JPS6180106A - 赤外線吸収性組成物 - Google Patents

赤外線吸収性組成物

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JPS6180106A
JPS6180106A JP20269284A JP20269284A JPS6180106A JP S6180106 A JPS6180106 A JP S6180106A JP 20269284 A JP20269284 A JP 20269284A JP 20269284 A JP20269284 A JP 20269284A JP S6180106 A JPS6180106 A JP S6180106A
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JP
Japan
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infrared
composition
light
filter
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JP20269284A
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English (en)
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Yoshiaki Suzuki
嘉明 鈴木
Koichi Hayashi
林 剛一
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、赤外線吸収性組成物に関する。さらに詳しく
は、【可視光の透過をほとんど損うことなく波長900
nm以上の遠赤色光ないし近赤外光を吸収する光学フィ
ルター用としてイ1用な赤外線吸収性組成物に関する。
(従来の技術) 900nmの波長の遠赤色光ないし近赤外光を選択的に
吸収する組成物には各種の用途が考えられ、従前より強
く要望されていたが、今まで適当なものが得られなかっ
た。従来の赤外線吸収性組成物の主要な用途を1次に5
例挙げて説明する。
■赤外感光性の感光材料用セーフライトフィルター 近年ハロゲン化銀感光材料(以下r感材」という)とし
て、波長700nm以上の遠赤色光ないし近赤外光に感
光性を有するものが多数開発されて来ている。これには
白黒あるいはカラーを問わず、また通常型はもちろんイ
ンスタント型あるいは熱現像型のものも含めハロゲン化
銀感材に赤外感光性を具備せしめ、資源調査などに供す
る疑似カラー写真としたり、あるいはまた、赤外域に発
光するダイオードを使って露光しうるようにしたものが
ある。
このような赤外感光性の感材に対しては従来パンクロ用
のセーフライトフィルターが用いられている。
■植物の生育の制御 種子の発芽、茎の伸長、莱の展開、花芽や塊茎の形成な
ど、植物体の生長と分化に関するいわゆる形態形成が光
によって影響されることは古くから知られており、光形
態形成作用として研究されている。
700nm以上の波長の晃を選択的に吸収するプラスチ
ックフィルムが得られれば、例えば、特定の時期に作物
を近赤外線吸収フィルムで被覆し、波長700nm以上
の光を遮断することによって出穂時期を遅らせたり、成
長を制御する効果が期待される(稲田勝芙「植物の化学
rAWJ」第68.第1号(1971年)参照)。
■熱線の遮断 太陽ノ輻射エネルギーのうち波長300nm以1−の近
赤外および赤外領域の光は物体に吸収されて熱エネルギ
ーに転化する。しかも。
そのエネルギー分布の大部分は波長800〜2000 
nmの近赤外部に集中している。従って、近赤外線を選
択的に吸収するフィルムは太陽熱の遮断に極めて有効で
あり、可視光を十分にとり入れながら、室内の温度の上
昇を抑制することができる。これは、園芸用温室の他、
住宅、事務所2店舗、自動車あるいは航空機等の窓にも
応用できる。
従来、熱線の遮断用としてはプラスチックフィルムの表
面にごく薄い金属層を蒸着したものあるいは、ガラス中
に無機化合物、たとえばFeOを分散させたものが使用
されている。
■人間の目の組織に有害な赤外線カットフィルター 太陽光中に含まれる赤外線または溶接の際に放射される
光線中などに含まれる赤外線は、人間の目の組織に対し
て、有害な効果を有する。
赤外線カットフィルターの主要な用途の一つは、このよ
うなイ1害な赤外線を含む光線から人間の0を保護する
眼鏡として用いることである。たとえば、サングラス、
溶接者用保護眼鏡などである。
■半導体受光素子の赤外線カットフィルターカメラなど
の自!II露出計に用いられている光検出装置の受光素
子としては、現在、主にシリコンフォトダイオード(以
下、SPDという)が使用されている。第4図に比視感
度曲線と、SPDの各波長に対する出力の相対値(分光
感度)のグラフを示す。
露出計用としてSPDを使用するためには人間の目には
感じない赤外領域の光をカットし、第4図に示したSP
Dの分光感度曲線を比視感度曲線に相似させるようにす
る必要がある。特に波長700〜1l100nの光に対
しては。
SPDの出力が大きく、かつこの領域の光は目に感じな
いので露出計の誤動作の一因となる。
そのために可視部では吸収が少なく、700〜1l10
0nの赤外部を全域にわたって吸収する赤外線吸収プラ
スチックフィル11を用いることができれば、可視領域
の光透過率が大きく。
SPDの出力が大きくなり、従って露出計の性峰を著し
く向上し得ることが明らかである。
従来、この種の光検出装置としては、無機の赤外線吸収
剤を用いたガラスの赤外線カットフィルターがSPDの
前面にとり付けられ、実用に供されていた。
(発明が解決しようとする問題点) し、かし従来の一般的な有機染料系の赤外線吸収剤は耐
光性、耐熱性が小さく実用上満足すべきものはほとんど
なかった。
また上記の各用途に関し使用されるフィルター材も以下
のような欠点を有していた。
まず、前記の用途■の従来のパンクロ用のセーフライト
フィルターは視感度の高い緑色光を部分的に透過させる
のみならず、赤外光を多量に透過させるための光力プリ
を生じさせ、赤外感光性の感材に対するセーフライトと
しての目的を十分に連成することが〒きなかった。
また前記用途(3)に用いられた金属層を蒸着したプラ
スチックフィルムまたはFeOを分散させたガラスは赤
外部だけでなく、可視部の光も強く吸収するため、内部
の照度が低下し、特に農業用としては[1照を直の絶対
的不足を招くため不適当であった。
さらに前記用途■に用いられた無機物質の赤外線吸収剤
を用いたガラスの赤列線カットフィルターは、熱と光に
対しては比較的堅牢であるが、可視領域の光通過率が低
(、そのためにSPDの感度を上げることによって対処
されていた。
SPDの感度を上げることはリーク電流の増大につなが
り、光検出装置としての誤動作の原因となり、信頼性の
点から大きな園題となる。また赤外線カットフィルター
が無機物であるということは、光検出装置の製造面から
みて柔軟性に欠け、製造二[程の改善もむつかしいのが
実状である。さらに、無機物の赤外線カットフィルター
は製造コストが高く、光検出装置としてのコストを大幅
にあげてしまうという欠点がある。
このように、従来の無機物のカットフィルターを用いた
光検出装置では、その分光感度は比視感度曲線に近いも
のの光検出装置としての動作性能の低下、!1造コスト
の上昇製造工程の改善という観点から著しい欠点を有し
ていた。
また錯体な赤外線吸収剤とする近赤外線吸収プラスチッ
クフィルムは、赤外線吸収剤の有機溶媒への溶解度が不
足し、これが薄層のプラスチックフィルムを作成する際
に大きな欠点となっていた。
すなわち、先に述べた如き用途は例えばSPD用フィル
ターとしては、極めて薄いフィルムで赤外線の吸収効率
の良いフィルムが望まれるが、そのためには、樹脂中に
多量の赤外線吸収剤が分散されねばならず、有機溶媒に
対する溶解度の小さい赤外線吸収剤はその目的を満足さ
せることができなかった。
ざらにまた、従来の金属錯体を赤外線吸収剤とする近赤
外線吸収プラスチックフィルムは、極大吸収波長が短く
、特に近年用途が拡大しつつぁる゛r、導体レーデーの
受光素子への用途などには不適当であった。
したがって本発明の目的は第一に、長波長側に、特に波
長900nm以りに吸収極大をもつ赤外線吸収剤を提供
することである。第二に、有機溶媒への溶解度が高くか
つ)、シム形成性バインダーとの相溶性のよい近赤外線
吸収剤を提供することである。
本発明者らは、上記の目的を達成するため種々研究を重
ねた結果1本発明を完成するに至った。
(問題点を解決するための手段) 1111記、1^目的は、ド記一般式[I]〜[+1]
 で表わされる金属錯体から選ばれた少なくともlaを
含有することを特徴とする赤外線吸収性組成物によって
解決された。
(式中、[Cat  ] 〜[Cat3 ]は錯体を中
性ならしめるために必要な陽イオンを示し1M1〜M、
はニッケル、パラジウムまたは白金を示す、R1および
R2は、水素原子、置換または無を換のアルキル基もし
くは!!検または無W1換の7リール基を示し、ulと
R2は互いに同じであっても異っていてもよい R3、
R4、R5およびR6は、水素原子 /%ロゲン原子、
シアノ基、水酸基、結合するベンゼン環との間に2価の
連結基が介在していてもよい、アルキル基、アリール基
、シクロアルキル基もしくは複素環基、またはR3とR
4,R4とR5,もしくはR5とR6がhいに結合して
5(1もしくは60環を形成する非金属原子群を示し、
R3−R6は互いに同じでも異なっていてもよい、) 本発明をさらにi1細に説明する。
前記一般式[I]〜[II[]で表わされる化合物にお
い−c、[Cat  ] 〜[Cat3]で表わされる
陽イオンのうち無機陽イオンとしては、アルカリ金属(
たとえば、Li、Na、になど)、アルカリ土類金H(
Mg、Ca、Baなど)もしくはNH4”t−あげるこ
とができる。
また有機陽イオンとしては、第四級アンモニウムイオン
、イミニウムイオンまたは第四級ホスホニウムイオンを
あげることができる。
上記の陽イオン[Ca t  ] 〜[Ca t 3]
の中で好ましいのは下記の一般式(rV−a)、  (
I’ll −b)、  (rlT−c)、  (rV−
d)もしくは(rv−e)で表わされるものである。
(式中 R7、R8、R9、RIOlRll、R12゜
13    +4   15   1[i    1?
R、R、R、R、RJJよびR18はそれぞれ炭素数1
ないし20の置換もしくは無置換のアルキルノ^、また
はIRJ数6ないし14の置換もしくは無21換の7リ
ール基を表わし zlおよびZ2は各式中の窒素または
リン原子と結合して5員または61+L環を形成する非
金属原子群を表わす。
この炭素数1ないし20の置換もしくは無fi換のアル
キル基として、たとえばメチル基、エチル基、n−ブチ
ル基、1so−7ミル基、n−ドデシル基、n−オクタ
デシル基などをあげることができる。炭素a6ないし1
4の7J)−ル基としては、たとえばフェニル基、トリ
ル基、α−ナフチル基などをあげることができる。
これらのフルキルノ人またはアリール基はシアツノA、
水酸基、炭素数1ないし20のアルキル基(たとえばメ
チル基、エチル基、n−ブチル基、n−オクチル基など
)1度J数6ないし14の7リール基(たとえば、フェ
ニル基、トリル基、α−ナフチル基など)、15Ja2
ないし20の7シルオキシ、ll1i(たとえば7セト
キシ基、ベンゾイルオキシ基またはp−メトキシベンゾ
イルオキシ基tど)炭素数1ないし6のフェノキシ基(
たとえばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、ブト
キシ基など)°、アリーロキシ基(たとえば、フェノキ
シ基、トリロキシ基など)アラルキル基(たとえば、ベ
ンジル基、フェネチル基またはアニシル基など)、アル
コキシカルボニル基(たとえば、メトキシカルボニル基
、エトキシカルボニル基、n−ブトキシカルボニル基な
ど)、アリーロキシカルボニル基(たとえば、フェノキ
シカルボニル基、トリロキシカルポニル基など)、アシ
ル基、(たとえば、アセチル基、ベンゾイル基など)、
アシルアミノ基(たとえば、アセチルアミノ基、ヘンゾ
イルアミ7基など)、カルバモイル基(たとえば、N−
エチルカルバモイル基、N−フェニルカルバモイル基な
ど)、フルキルスルホニルアミノ基(たとえば、メチル
スルホニルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基など
)スル71士イル基(たとえ+f、N−エチルスルファ
モイル1.N−フェニルスルフTモ・fル基など)、ス
ルホニル基(たとえば、メシル基、トシル基など)など
で置換されていてもよい。
またzlおよびZ2は前記のように5員環または6員環
を形成するのに必要な非金属原子群を表わす、これらの
511環もしくは6員環としては、ピリジン環、イミダ
ゾール環、ピロール環、2−ピロリン環、ピロリジン環
、ピペリジ二ノ環、ピラゾール環、ピラゾリン環、イミ
ダシリン環などをあげることができる。一般式(tv−
b)で表わされるカチオンとしては、たとえばドデシル
ピリジニウム基、ヘキサデシルピリジニウム基、ドデシ
ルイミダゾリウム基などをあげることができる。
一般式(IV−c)で表わされるカチオンとしては、た
とえば、N−エチル−N−ヘキサデシルピペリジニウム
基、N−エチル−N−ドデシルビテゾリジニウム基など
をあげることができる。
を記の一般式(ff−a)、  (ff−b)、  (
ff −C)、(ff−d)および(ff−e)で表わ
される陽イオ/の中で1本羅1光11に特に好ましく用
いられるものは、製造原料の入手し易さ、5A造コスト
の点で、(rV−a)、  (rV−b)、(rV−d
)および(rV−e)である。
この陽イオ7 [Cat  ] −[Cat3’]の種
類は、 1iit記一般式[11〜[mlで表わされる
化合物の有11#媒に対する溶解性に影響を及ぼす。
一股に 第四級へテロ原子に結合する置換)^がアルキ
ル基のとき、その鎖長が長くなるほど溶解度が高くなり
、特にテトラアルキル置換アンモニウムもしくはホスホ
ニウムの場合この傾向が著しく、7ノモニウムカチオン
の場合は炭素数の合計が17以]二のカチオンが、また
ホスホニウムカチオンの場合は炭素数合計が4以上のカ
チオンが高い溶解性を与える。置換アルキル基やアラル
キル穴も高い溶解性を墜える0本発明に係る前記−・般
式[I]〜[mlで表わされる化合物は組成物として結
合剤中に分散状態で含有されることが好ましく、塗設M
1成物または結合剤と相溶性の高いことが好ましい。
前記一般式[I]〜[mlで表わされる化合物において
M1〜M3を好ましい順に挙げるとニッケル、パラジウ
ム、白金の順である。ニッケルの場合酸化状態はrfま
しくは2価より3価であり。
中心金属が2価のニッケル錯体では強い赤外線吸収性を
示さない。
前記一般式[I]〜[mlの化合物は、中心金属の形式
的酸化数が2価と4価の錯体を等モルI4.有機溶媒(
たとえばアセトン)中で混合、還流することによって得
られる。
1111記一般式[11および【■]で表わされる化合
物のうち好ましいものを例示すれば次の通りであるが1
本発明はこれらの例示化合物に限定されるものではない
ことはもちろんである。
なお、ド記第1〜3表中(cat+]〜[CaL3]の
a−fは次の陽イオンを示す。
a:  [(”C4H9)、N]ゝ b :  [CC4H,)、P] ” c:  [”CH(CH3)3Nl” d :  [”C,、H33(”C,H3) 3F] 
”f:[((@卜丁P) 2Nl ” 第1表 (第1表つづき) (第1表つづき) (第1表つづき) (第1表つづき) (第1表つづ!り 第2表 (第2表つづき) (第2表つづき) (第2表つづき) (第2表つづき) (第2表つづき) 、T’3−1表 (第3−和衷つづき) (第3−1表つづき) (第3−1表つづき) (第3−1表つづき) (第3−1表つづ!り 第 3−2 表 (第3−2につづき) (第3−2表つづき) (第3−2表つづき) (第3−2表つづき) (第3−2表つづき) 第3−3表 (第3−3表つづき) (第3−3表つづき) (第3−3表つづき) (第3−3表つづき) (第3−3表つづき) 上記の例示化合物を含む前記一般式[I]〜[mlで表
わされる金属錯体は、後記の参考例に示す方法又はそれ
に準じる方法によって合成することができる。
本発明の赤外線吸収性組成物は前記一般式[I]〜[m
lで表わされる化合物を、適宜に結合剤中に含有させて
なる組成物である。結合剤としては、特に制限はなく、
赤外線吸収性を発揮させるものであれば有機、無機の区
別なく用いることができる。そのような結合剤としては
、プラスチックスのような高分子材料、ガラスのような
無機材料などが挙げられる。
好ましくは、結合剤としては、透明性および機械的性質
の優れたフィルムを形成する結合剤が用いられる。この
ようなフィルム形成性結合剤の例としては、例えばポリ
エチレンテレフタレートで代表されるポリエステル類、
セルロースジアセテート、セルローストリアセテート、
セルロースアセテートブチレートなどのセルロースエス
テル類、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレ
フイン類、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリスチレンなどのポリ
ビニル化合物、ポリメチルメタクリレートなどのアクリ
ル系付加重合体、ポリ炭酸エステルから成るポリカーボ
ネート、フェノール樹脂、ウレタン系樹脂またはゼラチ
ンなど親水性バインダーなど公知のフィルム形成性結合
剤を挙げることができる。
上述のプラスチック材料に前記一般式[1]〜[mlの
化合物を添加、保持させてフィルムを形成する方法とし
ては第一にフィルム作成時にプラスチックス中に配合す
る方法がある。すなわち、式[1]〜[mlの化合物を
各種の添加剤と共にポリマー粉末もしくはペレットに混
合し、溶融してTダイ法またはインフレーシ、ン法で押
出すか、あるいはカレンダー法でフィルム化すれば前記
化合物が均一に分散したフィルムが得られる。
また流延法でポリイー溶液からフィルムを製造する場合
は該溶液中に前記一般式[11〜[mlの化合物を含有
させればよい。
第二には適当な方V、で製造された各種のプラスチック
フィルムまたはガラス板−ヒの表面に所1記一般式[I
]〜[mlの化合物を含むポリマー溶液または分散液を
塗布することによって赤外線吸収層を形成する方法があ
る。塗布液に用いる/<インダーポリマーとしては、一
般式[11〜[mlの化合物をできるだけよく溶解し、
しかも支持体となるプラスチックフィルムまたはガラス
板との接着性のすぐれたものが選ばれる。ポリメチルメ
タクリレート、セルロースアセテートブチレート、ポリ
カーボネートなどがこの目的に適している。
接着性を向上されるために支持体フィルムに適当な下塗
りをあらかじめ施してもよい。
第三の方法としては、赤外線をカットされるべき素子の
光入射窓枠中に一般式[I]〜[mlの化合物と重合性
モノマーを混合し、適当な重合開始剤を加え、熱または
光を加えて重合させ、生成したポリマーで窓枠にフィル
ターを形成せしめる方法がある。この方法では、素子全
体をエチレン性不飽和型重合性モノマーまたはエポキシ
樹脂などの屯旧加性組成物から生成するプラスチックス
で包埋することもできる。
第四の方法は1本発明に係る化合物[I]〜[mlを適
当な支持体上に蒸着する方法である。
この方法ではさらに保護層として適当なフィルム形成性
結合剤層を支持体より遠い位置に設けてもよい。
本発明に係る近赤外線吸収剤をカラー固体撮像素子に利
用する方法を述べれば■複数の所定分光特性を有するス
トライプ状あるいはモザイク状の色分離フィルタ一層を
形覗後、該フィルタ一層上に設ける表面保護層に近赤外
線吸収剤を含有せしめたり、この吸収剤を蒸着したり、
■色分離フィルタ一層内に可視光吸収性の染料などと本
発明の近赤外線吸収剤を併用してもよく、あるいはまた
■多層構成の色分離フィルター内に設けられた透明な中
間層あるいは表面平滑層内にこの近赤外吸収剤を含有せ
しめる態様もまた可能である0本発明の赤外線吸収性組
成物より得られた光学フィルターは、特開昭57−58
107号、同59−9317号および回59−3050
9〜′jに記IVLされた如き色分離フィルターに組合
せて使用すると特に有効である。
本発明の赤外線吸収性組成物中には前記一般式[I]〜
[mlで表わされる化合物を2種以上併用してもよい、
また有機もしくは金属錯体系の公知の近赤外線吸収剤と
併用することもできる。特に吸収極大の異なった吸収剤
と併用すると、吸収波長域を広げることができる。
本発明の赤外線吸収性組成物においては、耐光性をさら
に改良するため、紫外線吸収剤の添加が有効で、レゾル
シンモノベンゾエート、サリチル醜メチルなどの21換
または無置換安息香酸エステル類、2−オキシ−3−メ
トキシケイ皮酸ブチルなどのケイ皮酸エステル類、2,
4−ジオキシベンゾフェノンナトのペンゾフエ/ン類、
ジベンザルアセトンなどのα、β−不飽和ケトン、5,
7−シオキシクマリンなどのクマリン類、1.4−ジメ
チル−7−オキシカルボスチリルなどのカルボスチリル
類、2−フェニルベンシイ゛ミダゾ−ル、2−(2−ヒ
ドロキシフェニル)ベンゾトリアゾールなどのアゾール
類などが使用される。
また本発明の赤外線吸収性組成物な用いてコーティング
法で作成したフィルムの場合は、コーティング層の保護
、流滴性の付与などの目的でコーティング層の表面に薄
いプラスチ−Iクフィルムを貼り合せたり塗設したりす
ることができる。
例えば0.05mmNのポリ塩化ビニルフィルムを重ね
て120〜140℃に加熱圧着すると積層状のフィルム
が得られる。
本発明の赤外線吸収性組成物において、前記一般式[I
]〜[m]で表わされる化合物を結合剤100部当り重
量で0.1〜50部、好ましくは0.5〜10部含有さ
せる0本発明の赤外線吸収性組成物より得られる光学フ
ィルターはその機能上遮断すべき波長域の透過率が所期
の目的を達成しうる程度に低ければよく、本発明の組成
物を用いるには、透過率の谷の波長900nm以上にお
いて、lO%以下好ましくは2.0%以下、特に好まし
lは0.1%以下の透過率となるように、結合剤当りの
添加績およびフィルターの厚みを調節することが肝要で
ある。実用的な厚さは0.002mmないし0.5mm
であるが、用途に応じこの範囲外の厚さのフィルターに
も設計可能である。
(発明の効果) 本発明によれば、吸収極大波長が約900am以上であ
る近赤外線吸収性組成物を得ることができる。
また、熱および光に対する堅牢性の優れる光学フィルタ
ーを得ることができ、低コストの光学フィルターとする
ことができる。
さらに本発明の赤外線吸収性Jg鳴物においては、金属
錯体からなる赤外線吸収剤の錯イオンに対するカチオン
種を適宜選択し、組合わせることにより溶剤に対する溶
解性を調節できるので各種の結合剤を幅広く採用できる
という利点を有する。
本発明の赤外線吸収性組成物より得られる光学フィルタ
ーは赤外線吸収材料として、前記の、赤外感光性の感材
用セーフライトフィルター、植物の生1′Yのaノ制御
、熱線の遮断、入間の[1の組織に41害な赤外線カー
/ )フィルター、半導体受光素子カラー固体撮像素子
の赤外線カットフィルター用、電気と同時に光学的機能
をもった素子を一緒に同一基板上に組込んだオプトエレ
クトロニック集積回路での赤外光カットフィルター用の
外、各種の用途番ご用いることができる。
さら1ごまだ5本発明に係る組成物は、光学フィルター
以外にもその赤外線吸収特性に基づいた応用が和戦であ
る0例えば赤外線吸収性塗料に利用でき、また特開昭5
6−125568号に記載のインクジェットプリンター
用インクに添加すると、近赤外光による読取効率を向上
することができ、特開昭57−11090号に記載され
たレーザー光記録/読取媒体にも応用できる。また本発
明の組成物は吸収した近赤外光を熱に変換する性質を有
し、赤外線/熱交換剤としても利用できる。典型例を挙
げると、l)特開昭57−140953または回57−
14096号に記載されたようなレーザー感熱記録体に
添加して、赤外域レーザーを照射し発生する熱で、ひき
起こされる混合発色反応を高めることができる 2)レ
ーザー光に基づく熱の作用により溶解性が変化するよう
な、例えば特開昭57−40256号に記載したレジス
ト材料に含有させることができる 3)特開昭56−1
43242号に記載されたような、熱乾燥性または熱硬
化性の組成物に本発明の化合物を含有せしめると反応を
促進させることができる。
本発明に係る化合物はさらにまた特開昭58−2141
62号に記載されたように、半導体レーザーを光源とし
た電子写真方式プリンターの電子写A用感光皮膜にも利
用できる。また半導体レーザーによる書き込みと再生が
可能な光ディスク用皮11gにも適用できる。
L記の記載は未発Il+に係る化合物の使用用途を制限
するものではないのはもちろんである。
(実に例) 次に本発明を実施例にノ、(づきさらに詳細に説明する
参J15例1く例小化合物(27)の合成〉(1−1)
(ヘキサデシルトリメチルアンモニウム)ビス1.2−
ジシアノ−112−エチレンジチオラド)ニッケレート
(if)の合成。
Q、 8ihr及びG、 5chleitzer (F
)方法(Chew。
Ber、、 90438(1957))によッテ調製し
たソディウムシアノジチオホルメート(3分子のジメチ
ルホルム7ミドを結晶溶媒として有する)l1gを木3
6mJ1に溶かして水浴−F20分加熱する。析出した
硫黄をろ過し、ろ液を室温まで冷却後、これにエタノー
ル30m1を加えた。得られた溶液に、先ず、塩化ニッ
ケル(6水和物)1.73gを水11mJLに溶かした
溶液を加え、室温で5分攪拌する。これにヘキサデシル
トリメチルアンモニウムプロミド6.08gをエタノー
ル18m1に溶かした溶液を加えると直ちに沈殿が生成
する。10分間室温で攪拌後沈殿をろ過し、水洗して風
乾した。7セトンーn−ヘキサンから再結晶すると標記
ニッケル(II)M体の赤色結晶6gが得られた。
(1−2)ジチオ(p−メトキシベンジル)ニッケル(
rV)錯体の合成。
アニソイン50gと二酸化リン50gをジオキサン35
0m1中で2時間還流した。放冷してろ過し、ろ液に塩
化ニッケル(6水和物)25gを水100mJLに溶解
した溶液を加えると直ちに沈殿が生成する。これを水浴
上1時間半加熱して放冷する0反応液をろ過すると黒色
の沈殿が得られた。この沈殿をろ過し水洗後風乾した0
次いでこれをソックスレー抽出器によりトルエンで抽出
すると標記ニッケル(rV)2a体の黒色結晶36gが
11多られた。
(L−3)例示化合物(27)の合成。
(1−1)で?!)たニッケル(II)錯体0.55g
と(1−2)で得たニッケル(rV)錯体0.40gを
アセトン150m1中で12時間−流する。熱11′?
ろ過して、ろ液を1縮し。
これに熟メタノールを加えて一夜放冷すると例示化合物
(27)の暗橙色の結晶が析出した。収量0.50g、
融点231〜232℃(λwax:927nta: E
maw:0.72XLO’(CHC交3中)) 参考例2〈例示化合物(Ll、l)の合成〉(2−1)
ビス(テトラブチルアンモニウム)ヒス(l、3−ジチ
オール−2−チオン−4,5−ジチオラト)ニッケレー
トC11)の合成。
(2−1−1)ビス(テトラエチルアンモニウム)−ビ
ス(1,3−ジチオール−2−チオノ−4,5−ジチオ
ラト)亜鉛錯体の合成。
反応操作はすべてアルゴン雰囲気下で行った。
ナトリウム23gを小片に切り、二硫化炭層180mQ
中に分散した後1.−れに攪拌しつつジメチルホルムア
ミド200mJlをゆっくり滴下した。この時激しく発
熱しないように注意する。
ジメチルポルムアミドを滴下終了後、注意しながら、お
だやかに加熱して24時間還流した0反応終γ後未反応
のナトリウムをろ別した0次いでろ液にエタノール50
m愛を加え、室温で2時間攪拌した。この溶液から二酸
化炭素を室温で減圧留去する0次いで水300m文をゆ
っくり滴ドして加えた後得られた溶液をろ過した。
次いで、あらかじめ塩化亜鉛20gをメタ/−ル500
m1に溶かし、これに濃アンモニア水500m文を加え
た溶液を調製しておき、これをヒ記の反応溶液に加え(
室温)5分間攪拌した後1テI・ラエチルアンモニウム
ブロミド53gを木250m、llに溶かした水溶液を
加えると、直ちに赤色の沈殿が析出してくる。これをろ
過して風乾して亜鉛錯体を得た。
(2−1−2)4.5−ビス(ヘンソイルチオ)−1,
3〜ノ千オール−2−チオンの合成。
(1−1)で得た亜鉛錯体22gをア七トン500m見
に溶かしろ過する。ろ液を攪拌しつつ、これにJU化ベ
ンンイル150mMを加える。
直ちに別色の沈殿が析出する。ろ過、水洗後風乾して標
記化合物16gを得た。
(2−1−3)ビス(テトラブチルアンモニウム)−ビ
ス(1,3−ジチオール−2−チオンー4.5−7チオ
ラト)二ンケレー)(II)&j体の合成 (1−2)で得たビス(ベンツイルチオ)休9.2gを
メタノール50mJLに溶かす、これにナトリウムメト
キサイドの28%メタノール溶液6.3gを加えて、1
0分間攪拌する。この溶液に塩化ニッケル(六水和物)
2.4gをメタノール50mftに溶かした。溶液を加
え、室温で30分間攪拌する。この溶液にテトラブチル
アンモニウムプロミド8.5gをメタノール100m1
に溶かした溶液を加えると、直ちに黒色の沈殿が析出す
る。さらに20分間攪拌してろ過した。アセトンで洗っ
て風乾し、アセトン−イソプロピルアルコールから再結
晶させて標記化合物を得た。収量3.8g (2−2)ビスジチオベンジルニッケル(IV)の錯体
の合成。
ベンゾイン50gと五硫化リンフ5gをジオキサン35
0 m gL中で2時間g流する。放冷してろ過する。
ろ液に塩化ニッケル(6水和物)25gを水100m愛
に溶解した溶液を加えると「Cらに沈殿が生成する。こ
れを水浴上1時間7P加熱して放ねする0反応液をろ過
すると黒色の沈殿が得られた。これをろ過、水洗後、風
乾した。ソックスレーbl+出器によりトルエンで抽出
すると標記化合物の黒色結晶43gが得られた。
(2−1)で得られたニッケル(■)錯体0.57gと
(2−2)で得られたニッケル(rV)錯体0.33g
を7七トン150mJl中に混合溶解し5時間還流して
、ろ過する。
ろ液を濃縮して熱メタノールを加えて一25℃に一夜放
置するとアズキ色の標記錯体の結晶0.30gを得た。
融点280〜281”C。
(λwax:11015n;εsat:1.31X10
’(CHC見。中)) 参考例3(例示化合物(203)の合成〉(3−1)テ
トラブチルアンモニウムビス(キノキサリンジチオラト
)ニー2ケレー)(H)の合成。
キノキサリッジチオール14.4gをナトリウムメト午
シトの28%溶液48.4gをメタノール300mMで
希釈した溶液に加えて溶解する。これに塩化ニッケル(
6水和物)5.8gをメタノールloomjLに溶解し
た溶液を少しずつ添加する。加え終って30分間室温で
攪拌する。これにテトラブチルアンモニウムプロミドX
7.2gをメタノール100mJLに溶かした溶液を加
え、室温で30分間攪拌する。これに水900m見を加
えて、不溶物をろ過する。得られた沈殿をよく水洗して
風乾する。これを少量の熱アセトンに溶かしエタノール
を加えて放冷する。
析出した結晶をろ過して、標記化合物の黒色結晶8.6
gt−得た。
(3−2)ヒスジチオヘンシルニッケル(IV)の合成
これは(2−2)で合成したものを用いた。
(3−3)例示化合物(203)の合成。
(3−1)で得たニッケル(11)錯体0.57gと(
2−2)で得たニッケル(■)錯体0.33gをアセl
−y150mJL中で5時間還流し脇時ろ過し、ろ液を
濃縮し、これに熱エタノールを加えて放冷した。暗赤紫
色の標記化合物の結晶0.43gを111た。融点26
3〜264℃(λsag:972n諧:εmat:1.
15X10’CCHC見3中)) 実施例1 参考例1で合成した例示化合物(27)を用い赤外線吸
収性組成物を2gI製し光学フィルターを作成した。す
なわち、ドにjut部で示した組成で各成分を混合しよ
く撹拌してから、ろ6後、金属の支持体上に流延法によ
り塗布して製膜後剥離し、目的とする光学フィルターを
得た。乾燥膜厚を0.02ないし0.3mmの間で変化
させた数種の光学フィルターをliた。このようにして
得られた光学フィルター(厚さ95ミクロン)の光学濃
度を第1図に示した。
組成例 TAC(−耐酸セルロース)170部 TPP ()リフェニルホスフエイト)10部メチレン
クロリド         800部メタノール   
         160部例示化合物(27)   
        2部実施例2 参考例2で合成した例示化合物(111)を用J)赤外
線吸収性組成物を調製し光学フィルターを作成した。す
なわち、下に重量部で示した組成で各成分を混合しよく
撹拌してから、ろ6後、金属の支j、1体上に流延法に
より塗布して製膜後剥離し、目的とする光学フィルター
を得た。乾燥膜厚を0,02ないし0.3mmの間で変
化させた数種の光学フィルターを得た。このようにして
得られた光学フィルター(厚さ60ミクロン)の光学濃
度を第2図に示した。
組成例 TAC(正S酸セルロース)170部 TPP(トリフェニルホスフェイト)  toeメチレ
ンクロリド          800部メタノール 
           160部例示化合物(l l 
1)          2部実施例3 参考例3で合成した例示化合物(203)を用い赤外線
吸収性組成物を調製し光学フィルターを作成した。すな
わち、下に重量部で示した組成で各成分を混合しよく攪
拌してから、ろ過後、金属の支持体上に流延法によりI
F5布して製膜後剥離し、目的とする光学フィルターを
得た。乾燥膜厚を0.02ないし0.3mmの間で変化
させた数社の光学フィルターを得た。このようにして得
られた光学フィルター(厚さ60ミクロン)の光学Ml
組成 例AC(”EP#、酸セルロース)170部TPP (
トリフェニルホスフェイト)  10部メチレンクロリ
ド          aOO部メタノール     
       180部例示化合物(203)    
      2部実施例4 実施例1と同様にして、紫外線吸収剤を含有する厚さ0
.19mmの光学フィルターを作成した。流延組成物の
組成は下記に示した。
TAC(三酢酸セルロース)170部 TPP (トリフェニルホスフェイト)  ionメチ
レンクロリド         800部メタノール 
           180部例示化合物(27) 
          2部2−(5−ターシャリ−ブチ
ル−2 −ヒドロキシフェニル)ベンゾトリア ゾール              0.2都心I11
例1 実施例1で製造した光学フィルター(厚さ0.05mm
)近赤外線カットフィルターとしてシリコンフォトダイ
オードにとりつけたところ光検出器の動作性能が大幅に
向上した。さらに50′Cにおける強制経時試験も動作
信頼性は全く変化を示さなかった。
本発明に係る金属錯体に紫外線吸収剤を併用すると、フ
ィルターの耐光性が著しく向上する。
このようなフィルターの耐光性を、例示化合物(27)
と紫外線吸収剤2−(54−ブチル−2−ヒドロキシフ
ェニル)ベンゾトリアツール(化合物(U))とを重駿
比で10:lの比率で併用した場合のフィルターの光照
射下の光学濃度の経時変化で下記の表に示した。
上記表より分かるように、本発明に係る化合物と紫外線
吸収剤を併用すると光学フィルター材の両光堅牢性を飛
躍的に改良することができた。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本発明の赤外線吸収性組成物より得られる
光学フィルターの光学濃度を示すグラフ、第4図は光の
波長に対する人の目の相対感度およびSPDの相対感度
を示すグラフである。 第1〜3図は実施例1〜3で得られたそれぞれ例示化合
物(27)、(ill)、(203)を用いた光学フィ
ルターの光学濃度曲線である。 第1図 第2図 一叉表(nm)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 下記一般式〔 I 〕、〔II〕および〔III〕で表わされる
    化合物から選ばれた少なくとも1種を含有することを特
    徴とする赤外線吸収性組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 (式中、[Cat_1]〜[Cat_3]は錯体を中性
    ならしめるために必要な陽イオンを示し、M_1〜M_
    3はニッケル、パラジウムまたは白金を示す。R^1お
    よびR^2は、水素原子、置換または無置換のアルキル
    基もしくは置換または無置換のアリール基を示し、R^
    1とR^2は互いに同じであっても異っていてもよい。 R^3、R^4、R^5およびR^6は、水素原子、ハ
    ロゲン原子、シアノ基、水酸基、結合するベンゼン環と
    の間に2価の連結基が介在していてもよい、アルキル基
    、アリール基、シクロアルキル基もしくは複素環基、ま
    たはR^3とR^4、R^4とR^5、もしくはR^5
    とR^6が互いに結合して5員もしくは6員環を形成す
    る非金属原子群を示し、R^3〜R^6は互いに同じで
    も異なっていてもよい。)
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US07/198,463 US4921317A (en) 1984-07-16 1988-07-06 Infrared absorbent comprising a metal complex compound containing two thiolato bidentate ligands

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62230796A (ja) * 1986-03-31 1987-10-09 Seiko Epson Corp ビス(ジチオレン)金属錯体化合物
JPH01163189A (ja) * 1987-12-21 1989-06-27 Ricoh Co Ltd 遷移金属ジシアノエチレンチオレート錯化合物
US5231656A (en) * 1990-08-31 1993-07-27 Konica Corporation Device for detecting film information
US9966402B2 (en) 2014-12-04 2018-05-08 Jsr Corporation Solid-state imaging device
US10854661B2 (en) 2015-01-21 2020-12-01 Jsr Corporation Solid-state imaging device, infrared-absorbing composition, and flattened-film-forming curable composition

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