JPS62104840A - フレキシブルプリント回路基板の製造法 - Google Patents

フレキシブルプリント回路基板の製造法

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JPS62104840A
JPS62104840A JP24293685A JP24293685A JPS62104840A JP S62104840 A JPS62104840 A JP S62104840A JP 24293685 A JP24293685 A JP 24293685A JP 24293685 A JP24293685 A JP 24293685A JP S62104840 A JPS62104840 A JP S62104840A
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film
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守次 森田
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Teruhiro Yamaguchi
彰宏 山口
Masahiro Oota
正博 太田
Masaji Tamai
正司 玉井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐熱性、電気特性0機械特性および寸法安定
性に優れたフレキシブルプリント回路基板の製法に関し
、片面゛金属箔張シおよび両面金属箔張りポリイミドフ
レキシブルプリント回路基板並びに片面銅箔張りに於い
て一層の寸法安定性と熱放散性を良くした金属箔裏打ポ
リイミドフレキシブルプリント回路基板の製法に関する
〔従来の技術〕
フレキシブルプリント回路基板は可撓性を有するプリン
ト回路を製造するための基板であって、近年に於いて、
プリント回路が納まるケース類がコンパクト化されなど
のために利用が増大している。このようなフレキシブル
プリント回路基板は従来、銅箔にポリイミドフィルムを
接着剤を用いて張り合せて製造されている。この基板に
おいて、ポリイミドフィルムは十分に耐熱性、電気特性
および機械特性が良いが、接着剤の特性が不十分である
ため、ポリイミドフィルムの特性が十分に生かされてい
ない問題があった。
そこで、接着剤層を用いずに、ポリイミド金属張板から
力るフレキシブルプリント回路基板を製造する方法が従
来より検討されており、例としては、米国特許第8,1
79,684号、特開昭49−129862号、特開昭
58−190091号。
特開昭58−190092号などかあふ。しかしながら
、耐熱性、接着性、可撓性及び寸法安定性のいずれもが
十分であるフレキシブルプリント回路基板は得られてい
々い。
〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的は、耐熱性、電気特性9機械特性及び寸法
安定性の全てに優れた、片面及び両面金属箔張bポリイ
ミドフレキシブルプリント回路基板並びに片面銅箔張り
に於いて一層の寸法安定性と熱放散性を良くした金纏箔
裏打ちポリイミドフレキシブルプリント回路基板の製造
法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、次のフレキシブルプリント回路基板の製
造法により達成される。片面金属箔張りポリイミドフレ
キシブルプリント回路基板については、対称型芳香族メ
タ置換第一級アミンを当量での割合で100〜20係含
む対称型芳香族第一級アミン群と芳香族テトラカルボン
酸無水物とを反応させて生成したポリイミドフィルム^
を金属箔と熱硬化性ポリイミドフィルムを積層するため
の接着剤として用いることを特徴とする製造方法。
また、ポリイミドフィルム囚を金属箔に直接加圧、加熱
下で積層することもできる。両面金属箔張りポリイミド
フレキシブルプリント回路基板については、ポリイミド
フィルム囚を金属箔と金属箔との積層用接着剤兼絶縁層
として用いることができる。さらに、寸法安定性を一層
良くするため及び熱放散性の改良のために、金属箔を裏
打ちしたポリイミドフレキシブルプリント回路基板につ
いては、ポリイミドフィルム囚を銅箔と寸法安定性改良
のための金属箔との積層用接着剤兼絶縁層として用いる
ことができる。
本発明に用いられる対称型芳香族メタ置換第1級アミン
(以後、m−ジアミンと略す)は次に示す一般式により
表わすことができる。
〔上記一般式において、×は0,802,8.Co。
CH2、C(CH3)2 、 C(CF3)2から選ば
れ、それぞれの×は同じであっても異なっても良い。〕
上記一般式で表やされるm−ジアミンの例としては8.
3′−ジアミノジフェニルエーテル、8゜8′−ジアミ
ノジフェニルスルフィド、3.f13’−ジアミノジフ
ェニルスルホキシド、8.8’−ジアミノジフェニルス
ルホン、8.8’−ジアミノベンゾフェノン、ビスI”
4−(8−アミノフェノキシ)フェニルコメタン、2.
2−ビスC4−(8−アミノフェノキシ)フェニル〕プ
ロパン、2.2−ビス[4−(3−アミノフェノキシ)
フェニル〕−1,1,1,8,8,8−へキサフルオロ
プロパン、l、8−ビス(8−アミノフェノキシ)ベン
ゼン14.4’−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェ
ニル、ビス[4−(8−アミノフェノキシ)フェニルコ
ケトン、ビス[:4−(3−アミノフェノキシ)フェニ
ル〕スルフィド、ビスC+−(8−アミノフェノキシ)
フェニル〕スルホキシド。
ビス(+−(a−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホ
ン、ビス(4−(8−アミノフェノキシ)フェニル〕エ
ーテル、4.4’−ビス(8−アミノフェニルスルホニ
ル)ジフェニルエーテル、4゜47−ビス(8−アミン
千オフエノキシ)ジフェニルスルホン、1.4−ビスC
4−(8−アミノフエノキシ)ベンゾイル〕ベンゼン等
が挙ケラレ、これ等は単独あるいは2種以上混合して用
いることができる。
対称型芳香族第一級アミン群は、m−ジアミン100係
あるいは、m−ジアミンと対称型芳香族バラ置換第一級
アミン(以降、p−ジアミ/と略す)との混合体を表わ
している。P−ジアミンは次に示す一般式により表わす
ことができる。
HzN−〈;;〉−ゞ−くご閣〉−りζシ>−x  −
、’)o    N[1z   、〔上記一般式におい
て、×は0,802.S。
CO、CH2、C(CH3)2 、 C(CF3)2か
ら選ばれ、それぞれの×は同じであっても異なっても良
い。〕上記一般式で表わされるp−ジアミンの例として
は、杢、4′−ジアミノジフェニルエーテル、44′−
ジアミノジフェニルスルフィド、4.4’−ジアミノジ
フェニルスルホキシド、4.4’−ジアミノジフェニル
スルホン+ 4 s 4’ −ジアミノベンゾフェノ/
、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕メタ
7.2.2−ビス〔4−(4−アミノフェノキシ)フェ
ニル〕プロパン、2.2−ビス(4−(4−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕−1,1,1,8,8,8−へキサ
フルオロプロパン、1.3−ビス(4−アミノフェノキ
シ)ベンゼン、4.4’−ビス(4−アミノフェノキシ
)ビフェニル、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フ
ェニルコケトン、ビス(:4−(4−アミノフェノキシ
)フェニル〕スルフィド、ビスC+−(奎−アミノフェ
ノキシ)フェニル〕スルホキシド。
ビス[+−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕スルホ
ン、ビス[4−(4−アミノフェノキシ)フェニル〕エ
ーテル、4.4’−ビス(4−アミノフェニルスルホニ
ル)ジフェニルエーテル、4゜4′−ビス(4−アミン
チオフェノキシ)ジフェニルスルホンs1.4−ビス(
4−(8−アミノフェノキシ)ベンゾイル〕ベンゼン等
が挙ケラレ、これ等は単独あるいは2種以上混合して用
いることができる。
ジアミンと反応させる芳香族テトラカルボ/酸無水物と
してはピロメリット酸二無水物%8j8′、4.4’−
ぺ/シフエノンテトラカルボン酸二無水物、2.2’、
 3.3’−べ/シフエノン酸二無水m、l 3’、4
.4’−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物、2.2
’、 g、 8′−ビフェニルテトラカルボン酸二無水
物、2.2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)プ
ロパン二無水物、2.2−ビス(2,8−ジカルボキシ
フェニル)プロパン二無水物、ビス(3#4−ジカルボ
キシフェニル)エーテルニ無水物、ビス(8,4−ジカ
ルボキシフェニル)スルホンニ無水物、1.t−ビス(
2,8−ジカルボキシフェニル)エタンニ無水物、ビス
(2,3−ジカルボキシフェニル)メタンニ無水物、ビ
ス(3゜4−ジカルボキシフェニル)メタンニ無水物、
2.8,6.7−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物
、]、]4.5.8−ナフタレンテトラカルボン酸二無
水物1.2.5゜6−ナフタレンテトラカルボン酸二無
水物、l。
Z、8.4−ベンゼンテトラカルボン酸二無水物、8.
4.9.10−ペリレンテトラカルボン酸二無水物、2
.3.6.7−アントラセンテトラカルボン酸二無水物
、1.2.7.8−7エナントレンテトラカルボン酸二
無水物等が用いられる。
これらは単独或いは2種以上混合して用いられる。
有機溶剤としては、例えば、N−メチル−2−ピロリド
ン、N、N−ジメチルアセトアミド、N、N−ジメチル
ホルムアミド、1.3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ン、N、N−ジエチルアセトアミド、N、N−ジメチル
メトキシアセトアミド、ジメチルスルホキシド、ピリジ
ン、ジメチルスルホン、ヘキサメチルホスホルアミド、
テトラメチル尿素、N−メチルカプロラクタム、↑トラ
ヒドロフラン、m−ジオキサン、p−ジオキサン、1、
z−ジメトキシエタノ1ビス(2−メトキシエチル)エ
ーテル、1.2−ビス(2−メトキシエトキシ)エタン
、ビス−(:2−(2−メトキシエトキシ)エチル〕エ
ーテル等がある。
本発明に於いては、ポリアミド酸を製造する際、m−ジ
アミンとp−ジアミンを有機溶剤中に於いて、あらかじ
め、m−ジアミンとp−ジアミンとの当量比を100〜
20:θ〜80、好ましくは100〜30:0〜70、
特に好ましくは100〜50:0〜50で混合した後、
芳香族テトラカルボン酸無水物と反応させることが肝要
である。
ジアミンの中でp−ジアミンが当量比で80係以上の場
合には、生成したポリイミドの接着剤としての特性が低
く、フレキシブルプリント回路の回路が容易にポリイミ
ドフィルムから剥れ易く実用に供し得ないという欠点が
生じる。
また、ポリアミド酸を製造する際、m−ジアミンとして
、1.8−ビス(8−アミノフェノキシ)ベンゼン、8
.8’−ジアミノベンゾフェノン、4.4′−ビス(8
−アミノフェノキシ)ビフェニルを単独あるいは混合し
て用い、p−ジアミンとして1.8−ビス(4−アミノ
フエキシ)ベンゼン。
4.4′−ジアミノジフェニルエーテル、4.4’−ビ
ス(4−アミノフェノキシ)ビフェニルヲ単独あるいは
混合して用い、芳香族テトラカルボン酸無水物としては
ピロメリット酸二無水物、8.8′、4.4’−ベンゾ
フェノンテトラカルボン酸二無水物を単独あるいは混合
して用いた場合は特に好ましく、耐熱性、1気特性、接
着性、可撓性等の機械特性及び寸法安定性に優れたフレ
キシブルプリント回路基板を製造することができる。
これ等、ポリアミド酸溶液からポリイミドフィルみを生
成させる場合は、先ず、スチール等のシートの上に、一
定厚みにポリアミド酸溶液をコートする。これ等、ポリ
アミド酸溶液をシート上にコートする場合は、ポリアミ
ド酸を5〜40重量パーセント含有する溶液であること
が好ましく、また、対数粘度が0.5〜6 (1/ /
 g  (85’O1濃g O,5g / m1% N
、N−ジメチルアセトアミドで測定した値)、特に0.
7〜4であるものが好ましい。
ポリアミド酸溶液をシート上にコートする操作は、流延
塗布により行なわれることが好ましく、具体的には、次
のよう表方法が利用される。シート上にポリアミド酸溶
液を製膜用スリットから吐出させて均一な厚さく厚さは
、一般的には、80〜800μと表るように調節される
)のm膜層を形成させる。コーティング手段としては、
ロールコータ−、ナイフコーター、ドフターブレード、
フローコーターなど他の公知の手段を利用することも可
能である。
上記のようにして調製されたポリアミド酸塗布層を、次
に加熱して脱溶媒、脱水縮合反応を行なう。この操作は
、常圧、減圧あるいは加圧など任意の条件で行々うこと
ができる。
一般的には、所要時間80〜200°0.好ましくは1
00〜150“0に加熱し、溶剤の大部分を除去する。
温度が80゛C以下の場合は溶剤の5除去が遅く経済的
でなく、ZOO°0以上では溶剤の除去が速すぎるため
、皮膜形成、泡の発生等でフィルム形状に悪影響を与え
たり、一部脱水、縮合反応が始まるに伴いシートへの接
着も始まり、フィルムがシートから離型しにく\なるた
めに好ましくない。
溶剤の大部分を除去し、ポリアミド酸フィルムを形成し
た後、シートから剥離し、ピンテンターにかけて溶剤の
完全な除去と共に脱水、縮合反応を行なってイミド化し
ポリイミドフィルム内を形成させる。溶剤の完全表除去
と脱4水、縮合反応は、150〜850°0好ましくは
、200〜800°Cに加熱して行なう。150°C以
下では溶剤の除去あるいは縮合反応が十分で力いため、
フレキシブルプリント基板を製造する際の積層工程で、
ポリイミドフィルム内にボイドの発生が起り絶縁性。
接着性等が不十分となる。また、350°C以上ではポ
リイミドの劣化や、ポリイミドのガラス転移、点が高く
なり、積層工程での接着温度を高くする必要など積層が
困難になるために好ましく力い。
上記のようにして生成したポリイミドフィルム内を使用
して、フレキシブルプリント基板ヲ展造する際に用いる
金属箔導電体としては、一般に、銅箔、アルミニウム箔
、ニッケル箔などの金属箔が用いられる。また、基板の
寸法安定性を向上させるための基板裏打ち用金属箔とし
ては、ステンレス箔、アルミニウム箔、ニッケル箔、銅
箔々どの金属が用いられる。
ポリイミドフィルム^を使用して金属箔等と積層し、基
板に成形するためには、加熱温度と圧力のコントロール
が肝要である。
基板として成形するための温度としては、使用するポリ
イミドフィルム囚のガラス転移点以上が必要で、好まし
くは、ガラス転移温度プラス15〜l OO’Oが適当
であり、基板として成形するための圧力としては1〜5
00kII/cII、好ましくは5〜100kJ/dが
適当である。また、加熱、加圧する時間は、1〜200
分、好ましくは、5〜60分である。上記の基板に成形
する工程に於いて、金属箔表面が酸化される温度以上の
温度にさらされる場合には、金属箔表面の酸化が起こり
、金属箔の機械特性、電気特性及び接着性の低下が起り
易くなることがあるため、金属箔表面が酸化される温度
以上で成形する場合は不活性ガス中で行なうことが特に
好ましい。こ\で不活性ガス中とは、金属箔表面が、所
定時間の加熱の際、実質的に電気特性1機械特性あるい
は接着力等に悪影響を与える酸化反応を受けない気体雰
囲気中であることを意味し、加熱温度と時間に依存する
が、多くの場合、酸素濃度が2×10 モル/I!以下
である気体雰囲気を意味し、以下の方法等で実行できる
。耐熱性フィルムからなる袋状物の中に、積層すべき材
料を入れ、先ず、真空ポンプで袋状物の中の空気を抜く
。その後、不活性ガスで加圧。
加熱を行なう、いわゆる真空プレス(米国バキュームプ
レス社製など)で成形する。また、ポリイミドフィルム
への片面だけに金属箔を直接積層する場合は、ポリイミ
ドフィルム囚とは接着性のないフィルムと金属箔の間に
ポリイミドフィルム(2)を挿入し加圧、加熱下で積層
することにより行うことができる−。ポリイミドフィル
ム囚と加圧、加熱下で接着性のないフィルムとしては、
テフロン(デュポン社製弗素樹脂)、ユービレツクスS
(宇部興産社製ポリイミド)などがある。
以上に述べたような方法で代表される本発明により製造
されるポリイミド金属張シートからまるフレキシブルプ
リント回路基板は、接着剤層を含まないこと、接着剤兼
絶縁層となるポリイミドフィルム囚が実質的に溶剤を含
まず、縮合反応を終えた特性の優れたポリイミドである
ことなどにより、耐熱性、電気特性1機械特性及び寸法
安定性に優れている。
〔実施例〕
次に実施例および比較例を示して本発明およびその効果
を具体的に説明する。
実施例中の対数粘度は85°O10,5g/ 100m
/ 。
N、N−ジメチルアセトアミドで測定した値であり、回
転粘度はE型粘度計の高粘度用ロータを用いて25°C
で測定した値いであ石。プリント回路基板としての各種
の性能は以下に示す方法により測定した。
+1+  箔引き剥し強さ IPC−FC−241Aの方法に準じて行なった。
已)表面抵抗 JIS  C−6481に準じて行なった。
■ 耐半田性 JIS  C−6481に準じて行々つた試料をa o
 o ’oの半田浴中に60秒浸漬したのち、「フクレ
」、「ポリイミドフィルムの変形」を観察した。
(4) 耐折強さ JIS  P−8115に準じ、折曲げ面の曲率半径0
.8fl、静止荷重500gで測定を行なった。両面金
属箔張基板の場合は片面の金属箔を全面エツチングして
除いた後、測定を行なった。
(5)寸法安定性 IPC−FC−241Aの方法に単じて行ない、収縮率
で表わした。
実施例1 攪拌器、還流冷却器及び窒素導入管を備えた容器で46
4′−ビス(3−アミノフェノキシ)ビフェニル73.
7 g (0,2モル)をN、N−ジメチルアセトアミ
ド250 m/ に溶解し、0°0付近まで冷却し、窒
素雰囲気下に於いてピロメリット酸二無水物48.6g
(0,2モル)を加え、0°C付近で2時間攪拌した。
次に上記溶液を室温に戻し、窒素雰囲気下で約20時間
攪拌′を行なった。こうして得られたポリアミド酸溶液
の対数粘度は1.9L47gであった。このポリアミド
酸溶液をN、N−ジメチルアセトアミドで12ts迄希
釈し、粘度を80.000CP、8ticy4節した。
 こo溶液に平Mtなガラス板上にドクターブレードを
用いて均一にコートした。このコートされたガラス板を
185°Cで1時間加熱し、ポリアミド酸のフィルムを
得た。
このフィルムをガラス板から剥し、ピンテンターに設置
し、再加熱を打力った。その時の加熱は100 ’Oか
ら280“0迄2時間かけて徐々に行なった。その後2
80°0で1時間保った後、室温迄冷却しポリイミドフ
ィルムを得た。膜厚は15μであり残存溶剤量は0.1
=1以下であった。このポリイミドフィルムを圧延銅箔
(厚さ85μ)とカプトンフィルム(デュポン社製ポリ
イミドフィルム、厚さ25μ)の間に挿入して積層しバ
キュームプレス(米国バキュームプレス社製)を使い窒
素にて800°0.20kj/dで80分間成形を行い
、カプトンベースの片面銅張フレキシブルプリント回路
基板を得た。この基板の特性は表−1の通りであった。
実施例2 実施例1と同様にして作成した厚さ25μのポリイミド
フィルム(残存溶剤量は0,1係以下)を圧延鋼箔(厚
さ85μ)とユーピレツクスSフィルム(25μ)との
間に挿入して積層し、バキュームプレスを使い、窒素に
て280°0.20kp/dで40分間成形を行なった
。室温に冷却後、ユービレツクスSフィルムを積層シー
トから剥し、接着層を使用しない片面銅張フレキシブル
プリント回路基板を得た。この基板の特性は表−1の通
りであった。
実施例8 攪拌器、還流冷却器及び窒素導入管を備えた容器で4.
4′−ビス(8−アミノフェノキシ)ビフェニル51.
6g(0,14モル)と1.8−ビス(8−アミノフェ
ノキシ)ベンゼy 1 ?、 5 g (0,06モル
)とをN、N−ジメチルアセトアミド250m/に溶解
し、0“0付近まで冷却し、窒素雰囲気1  71C:
l?7t?cr711J 9 )!ユ。□8.6g(0
,2モル)を加え、0°0付近で2時間攪拌した。次に
−上記溶液を室温に戻し、窒素雰囲気下で約20時:1
   間攪拌を行なった。こうして得られたポリアミド
(酸溶液の対数粘度は、1.617gであった。この1
.1.アオ、酸溶液をN、N−−))f1アヤ、アミ:
    ドで15係迄希釈シ、粘度’t25.000C
P8&C調節した。この溶液を平滑なガラス板上にドク
ターブレードを用いて均一にコートした。このコートさ
れたガラス板を185°0で1時間加熱し、ポリアミド
酸のフィルムを得た。このフィルムをガラス板から剥し
、ピンテンターに設置し、再加熱を行なった。その時の
加熱#−t100℃から250゛0迄2時間かけ徐々に
行なった。その後2i50°0で1時間保った後、室温
迄冷却しポリアミド酸イ1   ルムを得た。膜厚は2
5μであり、残存溶剤量は検出されなかった。このポリ
イミドを2枚の電解銅箔(厚さ18μ)の間に挿入して
積層し、熱圧プレスにて250°0.40m/dで20
分間成形を行い、ポリアミドが接着層兼絶縁層である両
面銅張フレキシブルプリント回路基板を得た。この基板
の特性は表−1の通シであった。
実施例4 攪拌器、還流冷却器及び窒素導入管を備えた容器で1.
8−ビス(8−アミノフェノキシ)ベンゼン14.6g
(0,05モル)と4.4′−ジアミノジフェニルエー
テル10.0g(0,05モル)とをN、N−ジメチル
アセトアミド200 mlに溶解し、窒素雰囲気下に於
いて室温に於いて3.3’。
4.4′−ベンゾフェノンテトラカルボ/酸二無水物8
i2.2g(0,1モル)を加え、窒素雰囲気下で約2
2時間攪拌を行々つた。こうして得られたポリアミド酸
溶液を実施例8と同様な方法(最終乾燥温度250°0
)でポリイミドフィルムを作製した。このポリイミドフ
ィルムの厚さは25μであり、残存溶剤は0.2%であ
った。このフィルムを電解銅箔(85μ)とユーピレツ
クスSフイルム(25μ)との間に挿入して積層し、バ
キュームプレスを使い、窒素にて280°0.20に#
/a11で30分間成形を行なつ九。室温に冷却後°ユ
ービレツクスSフィルムを積層シートから剥し、接着層
を使用しない片面鋼張フレキシブルプリント回路基板を
得た。この基板の特性は表−1の通りであった。
実施例5 攪拌器、還流冷却器及び窒素導入管を備えた容器で1.
3ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン29.2g(
0,1モル)をN、N−ジメチルアセトアミド200 
mlに溶解し、窒素雰囲気下に於いて室温で8 、8’
、 4.4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸二無水
物82.2g(0,1モル)を加え、窒素雰囲気下で約
20時間攪拌を行なった。
こうして得られたポリアミド酸溶液の対数粘度は1、7
2 az/gであった。このポリアミド酸溶液をN、N
−ジメチルアセトアミドで14俤迄希釈し、粘度を31
.000CP8に調節した。この溶液を平滑なガラス板
上にドクターブレードを用いて均一にコートした。この
コートしたガラス板を185°Cで1時間加熱し、ポリ
アミド酸のフィルムを得た。このフィルムをガラス板か
ら剥し、ピンテンターに設置し再加熱を行なった。その
時の加熱は100 ’Oから240゛○迄90分かけ徐
々に行々つた。その後2200で1時間保った後、室温
迄冷却しポリイミドフィルムを得た。膜厚は25μであ
り、残存溶剤量は検出されなかった。このポリイミドフ
ィルムを電解鋼箔(85μ)とアルミニウム箔(50μ
)の間に挿入して積層し、熱圧プレスにて280°○、
40に#、/!80分間成形を行い、アルミニウム箔を
寸法安定性を改良するための裏打材とした、片面銅張フ
レキシブルプリント回路基板を得た。この基板の特性は
表−1の通りであつ之。
比較例1 攪拌器、還流冷却器及び窒素導入管を備えた容器で4.
47−ジアミツジフエニルエーテル20.0g(0,1
モル)をN、N−ジメチルアセトアミド200 mlに
溶解し、窒素雰囲気下に於いて、5○でピロメリット酸
二無水物21.8g(0,1モル)を加え約2時間攪拌
した後、室温に戻し更に約20時間攪拌を行なった。こ
うして得られたポリアミド酸溶液の対数粘度は1.64
//gであった。このポリアミド酸溶液をN、N−ジメ
チルアセトアミドで15係迄希釈し、粘度を28,0O
OCP8に調節した。この溶液を228gとり、実施例
−5で得た希釈溶液88gと窒素雰囲気下で良く混合し
、m−ジアミン:p−ジアミン=0.2:0.8(当量
比)のポリアミド酸溶液を得た。この溶液を実施例1と
同様の方法(最終乾燥温度280 O)でポリイミドフ
ィルムを作製した。このポリイミドフィルムの膜厚は2
5μであり、残存溶剤量は0.1係であった。このフィ
ルムを使い実施例2と同一方法で片面鋼張フレキシブル
プリント回路基板を得た。この基板の特性は表−1の通
りであった。
比較例−2 実施例2に於いて、バキュームプレスの代りに通常の熱
圧プレスヲ用い、280“0,40ゆ/dで40分間成
形を行々つた。室温に冷却後、ユービレツクスSフィル
ムを積層シートから剥し、接着層を使用しない片面鋼張
フレキシブルプリント回路基板を得た。この基板の特性
は表−1の通りであった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、上記実施例の説明のように、接着能力
を有する絶縁性に優れたポリイミドフィルムを用いるこ
とにより、ポリイミドフィルムを直接、金属箔に積層す
ることが可能になり、耐熱性、電気特性および接着性、
可撓性等の機械特性並びに寸法安定性の全てに良好な片
面及び両面金属箔張りポリイミドフレキシブルプリント
回路基板の製造が可能になった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、対称型芳香族メタ置換第一級アミンを当量での割合
    で100〜20%含む対称型芳香族第一級アミン群と芳
    香族テトラカルボン酸無水物とを反応させ、生成したポ
    リイミドフイルムを金属箔と熱硬化性ポリイミドフイル
    ムとを積層するための接着剤として用いることを特徴と
    するフレキシブルプリント回路基板の製造法。 2、生成したポリイミドフイルムとは接着性のないフィ
    ルムと金属箔との間に、生成したポリイミドフィルムを
    挿入して積層し、加圧、加熱下に、生成したポリイミド
    フィルムを金属箔に直接積層する特許請求の範囲第1項
    に記載の方法。 3、生成したポリイミドフィルムを金属箔と金属箔との
    積層用接着剤兼絶縁層として用いる特許請求の範囲第1
    項に記載の方法。 4、生成したポリイミドフィルムを銅箔と金属箔との積
    層用接着兼絶縁層として用いる特許請求の範囲第1項に
    記載の方法。 5、積層工程を不活性ガス中で加熱、加圧して行なう特
    許請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の方法。
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