JPS6210467A - 内燃機関用の燃料噴射ポンプ - Google Patents

内燃機関用の燃料噴射ポンプ

Info

Publication number
JPS6210467A
JPS6210467A JP61158108A JP15810886A JPS6210467A JP S6210467 A JPS6210467 A JP S6210467A JP 61158108 A JP61158108 A JP 61158108A JP 15810886 A JP15810886 A JP 15810886A JP S6210467 A JPS6210467 A JP S6210467A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
stroke
fuel injection
pump piston
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61158108A
Other languages
English (en)
Inventor
ゲラルト・ヘーフアー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Robert Bosch GmbH filed Critical Robert Bosch GmbH
Publication of JPS6210467A publication Critical patent/JPS6210467A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M45/00Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship
    • F02M45/12Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship providing a continuous cyclic delivery with variable pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M41/00Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor
    • F02M41/08Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined
    • F02M41/10Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor
    • F02M41/12Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor the pistons rotating to act as the distributor
    • F02M41/123Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor the pistons rotating to act as the distributor characterised by means for varying fuel delivery or injection timing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M41/00Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor
    • F02M41/08Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined
    • F02M41/10Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor
    • F02M41/12Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor the pistons rotating to act as the distributor
    • F02M41/123Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor the pistons rotating to act as the distributor characterised by means for varying fuel delivery or injection timing
    • F02M41/125Variably-timed valves controlling fuel passages
    • F02M41/126Variably-timed valves controlling fuel passages valves being mechanically or electrically adjustable sleeves slidably mounted on rotary piston

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 逃し導管(33)の流出部(C)がポンプピストン運動
によってポンプピストン搬送行程経過の調節可能な行程
点で負荷および/または回転数に関連して調整器によっ
て案内される制御縁(25’)を通過する際に、制御縁
(251)の部分負荷位置において決められた搬送行程
(tlvx )又は最大の2ンプピストン行程(hFE
)の程度の差こそあれ終了前に閉じられるようになって
いて、更に調節された最大のポンプピストン搬送行程(
hFE )がポンプピストンの決められた第1の行程(
hvx )と同じ大きさか又はそれよりも大きくされて
いることを特徴とする、内燃機関用の燃料噴射ポンプ。
15、第2の逃し導管(33)の流出部(C1)を制御
する制御縁(25’)がポンプ作業室(5)に直接接続
される第1の逃し導管(15)の流出部(Dl)を制御
する第1の制御縁(251)に対して同期的に開放もし
くは閉じられるようになっていて、更に、ポンプピスト
ン搬送行程中第2の逃し導管(33)の流出部(C1)
の閉鎖が、第1の逃し導管(15)の流出部(Dl)が
閉鎖制御されるポンプピストン搬送行程経過の調節可能
な点の後で決められた一定の部分行程(hx)を行なう
ようになっている特許請求の範囲第14項記載の燃料噴
射ポンプ。
16、第2の逃し導管(33)の流入部(A)とポンプ
作業室に直接接続されている逃し導管の流出部(B)と
がポンプピストン搬送行程開始後の第1の部分行程(t
lv)後始めて接続されるようになっている特許請求の
範囲第1牛項又は第15項記載の燃料噴射ポンプ。
7、第2の逃し導管(33)の流入部(A)と?ンゾピ
ストン作業室に直接接続される逃し導管(15)の流出
部(B)とがポンプピストン搬送行程開始後の第1の部
分行程(hV)後始めて接続されるようになっていてか
つ第2の逃し導管(33)の流出部(C’)がこの流出
部を制御する制御縁(25’)の全負荷位置で、部分行
程(hv)を越える前に、すでに閉じられている特許請
求の範囲第14項又は第15項記載の燃料噴射ポンプ。
、8.第2の逃し導管(33)の流出部(C1)を介し
た燃料流過が絞り(34)によって制限されている特許
請求の範囲第14項から第17項までのいずれか1項記
載の燃料噴射ポンプ。
:9.ポンプ作業室(5′)に第3の逃し導管(15,
63)が常時接続されていて、該逃し導管の流出部(F
)がポンプピストンの周面に設けられていてかつポンプ
ピストン上で軸方向に移動可能なスライダ(49)によ
ってポンプピストン運動中に開放もしくは閉鎖されひい
ては有効なポンプピストン搬送行程の最大の大きさを変
えるようになっている特許請求の範囲第14項から第1
8項までのいずれか1項記載の燃料噴射ポンプ。
20、スライダ(49)が運転パラメータに関連して移
動可能である特許請求の範囲第19項記載の燃料噴射ポ
ンプ。
21、第3の逃し導管(63)の流出部(F)がスライ
ダ(49)によってポンプピストン搬送開始以降早い時
点に又は遅れた時点に閉じられるようになっている特許
請求の範囲第20項記載の燃料噴射ポンプ。
22、スライダ(49)が回転数に関連した圧力によっ
て戻しばね(54)の力に抗して調節可能なストン・ξ
(53)まで移動可能である特許請求の範囲第21項記
載の燃料噴射ポンプ。
23、燃料噴射ポンプの始動回転数のばあい出発位置で
スライダ(49)が流出部(F)を閉鎖状態で維持する
特許請求の範囲第20項から第22項までのいずれか1
項記載の燃料噴射ポンプ。
24、スライダ(49)が流出部(F)をポンプピスト
ン(104)の行程終りまで閉鎖状態で維持する特許請
求の範囲第20項から第22項までのいずれか1項記載
の燃料噴射ポンプ。
3、明の詳細な説明 する。
従来の技術 ドイソ連邦共和国特許出願公開第2353737号明細
書から公知のこのような燃料噴射ポンプのばあいには最
終回転数に達したばあいに全負荷運転からの噴射量抑制
制御開始点において回転数に関する噴射量の特性曲線内
で正確な屈曲点が得られず、むしろ、最大回転数のばあ
い全負荷特性曲線の直線的な継続によって生ぜしめられ
ろ理論的な最高負荷点ひいては燃料噴射ポンプによって
補給される内燃機関の最大出力が得られないように,特
性曲線の程度の差こそあれ著しい湾曲が生ずる。この特
性曲線の湾曲の原因は、回転数発生器によって生ぜしめ
られる力と調整ばねの力とがノランスする瞬間に調整機
構が揺動するということにある。このことは噴射量抑制
制御過程が開始されろ直前に生ずる。この場合前取って
全負荷ストン・ξに当接する、戻しばねによって負荷さ
れた調整し,S−は、零燃料噴射量方向で調量部材を調
節するだめに全負荷ストン・ξから持上げられる。この
ことは調整機構の揺動によって早期に行なわれかつ理論
上の最高負荷点で始めて行なわれない。
本発明の第1番目の構成では、シリンダ内で往復動駆動
されろポンプピストンを有し、このポンプピストンがシ
゛リ/ダ内で、ポンプピストン搬送行程中内燃機関の燃
料噴射個所に接続されるポンプ作業室を制限していて、
このポンプ作業室が常時域1の逃し導管に接続されてい
て、この逃し導管の流出部が負荷および(または)回転
数に関連して調整器によって案内された第1の制御縁を
介してポンプピストン搬送行程経過の調節可能な点で開
放もしくは閉鎖制御されるようになっている、内燃機関
用の燃料噴射ポンプにおいて、前記ポンプピストンに、
ポンプ作業室に常時接続される逃し開口が設けられてい
て、この逃し開口が調節された最大のポンプピストン搬
送行程に達したばあいにシリンダから分岐した逃し通路
に接続されかつ全負荷運転のばあい案内された制御縁が
ポンプピストンの搬送作用を有する行程位置を越えた位
置にもたらされるようになっている。
本発明の第2番目の構成では、シリンダ内で更に往復動
駆動されるポンプピストンを有し、このポンプピストン
がシリンダ内で、ポンプピストン行程中内燃機関の燃料
噴射個所に接続されるポンプ作業室を形成していて、こ
のポンプ作業室がポンプピストンに設けられた逃し開口
に常時接続されていて、この逃し開口が調節された最大
のポンプピストン搬送行程に達しだばあいにシリンダか
ら分岐した逃し通路に接続されるようになっている。内
燃機関用の燃料噴射ポンプにおいて、ポンプピストン内
に逃し側に対する流出部および流入部を備えた第2の逃
し導管が配置されていて、この際ポンプピストンの行程
開始以降の決められた第1の搬送行程以降、第2の逃し
導管の流入部とポンプ作業室に直接接続される逃し導管
の流出部との間の接続が遮断されるようになっていてか
つ第2の逃し導管の流出部がポンプピストン運動によっ
てポンプピストン搬送行程経過の調節可能な行程点で負
荷および/または回転数に関連して調整器によって案内
される制御縁を通過する際に、制御縁の部分負荷位置の
ばあい決められた搬送行程又は最大のポンプピストン搬
送行程の程度の差こそあれ終了前に又は制御縁の全負荷
位置のばあい決められた搬送行程又は最大のポンプピス
トン搬送行程の終りで開放されるようになっていて、更
に、調節された最大のポンプピストン搬送行程がポンプ
ピストンの第1の決められた搬送行程と同じ大きさか又
はそれよりも大きくされている。
更に本発明の第3番目の発明では、シリンダ内で往復動
駆動されるポンプピストンを有し、このポンプピストン
が7リング内で、ポンプピストン搬送行程中内燃機関の
燃料噴射個所に接続されるポンプ作業室を制限していて
、このポンプ作業室がポンプピストンに設けられた逃し
開口に常時接続されていて、この逃し開口が調節された
最大のポンプピストン搬送行程に達しだばあいにシリン
ダから分岐した逃し通路に接続されるようになっている
。内燃機関用の燃料噴射ポンプにおいて、ポンプピスト
ン内に、逃し側に対する流出部と流入部とを備えた第2
の逃し導管が配置されていて、この際ポンプピストンの
行程開始以降の決められた第1の搬送行程以降筒2の逃
し導管の流入部とポンプ作業室に直接接続される逃し導
管の流出部との間の接続が遮断されるようになっていて
かつ第2の逃し導管の流出部がポンプピストン運動によ
ってポンプピストン搬送行程経過の調節可能な行程点で
負荷および/または回転数に関連して調整器によって案
内されろ制御縁を通過する際に、制御縁の部分負荷位置
において決められた搬送行程又は最大のポンプピストン
行程の程度の差こそあれ終了前に閉じられるようになっ
ていて、更に調節された最大のポンプピストン搬送行程
がポンプピストンの決められた第1の行程と同じ大きさ
か又はそれよりも大きくされている。
第1番目の発明の燃料噴射ポンプでは、全負荷燃料噴射
量は負荷および/または回転数に関連して調整機構によ
って案内される制御縁によって規定されるのではなく、
逃し導管だ対する逃し開口の配置関係によって規定され
、これによって最大のポンプピストン行程が決められる
従って公知の燃料噴射ポンプに適用される全負荷噴射量
抑制制御開始点は本発明では実際の全負荷点として逃し
開口の位置によって規定されている点板上にずらされる
。これによって噴射量抑制側開始点における不安定さが
調量に不都合な作用を及ぼすことが回避される。これに
対して部分負荷範囲では依然として燃料量は負荷および
/または回転数に関連した制御縁の調節によって制御さ
れる。
第1番目の発明によって特に第2番目の発明の構成と関
連してスムーズ回転機構を実現することができ、このば
あい特に有利には極めて簡単な手段で燃料噴射ポンプの
最大の運転範囲を提供でき、このばあい燃料噴射ポンプ
駆動軸の回転角当りの全負荷燃料噴射率に比して減少し
た燃料噴射率を得ることができる。このばあい全負荷運
転時に噴射時間が不都合に延長されることはない。でき
るだけ長いポンプピストン搬送行程に亘って部分負荷運
転範囲で燃料噴射率が減少されることによって、すでに
別の解決策によって周知のように燃焼騒音が所望のよう
に減少される。
更にドイツ連邦共和国特許出願公開第2353737号
明細書によって、本発明の第2番目の発明の構成の一部
で記述されているような措置によってスムーズ回転機構
を実現できる燃料噴射ポンプは公知である。前記措置に
よってポンプピストン搬送行程中に第2の逃し導管を介
して、ポンプピストンによって搬送される燃料量の一部
が流出され、これによって噴射率が減少せしめられかつ
燃料量調整器によって調整されたポンプピストン行程当
りの燃料噴射量において噴射時間が延長せしめられる。
このことは、第1および第2の逃し導管が互いに接続さ
れている限りかつ第2の逃し導管の流出部が開放されて
いる限り行なわれる。このばあい特許請求の範囲第5項
の実施態様によれば、第1の逃し導管の流出部は閉じら
れている。
公知の燃料噴射ポンプのばあい第2の逃し導管の流出部
Cの位置もしくは逃し導管の制御点は第2の逃し導管に
対する流入部Aとポンプ作業室に直接接続される逃し導
管(第1の逃し導管)の流出部Bとの間の接続制御時間
に対する関係において、負荷および/または回転数に関
連して調節可能な制御縁の全負荷調節で燃料噴射量率減
少のために燃料を最早筒2の逃し導管を介して流出させ
ず、むしろポンプピストンの完全な搬送率を作用させる
。ように設計されねばならない。燃料搬送の終りを第1
の逃し導管の流出部りを開放制御することにより生ぜし
めることによって、公知のばあい上側の部分負荷範囲ま
での中間の部分負荷範囲で完全な搬送又は噴射率を伴な
うポンプピストンの第1の部分行程後に、第2の逃し導
管を介して燃料の一部を流出させる、つまり減少した燃
料噴射率を生ぜしめる漏れ区間又は部分行程が生ずる。
最終的に完全な搬送率を伴なうポンプピストンの残余行
程が行なわれる。特に低負荷範囲における良好なスムー
ズ回転のためにできるだけ小さな搬送率もしくはできる
だけ長い噴射時間が所望される。このことは長い漏れ区
間によって得られる。しかしながら全負荷運転のばあい
に完全な搬送率を保証するという条件を維持して前記漏
れを拡大することは、公知のばあい著しく制限される。
このばあい特に、ポンプピストン有効行程は、別の問題
を生ぜしめることなしに、特に分配型噴射ポンプのばあ
い任意に拡大することができない。更に、正確な調量の
ためにポンプピストンと燃料噴射個所との間に位置する
燃料容積を予圧するためにポンプピストン行程の主要部
分を必要としかつ例えば環状スライダに配置されている
制御縁は全負荷運転までの燃料量調整を所要の精細さお
よび精度を以って実施できなければならない。
これに対して本発明の第1番目の発明の構成に関連した
第2番目の発明の構成によって、特に搬送作用を有する
ポンプピストン行程範囲において低負荷範囲のために公
知のものに比して著しく漏れ区間が拡大される。移動可
能な制御縁によって搬送終りを制御するのではなく、漏
れの開始のみを制御することによって、制御縁は有利に
は部分負荷範囲で負荷が増大したばあいに漏れ時間を減
少させてかつ全負荷運転で漏れを完全に遮断して配量す
るだめに役立つ。
従って公知のものに比して漏れ区間が著しく拡大され、
このばあい、公知のものにおいて行なわれているような
完全な搬送率を伴う残余行程は不必要である。
特許請求の範囲第5項の実施態様によって有利には、全
負荷調節において第1の逃し導管の流出部りを移動可能
な制御縁によって開放するために、ピストンが継続移動
しなければならない重なりSU に影響を及ぼすことが
できる。同時に重なりSUに相応する所定の部分行程h
xは設計に応じて場合によっては特に部分負荷範囲で漏
れ区間長さにかつ噴射の継続に作用を及ぼす。
本発明の構成の更に本発明の第3番目の発明によって、
搬送開始調整の作業原理に従って作業するが、その他の
点で搬送終り調整の作業原理に従って作業する第2番目
の発明による燃料噴射ポンプと同じ特徴および原理を適
用される燃料噴射ポンプが得られる。このばあい相応の
利点が得られる。同しこ、とは特許請求の範囲第5項の
実施態様で述べた利点を同じように有する特許請求の範
囲第15項の実施態様にも該当する。
特許請求の範囲第16項の実施態様によって最少の予圧
行程が得られ、この行程によってポンプ作業室と噴射開
口との間の容積が燃料噴射弁の開放圧力にもたらされる
。この利点は特許請求の範囲第17項の実施態様にも関
連している。
特許請求の範囲第6項の実施態様によっても有利には、
ポンプ作業室と噴射個所との間の無駄容積を予囁するこ
とができる前行程が得られる。前記前行程は全負荷範囲
に亘って一定の前行程Sv として作用する。
特許請求の範囲第8項並びに第19項の実施態様によっ
て有利には全負荷噴射量の適合が得られる。このばあい
特許請求の範囲第15項、第16雅および第17項の実
施態様に五ば、どんな手段によってスライダが移動させ
られるかに応じて、正又は負の方向での補償の他に過給
運転される内燃機関における全負荷噴射量の過給圧に関
連した適合が得られる。このばあい調節手段として有利
には公知の機械的、電気機械的、空気力式又は液力式の
手段が使用される。
実施例 燃料噴射ポンプのケーシング1内にはポンプケーシング
内に挿入されたシリンダブシュ3のシリンダ2内でポン
プピストン牛が配置されていて、このポンプピストン牛
は図示されていない手段によって往復運動させられると
同時に回転運動させられる。ポンプピストン牛は一方の
端面によってポンプ作業室5を制限していてかつ他端で
部分的にシリンダからポンプ吸込み室7内に突入してい
る。ポンプピストンのこの端部では矢印によって示され
ているような駆動が行なわれる。
ポンプ作業室5にはポンプピストンの周面内に配置され
た縦溝8と、シリンダブシュ3を介してケーシング1内
でのびる吸込み孔9とを介して、ポンプピストンが吸込
み行程を実施するかもしくは下死点を占めているばあい
、燃料が供給される。吸込み孔は他端でポンプ吸込み室
7に連通している。ポンプ吸込み室7は搬送ポンプ11
を介して燃料貯蔵タンク12から燃料を供給される。圧
力制御弁13によって吸込み室内の圧力が公知の形式で
、特に回転数に関連して制御されるので、圧力は制御目
的のためにも使用される。
ポンプ作業室5からポンプピストン内で縦通路15が出
発していて、この縦通路は袋孔として形成されていてか
つ以下において第1の逃し導管15と呼ぶ。逃し導管1
5からは半径方向の孔16が分岐していて、この孔16
はポンプピストン牛の周面内の分配開口17に導びかれ
ている。分配開口の作業範囲では半径方向平面内でシリ
ンダ2から搬送導管19が分岐していて、該搬送導管は
所属の内燃機関の燃料を供給されるシリンダの数に相応
してシリンダの周方向で分〜されて配置されている。シ
リンダの数に相応して回転毎にポンプピストンはポンプ
ピストン搬送行程および吸込み行程を行なう。搬送導管
19は、公知のように逆止弁又は圧力逃し弁として構成
されている弁21を介して燃料噴射ノズル20に導びか
れている。
第1の逃し導管の端部では第2の半径方向の孔22が分
岐していて、この孔はポンプ吸込み室7内に突入するポ
ンプピストン部分の範囲fポンプピストン周面内の流出
部りに連通している。前記範囲では前ンプピストン上に
環状スライダ24としての調量機構が配置されていて、
この調量機構はポンプピストン上で密に移動可能でかつ
上側の端面で制御縁25を形成していて、この制御縁2
5によって流出部りが制御される。環状スライダの軸方
向位置は公知のように調整レノ々−27によって規定さ
れ、この調整し・ぐ−はケーシングに固定された軸28
を中心として旋回可能でかつ球状ヘラr29を介して一
方のレノ々−アームの端部で環状スライダに連結されて
いる。調整器(図示せず)によって負荷および/または
回転数に関連して環状スライダの調節が行なわれる。こ
のばあい所望の多量の燃料噴射量のぼろい第1図の実施
例では環状スライダ24はポンプ作業室に近い上側の位
置を占めていて、この位置から環状スライダは負荷が減
少したばあい次第に下向きに調節される。
これによって、流出部りを効果的に制御するばあいに環
状スライダの制御縁25によって開放制御するために、
ポンプピストンもしくは流出部りが下死点から進まなけ
ればならない与えら ゛れた有効行程が変化する。
第1の逃し導管15からは第3の半径方向の孔31が分
岐していて、この孔はポンプピストンの周面に設けられ
た第2の流出部Bに、シリンダ2によって取り囲まれた
範囲で連通している。更にポンプピストン手内には第2
の逃し導管33が設けられていて、この逃し導管33は
常にシリンダ2内を占めるポンプピストフ周面の範囲で
流入部Aを有していてかつ環状スライダ24の作業範囲
で流出部Cを有している。この流出部Cは一定な値hX
だけポンプ作業室に向けて第1の逃し導管15の第1の
流出部りに対してずらされているので、ポンプピストン
行程中宮に第2の逃し導管の流出部Cは、第1の逃し導
管15の第1の流出部りが開放制御される前に、制御縁
25によってまず開放制御される。
このことは、環状スライダ24の端面の制限縁が制御縁
25として形成されているばろいに当て嵌る。しかしな
がら他面では前記値hXは、同じ半径方向の平面内で流
出部CおよびDから流出するばあい制御縁をずらすこと
によっても得“られる。環状スライダの端面の選ばれた
制御縁25の代りに制御縁は環状スライダ24内の内側
リング溝の制御縁であってもよい。このばあい内側リン
グ溝は環状スライダ内の単数又は複数の半径方向の孔を
介して吸込み室に接続されている。更に類似の形式で環
状スライダ内の吸込み室に通じる単数又は複数の半径方
向の孔と協働する別個の環状溝にそれぞれ流出部C2D
が連通ずるような変化形も可能である。
第2の逃し導管33の流入部Aおよび第1の逃し導管1
5の第2の流出部Bの行程範囲でシリンダ2の壁内に内
側リング溝37が配置されている。このばあい流入部A
および第2の流出部Bは、ポンプピストンのポンプ搬送
行程中に第2の逃し導管の流入部Aが常時環状溝37に
接続されているのに対して、値hVXの最も下側のポン
プピストン死点位置からのポンプピストン搬送行程後、
第1の逃し導管15の流出部日が環状溝37と重ならな
いように、互いに関係付けられている。このような配置
関係は同様の形式で逆の関係で行なうこともできる。更
にポンプ作業室に対する流出部日の接続を逃し導管15
とは別の導管を介して、例えば冒頭に述べたように、ポ
ンプケーシング内でのびる導管を介して行なうこともで
きる。このばあい第2の逃し導管の流入部Aはポンプピ
ストンに設けられた環状溝37に連通させる必要がある
第1の逃し導管15からは第牛の半径方向の孔38が分
岐していて、この孔はポンプピストンの周面内の環状溝
39にシリンダ2の範囲で開口している。環状溝はポン
プ作業室の逃し開口Eとして用いられ、環状溝は直接第
1の逃し導管15に接続される。逃し開口Eはポンプピ
ストン搬送開始以降値hFEのポンプピストン行程を進
んだ後で逃し導管として用いられるシリンダー2内での
びる吸込み孔9と接続可能である。
このポンプピストン行程以降ポンプピストンによって押
しのけられる全燃料は吸込み孔9を介してポンプ吸込み
室7に戻される。
燃料噴射ポンプの運転中にはポンプピストンは、吸込み
孔9と互いに接続可能な縦溝8の少なくとも1つとを介
して燃料をポンプ作業室5内にもたらす吸込み行程を行
なう。これに次いでポンプピストン行程を開始する際に
はポンプ作業室5は、ポンプ吸込み室7内でも生ずる低
い圧力レベルの燃料によって完全に充填される。
ポンプピストンの第1の搬送運動は、ポンプ作業室内の
燃料を燃料噴射圧力に相応する圧力にもたらすのに役立
つ。このばあい前記圧力は第1の逃し導管15と、第1
の半径方向の孔16と、搬送導管19の1つとを介して
案内され、該搬送導管19には分配開口17を介してポ
ンプ作業室が接続されている。このように燃料容積の予
圧のために2ンプピストンは行程hvを必要とする。こ
の行程に続いて更にポンプピストンによって搬送される
燃料量は噴射弁20のところで、第1の逃し導管15の
流出部りが制御縁25によって開放されるか又は逃し開
口Eが吸込み孔9と重なるまで、噴射される。このばあ
い第2の逃し導管およびその流出部と流入部とを有する
第1図の実施例並びに第1の逃し導管から分岐した半径
方向の孔31は考慮しない。
このばあい燃料噴射ポンプはスムーズ回転機構無しの従
来公知の燃料噴射ポンプのように作業する。環状スライ
ダ24の全負荷調節のばあいには前記燃料噴射ポンプ構
成において、第1の逃し導管の流出部りを前身って開放
することなしに、行程hFE後逃し開口Eは吸込み孔9
と重なる。
第2図の線図では前記実施例の作用形式が示されている
。第2図では回転数nに関する特性曲線Qが示されてい
る。つまシ逃し開口Eなしの公知の分配型噴射ポンプの
ばらいに生ずるような全負荷特性曲線41と逃し開口E
を有する燃料噴射ポンプの本発明の実施例による全負荷
特性曲線42とを示している。公知のケースでは全負荷
特性曲線41は噴射量抑制制御フランク43の範囲に、
結果的に円形部45もしくは湾曲部を生ぜしめる振動形
状の不安定部44を有している。全負荷特性曲線41の
延長部と噴射量抑制制御フランク43の延長部とから得
られる高出力点r’Jmaxは公知のばあい調整器の冒
頭に述べた作業形式に基づき得ることができない。逃し
開口Eを有する第1図の本発明の構成によって、全負荷
特性曲線41の下側で十分な間隔sjiをおいて位置す
る全負荷特性曲線42が得られる。このばあいこれにも
かかわらず燃料噴射ポンプを適当に設計すればI’Jm
axで所要の燃料噴射量を与えることができる。しかも
このばあい、スライダの噴射量抑制制御変動が前記運転
点で燃料配量に不都合な作用を及ぼすことが回避される
。全負荷位置では環状スライダ2Φは全負荷特性曲線4
1および42の間の行程間隔に申し分なく重なる。この
ようにして所属の内燃機関は、構造上予じめ与えられた
出力の損失をもたらすことなしに、最終回転数で最大負
荷まで申し分なく運転される。
同じ有利な挙動は同様に、第1図によるスムーズ回転機
構を有する燃料噴射ポンプのばあいにも得られる。この
ばあい全負荷搬送路りを規定する逃し開口Eと関連して
、スムーズ回転効果をもたらす漏れ区間を公知の燃料噴
射ポンプに較べて拡大できるという別の利点が得られる
第3図でも線図が図示されていて、この線図では種々の
負荷点に関してポンプピストン行程および制御作用を有
する制御縁を有する環状スライダ24の行程を示してい
る。まずポンプピストンの行程開始以降水平な軸平行な
特性曲線hVが示されていて、この特性曲線はすでに述
べたように、ポンプ作業室およびこれに接続された搬送
導管における燃料の予圧のだめの行程を示している。更
に横軸に対して平行に行程hFEを示す特性曲線が付さ
れていて、この行程hFE以降ポンプ作業室は逃し開口
Eを介してポンプ吸込み室7に接続される。従ってこの
特性曲線は絶対の搬送路りFEを成す。無負荷運転LL
と全負荷VLとの間のスライダ調節に相応する斜線とし
て、環状スライダ24の制御縁25に対する流出部Cの
関連性を示す特性曲線Cが付されている。流出部Cを開
放制御するまでのポンプピストンの行程はスライダ調節
距離SXに相応していて、このスライダ調節距離はポン
プピストンの上死点に環状スライダが次第に接近するに
つれてもしくは負荷が増大するにつれて増大する。特性
曲線C以降筒2の逃し導管33はポンプ吸込み室7に接
続され、このばあい同時に環状溝37を介して流出部B
もしくは第1の逃し導管15に対する接続も生ぜしめら
れる。この流路を介して行程hVX中燃料はポンプ作業
室からポンプ吸込み室7内に達し、このばあいこのよう
に・々イ・ξス内で流れる燃料量は流出部Cに前置され
た絞り34を介して制御される。流出部Cを開放した後
でポンプピストンは、ポンプ作業室内で高圧が形成され
ずしかも燃料噴射が終了させられるように吸込み孔9に
対して逃し開口Eが接続されることによってポンプ作業
室の圧力が完全に逃されるまで、絞られた量でポンプ吸
込み室7内にかつ高圧下で瞬間的に制御される搬送導管
19内に燃料を搬送する。燃料噴射ポンプの設計に応じ
て流出部りが設けられかつ流出部Cと流出部りとの開放
制御点の間隔に応じて、逃し開口Eと吸込み孔9とを接
続する前に低負荷範囲でポンプ搬送をすでに早期に終了
させることができる。ポンプ作業室に向けてますますス
ライダが調節移動されることによって、逃し開口Eが搬
送路りを制御する部材としてのみ作用するまで、逃し時
点の移動が減少される。環状スライダが更に上方に移動
させられる程、流出部Cの開放制御点と搬送路りとの間
の有効な漏れ区間が減少しかつ漏れを生ぜしめない燃料
搬送部分が大きくなる。このばあい環状スライダ調節範
囲は、全負荷運転の際に漏れ区間hLが零になるように
、関連付けられている。このばあい環状溝37と流出部
日との重なり量hvxは、行程hFEに相応するか又は
いくらが大きいように設計されている。環状溝37と流
出部Bとが重なっている限りにのみ、・ζイ・ξス内の
燃料はポンプ吸込み室7に向けて漏らされる。重なり量
hVXが行程hFEよりも小さいと、この漏れは早期に
終了しかつ行程hFEによってもたらされる全負荷量が
早期に噴射される。
これによって漏れ範囲も制限される。重なり量hVXが
行程hFEよりもわずかばかり大きいばあいには、全負
荷噴射量を逃し開口Eのみが規定し、このばあい全負荷
点は制御特性曲線Eと制御特性曲線Cとの交差点にある
。流出部りを開放するためには重なりに相応して別の行
程sLrが必要である。必要であれば第2の逃し導管の
流出部りを設けないこともできる。
つまり上記実施例によって、環状スライダの調節移動に
よってかつこれと共に行なわれる完全な燃料搬送区分と
漏れ量を有する燃料搬送区分との分配によって部分負荷
範囲が制御される。
全負荷運転点では、流出部Cが確実に閉じられていれば
よいので、このばあいポンプピストンによって押のけら
れる燃料は本来の燃料搬送率で噴射される。更に前記形
式で比較的大きな漏れ区間が特に低負荷範囲で得られ、
この漏れ区間は公知の解決策に較べて著しく犬きく形成
することができる。比較するために第3a図では、逃し
開口E無しの燃料噴射ポンプによって得られる噴射率分
配が示されている。
第4図による第2実施例では第1図の実施例のばあいの
ように基本的に同じ構造形式の分配型燃料噴射ポンプが
示されているが、本実施例では環状スライダの制御は第
1図による実施例のばあいとは逆方向で調整器によって
行なわれかつ燃料噴射ポンプは搬送開始調整原理に従っ
て作業する。相応の構成部材は同じ符号を備えていて、
詳細に説明するだめに前述の実施例を参照する。第1図
による実施例とは異ってこの実施例では第2の逃し導管
33の流出部CIは、I?ポンプピストン下死点に向け
て第1の逃し導管15の流出部01よりもずらされてい
る。このばあい前述の実施例のばあいのように両流高開
口間の行程間隔はhXである。本実施例では制御縁25
Iとして、ポンプピストンの下死点に面した端面25■
の制御縁が作用する。第4図の実施例では環状スライダ
24は、最大の燃料噴射量に相応する最下部位置にある
。環状スライダがポンプピストンの上死点に向けて著し
く移動させられたと仮定すれば、当初流出部CI、DI
が開放されている状態でポンプピストン移動中に流出部
□Iが制御縁251によって閉じられかつ引続く行程h
XX後流郡部Iが閉じられる。
更に第1の逃し導管15の流出部Bは、行程hv後初め
て環状溝37と重なるように設計されている。この時点
では第2の逃し導管33の流出部Aは依然として環状溝
37と重っている。
第2の逃し導管33の流出部Aが閉じられるまでのポン
プピストンが行なう全行程は行程hVXでありかつ第1
図の実施例の行程hVXに相応している。このばあい行
程hVXは行程hvよシも大きい。
第1図の実施例のばあいのように第4図による実施例の
ばあいにも行程hFEが設けられていて、この行程以降
環状溝39としての逃し開口Eは吸込み孔9と接続され
る。このばあい行程hFEは行程hVXより小さいか又
は少なくとも同じ大きさである。
第5図では第3図のダイヤグラムと同様に形成されてい
る本実施例の制御ダイヤグラムが図示されている。第5
図では軸平行な線Blとして行程hvがとられ、この行
程hv以降始めて漏れが生ずる。この行程は前述の実施
例のばあいのようにポンプ作業室内のかつこれに接続さ
れた搬送導管19の燃料容積の予圧のために用いられる
。これに次いで最も下側の負荷範囲から全負荷運転点V
Lの直前まで漏れ区間hLが接続される。何故ならばこ
の行程以降環状溝37を介した第2の逃し導管33に対
するポンプ作業室5間の接続が行なわれるからでろる。
第2の逃し導管33の流出部CIは前述の負荷範囲にお
いて行程hV後まだ制御縁25iによって閉じられない
行程hL後時特性曲線1が得られ、この行程以降流出部
CIが閉じられる。いずれにせよ流出部DIは値Siの
行程前にすでに閉じられている。つまり特性曲線CIの
後では行程単位当りポンプピストンによって搬送される
全搬送量が、吸込み孔9に対して逃し開口Eを開放する
まで、噴射される。このことは第5図では矢張り軸平行
な特性曲線Eとして図示されている。この特性曲線は横
軸から間隔hFEをおいてのびている。このhFEは行
程hvxと同じ大きさか又はこれよりも大きく、これは
第5図で鎖線Aによって示されている。遅くとも全負荷
点VLに達したばあいに流出部Bが環状溝37と重なっ
た際にすでに流出部CIが閉じられる。このばあい予圧
の行程hVには直ちに完全な噴射率を伴なうポンプピス
トンの搬送作用を有する行程が、全負荷搬送量に達しだ
ばあいに逃し開口Eが開かれるまで、接続される。この
ばあいにも行程hXの大きさもしくは流出部CIに対す
る流出部01の配置関係によって最大の漏れ区間の大き
さを変えることができる。つまり第1実施例のばあいの
ように減少した燃料噴射率を伴なう一定の大きさの予圧
行程後の部分負荷のばあいに行程hLに亘って噴射され
、このばあい噴射率には絞り34を寸法法めすることに
よっても影響を及ぼされる。
これに次いで負荷状態に応じて全負荷まで本来の高い噴
射率を伴なう噴射段階が接続される。
このばあいにも特に無負荷および低負荷範囲で噴射率の
減少した極めて大きな段階が維持される。このぼろい全
負荷運転のばあい漏れ区間hLは零になるので、このば
あい内燃機関の最大の出力供給は適当な燃料噴射によっ
て保証される。
このようにして冒頭に述べたように逃し開口の特別な作
用が得られる。第1の実施例のばあいのように絞り34
を使用することによって、回転数の増大に伴ってポンプ
ピストン行程当りの漏れ量がわずかになる。高回転数の
ばあい実際、Sイ・ξス内で第2の逃し導管33を介し
て流出する燃料量は零になっていくので、このばあい環
状スライダの位置はほぼ有効なポンゾビストン搬送行程
に相応している。
環状溝37に対する流出部Bの位置およびこれによって
生せしめられる行程hvに関して異なる、第4図で図示
された実施例は第1図による実施例のばあいにも適用で
きる。相応の適用においては第1図の実施例のばあいの
第2の逃し導管33の流入部Aの側で行程hvxが規定
されるのに対して、第3の半径方向の孔31の流出部B
は、ポンプピストンの行程hv後始めて流出部Bが環状
溝37と接続されるように、ポンプピストンの下死点に
向けてずらされる。これによって燃料噴射ポンプの全運
転範囲に亘って正確に規定された一定の高さの確実な前
行程が維持される。制御される横断面を拡大ししかもこ
のばあい絞り作用を避けるために基本的には流出部C,
D、BもしくはCI、DI並びに流入部Aを環状溝とし
て形成することができる。
第1図の実施例の別の変化実施例としての第6図では段
付けされたポンプピストン104が設けられていて、該
ポンプピストンは第1図実施例のポンプピストン生と同
じに構成されている(つまり流出部C,D、B、Eおよ
び流入部Aの制御形式が該当する)。第1図の実施例と
は異ってポンプピストン104は最上端部に段付はピス
トン部分として直径の減少したピストン47を有してい
て、該ピストンは端面48によってポンプ作業室5Iを
形成している。この?ノブ作業室は第6図では段付はピ
ストン部分4−7の周面にかぶせ嵌められる、軸方向の
貫通孔50を備えたスライダ49によって制限されてい
て、前記貫通孔内には段付はピストン部分が密に案内さ
れている。更に貫通孔内には他端からシール作用を有す
る栓体52が突入させられていて、この栓体とポンプピ
ストン104の端面48との間にポンプ作業室5Iが形
成されている。栓体はばね皿53と結合されていて、こ
のばね皿とスライダ49との間には圧縮ばね54が緊縮
されている。ばね皿53は同軸的にポンプケーシング内
にねじ込まれる調節ねじ55に支持されていて、この調
節ねじの調節によって、圧縮ばねを圧縮した状態でスラ
イダ49かばね皿に当接したばあいに、栓体がスライダ
49と共に移動させられる。
スライダ49はポンプピストン軸線に対して同軸的なシ
リンダ孔57内で移動可能でかつシール面56を介して
シリンダ孔57内部の圧力を逃された室58を圧力室6
0から仕切っている。この圧力室60は矢張シ孔61を
介して吸込み孔9もしくはポンプ吸込み室7に接続され
ていてかつこの接続によってポンプ吸込み室7内で生ず
る回転数に関連した圧力によって常時負荷されている。
この圧力によって、スライダは圧縮ばね54の力に抗し
て移動させられかつスライダの圧力室側の端面62によ
って形成された制御縁を調節する。前記制御縁は段付は
ピストン部分47を貫通する横孔63の流出部Fと協働
、シ、このばあい横孔63は第1の逃し導管15と交差
している。ポンプ作業室を充填するために第4図のばあ
いの溝8の代りに逃し導管15に連通ずる半径方向の孔
8Iを設けることができる。
この実施例によって内燃機関の始動時に噴射される余分
量を簡単な形式で準備することができる。内燃機関の始
動時もしくは回転数に関連して運転される燃料噴射ポン
プの中間始動時にはポンプ吸込み室内で当初極めてわず
かな燃料圧のみが生ずるので、スライダ49はポンプピ
ストンの下死点に向けて移動する。この位置ではポンプ
ピストン10壬の出発位置で横孔63によって形成され
た第3の逃し導管の流出部Fがスライダ49によって閉
じられる。回転数が増大するにつれて圧力室60内の圧
力が上昇し、これによってばね皿53に当接するまで、
スライダ49が移動させられる。この位置ではポンプピ
ストンの行程開始時に流出部Fが1ず開かれるがしかし
、行程hVs後閉じられる。これに次いで前述の実施例
において記述したように搬送過程が制御される。調節ね
じ55によって行程hVSを変えることができる。第8
図では1゛ンプピストンの***ダイヤグラムにおいて行
程hasは軸平行な特性曲線どして示されている。
第7図では更に変化実施例が示されていて、このばあい
燃料噴射ポンプの通常運転のだめの始動量前行程11y
sとは無関係に前行程hvが与えられていて、このばあ
い第牛図の実施例と同様に流出部Bはポンプピストンの
下死点に向けてずらされる。
段付はピストン部分47を備えたポンプピストン10牛
の、第6図で図示された実施例の代りにポンプビク、ト
ンを一貫して一様な直径を有するピストンとして構成す
ることもでき、これによって当然構造高さも相応に変る
。第6図による実施例では有利にはポンプピストンの制
御作用を有する部分の直径を拡大することができる。こ
れによって特にシリンダ数の多い内燃機関に燃料を供給
するばあいに制御横断面間のシール区間および分割およ
び制御精度に関して利点がもたらされる。更にスライダ
49の端面62に形成された制御縁の代りに圧力室60
に又は圧力を逃がされた室58に接続される制御量(コ
又は環状溝を設けしかも流出部Fを環状溝として形成す
ることもできる。これは等価の実施例である。
搬送開始調整の原理に従って作業する分配ポンプにおけ
る附加的な始動量を準備するために附加的なポンプ行程
hVSは、第9図で図示されているように吸込み室に関
連した圧力が第6図の室58に相応する室58’内に案
内されることによっても準備される。前記室581は圧
力室として形成されている。このばあいスライダ49■
の反対側で形成される室60I(第6図では圧力室60
)は、燃料貯蔵タンクに対して圧力を逃がされかつ圧縮
ばね54■を収容している。この圧縮ばねはスライダを
調節可能なストン・853■に保持するのに役立つ。こ
のストン・ξは同様に調節ねじ551によって移動させ
られるが、本実施例では最早ばね皿としては用いられな
い。スライダの別の出発位置は第6図による実施例のば
あいのように室60,601内への流入部でポンプピス
トンを取り囲むつば64によって形成される。
常に貫通孔5oの範囲に形成される第3の逃し導管63
の流出部Fは、スライダ49Iが第9図で図示された始
動位置を占めている限りは、全ポンプピストン行程に亘
って閉じられている。
このばあいポンプピストンは、ポンプピストン行程の値
hVsだけ拡大されている始動余分量を搬送する。しか
しながら圧力室58’内の上昇した吸込み圧力に基づい
てつば64までスライダが移動したばあいには、流出部
Fは残りのポンプピストン行程以降貫通孔50の内周面
に配置された環状溝66と重なる。この環状溝は半径方
向の孔67を介して圧力室58I又は圧力室60■に接
続されているので、ポンプピストンの残りの搬送行程の
ためにこの際搬送される燃料は逃し時間で流出しかつこ
れ以降高圧搬送が中断される。
更にスライダ49.49■によって回転数に関連した全
負荷噴射量補償が得られる。基本的には、スライダを吸
込み圧力とは別の手段によって操作することもできる。
このばあい電気機械的な調節機構を使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図は搬
送路り調整の燃料量制御原理に従って作業する燃料噴射
ポンプの第1実施例図、第2図は第1図の実施例の作用
形式のだめの回転数に関する負荷の線図、第3図は第1
図の実施例の作用形式のだめの負荷に関するスライダ行
程もしくはぎストン行程の制御線図、第3a図は公知の
スムーズ回転機構を有する燃料噴射ポンプにおける噴射
率分配形式を示した図、第4図は搬送開始調整の作業原
理に従って作業する分配型燃料噴射ポンプに基づく第2
実施例図、第5図は第4図による実施例のだめの負荷に
関するスライダ行程もしくはピストン行程の制御線図、
第6図は有効な搬送行程の制御を行なう第1図の変化形
の第3実施例図、第7図は一定の予圧縮容積を準備する
第6図の変化実施例図、第8図は回転角に関するポンプ
ピストン行程の線図、第9図は第6図の変化形の第5実
施例図でろ、る。 1・・・ケーシング、2・・・シリンダ、3・・・シリ
ンダブシュ、4.10生・・・ポンプピストン、5゜5
I・・・ポンプ作業室、7・・・ポンプ吸込み室、8・
・・縦溝、9・・・吸込み孔、11・・・搬送ポンプ、
12・・・燃料貯蔵タンク、13・・・圧力制御弁、1
5゜33・・・逃し導管、16・・・孔、17・・・分
配孔、19・・・搬送導管、2o・・・燃料噴射ノズル
、22゜31.38.8I・・・半径方向の孔、24・
・・環状スライダ、25,251・・・制御縁、27・
・・調整し・ぐ−、28・・・軸、29・・・球状ヘラ
)’、37,39゜66・・・環状溝、41.42・・
・全負荷特性曲線、43・・・噴射量抑制制御フランク
、44・・・不安定部、45・・・湾曲部、47・・・
段付はピストン部分、48.62・・・端面、49,4
9■・・・スライダ、50・・・貫通孔、52・・・栓
体、53・・・ばね皿、54・・・圧縮ばね、55・・
・調節ねじ、56・・・シール面、57・・・シリンダ
孔、58I、60,601・・・圧力室、61・・・孔
、63・・・横孔、64・・・つば。 2・・シリンダ           9・逃し通路(
吸込み通路)E・・・逃し開口 ■ FIG、5 FIG、ム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. シリンダ内で往復動駆動されるポンプピストン(
    4)を有し、このポンプピストンがシリンダ(2)内で
    、ポンプピストン搬送行程中内燃機関の燃料噴射個所に
    接続されるポンプ作業室(5)を制限していて、このポ
    ンプ作業室が常時第1の逃し導管(15)に接続されて
    いて、この逃し導管の流出部(D)が負荷およびまたは
    回転数に関連して調整 器によって案内された第1の制御縁(25)を介してポ
    ンプピストン搬送行程経過の調節可能な点で開放もしく
    は閉鎖制御されるようになっている、内燃機関用の燃料
    噴射ポンプにおいて、前記ポンプピストンに、ポンプ作
    業室(5)に常時接続される逃し開口(E)が設けられ
    ていて、この逃し開口が調節された最大のポンプピスト
    ン搬送行程(hFE)に達したばあいにシリンダから分
    岐した逃し通路(9)に接続されかつ全負荷運転のばあ
    い案内された制御縁(25)がポンプピストンの搬送作
    用を有する行程位置を越えた位置にもたらされるように
    なっていることを特徴とする、内燃機関用の燃料噴射ポ
    ンプ。 2. 逃し開口(E)がポンプピストンの周面に設けら
    れた外側環状溝(39)であって、この環状溝内に第1
    の逃し導管(15)から分岐した通路(38)が連通し
    ている特許請求の範囲第1項記載の燃料噴射ポンプ。 3. 逃し通路が燃料貯蔵部(7)からシリンダに導び
    かれた吸込み通路(9)によって形成されていて、この
    吸込み通路がポンプピストンの吸込み行程時に制御開口
    (8)を介してポンプ作業室(5)に接続されるように
    なっている特許請求の範囲第1項又は第2項記載の燃料
    噴射ポンプ。 4. シリンダ内で往復動駆動されるポンプピストン(
    4)を有し、このポンプピストンがシリンダ(2)内で
    、ポンプピストン搬送行程中内燃機関の燃料噴射個所に
    接続されるポンプ作業室(5)を制限していて、このポ
    ンプ作業室がポンプピストンに設けられた逃し開口(E
    )に常時接続されていて、この逃し開口が調節された最
    大のポンプピストン搬送行程(hFE)に達したばあい
    にシリンダから分岐した逃し通路(9)に接続されるよ
    うになつている、内燃機関用の燃料噴射ポンプにおいて
    、ポンプピストン(4)内に逃し側に対する流出部(C
    )および流入部(A)を備えた第2の逃し導管(33)
    が配置されていて、この際ポンプピストンの行程開始以
    降の決められた第1の搬送行程(hvx)以降、第2の
    逃し導管(33)の流入部(A)とポンプ作業室に直接
    接続される逃し導管の流出部(B)との間の接続が遮断
    されるようになつていて、かつ、第2の逃し導管(33
    )の流出部(C)がポンプピストン運動によつてポンプ
    ピストン販搬送行程経過の調節可能な行程点で負荷およ
    び/または回転数に関連して調整器によつて案内される
    制御縁(25)を通過する際に、制御縁の部分負荷位置
    のばあい決められた搬送行程(hvx)又は最大のポン
    プピストン搬送行程(hFE)の程度の差こそあれ終了
    前に又は制御縁の全負荷位置のばあい決められた搬送行
    程(hvx)又は最大のポンプピストン搬送行程(hF
    E)の終りで開放されるようになつていて、更に、調節
    された最大のポンプピストン搬送行程(hFE)がポン
    プピストンの第1の決められた搬送行程(hvx)と同
    じ大きさか又はそれよりも大きいことを特徴とする、内
    燃機関用の燃料噴射ポンプ。 5.第2の逃し導管(33)の流出部(C)を制御する
    制御縁がポンプ作業室に直接接続された第1の逃し導管
    (15)の流出部(D)を制御する第1の制御縁(25
    )に対して同期的に開放もしくは閉じられるようになつ
    ていて、かつ、ポンプピストン搬送行程中第2の逃し導
    管(33)の流出部(C)の開放が、第1の逃し導管(
    15)の流出部(D)が開放制御されるポンプピストン
    搬送行程経過の調節可能な点の前で決められた一定の部
    分行程(h_x)を行なうようになつている特許請求の
    範囲第4項記載の燃料噴射ポンプ。 6.第2の逃し導管(33)の流出部(C)を制御する
    制御縁(25)の低負荷位置でポンプピストン搬送開始
    後の第1の部分行程(h_v)後始めて流出部(C)が
    開放されるようになつていてかつ第2の逃し導管(33
    )の流入部(A)とポンプ作業室に直接接続される逃し
    導管(15)の流出部(B)とがポン プピストンの搬送行程開始と同時に接続されるようにな
    つている特許請求の範囲第4項又は第5項記載の燃料噴
    射ポンプ。 7.第2の逃し導管(33)の流出部(C)を介した燃
    料流過が絞り(34)によつて制限されている特許請求
    の範囲第4項から第6項までのいずれか1項記載の燃料
    噴射ポンプ。 8.ポンプ作業室(5)に第3の逃し導管(15,63
    )が常時接続されていて、該逃し導管の流出部(F)が
    ポンプピストンの周面に設けられていてかつポンプピス
    トン上で軸方向に移動可能なスライダ(49)によつて
    ポンプピストン運動中に開放もしくは閉鎖されひいては
    有効なポンプピストン搬送行程の最大の大きさを変える
    ようになつている特許請求の範囲第1項から第7項まで
    のいずれか1項記載の燃料噴射ポンプ。 9.スライダ(49)が運転パラメータに関連して移動
    可能である特許請求の範囲第8項記載の燃料噴射ポンプ
    。 10.第3の逃し導管(63)の流出部(F)がスライ
    ダ(49)によつてポンプピストン搬送開始以降早い時
    点に又は遅れた時点に閉じられるようになつている特許
    請求の範囲第9項記載の燃料噴射ポンプ。 11.スライダ(49)が回転数に関連した圧力によつ
    て戻しばね(54)の力に抗して調節可能なストツパ(
    53)まで移動可能である特許請求の範囲第10項記載
    の燃料噴射ポンプ。 12.燃料噴射ポンプの始動回転数のばあい出発位置で
    スライダ(49)が流出部(F)を閉鎖状態で維持する
    特許請求の範囲第9項から第11項までのいずれか1項
    記載の燃料噴射ポンプ。 13.スライダ(49)が流出部(F)をポンプピスト
    ン(104)の行程終りまで閉鎖状態で維持する特許請
    求の範囲第9項から第11項までのいずれか1項記載の
    燃料噴射ポンプ。 14.シリンダ(2)内で往復動駆動されるポンプピス
    トン(4)を有し、このポンプピストンがシリンダ内で
    、ポンプピストン搬送行程中内燃機関の燃料噴射個所に
    接続されるポンプ作業室を制限していて、このポンプ作
    業室がポンプピストンに設けられた逃し開口(E)に常
    時接続されていて、この逃し開口が調節された最大のポ
    ンプピストン搬送行程( h_F_E)に達したばあいにシリンダから分岐した逃
    し通路(9)に接続されるようになつている、内燃機関
    用の燃料噴射ポンプにおいて、ポンプピストン内に、逃
    し側に対する流出部(C)と流入部(A)とを備えた第
    2の逃し導管(33)が配置されていて、この際ポンプ
    ピストンの行程開始以降の決められた第1の搬送行程(
    h_v_x)以降、第2の逃し導管の流入部(A)とポ
    ンプ作業室に直接接続される逃し導管の流出部(B)と
    の間の接続が 遮断されるようになつていて、かつ、第2の逃し導管(
    33)の流出部(C^I)がポンプピストン運動によつ
    てポンプピストン搬送行程経過の調節可能な行程点で負
    荷および/または回転数に関連して調整器によつて案内
    される制御縁(25^I)を通過する際に、制御縁(2
    5^I)の部分負荷位置において決められた搬送行程(
    h_v_x)又は最大のポンプピストン行程(h_F_
    E)の程度の差こそあれ終了前に閉じられるようになつ
    ていて、更に調節された最大のポンプピストン搬送行程
    (h_F_E)がポンプピストンの決められた第1の行
    程(h_v_x)と同じ大きさか又はそれよりも大きく
    されていることを特徴とする、内燃機関用の燃料噴射ポ
    ンプ。 15.第2の逃し導管(33)の流出部(C^I)を制
    御する制御縁(25^I)がポンプ作業室(5)に直接
    接続される第1の逃し導管(15)の流出部(D^I)
    を制御する第1の制御縁(25^I)に対して同期的に
    開放もしくは閉じられるようになつていて、更に、ポン
    プピストン搬送行程中第2の逃し導管(33)の流出部
    (C^I)の閉鎖が、第1の逃し導管(15)の流出部
    (D^I)が閉鎖制御されるポンプピストン搬送行程経
    過の調節可能な点の後で決められた一定の部分行程(h
    _x)を行なうようになつている特許請求の範囲第14
    項記載の燃料噴射ポンプ。 16.第2の逃し導管(33)の流入部(A)とポンプ
    作業室に直接接続されている逃し導管の流出部(B)と
    がポンプピストン搬送行程開始後の第1の部分行程(h
    _v)後始めて接続されるようになつている特許請求の
    範囲第14項又は第15項記載の燃料噴射ポンプ。 17.第2の逃し導管(33)の流入部(A)とポンプ
    ピストン作業室に直接接続される逃し導管(15)の流
    出部(B)とがポンプピストン搬送行程開始後の第1の
    部分行程(h_v)後始めて接続されるようになつてい
    てかつ第2の逃し導管(33)の流出部(C^I)がこ
    の流出部を制御する制御縁(25^I)の全負荷位置で
    、部分行程(h_v)を越える前に、すでに閉じられて
    いる特許請求の範囲第14項又は第15項記載の燃料噴
    射ポンプ。 18.第2の逃し導管(33)の流出部(C^I)を介
    した燃料流過が絞り(34)によつて制限されている特
    許請求の範囲第14項から第17項までのいずれか1項
    記載の燃料噴射ポンプ。 19.ポンプ作業室(5^I)に第3の逃し導管(15
    ,63)が常時接続されていて、該逃し導管の流出部(
    F)がポンプピストンの周面に設けられていてかつポン
    プピストン上で軸方向に移動可能なスライダ(49)に
    よつてポンプピストン運動中に開放もしくは閉鎖されひ
    いては有効なポンプピストン搬送行程の最大の大きさを
    変えるようになつている特許請求の範囲第14項から第
    18項までのいずれか1項記載の燃料噴射ポンプ。 20.スライダ(49)が運転パラメータに関連して移
    動可能である特許請求の範囲第19項記載の燃料噴射ポ
    ンプ。 21.第3の逃し導管(63)の流出部(F)がスライ
    ダ(49)によつてポンプピストン搬送開始以降早い時
    点に又は遅れた時点に閉じられるようになつている特許
    請求の範囲第20項記載の燃料噴射ポンプ。 22.スライダ(49)が回転数に関連した圧力によつ
    て戻しばね(54)の力に抗して調節可能なストツパ(
    53)まで移動可能である特許請求の範囲第21頂記載
    の燃料噴射ポン23.燃料噴射ポンプの始動回転数のば
    あい出発位置でスライダ(49)が流出部(F)を閉鎖
    状態で維持する特許請求の範囲第20項から第22項ま
    でのいずれか1項記載の燃料噴射ポンプ。 24.スライダ(49)が流出部(F)をポンプピスト
    ン(104)の行程終りまで閉鎖状態で維持する特許請
    求の範囲第20項から第22項までのいずれか1項記載
    の燃料噴射ポンプ。
JP61158108A 1985-07-06 1986-07-07 内燃機関用の燃料噴射ポンプ Pending JPS6210467A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3524241.8 1985-07-06
DE19853524241 DE3524241A1 (de) 1985-07-06 1985-07-06 Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6210467A true JPS6210467A (ja) 1987-01-19

Family

ID=6275148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61158108A Pending JPS6210467A (ja) 1985-07-06 1986-07-07 内燃機関用の燃料噴射ポンプ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US4741314A (ja)
JP (1) JPS6210467A (ja)
KR (1) KR940001942B1 (ja)
DE (1) DE3524241A1 (ja)
FR (1) FR2584458B1 (ja)
GB (1) GB2178801B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3644583A1 (de) * 1986-12-27 1988-07-07 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen
DE4106813A1 (de) * 1991-03-04 1992-09-10 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen
JP3040560B2 (ja) 1991-10-29 2000-05-15 三菱重工業株式会社 静翼シュラウド一体型タービン
DE19713868A1 (de) * 1997-04-04 1998-10-08 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzpumpe für Brennkraftmaschinen
US5870996A (en) * 1998-04-10 1999-02-16 Alfred J. Buescher High-pressure dual-feed-rate injector pump with auxiliary spill port
US6009850A (en) * 1998-04-10 2000-01-04 Alfred J. Buescher High-pressure dual-feed-rate injector pump with grooved port-closing edge
US6360727B1 (en) 2000-03-14 2002-03-26 Alfred J. Buescher Reduce initial feed rate injector with fuel storage chamber
US6893562B2 (en) 2000-05-05 2005-05-17 Millipore Corporation Underdrain for filtration membrane
EP3599377B1 (de) * 2018-07-24 2020-11-04 Robatech AG Verfahren zum bestimmen eines mittels einer kolbenpumpe geförderten volumens sowie doppeltwirkende, pneumatisch antreibbare kolbenpumpe zur durchführung des verfahrens

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1109955B (de) * 1960-02-24 1961-06-29 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzpumpe an einer Brennkraftmaschine
DE2353737A1 (de) * 1973-10-26 1975-05-07 Bosch Gmbh Robert Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen
DE2644698C2 (de) * 1976-10-02 1987-05-14 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Kraftstoffeinspritzpumpe für eine Brennkraftmaschine
US4271808A (en) * 1978-01-20 1981-06-09 Diesel Kiki Co., Ltd. Fuel injection pump for internal combustion engines
DE3013087A1 (de) * 1980-04-03 1981-10-15 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Kraftstoffeinspritzpumpe fuer selbstzuendende brennkraftmaschinen
DE3018791A1 (de) * 1980-05-16 1981-11-26 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen
DE3342993A1 (de) * 1982-12-06 1984-06-07 Nissan Motor Co., Ltd., Yokohama, Kanagawa Steuereinrichtung fuer die treibstoffeinspritzmenge bei einem verbrennungsmotor
DE3424883A1 (de) * 1984-07-06 1986-02-06 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen

Also Published As

Publication number Publication date
FR2584458B1 (fr) 1992-11-13
GB2178801A (en) 1987-02-18
FR2584458A1 (fr) 1987-01-09
KR870001397A (ko) 1987-03-13
DE3524241A1 (de) 1987-01-08
GB2178801B (en) 1988-09-01
GB8616382D0 (en) 1986-08-13
US4741314A (en) 1988-05-03
KR940001942B1 (ko) 1994-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4463725A (en) Fuel injection device for internal combustion engines, in particular a pump/nozzle for diesel engines
US3942914A (en) Fuel injection pump
JPS6210467A (ja) 内燃機関用の燃料噴射ポンプ
JPS6259213B2 (ja)
US5273017A (en) Fuel injection pump for internal combustion engines
US4385610A (en) Fuel injection pump for combustion engines
US4100903A (en) Rotary distributor fuel injection pump
US5040511A (en) Fuel injection device for internal combustion engines, in particular unit fuel injector
JPS6043164A (ja) 分配型燃料噴射ポンプの噴射率制御装置
JPS60156968A (ja) 内燃機関用の燃料噴射ポンプ
JPH0440542B2 (ja)
US4763631A (en) Fuel injection pump for internal combustion engines
US3777731A (en) Fuel injection system in a distributor-type injection pump for internal combustion engine
JPS6212390B2 (ja)
US4652221A (en) Fuel injection pump for internal combustion engines
EP0717187B1 (en) Fuel injection pump with auxiliary control system
US4685870A (en) Fuel injection pump for internal combustion engines
US4461259A (en) Distributor type injection pump for feeding fuel to an internal combustion engine
US6152708A (en) Fuel injection pump for an internal combustion engine
US4793311A (en) Fuel injection pump with multi-state load/speed control system
JPS59200059A (ja) 燃料噴射ポンプの噴射率制御装置
JPH0561460B2 (ja)
US5394840A (en) Fuel supply system
JPS6088865A (ja) 内燃機関のための燃料噴射ポンプ
EP0441738B1 (en) High pressure fuel injection system