JPS6185190A - バシルスにおける発現および分泌方法 - Google Patents

バシルスにおける発現および分泌方法

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JPS6185190A
JPS6185190A JP60213602A JP21360285A JPS6185190A JP S6185190 A JPS6185190 A JP S6185190A JP 60213602 A JP60213602 A JP 60213602A JP 21360285 A JP21360285 A JP 21360285A JP S6185190 A JPS6185190 A JP S6185190A
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JP
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plasmid
bacillus
functional polypeptide
coli
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JP60213602A
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English (en)
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ステイーブン・コバセヴイク
ジエイムス・ロバート・ミラー
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Eli Lilly and Co
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Eli Lilly and Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、バシルス(Bacillus )において機
能的なポリペプチドを発現および分泌させる新規な方法
からなり、その実施のためのベクターおよび形質転換体
を含む。このベクターは、転写および翻訳活性化配列、
ならびに、所望によりスタフィロコッカス・アウレウス
(5taphylococcus aureus)ヌク
レアーゼ遺伝子の信号ペプチド暗号化配列および機能的
ポリペプチドをコードしているDNA配列をも含む。こ
のベクター成分を、形質転換によってポリペプチドが発
現され、所望により分泌されるようにライゲーション(
結紮)する。
本発明は、バシルス(Bacillus )およびその
他の宿主細胞において、有用なポリペプチドを発現およ
び分泌させる方法、ならびに関連するベクターを提供す
るものである。本発明以前には、バシルス(Bacil
lus )における組換えDNA技術の開発および発展
は遅れており、適当な発現方法およびベクターの一般的
欠如のため、特に困難とされてきた。この発現方法およ
びベクターの欠如は、1つには、外来性転写および翻訳
開始信号がバシルス(Bacillus )にはうまく
認識されないせいてあると説明できる。したがって、よ
く知られているcrp(ホールウェル、R,A、(Ha
llewell、R,A、)およびS、エムテージ(S
、 Emtage ) 、 1980 、  ジー7 
(Gene )9 : 27 )、Iac (ギヤラン
ト、L。
(Guarantc 、 L、 )等、 1980 、
セ/L、 (Ce1l ) 20 :543およびロバ
ーツ、 T、M、(Roberts、 ”I’、M、 
)等、 1979 、ブロク・ナト・アカド・サイ(P
roc。
Nat、Acad、Scj、)USA 76 :559
6)、IPP(ジー、 N、 (Lee、 N、)等、
1981.ジエー・オブ、バクテリオ/L/ (J、 
of Bacteriol、 )146 :861、ッ
に:−ヘル、 L、J、 (Zwiebel、 L、J
、 )等、 1981゜ジエー・オブ /X+ クテリ
オ/l/ (J、 of Bacteriol、)14
5 :654およびナタムラ、 K、 (Natamu
ra、 K、)およびM、イノウニ(M、Inouye
)、1979.セル(Cell ) 18 :1109
 )およびバクテリオファージλPL(ブロム、 C,
(Derom、 C,)等、 1982 、ジー 7 
(Gene ) 17 : 45、/1z−t−一ト、
 E、(Remaut 。
E、)等、1981.ジーン(Gene)15(1):
81およびベルナー/I/ 、 H,(Bernard
 、 Ho)等、 1979 。
ジーン(Gene ) 5 : 59 )転写および翻
訳指令プロモーター系は、バシルス(Bacillus
 )中では機能しない。よって、少数の薬物耐性遺伝子
を除けば、バシルス(Bacillus )中では外来
性遺伝子は殆んど発現されておらず、実用的な真核生物
遺伝子は全く発現されていない。
現在利用できる転写および翻訳信号を認識するバシルス
(Bacillus )の能力は極めて限られているた
め、遺伝子の発現を指令する新しい配列の開発か必要で
ある。発現についての幾つかの初期の試みには、B、リ
チェニフオ/L/ ミス(B、 Iichenifor
mis)のβ−ラクタマーゼ遺伝子(欧州特許事務局公
開第0036259に開示されている)ならびにB。
ステアロテルモフイ/l/ ス(B、 scearot
hermophilus)り およびB、アミロ1久エフアシエンス(B、 amyl
o−1iquefaciens )のα−アミラーゼ遺
伝子(各々欧州特許事務局公開第0057976および
ダーウエント・アブストラクト(Derwent Ab
stract )〔ベルギー特許出願第BE891−6
59’:]第37323E/19に開示されている)の
、B、サブティリス(B、 5ubtilis )にお
けるクローンおよび発現が含まれる。B、サブティリス
(B、 subEilis)vegプロモーターおよび
翻訳信号の改良(米国特許出願筒458,792(英国
公開第2133797に相当する)に開示されている)
も、バシルス(Bacillus )中でのへテロロー
ガスポリペプチドの発現を指令するのに有用であること
が示された。
サラニ、ハルハ等(パルバ(Pa1va )等、 19
83 。
ジー7(Gene)22:229およびパルハ(Pal
vり等、xc+s2.ブロク・ナトル・アカド・サイ(
Proc、 Natl、 Acad、 Sci、)US
A 79 : 5582)は、B、アミロリクエファ’
/ x 7 ス(B、 amylol 1que−fa
ciens )のα−アミラーゼ遺伝子から得た転写、
翻訳および分泌信号を使用することにより、B、サブテ
ィリス(B、 5ubtilis)において外来性遺伝
子産物を発現および分泌させることに成功した。11当
り大腸菌(E、 coli )β−ラクタマーゼ約20
りおよびヒトインターフェロン500μノが、培e上清
から得られた。モスバック(モスバック(Mosbac
k)等、1983.ネーチャー(Nature )30
2:543)は、ラットの「プロインシュリン様」活性
をクローンし、約10μf/lという低レベルで活性の
発現をさせた。サウングーズ(サウンダーズ(5aun
ders )等、1984.ジエー・バクテリオB、 
(J、Bacteriol、) 157 : 718)
は、スタフィロコッカス・アウレウ7. (5taph
ylococcus aureus)のβ−ラクタマー
ゼを、B、サブティリス(B、5ub−tilis )
の総蛋白質の1%として発現させたと報告している。通
常S、アウレウス(S、aureus )において分泌
されるβ−ラクタマーゼ蛋白質は、B。
サブティリス(B、 gubtilis )においては
分泌されず、細胞に結合していた。さらに、フェアウェ
ザ−(フェアウェザ−(Fairweather )等
、 1983、インフエク・イムノ(Infec、Im
mun、 ) 41 : 1112)はB、サブティリ
ス(B、 5ubtilis )の上滑中に5.アウレ
ウス(S、 aureus )のα−ヘモリジンを検出
したか、このクローンされた遺伝子は配列が決定されて
おらず、α−ヘモリジン蛋白質については殆んど知られ
ていない。
物理的および生化学的に最も広範に研究されている酵素
の1つであるスタフィロコッカスのヌクレアーゼは、ス
タフィロコッカス アウレウス(Staphyloco
ccus aurcus )によって産生され、分泌さ
れる。この酵素は、近年大腸菌(E、 coli )に
おいてクローンされ、発現された(ジョートル(511
0rtle ) 、ジー7 (Gene)22 :18
1 )か、その発現は期待にはずれて低く、この蛋白は
、明らかに有効なプロセシングがなされなかった。ここ
に開示するように、信号ペプチドな′らびにヌクレアー
ゼAおよびB暗号化領域を含むスタフィロコッカスのヌ
クレアーゼ遺伝子かバシルス・サブティリス(Baci
llus 5ubcilis )中にクローンされ、発
現され、分泌され、そして適当にプロセシングされるこ
とが示された。生化学的に活性なヌクレアーゼは比較的
高レベルで発現され、ウェスタン・プロッティングによ
る分析により、このヌクレアーゼは培地中に分泌され、
プロセシングされて低分子量蛋白質(ヌクレアーゼA)
となり、一方、細胞内(または細胞に結合している)物
質はプロセシングを受けず、高分子量ヌクレアーゼとし
て存在することが証明された。スタフィロコッカスのヌ
クレアーゼ遺伝子の転写、翻訳および分泌信号は、バシ
ルス(Bacillus )において完壁に機能的であ
り、故にスタフィロコッカスのヌクレアーゼまたはその
他の商業的に重要なポリペプチドの発現および分泌に使
用することができる。この事は、当技術分野における著
しい進歩を示すものであり、バシルス(Bacillu
s )およびその他のグラム陽性微生物に対して使用で
きる発現および分泌方法ならびにベクターの早急な必要
性を満たす助けとなる。
バシルス・サブティIJ x (Bacillus 5
ubtilis)における遺伝子のクローンおよび生成
物の発現は、この微生物か非病原性であり、エンドトキ
シンを産生せず、かつ遺伝子産物を増殖培地中に分泌で
きるため、非常に有利である。さらに、B、サブティリ
ス(B、5ubtil is )は広範に研究がなされ
ており、グラム陽性微生物の中では遺伝的研究について
の原型である。これらの重要な利点を商業的に開拓でき
るため、本発明に係る方法および発現ベクターは、特に
重要となる。
本発明の理解を助けるため、以下に用語を定義する。
組換えDNA発現ベクター:1またはそれ以上の新たな
りNA上セグメント付加することのできる、またはそれ
らが既に付加されたDNA分子からなる、任意の複製す
る、または組み込まれる物質であって、プラスミドを包
含するがこれに限定されない。
形質転換:受容宿主細胞へのDNAの導入。
形質転換体:形質転換を受けた受容宿主細胞。
制限フラグメント:1またはそれ以上の制限酵素の作用
によって生成した、任意の線状DNA0転写活性化配列
: DNAから伝令RNA(m−RNA)への転写を指
令するDNA配列。
翻訳活性化配列二m−RNAからポリペプチドへの翻訳
を指令するDNA配列であって、翻訳開始コドンをコー
ドしているヌクレオチドトリブレットを含む。
機能的ポリペプチド:回収可能な、生物学的に活性な、
全てへテロローガスもしくはホモローガスなポリペプチ
ドもしくは前駆体、ヘテロローガスポリペプチドおよび
ホモローガスポリペプチドの一部分もしくは全体からな
る、回収可能な、生物学的に活性なポリペプチド、また
は、特異的に開裂することのできる、ヘテロローガスポ
リペプチドおよび生物学的に不活性化するホモローガス
ポリペプチドからなる、回収可能な、生物学的に不活性
な融合ポリペプチド。
融合遺伝子産物:ホモローガスもしくは異なるヘテロロ
ーガスポリペプチドの一部分または全体と融合する、回
収可能な、ヘテロローガスポリペプチド。
以下の図面は、後に詳述する本発明の理解に役立つであ
ろう。
第1図ニブラスミドpOW440 (5,7kb )の
制限サイト地図。
第2図ニブラスミドpOW448(9,5kb)の制限
サイト地図。
第3図ニブラスミドpOW341 (5,3kb)の制
限サイト地図。
具体的には、本発明は、バシルス(Bacillus 
)において機能的ポリペプチドを発現する方法であって
、 a)バシルス(Bacillus )宿主細胞中で選択
でき、かつ複製可能である組換えDNA発現ベクター(
ここで該ベクターは、 1)スタフィロコッカス・アウレウス(5taphyl
o−coccus aureus )ヌクレアーゼ遺伝
子の転写および翻訳活性化配列、および、 2)機能的ポリペプチドをコードしているDNA配列、 を含む)によって該宿主細胞を形質転換し、そして、 b)該ポリペプチドの発現に適切な条件下で、この形質
転換された細胞を培養することからなる方法を提供する
ものである (ただし、1)機能的ポリペプチド配列と転写および翻
訳活性化配列は、直接隣接し、翻訳読み取り枠内にあっ
て該機能的ポリペプチドの発現のために配置されており
、そして、2)該機能的ポリペプチドのN−末端アミノ
酸かメチオニンである時、この機能的ポリペプチド配列
は、該末端アミノ酸をコードしているヌクレオチドトリ
プレットを欠く )。
本発明は、さらに、 a)組換えDNA発現ベクターか、さらに信号ペプチド
暗号化配列を含み、かつ、 b)形質転換された細胞を、該機能的ポリペプチドの発
現および分泌に好適な条件下で培養することからなる上
記の方法を提供するものである、(ただし、1)信号ペ
プチドのN−末端アミノ酸かメチオニンである時、この
信号ペプチド暗号化配列は、該アミノ酸をコードしてい
るヌクレオチドトリプレットを欠き、かつ、該信号ペプ
チド暗号化配列は、発現のために、該転写および翻訳活
性化配列の下流に、これと直接隣接して翻訳読み取り枠
内に位置しており、2)該信号ペプチド暗号化配列によ
ってコードされている信号ペプチドのC−末端をコード
しているヌクレオチドトリプレットは、機能的ポリペプ
チド配列の上流に、これと直接隣接して翻訳読み取り枠
内に位置しており、そして 3)この機能的ポリペプチ
ド配列は、該機能的ポリペプチドのN−末端アミノ酸を
コードしているヌクレオチドトリプレットを含んでいる
)。
さらに本発明は、関連する組換えDNA発現ベクターお
よび形質転換体をも提供する。
本発明方法は、スタフィロコッカスのヌクレアーゼまた
はその池の機能的ポリペプチドのいずれかを、バシルス
(Bacillus )において発現および分泌させる
ことをコードしている、組換えDNA発現ベクターを組
み立てることにより、例示できる。上記のヌクレアーゼ
遺伝子は、プラスミドPFOG301 (ジョートル(
5hortle) 、 1983)のスタフィロコッカ
スヌクレアーゼ遺伝子含有〜1.4kb Hpa II
 7 ラグメントを、Bam l−I I 7ラグメン
トに変換する様にクローンした。実際のクローニングは
、プラスミドpBR322および単離したプラスミドp
FOG301のHpa[フラグメントの両Bam1−1
エサイトを1.フレナラ(Klenow)酵素を使用し
て埋め、次いて、末端の揃った(平滑末端の)得られた
フラグメントをライゲーションすることによって実施し
た。全てのAp クローンを、発色板試験(chrom
ogenic plate test)によって、ヌク
レアーゼの産生についてスクリーニングした。
およそ15%が、陽性のヌクレアーゼ活性の徴候を示し
た。ヌクレアーゼ陽性のクローンから得られたプラスミ
ドは、元のHpa[フラグメントと同じ大きさの、特有
のBam1−IIフグラメントを含むことがわかった。
プラスミドpOW50と命名した、このようなプラスミ
ドの1つを、Bam1−II消化し、得られたフラグメ
ントを、同様に消化したプラスミドP OW430とラ
イゲーションした。プラスミドpOW440と命名した
得られたプラスミドは、スタフィロコッカスのヌクレア
ーゼの転写、翻訳、分泌および構造暗号化配列を含んで
いる。プラスミドpOW440は、ハ’/ /l/ ス
(Bacillus )において、機能的であり、また
スタフィロコッカスのヌクレアーゼの発現および分泌を
コードしているので、本発明方法の例示のために簡単に
使用できる。
プラスミドpOW440の制限す・「ト地図を、添付の
第1図に示す。
さらに本発明は、ヒトのプロインシュリンの発現および
分泌をコードしている組換えDNA発現ベクターを組み
立てることによって例示できる。
これは、プラスミドpOW340の〜、295kbB 
am l−I IフラグメントヲBgl[−消化プラス
ミドpOW650にライゲーションすることによって実
施した。pOW341と命名した得られたプラスミドを
、次にEcoRI消化し、同様に消化したプラスミドp
OW430とライゲーションして、所望のプラスミドp
OW448を生成した。プラスミドpOW448は、翻
訳読み取り枠内で、スタフィロコッカス アウレウス(
5taphylococcus aureus )ヌク
レアーゼ遺伝子の転写および翻訳活性化配列ならひに信
号ペプチド暗号化配列と共有結合しているヒトインシュ
リンの構造遺伝子を含む。プラスミドpOW448は、
大腸菌(E、 coli )およびバシルス(Baci
llus )の両者において機能的であり、またヒトの
プロインシュリン生成物の発現および分泌をコードして
いるため、本発明方法の例示に簡単に使用できる。プラ
スミドpOW448およびpOW341の制限サイト地
図を、各々添付の第2図および第3図に示す。
本発明の例示に用いる出発物質および成るベクターは、
容易に入手でき、または既知の方法に従って組み立てる
ことかできる。例えばプラスミドpOW440は、ノー
ザン・ジージョナル・リサーチ・ラボラトリ−(Nor
thern Regional Re5earchLa
boratory ) (ヘオリア、イリノイス)ニ寄
託すれ、永久ストックカルチャーコレクションの一部と
なっている菌株、バシルス・サブティリス(BaC11
1ull 5ubtll Is ) M I 112/
 Pow44 Qから得ることができる。この菌株は、
受理番号NRRLB−15887の下で、該プラスミド
の好ましい供給源および保存形態として入手できる。出
発物質プラスミドpOW340は、1)DNAリンカ−
配列:AA(J  しAA  flu  (Jul  
tylLz  AAL、   5〔式中、Aはデオキシ
アデニルであり、Gはデオキシグアニルであり、Cはデ
オキシシトシルであり、Tはチミジルである〕、2)プ
ラスミドpNM587.4−40) 〜、27 kb 
HphI −XhOII 75グメント、および3)B
amHi−消化プラスミドpucB、をライゲーション
することによって組み立てる。
プラスミドPNM587.4−4は、ノーザン・ジージ
ョナル・リサーチ・ラボラトリ−(Northernl
cegional Re5earch Laborat
ory ) (ペオリア。
イリノイズ)に寄託され、ストックカルチャーコレクシ
ョンの一部となっている菌株、大腸菌(E。
coli)K12JA221/PNM587.4−4か
ら得ることができる。これは、該プラスミドの好ましい
供給源および保存形態として、受理番号NRRLB−1
5812の下で入手できる。プラスミドpUC8は、ベ
セスダ・リサーチ・ラボラトリーズ(Bethesda
 Re5earch Laboratories ) 
(私書箱6009、ガイサーズバーグ、メリーランド)
から市販品を入手できる。上のリンカ−配列は、既知の
装置、例えばアプライド・バイオシステムズ(Appl
ied Biosystems)  (フォスター・シ
ティ。
カルフォルニア)のDNA合成機380Aを使用して常
法により合成することができ、または、イタy −1(
Itakura )等、 1977 、サイエンス(S
cience)198 :1056および’) L/7
 (Crea)等。
1978、ブロク・ナト・アカド・サイ(Proc、N
at。
Acad、 Sci、)USA75 :5765の方法
に従って合成できる。
プラスミドpOW650出発物質は、プラスミドpOW
440の〜 65kbXhOnフラグメントをBam)
i I/ Bal ■消化プラスミドpKC7にライゲ
ーションすることによって組み立てる。プラスミドpK
C7は、アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクショ
ン(American Type Cul ture 
Co11ection)(ロックビル、メリーランド)
から得られ、受理番号ATCC37084の下で、制限
なく入手できる。プラスミドpOW430出発物質は、
バシルス(Bacil lus )−機能的な複製起源
、および、さらにバシルス(Bacillus )中て
の使用に好適な選択マーカーをも含む、クローニングベ
クターである。プラスミドpOW430は、受理番号N
RRLB−15833の下で、前記のノーザン・ジージ
ョナル・リサーチ・ラボラトリ−(Northern 
Re−gional Re5earch Labora
tory ) ニ寄託されテいる菌株であるハシレス・
サブティリス(Bacillussubtilis )
 M [112/PO〜V430がら得ることができる
例示プラスミドpOW448は、)\シルス(Baci
llus )におけるヒトプロインシュリン生成物の発
現および分泌をコードしている。分泌は、プロインシュ
リンをコードしているこのベクターが、さらにスタフィ
ロコッカス・アウレウス(5taphylo−cocc
us aureus )のヌクレアーゼ信号ペプチドを
もコードしているために起こる。信号ペプチドは、しば
しば新たに合成されたポリペプチドを含み、ポリペプチ
ドを細胞膜を越えて輸送する際に機能すると信じられて
いるアミノ酸の短いリーダー領域である。典型的には信
号ペプチドは、輸送中に、新たに合成されたポリペプチ
ドから開裂し、所望の機能的ポリペプチドを培地中に遊
離させる。当業者には、本発明は前記のヌクレアーゼ信
号ペプチド暗号化配列の使用に限定されず、多様な分泌
信号ペプチド配列を代わりに使用できることか理解でき
るであろう。このような分泌暗号化配列には、B、7ミ
ロリクイ77 シー1−77. (B、 amylol
 1qui −faciens ) (7)α−アミラ
ーゼ信号ペプチド配列(パルバ(Pa1va )等、1
981 、ジーン(Gene)15:43およびパルバ
(Pa1va )等、1982.ブC1−ナト・アカド
 サイ(Proc、Nat、Acad、Sci、)US
A79 :5582に開示)、B、セレウス(B。
cereus )のβ−ラクタマーゼ・タイプエ信号ペ
プチド配列(スローマ(Sloma )およびグロス(
Gross)、 xc+sa、ヌクレイツク、 アシx
−しx (Nucleic Ac1ds Res、 )
 11 : 4997ならびにメゼス(Mezes )
等、1983.FEBSレト(FEBSLett、)1
61 :195iC開示)、B、サブティリス(B、5
ubtilis )のレバンシュクラーゼ信号ペプチド
配列(フォレット(Forret )等、1984.バ
イオケム・バイオフィズ・レス・コム(Biochem
Biophys、 Res、 Comm、 ) 119
 : 795に開示)およびB、アミロリクエファシェ
ンス(B、amylol i −quefaciens
 )のサブティリシン信号ペプチド配列(ウェルズ(W
ells)等、1983. ヌクレイツク・アシズ−L
/ス(Nucleic Ac1ds Res、)11 
ニア911に開示)か含まれるが、これらに限定される
訳ではない。上の分泌暗号化配列は、S、アウレウス(
S 、 aurcus )ヌクレアーゼ遺伝子の転写お
よび翻訳活性化配列に、また、機能的ポリペプチドを暗
号化する配列にも、適当にライゲーションできる。
得られた発現および分泌配列は、本発明をさらに例示す
るベクターを組み立てるために、「カセット」として使
用できる。
当業者には、スタフィロコッカス(5caphylo−
coccus )ヌクレアーゼ遺伝子の転写および翻訳
活性化配列は、機能的ポリペプチドを暗号化する配列に
直接ライゲーションすることもできるということが理解
できるであろう。このような組み立てでは信号ペプチド
暗号化配列か欠けているため、適当な形質転換により、
細胞内で生成物が発現される結果となる。このような条
件の下では、機能的ポリペプチドは宿主細胞内に蓄積し
、培地中に分泌されないであろ°う。このようにして産
生された生成物は、発酵工業において広く用いられる常
套の抽出および精製技術(メンッズ・オブ・エンサイモ
ロジー(Methods of Eny、ymolog
y ) XXIIおよびXXXIV (アカデミツク・
プレス、ニューヨーク、ニューヨーク)ならびにEI’
O公開番号0111814、セクション5.6)によっ
て単離することができる。加えて、陽イオンもしくは陰
イオン交換、サイジングレジン、または結合抗体(親和
)を含む標鴎的なりロマトグラフィー、または遠心分離
のごとき、その他の精製技術も使用できる。
機能的ポリペプチドを発現するがこれを分泌しない上記
ベクターは、ATG翻訳開始信号か、3′末端における
制限酵素の認識配列内に含まれるよう、本発明に係る転
写および翻訳活性化配列を合成的に再組み立てすると、
最もうまく組み立てられる。酵素Nco1. NdeI
、 Sph■およびN5iI(またはこれらのイソシゾ
−v −(i soschizomer ) )は、こ
のような配列を認識する。これらは市販のものを入手で
きる。次いで、このような合成的に組み立てたフラグメ
ントを、これらの酵素のうちの1個に対する唯一のサイ
トを含んでいるプラスミドベクター(例えは、pBR3
28およびpOW430は、共に唯一のNcoIサイト
を有し、がっ、それぞれ大腸菌(E、 coli )お
よびB、サブティリス(B、sub口1is)中で複製
する)中に挿入する。
上流(5)末端は別の制限酵素認識サイト(例えば1i
coRJまたはBamH工)に挿入される。この組換え
プラスミドによるライゲーションおよび形質転換は、唯
一のNcoI制限サイトを再生産するであろう。次に機
能的ポリペプチドの為の暗号化配列を、ライゲーション
およびバクテリア細胞への形質転換の際にこの機能的ポ
リペプチド暗号化配列か、発現にとって適切な方向およ
び読み取り枠に配置されるよう、合成リンカ−および精
製フラグメントの結合によって組み立てる。より具体的
には、NcoJおよびHph ■末端を有するリンカ−
1例えは、 5’  CATG−1′−r’c  G−IT Aノル
CCAA  CACTTG  T  3’Ill  I
ll   Ill   Ill   Ill   l1
13     AAG CAA 丁FC,GTTGTG
 AAC5’を、プラスミドPNM587.4−4の唯
一の〜、27kb l−1ph ニーXho II  
フラグメントとライゲーションし、次いて、Nco■お
よびBam1−1工の互い違い(staggered 
)末端を認識するよう制限処理した適当なベクターと結
合することにより、ヒトプロインシュリン暗号化配列を
ベクター中に挿入することかできる。当業者は、適当な
サイトを有する、かなり多数のプラスミドベクターを選
ひ出すことができるであろう。代わりに、分泌機能を妨
害する、信号ペプチド暗号化配列内での簡単な、利用で
きる制限サイトの選択を行なうこともできる。
適切なリンカ−の挿入により、融合遺伝子産物を発現す
るための暗号化配列のライゲーションか可能となる。ス
タフィロコッカスの信号配列の始めから約30塩基対に
位置するNde エサイトは、このような組み立てのた
めに簡便に使用できる。
本発明は著しく用途か広く、組換えDNA発現ベクター
中にコードされるいかなる機能的ポリペプチドの生産に
対しても適用できる。好ましい組換えDNA発現ベクタ
ーはプラスミドであるが、バクテリオファージおよびそ
の他の有用なベクターも、当業者にとっては明らかであ
ろう。さらに、特に例示したスタフィロコッカスのヌク
レアーゼおよびヒトのプロインシュリ、ン暗号化配列の
代わりに、機能的ポリペプチドを暗号化する、さまさま
な配列を使用することができる。かかる配列は、天然に
存在する配列、天然に存在しない配列、そして一部は天
然に存在し、一部は合成または天然に存在しないもので
ある配列を包含する。より詳細には、代表的な配列は、
ヒトインシュリンA鎖、ヒトインシュリン8鎖、非ヒト
インシュリンA鎖、非ヒトインンユリンB鎖、ヒト成長
ホルモン、非ヒト成長ホルモン、中成長ホルモン、豚成
長ホルモン、ヒトインターフェロン、非ヒトインターフ
ェロン、ウィルス性抗原、ウロキナーゼ、ヒトの組織プ
ラスミノーゲン活性化因子、インターロイキン■、イン
ターロイキンII、成長ホルモン放出因子、任意のホル
モン、任意の酵素または研究もしくは商業的価値を有す
る事実1全てのその他のポリペプチドを暗号化できる。
本発明に係る組換えD N A発現ベクターおよび方法
は、その使用が単一の種または菌株に限定される訳では
ない。逆に、本ベクターおよび方法は広範に適用でき、
多くの種類の宿主細胞、とりわけバシルス(Bacil
lus )、スタフィロコッカス(Staphyloc
occus )および大腸菌(E、coli )の非制
限菌株への使用に利用できる。非制限菌株は、常法およ
び当分野で周知の原理(ロモブスカヤ(Lomovsk
aya) )等、1980 、ミクロバイオロジカルレ
ビューズ(Microbiologic21 Revi
ews ) 44 :206)の拡張によって、バシル
ス(Bacillus )および他の菌株から容易に選
択かつ分離できる。非制限菌株の宿主細胞は制限酵素を
欠き、したがって形質転換の際プラスミドDNAを切断
または劣化しない。本発明においては、本発明に係るベ
クターのいかなる制限サイトをも切断しない制限酵素を
含有する宿主細胞も、非制限性とみなすこととする。
本発明に係る方法およびベクターを特に有用に使用でき
る、好ましいバツルス(Bacillus )(7)非
制限菌株の宿主細胞は、例えは、B、サブティリス(I
s  5ubtilis )、B、サブティリス(13
,5ubt il is )Ml112、B、サブティ
リス(B、 5ubtilis ) 5R22、Ll、
スリンキニンシス(B、 thuringiensis
 )、!3.スリンギエンシス・ヴアル イスラエリエ
ンノス(B、 thuringiensis var、
 1sraeliensis )、B。
セレウス(B、 cereus )、B、アントラシス
(B。
anthracis )、13.ピリフォルミス(B、
 piliformis )、ts、トロピクス(B、
 tropicus )、B、アルベイ(B。
alvei )、13.メガテリウム(B、 mega
terium )、B、プミJL/ ス(B、pumi
lus )、B、リチェニフオルミス(B、 Iich
cniformis )、B、ポリミクサ(B。
pol ymyxa )、B、7セラ7 ス(B、ma
ceran5 )、B。
サーキュラ7 ス(B、circulans )、B、
ステア01kr+チル% 7 イ/l/ ス(B、 s
tearothermophilus )、B。
コアギュラ7 ス(B、coagulans )、B、
フィルムス(B、 firmus )、B、ブレビ7、
 (B、brevis )、B、スフ了エリクス(B、
 5phaericus )、B、バステウリー(B、
pasteurii )、B、 7アステイデイオサx
 (r3゜[astidiosus )、B、ラルバエ
(B、1arvae )、8゜レンテイモルブス(B、
 Ientimorbus )、13.アピア/l/ 
y、 (B、 apiarus )、B、アミロリクイ
ファソエシス(B、amylol 1quifacie
ns )、B、ラテロスポラス(B、1aterosp
orus )、およびB5ボピラx (B。
popillae )の非制限細胞を含む。
本発明に係る方法およびベクターか有用に使用できる好
ましいスタフィロコッカス(5taphγ1O−coc
cus )類の非制限菌株の宿主細胞は、例えは、S、
7’7レウス(S、aureus)、S、カルノサス(
S。
carnosus )、S、cビデルミディス(S、e
pider−midis )、およびS、サブロフイテ
イクス(S。
5aprophyt 1cus )の非制限細胞を含む
。本発明は、バシルス(Bacillus )およびス
タフィロコッカス(5taphylococcus )
に使用が限られる訳ではなく、種々の大腸菌(E、 c
oli )宿主細胞にも使用できる。
好ましい大腸菌(E、col i )宿主細胞には、大
腸菌(E、coli)K12、大腸菌(E、 coli
 )K12 JA22]、大腸菌(E、coli)K1
214B101、大腸菌(E、 col i)1〜12
c600、大腸菌(E、coli)K12C600Mk
−Rk−1大腸菌(E、 coli )Kl 2C60
0Ml(+Rk−および大腸菌(E、coli )Kl
 2λ■308が含まれるか、これらに限定される訳で
はない。
本発明の態様は全て有用であるが、幾つかの本発明に係
る発現ベクターか好ましい。即ち、好ましいベクターは
、プラスミドpOW440およヒpOW448であり、
好ましい形質転換体はパシルス・サブティリx (Ba
cillus 5ubtil is ) Ml 112
7p440、B、サブティリス(B、 5ubtil 
is ) Ml l l 2/′PO〜V448、B、
サブティリス(B、5ubtilis )SR22/P
O〜V448および13.サブティリス(B。
5ubtilis ) 5R22/PO〜■440であ
る。この好ましい群の中でも、プラスミドpOW448
および形質転換KB、サブティリス(B、 5ubji
lis ) 5R22/pOW448が最も好ましい。
本発明に係る組換えDNA発現ベクターおよび形質転換
体は広範な用途を有し、特にバシルス(Bacillu
s )中での使用のための発現手段の必要性を満たす助
けとなる。したかつて本発明は、現在大腸菌(E、co
li)中で生合成されているものを含む一連の重要な物
質を、バシルス(Bacillus )中で遺伝的発現
および分泌させることを可能にする。
この事は、バシルス(Bacillus )の大規桧発
酵は大腸菌(E、coli)の発酵より良く知られ、理
解されているため、極めて好都合である。事実、大腸菌
(E、coli)の商業的発酵は、今尚、多分に実験的
であり、困難を伴う。本発明は、例えばヒトインンユリ
ンA鎖、ヒトインシュリン13鎖、ヒトプロインシュリ
ン、成長ホルモン等のような化合物(このうち幾つかは
現在大腸菌(E、coli)中で生合成されている)を
バシルス(Bacillus )中で別途生産する方法
を提供することにより、この問題を克服するものである
。なぜなら本ベクターは非常に用途が広く、事実上いか
なる機能的ポリペプチドをもコードするDNA配列を提
供することかできるからである。このように、本発明は
宿主の選択における融通性を与え、また、ポリペプチド
およびその他の遺伝子産物の生合成および分泌にバシル
ス(Bacillus )を用いる手段を提供する。
本発明の形質転換体がポリペプチド産物を分泌する能力
は、商業上有利である。例えば、ポリペプチドの単離お
よび精製は、宿主細胞の溶菌的破壊をすることなく、発
酵の間に連続的に行なうことかできる。さらに、分泌は
、天然に存在するプロテアーゼ酵素による蛋白分解的劣
化から遺伝子産物を保護してくれる。微生物が、保護さ
れていない外来性ポリペプチドを迅速に消化する酵素を
産生ずるのは周知の事である。本発明に係る分泌方法は
、蛋白分解的劣化の起こる前に、これを受は易いポリペ
プチドを宿主細胞から排除する手段を提供することによ
って、この問題を克服する。
さらに、細胞内での蓄積に伴なう起こり得る細胞の死滅
、を含む有害な影響が、分泌により防かれるため、宿主
細胞は、生成する遺伝子産物の有毒性からも守られる。
各々プラスミドpOW430、pOW440およびPN
M587.4−4の供給源としてのバシルス・サブティ
リス(Bacillus 5ubtilis )Ml 
112/pOW430、B、サブティリス(B、sub
tilis)MIl12/pOW440およびE、コリ
(E、 coJi)K12JA221/pNM 587
.4−4は、幾つかの異なる培地のいずれかを用いて多
くの方法で培養できる。培地中に好ましい炭水化物は、
例えば、糖蜜、グルコース、デキストリンおよびグリセ
ロールを含み、窒素源は例えば大豆粉、アミノ酸混合物
、およびペプトンを含む。栄養無機塩類も添加し、これ
には、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、カルシウ
ム、リン酸、塩素、硫酸イオンなどを生成することので
きる通常の塩類が含まれる。他の微生物の成長および増
殖に必要なよう番乙必須微量元素もまた添加する。この
ような微量元素は、他の培地構成成分の添加に付随する
不純物として、通常供給される。
バシルス・サブティリス(Bacillus 5ubt
il is )M1112/pOW430およびB、サ
ブティリス(B。
subtilis)M1112/pOW440は、約5
〜8.5という比較的広いpH範囲の下に、約25°〜
45℃の温度範囲で、好気的培養条件下に増殖する。し
かしながら、最大量のプラスミドpOW430およびp
OW440を生成させるためには、培地のpHを約7で
開始し、培地温度を約37℃に保つことか望ましい。こ
のような条件下にバシルス・サブティリス(Bacil
lus  5ubtilis ) Ml 112/ p
OW430およびB、サブティリス(B、 5ubti
l is ) M1112、/pOW440を培養する
と、当分野で周知の技術によってこれらのプラスミドを
簡単に分離できる、貯蔵器としての細胞が得られる。
大腸菌(E、coli)K12JA112/pNM58
7.4−4は、約6.5〜8という比較的広いpH範囲
の下に、約25°〜40℃の温度範囲で、好気的培養条
件下に増殖する。培地は約PH7,2で開始し、培地の
温度を約37℃に維持するのか望ましい。
このような条件下に大腸菌(E、coli )細胞を培
養すると、当分野で周知の技術によってこのプラスミド
を各々分離できる、貯蔵器としての細胞が得られる。
本発明をさらに例示し、詳説するために、以下の非限定
的実施例を供する。本発明の説明および本発明を構成す
るための実際の操作を、適当な箇所に記載する。
実施例1 バシルス・サブティリス(Bacillus
subcilis)M1112/Pow440の培養ク
ロラムフェニコール20μ2/−を含有スル滅菌したペ
ナツセイ(Penassay )ブロス(ディフコ(D
ifco))  にバシルス・サブティリス(Baci
llussub【1lis )Ml l 12/pOW
440 (NRRL B −15887)菌株を接種し
、得られた初期培養物を激しく通気しながら37℃で約
12時間増殖させることにより、上記菌株の生長培養体
を調製する。
次いでこの初期培養物の約2〜5%容量を、新たな滅菌
ペナツセイ(Penassay)ブロスに加え、培養物
が濁る(クレット・サマーソン(Kletts umm
e r s on )比色計(クレット・Mfg、 G
o、、 Inc。
ニューヨーク、ニューヨーク)ニフィルター#60を付
けて約300〜500クレツト(Klett)単位)ま
で37°Cで増殖させる。全アッセイを周囲温度で実施
する以外はカトレカサス(Cuatrecasas)等
、 1967 、 J、パイオル・ケム(J 、Bio
l 、 Chem。
)242:1541の方法と実質的に同様にして、細胞
抽出物および培地をヌクレアーゼ活性についてアッセイ
する。スタフィロコッカスのヌクレアーゼは高収量で産
生じ、細胞および培養基からも常法により単離できた。
実施例2 プラスミドpOW448およびバシル7、−
サブティリス(Bacillus 5ubtilis 
)Ml 112/pOW448の組み立て A、プラスミドpOW650および大腸菌(E。
coli)JA221/pOW650の組み立て1、プ
ラスミドpOW440の単離 ハシルス・サブティリス(Bacillus subt
ilis)M1112/pOW440細胞(実施例1で
増殖)約102(湿潤型ff1)を、遠心分離(10分
間、4°C110,00Orpm)によって収穫し、T
BS(10mMトリス(pH8)、IQmMNaC/、
1mMEDTA)約50./で洗浄し、最後に再度遠心
分離することにより集める。TE緩衝欣(25%シュク
ロース含有)約20−1引き続き水250μl中のりゾ
チーム10岬を加える。この混合物を37℃で約30分
間インキュベートした後、RNase約100単位を添
加する。得られた混合物を再び37℃で30分間インキ
ュベートし、5DS(ドデシル硫酸ナトリウム)および
塩化ナトリウムに関して各々1%およびIMとし、この
混合物を水浴で約3時間冷却する。溶解物を遠心分離(
4℃、19.00Orpmで30分間)した後、上清を
TEで31.8mに調節し、次いで塩化セシウム28.
7fおよびエチジウムプロミド、4#l/(xo*/a
/)を添加する。
vTiso回転子(ベックマン・インストルメンツ(B
eckman Instruments ) )にて4
9.50 Orpmで16時間遠心分離することにより
、塩化セシウム勾配を創る。プラスミドのバンドを集め
、VTiso回転子(ベックマン・インストルメンツ(
Beckman Instruments ) )にて
s s、o o o rpmで16時間遠心分離し、次
に再び集め、同容量のイソアミルアルコールで色が全て
消失するまで抽出(そしてもう一度抽出する)し、希T
Eで透析し、エタノール沈殿し、TE400μlに再懸
濁する。得られたプラスミドpOW440DNAは、将
来ノ使用のために4℃で保存した。
2、プラスミドpOW440のXhol消化オヨヒ〜、
55 kbフグラメントの単離 水に入れたプラスミドpOW440約2oμ1(20μ
y)、DTT(10mMジチオトレイトール)lμt、
BSA(牛血溝7 /L/ブミ7)(10μy/−7)
1111、水20μ/、Xho[制限酵素4μ!(6単
位)および10×反応ミックス85μlを、37℃で約
1時間インキュベートする。65℃で1o分間インキュ
ベーションすることにより反応を終了させ、次いでこの
反応混合物を氷上で冷却し、フェノールオヨヒクロロホ
ルム:イソアミルアルコール(24:1)のそれぞれで
抽出し、次にエタノール沈殿する。所望の〜、65kb
制限フラグメントを常法によって分離し、アガロースゲ
ル電気泳動(マニアナイス(Maniatis )等、
1982.モレキュラー・クローニング(Mo1ecu
lar Cloning) 、 コールド・スプリング
・ハーバ−・ラボラトリ−(Cold Spring 
Harbor Laboratory ) 、=+−ル
)’ −スプリング・ハーバ−、ニューヨーク)によす
単離する。所望の〜、55kbフラグメントを約1゜μ
lの水に溶解する。
※Xho、[制限酵素のための反応ミックスは、以下の
成分を用いて調製した。
100mM    )  リ x −HCt  (pH
8)100 mM   MgCl2 .1%       ト リ ト ンX−1003、プ
ラスミドpKC7(ATCC37084)のBamHI
  Bg’ II消化 XholI制限酵素ではな(BamHlおよびBgl[
制限酵素を使用する以外は実施例2A−2の記載と実質
的に同様にして、所望の消化を行なう。エタノール沈殿
後、消化物を水10111に溶解し、さらに精製するこ
となく使用した。
4、大腸菌(E、coli)K12JA221/pOW
650のライゲーションおよび組み立て プラスミドpOW440の〜、65 kb XhoII
フラグメント約4μz(3μp)、プラスミドpKc7
のBamHI−Bgl ■消化物2ttt(1μy)、
水1ottt、ATP2μ!(10mM)、DTT1i
l!、ライゲーションミックス 2μlおよびT4DN
Aリガーゼ1μz(411位)を16℃で約16時間イ
ンキュベートする。65℃で10分間インキュベーショ
ンすることにより反応を終了させ、次いで氷上で冷却し
た後、得られた結紮混合物を、レーダーバーブ(Led
erburg )およびコーエン(Cohen ) 、
 1974J、ハクテリオロジ−(J 、 Bacte
riology ) 119 :1072 の形質転換
方法に実質的に従って、抗生物質アンピシリン80μy
/wを含有するTY寒天(トリプト710 y/L、酵
母エキX5P/L、NaCt 59/L、 pH7,2
、寒天15 y/L )上で大腸菌(E、coli)K
12JA221を形質転換するのに使用する。得られた
形質転換体を常法により培養し、同定し、所望の形質転
換体を、引き続きプラスミドpOW650の生産および
分離に用いる。
χライゲーションミックスは以下の組成で調製した。
500mM   ト リ x−HCI  、  PH7
,8100mM MgCr2 B、プラスミドpOW340および大腸菌(E。
C01i)K12JA221/pOW340の組み立て
1、DNA配列の組み立て 〔式中、Aはデオキシアデニルであり、Gはデオキシグ
アニルであり、Cはデオキシシトシルであり、■はチミ
ジルである〕 自動化した亜リン酸トリエステル法を用いて所望のフラ
グメントを組み立てる。いかなるDNA合成機も使用で
きるか、アプライド・バイオシステムズ(Appl i
ed Biosystems ) (7オスター・シテ
ィ、カルフォルニア)のDNA合成fi380Aが好ま
しい。当業者には、上の配列は、常法により、イタクラ
(Itakura )等、1977、+イーmシス(5
cience ) 198 : 1056およびフレア
(Crea )等、1978.ブロク・ナト・アシド・
サイ(Proc 。
Nap、 Acad、Sci、)USA 75 : 5
765の方法に従っても合成できることか理解できるで
あろう。
さらに、特に好ましい合成方法が、シュング(Hsiu
ng)等、1983.ヌクレイツク・アシド・リサーチ
(Nucleic Ac1d Re5earch ) 
11 : 3227およびナラング(Narang )
等、1980.メ7ツズ・イン・エンザイモロジ−(M
ethods in Enzymo−1ogγ)68:
90に開示されている。所望のフラグメントを10mM
のトリス(pH7,8)に溶解し、将来の使用のために
一20℃で貯蔵した。
2、プラスミドPNM587.4−4のHph r −
Xh。
■消化および〜、 27 kbフグラメントの単離a、
プラスミドpNM587.4−4の単離大腸菌(E、c
oli ) K 12 JA221/PNM587.4
4(NRRL B−15812)を、常套の微生物学的
方法に従って、抗生物質アンピシリン100μf/−を
伴うTYブロス(寒天を含まない外はTY寒天と同一)
で培養する。18時間インキュベーションした後、培養
物約、5dを1.5s/のエッペンドルフ管に移し、約
15秒間遠心分離する。他に指示がない限り、操作は全
て周囲温度で行なう。
得られた上清を、微細な先端のアスピレータ−で注意深
く除き、細胞ペレットを、リゾチーム2■/−、グルコ
ース5QmM、EDTA(エチL/7ジアミン四酢酸)
IOmMおよびトリX −1−Ice (pl−18)
25mMを含有する、新たに調製したりゾチーム溶液約
100μlに)断層する。0°Cで30分間インキュベ
ーションした後、アルカリ性5DS(ドデシル硫酸ナト
リウム)溶液(,2NNaOH11%5DS)約200
μlを添加し、次いで管を穏やかに振り混ぜ、5分間0
℃に保持する。次に、3M酢酸ナトリウム(最少量の水
に酢酸ナトリウム3モルを溶解し、氷酢酸でpHを4.
8に調節した後、容量をILとすることにより、調製す
る)約150μlを加える。数秒間倒置することにより
管の内容物を穏やかに混合すると、DNA凝塊が形成す
る。
管を60分間O℃に保ち、次いで5分間遠心分離して殆
んど澄明な上清を得る。この上清の約、4−を第2の遠
沈管に移し、ここに冷エタノール1llIlを加える。
管を30分間−20℃に保った後、得られた沈殿を遠心
分離して集め、吸引によって上滑を除く。このDNAペ
レットを1.ISf酢酸すトリウム/ 、05 M )
リス−t−iC4(pH8)200μlに溶解し、2容
蚤の冷エタノールの添加により再沈殿させる。−20℃
で10分の後、沈殿を遠心分離によって集め、所望のプ
ラスミドpNM587.4−4DNAを組み立てた。
b、プラスミドPNM587.4−4の1−1ph 1
−Xho ■消化および〜、27 kbフグラメントの
単離水に入れたプラスミドpNM587.4−4約20
μ1(20μ9)、DTT2μ、、B5Alμt (1
000tty/wtt )、水20 μz 、 Hph
 I b ヨヒXhoII制限酵素各々4μ/(8単位
)ずつ、および10×反応ミックス8500μlを、3
7℃で約1時間インキユヘー トする。65℃で10分
間インキュベーションすることにより反応を終了させ、
次いて得られた混合物を氷上で冷却し、フェノールおよ
びクロロホルム:インアミルアルコール(24:1)(
7)各々で抽出し、エタノール沈殿する。所望の〜、2
7 kb Hph ■−Xho ■制限フラグメントを
常法により分離し、アクリルアミドゲル電気泳動(マニ
アテイス(Maniatis )等、1982)によっ
て単離し、次いて約30μlの水に溶解する。
XHph ■−Xho ’fl制限酵素用の反応ミック
スは、以下の組成で調製した: 100mM KC/ 100mM  )リス−HC/(PH7,5)IQ Q
 mM MgC12 C,プラスミドpUC8のBamH1消化ベセスダ・リ
サーチ・ラボラトリ−(BethesdaResear
ch Laboratory ) (ガイサーズバーグ
、メリーランド)から市販品が入手可能なプラスミドp
UC3の所望の消化は、XholI制限酵素および反応
ミックスの代わりにBamH工制限酵素および反応ミッ
クスゞを用い、エタノール沈殿後、消化物を水10μl
に溶解して、これ以上精製せずに使用すること以外は、
実施例2A−2の記載と実質的に同様にして、行なった
×BamHI制限酵素用反応ミックスは以下の組成で調
製した: 500mM NaCl 300mM  l−リス−Hct (pHs )100
 mM MgC12 d、大腸菌(E、coli)K12JA221/pOW
340のライゲーションおよび組み立て実施例2B−1
のDNA配列約2μ!(,5μy)、プラスミドPNM
587.4−4の〜、 27 kb Hph ニーXh
ol(フラグメント3μl(,8μf)、およびpUC
13(7)BamHI消化物2μ!(1μ2)をライゲ
ーションし、実施例2人−4の記載と実質的に同様にし
て大腸菌(E、coli )K12 JA221  を
形質転換する。得られた形質転換体を常法により培養し
、同定し、所望の形質転換体を、引き続きプラスミドp
OW340の生成および単離に使用した。
し、プラスミドpOW341および大腸菌(E。
coli)K12JA221/pOW341の組み立て
1、プラスミドpOW650のBgl ■消化Xhol
制限酵素および反応ミックスの代わりにBgl l[制
限酵素および反応ミックス を使用し、かつエタノール
沈殿後、消化物を水10μlに溶解し、これ以上の精製
をせずに使用すること以外は実施例2A−2の記載と実
質的に同様にして、所望のプラスミドpOW650の消
化を行なう。
* Bgl II制限酵素用反応ミックスは以下の組成
で調製した: 500mM NaCz 60mM トリス−HC/ (PH7,5)5 Q m
M MgCj2 2、プラスミドpOW340の13amH工消化Xho
[制限酵素および反応ミックスではなく13amHI制
限酵素および反応ミックスを使用し、エタノール沈殿後
、消化物を水10μlに溶解し、これ以上の精製をせず
に使用する以外は実施例2A−2の記載と実質的に同様
にして、所望の消化を行なう。
3、大腸菌(E、coli)K12JA221/pOW
341のライゲーションおよび組み立て 実施例2A−4の記載と実質的に同様にして、プラスミ
ドp OW650のBgl fl消化物約2μ!(,8
μy)およびプラスミドpOW340のBamHI消化
物2μl(1μグ)をライゲーションし、大腸菌(E、
C01i)K12JA!21を形質転換する。得られた
形質転換体を常法により培養し、所望のプラスミドpO
W341についてスクリーニングする。
HpaI消化、引き続き8%アクリルアミドゲル中での
電気泳動、そしてフラグメントの分析により、フラグメ
ントの方向が正しいプラスミドを同定する。プラスミド
pOW341の制限サイト地図を、添付の第3図に示す
。所望の大腸菌(E、(oli)K12JA221/p
OW341形質転換体を常法によって培養し、引き続き
プラスミドpOW341の生成および単離に使用した。
D、プラスミドpOW448および大腸菌(E。
coli)K12JA221/pOW448の組み立て
1、プラスミドpOW341のEcoRI消化Xhol
I制限酵素および反応ミックスの代わりにEcoR工制
限酵索および反応ミックス8を使用し、エタノール沈殿
後、消化物を水10μlに溶解し、これ以上精製するこ
となく使用する外は実施例2A−2の記載と実質的に同
様にして、所望の組み立てを行なう。
×EcoRI制限酵素用の反応ミックスは以下の組成で
調製した。
500mM NaCt 500mM   )  リ y、 −HCt (pH8
)60 mM Mg Cl2 2、プラスミドpOW430のEcoRI消化実施例1
の記載と実質的に同様にして、バシルス・サブティリス
(Bacillus 5ubtil is )MI 1
12/pOW430(NRRL B−15833)の生
長培養物からプラスミドpOW430を単離する。次い
で、Xho[制限酵素および反応ミックスの代わりにE
coRI制限酵素および反応ミックスを使用し、エタノ
ール沈殿後、消化物を水10μlに溶解し、これ以上の
精製をせずに使用する以外は実施例2A−2の記載と実
質的に同様にして、プラスミドpOW430を消化する
3、大腸菌(E、coli)K12JA221/pOW
448のライゲーションおよび組み立て 実施例2A−4の記載と実質的に同様にして、プラスミ
ドpOW341およびpOW430のそれぞれのEco
RI消化物約2μz(1μ7)をライゲーションし、大
腸菌に12JA221  を形質転換する。
得られた形質転換体を常法により培養し、所望のプラス
ミドpOW448についてスクリーニングする。両フラ
グメントを持ったプラスミドを含んでいる形質転換体を
、アンピシリンおよびクロラムフェニコール耐性につい
て選択することにヨリ、同定する。所望の大腸菌(E、
 coli )K12JA221/pOW448形質転
換体を常法により培養し、引き続きプラスミドpOW4
48の生産および単離に使用する。プラスミドpOW4
48の制限サイト地図を、添付の第2図に示す。
E、ハシルス・サブティリス(Bacillus su
btilis)Ml112/pOW448 の組み立て
バシルス・サブティリス(Bacillus subt
ilis)M1112は、B、サブティリス(B、 5
ubLil is )M1112/pOW430 (N
RRL B−15833)をクロラムフェニコールの不
在下に常法で培養することにより得ることができる。B
、サブティリス(B。
subtilis)M1112/pOW430細胞は;
上記の培養条件下で、自然にpOW430プラスミドを
失い、その結果、所望のクロラムフェニコール感受性B
、サブティリス(B、 5ubtilis )MI 1
12菌株が得られる。このプラスミドを欠(B、サブテ
ィリス(B、 5ubtil is )M 1112細
胞のみが選択され、記載したバシルス(Bacil I
us )形質転換方法に使用される。このことを試験し
、確認するために、クロラムフェニコールに対する感受
性を利用できることは、当業者には認識および理解でき
るであろう。
滅菌PAB(ペナッセイ(Penassay )ブロス
)約50−にバシルス・サブティリス(Bacillu
ssubt山s)MI112を接種し、細胞密度が2×
108細胞/−に達するまで37℃でインキユベートス
る。次いで、この細胞を、無菌操作を用いてペレット化
し、約5dのSMMP(同容量の4xPAB並びに1M
シュクロース1.04Mマレイン酸および、04 M 
MgCr2からなる溶液。NaOHでpH5,5に調節
する。)に再懸濁することによって、プロトプラスト化
する。次に、リゾチーム(S?tfM(0,5Mシュク
ロース1.02Mマレイン酸、および、 02 M M
g Ct 2゜NaOHでpH6,5,に調節する。)
中20〜/d)約250μlを、無菌沖過を用いて加え
る。この細胞を穏やかに振とうしながら37℃で約2時
間インキュベートする。得られたプロトプラストをペレ
ット化し、SMMP5−で洗浄し、次いでSMMP5.
tに再v!、1fi6する。遠心分離(25℃、12分
間、2.60 Orpm )後、プロトプラスト約、1
m+/を、プラスミドpOW448 DNAおよび2X
SMMからなる1:1の混合物約20μlの添加により
、形質転換する。次に、PEG溶M(PEG6000(
ポリエチレングリコール)402.2xSMM50sz
、水でlo〇−とする)約1.5dを加え、約2分後に
SMMP約5dを加える。次に、このプロトプラストを
ペレット化シ、SMMPl−に懸濁し、穏やかに振とう
しつツ30℃で約2時間インキュベートする。得られた
懸濁液の一部を、クロラムフェニコールを含有する0M
3再生培地に蒔く(11当り以下の組成を有する: 919 寒天12yを含有する脱イオン水555d中の
D−マンニトール 10% カザミノ酸5〇− 10% 酵母エキス50./ 20% グルコース251Ie 5% リン酸二カリウム10〇− 1M  MgCt220−1 10% ゼラチン)。
D−マンニトール、カザミノ酸および酵母エキスを、−
緒にオートクレーブにかける。ゼラチンをオートクレー
ブにかけた後、直ちに添加し、混合物の冷後に残りの成
分を加える。この培地は、最終的抗生物質クロラムフェ
ニコール濃度を10μy/dとした。
所望のバシルス・サブティリス(Bacillussu
bLilis)M1112/pOW448菌株として、
クロラムフェニコール耐性コロニーを選択する。この菌
株を培養し、さらに、構成プラスミドとの同一性を、常
套の制限酵素およびアガロースゲル電気泳動分析(7二
7テイ7、 (Maniatis)等、 1982)に
よって確認する。所望のバシルス・サブティリス(Ba
cillus 5ubtilis ) Ml 112/
pOW448形質転換体は、ヒトのプロインシュリンを
発現し、かつこのプロインシュリン産物を培養基中に分
泌することか示された。細胞内および培地中の両方にヒ
トプロインシュリンが存在することを、常套のラジオイ
ムノアッセイによって確定した。
実施例3 バシルス・サブティリス(Bacillus
subtil is ) S R22およびB、サブテ
ィリx (B。
5ubtilis)SR22/pOW448の誘導ハシ
リス・サブティリス(Bacillus 5ubtil
is)SR22は、受理番号NRRL B−15893
の下にノーザン・ジージョナル・リサーチ・ラボラトリ
−(Northern Regional Re5ea
rch Laboratory)(ペオリア、イリノイ
ズ)に寄託され、永久ストックカルチャーコレクション
の一部となっている菌株、B、サブティリス(B、5u
btilis)SR22/pOW440を、クロラムフ
ェニコールの不在下で常法通り培養することによって誘
導できる。B、サブティリス(B、 5ubtilis
 ) 5R22/pOW440細胞は、上記の培養条件
下で自然にpOW440プラスミドを失い、その結果、
所望のクロラムフェニコール感受性B、サブティリス(
B、 5ubtilis )SR22菌株が生成する。
クロラムフェニコールに対する感受性を使用することに
より、このプラスミドを欠(B、サブティリス(B、 
suMil is ) S R22細胞のみを前の記載
に従って選択し、プラスミドpOW448形質転換体の
産生に使用し得ることを試験し、確認することかできる
ことを当業者は認識および理解できるであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラスミドpOW440の制限サイト地図、第
2図はプラスミドpOW448の制限サイト地図、第3
図はプラスミドpOW341の制限サイト地図のそれぞ
れ模式図である。 特許出願人  イーライ・リジー・アンド・カンノぐニ
ー 代 理 人 弁理士青白 葆(外1名)FIG、I EcoRI FIG、2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、バシルスにおいて機能的ポリペプチドを発現する方
    法であって、 a)バシルス宿主細胞中で選択でき、かつ複製可能であ
    る組換えDNA発現ベクター(ここで該ベクターは、 1)スタフィロコッカス・アウレウスのヌクレアーゼ遺
    伝子の転写および翻訳活性化配列、および、 2)機能的ポリペプチドをコードしているDNA配列、 を含んでいる)によって該宿主細胞を形質転換し、そし
    て、 b)該ポリペプチドの発現に適切な条件下で、この形質
    転換された細胞を培養することからなる方法 (ただし、1)機能的ポリペプチド配列と転写および翻
    訳活性化配列は、直接隣接し、翻訳読み取り枠内にあっ
    て該機能的ポリペプチドを発現する様に配置されており
    、そして、2)機能的ポリペプチドのN−末端アミノ酸
    がメチオニンである時、この機能的ポリペプチド配列は
    、該末端アミノ酸をコードしているヌクレオチドトリプ
    レットを欠く)。 2、a)組換えDNA発現ベクターが、さらに信号ペプ
    チド暗号化配列を含んでおり、かつ、b)形質転換され
    た細胞を、該機能的ポリペプチドの発現および分泌に好
    適な条件下で培養することからなる第1項に記載の方法 (ただし、1)コードされている信号ペプチドのN−末
    端アミノ酸がメチオニンである時、この信号ペプチド暗
    号化配列は、該アミノ酸をコードしているヌクレオチド
    トリプレットを欠き、かつ、信号ペプチド暗号化配列は
    、発現のために、該転写および翻訳活性化配列の下流に
    、これと直接隣接して翻訳読み取り枠内に位置しており
    、2)該信号ペプチド暗号化配列によりコードされてい
    る信号ペプチドのC−末端をコードしているヌクレオチ
    ドトリプレットは、機能的ポリペプチド配列の上流にこ
    れと直接隣接して翻訳読み取り枠内に位置しており、そ
    して3)機能的ポリペプチド配列は、該機能的ポリペプ
    チドのN−末端アミノ酸をコードしているヌクレオチド
    トリプレットを含む)。 3、機能的ポリペプチド配列が、ヒトのプロインシュリ
    ン、ヒトのインシュリンA鎖、ヒトのインシュリンB鎖
    、ヒトのプレープロインシュリン、ヒトの成長ホルモン
    、牛成長ホルモン、豚成長ホルモン、成長ホルモン放出
    因子、インターフェロン、インターロイキンII、酵素、
    またはホルモンをコードしている、第1項または第2項
    のいずれかに記載の方法。 4、機能的ポリペプチド配列がヒトのプロインシュリン
    のものである第3項記載の方法。 5、第1項または第2項記載の方法に使用する組換えD
    NA発現ベクター。 6、プラスミドである、第5項記載の組換えDNA発現
    ベクター。 7、機能的ポリペプチド配列が、ヒトの成長ホルモン、
    ヒトのインシュリン、ヒトのインシュリンA鎖、ヒトの
    インシュリンB鎖、ヒトのプレープロインシュリン、ヒ
    トのプロインシュリン、牛成長ホルモン、豚成長ホルモ
    ン、インターフェロン、成長ホルモン放出因子、インタ
    ーロイキンII、酵素またはホルモンをコードしている、
    第1項または第2項記載の方法に使用するための組換え
    DNA発現ベクター。 8、機能的ポリペプチド配列がヒトのプロインシュリン
    をコードしている、第7項記載の組換えDNA発現ベク
    ター。 9、プラスミドpOW440またはプラスミドpOW4
    48。 10、プラスミドpOW430、プラスミドpOW65
    0、プラスミドpOW50、プラスミドpOW340、
    プラスミドpOW341、またはプラスミドpOW65
    0。 11、第5項〜第10項のいずれか1項に記載のDNA
    発現ベクターを含む、第1項または第2項記載の方法に
    使用するための形質転換された宿主細胞。 12、第5項〜第10項のいずれか1項に記載のDNA
    発現ベクターにより形質転換された宿主細胞。 13、バシルスまたは大腸菌である、第12項記載の宿
    主細胞。 14、バシルス・サブテイリスである、第13項記載の
    宿主細胞。 15、第10項記載のプラスミドにより形質転換された
    大腸菌宿主細胞。 16、バシルス・サブテイリスMI112/pOW44
    0、バシルス・サブテイリス・バシルス・サブテイリス
    SR22/pOW448、バシルス・サブテイリスMI
    112/pOW448、バシルス・サブテイリスSR2
    2/pOW440、大腸菌K12JA221/pOW4
    48、大腸菌K12JA221/pOW341、大腸菌
    K12JA221/pOW340、大腸菌K12JA2
    21/pOW650、またはバシルス・サブテイリスM
    I112/pOW430。
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