JPS62107696A

JPS62107696A - 三相誘導電動機の制御装置

Info

Publication number: JPS62107696A
Application number: JP60245100A
Authority: JP
Inventors: Takayuki Mizuno; 孝行水野
Original assignee: Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Current assignee: Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date: 1985-10-31
Filing date: 1985-10-31
Publication date: 1987-05-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】Ａ、産業上の利用分野本発明は、三相誘導電動機の制御装置に係υ、特に低速
駆動制御機能を持たせた制御装置に関する。

Ｂ８発明の概要本発明は、誘導電動機を低速寸動運転するにおいて、二重巻線極数変換誘導電動機の第１の巻組に直流電流を
供給し、第２の巻線に交流電流を供給することによシ、制御装置を複雑にすることなく確実な低速運転ができる
ようにしたものである。

Ｃ０従来の技術誘導電動機によって駆動される装置において、始動前に
正確な位置設定を必要とする場合には、電動機を低速回
転して所定回転量まで制御する必要がある。しかし、通
常の誘導電動機では低速回転機能□を持たせるのが難し
いため、実際には下記の方法によっている。

（１）駆動による方法。

（２）　　極数変換電動機の低速側を利用する方法。

（３）インバータによる方法。

（４）上記（１）〜（３）を組合せた方法。

Ｄ１発明が解決しようとする問題点従来方法によ）位置設定を得るについて、（１）項の駆
動による方法では、通常の電動機（２極〜６極程度）で
は駆動停止タイミングの不適によって必要以上又は以下
の回転量になってしまい１位置設定に手間取る問題があ
った。

この点について、前記（２）項又は（３）項による極数
変換電動機の低速側で駆動制御又はインバータの低速運
転制御によるものは比較的に位置設定を容易にする。

しかし、極数変換電動機は、低速側の回転数を低くする
ためには極数を多くすることが要求されるが、数キロワ
ット程度のものでは製作上刃為ら極数を上げるのは難し
いし、仮りに製作できたとしても十分な出力を得るのが
困難となる問題があった。

また、インバータによる方法では電動機を標準的なもの
で済ますことができるが、インバータそのものＫよるコ
ストアップがある。

Ｅ０問題点を解決するだめの手段と作用本発明は上記問
題点に鑑みてなされたもので、二重巻線を持つ極数変換
三相誘導電動機の第１の巻線に直流電流を供給でき、第
２の巻線に三相交流電流を供給する制御手段を備え、直
流電流によシ発生する制動トルクと交流電流によシ発生
する電動機トルクの合成トルクに始動トルクよりも低い
最小トルクを持つ特性を得、この合成トルクと負荷トル
クとの交点に低速運転速度を得る。

Ｆ、実施例第１図は本発明の一実施例を示す装置構成図である。誘
導電動機１は二重巻線極数変換誘導電動機（極数は任意
）にされ、その第１の巻線の端子Ｕ、　、　Ｖ、間には
直流電流が供給され、残）の第２の巻線の端子Ｕ、　、
　Ｖ、　、　Ｗ、間には三相交流電流が供給される。端
子Ｕ、　、　Ｖ１間に直流電流を供給する直流？［源は
、単相交流電源２からスイッチ３を介して整流器４に交
流入力を与え、この整流器４の整流出力を平滑コンデン
サ５によって平滑して得るようにしている。端子Ｕ、　
、　Ｖ、　、　Ｗ、間に交流電流を供給する交流電源は
、三相交流電源６からスイッチ７を介して得るようにし
ている。

スイッチ３及びスイッチ７は制御回路８によって開閉制
御される。制御回路８は運転切換指令スイッチ９の駆動
側投入ではスイッチ３を閉制御後にスイッチ７を閉制御
して電動機ｌに低速駆動を得、この制御に正逆指令スイ
ッチ１０の正転、逆転設定に応じてスイッチ７の相順を
切換える。また。

制御回路８は運転切換指令スイッチ９の定常側投入では
スイッチ３を開制御し、正逆指令スイッチ１０の正転、
逆転設定に応じてスイッチ７の相順を合わせた閉制御を
行う。

こうした構成において、低速寸動運転には訪導電動機１
０巻線端子Ｕ、、Ｖ、間に直流電源から直流が供給され
、巻線端子Ｕ、　、　Ｖ、　、　Ｗ、間には交流電源か
ら交流が供給される。このとき、誘導電動機１は第１の
巻線ではその直流電流が制動トルクを生ぜしめ、第２の
巻線ではその交流電流が電動機トルクを生ぜしめる。こ
の制動トルクと電動機トルクは第２図に示すようＫなυ
、制動トルク特性ＴＮと電動機トルク特性ＴＰとを重ね
合せた合成トルク特性Ｔが電動機１の出力トルク特性に
なる。すなわち、直流制動による制動トルクは低回転で
最大トルクとなることから合成トルク特性Ｔは始動途中
で始動トルクよ）も落込んだ最小トルク値が存在する。

従って、負荷トルク特性Ｔ１．が常に合成トルク特性Ｔ
の最小トルク以上の大きさであれば負荷トルク特性ＴＬ
と合成トルク特性Ｔとの交点Ｐで電動機１の運転点にな
る。この運転点Ｐは制動トルク特性ＴＨの調整すなわち
直流電流の調整によって大幅に変えうるもので、負荷ト
ルク特性ＴＬの大小に応じて直流電流を調整、設定して
低速駆動の速度を調整できるし、無負荷のみならず回生
運転状態でも加速することなく低速駆動を得ることがで
き、織機などの変動負荷でも低速で回転できる。

なお、負荷変動にも設定される低速運転を得るには、制
御回路８が直流電源電圧制御機能を持つように構成して
実現され、例えば整流器４に代えてチョッパにするなど
比較的簡単な電圧調整手段によって実現される。

また、電動機１の第１の巻線と直流電源の接続は、第３
図に示すように負荷等に応じて適宜変更することができ
る。

また、直流電源と交流を源の印加に、制御回路８は直流
電流印加後に交流電流印加を行うことで直流の立上シ遅
れによる制動トルクの有効利用不能を無くすが、このた
めの遅延制御はタイマ回路等によって実現される。

また、実施列において、電動機１として電動機トルク特
性ＴＰ’が第４図に示すように同期トルク点Ｓを持つ場
合には制動トルクによって大きな負トルクも得ることが
でき、軽負荷、マイナス負荷でも同期トルクを利用して
一層効果的になる。

Ｇ０発明の効果以上のとおシ１本発明によれば、二重巻線を持つ極数変
換三相誘導！動機の第１の巻線に直流電流を供給して制
動トルクを得、この制動トルクと電動機トルクとの合成
トルクと負荷トルクから低速寸動運転を得るため、制御
袋ｒＩｔｔ−比較的簡単にして任意設定を容易にして低
速寸動運転を確実に得ることができる効果がある。

また、始動時には直流制動トルクが零にあるため、始動
トルクは電動機トルクで決まり、大きな始動トルクを得
て駆動運転を迅速にする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す装置構成図、請２図は
第１図におけるトルク特性図、第３因は本発明の他の実
施例を示す第１の巻線と直流電源の接続回路図、第４図
は本発明の他の実施例を示すトルク特性図である。１・・・二重巻憑極数変換三相誘導電動機、３．７・・
・スイッチ、４・・・整流器、８・・・制御回路、９・
・・運転切換指令スイッチ、１０・・・正逆指令スイッ
チ。

Claims

【特許請求の範囲】

二重巻線を持つ極数変換三相誘導電動機の第１の巻線に
直流電流を供給でき、第２の巻線に三相交流電流を供給
する制御手段を備え、前記直流電流の供給制御状態で低
速寸動運転を行うことを特徴とする三相誘導電動機の制
御装置。