JPS62100803A

JPS62100803A - プログラマブル・コントロ−ラ

Info

Publication number: JPS62100803A
Application number: JP24117585A
Authority: JP
Inventors: Tomohisa Ishino; 石野　智久; Hisao Toyama; 外山　久雄
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1985-10-28
Filing date: 1985-10-28
Publication date: 1987-05-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の分野）この発明は、過去に生じた停電継続時間を、プログラム
再起動時にユーザプログラム上で利用できるようにじた
プログラマブル・コントローラに関する。

（発明の概要）この発明では、バッテリ電源で動作し、かつＡＣ電源が
一定時間以上断たれたときに限り電断検知出力を発する
電断検知回路と、バッテリ電源で動作し、かつ前配電断
検知出力の継続時間を計測保持する計時回路と、ユーザ
プログラムで使用可能なチャンネル番号が割当てられ、
かつ前記計時回路の内容を読出可能な入力ポートとを設
け、ユーザプログラム上で電断継続時間を条件としたプ
ログラムを作成することによって、プログラム再起動時
において電断継続時間に応じた処理を自動的に選択可能
としたものでおる。

（従来技術とその問題点）従来、プログラマブル・コントローラに於て、長時間停
電或いは瞬時停電が生じた場合、電断検知回路の出力に
よって、コントローラに対し強制的にリセットを掛け、
動作を停止させるような対策が取られており、また電源
が復帰した場合には、自動的に或いは手動によりコント
ローラに対し再起動が掛けられるのが通例である。

しかし、プログラマブル・コントローラの制御対象がプ
ロセス制御装置などの場合、瞬時停電の場合は問題がな
いが、停電時間が一定時間を越えると、もはやプロセス
が変更されてしまい、そのまま再起動を掛けたのでは試
料をだめにしてしまう等の問題がある。

（発明の目的）この発明の目的は、電断が回復した後にコントローラを
再起動させた場合、電断継続時間に応じて最適な処理を
自動選択させることが可能なプログラマブル・コントロ
ーラを提供することにおる。

（発明の構成及び効果）この発明は上記の目的を達成するために、バッテリ電源
で動作し、かつＡＣ電源が一定時間以上断たれたときに
限り電断検知出力を発する電断検。

知回路と、バッテリ電源で動作し、かつ前記電断検知出力の継続時
間を計測保持する計時回路と、ユーザプログラムで使用
可能なチャンネル番号か割当てられ、かつ前記計時回路
の内容を読出可能な入力ポートと、を具備することを特徴とするものである。

このような構成によれば、所定のチャンネルに割当てら
れた電断継続時間データをユーザプログラム中で利用す
ることによって、電断後の再起動時において、電断継続
時間に応じた最適な制御を実行させることが可能となる
。

（実施例の説明）第１図はこの発明が適用されるプログラマブル・コント
ローラの一例を示すレイアウト図でおる。

このプログラマブル・コントローラはピルティング・ブ
ロックタイプのコントローラでおって、ＣＰｔＪユニッ
ト１．複数のＩ１０ユニット２．電断検知ユニット３及
び電源ユニット４とから構成されている。

各ユニットは、薄型ブックケース状のハウジングに収容
され、直立設置されたマザーボード（以下、ラックと称
する）に対して個々に水平方向から着脱可能になされて
いる。

マザーボード上にはアドレスバスＡＢ、データバスＤＢ
、制御バスＣＢからなるシステムバスＳＢか配線されて
あり、これらのバスが各ユニットに対して、それぞれコ
ネクタを介して共通に接続される。

第２図に示される如く、ＣＰｔＪユニット１内にはマイ
クロプロセッサ１０．システムプログラムＲＯＭ１１．
ワーキングＲＡＭ１２．入出力状態ＲＡＭ１３及びユー
ザプログラムＲＡＭ’１４がそれぞれ内蔵されている。

マイクロプロセッサ１０は、システムプログラムＲＯＭ
１１に格納された各種のシステムプログラムを実行する
ことによって、プログラマブル・コントローラとしての
基本的な機能の他に、各種のサービス機能等を実現する
ようになされている。

プログラマブル・コントローラとしての基本的な職能と
しては、Ｉ１０ユニット２から取込んだ入力データを、
入出力状態ＲＡＭ１３の入カニリアに書込む入力更新渫
能、ユーザプログラムＲＡＭ１４からプログラムカウン
タＰＣに従って各命令を読出、入出力状態ＲＡＭ１３に
記憶された入出力データを参照してこれを実行し、その
実行結果で入出力状態ＲＡＭ１３の該当出力データを書
換える命令実行機能、及び命令実行の結果書換えが終了
した入出力状態ＲＡＭの出力データをＩ１０ユニットを
介して外部へと送出する出力更新機能などである。

また、サービス機能の代表的なものとしては、図示しな
いプログラムコンソールがらギー人力されたユーザ命令
をユーザプログラムＲＡＭ１４に書込むプログラム機能
及び指定されたユーザプログラム部分をユーザプログラ
ムＲＡＭ１４から読み出すと共に、これに関連する入出
力データの状態を入出力状！ｌＡＭ１３から読出、プロ
グラムコンソールのＣＲＴ表示にラダー図の形で現在の
入出力状態を表示させるモニタ機能等を挙げることがで
きる。

一方、電源ユニット４は、ＡＣｌｏｏＶを降圧する変圧
器、変圧出力を整流する整′ａ器、整流出力を平滑する
平滑回路及び平滑出力を安定化する安定化回路なとで構
成され、得られたＤＣ電源Ｖ■は、各ユニット１〜３へ
と供給されている。

また、この種の電源ユニット４には通常電断検知回路が
設けられている。この電断検知回路は、ＡＣｌｏｏＶに
停電が生じた場合、ＤＣ電源がダウンする以前に、ＲＥ
ＳＥＴ信号を発するようになされている。そして、この
ＲＥＳＥ下信号はＣＰＵユニット１へ供給されて、マイ
クロプロセッサ１０をリセットさせる他、後述する如く
本発明に係る電断検知ユニット３へも供給される。

尚、１／○ユニツト２の構成については、既に各種文献
で周知であるためここでは詳細に説明しない。

第３図に示す如く、電断検知ユニット３は、■／○ユニ
ットと同様な薄型ブックケース状ハウジングに収容され
、マザーボードに対してＩ１０ユニットと同様に着脱可
能になされている。

そして、ハウジング内には、電断検知部３０゜削性部３
１．ラッチ部３２．バス制御部３３が内蔵されており、
これら各部３０〜３３はバッテリ電源３４から給電され
ている。

電断検知部３０は、第４図に示されるように、グー１〜
部３０ａ、タイマ部３０ｂ、検知部３０Ｃから構成され
ており、以下のように動作する。

即ち、ＲＥＳＥ丁信号”Ｈ”、ＤＣ電源Ｖｒありの］人
感では、コンデンサＣは１〜ランジスタ丁Ｒ１抵抗Ｒ２
を介してＤＣ電源Ｖｒで充電され、端子電圧ＶＣは充分
高い値に保持され、このため比較回路ＣＯＭＰの出力は
１１　Ｌ　Ｉ！状態となる。

これに対して、ＡＣ電源が断たれて僅かに遅れてＲＥＳ
ＥＴ信号ＩＩ　Ｌ　＋＋が到来すると、トランジスタＴ
Ｒはカットオフされ、この結果コンデンサＣに蓄えられ
た電荷は、抵抗Ｒ２，Ｒ３を介して放電され、一定の遅
延時間下ｄが経過するとコンデンサの端子電圧ｙｃの値
は、抵抗Ｒ４とＲ５とで決定される基準電圧Ｖ　ｒｅｆ
よりも低下し、比較器Ｃ０ＮＰが反転して、その出力が
“′Ｈ″となるのである。そして、この比較回路の出力
“ＨＩＴがｉ断検知信号として出力される。

次に、計時部３１は電断検知信号“′Ｈ″でイネーブル
され、かつ内蔵クロックを計数して計時データを発生す
る電子時計回路で構成されており、またこの計時部３１
の計時データは、電断検知信号か１１　Ｈ！１から１１
１　＋＋へ立下がると同時に、ラッチ部３２へと転送保
持される。

このため、第５図に示されるように、ＡＣ電源に停電か
生じ、これに僅かに遅れてＲＥＳＥＴ信号か到来した場
合、このＲＥＳＥ丁信号から一定時間遅れて電断検知信
号がｉｉ　Ｈｕとなると、その瞬間から計時部における
カウント動作が開始されて計時データが形成され、一方
電源が回復してＲＥＳＥＴ信号が７１　Ｈ１１に復帰し
、電断検知信号も１１　Ｈ＋＋に復帰すると共に、計時
動作が終了して、これと同時に計時データはラッチ部３
２へ転送保持されることとなる。

バス制御部３３は、ユーザプログラムで使用可能なチャ
ンネル番号が割当てられ、かつラッチ部３２にラッチさ
れた計時データをデータバスに読出可能な入力ポートで
構成されている。

以上の構成によれば、例えば第６図に示されるように、
１スキャンオン接点Ｏ○（公知）を条件として比較命令
ＣＭＰを実行させ、カつ比較命令ＣＭＰ（公知）に電断
検知ユニツ１〜が割当てられたチャンネル番号を書込み
、更に比較基準となる時間データを設定し、他方比較命
令ＣＭＰの出力２０で禁止リレー１０を駆動し、禁止リ
レーを条件としてＩＬ命令を駆動すると共に、ＩＬ命令
とＩＬＣ命令とで挾まれるアドレス空間に、電断継続時
間により実行を禁止されるプログラム部分を書込みさえ
すれば、プログラム再開直後１スギヤン時点において、
停電継続時間が設定された時間よりも長いか否かをユー
ザプログラムで判定させ、その判定結果に応じて命令Ｉ
Ｌ〜ＩＩＣで囲まれた部分のプログラムの実行、非実行
を自動的に選択させることができるので必る。

このため、命令ＩＬ〜ＩＬＣで囲まれた部分に、停電時
間に応じて実行、非実行を選択させるべき命令を書込む
ことによって停電時間に応じた停電回復後の最適な処理
の選択をユーザプログラム上で可能ならしめることがで
きるのでおる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明が適用されるピルティング・ブロック
タイプのプログラマブル・コントローラにあけるレイア
ウトを示す説明図、第２図はＣＰＵユニットと電源ユニ
ットとの関係を示すブロック図、第３図は電断検知ユニ
ットの構成を示すブロック図、第４図は電断検知部の詳
細を示す回路図、第５図は各部の信号状態を示すタイム
チャート、第６図は本発明を適用したユーザプログラム
の一例を示すラダー図である。１・・・ＣＰＵユニット２・・・Ｉ１０ユニット３・・・電断検知ユニット４・・・電源ユニット３０・・・電断検知部３１−・・計時部３２・・・ラッチ部３３・・・バス制御部３４・・・バッテリ電源

Claims

【特許請求の範囲】

（１）バッテリ電源で動作し、かつＡＣ電源が一定時間
以上断たれたときに限り電断検知出力を発する電断検知
回路と、バッテリ電源で動作し、かつ前記電断検知出力の継続時
間を計測保持する計時回路と、ユーザプログラムで使用可能なチャンネル番号が割当て
られ、かつ前記計時回路の内容を読出可能な入力ポート
と、を具備することを特徴とするプログラマブル・コントロ
ーラ。