JPS6181321A - 固形物の移送装置 - Google Patents

固形物の移送装置

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JPS6181321A
JPS6181321A JP20432784A JP20432784A JPS6181321A JP S6181321 A JPS6181321 A JP S6181321A JP 20432784 A JP20432784 A JP 20432784A JP 20432784 A JP20432784 A JP 20432784A JP S6181321 A JPS6181321 A JP S6181321A
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pump
filter
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Takeshi Hayashi
武 林
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G53/00Conveying materials in bulk through troughs, pipes or tubes by floating the materials or by flow of gas, liquid or foam
    • B65G53/30Conveying materials in bulk through pipes or tubes by liquid pressure

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、主として傷付き易くてデリケートな固形物、
例えば、鮮魚、ハム、ソーセージ、ブロイラ層体、芋、
オレンジ等の果物を、液体を搬送媒体に高能率移送する
固形物の移送装置に関する。
B、従来技術 固形物の移送装置、特に、柔軟で傷付き易い固形物の移
送装置にとって、固形物の移送途中に受ける損傷をいか
に極減できるかは極めて大切である。又、移送能力を高
くして、短時間に多量移送できることも極めて重要であ
る。
現在、液体を搬送媒体として固形物を移送する装置は、
大別して2種のものが使用されている。
その代表例全第3図と第4図に示す。
ところで、本発明の固形物の移送装置は、傷付き易い固
形物を損傷なく移送するものであるが、魚は、特に損傷
を受は易い固形物である為、以下、魚を例として説明す
る。負が損傷なく移送できる移送装置は、能の固形物に
は、更に移送時の損傷を少なくできる。
第3図の固形物移送装置は、類ポンプで、この類ポンプ
は、螺旋状の流通路を内部に設けたブレードレスインペ
ラ1を内蔵した遠心式ロータリー魚ポンプである。この
類ポンプは漁船に装備され、網によって集められた活魚
を海水と共にサクションホース等の吸入管2を介して吸
入し、吐出管3を介して圧送する。吐出管3の端部に設
けられた多孔板を内蔵した水切りセパレータ4によって
海水と魚体が分離され、魚体は魚槽内に収容され、砕氷
によって冷却された水氷に浸漬されて保冷貯蔵される。
(水氷法と言う)この形式のロータリー式の類ポンプは
、網中の活魚をバ(槽に吸入移送する用途に多用されて
いる。しかしながら、水氷法によってg、1槽内にII
!納された鮮魚を、魚槽から陸−1−岸壁に揚魚移送す
る用途には、使用されていないのが現状である。この魚
槽からの陸揚げ一作業には、主として、密閉タンク内を
真空ポンプに・よって減圧して魚体を冷水と共に吸入し
、次いで、加圧空気を密閉タンク内に圧入して角氷を排
出する静止容積式の類ポンプが使用されている。
その理由は、海の中の網中かも活魚を吸入する場合は、
網を締めI−げた状態であっても、多量の海水が吸入さ
れ、色水濃度(魚と水の割合)が薄く、魚量に比較して
海水量が多いので、魚ポンプ通過時に魚体を傷めること
が少ないが、魚槽内の鮮魚を陸揚げ移送する場合は、魚
槽内は非常に角氷濃度が濃く、魚体を傷めるのである。
高濃度の角氷をロータリー式の魚ポンプが吸い揚げて、
ポンプ中を通過させると、魚体が損傷するのは下記の原
因による。まず第一に、魚体と魚体の擦れが考えられる
。角が、インペラ内の通路からケーシング内へ吐出され
る際、ケーシング通路内での角氷の速度と、インペラ外
周の角氷速度との速度差によって、魚体と魚体が擦れ合
って、鱗等が剥離したり、表皮が損傷するものである。
次に、遠心式ロータリー魚ポンプは、その吐出量を調整
する方法として、回転数を調整する以外にないのである
。魚槽内の余水密度を低くして、(角氷比率で水を多く
する)魚ポンプがこれを吸揚げれば、魚ポンプ内での魚
体同志の擦れによる損傷も少なく、魚体の移送量を調整
することは可能であるが、大容量の魚槽内の余水密度を
調整することは非常に困難であり、又、例え魚槽内の余
水密度を低くできたとしても、一時的に塊状の魚体が吸
入されるがどして、常に一定濃度以下で魚を吸入するこ
とは不可能である。
遠心式ロータリー魚ポンプが一定の揚程で揚魚運転して
いる場合、その吐出量を調整する為に、回転数を下げ過
ぎても、又、上げ過ぎても魚体の損傷は増大する。
回転数を下げ過ぎると、インペラが充分に液体を加速で
きずにスリップ現象が起り、吸入管およびインペラ内を
通過する魚の移送速度が極端に遅くなり、魚がインペラ
からケーシング内に吐出される速度も遅くなる。この為
、魚が長時間ケーシング内に滞留することとなり、魚体
間の擦れによって魚が損傷するのである。回転数を更に
下げれば、揚水作用が停止して、ケーシング内の角氷は
吐出されなくなるのである。
インペラの回転数を上げ過ぎた場合は、魚が吸入管、吐
出管を通過するときに管壁との擦れに加えて、魚ポンプ
のケーシング内部に於ても、ケーシング内壁および、魚
体間での激しい擦れによって損傷が発生する。又、更に
回転数を増加させれば、吸入管、吐出管内の速度増加に
よる損失水頭が増加して、全体としての必要水頭が増加
17、インペラ内でのスリップ現象が多くなって魚が損
傷する。
このロータリー弐倉ポンプの欠点を除去する移送装置と
して、第4図に示す静止容積式の魚ポンプが実用化され
ている。この魚ポンプは、魚槽5内の高濃度の鮮魚を漁
港岸壁等に陸揚げする場合に多用されている。
第4図の魚ポンプは、真空ポンプ6によって、密閉タン
ク7内を四方切換弁8を介して空気を吸入して減圧する
ことにより、魚槽5内の角氷を密閉タンク7内に吸い込
む。密閉タンク7内に設けられたレベルセンサ9が、角
氷の満杯を検知して、四方切換弁8を点線の位置に切換
える。真空7ドンブ6は、大気を吸入して密閉タンク7
内に圧力空気を圧入し、密閉タンク7内に吸揚げた角氷
をH二出管3を介して水切りセノぐレータ4に移送する
多孔フィルタ10を内蔵した水切り七ノぜレータ4で角
氷を分離する。この魚ポンプは密閉タンク7を減圧する
吸入工程に於ては、吐出側の逆止弁11は閉止して吸入
側の逆+1−弁12は開口され、密閉タンクが加圧され
る吐出工程に於ては、吸入側の逆止弁12は閉止し、吐
出側の逆止弁11力;開口される。
この魚ポンプは、密閉タンフッ通過時の魚体の損傷を著
しく低減できるが、吸入から吐出への切換え時、および
、吐出から吸入への切換え時は、開口されていた逆止弁
11.12が閉止するので、閉弁時に、魚体が挾まれて
、傷付きを生ずる欠点がある。魚槽5の角氷は高濃度で
ある為、逆止弁11.12の閉弁時には必ずといってよ
い程、数匹の魚体が挾まれて、中には完全に切断される
ものができるのである。
又、こ(D4t’ンブは、比較的効率の悪いポンプとし
て知られる真空ポンプ6によって、密閉タンク7内へ空
気を圧入、排気して角氷を移動させるので、密閉タンク
7内が、ある程度高真空にならなければ、吸入管2から
の吸入が開始されない。
又、吐出時も下限レベルに達した時点では、最も高圧の
、大量の空気を大気中に排出しなければ次工程の吸入に
移行出来ない為に、エネルギ効率が非常に悪く、高能率
、短時間多量移送が実現できない。
更に、吸入工程に於ては吐出されず、吐出工程に於ては
吸入さfill:いバッチ式排出であり、密閉タンク7
を複数個備えた装置としなければ連続的に移送運転が出
来ないので、装置としては、非常に大型となり、小型漁
船には装備することが非常に困畔であったのである。
静止容積式の角ポンプは、魚体長20cm以下の比較的
軟らかいいわし等の魚体を、魚槽内の色水濃度70%(
魚体70%水30%)の状態で無傷で直接吸湯げ揚魚が
可能である。
このように、非常に高濃度の魚槽5内から魚を吸い揚げ
るとき、密閉タンク7を高真空としても吸入管2内の速
度は、角氷と管壁との摩擦損失(ヘッドロス)のため余
り速くならず、通常1m/sec 前後である。
このように、黒水濃度の高い状態で、角氷を直接在来の
ロータリー式魚ポンプ(固形物移送ボン(l 1) プ)で吸い揚げれば、ポンプ内でスリップ現象を起して
ポンプ作用ができないばかりでなく、ポンプ内では、魚
体は姿、形を止めない程傷がつくのである。
C1本発明の目的 本発明の重要な目的は、この効率の悪い大容積の静止容
積式の移送装置によらず、高能率、短時間多量移送が可
能で、しかも安価であるロータリー式固形物の移送ポン
プを使用して、固形物濃度の高い状態で使用可能となし
、多目的に使用範囲を拡大せんとするものである。
又、一本発明の能の重要な目的は、このブレードレス、
その池ノンクロッグタイプのロータリー式固形物移送ポ
ンプを使用して、ノ1ム、ソーセージ、ブロイラ等の柔
軟固形物、オレンジ、じゃがいも等の農産物等、水に溶
けない固形物を水と共に無傷移送する固形物の移送装置
を提案するものである。
D、目的を達成する為の手段 ロータリー式固形物の移送ポンプのケーシングを含む吐
出側と、吸入側とが、液体は通過するが固形物は通過し
ないフィルタ手段を介して互いに連通されている。
51作用 ロータリー式固形物移送ポンプの吐出側で固形物から分
離された液体が、移送ポンプの吸入側に供給される。従
って、移送ポンプの吸入管が高い濃度で固形物を吸入し
ても、移送ポンプを通過する固形物濃度は低く制限され
、固形物は傷付かずに移送ポンプ内を通過する。移送ポ
ンプの吸入側に供給する液体量が多い程、移送ポンプ内
の固形物濃度の低下は大きく、高濃度の固形物全移送で
きる。移送ポンプの吸入側に供給する液体によって、従
来のロータリー式固形物の移送ポンプでは移送できなか
った高濃度の固形物を移送できる。
ロータリー式固形物の移送ポンプは、例え吸入側に液体
を供給しても、真空タンク式固形物移送ポンプより能率
よく固形物が移送可能で、固形物を短時間に多量移送で
き、又、装置全体の大きさをコンパクトにして漁船等の
、設置スペースが著しく制約される個所に便利に設置で
きる。
F、好ましい実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に示す固形物の移送装置は、ロータリー式固形物
の移送ポンプ13を備えている。移送ポンプ13は、第
1図に示すように、螺旋状の液体通路14を有するブレ
ードレスインペラ1がケーシング15内で回転する。
螺旋状の液体通路14は、ケーシング15の吸入口に対
向してインペラの中心に軸方向に開口され、これが、第
1図に於て左から右に向かって、しだいに半径方向に螺
旋状に湾曲され、ブレードレスインペラの外周で、はぼ
接線方向に開口されている。
移送ポンプ13の吐出側にはフィルタ手段16が連結さ
れている。フィルタ手段16は、移送ポンプ13の吐出
側で、液体のみ全分離するように、吐出管3と同径であ
る円筒状のフィルタ材17と、このフィルタ材17の外
周を水密に囲むケーシング18とを備える。
フィルタ材17は、円筒状の一端(第1図に於て左端)
が移送ポンプ13の吐出側に、9JL 6Gが吐出管3
を介して固形物の水切りセパレータ4に連結される。更
に、このフィルタ材17は、移送ポンプ13が送る固形
物は通過できないが、液体は通過できる透水性を有する
板材、例えば、板材に多数の孔又はスリット孔が穿設さ
れた多孔板や網115〕 材が使用される。
ケーシング18は、内部のフィルタ材17が点検できる
ように、脱着蓋19を備え、かつ、分離された液体の排
水口20が開口されている。    ′フィルタ手段1
6は、好ましくは移送ポンプ13に接近して連結される
。従って、フィルタ手段16の吐出側が、長い吐出管3
で廷長されて水切りセパレータ4に連結される。
フィルタ手段16の排水口20は、給水弁21介在の還
水路22を介して移送ポンプ13の吸入側に連通される
。還水路22は移送ポンプ13の吸入側に設けられた給
水室23に連結されている。
給水室23は移送ポンプ13の吸入口に接近して連結さ
れ、吸入管2から固形物は通過しないが液体は通過する
フィルタ筒24で区画されている。
第1図に示す固形物移送装置は、移送ポンプ13の吐出
側で、吐き出された液体の一部が、フイルタ手段16で
分離され、これが、移送ポンプ13の吸入側に供給され
る。移送ポンプ13の吐出側は吸入側に比べて圧力が高
く、フィルタ手段16で分mされた液体は、給水弁21
を通って移送ポンプの吸入側に吸入される。
給水弁21の開度を大きくすると、フィルタ手段16か
ら多量の水が移送ポンプの吸入側の給水室23に供給さ
れ、反対に、給水弁21を絞ると、フィルタ手段16か
ら移送ポンプ13の吸入側に送られる水量は減少する。
このように、フィルタ手段16から移送ポンプ13の吸
入側に送る水量が調整できる固形物の移送装置は、移送
ポンプ13のブレードレスインペラを一定の回転数で運
転した状態で、用途に応じて最適状態に固形物が移送で
きる。即ち、移送ポンプ13が特に高濃度の固形物を移
送するときは、給水弁21の開度を大きくして、フィル
タ手段16から吸入側に供給される水量を多くして固形
物の損傷を防止する。
固形物濃度の低い海中等から魚を吸い揚げるときには、
魚を傷付けない範囲で給水弁21を絞って高能率移送す
る。更に又、移送ポンプ13を運転したままの状態で固
形物の移送を停止させるには、給水弁21を全開して、
移送ポンプ13が送るのと同量の液体をフィルタ手段1
6から移送ポンプ吸入側・に供給する。移送ポンプ13
全運転した′!!まの状態で、固形物の移送を停止でき
る固形物の移送装置は、移送停止時に、移送ポンプの運
転を停止する必要がない。従って、移送ポンプ再起動時
の回転数の低下による魚め傷付きを防止でき、又、起動
時間を著しく短縮できる。
側と吐出側の圧力差によって、同一開度(オリフィス)
でも通過する循環水量が変化する。これは、高揚程にな
る程吸入側と吐出側との圧力差が増加し、循環水量が増
加するので、非常に好都合なこととなるのである。即ち
、高揚程になればなる程、移送ポンプ13はスリップ現
象を起し易くなり、スリップ現象は移送物が長時間ポン
プ内に留まることになり、傷付を起す原因となるので、
この場合に、循環水量が多くなり、移送水を薄めるよう
に作用するので、自動的に傷付き防止効果が作用するの
である。ただ、移送ポンプの揚程が増加し゛た場合は、
その揚程における最も適当な回転数に増速してスリップ
現象を防止することも可能である。
又、給水弁21に、定流量弁を使用すれば、揚程が変化
したり、吸入する固形物の濃度が変化して損失水頭が変
化し、給水弁21の流入側と流出側の圧力差が変化して
も一定の循環水流量に設定することができる。これは、
揚程の変化や移送濃度の変化によって移送量が変化せず
、単位時間内に一定量を移送したい用途に適する。この
定流量弁を使用する場合は、移送ポンプ13の回転数を
変化させて流速や揚程に適合させることができる。
第1図の鎖線で示すように、還水路に、給水弁21と直
列にブースターポンプ27を接続することも可能である
。ブースターポンプ27は、加圧水を給水弁21に送り
、給水弁21によって流量を絞ることにより、前記の定
流量弁に代り、定流量特性を持たせることができる。
又、図示しないが、ブースターポンプ27に容積ポンプ
等の定流量ポンプを使用すれば、これを定流量弁に置換
することも可能である。この場合は、給水弁は不要とな
る。
還水路22の流量調整は、給水弁21を使用することに
より、その開度を調整して種々の使用方法の選択が可能
であるが、一定の揚程で定濃度のI20 ゛ 移送物を固定的に、吸入、圧送運転する場合等、調整の
必要がない場合は、給水弁は必要である。
即ち、フィルタ手段16から給水室23に至る循環水回
路のオリフィス(流水路の断面積)をあらかじめ適当な
値に設定すれば良いのである。
この場合は、移送ポンプ13の吸入側と吐出側の圧力差
は一定で、循環水路には所要の流量が流れて移送ポンプ
13内は移送水流の固形物濃度よりも薄められて通過し
、高濃度の移送水の固形物を無傷で吸入および圧送が可
能である。
第2図に示す固形物移送装置は、フィルタ手段16が、
固形物と液体とを分離する水切りセパレータに兼用され
ている。このフィルタ手段16は、吐出管3の先端に、
下り勾配に配設されたフィルタ材17と、このフィルタ
材17の下方に配設された上方開口のケーシング18と
からなる。ケーシング18の底部には排水口20が開口
され、この排水口20は、還水ポンプ25の吸入側に連
結されている。還水ポンプ25の吐出側は2分岐きれ、
一方の分岐路は、給水弁21を介して、移送ポンプ13
吸入側の給水室23に、別の分岐路は、還水弁26を介
して魚槽5に連結されている。
この装置は、フィルタ手段16が水切りセパレータに兼
用される為、液体から固形物を選別する水切りセパレー
タが省略できる。
第2図に示す、フィルタ手段16を水切りセパレータに
兼用する装置に比べて、第1図に示す、移送ポンプ13
の吐出側近傍に、大気に開放されない水密のフィルタ手
段16を連結した固形物の移送装置は、次の特長を備え
る。
即ち、第2図に示す固形物移送装置は、吐出管3の全体
に渡って、多量の液体が速い流速で移送される為、吐出
管3の損失水頭が大きく、移送ポンプ13に高い吐出揚
程が要求されて固形物が傷(93ン み易い。又、フィルタ手段16の」一方1ボロのケーシ
ング18内に無数の気泡が含まれて、これが多くなると
移送ポンプ13が空転して固形物が傷む危険性がある。
第1図と第2図に示す固形物移送装置の損失水頭を、移
送ポンプが魚槽から魚を吸い揚げて移送する状態で比較
する。
管路の損失水@Hは、 φ 2g frj L、)、は管路の材質及び移送水の粘度によっ
て決まる管摩擦係数、Lは管路の長さ、φは管路の内径
、■は流速、gは重力加速度である。
今仮りに、吸入管2から水と魚とが1:1の割合で吸入
され、還水路22から、水1と魚1の合計2に対して2
の水が移送ポンプ13の吸入側に供給されたとすると、
第1図と第2図に示す装置の水切りセパレータ4とフィ
ルタ手段16との間の吐出管3の状態は第1表の如くな
る。
第1表 前式から、損失水頭Hは、流速■2に比例する為、λを
一定とすれば、第2図に示す装置の吐出管3は、第1図
に示す装置の4倍の損失水頭を生ずる。
ところで、水氷処理された鮮魚の魚槽内の濃度(角氷比
率)は、魚体が小さい程濃度が高く、又、魚体が柔軟な
程高くなるのが通常である。従って、30傭以上の大あ
じ、大さげ、はまち等の死後硬直した硬い魚体に比べて
、20cIrL以下のいわしで鮮度の悪い柔らかい魚体
は、必然的に魚槽の底部に塊状となって高濃度となるの
である。
Z  4+  + 魚槽内の濃度を実際に揚魚して魚の量と水量を測定して
みれば、はとんど急ばかりのように見えても、約30%
の水があり、最も高濃度のものでも70%程度である。
魚体の鮮度保持方法としての水氷法は、砕氷と水を混合
して、温度の低い冷水に鮮魚を浸漬して、魚体と熱交換
して冷却すると共に、魚体に上部の魚体の重量が局部的
にかかつてその形状をくずさないように、水圧によって
均一に圧力をかける作用の為である。従って、あ寸り高
濃度に魚槽内に積み込むのは好ましいことではなく、シ
かし濃度が薄過ぎても非能率不経済である。通常、20
c1n以下の小型急の場合で50〜60%であり、3゜
儒〜40crn程度のあじ、ざばては、35〜50%で
あり、平均的には約50%程度である。
第1図と第2図に示される装置の人の値は、25%と5
0%の角氷濃度の差によって若干変化す−る。高濃度の
50%は、25%の角氷濃度に比べてλの値は高くなる
が、その差はわずかであり、同一の吐出管の材質であれ
ばほぼ同一と考えても良いのである。
屯位時間内に総移送量を2倍とする為には、流速Vの値
が、2倍となりv2で4倍となる為、移送速度Vの変化
による損失水頭に与える影響が大であり、第1図の移送
装置は、小動力で移送できることは勿論のこと、必要水
頭が小となれば移送ポンプ13内でのスリップ現象が少
なくなり、又低速回転で運転できるので魚体の損傷が少
なくなる。
循環水の水量は、移送水(移送色水)に比べて多い程、
移送ポンプ13内の角氷濃度が低下して魚体の損傷は少
ないが、通常、移送水量と同量程度に供給されるのが良
い。従って、還水路22の配管口径も移送管径と同径の
配管とするのが適当である。
従って、第1図に示される移送装置は、移送ポンプ13
内での移送物を低濃度で通過させてその損傷を極減する
に止まらず、吸入管2および吐出管3内の移送状態を、
高濃度、低速移送として、その損失水頭を極減L−、省
エネルギ化を計ると共に移送物の損傷をも極減するもの
である。
又、第2図の移送装置では、還水路22の配管が吐出管
3と同径で同じ長さたけ必要となり、長距離になれば、
図のように還水ポンプ25が必要となるのである。フィ
ルタ手段16のケーシング、18からの落差や固形物移
送ポンプからの吸入負圧では循環水量が不足する場合に
、還水ポンプ25が加圧した圧力水を移送ポンプ13の
吸入側に供給する。
更に、第2図の移送装置は、フィルタ手段16のケーシ
ング18によって、移送水は一旦大気に開放される為、
気泡を含んだ水となり、フィルタ手段16のケーシング
18から移送ポンプ13に空気が供給されポンプ機能が
停止し固形物を傷め27゛ る要因ともなるのである。移送ポンプ13に空気が吸入
されると、これがインペラの中心部に空気塊となって残
り、水だけが遠心力を受けてケーシング15内壁部に振
り出される為、ポンプ作用が停止し、スリップ現象を起
こして極端に固形物が損傷するのである。この点第1図
に示す移送装置は、密閉されたフィルタ手段16のケー
シング18から循環水が排出されるので、移送ポンプ1
3の吸入側に空気が混入されることはない。
第5図に示す固形物の移送装置は、移送ポンプ13の吐
出管3の途中に接続されたフィルタ手段16がサイクロ
ン状に形成されている。
このフィルタ手段16は、全体が垂直な円筒形で、下部
が下窄みテーパー状に形成されたケーシング18を有し
、とのケーシング18の底と、上部接線方向とに吐出管
3が、中央部分に下端が閉鎖されたフィルタ材17が配
設され、フィルタ材17の内側が水密に還水路22に連
通されている。
この図に示すように、水切りセパレータ4に連結される
流出側の吐出管3が、ケーシング18の底に連結された
ものは、水よりも重い固形物を移送するのに使用される
ケーシング18]一部に接線方向に流入された角は、ケ
ーシング18内の外周内壁部に沿って螺旋状に回転しな
がら沈降し、下端の吐出口28から吐出管3に圧送され
る。
フィルタ材170表面に沿って接線方向に水が流動する
為、フィルタ材17の表面に、魚体及び魚の鱗等の異物
が付着するのを防止できる。
水より軽い固形物を移送する場合、第5図に示すフィル
タ手段16を、上下逆にして配設すればよい。
第6図に示す固形物移送装置は、フィルタ材17に付着
する挾雑物を洗い流すフィルタ手段16を備える。
吐出管3の途中に接続されたフィルタ手段16は、フィ
ルタ材17とケーシング18との間に形成される水室が
、氷室へと氷室Bとに2分割されており、それぞれの水
室A、Bは、側流部材である制水弁29A、29Bを介
して互いに還水路22に連通されている。
このフィルタ手段16は、いずれか片方の制水弁29を
交互に閉止することにより、閉止中に、フィルタ材17
の表面に付着した魚や挾雑物等を移送水流で吐出方向に
洗い流して清掃する。
即ち、制水弁29Bが開で、制水弁29Aが閉のとき、
氷室Bのフィルタ材17を通って採水され、その間に、
氷室Aのフィルタ材17表面に付着した移送物や挾雑物
は、移送流で流される。
タイマ(図示せず)でもって、制水弁29A。
29Bを、例えば数秒ないし数十秒毎に繰り返し交互に
切り換えることによって、閉止中にフィルタ材17の表
面を清掃できる。
第7図および第8図に、フィルタ材17表面に付着する
挾雑物を除去する側流部材30を備えるフィルタ手段1
6を示す。このフィルタ手段16は、フィルタ材17が
円筒状に形成され、側流部材30は、このフィルタ材1
7表面に沿って回転するように、内径がフィルタ材17
の外径より多少大きい円筒状に形成され、両端にチェー
ンホイール31が固定されている。
ケーシング18には、フィルタ材17と平行に駆動軸3
2が支承され、駆動軸32にもチェーンホイール33が
固定され、駆動軸32と側流部材30のチェーンホイー
ル31.33がチェーン34で連結されている。駆動軸
32は減速モータ35に連結されて回転駆動される。
側流部材30は、これが回転されることによつ’t)l
’ て、フィルタ材17の一部を閉塞し、あるいは一部街氷
室36内に開口するように、回転方向に連続しない通水
孔37が開口されている。
このフィルタ手段16は、側流部材30がゆっくりと回
転されることにより、フィルタ材17の水室36への開
口部が移動され、フィルタ材17の一部を閉止して付着
した挾雑物を除去する。
更に、第9図と第10図に示すフィルタ手段16は、側
流部材30がケーシング18に固定され、側流部材30
の外側に位置するフィルタ材17が回転する。従って、
フィルタ材17の両端にチェーンホイール38が固定さ
れ、このチェーンホイール38はチェーン34を介して
駆動軸32に連結されている。
側流部材30は、第9図に示すように、フィルタ材17
の回転方向に連続しない通水孔37が開口されている。
この構造のフィルタ手段16は、内面が側流部材30で
閉止きれるフィルタ材17の一部が、移送水で洗浄され
る。
更に、第11図および第12図に示すフィルタ手段16
は、フィルタ材17が平行スリットを有する格子状で、
側流部材30が、フィルタ材の格子間を摺動する。
フィルタ材17の格子間隔は、ここを固形物が通過でき
ない間隔に決定され、軸方向に廷長されている。
側流部材30は、第11図に示す如く、格子状フィルタ
材17の一部を閉塞できるように、格子間スリットより
短かく形成され、更に、第12図に示すように、格子間
のスリット内に嵌入されて、これに沿って移動する格子
状の凸条39を有する。
更に、側流部材30は、これがフィルタ材17のスリッ
トに沿って移動されるように、−1−側か駆動ロッド4
0に固定され、下部両側には、スライドロッド41が摺
動自在に挿通されるガイド42が固定されている。
駆動ロッド40は、フィルタ手段16のケーシング18
を、フィルタ材17の軸方向に水密に移動自在に實通し
、両端が、パワーシリンダ43のロッド先端に固定され
ている。
又、スライドロッド41は1.ケーシング18内に、駆
動ロッド40と平行に配設され、この駆動ロッド40に
沿って、側流部材30が、パワーシリンダ43でもって
平行に往復運動させられる。
フィルタ材17のスリットに沿って移動する側流部材3
0は、フィルタ材17の一部を閉塞して付着した移送物
や異物を移送流でもって流17さると共に、格子状のフ
ィルタ材17の隙間を清掃する。
更に、第13図に示すフィルタ手段16は、側流部材3
(10)両端に、格子状のフィルタ材17のスリットを
清掃するフィンエレメント84が固定されている。
この側流部材30は、全長がフィルタ材17より短かく
、かつ、フィルタ材17の外周に沿って軸方向に移動自
在な円筒形で、一部に通水孔37が開口されている。
フィンエレメント44は、第13図と第14図とに示す
ように、フィルタ材17のスリット内に嵌入でき、かつ
このスリットに沿って移動する歯車状の凸起45が内周
縁に設けられており、それ自体は、側流部材30の7ラ
ンジに固定されている。
この形状の側流部材30も、第11図と第12図に示す
側流部材30と同様に、フィルタ材17に沿って軸方向
に移動され、フィルタ材17の表面に付着する移送物や
挾雑物を除失する。
j8 5) 第15図は、フィルタ材17に沿って、2組の側流部材
30が一緒に移動するフィルタ手段16を示す。この側
流部材30は、第16図に示すように、フィルタ材17
のスリットに嵌入され、スリットに沿って移動する凸条
39を内周縁に備える。
両制流部材30は全体が円筒状に形成され、両側に、半
径方向に駆動ビン46が突出する。
駆動ビン46は、馬蹄状に形成された駆動フレーム47
下端の四g48に嵌入される。駆動フレーム47は、2
個が一定の間隔で一体化され、駆動ロッド40に固定さ
れる。
駆動ロッド40は、フィルタ材17の上方にこれ々平行
に配設され、第11図の駆動ロッドと同様にケーシング
を摺動自在に貫通している。
側流部材30が多少回動できるように、駆動ビン46と
、駆動フレーム47の凹窪48とに多少遊びを設けるな
ら、側流部材30はフィルタ材17のスリットに沿って
スムーズに摺動できる。
第15図に示すように、複数個の側流部材30をフィル
タ材17の軸方向に離してこれを一体として移動させる
フィルタ手段16は、側流部材30が往復運動するスト
ロークを短かくしてフィルタ17の全面を清掃でき、し
かもフィルタ材17の閉基面積を小さくして通水面積を
広くできる。
格子状に形成されたフィルタ材17のスリットが、第1
7図に示すように、液体の通過方向に向かって幅広がり
状に拡開されるなら、スリットに挾雑物が詰るのを効果
的に防止できる。
第18図の固形物移送装置は、移送ポンプ13内にフィ
ルタ手段が一体化されている。フィルタ手段のケーシン
グは移送ポンプ13のケーシングが着用され、ブレード
レスインペラ1で送り出された液体の一部が吸入側に送
られるように、ケーラング15内の吐出側と吸入側とが
還水路22で連通され、還水路22にフィルタ材17が
張設されている。
フィルタ材17は、ブレードレスインペラ1の吸入口よ
りも大きくて、インペラの外周にほぼ等しい直径の円筒
状に形成され、一端がケーシング15に固定され、能端
がブレードレスインペラ1に密に接近して配設されてい
る。フィルタ材17の内側で、これと同軸に円筒49が
固定され、円筒49の一端は給水室23に、池端がイン
ペラの吸入口に対応して開口されている。
円筒49とケーシング15との間に形成される氷室36
は排水口20が開口され、排水口20は給水弁21介在
の還水路22を介して給水室23に連通されている。
この構造の固形物移送装置は、移送ポンプ内にフィルタ
手段が内装される為、非常にコンパクトに形成される。
又、移送ポンプ13のケーシング15内にフィルタ材1
7が配設される為、高速旋回流によって挾雑物がフィル
タ材17に付着するのを防止できる。
ところで、本明細書に於て、フィルタ手段は特に広義に
解釈するものとし、移送固形物は通過できないが、液体
は通過できる全ての部位を意味するものとする。
更に第19図に示す固形物移送装置は、給水室23に、
移送ポンプ自吸用の真空ポンプ50が連結され、吐出管
3に逆止弁51が接続されている。
給水室23は上方に延長して気密の真空室52が形成さ
れ、真空室52は逆止弁53を介して水封式の真空ポン
プ50の吸入側に連結されている。
この固形物移送装置は、真空ポンプ50を運転して、吸
入管2、移送ポンプ13、フィルタ手段16、即ち、吐
出管路の逆止弁51より吸入側の16 ソ ノ 管路全体を減圧し、真空室52内が満水されるまで真空
ポンプ50を単独運転する。その後真空ポンプを運転し
た状態で移送ポンプ13を運転し、吸入管2内に残った
空気を排出しながら自吸運転する。空気が完全に排出さ
れて正常な運転になれば、真空ポンプ50を停止する。
真空ポンプ50と真空室52との間の逆止弁53は、真
空ポンプ50停止時に大気が吸入されるのを防止する。
給気コック54は揚魚作業が終了して、吸入管2を持ち
上げる作業を楽にする為、吸入管2に外気を吸入させて
水を排出する為に使用される。
本発明は、ロータリー式固形物の移送ポンプの形式全限
定せず、例えば、ブレードレスロータリーポンプに代っ
てノンクロッグタイプのロータリー式固形物移送ポンプ
も使用可能である。
G、効果 本発明の固形物移送装置を実施することにより、ロータ
リー式固形物移送ポンプの使用範囲が画期的に拡大され
、多目的に使用することが可能となったのである。又、
静止容積式の固形物移送装置に比べて効率の良い運転状
態で使用することが出来、移送物への傷付きが極減され
たのである。
即ち、魚槽内の鮮魚の陸揚げ時のように、極めて高濃度
の状態で槽内に収容された移送物を、そのまま従来の移
送ポンプ中を通過させると、吸入管吐出管内のへラドロ
スが非常に大となり、必要な揚程が増加し、更に、移送
ポンプケーシング内での移送物の速度差による擦れの為
、極端に傷付きを−起こし全く使用不能であったが、本
発明゛の固形物移送装置は、高濃度でしか悠揚げられな
い吸入管内は超低速で移送してヘッドロスを極減すると
共に、移送ポンプに吸入される前に、給水弁を介した給
水により濃度が薄められて、移送ポンプ中をスリップす
ることなく、高速度で瞬間的に通過し、固形物を傷めず
に移送することが可能となったのである。
静止容積式の固形物移送装置は高濃度の魚槽内の魚槽を
無傷で吸入、吐出することが可能であるが、吸入吐出時
に開閉する逆止弁に魚体が挾寸れて数%の魚体が傷付く
ものであり、装置が大型となるばかりでなく、動力効率
が低い点などから魚槽内の陸揚げ等の高濃度の揚魚に限
り採用されており、漁場での網中からの揚魚にはロータ
リー式固形物の移送ポンプが使用されているのである。
従って、ロータリー式固形物の移送ポンプが、魚槽内の
鮮魚を陸揚げすることが可能となれば、多目的な使用が
計れるのである。
更に、本発明の固形物移送装置は、特に傷付き易くてデ
リケートな魚体を、損傷を極減して移送できるので、液
体に浸漬して移送できる全ての固形物、例えば、ハム、
ソーセージ、ブロイラー屠体、芋、オレンジ、その能の
果物等に使用できるのは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例に係る固形物の移
送装置を示す概略断面図、第3図および第4図は従来の
固形物移送装置の概略断面図、第5図および第6図は本
発明の池の実施例を示す固形物移送装置の概略断面図、
第7図および第9図はフィルタ手段の具体例を示す断面
図、第8図は第7図に示すフィルタ手段の側流部材を示
す側面図、第10図は第9図に示すフィルタ手段のフィ
ルタ材の側面図、第11図ないし第13図、第15図、
第16図は更に能の実施例に係るフィルタ手段の断面図
、第14図は第13図に示すフィルタ手段のフィンエレ
メントの正面図、第17図はフィルタ材の要部拡大横断
面図、第18図および第19図は更に能の実施例に係る
固形物の移送装置の概略断面図である。 1・・ブレードレスインペラ、2φ・吸入管、3・・吐
出管、4・・水切りセパレータ、5・・魚槽、6・・真
空ポンプ、7・・密閉タンク、8・・四方切換弁 9 
@ 11レベルセンサ、10・・多孔フィルタ、11・
・逆止弁、12・・逆止弁、13・・移送ポンプ、14
・・液体通路、15・・ケーシング、16・・フィルタ
手段、17・・フィルタ材、18・・ケーシング、19
・・脱着蓋、20・・排水口、21・・給水弁、22・
・還水路、23・・給水室、24・・フィルタ筒、25
・・還水ポンプ、26・・還水弁、27・・ブースター
ポンプ、28・・吐出口、29・・制水弁、30・・側
流部材、31・・チェーンホイール432・・駆動軸、
33・・チェーンホイール、34・・チェーン、35・
・減速モータ、344゜ 6・・氷室、37・・通水孔、38・・チェーンホイー
ル、39・・凸条、40・・駆動ロッド、41・・スラ
イドロッド、42・・ガイド、43・・パワーシリンダ
、44・・フィンエレメント、45・・凸起、46・・
駆動ビン、47・・駆動フレーム、48・・凹窪、49
・・円筒、50・・真空ポンプ、51・・逆止弁、52
・・真空室、53・・逆止弁、54−・吸気コック、第
  8  図 第  10  図 第  12  図 且 第  14  図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)回転するインペラでもつて液体を付勢し、この液
    体を搬送媒体として固形物を移送するロータリー式固形
    物の移送ポンプを備えた固形物の移送装置であつて、移
    送ポンプのケーシングを含む吐出側に、液体は通過する
    が固形物は通過しないフィルタ手段が連結されており、
    このフィルタ手段は還水路を介して移送ポンプの吸入側
    に連結されており、フィルタ手段と還水路とを介して、
    移送ポンプの吐出側が移送ポンプの吸入側に連結され、
    フィルタ手段と還水路とでもつて、移送ポンプの吐出側
    から吸入側に還水される液体によつて、移送ポンプ内を
    通過する固形物濃度が低下されるように構成されたこと
    を特徴とする固形物の移送装置。
  2. (2)還水路が流量を制御できる給水弁を有し、給水弁
    でもつて移送ポンプの吐出側から吸入側に供給される水
    量が調整される特許請求の範囲第(1)項記載の固形物
    の移送装置。
  3. (3)フィルタ手段が、ロータリー式固形物の移送ポン
    プの吐出側に連結された吐出管の中間に設けられた特許
    請求の範囲第(1)項記載の固形物の移送装置。
  4. (4)フィルタ手段が、移送ポンプの吐出側近傍に連結
    された特許請求の範囲第(3)項記載の固形物の移送装
    置。
  5. (5)フィルタ手段が、吐出管の終端部に設けられ、フ
    ィルタ手段が固形物の水切りフィルタに兼用される特許
    請求の範囲第(1)項記載の固形物の移送装置。
  6. (6)フィルタ手段が、ロータリー式固形物の移送ポン
    プのケーシング内に設けられた特許請求の範囲第(1)
    項記載の固形物の移送装置。
  7. (7)フィルタ手段が吐出管の途中に連結され、このフ
    ィルタ手段が円筒形状のフィルタ材を有し、フィルタ材
    が吐出管に連通されている特許請求の範囲第(3)項記
    載の固形物の移送装置。
  8. (8)フィルタ手段のケーシングの一部が、脱着自在の
    開閉蓋で構成され、開閉蓋を開放することによりフィル
    タ手段の目詰まりが清掃できる特許請求の範囲第(7)
    項記載の固形物の移送装置。
  9. (9)フィルタ手段の円筒形状のフィルタ材が原動機に
    よつて付勢されて回転し、その目詰まりを防止するよう
    に構成された特許請求の範囲第(3)項記載の固形物の
    移送装置。
  10. (10)フィルタ手段が、フィルタ材の一部を閉塞する
    制流部材を有し、制流部材とフィルタ材とが相対運動し
    、これによつて、制流部材のフィルタ材閉塞位置が変更
    される特許請求の範囲第(3)項記載の固形物の移送装
    置。
  11. (11)制流部材が駆動されて移動される特許請求の範
    囲第(10)項記載の固形物の移送装置。
  12. (12)フィルタ材が格子状で、制流部材がこのフィル
    タ材の間に沿つて移動自在に嵌挿されている特許請求の
    範囲第(10)項記載の固形物の移送装置。
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