JPS62101948A - 変速機操作装置 - Google Patents

変速機操作装置

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JPS62101948A
JPS62101948A JP60240848A JP24084885A JPS62101948A JP S62101948 A JPS62101948 A JP S62101948A JP 60240848 A JP60240848 A JP 60240848A JP 24084885 A JP24084885 A JP 24084885A JP S62101948 A JPS62101948 A JP S62101948A
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JP
Japan
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gear
circumferential speed
pair
transmission
synchronization
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Pending
Application number
JP60240848A
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English (en)
Inventor
Akimitsu Ebina
蝦名 昭光
Kunio Okada
邦夫 岡田
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Jidosha Kiki Co Ltd
Original Assignee
Jidosha Kiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は、主として大型自動車の変速機などに装備され
る変速機操作装置に関する。
b、従来の技術 本願出願人が先に提案した変速機操作装置1(実願昭5
6−162462号)を第6図および第7図に示す。
この操作装置1は通常大型自動車などの変速機2の上部
に取付けられ、操作装置1のシフトレバ−3を変速機ハ
ウジングの開口部4から下方に向けて変速機2内に突出
させ、このシフトレバ−3で変速機2内のギヤシフトフ
ォーク18を操作して所望のギヤシフトを行なうように
なっている。なお第6図において25はシフターロッド
、26は保合部材、27はドライブシャフト、28は2
速ギヤ、29は3速ギヤ、30はシフトスリーブであっ
て、シフトスリーブ30には後述するシンクロメツシュ
機構が組込まれている。
以下、操作装置1の構造につき簡単に説明する。
第6図および第7図に示す如く、操作装置1のハウジン
グ5には2つのシリンダ部6.7が設けられている。こ
れら2つのシリンダ部6.7はその軸線が互いに直角を
なすように設けられており、一方のシリンダ部6にシフ
ト操作用ピストンロッド8が挿入され、他方のシリンダ
部7にセレクト操作用ピストンロッド9が挿入されてい
る。そしてシフト操作用ピストンロッド8にシフトレバ
−3が回動自在に取付けられ、このシフトレバ−3の先
端部はヨーク17によってセレクト操作用ピストンロッ
ド9と連結されている。
2つのシリンダ部6.7の内部構造はまったく同じであ
るので一方のシリンダ部6につき説明すると、第6図に
示す如くシリンダ部、6内のピストンロッド8外周に固
定ピストン10が固定的に取付けられている。この固定
ピストン10の外周面とシリンダ部6の内周面との間に
は左右一対をなす円筒状のフリーピストン11.12が
配設されている。
この一対のフリーピストン11.12は、固定ピストン
lOおよびシリンダ部6に対してそれぞれ摺動自在に配
設されており、固定ピストン10の左右両側の一対の圧
力室13.14に導入される空気圧によって、固定ピス
トンlOおよび一対のフリーピストン11、12が第6
図で左右方向に駆動されるようになっている。なお、一
対の圧力室13.14に対する圧縮空気の給徘は一対の
常時閉弁型電磁弁15.16にて制御されるようになっ
ている。
一対のフリーピストン11.12の後部には、固定ピス
トン10の端部を押圧する押圧段部21.22がそれぞ
れ形成されている。またシリンダ部6の内周面のほぼ中
央部には内向きのフランジ部23が形成され、第6図に
示す如く一対のフリーピストン11゜12の前端部がこ
のフランジ部23にそれぞれ当接した状態で固定ピスト
ンlOがニュートラル位置(第6図に示す位置)に位置
決めされるようになっている。なおピストンロッド8の
ストローク位置はストロークセンサ24にて検出される
ようになっており、このストロークセンサ24の検出結
果に基づいて前記一対の電磁弁15.16が開閉制御さ
れるようになっている。
第8図は、一対の電磁弁15.16の制御状況をピスト
ンロッド8のストローク位置と対応させて示したもので
あって、R(リバース)、2速または4速ギヤから1速
、3速または5速ギヤにギヤシフトする場合の制御状況
の一例が示されている。
この場合は、一対の電磁弁15.16を同時にONにし
てR,2速または4速ギヤの抜出しが行なわれ、続いて
固定ピストン10がニュートラル位置に位置決めされ、
その後、一方の電磁弁16だけがOFFにされてl速、
3速または5速ギヤの投入が行なわれる。
変速機操作装置1は上述の如く構成されてなり、電磁弁
15.16の操作により一方の圧力室13または14に
圧縮空気を導入すると、固定ピストン10が第6図で右
または左方向に移動して変速機2のギヤ投入が行なわれ
る。また両方の圧力室13.14に圧縮空気を導入する
と、第6図に示す如く固定ピストン10が一対のフリー
ピストン11.12によってニュートラル位置に位置決
めされる。
ところで、変速機2のシフト操作に要する力はギヤ抜出
し時よりもギヤ投入時の方が大きいことが知られている
0例えば変速機2を2速から3速にギヤシフトする際の
ピストンロッド8に作用する負荷を連続的に測定すると
、第8図に示す如く4つの波形axdが得られる。この
うち波形aはギヤ抜出し負荷を示し、波形Cは変速機2
のシンクロメツシュ時の負荷(以下「シンクロ負荷」と
記す)を示すが、シンクロ負荷Cがギヤ抜出し負maに
対し、著しく大きな負荷を必要とすることがわかる。
このため、シリンダ部6の大きさ等はピストンロッド8
の出力がシンクロ負荷Cを上回るように設計されるが、
ピストンロッド8が例えば2速位置から3速位置に移動
する場合、シンクロ負荷Cの生じる位置(以下「シンク
ロ位置」と記す)で圧力室13の圧力が最高になる。そ
してこのシンクロ負荷Cを通過すると、第8図に示す如
くビストンロソド8の負荷が急凍する。このため、ピス
トンロッド8がシンクロ負荷Cを通過した後急加速し、
シリンダ部6内に設けたピストンロッド8のストッパ(
図示せず)や変速機2のドッグ歯車側において突当て音
が発生したり、摩耗が生じたりするおそれがあり、シン
クロメツシュ機構の耐久性に問題を生じるおそれがあっ
た。
このような事情を第10図〜第14図に基づきさらに詳
しく説明する。
第10図はボルグワーナ一式シンクロメツシュ機構を示
すものであって、同図において27はドライブシャフト
、28は2連ギヤ、29は3速ギヤ、30はシフトスリ
ーブ、42はシンクロナイザハブ、43はシンクロナイ
ザキー、44はキースプリング、45は左右一対のシン
クロナイザリングである。
シフトスリーブ30が第10図において左右方向に移動
すると、そあ内周面に形成されたスリーブスプライン3
0aが2連ギヤ28又は3速ギヤ29のドッグ歯28a
、 29aに挿入されるようになっている。この際、シ
フトスリーブ30は、まず1.第11図に示す如くシン
クロナイザキー43を介してシンクロナイザリング45
を左右方向に押圧し、シンクロナイザリング45のテー
バコーン45bが例えば3速ギヤ29のテーパコーン2
9bに圧着係合し、この間に生じる摩擦作用によってシ
フトスリーブ30と3速ギヤ29との同期が図られる。
この同期が完了すると、第12図及び第13図に示す如
くスリーブスプライン30aがリングスプライン45a
に挿入され、その後にドッグ歯29aに挿入され、3速
ギヤ29の駆動力がシフトスリーブ30及びシンクロナ
イザハブ42を介してドライブシャフト27に伝達され
るようになっている。
既述のシンクロ負荷Cは、第11図の状態の時に生じる
が、第12図及び第13図に示す状態の時には同期が完
了されているのでピストンロッド8の負荷が急激に低下
し、スリーブスプライン30a は右方向に勢いよくス
トロークする。この際、スリーブスプライン30aの先
端のドッグ歯29aの先端が互いに衝突すると、この衝
撃力によって各々の先端部が損傷したり摩耗するおそれ
がある。
そこで、本出願人は、上述の不都合を解消するために、
電磁弁15.16を第9図に示す如く開閉制御するよう
にした装置を既に提案している(特願昭59−2368
3号)。この装置は、ピストンロフト8がシンクロ負荷
を通過した後すなわち同期完了以後に電磁弁15を継続
的にON −OF F 1ilJ御するようにしたもの
であって、この装置によれば、このON −OFF制御
によってピストンロッド8のシフトーカが徐々に低減さ
れるため、スリーブスプライン30aをドッグ歯29a
に比較的静かに挿入することができる。
C0発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上述の如き変速機操作装置においては、
変速機のシンクロメツシュ機構の同期完了後からドッグ
歯かみ合い時までの時間が短時間のため、ギヤ投入力を
充分かつ適度に低下させることは困難であった。
本発明はこのような実情に鑑みて発明されたものであっ
て、その目的は、ギヤがニュートラル位置から離れる際
のギヤ周速度差に応じて変速機のシンクロメツシュ機構
が同期完了する以前にギヤ投入力(シフト力)を予め低
下させることによって、同期完了時には適度な大きさま
で充分に低下したギヤ投入力を得ることができ、ギヤ投
入時における衝撃力を充分に緩和し得る変速機操作装置
を提供することにある。
d1問題点を解決するための手段 上述の問題点を解決するために、本発明では、シリンダ
内のピストンの両側に形成された一対の圧力室に流体圧
を給排する一対の電磁弁をそれぞれ接続し、前記一対の
電磁弁を開閉制御して前記ピストンを駆動し、この駆動
力をピストンロッドを介してシフトレバ−に伝達するよ
うにした変速機操作装置において、 lal  ドライブシャフトのギヤの周速度を検出する
センサと、 ibl  カウンタシャフトのギヤの周速度を検出する
センサと、 tel  上記一対のセンサからの信号に基いて、ニュ
ートラル位置離脱時点でのギヤ周速度差を検出し、この
検出されたギヤ周速度差に応じて、変速機のシンクロメ
ツシュ機構の同期完了前に前記一対の電磁弁を開閉制御
するコントローラと、をそれぞれ設け、前記コントロー
ラによる開閉制御によって、前記シンクロメツシュ機構
の同期完了前に、前記ギヤ周速度差に応じた割合でギヤ
投入力を低下させるようにしている。
以下、本発明の実施例に付き第1図〜第5図を参照して
説明する。
第1図は変速機操作装置1の構成を概略的に示すもので
あって、本装置lはドライブシャフト27の回転速度を
検出するセンサ33と、カウンタシャフト31の回転速
度を検出するセンサ34と、これらのセンサ33.34
からの検出信号に基いて一対の電磁弁15.16を開閉
制御するコントローラ36とをそれぞれ具備している。
なお、その他の部分の構成は、第6図及び第7図に示す
従来の変速機操作装置と同様であるので、その説明を省
略すると共に、必要に応じて同図を参照して本発明を説
明する。
一方のセンサ33はドライブシャフト27に関連して配
設され、このドライブシャフトト27の回転数を検出す
るように構成されており、他方のセンサ34はカウンタ
シャフト31に関連して配設され、このカウンタシャフ
ト31の回転数を検出するように構成されている。そし
て、これら2つのセンサ33゜34からの検出信号は、
コントローラ36にそれぞれ入力されるようになってい
る。一方、運転席には変速条件を設定するための指令ユ
ニット37が配設されており、この指令ユニット37か
らの指令信号もコントローラ36に入力されるようにな
っている。
上述のコントローラ36には、ドライブシャフト27の
回転数とドライブシャフト27に取付けられた各変速ギ
ヤの周速度との関係、及び、カウンターシャフト31に
取付けられた各ギヤの周速度との関係が予め記憶されて
いる。また、センサ33.34からの検出信号がコント
ローラ36に入力されると、コントローラ36内の演算
回路にてカウンタシャツ)31のギヤ周速度とドライブ
シャフト27のギヤ周速度との差が算出されるようにな
っている。そして、この算出されたギヤ周速度差が設定
値になった時にコントローラ36からの制御信号に基い
て一対の電磁弁15.16が変速機のシンクロメツシュ
機構の同期完了前に連続的にON −OFF制御される
ように構成されている。
第2図は、一対の電磁弁15.16の制御状況をピスト
ンロッド8のストローク位置と対応させて示したもので
あって、R(リバース)、2速または4速ギヤから1速
、3速又は5速ギヤにギヤシフトする場合の制御状況が
示されている。本例の場合には、コントローラ36の働
きにより、ギヤ位置がニュートラル位置から離れる時点
のギヤ周速度差をカウンタシャフト31及びドライブシ
ャフト27の回転数から算出し、前記周速度差が予め設
定された値になった時に電磁弁15.16の連続的な0
N−OFF制御を行なうように構成されている。
すなわち、例えば2速から3速にギヤシフトする場合に
付き第2図を参照して説明すると、まず最初に一方の電
磁弁15だけがON状B(開弁状態)に切換えられて2
速ギヤの抜出しが行なわれる。
このギヤ抜出し動作が完了すると、これがストロークセ
ンサ24にて検出され、検出信号がコントローラ36に
供給される。これに基いて、他方の電磁弁16がON状
態に切換えられ、固定ピストン10がニュートラル位置
に位置決めされる。その後に、電磁弁16のみがOFF
状a(閉弁状態)に切換えられる。この際、一方の電磁
弁15はON状態のままであり、圧力室13内の圧力が
一定に保持されているため、固定ピストンlOがピスト
ンロッドと共に第6図において右方へ移動され始める。
一方、カウンタシャフト31の所定のギヤ(3速時に噛
合すべきギヤ40)の周速度は、既述のギヤ抜き動作完
了後に徐々に減速するが、その周速度がドライブシャフ
ト27の所定のギヤ(3速時に噛合すべきギヤ29)の
周速度に近づいた時に、コントローラ36からの制御信
号に基いて電磁弁15が連続的にOFF状態とON状態
に繰り返して切換えられる。具体的には、3速切換時に
噛合されるべきカウンタシャフト31のギヤ40の周速
度と、ドライブシャフト27のギヤ29の周速度との差
が、コントローラ36に予め記憶されている設定値rω
2になった時に電磁弁15の連続的なON −OFF制
御が行なわれる、この結果、圧力室13内の圧力は、第
2図において曲線a、b又はCで示す如く徐々に減少し
、そのため比較的弱いギヤ投入力となる。
しかる後、変速機のシンクロメツシュ機構の同期完了時
(rω2=0)にコントローラ36からの制御信号にて
前記電磁弁15のON −OFF制御が停止され、この
電磁弁15は継続的にON状態となされる。
これに伴って、同期完了以後は圧力室13内の圧力が徐
々に上昇し、再びON −OFF制御開始前の圧力とな
る。従って、ギヤ投入は必要最小限の力で行なわれ、ギ
ヤ投入後は比較的大きな力にてドッグ歯との噛合が行な
われる。
第4図(A)  は既述、のコントローラ36による電
磁弁15のON −OFF制御の具体的なフローチャー
トの一例を示すものであり、第4図(B)は周速度差を
演算するサブルーチンである。これを簡単に説明すると
、まず指令ユニット37にて例えば2速→ニエートラル
→3速へのシフト操作が行なわれると、電磁弁16がO
N状態からOFF状態に切換えられる。
そして、トランスミッションが中立状態から脱するのに
伴い、その時の周速度差「ω、が次のようにして算出さ
れる。
すなわち、第4図(B)に示すように、ドライブシャフ
ト27の回転数ω1がセンサ33にて検知され、3連ギ
ヤ29の半径r1と前記回転数ω1 との掛算により3
速ギヤ29の周速度ZIが算出される。一方、これと同
様に、カウンタシャフト31の回転数ω2がセンサ34
にて検知され、3速ギヤに対応するカウンタギヤ40の
半径r、と前記回転数ω2との掛算によりカウンタギヤ
40の周速度Z1が算出される。
そして、これらの周速度Z+とz2との差の絶対値Xが
周速度差として算出される。しかして、ストロークセン
サ24のニュートラル位置での怒知範囲の最終領域での
周速度差Xが、ニュートラル位置からギヤが離れる時の
周速度差rω1 として検出される。
以後においても、上述と同様にして周速度差Xが継続的
に演算され、周速度差Xがコントローラ36に予め記憶
されている設定値rω2となった時に、前記周速度差r
ω1に比例してデユーティ比が決定され、このデユーテ
ィ比に応じて電磁弁15のON −OFF制御が開始さ
れる。この後、周速度差Xが零になってシンクロメツシ
ュ機構が同期完了されると、電磁弁15の0N−OFF
III御が停止されて継続的にON状態に切換えられる
以上の如き構成の変速機操作装置1によれば、変速ギヤ
がニュートラル位置から離れた後、ドライブシャフト2
7及びカウンタシャフト31のギヤの周速度が近づいた
時(周速度差rω2の時)に電磁弁15の0N−OFF
制御を開始することによって、同期完了時におけるギヤ
投入力を低下させれることとなるため、ギヤ投入時の衝
撃力を低下させることができ、円滑なギヤシフト操作を
行なうことができる。しかも、同期完了後は、第2図に
示す如く、シフト力が徐々に増大されるため、ギヤ投入
後におけるドッグ歯とのかみ合い力を充分に確保するこ
とができる。
また、ギヤ投入力の大きさは、周速度差rω蔭に比例し
て電磁弁15の0N−OFF $lJ?Iのデユーティ
比を定めるようにしているので、適切な力に設定される
。すなわち、第3図において曲線a、b及びCで示すよ
うに、上述の周速度差rω1が小さくなるに従って0N
−OFF $lI?11の開始時点が早くなると共に、
ON −OFF制御のデユーティ比が変えられて電磁弁
15のOFF状態時が長くとられる。このため、周速度
差rω、が小さい場合は、ギヤがニュートラル位置から
離れると比較的短時間のうちにON −OFF制御が開
始されてエアー圧室13内の圧力が急激に減少され、周
速度差rω、が大きくなる程、同期完了に近づいた時点
で0N−OFF?!I+御が開始されてエアー圧室13
内の圧力が緩慢に減少される。この結果、周速度rω1
が大きい程、同期完了時におけるギヤ投入力が大きく設
定されることとなる。
ところで、周速度「ω、が大きい場合に、比較的小さな
投入力にてギヤ投入を行なうと、変速装置の機械系の慣
性によってギヤ抜は等が生じるおそれがある。しかし、
本例においては、周速度差「ω1が大きく従って慣性も
大きい場合には比較的大きなギヤ投入力を得るようにし
ているため、ギヤ抜は等の不都合を生じることがない。
また、第5図(A)及び(B)は、本発明の別の実施例
を説明するためのフローチャートである。本例は、変速
ギヤがニュートラル位置から離れる時点から、カウンタ
シャフトギヤ及びドライブシャフトギヤの周速度差が規
定値rω2になるまでの時間TC(第2図参照)を予め
測定し、この時間TCをコントローラ36に記憶させて
この時間TCに基いて電磁弁15のON −OFF制御
を行なうようにしている。この場合には、既述の実施例
の場合と同様に、ギヤがニュートラル位置から離れる時
点での周速度「ω1に応じて電磁弁15のON −OF
F制御の割合(デユーティ比)及び0N−OFFitl
J御の開始時期を変化させるようにしている。なお、同
期完了後は、電磁弁15が継続してON状態となされ、
ドック歯つき当て以降には、元の大きなギヤ投入力を得
るようにしている。
ここで、第5図(A)及び(B)に示すフローチャート
を簡単に説明すると、まず指令ユニット37にて例えば
2速−ニュートラル−3速へのシフト操作が行なわれる
と、電磁弁16がON状態からOFF状態に切換えられ
る。そして、トランスミッションが中立位置から脱する
のに伴い、コントローラ36内のタイマ回路がリセット
状態となり、タイマー回路が作動する。この際、既述と
同様にして、変速ギヤがニュートラル位置から離れると
きの周速度差Xが算出される。そして、この周速度差X
が設定値rωgになると同時に、タイマー回路のカウン
ト数が、予め測定された時間TCとなる。
しかる後、この時間TCに応じたデユーティ比で電磁弁
15の0N−OFF M御が行なわれる。具体的には、
周速度差rω1が小さい程、時間TCが短く設定され、
電磁弁15のON −OFF制御によって圧力室13内
の圧力が急激に低下され、適切に低下されたギヤ投入力
が得られる。
そして、この際にも周速度差が検出されており、その周
速度差が零になってシンクロメツシュ機構の同期が完了
されると、電磁弁15が継続的にON状態に切換えられ
る。その結果、同期完了後に圧力室13内の圧力が徐々
に上昇されてドッグ歯への突き当てに充分なシフト力が
得られる。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明は上述の
実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想
に基いて各種の変形及び変更が可能である。
例えば、既述の実施例においては、ドライブシャフト2
7及びカウンタシャフト31の回転数をセンサ33.3
4にて検出して周速度差rω、rω2を算出するように
しているが、ドライブシャフトギヤ及びカウンタシャフ
トギヤの周速度を直接的にセンサにて検出して周速度差
rωltrω、を算出するようにしてもよい、また、電
磁弁16のみを0N−OFF制御するように構成するこ
とも可能である。
e、 発明の効果 以上の如く、本発明は、ギヤがニュートラル位置から離
れる際のギヤ周速度差を検出して、このギヤ周速度差に
応じた割合で電磁弁を開閉制御して周期完了前にギヤ投
入力を低下させるように構成したものであるから、必要
最小限にまでギヤ投入力を充分かつ適度に低下させるこ
とができ、ギヤへの衝撃力を緩和することができる。こ
のため、ギヤの突き当て音の発生が防止され、変速機の
シンクロメツシュ機構の耐久性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示すものであっ
て、第1図は変速機操作装置における電磁弁の制御系統
を示す概念図、第2図は電磁弁の制御状況を示すタイム
チャート、第3図は電磁弁のON −OFF制御を詳細
に示すタイムチャート、第4図(^)及び(B)は変速
機操作装置の動作を示すフローチャート、第5図(A)
及び(B)は本発明の第2実施例を示す第4図(A)及
び(B) と同様のフローチャート、第6図〜第9図は
従来例を示すものであって、第6図は変速機操作装置の
縦断面図、第7図は第6図における■−■綿断面断面図
8図は1!磁弁の制御状況を示すタイムチャート、第9
図は別の従来例における電磁弁の制御状況を示すタイム
チャート、第1O図は変速機のジンクロメ7シ工機構の
縦断面図、第11図〜第13図はシイクロメツシュ機構
の作動を説明するものであって、第11図fa)、第1
2図1al及び第13図(al ハ第7図と同様の縦断
面図、第11図(bl、第12図(b)及び第13図(
blはスリーブスプライン及びドッグ歯部分を円周方向
に展開した概念図、第12図1al及び山)はスリーブ
スプラインとドッグ歯との係合状態を示す説明図である
。 ■・・・変速機操作装置、 2・・・変速機、3・・・
シフトレバ−16,7・・・シリンダ、8・・・シフト
操作用ピストンロッド、9・・・セレクト操作用ピスト
ンロッド、10・・・固定ピストン、  13.14・
・・圧力室、15、16・・・電磁弁、   27・・
・ドライブシャフト、2B、 29.40・・・ギヤ、
  31・・・カウンタシャフト、33、34・・・セ
ンサ、36・・・コントローラ、37・・・指令ユニッ
ト。 第1図 第2図 第3図 同期光r 第4図 (A)       (B) 第5図 (A)       (B) 第6図 第7図 手 続 釘11  正 書(自発) 昭和60年12月 5日 、顔。 特許庁長官  宇 賀 道 部  殿 1、 事件の表示 昭和60年特許願第240848号 2、発明の名称 変速機操作装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名称 自動車機器株式会社 4、代理人 〒107 6、補正の内容   図面の第5図を別紙の如く補正し
ます。 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  シリンダ内のピストンの両側に形成された一対の圧力
    室に流体圧を給排する一対の電磁弁をそれぞれ接続し、
    前記一対の電磁弁を開閉制御して前記ピストンを駆動し
    、この駆動力をピストンロッドを介してシフトレバーに
    伝達するようにした変速機操作装置において、 (a)ドライブシャフトのギヤの周速度を検出するセン
    サと、 (b)カウンタシャフトのギヤの周速度を検出するセン
    サと、 (c)上記一対のセンサからの信号に基いて、ニュート
    ラル位置離脱時点でのギヤ周速度差を検出し、この検出
    されたギヤ周速度差に応じて、変速機のシンクロメッシ
    ュ機構の同期完了前に前記一対の電磁弁を開閉制御する
    コントローラと、をそれぞれ設け、前記コントローラに
    よる開閉制御によって、前記シンクロメッシュ機構の同
    期完了前に、前記ギヤ周速度差に応じた割合でギヤ投入
    力を低下させるようにしたことを特徴とする変速機操作
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011185351A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Honda Motor Co Ltd 自動変速機の制御装置
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