017-01-16 2018-07-26 株式会社日本クライメイトシステムズ 車両用空調装置の送風機

Cited By (4)

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US9869321B2 (en) 2013-12-18 2018-01-16 Sanyo Denki Co., Ltd. Waterproof axial flow fan
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