JPS62100335A

JPS62100335A - 紙葉類処理装置

Info

Publication number: JPS62100335A
Application number: JP23720685A
Authority: JP
Inventors: Mitsuyoshi Sato; 佐藤　光由; Masataka Kawachi; 河内　政隆
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1985-10-25
Filing date: 1985-10-25
Publication date: 1987-05-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は紙葉類処理装置に関し、特に現金自動取り（装
置などの紙幣収納部から紙幣を分証し搬送するのに好適
な紙葉類処理装置に関するものである。

〔発明の背景〕

現金自動取引装置において収納部に収納された紙幣を一
枚ずつ分離し搬送する分離機械は、例えば特開昭５９−
１０２７３１号公報に開示されているように、送りロー
ラと、この送りローラに対接する高摩擦部材からなる分
離ローラを備えている。さらに、この分離機構は、紙幣
の収納部ごとに配設されている。

一般に、分離機構での信頼性、即ち、多数枚の同時分離
（ダブルフィート）を防ぎ、搬送する紙幣の斜行（スキ
ュー）を防ぎ、紙幣の搬送間隔を一定に保つなどの機能
を実現するためには、高精度な加工１組立が必要である
。このため、分離機構は、装置全体の中でも高価な割合
を占める。

したがって、従来構造のように、複数の収納部がある場
合、各々の収納部に分離機構が配設されているため、装
置が高価となり、また、装置が大形化する。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、高信頼性を確保しつつ、小形。

低価格の紙葉類処理装置を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明の特徴は２個の収納部の間に共通に機能する分離
機構を１個設け１分離すべきＭ−葉類の選択、指示によ
って分離機構に連動する紙葉順繰り出し手段を分離すべ
き紙葉類に当接するようにし、また、この分離機構の送
り手券段の近傍いは、少くとも２個の搬送カイトを分離
すべき紙葉類に応じて回動可能に配設し、この分離機構
の送り手段及び搬送ガイドを、選択された紙葉類に応じ
てその搬送方向及びガイド方向を変えるように構成した
ものである。

〔発明の実施例〕

以下本発明の一実施例を第１図から第３図により説明す
る。

第１図は、全体の概要を示す側面図で、第２図は紙葉類
の分離時の搬送路切換ガイドの位置を示す図で、第３図
は他方の収納部の紙葉類を分離する時の搬送路切換ガイ
ドの位置を示す図で、第４図及び第５図は他の実施例を
示す図である。

図において、１は第１の収納部で、この第】−の収納部
１には第１の紙葉類１例えば−万円紙幣２が収納されて
いる。３は第２の収納部で、この第２の収納部３には、
第２の紙ｉＪｉ類例えば千円紙幣４が収納されている６
５は第１の収納部Ｊと第２の収納部３の間に設けられた
分離機構である。６は第１の収納部１に収納された一万
円紙幣２を繰り出す第１の繰り出し手段としての繰り出
しローラ、７は第２の収納部３に収納された千円紙幣４
を繰り出す第２の繰り出し手段としての第２の繰り出し
ローラである。これら第１及び第２の繰り出しローラ６
．７は、送りローラ８の軸８ａを支点にａ！動可能な第
１及び第２のアーム１６．２１に設けられいてる。８は
繰り出された一万円紙幣２または千円紙幣４を搬送路９
に送り込む送り手段としての送りローラである。２３は
繰り出された紙幣の多重送り防止するための分離手段と
しての分離ローラで、停止または、搬送方向と逆方向に
低速で回転する摩擦材からなる、前述の第１の収納部１
及び第２の収納部３は、前述した１個の分離機構５に対
して水平方向に対称になるように配設されており、第１
の収納部１または第２の収納部３に収納された一万円紙
幣２または千円紙幣４を１個の分離機構５によって分離
するように構成されている。例えば、出金機において、
払い出し金額が指示されると、まず第１の収納部１に収
納された一万円紙幣２が分離される。この場合。

送りローラ８の両側に設けた搬送路切換ガイド１０及び
１１は第１図のように設定され、図示しないモータによ
って回転するボールネジ１２によって第１の抑圧手段】
３が上昇することによって、−万円紙幣２は繰り出しロ
ーラ６に当接するように設定される。１４は一万円紙幣
２の後端側のせり上がりを防ぐための第１のガイドロー
ラで、第１の繰り出しローラ６の＃）！１６ａを支点に
揺動可能な第１のレバー１５に空転自在に設けられてい
る。

前述の第１の繰り出しローラ６が配設された第１のアー
ム１６は、第１のセンサ１７によりその変位が検知され
る。この第１のセンサ１７により第１のアーム１６の上
昇を検知すると、第１の抑圧手段１３の上昇が停止する
。−ガ、分離しない千円紙幣４においては、千円紙幣４
と第２の繰り出しローラ７とが当接しないように、第２
の抑圧手段１８を下げる。１９及び２ｏはストッパで第
２のアーム２１及び第２の繰り出しローラ７の軸７ａを
支点に揺動可能な第２のレバー２２の下端位置を限定す
る。４４は千円紙幣４の後端側のせり上がりを防ぐため
の第２のガストローラで前述の第２のレバー２２に空転
自在に設けられている。

前述の第２のアーム２１は、図示しない第２のセンサに
よりその変位が検知される。この第２のアーム２１がス
トッパ１９に当接スる時に、第２のアーム２１の位置を
検知する第２のセンサーが作動することによって、第２
の抑圧手段１８の下降を停止する６以上のようにして、−万円紙幣２の分離状態が設定され
る。搬送ベルト９が矢印の方向に搬送し。

第１の繰り出しローラ６と送りローラ８が同期をとりな
がら矢印の方向に回転すると、−万円紙幣２は順次１枚
ずつ分離搬送される。それを第２図により説明する。搬
送路切り換えガイド１０は、送りローラ８の外周より内
側に位置し、搬送路切り換えガイド１１は、送りローラ
８の外周より外側になっている。このため、第１の繰り
出とローラ６によって繰り出された一万円紙幣２は、送
りローラ８により、搬送切り換えガイド１１の内側に沿
って搬送される。この送りローラ８による搬送時繰り出
され一万円紙幣２は、送りローラ８に対接して配設され
た分離ローラ２３により多重送りが防止される。１枚ず
つ分離され一万円紙幣２は、搬送路切り換えガイド１１
及びガイド２４に案内されて搬送路９に送られ５次の搬
送部に送ら九る。、２５は送りローラ８にばね２６によ
って当接する回転自在な回転体で例えば高摩擦部材から
成り、送りローラ８によって紙幣２に搬送力を与えるよ
うに設定される。

一万円紙幣２が分離されるに伴って、第１の繰り出しロ
ーラ６が下降すると、前述とた第１のアーム１６が第１
のセンサー１７により検知されなくなるが、その時は再
び第１の抑圧手段】３が上昇し、第】−のアーム１６が
第１のセンサー１７で検知されるように常に、はぼ一定
位置に一万円紙幣２の最−Ｌ部の位置が設定される。−
万円紙幣２を所定の枚数だけ分離し終えると、次に千円
紙幣４の分離を行う。この場合は、第１の操り出しロー
ラ６と一万円紙幣２の当接を解１余し、搬送路切り換え
ガイド１０及び】１の位置を、図示しない駆動源により
ビン２７．２８を勅かすことによって千円紙幣４の分離
状態に切り換え、千円力・１（幣４と第２の繰すローラ
７を当接させる６その後、第２の繰り出しローラ７及び送りローラ８を同
期をとって、第３図に示す方向に回・賦させることによ
り、千円紙幣４を順次１一枚ずつ搬送路９へ送ることが
できる。なお、一つの収納部の紙幣を分離し終えた時は
、送りローラ８と分ｍローラ２３の間にくさび状になっ
て紙幣を収納部に押し戻し、また、搬送路切り換えガイ
ドの動きとも相まって１紙幣は（ＫＣ，実に収納部に押
し戻されるにのため、第１の抑圧手段１３あるいは第２
の抑圧手段１８を下降させると一万円紙幣２あるいは千
円紙幣４は確実に下がる。

第４図は１本発明の他の一実施例の要部を示す概略図で
ある。この実施例は、送りローラ８から搬装路９へ紙幣
などの紙葉類を搬送する場合、紙葉類の長さが短いとき
でも安定して搬送できるように、送りローラ８及び搬送
路９を形成する搬送ベルト３０に対接丈るように回転自
在に回転体３１．３２．３３を間隔を小さくして取り付
けたものである。

回転体３．１，３２．３３の外周を、高摩擦部材にして
、送りローラ８の回転や搬送ベルト３０の走行によって
確実に回転す幣ようにすることもできる。回転体３１と
３２は、アーム３４及び３５がばね３６及び３７によっ
て軸３８及び３９を中心に回転するように作用すること
により、送りローラ８に当接している。回転体３３は搬
送ベルト３０に当接する位置でガイド２４に回転自在に
取り付けられている。回転体３３も、ばねによって搬送
ベルト３０へ当接するようにしても良い、また、回転体
３１の下側と一万円紙幣２または千円紙幣４が接触しな
いように、図示しないカバーを設けることにより紙葉類
の分離、搬送を安定に行うことができる。

第５図は５本発明の更に他の一実施例を示す概略図であ
る。この実施例は、第１図に示す第１収納部１と第２の
収納部３と分離機構５を上下逆にしたものである。この
場合は、第１の抑圧手段１３及び第２の抑圧手段］８は
、ボールネジで」―下するのではなく一万円紙幣２及び
千円紙幣４の最上部に当接して移動自在に設定される。

したがって第１及び第２の収納部１及び３の底板１ａ及
び３ａ上に積重ねられている一万円紙幣２及び千円紙幣
４は順次、最大部の紙幣から分離繰り出される。このい
ちばん下の紙幣が分離されるとき、紙幣と第１及び第２
の繰り出しローラ６及び７との当接の力は、収納された
紙幣の枚数すなわち重さと押圧手段１．３，１８の重さ
の合計されたものとなる。

〔発明の効果〕

以上、詳述したように、本発明によれば、１個の分離機
構に対して、収納部の高さが同じになるように左右に２
個設け、紙葉類と繰り出しローラとの当接の制御が２個
の収納部について同じ方式で分離するこてができる。ま
た、搬送切り換えガイドを設けることにより、同一平面
−ヒを反対方向に搬送する２つの収納部の紙葉類を１つ
の分離機構で分離することができる。このため、収納部
の設定条件を変えることもでき、装置の仕様に合わせた
最も効果的な収納部を、同じ形状で２個設定できるので
、小形、低価格化にも有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の全体の概要を示す側面図、第２図及び
第３図は、第１図における分離搬送動作を説明する要部
を示す概略側面***、第４図は本発明の他の実施例の要
部を示す概略側面図、第５図は本発明の更に他の実施例
を示す概略側面図である。１・・第１の収納部、２・・・−万円紙幣、３・・・第
２の収納部、４・・・千円紙幣、５・・・分離機構、６
・・・第１の繰り出しローラ、７・・・第２の繰り出し
、ローラ、８・・・送りローラ、９・・・搬送路、１０
．１１・・・搬送路切り換えガイド、１２・・・ボール
ネジ、１３・・・第１の押圧手段、１４・・・第１のガ
イドローラ、１５・・・第１のアーム、１６・・・第２
のアーム、１７・・・第１のセンサー、１８・・・第２
抑圧手段、１９．２０・・・ストッパ、２１・・・第１
のレバー、２２・・・第２のレバー、２３・・・分離ロ
ーラ、２４・・・ガイド、２５代理人　弁理士　小Ｊｌ
ｌｌ！’！力　　□゛茅１竿２区

Claims

【特許請求の範囲】

１、収納部に収納されている紙葉類を１枚ずつ分離し次
の搬送路に送り込む紙葉類処理装置において、前記紙葉
類を収納する収納部を２個設け、これら収納部には納収
されている紙葉類を繰り出す繰り出し手段を対接し、前
記収納部の間には送り手段と分離手段を有する分離材構
を共通に１個設け、前記２個の収納部は、紙葉類と繰り
出し手段との当接位置が分離材構の中心位置に対して左
右対象に同じ高さに位置するように配設し、前記送り手
段の近傍には少くとも２個の搬送ガイドを分離すべき紙
葉類に応じて回動可能に配設したことを特徴とする紙葉
類処理装置。