JPS6194785A - シリアル式印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は印字リボンカセットヲ用いて印字を行なうシリ
アル式印字装置に関するものである。

従来例の構成とその問題点 近年印字リボンを用いるシリアル式印字装置において印
字リボンを手軽に取り付けられる印字リボンがカセット
に収められた印字リボンカセットが多く利用されている
。またシリアル式印字装置の小型化の要望が高まってい
る。

以下図面き参照しながら従来のシリアル式印字装置の一
例を説明する。

第１図は従来のシリアル式印字装置の印字リボンカセッ
ト部分の斜視図を示すものである。１はインクを記録用
紙に転写する印字リボンで、ポリエチレンテレフタレー
ト（以後ＰΣでと記す）からなるベースフィルム上に熱
溶融性インクを塗布したものである。２ａは印字リボン
１を巻取る第１のリールで、印字装置内の巻取り軸（図
示していない）と係合する。２ｂは印字リボン１を送り
出すよう構成されている第２のリールで、印字装置内の
送り出し軸と係合する。１ｏは印字リボン１と第１．第
２のリールを収納する印字リボンカセットである。印字
装置内のキャリッジ（図示していない）は印字リボンカ
セット１０を装置内で往復運動させるものである。１８
はキャリッジ移動方向である。キャリッジを駆動するキ
ャリッジ駆動装置（図示していない）は、印字リポンカ
セッ）１０全装着したキャリッジをキャリッジ移動方向
１８に往復駆動させる。５はキャリッジに印字リボンカ
セット１ｏが正確に装着されるための位置決めビン穴で
、３＆は装着を容易にかつ正確に行なうカセット案内部
である。１１は印字リボン１を介して記録用紙（図示し
ていない）に印字を行なう印字ヘッドである。１２は印
字ヘッド１１を支持する印字ヘッド支持体でキャリッジ
と一体となっている。２０＆は印字リボン１の終端を検
出するための終端検出窓である。

以上のように構成された従来のシリアル式印字装置につ
いて、以下その動作について説明する。

まず印字リボンカセント１０を第１のリール２＋Ｌが巻
取り軸と第２のリール２ｂが送り出し軸と係合するよう
に位置決めビン穴５、カセット案内部３ａｔ−使ってキ
ャリッジに装着する。キャリッジに装着した印字リボン
カセット１０はキャリッジ移動方向１８に駆動され、こ
の時印字リボン１ｆｊ！：第１のリール２ａが巻き取り
、第２のリール２ｂが印字リボン１に一定の張力を与え
ながら送り出す。印字リボン１が送られることにより印
字ヘッド支持体１２に取付けられた印字ヘッド１１は常
に新しい熱溶融性インク層が塗布されているベースフィ
ルムと接触し記録用紙側にインクを転写する。第１のリ
ール２ａが印字リボン１を巻き終わると終端検出窓２ｏ
ａから終端が検出され、印字リボン１の巻き取りが停止
する。印字を続ける場合は新しい印字カセット１ｏと交
換して印字を続ける。しかしながら従来の印字リボンの
幅は一般には文字−列が印字できる幅しかなく、一つの
印字リボンカセットで印字できる容量が少なかりたし、
印字容量を増やそうと考えると印字リボンカセットが大
きくなりてしまい装置の小型化が困難であった。また平
面サイズの同じ印字リボンカセットで印字リボンの幅を
広げて一本の印字リボンに二列以上の文字列が印字でき
るようにし、印字容量を増やすことはできるが、リボン
列を使いわけるために印字リボン又は印字リボンカセッ
ト全体を印字ヘッドに対し上下に移動させる必要があり
装置が複雑・高価になるという問題点を有していた。

発明の目的 本発明の目的はシリアル式印字装置の小型化が簡単な構
成で印字容量の大きなシリアル式印字装置を提供するこ
とである。

発明の構成 この目的を達成するために本発明のシリアル式印字装置
は、記録用紙上に印字を行なう印字リボンと記録用紙に
前記印字リボン金倉して印字を行なわせる印字ヘッドと
前記印字リボンの巻き取りおよび送９出しを行なう第１
．第２のリールと前記印字リボンおよび第１．第２のリ
ールを収納する印字リボンカセットと前記第１．第２の
リールのどちらか一方を前記印字リボンを巻き取る方向
に回転させるリール駆動手段とを有し、前記印字リボン
は前記印字ヘッドの記録高さの二倍幅以上で、かつ前記
印字リボンカセットは裏返しに装着可能であり、装着の
切換えによって前記印字リボンの上下二段の使用を可能
なようにしたものであり、簡単構成で、印字容量の大き
な小型のシリアル式印字装置が可能となるものである。

実施例の説明 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。第２図は本発明の一実施例におけるシリアル式
印字装置に用いる印字リボンカセットの斜視図を示す。

第２図において、２１Ｌ、２　ｂはそれぞれ第１．第２
のリール、３ａ・はカセット案内部、５は位置決めビン
穴で、以上は第１図の構成と同じものである。１９はイ
ンクを記録用紙（図示していない）に転写する印字リボ
ンであり、印字ヘッド（図示していないが、第１図の構
成と同じ）が−走査で印字可能な最大文字高さく記録高
さ）の二倍以上の幅を有している。また印字リボン１９
はＰＥＴからなるベースフィルム上に熱溶融性インクを
塗布したものである。

第３図は本°発明の一実施例のシリアル式印字装置の主
要部の平面図である。第３図において、３ｂはカセット
案内部３亀とはまシ合うキャリッジ案内部である。２６
は印字リボン１９の巻き取りを行なう巻き取り軸であシ
、２７は印字リボン１９を送り出すように構成されてい
る送り出し軸である。２ａ、２ｂは印字リボン１９を巻
き取るあるいは送り出す第１．第２のリールである。例
えば第１のリール２ａが巻き取り軸２６と係合し巻き取
りリールとなる時、第２のリール２ｂは送り出し軸２７
と係合し送り出しリールとなる。また逆に第２のリール
２ｂが巻き取り軸２６と係合し巻き取りリールとなる時
、第１のリール２ａは送り出し軸２７と係合し送り出し
リールとすることが可能な構成となっている。２０５Ｌ
は第２のリール２ｂが巻き取りリールとなった時の印字
リボン１９の終端を検出セ／す（図示していない）を通
して検出可能とする終端検出窓である。２０ｂは第１の
リール２＆が印字リボン１９の巻き取りリールとなった
時の終端検出窓である。１０＆は印字リボン１９と第１
．第２のリール２ａ、２ｂを収納する印字リポンカセｙ
）である。１８は印字を行なうために移動させるカセッ
ト移動方向である。３０は印字リボン力セツ）　１０＆
’ｉ印字装置内に支持するキャリッジで、キャリッジ駆
動装置（図示していない）によりカセット移動方向１８
に往復駆動される。１５は印字リボン１９のインクが転
写される記録用紙で、１６は印字位置において記録用紙
１５を印字リボン１９に対して平行に支持するプラテン
である。１１は印字リボン１９を介して記録用紙１６に
インクを転写する印字ヘッドである。６は印字リボンカ
セットＩ　Ｑａｉキャリッジ３０に装着した時に印字ヘ
ッド１１、および印字ヘッド１１を支持する印字ヘッド
支持体（図示していない）が入り込むための空隙部であ
る。

以上のように構成された本発明の一実施例におけるシリ
アル式印字装置について、以下その動作について説明す
る。まずカセット案内部３＆がキャリッジ案内部３ｂに
、位置決めビン穴５がキャリッジの位置決めピン（図示
していない）にはまるように印字リボンカセット１０ｉ
Ｌｆ、キャリッジ３ｏに第１回目の装着を行なう。この
時記録用紙１６はプラテン１６に沿うように支持されて
おり、記録用紙１５とわずかな空隙をおいて、かつ記録
用紙１５と平行に印字リボン１９がある。第１のリール
２ａは装置内の巻き取シ軸２６と係合し、巻き取シ軸２
６の回転を受けて印字リボン１９を巻き取り、また第２
のリール２ｂは装置内の送り出し軸２７と係合し印字リ
ボン１９に一定の張力を与えながら送り出しており、キ
ャリッジ３ｏは印字ヘッド１１と印字リボンカセットＩ
Ｃ１ｉ一体としてカセット移動方向１８の方向に移動さ
せている。印字位置において印字ヘッド１１が印字リボ
ン１９を記録用紙１５、プラテン１６に押シつけて印字
ヘッド１１を構成する発熱体を加熱させ記録用紙１５に
印字を行なう。第１のリール２ａが印字リボン１９を巻
き終わると終端検出窓２０ｂから検出センサ（図示して
いない）が印字リボン１９の終端を検出して装置内の巻
き取り軸２６を停止させる。またこの時送り出し軸２７
も停止している。次に第３図の平面図で印字リボンカセ
ットの表となっている面が裏となるように、かつカセッ
ト案内部３ａとキャリッジ案内部３ｂに、ｉた位置決め
ビン穴５がキャリッジの位置決めビン（図示していない
）にはまるように第２回目の装着を行なう。この時、第
２のリール２ｂは巻き取り軸２６と、第１のリール２ａ
は送り出し軸２７と係合し、第２のリール２ｂは印字リ
ボン１９を巻き取り、第１のリール２ａは印字リボン１
９に一定の張力を与えながら印字リボン１９ｉ送シ出し
ている。また第２回目の装着で巻き取９リールとなった
第２のリール２ｂが印字リボン１９ｔ−巻き終わると、
終端検出窓から検出センサ（図示していない）が印字リ
ボ／１９の終端を検出して巻き取りを停止させる。次に
第１回、第２回の装着における印字ヘッド１１と印字リ
ボン１９の位置関係を説明する。第４図ａに第１回目の
印字リボン力セツ）１０ａの装着時の印字リボン１９の
正面から見た印字ヘッド１１と印字リボン１９の位置関
係を示し、同図すに第２回目の装着時の印字リボン１９
の正面から見た位置関係を示す。２４は印字時のキャリ
ッジ３０（第３図）の移動方向であり、２５は印字リボ
ン１９０巻き取り方向である。同図ａにおいて、印字ヘ
ッド１１は印字リボン１９の正面から見て上側にあり、
キャ１７　、ジ３０が印字ヘッド１１および印字リボン
カセット１０ａ（第３図）を一体として印字時のキャリ
ッジ移動方向２４に駆動する。印字リボン１９は巻き取
り方向２５に巻き取られ、常に新しい熱溶融性インク層
を有するベースフィルムと印字ヘッド１１が接触し印字
が行なわれる。

また同図すにおいて、印字ヘッド１１は印字リボン１９
の正面から見て上側の位置にあり、印字リボン１９の上
側を使用し、印字が行なわれるようになっている。また
印字リボン１９の下側は第１回目の印字リボン力セツ）
１０＆の装着で印字が行なわれている。以上のように本
実施例によれば、印字リボンが印字ヘッドの記録高さの
二倍以上の幅を有し、かつ裏返して装着することが可能
となるため、印字リボンの上下二段の使用を可能とし、
簡単な構成で印字容量音大きく、かつ小型のシリアル式
印字装置を実現することができる。

なお上記実施例では印字リボン１９ｆ、ＨＰＥＴからな
るベースフィルム上に熱溶融性インク層を塗布したもの
としたが、印字リボンは上記に限るものではない。例え
ば印字リボンに通電、放電により記録用紙に印字が行な
える通電転写紙音用いてもよい。

発明の効果 以上の説明から明らか、なように本発明は印字リボンが
印字ヘッドの記録高さの二倍以上の幅を有しており、か
つ印字リボンカセットヲ裏返しに装着することが可能で
あるため、リボン又はカセット全体を上下させることな
く、印字リボンの上下二段の使用を可能とし、簡単な構
成で印字容量を大きく、かつ小型なシリアル式印字装置
が実現できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の印字リボンカセット部の斜視図、第２図
は本発明の実施例に使用する印字リボンカセット部の斜
視図、第３図は本発明の一実施例によるシリアル式印字
装置の平面図、第４図は印字状態金示す図である。 ２ａ・・・・・・第１のリール、２ｂ・・・・°・第２
のリール、１０．１０ａ・・・・・・印字リボンカセッ
ト、１１・・・・・・印字へ、ド、１９・・・・・・印
字リボン。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏男　ほか１名第１図 ２０の 第２図 ？ｂ ｚＯα 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 記録用紙上に印字を行なう印字リボンと、記録用紙に前
   記印字リボンを介して印字を行なわせる印字ヘッドと、
   前記印字リボンの巻き取りおよび送り出しを行なう第１
   、第２のリールと、前記印字リボンおよび前記第１、第
   ２のリールを収納する印字リボンカセットと、前記第１
   、第２のリールのいずれか一方を前記印字リボンを巻き
   取る方向に回転させるリール駆動手段とを有し、前記印
   字リボンは前記印字ヘッドの記録高さの二倍幅以上に設
   定し、前記印字リボンカセットを裏返しに装着可能に構
   成し、前記印字リボンカセットの装着の切換えによって
   前記印字リボンの上下二段の使用を可能としたことを特
   徴とするシリアル式印字装置。