JPS6171093A - スライドフアスナーチエーンに前立を縫着する方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ズボン用前立の製造、特に、長尺スライドフ
ァスフーヂ１−ンに一連の前立を縫着する方法およびそ
の装置に関する。

従来の技術 複数の前立を長尺スライドファスナーチェーンに１片ず
つ自動的に旧■−るための装置は、米国特許第３．７５
０，１０４号に開示されている。

この場合、前立は供給ローラを介し、断続的に作動する
ミシンに対して１片ずつ給送され、前記ミシンに連続し
Ｃ給送される長尺スライドファスナーチ１−ンに縫着さ
れる。ミシンの断続的作動は、縫着部において光電検出
器によって制御される。

光電検出器は、１ａ＠された前立の後端が該光電検出器
を通過覆る時イの前立の縫着が終了したことを検出して
、ミシンの作動を停止トさせ供給ローラを作動させるた
めの“停止ト″信号を発する。次に、光電検出器は、次
の前立の先端が該光電検出器を通過する時その前立の到
達を検出して、ミシンの作動を開始するための゛開始゛
′信月を発する。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この装置においては、ミシンの作動が繰
り返して停止１−されるため、ミシンの稼動効率が悪く
前立の縫着能率が相当に制限されるという問題点がある
。

故に、本発明の目的は、複数の前立を順次に連続してミ
シンに給送することにより長尺スライドファスナーチェ
ーンに連続して縫着し得るようにした容易且つ効率の良
い方法およびイの装置を提供することである。

問題点を解決するための手段 各々の前立は、順次供給部を介してミシンに供給される
。前記前立の良さ、あるいは前記前立が供給部に送り込
まれる時の不規則性にかかわらず、前記供給部により、
一連の前立は、端部同士が当接した状態に整列さぼられ
て、ミシンにおいて容易に縫着される。

供給部は、各々が駆動ニッパ−を形成している一連の駆
動ローラと支持ローラとの対向対から成っており、供給
部に送り込まれた一連の前立は前記駆動ニッパ−によっ
て移送される。前記駆動ニッパ−は、最、に流側のもの
が最も移送速度が速く、下流側のもの４Ｊど移送速度が
遅くなっているが、各駆動ニッパ−の移送速度はミシン
の縫着速度よりも速い。先行前立の縫着作業が完了する
前に後続前立の先端が先行前立の後端に追い付くＪζう
に、供給部に送り込まれた後続前立は、縫着中の先行前
立に向け−Ｃ加速される。

支持ローラは、所定の大ぎさのクリアランスを形成して
いる案内面を有Ｊ−るハウジングに取り付けられており
、各々の駆動ローラに対して軽く付勢されていて、各々
の前立は、供給部において前記クリアランスを通って移
送される。このような構成により、各後続前立の先端は
、折れ曲がったり、先行前立の後端に粗なったりするこ
となく先行前立の後端に当接する。支持ローラは、駆動
し１−ラの回転軸に対して傾斜した回転軸を中心として
回転して、供給部において前立同士が案内面に接しなが
ら移送されて整列するように前立を案内する。

実施例 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳述する。

第１図は、連続的、■つ効率的に一連の前立（Ｐ）を、
前立の端部同士が当接した状態で、長尺スライドファス
プーチ■−ン（［）に縫着するための縫着装置（１）を
示す。該装置（１）は、ミシン（２）と、一連の前立（
１〕）をミシン（２）に連続して自動供給するための供
給部（３）と、前記前立（Ｐ）を供給部（３）の上流側
端部に送り込む補給部（４）とを有する。前立（Ｐ）は
、供給部（３）に不規則的および断続的に送り込んでも
よい。

ミシン（２）は、通常市販されているものでよく、縫着
される前立（Ｐ）を支持するための支持テーブル（５）
と、押さえ金（６）と、前立（Ｐ）をファスプーブＪ−
ン（［）に縫＠覆るための１対のミシン■１（７）と、
送り金（図示１！ず）とを右−する１、ファスプーヂ■
−ン（１−）は、ミシン（２）の上方部に支持されたリ
ール（図示せず）から、前記支持テーブル（５）と押さ
え金（６）との間の空間を通って、ミシン１ｌ（７）に
連続して供給ｉｋれる。

供給部（３）は、ミシン（２）のすぐ−１−流側に支持
テーブル而（９）を有するフレーム（８）上に取すイ１
りられており、第１図から第３図までを参照して説明す
る。供給部（３）によってミシン（２）に供給される一
連の前ｆＬ（Ｐ）は、前立（Ｐ）の移送路に対して長手
方向に延びているハウジング（１０）の下方を支持デー
プル面（９）に沿って進む。

ハウジング（１０）は、支持デープル面（９）に対して
垂直方向に延びており、支持テーブル而（９）に向かっ
て下方に開口する垂直溝を形成している。ハウジング（
１０）は、イのレール状下縁面（１２）が所定クリアラ
ンス（Ｃ）を介して支持テーブル而（９）上に延びるよ
うに、ブラケット手段（１１）によって支持されている
。後述叩出により、前記クリアランス（Ｃ）の高さは、
供給部（３）を通過する前立（Ｐ）の厚みに近似してい
る。例えば、０．８ｍｍの厚みを有する前立（１））で
ある場合、前記クリアランス（Ｃ）の高さは約１１１１
１から１．２ｎ＋ｍまでであるのが好ましい。さらに、
支持テーブル面（９）からハウジング（１０）の一方側
に起立しており、前記クリアランス（Ｃ）に沿って延び
ているのは、案内面（１４）を有する壁部（１３）であ
る。案内面（１４）は、ハウジング（１０）の略全艮に
亘って該ハウジング（１ｏ）と平行に延びており、補給
部（４）に向かって多少突出しているのが好ましい。

供給部（３）において一連の前立（Ｐ）を移送するため
、ハウジング（１０）は、一連の支持ローラ（１５，１
６，１７，１８）を有する。これらの支持ローラ（１５
，１６，１７，１８）は、上方から前記クリアランス（
Ｃ）に突入しており、支持テーブル而（９）＝１１− に設置ｔた適当な開孔を介して下方から前記クリアラン
ス（Ｃ）に突入している駆動ローラ（１９，２０，２１
，２２）とともに、前立（Ｐ）を移送するための連続駆
動ニッパ−を形成している。

各支持ローラ（１５，１６，１７，１８）は、支持バー
（２３）の下端で回転自在に取り付けられている。

該支持バー（２３）はハウジング（１０）に設けた垂直
溝中を駆動できるように取りイ」けられている。

この実施例においては］イルばね（２４）である付勢手
段は、ハウジング（１０）の土壁から上方に延びている
ボルト（２５）にＪ：って調節可能であり、支持バー（
２３）　、従って支持ローラ（１５，１６，１７゜１８
）を下方に向【ノて軒く付勢している。

駆！１１１０−ラ（１９，２０，２１，２２）は、各々
の駆動軸（，２６ｄ、２６ｃ、２６１）、２６ａ　）の
端部で回転自在に取り付（Ｊられている。前記駆動軸（
２６ａ、２６ｂ、２６ｃ、２６ｄ　）は、支持テーブル
面（９）の下方でフレーム（８）に軸受けされており、
ハウジング（１０）および前立（Ｐ）の移送方向に対し
て直角に延びている。

第１図で示−１Ｊ、うに、回転駆動伝達機構〈２７）は
、駆動軸（２６ａ、２６ｂ、２６ｃ、２６ｄ　）の外方
自由端部に連結されており、駆１ｌｌｎ−ラ（１９，２
０，２１，２２）の回転速度を変えるとともに供給部（
３）の支持ローラ（１５，１６，１７，１８）および駆
動ローラ（１９，２０，２１，２２）を連続して作動さ
せる。駆動輪（２８）はロータリーモーター（図示せず
）によって回転させられる。駆動輪（２８）は、駆動軸
（２６ａ）を介して駆動ローラ（２２）を回転させるた
め、第１ベルト・プーリ（２９）を作動させる。第２ベ
ルト・プーリ（３０）は駆動ローラ（２１）を回転させ
る駆動軸（２６ｂ）に対して、比較的速い回転速度を与
える。第３ベルト・プーリ（３１）は、駆動軸（２６ｃ
）と係合して駆動ローラ（２０）をさらに速い回転速度
で回転させる。第４ベルト・プーリ（３２）は、供給部
（３）の最上流側駆動ローラ（１９）を回転させる駆動
軸（２６ｂ　）に最も速い回転速度を与える。

このように、本発明によると、供給部（３）の駆動Ｄ−
ラ（１９，２０，２１，２２＞の回転速度は、供給部（
３）の最上流側にある駆動ローラ（１９）のものが最ｔ
）速く、下流側のものはどに’Ｍ　＜　＜’Ｃす、最下
流側にある駆動１−］−ラ（２２）の１〕のが最も遅い
。

しかしながら、Ｊ’べ−（の駆動１１−ラ（１９，２０
，２１゜２２）の回転速度は、常にミシン（２）の縫着
速度より速い。例２ば、一連の前立（１〕）を長尺ファ
スナーブＪ−ン（「）に縫着さ１！るためには、駆動［
１−ラ（１９）の回転速度をミシン（２）の縫着速度の
４０％増どし、イの１１！Ｉの駆動口−ラ（２０，２１
，２２）の回転速度をぞれぞねミシン（２）のＩｌ１着
速麻の２０％、１０％４７らτ）　ｌｔｌ　５　％増ど
するのが効率的℃あるということがわかった。

第２図およτｆ第３図で示Ｊように、支持ローラ（１５
，１６，１７，１８）の軸は、駆動ローラ（１９，２０
，２１，２２）の回転軸から横方向に位置ずれしている
平行回転軸を形成している。従って、支持ローラ（１５
，１６，１７，１８＞の下流側端部は、案内面（１４）
に向けて傾斜しており、一連の６ｒ＋立（Ｐ）が供給部
（３）およびミシン（２）において移送されている間、
各前立（Ｐ）の一側縁を案内面（１４）に押圧すること
Ｉ、、７　、Ｊ：す、先行する萌ｔｒ、　（Ｐ）と後続
の前Ｓ’Ｚ　（Ｐ）とを整列させる。

各前立（Ｐ）は、補給部（４）から、供給部（３）のク
リアランス（Ｃ）に送り込まれ、支持ローラ（１５）と
駆動ローラ（１９）にＪ：って形成された最上流側、最
高速度の駆動ニッパ一部と係合１−る。後述するように
、供給部（３）に送り込まれる各々の前立（ρ）は、前
立（Ｐ）の長さ、および前立（Ｐ）を供給Ｒ１１（３）
に送り込む時の不規則性とは関係なしに、ミシン（２）
によって縫着されている先行前立（Ｐ１）に対して加速
される。そのため、各々の後続前立（Ｐ１）は、前記先
行前立（Ｐ１）の縫着作業完了前に、その先端が前記先
行前立（Ｐ１）の後端に追いつくことができるようにな
っている。前立（Ｐ）の供給部（３）への送り込みは、
手作業によつて行なってもよいが、自動コンベアによっ
て行４丁つでもよい。

本発明装置（１）は、次のような特徴によって効果的に
作用する。

ハウジング（１０）の［流側端部には、１対の−Ｕアノ
ズル（３３）が配設されており、前立（１））の−１５
＝ 移送力向に斜め下り向きの圧力を加えるため、該ノズル
（３３）には適当な連結ホース〈３４）によって圧縮空
気が連続して供給されている。このようにして、各前立
（Ｐ）は、その先端が下方に押し付１ノられるため、容
易にクリアランス（Ｃ）に挿入されて供給部（３）に送
り込まれる。ハウジング（１０）の下流側端部において
、下縁面（１２）の軸方向延長部（３５）がミシン（２
）の押さえ金（６）に接近している。ミシン（２）のす
ぐ−１−流側に光電検出器（３６）４）とのセンサーを
設けてもにい。このＪ：うなｅンザーを設けることによ
り、（供給部（３）への前立（Ｐ）の供給が停止したり
近れたすして）縫着中の先行前立（Ｐ１）の後端と後続
前立（Ｐ１）の先端との間に間隔ができた場合、ミシン
（２）の作動を止めることができる。ざらに、ミシン（
２）を再作動させるためには、足踏み式スイッチなとの
適当な始動スイッチを使用することができる。

次に本発明装置（１）の作用を第５図から第１０図まで
を参照して説明する。第５図において、ミシン（２）は
、長尺ファスナーヂエーン（［−）と供給部（３）から
供給されている先行前ｔｌ（Ｐ１）の先端とを結着作業
中である。先行＠、Ｓ’Ｚ（Ｐ１）が縫着されている時
、イの移送速邸はミシン（２）の縫着速度と同じである
。というのは、前立（Ｐ）の−に下面が対向する２つの
而（９，１２）によってクリアランス（Ｃ）に封じ込め
られτＪｌｉり曲がることがイ↑く、支持［］−ラ（１
６，１７，１８＞に加わる比較的弱い付勢力ににす、駆
？）＋　ｏ−ラ（２０，２１，２２）が前立（Ｐ　）の
下面で容易にスリップ可能であるからである。

第６図は、後続の前立（Ｐ１）が供給部（３）の上流側
端部に送り込まれている状態を示す。エアノズル（３３
）から噴出される圧力は、後続前立（Ｐ１）の先端を支
持テーブル面（９）に押しイ・１けてご前立（Ｐ１）の
クリアランス（Ｃ）への突入を容易にする。後続前立（
Ｐ１）の先端が供給部（３）の最上流側で支持ローラ（
１５）と駆動ローラ（１９）によって形成される駆動ニ
ッパ−に達した時、第７図で示すように、接続前立（Ｐ
１）は、前記ローラ（１５，１９）にＪ、って挟持され
、先行前ｖｆ（１〕１）の後端に向（Ｊて最も速い速度
で加速される１、 後続前立１ｚ）は、下流側の駆動ニッパ−によって挟持
され、第８図および第９図で示すように、先行前Ｙｌ（
［）１）の後端に追いト１くような速度で前記先行前立
（Ｐ１）の後端に向（）て移送される。このようにしＣ
，後続前立（Ｐ２　）の先端は先行前ｆｌ（Ｐ１）の後
端に当接する。後続前立（Ｐ２）の先端が先行前立（Ｐ
１）の後端に当接する前に各下流側駆動ニッパ−に到達
する毎に、後続前立（Ｐ２）の移送速瘍は、徐々に遅く
なる。

駆動ローラ（１９，２０，２１，２２）によってもたら
される後続前立（Ｐ２）の−Ｌ流側部分の折れ曲がりは
、前立（Ｐ２）がクリアランス（Ｃ）においてぴったり
と閉じ込められること、ならびに後続前立（Ｐ２）先端
の移送速度が相対的に減速された時駆動ローラが前立（
Ｐ）の下面で容易にスリップすることにより阻止される
。

第４図で示１゛Ｊ：うに、後続前立（Ｐ２）は、駆動ニ
ッパ−によって供給部〈３）中を前方に案内されると同
時に、前Ｘ：１．（Ｐ２）写一側縁が案内面（１４）と
−直線に接しながら移送されるように支持ローラ（１５
，１６，１７，１８）の傾斜によって横方向にも案内さ
れる。このようにして、本発明装置（１）によって端部
同士が当接する一連の前史（Ｐ）は、長手方向に整列し
ているため、次の縫着作業が容易となる。

第９図で示すように、後続前立（Ｐ２）の先端は、先行
前立（Ｐ２）の縫着作業完了前に、先行前立（Ｐ１）の
後端に達する。後続前立（Ｐ２）の後端が先行前立（Ｐ
１）の先端に当接した時、後続前立（Ｐ２）の移送速度
はミシン（２）によって縫着されている先行前立（Ｐ１
）の縫着速度と等しくなり、後続前立（Ｐ２）の先端が
先行前立（Ｐ１）の後端に重なることがない。先行前立
（Ｐ１）がミシン（２）によって前方に移送される時、
後続前立（Ｐ２）もまた、供給部（３）の駆動ニッパ−
によって前方に移送されて、再び先行前立（Ｐ１）に当
接する。その結果、第１０図で示すように、後続前立（
Ｐ２）は、先行前立（Ｐ＋　）の縫着作業完了前に、ミ
シン（２）に供給される。このにうにして、先行前立（
ＰＩ　’）の縫着完了作業の間中、先行前立（Ｐ＋　）
の後端と後続前立（Ｐ２）の先端とは当接した状態に保
たれ、先行前立（Ｐ１）の縫着作業完了と同時に、後続
前立（Ｐ２）の先端部の縫着が始まり、第１０図で示１
ように次の後続前立（Ｐ３）が供給部（３）に送り込ま
れて前述の作業が繰り返される。

このようにして、一連の前立（Ｐ）が供給部（３）に送
り込まれる時の不規則性および前立（Ｐ）の長さに関係
なく、一連の前立（Ｐ）は、端部同士が当接して直線状
に整列した状態で長尺ファスナーチェーン（Ｆ）に縫着
される。

本発明装ｗ（１）において、供給部（３）の駆動［１−
ラ（１９，２０，２１，２２）のための駆動源は常に連
続して作動しているのが好ましい。また、ミシン（２）
は、先行前立の縫着作業の終わりに後続前立の不在を感
知してわずかの間ミシン（２）を停止１する場合を除い
て、連続して作動しているのが好ましい。

発明の効果 このように本発明により、前立は、その長さ、あるいは
前立が供給部に送り込まれる時の不規則性にかかわらず
、供給部によって端部同士が当接した状態に整列さけら
れるため、ミシンにおいて容易に縫着される。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明を実施した前立縫着装置の側面図、 第２図は、第１図ＩＴ−Ｉｆ線断面図、第３図は、第１
図■−■線断面図、 第４図は、第１図の装置中を移送される一連の前立の略
平面図、 第５図から第１０図までは、第１図の装置の作用サイク
ルを示す一部断面側面図である。 （Ｆ）：長尺スライドファスナーチェーン、（Ｐ）：前
立、　　　　（Ｐ＋　）：先行前立、（Ｐ２）：後続前
立、（２）：ミシン。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕一連の前立（Ｐ）の端部同士が当接した状態で、
   長尺スライドファスナーチェーン（Ｆ）に一連の前立（
   Ｐ）を縫着するための方法であって、先行前立（Ｐ＿１
   ）の先端が最初に縫着され前記先行前立（Ｐ＿１）の後
   端が最後に縫着されるような順序で、ミシン（２）にお
   いて前記先行前立（Ｐ＿１）を縫着する工程と、 前記先行前立（Ｐ＿１）の縫着中に後続前立（Ｐ２）の
   先端が前記先行前立（Ｐ＿１）の後端に当接するまで前
   記ミシン（２）による縫着速度より速い速度で前記後続
   前立（Ｐ＿２）を前記ミシン（２）に向けて移送するた
   め、駆動手段を連続して作動させる工程と、 前記駆動手段の連続的作動により前記後続前立（Ｐ＿２
   ）の先端が前記先行前立（Ｐ＿１）に当接して折れ曲が
   らないように、前記後続前立（Ｐ＿２）の移送中、前記
   後続前立（Ｐ＿２）を支持する工程と、 前記スライドファスナーチェーン（Ｆ）を前記ミシン（
   ２）に連続して供給して前記前立（Ｐ）と縫着する工程
   とから成ることを特徴とする方法。 〔２〕前記後続前立（Ｐ＿２）の移送中、前記後続前立
   （Ｐ＿２）を前記先行前立（Ｐ＿１）の後方に整列させ
   る工程を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の方法。 〔３〕前記ミシン（２）において縫着されている前記先
   行前立（Ｐ＿１）の後端と前記後続前立（Ｐ＿２）の先
   端との間の間隔を検出して、前記ミシン（２）の作動を
   停止する工程を有することを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の方法。 〔４〕前記後続前立（Ｐ＿２）の移送が駆動ニッパーを
   形成している駆動ローラ（１９、２０、２１、２２）と
   支持ローラ（１５、１６、１７、１８）との対向対によ
   って行なわれ、前記支持ローラ（１５、１６、１７、１
   ８）が各々の前記駆動ローラ（１９、２０、２１、２２
   ）に対して軽く付勢されていて、前記駆動ローラ（１９
   、２０、２１、２２）が前記後続前立（Ｐ＿２）の下面
   でスリップ可能であることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載の方法。 〔５〕前記後続前立（Ｐ＿２）が対向面（９、１２）間
   のクリアランス（Ｃ）に送り込まれ、前記クリアランス
   （Ｃ）は、前記後続前立（Ｐ＿２）の先端が前記先行前
   立（Ｐ＿１）の後端に当接した時における前記後続前立
   （Ｐ＿２）の折れ曲がりを阻止できるような大きさとな
   っていることを特徴とする特許請求の範囲第４項記載の
   方法。 （６）前記駆動ローラ（１９、２０、２１、２２）の回
   転速度は、下流側方向に徐々に遅くなっているが、常に
   前記ミシン（２）の縫着速度より速いことを特徴とする
   特許請求の範囲第４項記載の方法。 〔７〕長尺スライドファスナーチェーン（Ｆ）に一連の
   前立（Ｐ）を自動的に縫着するための装置（１）であっ
   て、ミシン（２）と、前記スライドファスナーチェーン
   （Ｆ）を前記ミシン（２）に供給するための手段と、前
   記ミシン（２）において先行前立（Ｐ＿１）の縫着作業
   を開始するための手段と、後続前立（Ｐ＿２）を前記ミ
   シン（２）に向けて供給するため前記ミシン（２）の上
   流側に配設された供給部（３）と、前記前立（Ｐ）を前
   記供給部（３）に順次に送り込むための手段とから成っ
   ており、 前記供給部（３）は、前記先行前立（Ｐ＿１）の縫着中
   に前記後続前立（Ｐ＿２）の先端が前記先行前立（Ｐ＿
   １）の後端に当接するまで、前記供給部（３）において
   前記ミシン（２）の縫着速度より速い速度で前記後続前
   立（Ｐ＿２）を移送するため連続して作動する駆動手段
   と、前記供給部（３）において前記後続前立（Ｐ＿２）
   を案内するための案内手段とを有することを特徴とする
   装置。 〔８〕前記ミシン（２）によって縫着されている前記先
   行前立（Ｐ＿１）の後端と前記後続前立（Ｐ＿２）の先
   端との間の間隔を検出して、前記ミシン（２）の作動を
   停止するための手段（３６）を有することを特徴とする
   特許請求の範囲第７項記載の装置。 〔９〕前記駆動手段は、前記供給部（３）において前記
   後続前立（Ｐ＿２）を連続して移送するための一連の駆
   動コンベア手段から成っており、前記駆動コンベアの移
   送速度が、下流側方向に徐々に遅くなっているが、常に
   前記ミシン（２）の縫着速度より速いことを特徴とする
   特許請求の範囲第７項記載の装置。 〔１０〕前記コンベア手段のうちの最上流側のものの移
   送速度が前記ミシン（２）の縫着速度より４０％速いこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第９項記載の装置。 〔１１〕前記案内手段が案内面（１４）を有し、前記後
   続前立（Ｐ＿２）は、一側縁が前記案内面（１４）に接
   しながら前記駆動手段によって移送されることにより、
   前記供給部（３）において前記先行前立（Ｐ＿１）と整
   列することを特徴とする特許請求の範囲第７項記載の装
   置。 〔１２〕前記案内手段は、前記後続前立（Ｐ＿２）を案
   内するためのクリアランス（Ｃ）を形成している１対の
   対向面（９、１２）から成っており、前記クリアランス
   （Ｃ）は、前記後続前立（Ｐ＿２）の先端が前記先行前
   立（Ｐ＿１）の後端に当接した時における前記後続前立
   （Ｐ＿２）の折れ曲がりを阻止できるような大きさとな
   っていることを特徴とする特許請求の範囲第１１項記載
   の装置。 〔１３〕前記駆動手段は、前記後続前立（Ｐ＿２）を移
   送するための駆動ニッパーを形成している駆動ローラ（
   １９、２０、２１、２２）と支持ローラ（１５、１６、
   １７、１８）との対向対から成っており、前記支持ロー
   ラ（１５、１６、１７、１８）が各々の前記駆動ローラ
   （１９、２０、２１、２２）に対して軽く付勢されてお
   り、前記駆動ローラ（１９、２０、２１、２２）が前記
   後続前立（Ｐ＿２）の下面でスリップ可能であることを
   特徴とする特許請求の範囲第７項記載の装置。 〔１４〕前記支持ローラ（１５、１６、１７、１８）は
   前記駆動ローラ（１９、２０、２１、２２）の平行回転
   軸に対して傾斜した平行軸を中心として回転し、前記案
   内手段が前記クリアランス（Ｃ）に隣接した案内面（１
   ４）を有し、前記後続前立（Ｐ＿２）は、一側縁が前記
   案内面（１４）に接した状態で前記支持ローラ（１５、
   １６、１７、１８）によって案内されて、前記供給部（
   ３）において移送されている間に整列することを特徴と
   する特許請求の範囲第１３項記載の装置。