JPS6188075A - 金属ガスケツトにより熱害を防御する方法と装置 - Google Patents
金属ガスケツトにより熱害を防御する方法と装置Info
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- JPS6188075A JPS6188075A JP20946084A JP20946084A JPS6188075A JP S6188075 A JPS6188075 A JP S6188075A JP 20946084 A JP20946084 A JP 20946084A JP 20946084 A JP20946084 A JP 20946084A JP S6188075 A JPS6188075 A JP S6188075A
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- Japan
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- metal gasket
- bead
- grommet
- gromet
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/08—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
- F16J15/0818—Flat gaskets
- F16J15/0825—Flat gaskets laminated
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/08—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
- F16J15/0818—Flat gaskets
- F16J2015/0837—Flat gaskets with an edge portion folded over a second plate or shim
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Exhaust Silencers (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
この発明は金属ガスケットにより熱害を防御する方法と
装置に係り、特に、少なくとも熱源側端部に設けたグロ
メット部を接合面への接触面圧を高め接合面に対して接
触面積を小とすべく厚く形成することにより、熱伝導量
を減少するとともに、ビード部を熱害から防御し、信頼
性の高いシール効果を維持する金属ガスケットにより熱
害を防御する方法と装置に関する。
装置に係り、特に、少なくとも熱源側端部に設けたグロ
メット部を接合面への接触面圧を高め接合面に対して接
触面積を小とすべく厚く形成することにより、熱伝導量
を減少するとともに、ビード部を熱害から防御し、信頼
性の高いシール効果を維持する金属ガスケットにより熱
害を防御する方法と装置に関する。
［従来の技術］
金属板にビードを形成し、このビードによって例えば内
燃機関のシリンダヘッドと排気マニホルドとの接合部を
効率良くシールする金属ガスケットが知られている。こ
の金属ガスケットは、排気ボート出口周縁のシリンダヘ
ッドに排気マニホルドの取付フランジを取付ける際のボ
ルト締結力によって圧縮され、ヘッド接合面及び取付フ
ランジのフランジ接合面にシール線を夫々形成し、シー
ル効果をあげている。
燃機関のシリンダヘッドと排気マニホルドとの接合部を
効率良くシールする金属ガスケットが知られている。こ
の金属ガスケットは、排気ボート出口周縁のシリンダヘ
ッドに排気マニホルドの取付フランジを取付ける際のボ
ルト締結力によって圧縮され、ヘッド接合面及び取付フ
ランジのフランジ接合面にシール線を夫々形成し、シー
ル効果をあげている。
［発明が解決しようとする問題点］
ところが、このような金属ガスケットにおいて、第３．
４図に示す如く、シリンダヘッド６側の第１副板３６の
ボート孔部４０の一端部３６ａが排気マニホルド１８例
の第２副板３８の一端部３８ａ面１−に配置され、ボー
ト孔部４６側に第１グロメット部４２が形成されるとと
もに、この第１グロメット部４２から離間してビード部
４４が形成されており、このビード部４４には基板３４
の一端部３４ａが位置している。しかし、ボルト締結力
により圧縮される金属ガスケット３０においては、金属
ガスケット３０の全面が同一厚さの平板状に、あるいは
ビード部４４が第１グロメ７ト部４２よりも厚く形成さ
れているので、シリンダヘット６のヘッド接合面及び取
付フランジのフランジ接合面に対する接触面積が大とな
る。そして、排気マニホルド１８は排気ガスが集合する
等によってシリンダへラド６よりも高温となり、排気マ
ニホルド１８からの高熱が上述の再接合面間に介された
接触面積の大なる金属ガスケット３０を容量に伝導して
熱伝導量を多くし、シリンダヘッド６を高温化する。し
たがって、吸気温度が上昇し吸気の密度が小さくなり容
積効率が低下する等の諸現象によって吸入効率が低くな
り、機関出力の低下を招来する不都合があった。また、
熱源側であるボート孔部４０側から高熱がビード部４４
に伝導し易くなり、したがって、このビード部４４のビ
ード３２が脆弱化し、ビード３２の押圧力が低下して所
定のシール圧を維持し得ず、シール効果が低下する不都
合があった。
４図に示す如く、シリンダヘッド６側の第１副板３６の
ボート孔部４０の一端部３６ａが排気マニホルド１８例
の第２副板３８の一端部３８ａ面１−に配置され、ボー
ト孔部４６側に第１グロメット部４２が形成されるとと
もに、この第１グロメット部４２から離間してビード部
４４が形成されており、このビード部４４には基板３４
の一端部３４ａが位置している。しかし、ボルト締結力
により圧縮される金属ガスケット３０においては、金属
ガスケット３０の全面が同一厚さの平板状に、あるいは
ビード部４４が第１グロメ７ト部４２よりも厚く形成さ
れているので、シリンダヘット６のヘッド接合面及び取
付フランジのフランジ接合面に対する接触面積が大とな
る。そして、排気マニホルド１８は排気ガスが集合する
等によってシリンダへラド６よりも高温となり、排気マ
ニホルド１８からの高熱が上述の再接合面間に介された
接触面積の大なる金属ガスケット３０を容量に伝導して
熱伝導量を多くし、シリンダヘッド６を高温化する。し
たがって、吸気温度が上昇し吸気の密度が小さくなり容
積効率が低下する等の諸現象によって吸入効率が低くな
り、機関出力の低下を招来する不都合があった。また、
熱源側であるボート孔部４０側から高熱がビード部４４
に伝導し易くなり、したがって、このビード部４４のビ
ード３２が脆弱化し、ビード３２の押圧力が低下して所
定のシール圧を維持し得ず、シール効果が低下する不都
合があった。
［発明の目的］
そこでこの発明の目的は、上述の不都合を除去し、熱源
側端部に設けられたグロメット部をこのグロメット部か
ら離間して設けられたビード部よりも接合面に対する接
触面積を小となるよう厚く形成し、金属ガスケントを伝
導する熱伝導量を減少させるとともに、熱によりビード
が脆弱化するのを防止し、ビードの押圧力を低下させる
ことなく、信頼性の高いシール効果を維持し得る金属ガ
スケットにより熱害を防御する方法と装置を実現するに
ある。
側端部に設けられたグロメット部をこのグロメット部か
ら離間して設けられたビード部よりも接合面に対する接
触面積を小となるよう厚く形成し、金属ガスケントを伝
導する熱伝導量を減少させるとともに、熱によりビード
が脆弱化するのを防止し、ビードの押圧力を低下させる
ことなく、信頼性の高いシール効果を維持し得る金属ガ
スケットにより熱害を防御する方法と装置を実現するに
ある。
［問題点を解決するための手段］
この目的を達成するためにこの発明は、弾性金属板にビ
ードを形成しシールを果す金属ガスケットの少なくとも
熱源側端部をビード部よりも厚く構成しこの熱源側端部
における接合面への接触面圧を高め前記金属ガスケット
の接合面に対する一触面積を小として熱伝導量を減少す
るとともに、前記ビード部への熱の伝導を減殺したこと
を特徴とする。
ードを形成しシールを果す金属ガスケットの少なくとも
熱源側端部をビード部よりも厚く構成しこの熱源側端部
における接合面への接触面圧を高め前記金属ガスケット
の接合面に対する一触面積を小として熱伝導量を減少す
るとともに、前記ビード部への熱の伝導を減殺したこと
を特徴とする。
また、弾性金属板にビードを形成した基板の両面に副板
を設けてシールを果す金属ガスケットの少なくとも熱源
側端部にグロメット部を設け、このグロメット部を接合
面への接触面圧を高め前記金属ガスケ−／ トの接合面
に対する接触面積を小とすべくビード部よりも厚く形成
し、このビード部を前記グロメット部から離間させて設
けたことを特徴とする。
を設けてシールを果す金属ガスケットの少なくとも熱源
側端部にグロメット部を設け、このグロメット部を接合
面への接触面圧を高め前記金属ガスケ−／ トの接合面
に対する接触面積を小とすべくビード部よりも厚く形成
し、このビード部を前記グロメット部から離間させて設
けたことを特徴とする。
［作用］
このようにこの発明を構成することにより、再接合面間
に、介在された金属ガスケットにおいては、金属ガスケ
ットの接合面に対する接触面積が小なので、金属ガスケ
ットを伝導する熱伝導量が減少し、これにより例えばシ
リンダヘッドが高温化して吸入効率が低くなり、機関出
力が低下するのを防止するとともに、ビード部への熱の
伝導を減殺させ、ビードが高温化して脆弱化するのを回
避し、と−ドの押圧力の低下を防止し、長期間の使用に
対しても信頼性の高いシール効果を維持することができ
る。
に、介在された金属ガスケットにおいては、金属ガスケ
ットの接合面に対する接触面積が小なので、金属ガスケ
ットを伝導する熱伝導量が減少し、これにより例えばシ
リンダヘッドが高温化して吸入効率が低くなり、機関出
力が低下するのを防止するとともに、ビード部への熱の
伝導を減殺させ、ビードが高温化して脆弱化するのを回
避し、と−ドの押圧力の低下を防止し、長期間の使用に
対しても信頼性の高いシール効果を維持することができ
る。
［実施例］
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的
に説明する。
に説明する。
第１．２図はこの発明の実施例を示すものである。図に
おいて、２はエンジン、４はシリンダブロック、６はシ
リンダヘッド、８は燃焼室、１０はピストン、１２は点
火栓である。前記シリンダヘッド６には、排気ポート１
”４が形成され、この排気ポート１４の始端は開閉動作
する排気弁１６を介して燃焼室８に連通している。この
排気ポート１４の終端は、排気マニホルド１８によって
形成された排気通路２０に連通している。前記排気ポー
ト１４の終端部で出口を囲繞するシリンダヘッド６面に
は、ヘッド接合面２２が形成されているとともに、前記
排気マニホルド１８の始端には取付フランジ２４が形成
され、この取付フランジ２４に前記ヘッド接合面２２に
対応するフランジ接合面２６が形成されている。また、
前記取付フランジ２４には、取付用ボルトの挿通孔２８
が形成されている。前記ヘッド接合面２２とフランジ接
合面２６間には、これら接合面２２．２６のシールを果
す金属ガスケット３０が介在される。
おいて、２はエンジン、４はシリンダブロック、６はシ
リンダヘッド、８は燃焼室、１０はピストン、１２は点
火栓である。前記シリンダヘッド６には、排気ポート１
”４が形成され、この排気ポート１４の始端は開閉動作
する排気弁１６を介して燃焼室８に連通している。この
排気ポート１４の終端は、排気マニホルド１８によって
形成された排気通路２０に連通している。前記排気ポー
ト１４の終端部で出口を囲繞するシリンダヘッド６面に
は、ヘッド接合面２２が形成されているとともに、前記
排気マニホルド１８の始端には取付フランジ２４が形成
され、この取付フランジ２４に前記ヘッド接合面２２に
対応するフランジ接合面２６が形成されている。また、
前記取付フランジ２４には、取付用ボルトの挿通孔２８
が形成されている。前記ヘッド接合面２２とフランジ接
合面２６間には、これら接合面２２．２６のシールを果
す金属ガスケット３０が介在される。
この金属ガスケット３０は、以下の如く構成される。第
２図に示す如く、金属ガスケツ１−３０は、ビード３２
を形成した基板３４と、この基板３４のシリンダヘッド
６側に並設される第１副板３６及び排気マニホルド１８
側に並設される第２副板３８とからなる。第１副板３６
を熱源側であるポート孔部４０端部で折曲してグロメッ
ト状とし、この第１副板３６の一端部３６ａを第２副板
３８の一端部３８ａ上に配置する。前記基板３４のポー
ト孔部４０側の一端部３４ａを、前記第１副板３６の一
端部３６ａと第２副板３８の一端部３８ａ間に配置する
。これにより、上述のグロノ・７ト状に形成された第１
グロメット部４２においては、第１副板３６と、この゛
第１副板３６の一端部３６ａと、第２副板３８の一端部
３８ａと、基板３４の一端部３４ａとにより重積して構
成される。
２図に示す如く、金属ガスケツ１−３０は、ビード３２
を形成した基板３４と、この基板３４のシリンダヘッド
６側に並設される第１副板３６及び排気マニホルド１８
側に並設される第２副板３８とからなる。第１副板３６
を熱源側であるポート孔部４０端部で折曲してグロメッ
ト状とし、この第１副板３６の一端部３６ａを第２副板
３８の一端部３８ａ上に配置する。前記基板３４のポー
ト孔部４０側の一端部３４ａを、前記第１副板３６の一
端部３６ａと第２副板３８の一端部３８ａ間に配置する
。これにより、上述のグロノ・７ト状に形成された第１
グロメット部４２においては、第１副板３６と、この゛
第１副板３６の一端部３６ａと、第２副板３８の一端部
３８ａと、基板３４の一端部３４ａとにより重積して構
成される。
一方、前記第１グロメット部“４２から離間して形成さ
れたビード３２が位置するビード部４４においては、第
１１第２副板３６．３８と基板３４とにより重積して構
成される。
れたビード３２が位置するビード部４４においては、第
１１第２副板３６．３８と基板３４とにより重積して構
成される。
更に、金属ガスケット３０のボルト孔部４６側において
は、前記第１副板３６の他端部３６ｂを折曲して第２副
板３８の他端部３８ｂ上に配置する。また、基板３４の
他端部３４ｂを、前記第１副板３６と第２副板３８との
他端部３６ｂ、３８ｂ間に配置し、第２グロメット部４
８を構成する。
は、前記第１副板３６の他端部３６ｂを折曲して第２副
板３８の他端部３８ｂ上に配置する。また、基板３４の
他端部３４ｂを、前記第１副板３６と第２副板３８との
他端部３６ｂ、３８ｂ間に配置し、第２グロメット部４
８を構成する。
これにより、ボート孔部４ｏ周縁の第１グロメット部４
２とボルト孔部４６周縁の第２グロメット部４８は、厚
さＴｌとなり、これら第１、第２グロメット部４２．４
８以外の箇所は上述の厚さ７１よりも薄く厚さＴ２に構
成されている。これにより、第１グロメット部４２と第
２グロメット部４８との間には、間隙Ｔｃが形成される
。なお、符号Ｃはボート孔部４ｏの中心である。
２とボルト孔部４６周縁の第２グロメット部４８は、厚
さＴｌとなり、これら第１、第２グロメット部４２．４
８以外の箇所は上述の厚さ７１よりも薄く厚さＴ２に構
成されている。これにより、第１グロメット部４２と第
２グロメット部４８との間には、間隙Ｔｃが形成される
。なお、符号Ｃはボート孔部４ｏの中心である。
以下、この実施例の作用について説明する。
金属ガスケント３０は、シリンダへラド６のヘッド接合
面２２と取付フランジ２４のフランジ接合面２６間に介
在され、ボルト締結力によって圧縮される。そして、前
記ボート孔部４ｏ周縁の第１グロメット部４２とボルト
孔部４６周縁の第２グロメット部４８との厚さＴ１は、
これら第１グロメ７ト部４２と第２グロメフト部４８間
の中央部位の厚さＴ２よりも間隙Ｔｃに対応する厚さだ
け厚く形成されている。これにより、前記第１１第２グ
ロメフト部４２．４８は、ヘッド接合面２２及びフラン
ジ接合面２６に当接して圧縮される。また、基板３４に
形成したビード３２の頂部並びに基端部が上述の夫々接
合面２２．２６に第１、第２副板３６．３８を介して押
圧力を付与しシール線が形成される。そして、第１グロ
メット部４２と第２グロメフト部４８間で且つ高熱とな
る排気マニホルド１８側において、と−ド部４４以外の
箇所は間隙Ｔｃによってフランジ接合面２６から離間し
ている。
面２２と取付フランジ２４のフランジ接合面２６間に介
在され、ボルト締結力によって圧縮される。そして、前
記ボート孔部４ｏ周縁の第１グロメット部４２とボルト
孔部４６周縁の第２グロメット部４８との厚さＴ１は、
これら第１グロメ７ト部４２と第２グロメフト部４８間
の中央部位の厚さＴ２よりも間隙Ｔｃに対応する厚さだ
け厚く形成されている。これにより、前記第１１第２グ
ロメフト部４２．４８は、ヘッド接合面２２及びフラン
ジ接合面２６に当接して圧縮される。また、基板３４に
形成したビード３２の頂部並びに基端部が上述の夫々接
合面２２．２６に第１、第２副板３６．３８を介して押
圧力を付与しシール線が形成される。そして、第１グロ
メット部４２と第２グロメフト部４８間で且つ高熱とな
る排気マニホルド１８側において、と−ド部４４以外の
箇所は間隙Ｔｃによってフランジ接合面２６から離間し
ている。
これにより、金属ガスケット３ｏのフランジ接合面２６
に当接する箇所は、第１、第２グロメット部４２．４８
と、ビード３２頂部が第２副板３８を突出変位させた部
位のみである。したがって、従来の金属ガスケットに比
し、フランジ接合面２６に対して接触面積を小とするこ
とができ、排気マニホルド１８からの熱を遮断し、熱伝
導量を減少させ、シリンダヘッド６が高温化して機関出
力の低下等の不都合を防止し得る。また、熱源側である
ボート孔部４ｏ周縁の第１グロメット部４２は、ビード
部４４に比し厚く形成されているので、排気マニホルド
１８からの熱は接触面圧が高い第１グロメント部４２を
経て伝導する。これにより、ビード部４４への熱の伝導
を減殺させることができ、ビード部４４への受熱量を減
少させ、ビード３２が脆弱化してビード３２の押圧力が
低下するのを防止し得て、長期間の使用に対しても継続
して信頼性の高いシール効果を維持することができる。
に当接する箇所は、第１、第２グロメット部４２．４８
と、ビード３２頂部が第２副板３８を突出変位させた部
位のみである。したがって、従来の金属ガスケットに比
し、フランジ接合面２６に対して接触面積を小とするこ
とができ、排気マニホルド１８からの熱を遮断し、熱伝
導量を減少させ、シリンダヘッド６が高温化して機関出
力の低下等の不都合を防止し得る。また、熱源側である
ボート孔部４ｏ周縁の第１グロメット部４２は、ビード
部４４に比し厚く形成されているので、排気マニホルド
１８からの熱は接触面圧が高い第１グロメント部４２を
経て伝導する。これにより、ビード部４４への熱の伝導
を減殺させることができ、ビード部４４への受熱量を減
少させ、ビード３２が脆弱化してビード３２の押圧力が
低下するのを防止し得て、長期間の使用に対しても継続
して信頼性の高いシール効果を維持することができる。
なお、この発明は上述の実施例に限定されず、種々の応
用改変が可能であることは勿論である。
用改変が可能であることは勿論である。
例えば、第１グロメット部４２に基板３４の一端部３４
ａを延設したが、この一端部３４ａの代わりに他の部材
を介装することができる。
ａを延設したが、この一端部３４ａの代わりに他の部材
を介装することができる。
また、第１副板を折曲して第１、第２グロメット部４２
．４８を形成したが、断面Ｕ字状のグロメットを基板並
びに副板の端部を挾持させて設けることも可能である。
．４８を形成したが、断面Ｕ字状のグロメットを基板並
びに副板の端部を挾持させて設けることも可能である。
［発明の効果］
以上詳細な説明から明らかなようにこの発明によれば、
少なくとも熱源側端部に設けたグロメット部をグロメッ
ト部から離間して設けたビード部よりも接合面への接触
面圧を高めるべく厚く構成したことにより、グロメット
部によって金属ガスケットの一部面と接合面間に間隙を
形成して熱伝導量を減少させるとともに、ビード部への
熱の伝導を減殺することができる。これにより、例えば
排気マニホルドからシリンダヘッドへの熱伝導量を減少
させ、シリンダヘッドが高温化して機関出力が低下する
のを防止するとともに、ビードを熱害から防御し得て、
ビードの脆弱化を回避することができる。この結果、長
期間の使用に対しても継続して信頼性の高いシール効果
を維持し得る。
少なくとも熱源側端部に設けたグロメット部をグロメッ
ト部から離間して設けたビード部よりも接合面への接触
面圧を高めるべく厚く構成したことにより、グロメット
部によって金属ガスケットの一部面と接合面間に間隙を
形成して熱伝導量を減少させるとともに、ビード部への
熱の伝導を減殺することができる。これにより、例えば
排気マニホルドからシリンダヘッドへの熱伝導量を減少
させ、シリンダヘッドが高温化して機関出力が低下する
のを防止するとともに、ビードを熱害から防御し得て、
ビードの脆弱化を回避することができる。この結果、長
期間の使用に対しても継続して信頼性の高いシール効果
を維持し得る。
第１．２図はこの発明の実施例を示すもので、第１図は
金属ガスケットを取付ける際の概略側断面図、第２図は
金属ガスケットの一部断面図である。 第３図は従来の金属ガスケットの一部断面図である。 第４図は他の従来の金属ガスケットの一部断面図である
。 図において、２はエンジン、４はシリンダブロック、６
はシリンダヘッド、１４は排気ボート、１８は排気マニ
ホルド、２２はヘッド接合面、２６はフランジ接合面、
３ｏは金属ガスケット、３２はビード、３４は基板、３
６は第１副板、３８は第２副扱、４ｏはポート孔部、４
２は第１グロメット部、４４はと一ド部、４６はボルト
孔部、そして４８は第２グロメット部である。 代理人 弁理士 西 郷 義 美 〃 弁理士原田幸男 第１図 第２図 第３図 第４図
金属ガスケットを取付ける際の概略側断面図、第２図は
金属ガスケットの一部断面図である。 第３図は従来の金属ガスケットの一部断面図である。 第４図は他の従来の金属ガスケットの一部断面図である
。 図において、２はエンジン、４はシリンダブロック、６
はシリンダヘッド、１４は排気ボート、１８は排気マニ
ホルド、２２はヘッド接合面、２６はフランジ接合面、
３ｏは金属ガスケット、３２はビード、３４は基板、３
６は第１副板、３８は第２副扱、４ｏはポート孔部、４
２は第１グロメット部、４４はと一ド部、４６はボルト
孔部、そして４８は第２グロメット部である。 代理人 弁理士 西 郷 義 美 〃 弁理士原田幸男 第１図 第２図 第３図 第４図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、弾性金属板にビードを形成しシールを果す金属ガス
ケットの少なくとも熱源側端部をビード部よりも厚く構
成しこの熱源側端部における接合面への接触面圧を高め
前記金属ガスケットの接合面に対する接触面積を小とし
て熱伝導量を減少するとともに、前記ビード部への熱の
伝導を減殺したことを特徴とする金属ガスケットにより
熱害を防御する方法。 ２、弾性金属板にビードを形成した基板の両面に副板を
設けてシールを果す金属ガスケットの少なくとも熱源側
端部にグロメット部を設け、このグロメット部を接合面
への接触面圧を高め前記金属ガスケットの接合面に対す
る接触面積を小とすべくビード部よりも厚く形成し、こ
のビード部を前記グロメット部から離間させて設けたこ
とを特徴とする金属ガスケットにより熱害を防御する装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20946084A JPS6188075A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | 金属ガスケツトにより熱害を防御する方法と装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20946084A JPS6188075A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | 金属ガスケツトにより熱害を防御する方法と装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6188075A true JPS6188075A (ja) | 1986-05-06 |
Family
ID=16573236
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20946084A Pending JPS6188075A (ja) | 1984-10-05 | 1984-10-05 | 金属ガスケツトにより熱害を防御する方法と装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6188075A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5232229A (en) * | 1990-08-07 | 1993-08-03 | Ishikawa Gasket Co., Ltd. | Metal gasket with low heat transmission |
| US5784950A (en) * | 1996-03-26 | 1998-07-28 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Single headed swash plate type compressor having a piston with an oil communication hole on a side of the piston remote from the cylinder bore and crank chamber |
| US7527269B2 (en) * | 2004-09-10 | 2009-05-05 | Elringklinger Ag | Cylinder head gasket having deformation delimiting devices radially inside and outside sealing bead |
-
1984
- 1984-10-05 JP JP20946084A patent/JPS6188075A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5232229A (en) * | 1990-08-07 | 1993-08-03 | Ishikawa Gasket Co., Ltd. | Metal gasket with low heat transmission |
| US5784950A (en) * | 1996-03-26 | 1998-07-28 | Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho | Single headed swash plate type compressor having a piston with an oil communication hole on a side of the piston remote from the cylinder bore and crank chamber |
| US7527269B2 (en) * | 2004-09-10 | 2009-05-05 | Elringklinger Ag | Cylinder head gasket having deformation delimiting devices radially inside and outside sealing bead |
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