JPS6163793A - 抄紙機のツイン・ワイヤ装置 - Google Patents

抄紙機のツイン・ワイヤ装置

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JPS6163793A
JPS6163793A JP18255784A JP18255784A JPS6163793A JP S6163793 A JPS6163793 A JP S6163793A JP 18255784 A JP18255784 A JP 18255784A JP 18255784 A JP18255784 A JP 18255784A JP S6163793 A JPS6163793 A JP S6163793A
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JP
Japan
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wire
paper
paper stock
roll
water
Prior art date
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JP18255784A
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English (en)
Inventor
薫 宮崎
菅和 俊
小林 正世
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Tomioka Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Zosen Tomioka Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、抄紙機のフィン・ワイヤ装置に係り、特に高
級紙を抄造するワイヤパートにおいて二枚のワイヤに脱
水過程の紙料層を挟持して脱水する際紙質が均一になり
かつ地合が乱れないようにしたものに関する。
従来の技術 抄紙機には、ヘッドボックスのスリットから紙料をワイ
ヤバートのワイヤに供給し、ここで抄き上げ、この抄き
上げたものをプレスパートにて機械的に脱水し、さらに
ドライパートで熱乾燥させ、カレンダーロールを通して
リールに巻き取るものが一般的なものとして知られてい
る。この間99%の水分を含む紙料が例えば10%以下
の水分を含む紙になる。
ところで、抄紙機の中には上記ワイヤパートの工程を、
ワイヤをその長手方向に離間して設けたフォイルにより
押し付けて全体を波状に移動させた後、真空フォイル、
真空ボックスの上を通過させ、最後にクーチロールに導
くことにより行なう構造のものも使用されている。この
構造のワイヤバートでは紙料は表層部がほとんど浮遊水
からなる紙料層を形成し、この層がワイヤの移動ととも
に重力により脱水され、その後もワイヤの下側から吸引
脱水されるのでワイヤ側の紙料層の脱水に比べて表層部
の側の紙料層の脱水量は少な(、プレスパートに送出さ
れる紙料層の上下両側には含水量に相違が生じ、これが
プレスパート、ドライパート等のその後の抄紙工程を経
てリールに巻き取られたときの紙に表裏二面性を生じる
ことになり、紙質の均一性を損ない加工上、使用上のい
ろいろな障害を生じる。
そこで、ワイヤバートのワイヤの途中にもう一つのワイ
ヤを設けたフィン・ワイヤ装置が開発された。このフィ
ン・ワイヤ装置は第4図に示すように、ワイヤバートの
途中、すなわち無端回動する下部ワイヤ1を上下位置調
整可能フォイル2.2・・を経由して固定フォイル3.
3・・に押し付けて移動させる部分で、この固定フォイ
ルの一部と上記した真空フォイルを省略した真空ボック
ス4に至る間に無端回動する上部ワイヤ5を設け、これ
と上記下部ワイヤを一対にして上記紙料層の脱水を図ろ
うとするものである。すなわち、上部ワイヤ5をグルー
ブトホーミングロール6、ソリッドホーミングロール7
、ワイヤロール8に順次上下交互に架は渡し、さらにワ
イヤストレッチャーロール9、ワイヤロール10、ガイ
ドロール1)゜ワイヤロール12に架は渡して無端回動
可能にし、さらに上記下部ワイヤ1を上記グルーブトホ
ーミングロール6の所で上記上部ワイヤ5と会合させて
上下のワイヤを一緒にして上記ソリッドホーミングロー
ル7を経由してワイヤロール8まで導き、この後トラン
スファロール13により紙料層を下部ワイヤ1に転移さ
せて真空ボックス4を経由してクーチロール14に導く
ものである。
この装置によると、下部ワイヤ1と上部ワイヤ5の会合
する部分ではグルーブトホーミグロール6により脱水過
程の紙料層は上下ワイヤに挟まれてワイヤの張力による
圧力にて上下の両面から白水(白く濁っている水)が脱
水される。この際紙料層は全体に占める水の割合が少な
くなっていて湿紙を形成しているのでこの層の上側の水
は下部ワイヤ側に重力のみによっては脱水され難くなっ
ているところを上側から脱水されるためその脱水が円滑
に行なわれる。この脱水過程の紙料層からな番湿紙は上
下ワイヤに挟まれたままソリッドホーミグロール7まで
運ばれ、さらに上方向の脱水をなされるが、これらの2
つのホーミグロールにより除去された白水は上記上下ワ
イヤの走行によって与えられた運動エネルギーにより飛
翔してセーブオール15の中に入り、ここでグルーブト
ホーミグロール6の周りの白水主流の捕捉と、ロール周
りに飛散したスプレー白水の捕捉が行なわれ、この捕捉
された白水は適宜手段にて機外に排出される。このよう
にして脱水された紙料層はグルーブトホーミングロール
入り口で固形分が0.8〜2.5%であったものが9〜
10%となって3〜4個の真空ボックス4に運ばれてこ
こで引続き脱水され、さらにクーチロールにより脱水さ
れてプレスパートに送出される。
なお、白水流れに伴って生じの風の影響を防止するため
にグルーブトホーミングロール、ソリッドホーミングロ
ール、セーブオール及び図示省略したが上部ワイヤ5を
洗浄するシャワー装置の周りに排風ダクト16を設け、
これに図示省略した排風機を取り付けている。15aは
デフレクタ−である。
上記のようにして例えば第5図(1)のように構成する
と同図(2)に示すようにフォイルを主要要素とする間
欠的ないわゆるパルス脱水のプレホーミグと、グルーブ
トホーミグロールとソリッドホーミングロールの周りに
上下のワイヤによって生じる流体クサビ型連続脱水によ
る組合せが含水率を一様にした均一な湿紙と繊維の分散
状態の良好な、いわゆる優れた地合を得るとともに、従
来の長網と同じ程度の高いワイヤー次歩留りを併せ達成
することができる。そしてこのようにして抄造された紙
は第6図に示すように上下方向に調整された脱水比率に
より表裏両面の脱水の相違に基づく二面性が少なく、紙
厚さ方向の紙層構造は対称性を有することになる。しか
も、この上下方向の脱水比率の調整はブレホーミングで
のフォイル数、角度の調整、ヘッドボックスの紙料濃度
の調整等によって行うことができる。
しかしながら、このような構造のものは、新聞紙のよう
に紙層構造がそれぼど密なものでないようなものに対し
ては、二つのワイヤに挟まれて脱水されようとする湿紙
はその表面の浮遊水が多くはならないのでこれらワイヤ
により脱水を施されてもその上下の含水率の相違は少な
いとともに、    □その地合の乱れもないが、グラ
ビア紙、カーボン紙のような紙屑の構造が密になった高
級紙になると、紙料に含まれる繊維の種類及びその量に
より下部ワイヤ上に形成される紙料層の沈澱層の構造も
比較的密なものになるのでその透水能力が減少するため
上層の水は重力によっては脱水されないようになり、そ
の結果脱水過程の紙料層は上下ワイヤに挟まれて脱水さ
れるときには表面に浮遊水を多く有する状態になるため
この浮遊水により湿紙の繊維が乱されて地合を悪くした
り、この紙の表裏の含水率が異なることにより紙質の不
均一性をもたらすことになる。特に高級紙には充填剤が
含有されることが多いので、紙料にこの充填剤が混合さ
れて上記のようにして抄造されると、この充填剤により
透水効率がさらに減少されることにより上記のような上
下のワイヤにより脱水されるときの浮遊水が多くなる結
果となり、それだけ出来上がった紙の紙質の均一性をは
かり難く、その地合も良くし難くなる。
また、第4図に示すようにグルーブトホーミングロール
6、ソリッドホーミングロール7及びワイヤロール8に
直径の異なるものがあり、これらロール間に距離がある
と走行する上下のワイヤ間にずれが発生し、このずれに
より脱水過程の紙料層は剪断力を受けて変形するので良
好な地合を得ることができないことがある。
発明が解決しようとする問題点 以上のように、従来のフィン・ワイヤ装置は二枚のワイ
ヤで脱水過程の紙料層を挟み脱水する際にこの紙料層の
表面の浮遊水を除去することなく脱水していたため、特
にこの浮遊水の多くなるような高級紙を抄造するような
場合に紙の表裏両面での含水率を異ならせたり、地合を
乱すことがありその改善が望まれていた。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明は、紙料を順次供
給されてこの紙料を脱水しつつ搬送する下部ワイヤと、
この下部ワイヤの途中に相対して設けられこの下部ワイ
ヤとの間で上記脱水過程の紙料を挟持して脱水しつつ搬
送する上部ワイヤと、上記上部ワイヤと下部ワイヤをこ
れらの間に上記脱水過程の紙料を挟持して曲線状に走行
させる複数のロールを有する抄紙機のフィン・ワイヤ装
置において、上記上部ワイヤが下部ワイヤとの間に脱水
過程の紙料を挟持する会合部にこれらのワイヤを押し付
けて上記脱水過程の紙料の搾水を行なうシューを設ける
とともにこの搾り出された水を導いて排出する導排出手
段を設けたことを特徴とする抄紙機のフィン・ワイヤ装
置を提供するものである。
また、本発明は、紙料を順次供給されてこの紙料を脱水
しつつ搬送する下部ワイヤと、この下部ワイヤの途中に
相対して設けられこの下部ワイヤとの間で上記脱水過程
の紙料を挟持して脱水しつつ搬送する上部ワイヤと、上
記上部ワイヤと下部ワイヤをこれらの間に上記脱水過程
の紙料を挟持してS字状に走行させる3個のロールを有
する抄i機のフィン・ワイヤ装置において、上記上部ワ
イヤが下部ワイヤとの間に脱水過程の紙料を挟持する会
合部にこれらのワイヤを押し付けて上記脱水過程の紙料
の搾水を行なうシューを設けるとともにこの搾り出され
た水を導いて排出する導排出手段tiけ、かつ上記3個
のロールの第一のロールと第二のロールをこれらのロー
ル間の上記上下のワイヤが水平面に対して25度〜45
度の角度になる位置に設定するとともに第二のロールに
第三のロールを近接させたことを特徴とする抄紙機のフ
ィン・ワイヤ装置を提供するものである。
作用 上記構成により、二枚のワイヤに挟まれて脱水される脱
水過程の紙料層の浮遊水はシュー及び導排出手段により
除去されるので繊維の分散状態は乱されることがなく、
出来上がった紙の表裏の含水率も均一にできる。また二
枚のワイヤをこれらに脱水過程の紙料層を挟持して走行
させるロールの配置を上記のように構成すると上下ワイ
ヤのずれが過度になることがないので繊維の分散状態が
乱されることがない。
次に本発明の一実施例を第1図及び第3図に基づいて説
明する。
図中化図と同符合部は同一構成部分を示すものであって
、上部ワイヤ5はワイヤロール21を介してグルーブト
ホーミングロール6に至るように拡張され、このワイヤ
ロール21とグルーブトホーミングロール6の間にシュ
ー22及び導排出手段としてのプレセーブオール23が
設けられている。これらのシュー22及びプレセーブオ
ール23は第2図に詳細に示されている。すなわち、シ
ュー22は前側シュー22a、後側シュー22bからな
り、上下のワイヤ1.5がその間に脱水過程の紙料層を
挟持して前側シュー22aで上側に押しつけられて会合
され、さらにこれらワイヤ1.5は後側シュー22bに
より下側に押しつけられて脱水過程の紙料層が二枚のワ
イヤの張力により押圧され白水が搾り出される。なお、
上記前側シュー及び後側シューはエツジの角度が調整可
能でこの角度調整により上下のワイヤl、5に対する食
い込み量が変えられることにより搾水量を数10%の範
囲で関節できるようになっている。一方、プレセーブオ
ール23は水溜用ボックス23aと上記ワイヤ1.5の
全幅にわたる横細長の上記前側シュー22aの後端に臨
ませられた白水導入口23b及びこれに連続して斜め上
方に傾斜しその上端が上記水溜用ボックス23aに臨ま
せられてこれに連通した白水導入路23cを備え、上記
白水導入口23bの上側縁には上記前側シュー22aの
前方の上方を覆うように白水導入カバー23dが回動自
在に設けられ、上記水溜ボ・7クス23aとの間に設け
られたターンバックル23eにより長さを調整自在にし
た連結杆23fにより上部ワイヤ5との間のスペースを
調整できるようになっている。そして上記後側シュー2
2bの前端が上記白水導入口23bの下端縁に沿って当
接されて上記前側シュー22a及び後側シュー22bに
より搾り出された白水が上記上下のワイヤ1.5の走行
に伴う運動エネルギーによりこの白水導入口23bから
白水導入路23cを流れて水溜ボックス23aに流下さ
れる。この白水は水溜ボックスにためられた後、適宜手
段で排水される。なお、水溜ボックス23aの上部空間
には換気用の配管23g及びファン23hが設けられて
いる。
また、第4図に示すようにグルーブトホーミングロール
6とソリッドホーミングロール7は同径に形成され、か
つこれらのロールの位置はこれらのロール間を走行する
上下ワイヤ1.5が水平面となす角αが45度以下25
度以上になるように設定されている。また、ソリッドホ
ーミングロール7の後にはワイヤロール8ができ得る限
り近接して設けられ、これにより上下のワイヤのずれが
少なくできるようになっている。このようにα及びワイ
ヤロールの位置を調整すると、上部ワイヤ5と下部ワイ
ヤ1との走行中のずれが過度にならないので脱水過程の
紙料層の地合を乱さないようにできる。上記αが45度
より大きいときはまた、グルーブトホーミングロール及
びソリッドホーミングロールに抱かれる上下ワイヤの長
さが長くなって上記紙量層は急に脱水されて過度の脱水
状態になりかたまり過ぎて繊維の分散状態も悪くなり、
逆に上記αが25度より小さいときもまた、上下ワイヤ
による脱水過程の紙料層の脱水効率が悪くなって水が多
過ぎる結果繊維の分散状態も悪くなる。
次に本実施例の作用を説明する。
上記のように構成されたワイヤバートにおいて、紙料が
下部ワイヤlに順次供給され、ここで重力により脱水さ
れ−て第2図に示すように上部ワイヤ5により上から挟
まれて前側シュー22a及び後側シュー22bにより押
し付けられて白水が搾り出される。この搾り出された白
水は上下ワイヤの走行にともなう運動エネルギーにより
プレセーブオール23に至り、ここで白水導入口23b
から白水導入路23cを経て水溜ボックス23aに流出
されここで一時滞留させられた後排出される。一方脱水
過程の紙料層は上下ワイヤ1.5に挟まれたままグルー
ブトホーミングロール6、ソリッドホーミングロール7
及びワイヤロール8を順次経由するうちに塩水されてト
ランスファロール13に至り、ここで上下のワイヤl、
5が分離される際脱水過程の紙料層は下部ワイヤ1側に
移されて乾燥ボックス4及びクーチロール14でさらに
塩水されてプレスパートに搬送される。この過程で脱水
過程の紙料層は上下のワイヤに挟まれて白水が脱水され
、この白水は上下のワイヤの走行に伴う運動エネルギー
によりセーブオール15に流出される。この際グルーブ
トホーミングロール6で押圧されて搾り出された残余の
白水の一部はグルーブトホーミングロール6の周面に例
えば同心円状に設けられた溝に保持され、さらにこのロ
ールの遠心力により振り飛ばされてセーブオール15に
流出される。
このようにして塩水過程の紙料層は脱水されるがその脱
水経過は第3図のように表わされる。ここでプレセーブ
オール23で脱水が行なわれるので(上方脱水量は例え
ばつぎの工程のクサビ型連続脱水の上方脱水量の減少量
に相当させる)、特に高級紙のように透水性が悪く下部
ワイヤの所々をフォイルで押圧しながら重力脱水を行っ
てもその脱水効率を高く維持できないものについて浮遊
水を効果的に除去できる。この際シュー22の角度調整
により数10%の範囲で脱水量を調整できる。
このようにして脱水されると、脱水過程の紙料層の繊維
の分散状態が乱れることもないので地合を乱すこともな
い。それのみならず、グルーブトホーミングロール、ソ
リッドホーミングロール及びワイヤロールの配置も上下
のワイヤがその走行の際過度のずれが生じないようにし
たのでこの地合の乱れの防止をより確実に行なうことが
できる。
また上方向の脱水が効果的に行なわれる結果、出来上が
った紙の表裏面の含水率も均一にできるので紙質も均一
にできる。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、脱水過程の紙料層
を上下ワイヤで挟持してロール間を通して脱水する前に
上下ワイヤに挟持した塩水過程の紙料層の白水をこれら
のワイヤをシューにより押圧することにより搾り出し、
この搾り出した白水を導排水手段により排出するように
したので、特に高級紙を抄造するときのように塩水過程
の紙料層の透水性が悪く、浮遊水が多くなるような場合
でもこの浮遊水の除去が効果的に行なわれるので上下ワ
イヤに脱水過程の紙料層を挟みロールを通して脱水する
工程で繊維の分散状態が乱されて地合が悪くなることよ
うなことも少なくできるとともに、下方向のみならず上
方向の脱水も効果的に行なわれることにより出来上がっ
た紙の表裏面の含水率も一様にして紙質を均一にするこ
とができる。これらの効果、特に地合を悪くしない効果
は上下ワイヤに脱水過程の紙料層を挟持しロールを通し
て脱水する際これらロールの位置を最適にすることによ
りさらに確実に防止できる。
このようにして抄造された紙は従来のフィン・ワイヤ装
置で製造された紙と同じように二面性がないのみならず
、ワイヤの一次歩留りも良(、結局従来のフィン・ワイ
ヤ装置により抄造された紙の特長の上にさらに高級紙の
地合の良さ及び紙質の均一性の特性を付加したことにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の装置の概略説明図、第2図
はその要部の概略説明図、第3図は第1図の装置の脱水
チャートを示す図、第4図は第1図に対応する従来の装
置の概略説明図、第5図はその脱水チャートを示す図、
第6図は第4図の装置のワイヤにおける上下脱水割合を
示す図である。 図中、1は下部ワイヤ、5は上部ワイヤ、6はグルーブ
トホーミングロール、7はソリッドホーミングロール、
8はワイヤロール、22はシュー、23は導排出手段と
してのプレセーブオールである。 昭和59年09月03日 (N 手続ネ甫正書(自発) 昭和60年06月10日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙料を順次供給されてこの紙料を脱水しつつ搬送
    する下部ワイヤと、この下部ワイヤの途中に相対して設
    けられこの下部ワイヤとの間で上記脱水過程の紙料を挟
    持して脱水しつつ搬送する上部ワイヤと、上記上部ワイ
    ヤと下部ワイヤをこれらの間に上記脱水過程の紙料を挟
    持して曲線状に走行させる複数のロールを有する抄紙機
    のフィン・ワイヤ装置において、上記上部ワイヤが下部
    ワイヤとの間に上記脱水過程の紙料を挟持する会合部に
    これらのワイヤを押し付けて紙料の搾水を行なうシュー
    を設けるとともにこの搾り出された水を導いて排出する
    導排水手段を設けたことを特徴とする抄紙機のフィン・
    ワイヤ装置。
  2. (2)紙料を順次供給されてこの紙料を脱水しつつ搬送
    する下部ワイヤと、この下部ワイヤの途中に相対して設
    けられこの下部ワイヤとの間で上記脱水過程の紙料を挟
    持して脱水しつつ搬送する上部ワイヤと、上記上部ワイ
    ヤと下部ワイヤをこれらの間に上記脱水過程の紙料を挟
    持してほぼS字状に走行させる3個のロールを有する抄
    紙機のフィン・ワイヤ装置において、上記上部ワイヤが
    下部ワイヤとの間に脱水過程の紙料を挟持する会合部に
    これらのワイヤを押し付けて上記脱水過程の紙料の搾水
    を行なうシューを設けるとともにこの搾り出された水を
    導いて排出する導排水手段を設け、かつ上記3個のロー
    ルの第一のロールと第二のロールをこれらのロール間の
    上記上下のワイヤが水平面に対して25度〜45度の角
    度になる位置に設定するとともに第二のロールに第三の
    ロールを近接させたことを特徴とする抄紙機のフィン・
    ワイヤ装置。
JP18255784A 1984-09-03 1984-09-03 抄紙機のツイン・ワイヤ装置 Pending JPS6163793A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02221487A (ja) * 1989-02-17 1990-09-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 抄紙機のウエブ形成脱水部

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JPS60239594A (ja) * 1984-05-03 1985-11-28 ベロイト コ−ポレ−ション 抄紙機のウエブ形成脱水部

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