JPS6210876B2 - - Google Patents
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- JPS6210876B2 JPS6210876B2 JP51042310A JP4231076A JPS6210876B2 JP S6210876 B2 JPS6210876 B2 JP S6210876B2 JP 51042310 A JP51042310 A JP 51042310A JP 4231076 A JP4231076 A JP 4231076A JP S6210876 B2 JPS6210876 B2 JP S6210876B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63H—MARINE PROPULSION OR STEERING
- B63H20/00—Outboard propulsion units, e.g. outboard motors or Z-drives; Arrangements thereof on vessels
- B63H20/08—Means enabling movement of the position of the propulsion element, e.g. for trim, tilt or steering; Control of trim or tilt
- B63H20/10—Means enabling trim or tilt, or lifting of the propulsion element when an obstruction is hit; Control of trim or tilt
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Actuator (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
本発明は液圧作動シリンダーピストン組立体よ
り揺動可能な推進機組立体を有する舶用推進装置
に関する。 本発明に関連する技術を示すものとして、以下
の先行米国特許を付記する。即ち、米国特許は次
の通り。
り揺動可能な推進機組立体を有する舶用推進装置
に関する。 本発明に関連する技術を示すものとして、以下
の先行米国特許を付記する。即ち、米国特許は次
の通り。
【表】
本発明の目的は、舶用推進装置が水中の障害物
と衝突した際に、推進機組立体の揺動運動を行う
シリンダーピストン組立体あるいはその作動流体
回路に過剰な圧力負荷が作用することを防止する
ようになされた舶用推進装置を提供することであ
る。 斯かる目的を達成するために、本願発明の舶用
推進装置は、船体に取付けられる部材と;該部材
に枢着され上記部材が船体に取付けられた時に縦
方向に揺動運動することが可能な推進機組立体
と; 上記部材および上記推進機組立体間に連結さ
れ、相対向する第1および第2の端部を有する傾
斜シリンダーを含む傾斜用液圧作動シリンダーピ
ストン組立体と;上記部材と上記推進機組立体の
一方に対して固定されたトリムシリンダーを含
み、相対向する第1と第2の端部を有し、上記ト
リムシリンダーの第2の端部を貫通して延在し上
記の部材と推進機組立体の他方と着脱自在に係合
するピストンロツドを有する往復運動可能なトリ
ムピストンを内部に有するトリム用液圧作動シリ
ンダーピストン組立体と;圧力流体供給兼制御装
置と;上記傾斜シリンダーの第1の端部と上記圧
力流体供給兼制御装置とを連通させ、流体の前記
圧力流体供給兼制御装置から上記傾斜シリンダー
の第1の端部に向う流動を阻止し、流体の上記傾
斜シリンダーの第1の端部から上記圧力流体供給
兼制御装置に向う流動を解除自在に阻止する第1
の弁を含む第1の導管装置と;上記傾斜シリンダ
ーの第1の端部と上記圧力流体供給兼制御装置と
を連通させ、上記傾斜シリンダーの第1の端部か
ら上記圧力流体供給兼制御装置に向う流体の流動
を阻止し、かつ上記圧力流体供給兼制御装置から
上記傾斜シリンダーの第1の端部に向う流体の流
動を解除自在に阻止する第2の弁を含む第2の導
管装置と;上記トリムシリンダーの第1の端部と
上記圧力流体供給兼制御装置とを連通させる第3
の導管装置と;上記傾斜シリンダーの第1の端部
とサンプ間に連通し、該第1の端部に所定レベル
以上の圧力が生じた場合に上記傾斜シリンダーの
第1の端部から流体を流動させる通常閉鎖される
第3の弁と;から構成されている。 このように、傾斜シリンダーの第1の端部とサ
ンプ間に連通し、この第1の端部に所定レベル以
上の圧力が生じた場合に上記傾斜シリンダーの第
1の端部から流体を流動させる通常閉鎖される第
3の弁を設けることにより、推進機組立体が傾斜
位置すなわちトリム範囲より上方の位置にあつて
かつ水中の障害物との衝突等による過剰の前方向
のスラスト荷重を受ける場合には、この第3の弁
を介して液体が傾斜シリンダーの第1の端部から
サンプへ流動することができ、これによつて傾斜
シリンダーの収縮したがつて推進機組立体の下降
運動を許容し、結局圧力流体供給兼制御装置およ
び傾斜用液圧作動シリンダーピストン組立体に対
して過剰な圧力が作用することを防止するのであ
る。 本発明の実施態様の他の特徴および利点につい
ては、以下の記述、特許請求の範囲および添付図
面から明らかになるであろう。 添付図面に示されるのは舶用推進装置であり、
これは船外機関11の形態で示され、船体15に
適宜に取付けられる部材13と、完全に降ろされ
た位置と完全に揚止された位置間で縦方向の揺動
運動が可能なように部材13に連結された推進機
組立体17とを含んでいる。推進機組立体は、例
えば、水平方向の傾斜ピン21の周囲で部材13
に連結された旋回ブラケツト19と、前記ブラケ
ツト13に対して操舵運動を行う様に連結された
推進装置23とを含む適宜なものとする事が出来
る。本発明は、船尾駆動装置および船外機に等し
く適用出来るものである。 部材13と推進機組立体17間に連結されるの
は(第2図参照)、船体取付部材13に対して推
進機組立体17を傾斜およびトリムを行う為の液
圧作動システム25である。本文中に用いられる
用語「トリム」とは推進機組立体17の完全に降
ろされた位置から上方に延びるトリム範囲内の角
度調節即ち角運動を指し、用語「傾斜」とは上記
トリム範囲の上限から推進機組立体17の完全に
上昇即ち揚止される位置迄上方向に延びる傾斜範
囲内の角度調節即ち角運動を指す。 液圧作動システム25は、取付部材と推進機組
立体間にそれぞれ連結される1個以上のトリムお
よび傾斜用の液圧作動シリンダーピストン組立体
31および33を含む。詳しくは、傾斜シリンダ
ーピストン組立体33は傾斜シリンダー35を有
し、このシリンダーは相対向する第1と第2の端
部37と39を有し、それぞれ、第1の端部側で
は部材13と推進機組立体17の一方と枢着さ
れ、第2の傾斜シリンダー端部39を貫通して延
在するピストンロツド43に連結された傾斜ピス
トン41を含み、該ピストンロツドは部材13お
よび推進機組立体17の他方に枢着される。望ま
しくは、傾斜シリンダーピストン組立体は、部材
13と旋回ブラケツト19間に連結され、傾斜シ
リンダー35の第1の端部37は部材13に枢着
され、ピストンロツド43は旋回ブラケツト19
に枢着される。 トリム用シリンダーピストン組立体31はトリ
ム用シリンダー45を有し、このシリンダーは、
それぞれ対向する第1と第2の端部47および4
9を有している。このシリンダー45は部材13
に固定され、またトリムシリンダー45の第2の
端部49を貫通して延在するピストンロツド53
に連結される修正ピストン51を含み、ピストン
ロツド53は推進機組立体17と着脱自在に係合
可能である。このようにトリムシリンダー45を
部材13に固定し、ピストンロツド53を旋回ブ
ラケツト19と着脱自在に係合させるのが望まし
いがトリムシリンダー45を旋回ブラケツト19
に固定しピストンロツド53を部材13と着脱自
在に係合させることも可能である。 傾斜ピストン41には一方向性の弁61が設け
られ、これはスプリングで偏倚されたボール型逆
止弁の形態を有し、傾斜シリンダー35の第1の
端部37から第2の端部39に向けて流体が流動
しない様にするが、傾斜シリンダー35の第2の
端部39から第1の端部37への流体の流動を許
容してその結果推進機組立体17が水中の障害物
と衝突して傾斜シリンダー35がこれに応じて急
速に延長する時、弁61は傾斜シリンダー35の
第2の端部39から傾斜ピストン41を経て傾斜
シリンダー35の第1の端部37に流体を流動さ
せる。弁61に対する偏倚力は比較的高く、例え
ば約176Kg/cm2(約2500 lb/in2)である。 圧力流体供給兼制御装置は、トリム用および傾
斜用シリンダーピストン組立体31および33に
圧力流体を選択的に供給する様に設けられてい
る。種々の装置が可能であるが、図示の構造にお
いては、この装置は、貯溜部即ちサンプ71と、
サンプ71に作用的に連結されたポンプ73と、
ポンプ73に連結された制御弁75と、を包含す
る。 詳しくは、ポンプ73は可逆ポンプの形態を有
し、このポンプは2本の流体接続部即ちダクト7
7,79を含み、ダクト77は、ポンプ73が一
方向に回転する時圧力流体を供給し、ダクト79
は、ポンプ73が反対の方向に回転する時圧力流
体を供給する。これ等ダクト77と79はそれぞ
れ導管81と83を介して貯溜部71と接続され
ている。更に、導管81と83は、それぞれ一方
向性の弁87と89を含み、ポンプ73に対して
流動を許容し貯溜部71に対する流動を阻止す
る。導管81と83は共通のフイルター91を介
してサンプ即ち貯溜部71と連通する事が望まし
い。 制御弁75はハウジング93を有し、これは相
対向する第1と第2の端部95と97を有し、ハ
ウジング93の第1と第2の端部95と97にそ
れぞれ隣接する第1と第2の端部位置の各々に向
つて中心位置から運動可能な制御ピストン99を
その内部に含みその結果ポンプ73が一方向に回
転する時ハウジング93の第1の端部95が加圧
され、かつポンプ73が他方向に回転する時ハウ
ジング93の第2の端部97が加圧される。 制御弁ハウジング93の第1の端部95と連通
しているのはスプリングで偏倚された通常閉鎖さ
れた第1の制御弁部材121である。 制御弁ハウジング93の第2の端部97と連通
しているのは別のスプリングで偏倚され通常閉鎖
される第2の制御弁部材111で、各導管113
と115を経てトリムシリンダー45の第2の端
部49と傾斜シリンダー35の第2の端部39と
に連通している。 制御ピストン99が第1と第2の端部位置に位
置される時、それぞれ弁部材121と111を開
口させる為の対向して延在する突起部123と1
25の形態の装置が制御ピストン99上に設けら
れている。詳しくは、制御弁ハウジング93の第
1の端部95が加圧される時、突起部125は弁
部材111を開口して流体をハウジング93内に
流入させ、制御弁ハウジング93の第2の端部9
7が加圧される時、突起部123は弁部材121
を開口して傾斜シリンダー35とトリムシリンダ
ー45の各々の第1の端部からの流体の流入を許
容する。 ポンプ73が作用しない時は、制御ピストン9
9はその中心位置に位置し、弁部材111と12
1の双方はその各々のスプリングにより閉鎖され
る。 第1の制御弁部材121は、第3の導管131
を介してトリムシリンダー45の第1の端部47
と直接連通する。 弁部材121は又通常閉鎖されている第1の弁
135を含む第1の導管133を介して傾斜シリ
ンダー35の第1の端部37と連通し、第1の弁
135はスプリングで偏倚された一方向性の弁の
形態を有し、弁部材121から傾斜シリンダー3
5の第1の端部37への流れは阻止するが、傾斜
シリンダー35の第1の端部37から弁部材12
1への流れは解除自在に阻止する。 傾斜シリンダー35の第1の端部37と連通し
ているのは第2の導管137で、これは制御弁ハ
ウジング93の第1の端部95に隣接した位置か
ら延在して、スプリングで偏倚された一方向性の
弁形態を有し傾斜シリンダー35の第1の端部3
7から制御弁ハウジング93への流れは阻止する
が、制御弁ハウジング93の第1の端部95から
傾斜シリンダー33の第1の端部37への流れを
解除自在に阻止し、弁135とは独立して設けら
れる通常閉鎖された第2の弁139を含んでい
る。 流体圧作動システム25は又、水中の障害物と
の衝突の後推進機組立体17の降下動作を行う
為、傾斜シリンダー35の第1の端部37から第
2の端部39への圧力流体の自動的な転送を行う
解除装置を含んでいる。より詳しくは、傾斜シリ
ンダー35の両端部37と39間には自動解除組
立体151が液体的に接続され、この組立体は、
スプリングで偏倚された逆止弁形態を有し、導管
154を介して傾斜シリンダー35の第2の端部
39と連通して、傾斜シリンダー35の第2の端
部39への流れは阻止するが傾斜シリンダー35
の第2の端部39からの流通は解除自在に阻止す
る通常閉鎖される偏倚された1方向弁である第4
の弁153を含んでいる。弁153に対する偏倚
力は比較的高く、例えば約176Kg/cm2(約2500
lb/in2)である。 又、解除弁組立体151に含まれているのは解
除弁155で、これは、第1の端部159を弁1
53と連通させ、第2の端部161を別の通常閉
鎖された解除弁部材163と連通させ、弁部材1
63はスプリングで偏倚された逆止弁形態を有
し、更に傾斜シリンダー35の第1の端部37と
導管165で連通している。弁部材163上の偏
倚力は比較的低く、例えば約1.76Kg/cm2(約25
lb/in2)である。 解除弁ハウジング157内には解除ピストン1
71が位置され、これは、解除弁ハウジング15
7の第1の端部159に隣接する第1の位置と、
解除弁ハウジング157の第2の端部161の方
向に第1の位置から離間された第2の位置との間
で運動可能である。解除ピストン171は、解除
弁ハウジング157の第1と第2の端部間に連通
する絞りオリフイス即ちスロツト172を含んで
いる。更に、解除ピストン171は又突起部17
3を有し、これは第2位置へのピストン171の
運動と同時に作用して弁部材163を開口し、流
体を傾斜シリンダー35の第1の端部37から解
除弁ハウジング157へ流入させる。 解除弁ハウジング157の第2の端部と傾斜シ
リンダー35の第2の端部39間を連通している
のは、解除弁ハウジング157の第2の端部16
1附近からサンプ71迄延在する導管175と、
サンプ7,1から傾斜シリンダー35の第2の端
部39迄延在し、サンプ71への流入を阻止しこ
れからの流出を許容する一方向性弁179を含む
導管177とを含む導管装置である。 液圧作動システム25は又通常閉鎖された過負
荷弁すなわち第3の弁191を含み、これは、導
管165と175間を連通し、導管165から導
管175への流れを許容し導管175から導管1
65への流れを阻止し、従つて所定以上の過大な
スラスト荷重が推進機組立体17の運転の間に生
じた場合には傾斜シリンダー35の第1の端部3
7からサンプ71への流れを許容するスプリング
で偏倚された逆止弁の形態を有する。更に、制御
ピストン99が推進機組立体17を上方向に駆動
させる位置にあらる時、過負荷弁すなわち第3の
弁191は、トリムピストン51又は傾斜ピスト
ン41の運動が阻害されるか、推進機組立体17
が完全に揚止位置にある時は、圧力流体をサンプ
71にバイパスさせる事により、ポンプ73の過
負荷状態を阻止する。弁191上のスプリングに
よる偏倚力が、弁139上のスプリング偏倚力お
よび弁135上のスプリング偏倚力よりも大きい
事が判ろう。 制御ピストン99が、下降運動を行う位置にあ
る時は、弁135は、傾斜シリンダー35の第1
の端部37から弁部材121に対し、更には制御
弁ハウジング93からダクト79を経てポンプ7
3へ還流を許容する。 液圧作動システム25は又圧力調整弁193を
含んでおり、これは、制御弁ハウジング93の第
2の端部97と連通する導管195を介してサン
プ71と連通し、制御ピストン99が推進機組立
体の動力による揚止運動を行う位置にある時過度
の圧力が生じた場合は、制御弁ハウジング93の
第2の端部97からサンプ71への流れを許容す
る様に作用する。更に、調整弁193は又、制御
ピストン99が推進機組立体17の動力駆動の降
下運動を行う位置にある時、衝撃の吸収から生じ
る比較的高い圧力がポンプ73に悪影響を及ぼす
のを阻止する様作用する。圧力調整弁193は、
望ましくは通常閉鎖されたスプリング偏倚逆止弁
の形態である事が望ましく、弁部材111に対す
るよりも大きなスプリング偏倚力を有する。 液圧作動システム25は又導管197を有し、
これは傾斜シリンダー35の対向端部37と39
を接続し、傾斜ピストン41周囲に流体のバイパ
スを許容して推進機組立体17の手動による昇降
操作を可能にする手動操作可能な弁199を含
む。 運転時、および動力操作により推進機組立体1
7を揚止する事が必要な場合、ポンプ73を適正
方向に回転させて制御弁ハウジング93の第1の
端部95に圧力を与え、制御ピストン99を制御
弁ハウジング93の端部97に向けて変位させ、
これにより隣接する弁部材111を開口させる。
同時に、ポンプの圧力によりスプリング作用を抗
して他の弁部材121を開口し、導管131を介
してトリムシリンダー45の第1の端部47に圧
力流体を供給する。更に、圧力流体は導管137
と弁139を介して傾斜シリンダー35の第1の
端部37に流動する。 同時に、傾斜シリンダー35の第2の端部39
附近の圧力流体、およびトリムシリンダー45の
第2の端部49附近の圧力流体は、導管113と
115を経て開口した弁部材111を通り、制御
弁ハウジング93の第2の端部97とダクト77
を経てポンプの吸入側迄流動する。補給流体はサ
ンプ71から導管81と逆止弁87を経て取入れ
られる。 推進機組立体17の上方への移動過程において
何等かの障害がある場合又はこの運動の終了地点
においては、ポンプ73により供給される圧力流
体は、弁139を含む導管137と、導管165
と、圧力調整弁として作用する過負荷弁191
と、導管175と、を経てサンプ71迄還流す
る。 推進機組立体17の動力駆動による降下作用の
間、ポンプ73は、反対方向に運転されて、ダク
ト77を介して制御弁ハウジング93の第2の端
部97迄圧力流体を送致する様に作用して、これ
により隣接の弁部材111を開口し制御ピストン
99を制御弁ハウジング93の第1の端部95に
隣接する位置迄変位させて弁部材121を開口さ
せる。圧力流体は、弁部材111および導管11
3を介してトリムシリンダー45の第2の端部4
9迄流動してピストンロツド51を引込め、導管
115を介して傾斜シリンダー35の第2の端部
39迄流動して傾斜シリンダーピストン組立体3
3を収縮させる。同時に、傾斜シリンダー35の
第1の端部37附近の流体は、弁135を含む導
管133を経て開口している弁部材121を通り
制御弁ハウジング93の端部95に流れ、次いで
ダクト79を経てポンプ73の入口部に流れる。
もし、推進機組立体17の運動過程において何等
かの障害がある場合又は同組立体が完全に降ろさ
れた位置にあつてかかる運動の終末点にある場合
は、ポンプ73により形成される圧力流体は導管
195を経て圧力調整弁193を介してサンプ7
1に戻される。ポンプへの呼水の供給は導管83
および逆止弁89を介してサンプ71からポンプ
73に流体を供給することにより行なう。 推進機組立体17が水中の障害物と衝突する時
同組立体17の突然の上方向の運動により、傾斜
シリンダー35が延伸し、この結果同シリンダー
35の第2の端部39附近の流体を所定レベル以
上の高圧にさせる。この様な場合、圧力流体は弁
61を介して傾斜ピストン41を通つて傾斜シリ
ンダー35の第2の端部39から第1の端部37
に至り、前述の如き延伸動作を許容する。ポンプ
73が運転していない場合は、制御弁ピストン9
9は中心位置におかれ、両方の弁部材111と1
21は閉止される。傾斜シリンダー35の第2の
端部39が大きく加圧される期間においては、こ
の様な加圧作用は導管154を介して弁153を
開口して、同弁を介して解除弁の第1の端部15
9に向けて比較的少量の高圧流体を通過させ、前
記流体は有効に解除ピストン171を前記第1の
位置から第2の位置迄変位させる。傾斜シリンダ
ー35が完全に延伸すると、同シリンダーの第2
の端部39における加圧状態は解除され、弁15
3は再び閉止されて弁153を介して解除弁ハウ
ジング157の第1の端部159における圧力流
体が傾斜シリンダー35の第2の端部39に戻ら
ない様にし、これにより解除弁ピストン171を
第2の位置に一時的に保持して弁部材163を開
口状態に維持する。 推進機組立体17が、完全に揚止位置に達する
と同時に、この完全揚止位置に至つたときの衝突
作用、又は単に機関の重量の為、下降方向に戻ろ
うとする。解除弁ピストン171による弁部材1
63の開口状態の一時的な継続により、推進機組
立体17の降下を伴う傾斜シリンダー35の収縮
が許容される。この為、傾斜シリンダー35の収
縮作用によりシリンダーの第1の端部37から流
体を流出させ、この流出分は導管165、弁部材
163を介して解除弁ハウジング157の第2の
端部161に流動し、かつ導管175を介してサ
ンプ71に戻る。同時に、傾斜シリンダー35の
第2の端部39の空間はサンプ71からフイルタ
ー91と一方向弁179を含む導管177とを介
して流体を吸引して、同シリンダー35の第2の
端部39を液体で完全に充填させる。 解除弁ハウジング157の第1の端部159に
捕捉された圧力流体に関しては、この流体は徐々
に絞りオリフイス即ちスロツト172を介して解
除弁ハウジング157の第2の端部161に流入
し、次いで導管175を介してサンプ71に流入
する。解除ピストン171を通過した捕捉流体の
この様な流動の為、弁部材163の閉止位置への
スプリングによる偏倚作用下で、解除ピストン1
71は解除弁ハウジング157の第1の端部15
9に向けて戻り運動させられ、これにより流体の
傾斜シリンダー35の第1の端部37からサンプ
71への流動が完了した後、再び弁部材163の
閉止を行う。この様に、液圧作動システム25は
再び上下方向の動力作用を行うか又は別の衝撃作
用に対応できる様に準備される。 トリムピストン51は、衝撃による傾斜動作又
は下降の戻り動作の間運動せず、この為推進機組
立体17は常に、衝撃の後予め設定されたトリム
位置への戻り動作を行う事に特に留意すべきであ
る。又、ポンプ73は、制御弁ピストン99の中
心位置、および弁部材111と121の閉止状態
の故に、推進機組立体17の水中の障害物との突
然の衝撃により傾斜シリンダー35の第2の端部
39において生じる比較的高い圧力から隔離され
ている点についても留意すべきである。
と衝突した際に、推進機組立体の揺動運動を行う
シリンダーピストン組立体あるいはその作動流体
回路に過剰な圧力負荷が作用することを防止する
ようになされた舶用推進装置を提供することであ
る。 斯かる目的を達成するために、本願発明の舶用
推進装置は、船体に取付けられる部材と;該部材
に枢着され上記部材が船体に取付けられた時に縦
方向に揺動運動することが可能な推進機組立体
と; 上記部材および上記推進機組立体間に連結さ
れ、相対向する第1および第2の端部を有する傾
斜シリンダーを含む傾斜用液圧作動シリンダーピ
ストン組立体と;上記部材と上記推進機組立体の
一方に対して固定されたトリムシリンダーを含
み、相対向する第1と第2の端部を有し、上記ト
リムシリンダーの第2の端部を貫通して延在し上
記の部材と推進機組立体の他方と着脱自在に係合
するピストンロツドを有する往復運動可能なトリ
ムピストンを内部に有するトリム用液圧作動シリ
ンダーピストン組立体と;圧力流体供給兼制御装
置と;上記傾斜シリンダーの第1の端部と上記圧
力流体供給兼制御装置とを連通させ、流体の前記
圧力流体供給兼制御装置から上記傾斜シリンダー
の第1の端部に向う流動を阻止し、流体の上記傾
斜シリンダーの第1の端部から上記圧力流体供給
兼制御装置に向う流動を解除自在に阻止する第1
の弁を含む第1の導管装置と;上記傾斜シリンダ
ーの第1の端部と上記圧力流体供給兼制御装置と
を連通させ、上記傾斜シリンダーの第1の端部か
ら上記圧力流体供給兼制御装置に向う流体の流動
を阻止し、かつ上記圧力流体供給兼制御装置から
上記傾斜シリンダーの第1の端部に向う流体の流
動を解除自在に阻止する第2の弁を含む第2の導
管装置と;上記トリムシリンダーの第1の端部と
上記圧力流体供給兼制御装置とを連通させる第3
の導管装置と;上記傾斜シリンダーの第1の端部
とサンプ間に連通し、該第1の端部に所定レベル
以上の圧力が生じた場合に上記傾斜シリンダーの
第1の端部から流体を流動させる通常閉鎖される
第3の弁と;から構成されている。 このように、傾斜シリンダーの第1の端部とサ
ンプ間に連通し、この第1の端部に所定レベル以
上の圧力が生じた場合に上記傾斜シリンダーの第
1の端部から流体を流動させる通常閉鎖される第
3の弁を設けることにより、推進機組立体が傾斜
位置すなわちトリム範囲より上方の位置にあつて
かつ水中の障害物との衝突等による過剰の前方向
のスラスト荷重を受ける場合には、この第3の弁
を介して液体が傾斜シリンダーの第1の端部から
サンプへ流動することができ、これによつて傾斜
シリンダーの収縮したがつて推進機組立体の下降
運動を許容し、結局圧力流体供給兼制御装置およ
び傾斜用液圧作動シリンダーピストン組立体に対
して過剰な圧力が作用することを防止するのであ
る。 本発明の実施態様の他の特徴および利点につい
ては、以下の記述、特許請求の範囲および添付図
面から明らかになるであろう。 添付図面に示されるのは舶用推進装置であり、
これは船外機関11の形態で示され、船体15に
適宜に取付けられる部材13と、完全に降ろされ
た位置と完全に揚止された位置間で縦方向の揺動
運動が可能なように部材13に連結された推進機
組立体17とを含んでいる。推進機組立体は、例
えば、水平方向の傾斜ピン21の周囲で部材13
に連結された旋回ブラケツト19と、前記ブラケ
ツト13に対して操舵運動を行う様に連結された
推進装置23とを含む適宜なものとする事が出来
る。本発明は、船尾駆動装置および船外機に等し
く適用出来るものである。 部材13と推進機組立体17間に連結されるの
は(第2図参照)、船体取付部材13に対して推
進機組立体17を傾斜およびトリムを行う為の液
圧作動システム25である。本文中に用いられる
用語「トリム」とは推進機組立体17の完全に降
ろされた位置から上方に延びるトリム範囲内の角
度調節即ち角運動を指し、用語「傾斜」とは上記
トリム範囲の上限から推進機組立体17の完全に
上昇即ち揚止される位置迄上方向に延びる傾斜範
囲内の角度調節即ち角運動を指す。 液圧作動システム25は、取付部材と推進機組
立体間にそれぞれ連結される1個以上のトリムお
よび傾斜用の液圧作動シリンダーピストン組立体
31および33を含む。詳しくは、傾斜シリンダ
ーピストン組立体33は傾斜シリンダー35を有
し、このシリンダーは相対向する第1と第2の端
部37と39を有し、それぞれ、第1の端部側で
は部材13と推進機組立体17の一方と枢着さ
れ、第2の傾斜シリンダー端部39を貫通して延
在するピストンロツド43に連結された傾斜ピス
トン41を含み、該ピストンロツドは部材13お
よび推進機組立体17の他方に枢着される。望ま
しくは、傾斜シリンダーピストン組立体は、部材
13と旋回ブラケツト19間に連結され、傾斜シ
リンダー35の第1の端部37は部材13に枢着
され、ピストンロツド43は旋回ブラケツト19
に枢着される。 トリム用シリンダーピストン組立体31はトリ
ム用シリンダー45を有し、このシリンダーは、
それぞれ対向する第1と第2の端部47および4
9を有している。このシリンダー45は部材13
に固定され、またトリムシリンダー45の第2の
端部49を貫通して延在するピストンロツド53
に連結される修正ピストン51を含み、ピストン
ロツド53は推進機組立体17と着脱自在に係合
可能である。このようにトリムシリンダー45を
部材13に固定し、ピストンロツド53を旋回ブ
ラケツト19と着脱自在に係合させるのが望まし
いがトリムシリンダー45を旋回ブラケツト19
に固定しピストンロツド53を部材13と着脱自
在に係合させることも可能である。 傾斜ピストン41には一方向性の弁61が設け
られ、これはスプリングで偏倚されたボール型逆
止弁の形態を有し、傾斜シリンダー35の第1の
端部37から第2の端部39に向けて流体が流動
しない様にするが、傾斜シリンダー35の第2の
端部39から第1の端部37への流体の流動を許
容してその結果推進機組立体17が水中の障害物
と衝突して傾斜シリンダー35がこれに応じて急
速に延長する時、弁61は傾斜シリンダー35の
第2の端部39から傾斜ピストン41を経て傾斜
シリンダー35の第1の端部37に流体を流動さ
せる。弁61に対する偏倚力は比較的高く、例え
ば約176Kg/cm2(約2500 lb/in2)である。 圧力流体供給兼制御装置は、トリム用および傾
斜用シリンダーピストン組立体31および33に
圧力流体を選択的に供給する様に設けられてい
る。種々の装置が可能であるが、図示の構造にお
いては、この装置は、貯溜部即ちサンプ71と、
サンプ71に作用的に連結されたポンプ73と、
ポンプ73に連結された制御弁75と、を包含す
る。 詳しくは、ポンプ73は可逆ポンプの形態を有
し、このポンプは2本の流体接続部即ちダクト7
7,79を含み、ダクト77は、ポンプ73が一
方向に回転する時圧力流体を供給し、ダクト79
は、ポンプ73が反対の方向に回転する時圧力流
体を供給する。これ等ダクト77と79はそれぞ
れ導管81と83を介して貯溜部71と接続され
ている。更に、導管81と83は、それぞれ一方
向性の弁87と89を含み、ポンプ73に対して
流動を許容し貯溜部71に対する流動を阻止す
る。導管81と83は共通のフイルター91を介
してサンプ即ち貯溜部71と連通する事が望まし
い。 制御弁75はハウジング93を有し、これは相
対向する第1と第2の端部95と97を有し、ハ
ウジング93の第1と第2の端部95と97にそ
れぞれ隣接する第1と第2の端部位置の各々に向
つて中心位置から運動可能な制御ピストン99を
その内部に含みその結果ポンプ73が一方向に回
転する時ハウジング93の第1の端部95が加圧
され、かつポンプ73が他方向に回転する時ハウ
ジング93の第2の端部97が加圧される。 制御弁ハウジング93の第1の端部95と連通
しているのはスプリングで偏倚された通常閉鎖さ
れた第1の制御弁部材121である。 制御弁ハウジング93の第2の端部97と連通
しているのは別のスプリングで偏倚され通常閉鎖
される第2の制御弁部材111で、各導管113
と115を経てトリムシリンダー45の第2の端
部49と傾斜シリンダー35の第2の端部39と
に連通している。 制御ピストン99が第1と第2の端部位置に位
置される時、それぞれ弁部材121と111を開
口させる為の対向して延在する突起部123と1
25の形態の装置が制御ピストン99上に設けら
れている。詳しくは、制御弁ハウジング93の第
1の端部95が加圧される時、突起部125は弁
部材111を開口して流体をハウジング93内に
流入させ、制御弁ハウジング93の第2の端部9
7が加圧される時、突起部123は弁部材121
を開口して傾斜シリンダー35とトリムシリンダ
ー45の各々の第1の端部からの流体の流入を許
容する。 ポンプ73が作用しない時は、制御ピストン9
9はその中心位置に位置し、弁部材111と12
1の双方はその各々のスプリングにより閉鎖され
る。 第1の制御弁部材121は、第3の導管131
を介してトリムシリンダー45の第1の端部47
と直接連通する。 弁部材121は又通常閉鎖されている第1の弁
135を含む第1の導管133を介して傾斜シリ
ンダー35の第1の端部37と連通し、第1の弁
135はスプリングで偏倚された一方向性の弁の
形態を有し、弁部材121から傾斜シリンダー3
5の第1の端部37への流れは阻止するが、傾斜
シリンダー35の第1の端部37から弁部材12
1への流れは解除自在に阻止する。 傾斜シリンダー35の第1の端部37と連通し
ているのは第2の導管137で、これは制御弁ハ
ウジング93の第1の端部95に隣接した位置か
ら延在して、スプリングで偏倚された一方向性の
弁形態を有し傾斜シリンダー35の第1の端部3
7から制御弁ハウジング93への流れは阻止する
が、制御弁ハウジング93の第1の端部95から
傾斜シリンダー33の第1の端部37への流れを
解除自在に阻止し、弁135とは独立して設けら
れる通常閉鎖された第2の弁139を含んでい
る。 流体圧作動システム25は又、水中の障害物と
の衝突の後推進機組立体17の降下動作を行う
為、傾斜シリンダー35の第1の端部37から第
2の端部39への圧力流体の自動的な転送を行う
解除装置を含んでいる。より詳しくは、傾斜シリ
ンダー35の両端部37と39間には自動解除組
立体151が液体的に接続され、この組立体は、
スプリングで偏倚された逆止弁形態を有し、導管
154を介して傾斜シリンダー35の第2の端部
39と連通して、傾斜シリンダー35の第2の端
部39への流れは阻止するが傾斜シリンダー35
の第2の端部39からの流通は解除自在に阻止す
る通常閉鎖される偏倚された1方向弁である第4
の弁153を含んでいる。弁153に対する偏倚
力は比較的高く、例えば約176Kg/cm2(約2500
lb/in2)である。 又、解除弁組立体151に含まれているのは解
除弁155で、これは、第1の端部159を弁1
53と連通させ、第2の端部161を別の通常閉
鎖された解除弁部材163と連通させ、弁部材1
63はスプリングで偏倚された逆止弁形態を有
し、更に傾斜シリンダー35の第1の端部37と
導管165で連通している。弁部材163上の偏
倚力は比較的低く、例えば約1.76Kg/cm2(約25
lb/in2)である。 解除弁ハウジング157内には解除ピストン1
71が位置され、これは、解除弁ハウジング15
7の第1の端部159に隣接する第1の位置と、
解除弁ハウジング157の第2の端部161の方
向に第1の位置から離間された第2の位置との間
で運動可能である。解除ピストン171は、解除
弁ハウジング157の第1と第2の端部間に連通
する絞りオリフイス即ちスロツト172を含んで
いる。更に、解除ピストン171は又突起部17
3を有し、これは第2位置へのピストン171の
運動と同時に作用して弁部材163を開口し、流
体を傾斜シリンダー35の第1の端部37から解
除弁ハウジング157へ流入させる。 解除弁ハウジング157の第2の端部と傾斜シ
リンダー35の第2の端部39間を連通している
のは、解除弁ハウジング157の第2の端部16
1附近からサンプ71迄延在する導管175と、
サンプ7,1から傾斜シリンダー35の第2の端
部39迄延在し、サンプ71への流入を阻止しこ
れからの流出を許容する一方向性弁179を含む
導管177とを含む導管装置である。 液圧作動システム25は又通常閉鎖された過負
荷弁すなわち第3の弁191を含み、これは、導
管165と175間を連通し、導管165から導
管175への流れを許容し導管175から導管1
65への流れを阻止し、従つて所定以上の過大な
スラスト荷重が推進機組立体17の運転の間に生
じた場合には傾斜シリンダー35の第1の端部3
7からサンプ71への流れを許容するスプリング
で偏倚された逆止弁の形態を有する。更に、制御
ピストン99が推進機組立体17を上方向に駆動
させる位置にあらる時、過負荷弁すなわち第3の
弁191は、トリムピストン51又は傾斜ピスト
ン41の運動が阻害されるか、推進機組立体17
が完全に揚止位置にある時は、圧力流体をサンプ
71にバイパスさせる事により、ポンプ73の過
負荷状態を阻止する。弁191上のスプリングに
よる偏倚力が、弁139上のスプリング偏倚力お
よび弁135上のスプリング偏倚力よりも大きい
事が判ろう。 制御ピストン99が、下降運動を行う位置にあ
る時は、弁135は、傾斜シリンダー35の第1
の端部37から弁部材121に対し、更には制御
弁ハウジング93からダクト79を経てポンプ7
3へ還流を許容する。 液圧作動システム25は又圧力調整弁193を
含んでおり、これは、制御弁ハウジング93の第
2の端部97と連通する導管195を介してサン
プ71と連通し、制御ピストン99が推進機組立
体の動力による揚止運動を行う位置にある時過度
の圧力が生じた場合は、制御弁ハウジング93の
第2の端部97からサンプ71への流れを許容す
る様に作用する。更に、調整弁193は又、制御
ピストン99が推進機組立体17の動力駆動の降
下運動を行う位置にある時、衝撃の吸収から生じ
る比較的高い圧力がポンプ73に悪影響を及ぼす
のを阻止する様作用する。圧力調整弁193は、
望ましくは通常閉鎖されたスプリング偏倚逆止弁
の形態である事が望ましく、弁部材111に対す
るよりも大きなスプリング偏倚力を有する。 液圧作動システム25は又導管197を有し、
これは傾斜シリンダー35の対向端部37と39
を接続し、傾斜ピストン41周囲に流体のバイパ
スを許容して推進機組立体17の手動による昇降
操作を可能にする手動操作可能な弁199を含
む。 運転時、および動力操作により推進機組立体1
7を揚止する事が必要な場合、ポンプ73を適正
方向に回転させて制御弁ハウジング93の第1の
端部95に圧力を与え、制御ピストン99を制御
弁ハウジング93の端部97に向けて変位させ、
これにより隣接する弁部材111を開口させる。
同時に、ポンプの圧力によりスプリング作用を抗
して他の弁部材121を開口し、導管131を介
してトリムシリンダー45の第1の端部47に圧
力流体を供給する。更に、圧力流体は導管137
と弁139を介して傾斜シリンダー35の第1の
端部37に流動する。 同時に、傾斜シリンダー35の第2の端部39
附近の圧力流体、およびトリムシリンダー45の
第2の端部49附近の圧力流体は、導管113と
115を経て開口した弁部材111を通り、制御
弁ハウジング93の第2の端部97とダクト77
を経てポンプの吸入側迄流動する。補給流体はサ
ンプ71から導管81と逆止弁87を経て取入れ
られる。 推進機組立体17の上方への移動過程において
何等かの障害がある場合又はこの運動の終了地点
においては、ポンプ73により供給される圧力流
体は、弁139を含む導管137と、導管165
と、圧力調整弁として作用する過負荷弁191
と、導管175と、を経てサンプ71迄還流す
る。 推進機組立体17の動力駆動による降下作用の
間、ポンプ73は、反対方向に運転されて、ダク
ト77を介して制御弁ハウジング93の第2の端
部97迄圧力流体を送致する様に作用して、これ
により隣接の弁部材111を開口し制御ピストン
99を制御弁ハウジング93の第1の端部95に
隣接する位置迄変位させて弁部材121を開口さ
せる。圧力流体は、弁部材111および導管11
3を介してトリムシリンダー45の第2の端部4
9迄流動してピストンロツド51を引込め、導管
115を介して傾斜シリンダー35の第2の端部
39迄流動して傾斜シリンダーピストン組立体3
3を収縮させる。同時に、傾斜シリンダー35の
第1の端部37附近の流体は、弁135を含む導
管133を経て開口している弁部材121を通り
制御弁ハウジング93の端部95に流れ、次いで
ダクト79を経てポンプ73の入口部に流れる。
もし、推進機組立体17の運動過程において何等
かの障害がある場合又は同組立体が完全に降ろさ
れた位置にあつてかかる運動の終末点にある場合
は、ポンプ73により形成される圧力流体は導管
195を経て圧力調整弁193を介してサンプ7
1に戻される。ポンプへの呼水の供給は導管83
および逆止弁89を介してサンプ71からポンプ
73に流体を供給することにより行なう。 推進機組立体17が水中の障害物と衝突する時
同組立体17の突然の上方向の運動により、傾斜
シリンダー35が延伸し、この結果同シリンダー
35の第2の端部39附近の流体を所定レベル以
上の高圧にさせる。この様な場合、圧力流体は弁
61を介して傾斜ピストン41を通つて傾斜シリ
ンダー35の第2の端部39から第1の端部37
に至り、前述の如き延伸動作を許容する。ポンプ
73が運転していない場合は、制御弁ピストン9
9は中心位置におかれ、両方の弁部材111と1
21は閉止される。傾斜シリンダー35の第2の
端部39が大きく加圧される期間においては、こ
の様な加圧作用は導管154を介して弁153を
開口して、同弁を介して解除弁の第1の端部15
9に向けて比較的少量の高圧流体を通過させ、前
記流体は有効に解除ピストン171を前記第1の
位置から第2の位置迄変位させる。傾斜シリンダ
ー35が完全に延伸すると、同シリンダーの第2
の端部39における加圧状態は解除され、弁15
3は再び閉止されて弁153を介して解除弁ハウ
ジング157の第1の端部159における圧力流
体が傾斜シリンダー35の第2の端部39に戻ら
ない様にし、これにより解除弁ピストン171を
第2の位置に一時的に保持して弁部材163を開
口状態に維持する。 推進機組立体17が、完全に揚止位置に達する
と同時に、この完全揚止位置に至つたときの衝突
作用、又は単に機関の重量の為、下降方向に戻ろ
うとする。解除弁ピストン171による弁部材1
63の開口状態の一時的な継続により、推進機組
立体17の降下を伴う傾斜シリンダー35の収縮
が許容される。この為、傾斜シリンダー35の収
縮作用によりシリンダーの第1の端部37から流
体を流出させ、この流出分は導管165、弁部材
163を介して解除弁ハウジング157の第2の
端部161に流動し、かつ導管175を介してサ
ンプ71に戻る。同時に、傾斜シリンダー35の
第2の端部39の空間はサンプ71からフイルタ
ー91と一方向弁179を含む導管177とを介
して流体を吸引して、同シリンダー35の第2の
端部39を液体で完全に充填させる。 解除弁ハウジング157の第1の端部159に
捕捉された圧力流体に関しては、この流体は徐々
に絞りオリフイス即ちスロツト172を介して解
除弁ハウジング157の第2の端部161に流入
し、次いで導管175を介してサンプ71に流入
する。解除ピストン171を通過した捕捉流体の
この様な流動の為、弁部材163の閉止位置への
スプリングによる偏倚作用下で、解除ピストン1
71は解除弁ハウジング157の第1の端部15
9に向けて戻り運動させられ、これにより流体の
傾斜シリンダー35の第1の端部37からサンプ
71への流動が完了した後、再び弁部材163の
閉止を行う。この様に、液圧作動システム25は
再び上下方向の動力作用を行うか又は別の衝撃作
用に対応できる様に準備される。 トリムピストン51は、衝撃による傾斜動作又
は下降の戻り動作の間運動せず、この為推進機組
立体17は常に、衝撃の後予め設定されたトリム
位置への戻り動作を行う事に特に留意すべきであ
る。又、ポンプ73は、制御弁ピストン99の中
心位置、および弁部材111と121の閉止状態
の故に、推進機組立体17の水中の障害物との突
然の衝撃により傾斜シリンダー35の第2の端部
39において生じる比較的高い圧力から隔離され
ている点についても留意すべきである。
第1図は本発明による舶用推進装置の一部断面
部分側面図、および第2図は第1図に示す舶用推
進装置に内蔵される液圧作動システムの略図であ
る。 11…船外機関、13…取付部材、15…船
体、17…推進機組立体、19…旋回ブラケツ
ト、21…水平傾斜ピン、23…推進装置、25
…液圧作動システム、31…トリム用液圧作動シ
リンダーピストン組立体、33…傾斜用液圧作動
シリンダーピストン組立体、37…第1の端部、
39…第2の端部、41…傾斜ピストン、43…
ピストンロツド、45…トリムシリンダー、47
…第1の端部、49…第2の端部、51…トリム
ピストン、53…ピストンロツド、61…弁、7
1…サンプ(貯溜部)、73…ポンプ、75…制
御弁、77,79,81,83…導管、87,8
9…一方向弁、91…フイルター、93…ハウジ
ング、99…制御ピストン、111,121…制
御弁部材、131,133,137…導管、13
5,139,153,191…弁、157…解除
弁ハウジング、163…解除弁部材、171…解
除ピストン、172…オリフイス(スロツト)。
部分側面図、および第2図は第1図に示す舶用推
進装置に内蔵される液圧作動システムの略図であ
る。 11…船外機関、13…取付部材、15…船
体、17…推進機組立体、19…旋回ブラケツ
ト、21…水平傾斜ピン、23…推進装置、25
…液圧作動システム、31…トリム用液圧作動シ
リンダーピストン組立体、33…傾斜用液圧作動
シリンダーピストン組立体、37…第1の端部、
39…第2の端部、41…傾斜ピストン、43…
ピストンロツド、45…トリムシリンダー、47
…第1の端部、49…第2の端部、51…トリム
ピストン、53…ピストンロツド、61…弁、7
1…サンプ(貯溜部)、73…ポンプ、75…制
御弁、77,79,81,83…導管、87,8
9…一方向弁、91…フイルター、93…ハウジ
ング、99…制御ピストン、111,121…制
御弁部材、131,133,137…導管、13
5,139,153,191…弁、157…解除
弁ハウジング、163…解除弁部材、171…解
除ピストン、172…オリフイス(スロツト)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 船体に取付けられる部材と;該部材に枢着さ
れ前記部材が船体に取付けられた時に縦方向に揺
動運動することが可能な推進機組立体と;前記部
材および前記推進機組立体間に連結され、相対向
する第1および第2の端部を有する傾斜シリンダ
ーを含む傾斜用液圧作動シリンダーピストン組立
体と;前記部材と前記推進機組立体の一方に対し
て固定されたトリムシリンダーを含み、相対向す
る第1と第2の端部を有し、前記トリムシリンダ
ーの第2の端部を貫通して延在し前記の部材と推
進機組立体の他方と着脱自在に係合するピストン
ロツドを有する往復運動可能なトリムピストンを
内部に有するトリム用液圧作動シリンダーピスト
ン組立体と;圧力流体供給兼制御装置と;前記傾
斜シリンダーの第1の端部と前記圧力流体供給兼
制御装置とを連通させ、流体の前記圧力流体供給
兼制御装置から前記傾斜シリンダーの第1の端部
に向う流動を阻止し、流体の前記傾斜シリンダー
の第1の端部から前記圧力流体供給兼制御装置に
向う流動を解除自在に阻止する第1の弁を含む第
1の導管装置と;前記傾斜シリンダーの第1の端
部と前記圧力流体供給兼制御装置とを連通させ、
前記傾斜シリンダーの第1の端部から前記圧力流
体供給兼制御装置に向う流体の流動を阻止し、か
つ前記圧力流体供給兼制御装置から前記傾斜シリ
ンダーの第1の端部に向う流体の流動を解除自在
に阻止する第2の弁を含む第2の導管装置と;前
記トリムシリンダーの第1の端部と前記圧力流体
供給兼制御装置とを連通させる第3の導管装置
と;前記傾斜シリンダーの第1の端部とサンプ間
に連通し、該第1の端部に所定レベル以上の圧力
が生じた場合に前記傾斜シリンダーの第1の端部
から流体を流動させる通常閉鎖される第3の弁
と;を含む舶用推進装置。 2 前記圧力流体供給兼制御装置は制御弁ハウジ
ングを有し、該ハウジングは、第1および第2の
端部と、通常閉鎖され前記制御弁ハウジングの第
1の端部と前記第1および第3の導管装置とに連
通し、前記制御弁ハウジングの前記第1の端部に
対するまたはそれから出る流体の流出入を解除自
在に阻止する第1の制御弁部材と、通常閉鎖さ
れ、前記制御弁ハウジングの第2の端部と前記傾
斜シリンダーの第2の端部および前記トリムシリ
ンダーの第2の端部とに連通し前記制御弁ハウジ
ングに向い又はそこから出る流体の流出入を解除
自在に阻止する第2の制御弁部材とを含み、前記
第2の導管装置は前記制御弁ハウジングの第1の
端部と連通するように構成されることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項に記載の舶用推進装置。 3 前記傾斜シリンダーの第1と第2の端部間に
連通し、水中の障害物との衝突に伴つて生じる前
記傾斜シリンダーの第2の端部付近の所定レベル
以上の圧力の発生に応答して、前記傾斜シリンダ
ーの第1の端部から第2の端部へ流体を一時的に
流動させる装置を含む導管装置を包含することを
特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の舶用推
進装置。
Applications Claiming Priority (1)
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