JPS62103366A - 鋼帯の冷却方法 - Google Patents

鋼帯の冷却方法

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Publication number
JPS62103366A
JPS62103366A JP24435185A JP24435185A JPS62103366A JP S62103366 A JPS62103366 A JP S62103366A JP 24435185 A JP24435185 A JP 24435185A JP 24435185 A JP24435185 A JP 24435185A JP S62103366 A JPS62103366 A JP S62103366A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel strip
cooling
roll
strip
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24435185A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kagechika
影近 博
Hiroshi Kibe
洋 木部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP24435185A priority Critical patent/JPS62103366A/ja
Publication of JPS62103366A publication Critical patent/JPS62103366A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、鋼帯をロールにより冷却する方法、とくに
鋼帯を真空中で連続的に表面処理する場合に、この鋼帯
を真空中でロールにより冷却する方法に関する。
(従来技術及びその問題点) 鋼帯を真空中で連続的に表面処理する場合、例えば鋼帯
表面に真空蒸着、イオンブレーティング、ス/?ツタリ
ングあるいはCVD等を施す場合、表面皮膜の形成に伴
って母材鋼帯の温度上昇が避けられない。この温度上昇
は、蒸着粒子の凝縮や凝固による潜熱、衝突による衝撃
熱、プラズマやるつぼの輻射熱等に起因しており、皮膜
の膜厚が厚くなるに従ってこの傾向が大きくなる。@帯
の温度が過変に上昇すると、蒸気圧の高い蒸着粒子が再
蒸発したり、皮膜と下地鋼板との間に好ましくない合金
化が生じたり、更には母材鋼帯の機械的特性が劣化する
などのおそれがある。従って細帯を真空中で連続的に表
面処理する場合、とくに鋼帯に厚い皮膜(例えば二層め
っき皮1g )を形成したり、Ii!A帝の両面に皮;
−を形成する場合、処理の途中で鋼帯を冷却する必要が
ある。
従来、鋼帯を真空中で連続的に真空蒸着処理して二層め
っき皮膜を形成する場合、例えば第4図に示す装置を用
いる。この装置は、入側差圧室1、蒸着処理室2、差圧
室3、冷却室4、差圧室5、蒸着処理室6及び出側差圧
室7を順に接続して構成され、蒸着処理室2,6を1O
−3Torr以下の圧力、冷却室4を10〜102To
rrの圧力とし、−力差圧室3.5の圧力を10  T
orrから10〜10 Torrあるいは10〜10 
 Torrから10  Torrへ段階的に変化させて
いる。セして鎖帯表面を蒸着処理室2内で蒸着処理した
後差圧室3から冷却室4に通し、ここでロール(図示せ
ず)により鋼帯を冷却し、しかる後差圧室5から蒸着処
理室6に導いてここで次の蒸着処理を行なっている。こ
こで冷却室4の雰囲気圧力を10〜10Torrと比較
的高い圧力とするのは、ロールと鋼帯との間に界在する
ガス層を介した熱伝導により鋼帯を冷却するためである
しかしこの冷却方法では、冷却室4の圧力を高くするた
め、冷却室4と蒸着処理室2,6との間にそれぞれ前記
差圧室3,5を配置しなければならず、処理装置が大型
化してしまう。
また冷却室4の圧力を蒸着処理室2,6と同じ10  
Torr以下とすると、冷却室4ではガス層による熱伝
導は期待できず、冷却性能が著しく低下してしまう。
(発明が解決しようとする問題点) この発明の目的とするところは、10  Torr以下
の雰囲気圧力でも鋼帯をロールを用いて有効に冷却しう
る方法を提供することにある。
またこの発明は、差圧室を必要とせず処理装置をコン・
セクトにすることができる冷却方法を提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段) この発明は、表面に輻射率を向上する処理を施したロー
ルに、真空中で鋼帯を通して、鋼帯からロールへの輻射
伝熱により鋼帯を冷却する鋼帯の冷却方法である。
ロールに施す表面処理としては、輻射率が高く、更に耐
摩耗性を有し、しかも鋼帯に傷を付けないようなロール
表面か得られる処理方法がよく、例えば黒色クロムメッ
キ、黒色ニッケルメッキなどが好適である。めっき処理
前に、ロール表面にサンドブラストをかけて表面に凹凸
を形成するようにしてもよい。また冷媒としては、低温
の水が安価で扱いやすく、望ましいが、輻射伝熱は高温
部と低温部の温度の巳久の差に比例するため、冷媒はよ
り低温の7レオンがスを使用した方が効果的である。
冷却処理する際の雰囲気圧力は、表面処理する際の雰囲
気圧力と同じ圧力、例えば10  Torrとすること
ができる。この理由は、鋼帯からロールへの輻射伝熱を
利用して鋼帯を冷却するため、ガス層が存在しなくても
冷却が可能なためである。
(発明の作用、効果) この発明によれば、ロール表面の輻射率を向上して鋼帯
からロールへの輻射伝熱により鋼帯を冷却しているので
、冷却室の雰囲気圧力を処理室の雰囲気圧力と同じとす
ることができ、この結果差圧室が不用となり、装置がコ
ンパクトになる。
(実施例) 以下この発明の実施例について説明する。
第1図はこの方法に使用する蒸着処理装置のブロック図
である。この装置は、入側差圧室1、蒸着処理室2、冷
却室4、蒸着処理室6及び出側差圧室7を順に接続して
おり、蒸着処理室2、冷却室4及び蒸着処理室6はいず
れもIQ  Torr以下の雰囲気圧力である。
冷却室4内には、第2図に示すように2個のがイドロー
ル11.11と複数個の冷却ロール12とを組合せて配
置されたロール冷却機構が設けられている。各冷却ロー
ル12は鋼製ロールの表面に黒色クロムめっきを施して
いる。また別の冷却ロールには、サンドブラスト処理で
ロール表面に凹凸を付けた後黒色クロムめっきを施して
いる。この表面処理を施した各ロールの輻射率を表1の
A 3 、A 4 Kそれぞれ示す。
また比較のためロール表面に処理をしないもの、ロール
表面に光沢クロムめっきを施したものの輻射率を表1の
A 1 、 A 2にそれぞれ併記する。
表   1 次に第2表の如く配置したロールに鋼帯13を巻き付け
てロールによる冷却効果を評価した。
表2に、冷却条件を示す。第3図に鋼帯の速度と鋼帯の
温度降下との関係を示す。
表   2 第3図から本発明によれば、10  Torr以下の雰
囲気圧力中で効果的に鋼帯をロールで冷却できることが
わかる。
【図面の簡単な説明】
第1図・は本発明方法で使用する鋼帯の冷却装置の一例
を示すブロック図である。第2図は鋼帯を冷却するため
のロールの配置を示す説明図、第3図はこの発明の実施
例の実験結果を比較例の実験結果とともに示す冷却特性
図、第4図は従来の鋼帯の冷却装置のプロ、り図である
。 1・・・入側差圧室、2,6・・・蒸着処理室、3゜5
・・・差圧室、イ・・・冷却室、7・・・出側差圧室、
11・・・ガイドロール、12・・・冷却ロール、13
・・・鋼帯。 出鹿人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第2図 第3図 (m/min)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に輻射率を向上する処理を施したロールに、
    真空中で鋼帯を通して、鋼帯からロールへの輻射伝熱に
    より鋼帯を冷却する鋼帯の冷却方法。
  2. (2)真空中で連続的に表面処理する鋼帯を冷却する特
    許請求の範囲第1項記載の鋼帯の冷却方法。
  3. (3)輻射率を向上する処理は、黒色クロムメッキであ
    る特許請求の範囲第1項記載の鋼帯の冷却方法。
  4. (4)輻射率を向上する処理は黒色ニッケルメッキであ
    る特許請求の範囲第1項記載の鋼帯の冷却方法。
JP24435185A 1985-10-31 1985-10-31 鋼帯の冷却方法 Pending JPS62103366A (ja)

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JPS62103366A true JPS62103366A (ja) 1987-05-13

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0715330A1 (en) * 1994-11-28 1996-06-05 Texas Instruments Incorporated Radiation cooling apparatus related to display devices
JP2020070467A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 Jfeスチール株式会社 方向性電磁鋼板の製造方法および連続成膜装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0715330A1 (en) * 1994-11-28 1996-06-05 Texas Instruments Incorporated Radiation cooling apparatus related to display devices
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