JPH02198960A - 用紙の搬送装置 - Google Patents

用紙の搬送装置

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JPH02198960A
JPH02198960A JP1807589A JP1807589A JPH02198960A JP H02198960 A JPH02198960 A JP H02198960A JP 1807589 A JP1807589 A JP 1807589A JP 1807589 A JP1807589 A JP 1807589A JP H02198960 A JPH02198960 A JP H02198960A
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rotating
rotation shaft
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Kiyomichi Ichikawa
清道 市川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は用紙の搬送装置に係り、例えば、レーザープ
リンターや複写機等:に接続して、1枚毎に順次搬入さ
れる被処理用紙を適数枚で自動的に綴じ合せて製本する
際に使用される自動丁合機等に適合する用紙の搬送装置
に関する。
(従来の技術) 昨今の事務機器にあっては、小形化、用紙積載及び排出
作動の確実性等が要求されており、前記自動T合機等も
その例にもれず各種改良が加えられている。
そして、従来の用紙搬送装置にあっては、先ずは用紙の
排出作動の確実性が優先されて行われている。
一方では、事務処理に使用されている用紙にあっては、
その多様化から各種サイズの用紙が使用され、それらに
適応する搬送装置が各種市場に提供されている。
その代表的なものは、各種サイズの用紙の・うち最も小
さいサイズの用紙の大きさに合せて搬送ローラーを小間
隔で配した構造のものである。このように小間隔で搬送
ローラーを配しておけば、最大のサイズの用紙であって
も搬送ローラーの数が多いだけで同等搬送にあっては問
題はなく用紙のサイズの大小にかかわらず搬送ミスは無
くなるものであった。
(発明が解決しようとする課題) ところが、このような搬送装置にあっては、次のような
大きな問題点をかかえていた。
すなわち、本来であれば、用紙が大きければ搬送ローラ
ーの間隔もそれに対応して大きくしてもよいが、小さな
用紙をも兼用して搬送しなくてはならないため余分な搬
送ローラーを設置する必要がある。そのため、その分の
搬送ローラーも駆動回転させる関係上、機構的に複雑に
なってしまいコストアップに繋がるものであった。
又、このような各種サイズの異なる用紙を積載台にまで
搬送して載置する場合に、用紙のサイズが異なっている
と、積載台自体は大きなサイズの用紙用としてのスペー
スを有しているから、積載台の所定位置に用紙端を揃え
る時、大きなサイズの用紙搬送用としての搬送ローラー
の配置では、大きなサイズの用紙の用紙端は容易に揃え
ることができるが、小さなサイズの用紙の場合にはその
用紙端を揃える位置まで搬送される前に搬送ローラーか
ら外れてしまい、全てのサイズの用紙端を揃えることは
できない。かと言って、逆に、小さなサイズの用紙搬送
用として、搬送ローラーの間隔を狭くして且つ小さな用
紙が用紙端を揃える位置まで搬送可能に搬送ローラーを
配してゆくと、大きなサイズの用紙の場合には、搬送ロ
ーラーから大きなサイズの用紙が抜けきらず、用紙の端
を揃えるまでに至らない。つまり、実質上、大型の積載
台に各種サイズの用紙を搬入もしくは排出することは不
可能であった。
そこで、この発明は、上述した問題点等に鑑み、構造上
非常に簡単なもので、各種サイズの用紙を、所定位置に
確実に搬入輩出できるようにすることを課電として創出
されたものである。
(課題を解決するための手段) この発明は、適数個の主動ローラーを配設した駆動回転
軸と適数個の従動ローラーを配設した従動回転軸とを平
行に架設すると共に、これらの軸間距離を、主動ローラ
ーと従動ローラーとにより用紙を圧接挟持可能とすべく
保持して配した搬送ローラー部と、この搬送ローラー部
全体を移動させると共に、駆動回転軸を適宜回転させる
駆動部とからなり、駆動部は、搬送ローラー部全体の移
動と駆動回転軸の回転との駆・動を各別に或いは連動し
て行い得るように形成したことにより、又、搬送ローラ
ー部を、駆動回転軸或いは従動回転軸のどちらか一方を
他方に対して前記軸間距離を保ちなから回動可能に保持
して形成したことにより、 更に、駆動部を、前記駆動回転軸の両端部分或いはどち
らか一方端部分を通過する移動用ベルト又は回転用ベル
トのどちらか一方或いは両方を、搬送ローラー部の移動
区間の間に適数本架設し、駆動回転軸の両端部分或いは
どちらか一方端部分には、移動用ローラーを駆動回転軸
が回転自在となるように外嵌し且つ移動用ローラー自体
は回転不可能に、そして、回転用ローラーを駆動回転軸
に固定してそれぞれ或いはどちらか一方を取付け、移動
用ローラーと回転用ローラーとの近傍には、これらの各
ローラーに前記移動用ベルト及び回転用ベルトをそれぞ
れ対応して圧接させるべくテンションローラーを適宜配
し、前記各ベルトは、モーターの如き駆動回転装置によ
り、各別に、或いは連動して搬送ローラー部の移動方向
へ移動可能に形成すると共に、これらの各ベルトの移動
は、各別或いは連動、及びその速度をそれぞれ制御装置
によって制御して行うべく形成したことにより、上述し
た課題を解決するものである。
(作用) この発明に係る用紙の搬送装置は、平行に架設した駆動
回転軸と従動回転軸との適数個の主動ロラーと適数個の
従動ローラーとにより挟持させ、搬送ローラー部全体を
駆動部により適宜移動させることで、用紙を所定位置ま
で搬送する。
そして、その位置で駆動部により主動ローラーを排出方
向に回転させることでサイズの異なった用紙であっても
搬送排出させる。
又、搬送ローラー部の駆動回転軸或いは従動回転軸のど
ちらか一方を他方に対して前記軸間距離を保ちながら回
動させ、その後、前記同様に、駆動部により主動ローラ
ーを排出方向に回転させることで排出方向を適宜変える
更に、駆動部にあっては、用紙を挟持した状態で搬送ロ
ーラー部を移動させる場合には、まず、主動ローラーと
従動ローラーとにより用紙を挟持しておき、移動用ベル
トを搬送ローラー部の移動させるべき方向へ移動させる
。そうすると、この移動用ベルトが圧接されている移動
用ローラーに回転させる力が働く。ところが、この移動
用ローラーは、回転不可能に形成してあって、且つ、駆
動回転軸を回転自在にした状態で外嵌しであるから、移
動用ローラーと共に搬送ローラー部も移動する。その時
に、回転用ローラーに圧接されている回転用ベルトは移
動しないので駆動回転軸に固定しである回転用ローラー
も駆動回転軸の移動に伴って移動する。そうすると、そ
の移動に伴って回転用ローラーが回転し駆動回転軸も回
転してしまう。そのため、回転用ベルトの方も移動用ベ
ルトと共に移動させる。それによって、駆動回転軸は回
転しないで移動できるものである。それによって用紙を
適宜移動させる。
一方、駆動回転軸の回転によって主動ローラーと従動ロ
ーラーとによって挟持している用紙を送り出す場合には
、移動用ベルトを停止させている状態で回転用ベルトを
移動させる。そうすると、回転用ベルトの移動に伴って
回転用ローラーが回転し、主動ローラーと従動ローラー
とによって挟持している用紙は送り出される。
更に、用紙を挟持した状態で搬送ローラー部を移動させ
る作用と、駆動回転軸の回転によって主動ローラーと従
動ローラーとによって挟持している用紙を送り出す作用
とを同時に行う場合には、前記各ベルトの移動の方向を
逆にするか、或いは、移動速度を適宜異なるようにして
行えば、相対的な移動と回転との間に差が生じ同時に行
うことができる。
これらの各ベルトの移動は、適宜制御装置によって駆動
回転装置の回転速度を制御することで行うものであり、
又、前記各ベルトのそれぞれに対応したローラーへの圧
接は、テンションローラーによって行うものである。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明すると
次の通りである。
すなわち、図に示す符号1は適当な間隔をあけて対峙し
た状態に配しである基枠で有り、この基枠1間には搬送
ローラー部2を、そして、この搬送ローラー部2を移動
或いは回転させる駆動部3を付設して配しである。
搬送ローラー部2は、適数個の主動ローラー11を配設
した駆動回転軸12と適数個の従動ローラー13を配設
した従動回転軸14とを、基枠1間に平行に架設すると
共に、これらの軸間距離を、主動ローラー11と従動ロ
ーラー13とにより用紙を圧接挟持可能とすべく保持し
て配し形成されている。
又、駆動部3は、前記搬送ローラー部2全体を移動させ
ると共に、駆動回転軸12を適゛宜回転させるように形
成されている。そして、この駆動部3は、搬送ローラー
部2全体の移動と駆動回転軸の回転との駆動を各別に或
いは連動して行い得るように形成されている。
前記搬送ローラー部2の具体的な構造を説明すると、こ
の搬送ローラー部2は、中央に貫通孔を設けた円柱状の
ガイド体26を、駆動回転軸12の延長した一端部分に
駆動回転軸12自体を回転自在に保持するように外嵌し
、基枠1に形成した摺動溝5に、ガイド体26の周面の
一部を平行に削り落として形成されている2面を摺動さ
せるようにすることで摺動溝5の方向へ移動自在に形成
しである。
又、この搬送ローラー部2は、駆動回転軸12或いは従
動回転軸14のどちらか一方を他方に対して、図示にあ
っては、駆動回転軸12に対して従動回転軸14の方を
前記軸12.14間距離を保ちなから回動可能に回動制
御手段15によって保持して形成しである。
この回動制御手段15は、駆動回転軸12と従動回転軸
14とを所定間隔に保って回転自在に軸支している略三
角形の回動板25と、この回動板25に対峙して反対側
に配した略長円形の回動板25aとを有し、少なくとも
このうちの回動板25の方は、ガイド体26に固定され
ていて回動しない回動基板24に取付けた揺動スプリン
グ27によってカム板30方向へ揺動すべく形成しであ
る。このカム板30は、第4図に示すように、基枠1に
一体に形成してあって、第2図に示すように、搬送ロー
ラー部2の移動方向に対して略直交する方向へ回動板2
5を回動させるべく倣いピン29を倣うようにカム溝3
1が形成しである。
更に、従動回転軸14は、駆動回転軸12方向へ若干の
距離ではあるが離隔接近するように配されており、この
従動回転軸14は回動板25に取付けである押付はスプ
リング28の弾撥力によって駆動回転軸12方向へ押圧
されている。それによって、主動ローラー11と従動ロ
ーラー13との間に用紙4を挟持することができるもの
である。
一方、駆動部3は、′N41図、i4図乃至第6図に示
すように、駆動回転軸12の両端を基枠1から外側に突
出するように延長しておき、その両端部分或いはどちら
か一方端部分を通過する移動用ベルト又は回転用ベルト
のどちらか一方或いは両方を、図示にあっては、一方の
基枠1側には移動用ベルト16と回転用ベルト17とを
、他方の基枠1側には移動用ベルト16のみを搬送ロー
ラー部2の移動区間の間にそれぞれ1本ずつ架設しであ
る。
そして、これらのベルト16.17は、搬送ローラー部
2の移動区間の両端部分にそれぞれ配しである回転用連
動ローラ−33同士、及び移動用連動ローラ−32同士
の間にそれぞれ対応して(移動用ベルト16は移動用連
動ローラ−32同士に、回転用ベルト17は回転用連動
ローラ−33同士に)捲掛して架設されている。これら
の移動用連動ローラー32と回転用連動ローラー33と
はそれぞれの位置で同心の状態で配されている。
又、一方の基枠1の下部には駆動回転装置としての回転
用モーター22が、他方の基枠1には同じく駆動回転装
置としての移動用モーター21がそれぞれ取付けである
このうちの移動用モーター21の方は、他方の基枠1側
の移動用連動ローラー32のうちの一方(図示にあって
は下方)に動力伝達ベルト35を介して回転力が伝達可
能に連結されており、回転用モーター22の方は、一方
の基枠1側の移動用連動ローラー32のうちの一方(図
示にあっては下方)と同心に配しである回転用連動ロー
ラー33に動力伝達ベルト35を介して回転力が伝達可
能となるように連結されている。そして、これらの位置
にある移動用連動ローラ−32同士は連動軸34によっ
て連動するように連結され、回転用連動ローラー33の
方は、この連動軸34に回転自在に外嵌されていて、移
動用連動ローラー32の回転に対して全く連動しないよ
うに形成されている。
前記各ベルト16.17が通過している駆動回転軸12
の両端部分には、次に示すような構造で駆動回転軸12
に移動力、及び回転力を伝達する機構が形成されている
すなわち、駆動回転軸12の両端部分或いはどちらか一
方端部分、図示にあっては、一方の基枠1外側には、第
4図に示すように移動用ローラー18と回転用ローラー
19とが、他方の基枠1側には移動用ローラー18のみ
がそれぞれ配されている。そして、各基枠1の外側に配
した略三角形の移動基板23を貫通した駆動回転軸12
の両端部分に前記移動用ローラー18と回転用ローラー
19とをそれぞれ外嵌しておく。
しかも、移動用ローラー18は、前記移動基板23に固
定されていて、移動用ローラー18と駆動回転軸12と
の間にブツシュ37を介在させることで駆動回転軸12
が回転自在となるように移動用ローラー18が外嵌した
状態を確保する。この構造は、駆動回転軸12の両端部
分で同じ構造である。
又、回転用ローラー19は、一方の基枠1外側に配され
ているのみで、止めネジ36によって駆動回転軸12に
固定してあり、回転用ローラー19の回転によって駆動
回転軸12も共に回転するように形成されている。
そして、移動用ローラー18と回転用ローラー19との
近傍には、これらの各ローラー18,19に前記移動用
ベルト16及び回転用ベルト17をそれぞれ対応して(
移動用ベルト16は移動用ローラー18に、回転用ベル
ト17は回転用ローラー19に)圧接させるべくテンシ
ョンローラー20を2個ずつ適宜配するものである。
このように形成した搬送装置は、例えば、次に示すよう
に作動させる。
すなわち、第3図に示すように、上部にて送られてきた
用紙4の端を、回転用ベルト17を若干移動させて駆動
回転軸12を回転させることで主動ローラー11と従動
ローラー13とにより挟持させる。
次に、移動用ベルト16を搬送ローラー部の移動させる
べき方向、図示にあっては下方へ移動させ、それと連動
して、同様に回転用ベルト17も下方へ移動させる。そ
うすると、この移動用ベルト16が圧接されている移動
用ローラー18に回転させる力が働く。ところが、この
移動用ローラー18は、回転不可能に形成してあって、
且つ、駆動回転軸12を回転自在にした状態で外嵌しで
あるから、移動用ローラー16と共に搬送ローラー部2
も上部から下部まで移動する。その時に、回転用ローラ
ー19に圧接されている回転用ベルト17を移動させる
ことは、移動しない回転用ベルト17に対して搬送ロー
ラー部2が移動すれば、それに伴って回転用ローラー1
9が回転し駆動回転軸12も回転してしまうのを防ぐた
めのものであり、それによって、駆動回転軸12は回転
しないで移動できるものである。
又、図示における下部まで用紙4を搬送してきた後、例
えば、側方に配して端揃え装置6の端揃え部7の位置ま
で方向変換して用紙4を排出する場合には、その位置に
前記回動制御手段15のカム溝31を配しておけば、搬
送ローラー部2の駆動回転軸12に対して軸間距離を保
ちながら従動回転軸14を回動させる。その後、駆動部
3により移動用ベルト16を停止させている状態で回転
用ベルト17を移動させると、回転用ベルト17の移動
に伴って回転用ローラー19が回転し、主動ローラー1
1と従動ローラー13とによって挟持している用紙4は
送り出され、排出方向を変えて端揃え装置6の端揃え部
7に用紙4を適宜送り込むものである。
その後、用紙4のサイズが大きい場合に、用紙4我端揃
え装置6の端揃え部7に到達してもまだ主動ローラー1
1と従動ローラー13とによって用紙4を挾んでいる状
態の場合等には、用紙4を挟持した状態で搬送ローラー
部2を移動させる作動と、駆動回転軸12の回転によっ
て主動ローラー11と従動ローラー13とによって挟持
している用紙4を送り出す作動とを同時に行って、主動
o−ラ−11と従動ローラー13とが上方へ移動するに
伴って用紙4をそのままの位置において行くように送り
出さなければならない。そのような場合には、前記各ベ
ルト16.17の移動の方向を逆にするか、或いは、回
転用ベルト17の方を停止させて、相対的にみれば、各
ベルト16,17の移動の方向を逆にするように作動さ
せる。それにより、主動ローラー11と従動ローラー1
3とが上方へ移動するに伴って用紙4をそのままの位置
において行くように送り出すことができる。
そして、このように移動用ベルト16と回転用ベルト1
7との移動制御は、前記移動用モーター21及び回転用
モーター22をそれぞれ制御装置(図示せず)によって
制御して行うものである。
尚、この発明は、例えば、移動用ベルト16、回転用ベ
ルト17の配置や数、或いは、移動用ローラー18、回
転用ローラー19の配置構造、数、或いは回動制御手段
15の構造、その他各種構造等について、前述した実施
例に限定されることがないことは言うまでもない。
(発明の効果) 上述の如く構成したこの発明は、適数個の主動ローラー
11を配設した駆動回転軸12と適数個の従動ローラー
13を配設した従動回転軸14とを平行に架設すると共
に、これらの軸12.14間距離を、主動ローラー11
と従動ローラー13とにより用紙4を圧接挾持可能とす
べく保持して配した搬送ローラー部2と、この搬送ロー
ラー部2全体を移動させると共に、駆動回転軸12を適
宜回転させる駆動部3とからなり、駆動部3は、搬送ロ
ーラー部2全体の移動と駆動回転軸12の回転との駆動
を各別に或いは連動して行い得るように形成したことに
より、駆動回転軸・12と従動回転軸14との適数個の
主動ローラー11と適数個の従動ローラー13とにより
用紙4を挟持させ、搬送ローラー部2全体を駆動部3に
より適宜移動させれば、従来のように多数のローラーを
配する必要がなく各種サイズの用紙を全て所定位置まで
搬送することができるものである。従って、構造的に、
非常に簡単であり、従来例の如く多数のローラーを配し
たときのような問題点を解決することができるものであ
る。
そして、その位置で駆動部3により主動ローラー11を
排出方向に回転させることでサイズの異なった用紙4で
あっても搬送排出させることができるものである。
又、搬送ローラー部2の構造を、”駆動回転軸12或い
は従動回転軸14のどちらか一方を他方に対して前記軸
間距離を保ちなから回動可能に保持して形成し、この回
動は、適宜回動制御手段15によって行えば、排出方向
を容易に適宜変えることができるものである。それによ
って、各種用途の装置に対応して容易に取付けることが
可能となり、非常に優れた用紙4の搬送装置となるもの
である。
更に、駆動部3の構造にあっても、駆動回転軸12の両
端部分或いはどちらか一方端部分を通過する移動用ベル
ト16又は回転用ベルト17のどちらか一方或いは両方
を、搬送ローラー部2の移動区間の間に適数本架設し、
駆動回転軸12の両端部分或いはどちらか一方端部分に
は、移動用ローラー18を駆動回転軸12が回転自在と
なるように外嵌し且つ移動用ローラ−18自体は回転不
可能に、そして、回転用ローラー19を駆動回転軸12
に固定してそれぞれ或いはどちらか一方を取付け、移動
用ローラー18と回転用ローラー19との近傍には、こ
れらの各ローラー18.19に前記移動用ベルト16及
び回転用ベルト17をそれぞれ対応して圧接させるべく
テンションローラー20を適宜配し、前記各ベルト16
.17は、モーター21.22の如き駆動回転装置によ
り、各別に、或いは連動して搬送ローラー部2の移動方
向へ移動回層に形成すると共に、これらの各ベルト16
.17の移動は、各別或いは連動、及びその速度をそれ
ぞれ制御装置によって制御して行うべく形成したことで
、用紙4を挟持した状態で搬送ローラー部2を移動させ
る場合には、まず、主動ローラー11と従動ローラー1
3とにより用紙4を挟持しておき、移動用ベルト16を
搬送ローラー部2の移動させるべき方向へ移動させる。
そうすると、この移動用ベルト16が圧接されている移
動用ローラー18に回転させる力が働く。
ところが、この移動用ローラー18は、回転不可能に形
成してあって、且つ、駆動回転軸12を回転自在にした
状態で外嵌しであるから、移動用ローラー18と共に搬
送ローラー部2も移動する。
その時に、回転用ローラー19に圧接されている回転用
ベルト17は移動しないので駆動回転軸12に固定しで
ある回転用ローラー19も駆動回転軸12の移動に伴っ
て移動する。そうすると、その移動に伴って回転用ロー
ラー19が回転し駆動回転軸12も回転してしまう。そ
のため、回転用ベルト17の方も移動用ベルト16と共
に移動させる。それによって、駆動回転軸12は回転し
ないで移動できるものである。それによって用紙4を適
宜移動させることができる。
一方、駆動回転軸12の回転によって主動ローラー11
と従動ローラー13とによって挟持している用紙4を送
り出す場合には、移動用ベルト16を停止させている状
態で回転用ベルト17′を移動させる。そうすると、回
転用ベルト17の移動に伴って回転用ローラー19が回
転し、主動ローラー11と従動ローラー13とによって
挟持している用紙4を送り出すことができる。
更に、用紙4を挟持した状態で搬送ローラー部2を移動
させる作用と、駆動回転軸12の回転によって主動ロー
ラー11と従動ローラー13とによって挟持している用
紙4を送り出す作用とを同時に行う場合には、前記各ベ
ルト16.17の移動の方向を逆にするか、或いは、移
動速度を適宜具なるようにして行えば、相対的な移動と
回転との間に差が生じ同時に行うことができる。
従って、用紙4の移動送り出しのあらゆる対応が簡単な
装置によって容易に行うことができるので、この種の用
紙4を取り扱う装置の大幅なコストダウンと小型化が容
易に図れるものである。
又、これらの各ベルト16.17の移動は、適宜制御装
置(例えば、コンピューター等)によって駆動回転装置
の回転速度を制御することで行うことができ、又、前記
各ベルト16.17のそれぞれに対応したローラー18
.19への圧接は、テンションローラー20によって行
うので、作動も確実であり、誤作動、故障の非常に少な
い優れた装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
の移動状態を示す概略図、第4図は駆動部の要部断面図
、第5図は第4図におけるV−■矢視線図、第6図は第
4図におけるVl−VT矢視線図、第7図は第4図にお
ける■−■矢視線図、第8図は第4図における■−■矢
視線図である。 1・・・基枠、2・・・搬送ローラー部、3・・・駆動
部、4・・・用紙、5・・・摺動溝、6・・・端揃え装
置、7・・・端揃え部、8・・・積載台、9・・・送り
ローラー11・・・主動ローラー 12・・・駆動回転
軸、13・・・従動ローラー 14・・・従動回転軸、
15・・・回動制御手段、16・・・移動用ベルト、1
7・・・回転用ベルト、18・・・移動用ローラー 1
9・・・回転用ローラー 20・・・テンションローラ
ー 21・・・移動用モーター 22・・・回転用モー
ター 23・・・移動基板、24・・・回動基板、25
・・・回動板、25a・・・回動板、26・・・ガイド
体、27・・・揺動スプリング、28・・・押付はスプ
リング、29・・・倣いビン、30・・・カム板、31
・・・カム溝、32・・・移動用連動ローラー 33・
・・回転用連動ローラー 34・・・連動軸、35・・
・動力伝達ベルト、36・・・止めネジ、37・・・ブ
ツシュ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  1、適数個の主動ローラーを配設した駆動回転軸と適
    数個の従動ローラーを配設した従動回転軸とを平行に架
    設すると共に、これらの軸間距離を、主動ローラーと従
    動ローラーとにより用紙を圧接挟持可能とすべく保持し
    て配した搬送ローラー部と、この搬送ローラー部全体を
    移動させると共に、駆動回転軸を適宜回転させる駆動部
    とからなり、駆動部は、搬送ローラー部全体の移動と駆
    動回転軸の回転との駆動を各別に或いは連動して行い得
    るように形成したことを特徴とする用紙の搬送装置。  2、搬送ローラー部は、駆動回転軸或いは従動回転軸
    のどちらか一方を他方に対して前記軸間距離を保ちなが
    ら回動可能に保持して形成し、この回動は、適宜回動制
    御手段によって行う請求項1記載の用紙の搬送装置。  3、駆動部は、前記駆動回転軸の両端部分或いはどち
    らか一方端部分を通過する移動用ベルト又は回転用ベル
    トのどちらか一方或いは両方を、搬送ローラー部の移動
    区間の間に適数本架設し、駆動回転軸の両端部分或いは
    どちらか一方端部分には、移動用ローラーを駆動回転軸
    が回転自在となるように外嵌し且つ移動用ローラー自体
    は回転不可能に、そして、回転用ローラーを駆動回転軸
    に固定してそれぞれ或いはどちらか一方を取付け、移動
    用ローラーと回転用ローラーとの近傍には、これらの各
    ローラーに前記移動用ベルト及び回転用ベルトをそれぞ
    れ対応して圧接させるべくテンションローラーを適宜配
    し、前記各ベルトは、モーターの如き駆動回転装置によ
    り、各別に、或いは連動して搬送ローラー部の移動方向
    へ移動可能に形成すると共に、これらの各ベルトの移動
    は、各別或いは連動、及びその速度をそれぞれ制御装置
    によって制御して行うべく形成した請求項1又は2記載
    の用紙の搬送装置。
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