JPS6197524A

JPS6197524A - ペンレコ−ダ

Info

Publication number: JPS6197524A
Application number: JP22011884A
Authority: JP
Inventors: Toshio Kimura; 木村　敏雄; Teruhiko Tokuge; 徳毛　照彦
Original assignee: Yokogawa Hokushin Electric Corp
Current assignee: Yokogawa Electric Corp
Priority date: 1984-10-19
Filing date: 1984-10-19
Publication date: 1986-05-16
Also published as: JPH0582528B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野Ｊ本発明は、ペンレコーダに関するものであり、詳しくは
、必要に応じて所定の印字パターンを記録紙に記録する
ことができるペンレコーダを提供するものである。

［従来の技術］ペンレコーダは、測定信号の大きさを連続的に記録でき
ることから、各種の測定信号のアナログ記録に広く用い
られている。

ところで、一般に、ペンレコーダは、測定信号の大きさ
に応じて記録紙の送り方向と直交する方向に変位し測定
信号の大きさを記録紙にアナログ記録するペンを有する
アナログ記録機構が設けられているのみであり、記録紙
の送り速度１日付。

時刻、アラーム情報、タイムマーカなどの各種のアナロ
グ記録に関連した所定の印字パターンを記録する印字機
構は設けられていない。

このような印字機構としては、ワイヤドツトヘッドやサ
ーマルヘッドなどのドツトパターンヘッドを用いて印字
信号に応じて所定のドツト要素を選択的に駆動してドツ
トマトリクスパターンとして所定の印字を行うドツトプ
リンタ機構や、印字信号に応じてペンを記録紙の送り方
向と直交する方向に変位させるとともに記録紙を正逆方
向に移動させてアナログ的な線分により印字を行うプロ
ッタ機構が考えられる。

［発明が解決しようとする問題点］しかし、従来のベンレコーダに前者のようなドツトプリ
ンタ機構を組み込むことはコストが高くなるとともにス
ペース的にも困難である。また、後者のような構造のプ
ロッタ機構を組み込むことは印字動作時には記録紙が逆
方向に送り戻されることからアナログ記録の連続性が損
われることになり、好ましくない。

本発明は、このような点に着目してなされたものであっ
て、その目的は、比較的簡単な構造で無理なく組み込む
ことができ、印字動作時に記録紙が逆方向に送り戻され
ることがなくアナログ記録の連続性が損われることのな
い印字機構を有するペンレコーダを提供することにある
。

［問題点を解決するための手段］このような目的を達成する本発明は、測定信号の大きさ
に応じて記録紙の送り方向と直交する方向に変位し測定
信号の大きさを記録紙にアナログ記録するベンを有する
アナログ記録機構と、印字信号に応じて記録紙の送り方
向、記録紙の送り方向と直交する方向および記録紙に対
して垂直方向に変位し所定の印字パターンを記録紙に記
録するベンを有する印字機構とを設けたことを特徴とす
る。

［実施例］以下、図面を用いて詳細に説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示す簡略構成説明図であ
り、３チヤンネルの測定信号の大きさをアナログ記録す
る３ペンレコーダの例を示している。第１図において、
円筒形のプラテン１に巻き付けられた記録紙２の送り方
向に沿うようにしてプラテン１の上部には３本のベンＰ
、〜Ｐ３を有するアナログ記録機構ＡＲが８４層配置さ
れるとともに、これらアナログ記録機構ＡＲの下部には
所定の印字パターンを記録紙２に記録するベンＰＯを有
する印字機構ＣＰが配置されている。３はチャートカセ
ットであり、未記録の記録紙２ａを格納する部分３ａと
記録済みの記録紙２ｂを格納する部分３ｂとが一体化さ
れたものであり、印字機構ＣＰの下部に配置されている
。４はプラテン１から送り出される記録済みの記録紙２
ｂを所定の格納部３ｂに案内する押え部材であり、端部
が所定の間隙を保ってプラテン１に対向するように配置
されている。５は表示ユニットであり、各ベンＰ１〜Ｐ
３の全面に記録紙２の幅方向に沿って配置されている。

６はケース、７はドアである。

第２図は、第１図における印字機構ＣＰの具体例を示す
構成説明図であり、第１図と同一部分には同一符号を付
けている。第２図において、８はベンアーム９が軸１０
を介して回動自在に取り付けられたキャリッジであって
、主軸１１および従軸１２に移動自在に取り付けられて
いる。これら主軸１１および従軸１２は両端がそれぞれ
側板１３．１４に固着されて平行に保たれている。側板
１３の一端にはモータ１５の出力軸に取り付けられてい
る歯車１Ｇと噛み合うように歯形１１が形成されていて
、モータ１５の回転に応じて主軸１１を中心にして回動
することになる。１８はベンアーム９を垂直方向に移動
させるための駆動板であり、図示しない本体の側板に回
動自在に取り付けられている。この駆動板１８にはリン
ク１９を介してソレノイド２０のプランジｖ２１が連結
されていて、回動駆動力が加えられる。２２はキャリッ
ジ８を移動させるための繰り糸であり、モータ２３によ
り回転駆動される駆動プーリ２４に巻き掛けられて従動
プーリ　２５，２６間に巻き掛けられるとともにキャリ
ッジ８に整正されている。

このように構成された装置の動作について説明する。

記録紙２は、図示しない記録駆送りモータにより例えば
５　ｍｌ／　Ｈか６１２０００ＩＩＩＩｌ／Ｈマテノ間
ノ任意の設定速度で矢印Ａで示す一定方向に連続的に送
られる。記録紙２上には各ベンＰ１〜Ｐ、により測定信
号の大きさがアナログ記録されるとともに、ベンＰｏに
より記録紙２の送り速度９日付。

時刻、アラーム情報、タイムマーカなどの各種の印字記
録が行われる。このような印字記録にあたっては、印字
信号に応じてベンＰａを記録紙２の送り方向、記録紙２
の送り方向と直交する方向および記録紙２に対して垂直
方向に変位させる。ベンＰｏを記録紙２の送り方向に変
位させるのにあたってはモータ１６を回転させてベンア
ーム９をプラテン１に対して前後方向に変位させ、ペン
Ｐ。

を記録紙２の送り方向と直交する方向に変位させるのに
あたってはモータ２３により繰り糸２２を移動させてキ
ャリッジ８を変位させ、ペンＰｏを記録紙２に対して垂
直方向に変位させるのにあたってはソレノイド２０を選
択的に励磁して駆動板１８を回動させてペンアーム９を
変位させる。

これにより、記録紙２が連続的に送られている状態で所
定の印字パターンが記録紙２に記録されることになり、
記録紙２の送り速度に応じた傾斜パターンが記録される
ことになる。ここで、例えば１行に２０文字を印字する
ものとし、印字速度を毎秒２文字とすると、１行の印字
に１０秒要することになる。そして、記録パターンの傾
斜の限界を１００ｍ１に対して２ｍ＋１とすると、送り
速度の限界は２　ｍｒａ／　１０ｓ　＝　７２０ｓ＋ｎ
＋　／　Ｈとなり、前述のように５ｍｌ１ｌ／Ｈから１
２０００ｅｍ　／　Ｈまでの間の任意の送り速度が設定
できるレコーダの場合には５ｍ＋１ｍ／Ｈから７２０ｍ
＋ａ　／　Ｈの間の送り速度において許容傾斜の印字が
行えることになる。なお、本実施例では、モータ　１６
，２３として例えば０．２１ｆｆｉＩ１１の分解能で約
５ｃｍ／′Ｓの速度で印字を行える同一特性のパルスモ
ータを用いている。このために、各パルスモータ　１Ｇ
、２３の初期位置設定を行う必要がある。このような初
期化にあたっては、機械的なストッパを設けておいて所
定時間駆動パルスを加えてパルスモータを脱調させた後
初期化するようにしてもよいし、スイッチを設けておい
てその接点信号により初期化するようにしてもよい。ま
た、モータにエンコーダを直結しておいて位置決めを行
うようにしてもよい。また、印字動作実行時のみにこれ
らモータ　１６，２３に通電することにより消費電力の
低減を図るとともに器内温度の上昇を抑えることができ
る。

なお、上記実施例では、円筒形のプラテンを用いたレコ
ーダについて説明したが、フラットベッド形のレコーダ
であってもよいし、ペンが垂直方向に変位するように構
成された縦形のレコーダであってもよい。

また、ペンは３個に限るものではなく、２ｆｌＩＩや４
１１１以上であってもよい。

また、印字線溝を構成するモータとしてサーボモータを
用いてポテンショメータと組み合わせ、デジタル印字信
号をアナログ信号に変換して加えるようにしてもよい。

［発明の効果］以上説明したように、本発明によれば、比較的簡単な構
造で無理なく組み込むことができ、印字動作時に記録紙
が逆方向に送り戻されることがなくアナログ記録の連続
性が損われることのない印字機構を有するペンレコーダ
が実現でき、実用上の効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す簡略構成説明図、第２
図は第１図における印字機構ＣＰの具体例を示す構成説
明図である。１・・・プラテン、２・・・記録紙、８・・・キャリッ
ジ、９・・・ベンアーム、１０・・・軸、１１・・・主
軸、１２・・・従軸、１３．１４・・・側板、１５．２
３・・・モータ、１６・・・歯車、１７・・・歯形、１
Ｂ・・・駆動板、１９・・・リンク、２０・・・ソレノ
イド、２１・・・プランジャ、２２・・・繰り糸、２４
・・・駆動プーリ、２５．２６・・・従動プーリ、Ｐ０
〜Ｐ３・・・ペン、ＡＲ・・・アナログ記録機構、ＣＰ
・・・印字機構。

Claims

【特許請求の範囲】

測定信号の大きさに応じて記録紙の送り方向と直交する
方向に変位し測定信号の大きさを記録紙にアナログ記録
するペンを有するアナログ記録機構と、印字信号に応じ
て記録紙の送り方向、記録紙の送り方向と直交する方向
および記録紙に対して垂直方向に変位し所定の印字パタ
ーンを記録紙に記録するペンを有する印字機構とを設け
たことを特徴とするペンレコーダ。