JPS62104557A - ジャム様食品の製造法 - Google Patents

ジャム様食品の製造法

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JPS62104557A
JPS62104557A JP60241370A JP24137085A JPS62104557A JP S62104557 A JPS62104557 A JP S62104557A JP 60241370 A JP60241370 A JP 60241370A JP 24137085 A JP24137085 A JP 24137085A JP S62104557 A JPS62104557 A JP S62104557A
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JP
Japan
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jam
food
water
mixed
sugar
Prior art date
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Application number
JP60241370A
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JPS646744B2 (ja
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Akiyoshi Yamane
山根 昭美
Takenori Kato
武憲 加藤
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HIYOUON KK
Original Assignee
HIYOUON KK
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Publication date
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  • Freezing, Cooling And Drying Of Foods (AREA)
  • Jellies, Jams, And Syrups (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ジャム様食品の製造法に関する。
〔従来技術〕
従来、果実を蒸煮し、または蒸煮せずして、加糖し、煮
沸濃縮処理する、高メトキシルペクチンの糖、酸、水系
によるゼリーからなる高糖濃度(45〜70%)ジャム
または必ずしも酸や糖を必要とせずカルシウム、マグネ
シウムなどの多価属イオンによりゲル化する低メキシル
ペクチン(LMペクチン)を使用した低カロリー食卓ス
プレッドもしくはカラギーナン、ローカストビーンガム
などの天然糊料を使用したゲル化食品は周知に属する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者等は、高糖濃度ジャム製造で行なわれている原
料果実を煮熟することなく、また、低メトキシルペクチ
ンを利用して低カロリーのジャム様食品を得ること及び
カラギーナン、ローカストビーンガムなどの天然糊料を
組合せてデサードゲル食品を得ることも従来周知であっ
たとしても、このようなゲル化食品製造に使用する原料
果実類の新鮮風味を長期間劣化させることなく保持でき
るようにすることについて研究した結果、本発明を達成
したのである。
本発明は、ジャム様食品の製造法において、出発原料で
ある果実薩菜類の新鮮さを長期に亘り保持することがで
きるばかりでなく風味を向上させ、かつ低糖度の冷温貯
蔵ジャム食品の製造法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
キサンタンガム、ローカストギンガムその他の水溶性ス
タビライザーから選ばれた1種または2種以上を組合せ
たものと糖類とを混合して、これを水に混和し、必要に
より加熱処理してから、これに果実・薩菜類の破砕物ま
たは濃縮汁液を均質に混合して、これを容器に入れ−1
〜−10℃の温度下に保持することを特徴とするジャム
様食品の製造法である。
本発明において、スタビライザーとは、低メトキシルペ
クチン(LMペクチン)、キサンタンガム、カラーギー
ナン(カッパー型、イオタ型、ラムダ型など)、グアー
ガム、ローカストギンガム、タマリンド種子多w類、タ
ラガム、ゼラチン、ファーセレランなどの増粘剤、安定
剤を意味し、これらから選ばれた1種または2種以上が
所望量組合されて、適宜量使用される。また糖類とは、
砂糖(シよ糖)、ブドウ糖、水あめその他の糖を意味し
、その濃度(添加量)は、得られる製品(ジャム様食品
)が−1〜−10℃の温度領域内で氷結しない程度量(
氷点降下剤としての効果を有するff1)であり、また
甘味を抑えるた均でもある。
さらに、必要により加熱処理するのは、熱可溶性のロー
カストビーンガム、タラガム、ゼラチンなどを使用する
場合には、70〜90℃程度の加熱を意味し、また殺菌
処理する場合には75℃程度の加熱を意味し、いづれに
しても溶解または殺菌する程度の加熱処理である。
また、スタビライザーは、これを水に入れるとママ粉に
なり易いために、糖類などの粉体と混和して水に分散溶
解するのが好ましく、また上記粉体混合物を全部一度に
水に投入すると溶解しにくいので、適宜分けて溶解する
のが好ましい。
貯蔵(保存)温度を−1〜−10℃となしたのは、上記
のように糖度と相まってジャム様食品を、長期間にわた
り風味の劣化を生じさせることなく貯蔵させるためであ
る。なお、上記のように0℃以下の低温度で未凍結状態
で保存するのが有効であるが、下限を一10℃となした
のは、−10℃を超える低温とすると、ジャム様食品を
凍結させることなく保存するためには相当量のW類を必
要とし、低カロリーの食品が得られないからである。
また、貯蔵期間は、製造直後のジャム様食品と−1〜−
10℃の冷温に保存(1力月)後のジャム様食品とを比
較すると、両者とも一般殺菌(公定法)300以下であ
り、大腸菌数(食品衛生検査指針■法)陰性であって同
じで、冷温貯蔵により、菌の増殖による腐敗は認められ
ず、またパネラ−12名による官能検査によると、冷温
保存(1力月)したものが風味良好であったので少くと
も1力月が好ましい。なお、保存する場合には、被蓋し
または被蓋しない容器に入れ、または缶詰もしくはビン
詰にして、−1〜−10℃の温度範囲(本発明では、こ
の温度範囲を氷温領域という)を制御できる冷温庫(氷
温庫)で貯蔵するのが好ましい。
出発原料の果実硫菜類の、破砕物とは剥皮され、または
剥皮されない果実または広葉の切片、磨砕吻または柑橘
類の果皮切片を意味し、濃縮汁液とは果実または広葉の
抽出液またはこん濁汁液もしくは清澄汁液などの濃縮液
、好ましくは冷凍濃縮液を意味する。
〔構成に伴う作用効果〕
ローカストビーンガム、キサンタンガムその他の植物性
または動物性のスタビライザーから選ばれた1種または
2種以上の使用、特に2種以上の組合せによる相乗効果
により離米性、ゲル化能、組織が改善され、かつ、超時
間高熱処理されてないので新鮮な果実硫菜類の破砕物ま
たは濃縮汁液を含有したゲル化食品が得られると共に、
該食品を一1℃〜−10℃の氷温領域内の温度で貯蔵す
るので、出発原料の風味を長期間劣化させることがない
ジャム様食品が得られるのである。
〔実施例〕
次に、本発明の実施態様を例示する。
実施例1 キサンタンガム4g10−カストビーンガム1g、ゼラ
チン2g、砂糖30 gを粉体混合し°ζ、これを水5
00gに分散混合してから加熱溶解し、温度が90℃程
度になったとき加熱を止めて、これに砂IJ l 70
 g 1マルト一ス200gを加え溶解させた後、これ
に115メロン冷凍濃縮果汁100gを均質に混和して
から容器に詰め一5℃の温度下で1力月間貯蔵した。
得られたジャム様食品は、良好なゲル化能を有し、新鮮
なメロン風味の劣化を生じてない食味良好なものであっ
た。
実施例2 カラギーナン3g、タラガム7g、グアーガム2gと砂
糖30gを粉体混合して、これを500gの水に混合し
、約80℃の温度まで加熱し溶解した後、加熱を止め、
これにブドー塘200g。
オリゴドース100gを加え溶解させてから、更に11
5パイン冷凍濃縮果汁100gを加え、均質に混和した
後、−7℃の温度下で20日間貯蔵した。
得られたジャム様食品は、新鮮なパイン風味を有し食感
良好なものであった。
実施例3 0一メトキシルベクチン3g1キサンタンガム3g、ゼ
ラチン5gとマルトース30gを粉体混合し、500g
の水に分散溶解させた後、更にマルトース420gを加
え75°Cまで加熱滅菌してから、115ストロベリー
冷凍濃縮果汁を加え混合し容器に充填して、ストロベリ
ージャム様食品1000gを得て、これを−8℃で1力
月間保持した。風味可食で食感も良好であった。
実施例4 砂F 105 g、低メトキシルペクチン9gを粉体混
合して、水396gに混和して、加熱滅菌して、75g
まで温度をあげた後、これに冷凍磨砕した新鮮なカポチ
ャ300gと粉末水あめ190gを混合して、これをビ
ン詰して一5℃の温度下で保存した。
得られたものは、新鮮なカポチャの風味を有するジャム
様食品であった。
〔発明の効果〕
本発明によれば、新鮮な果実蔬菜類の新鮮さを長期聞損
じることがないばかりでなく風味が向上され、しかも食
感も優れたテキスチャーをもち、かつ低カロリーのジャ
ム様食品が容易に製造することができるのである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. キサンタンガム、ローカストギンガムその他のスタビラ
    イザーから選ばれた1種または2種以上組合せたものと
    水と砂糖とを混和して、必要により加熱処理してから、
    これに果実蔬菜類の破砕物または濃縮汁液を混合して、
    これを−1〜−10℃の温度下に保持することを特徴と
    するジャム様食品の製造法。
JP60241370A 1985-10-30 1985-10-30 ジャム様食品の製造法 Granted JPS62104557A (ja)

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JP60241370A JPS62104557A (ja) 1985-10-30 1985-10-30 ジャム様食品の製造法

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Publication Number Publication Date
JPS62104557A true JPS62104557A (ja) 1987-05-15
JPS646744B2 JPS646744B2 (ja) 1989-02-06

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ID=17073275

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JP60241370A Granted JPS62104557A (ja) 1985-10-30 1985-10-30 ジャム様食品の製造法

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JP2006109739A (ja) * 2004-10-13 2006-04-27 Sanei Gen Ffi Inc 増粘剤組成物及びそれを用いた液状食品

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JPS5052259A (ja) * 1973-09-12 1975-05-09
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JPS646744B2 (ja) 1989-02-06

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