JPS63282392A - 多層紙繊維ウエブを形成する装置及び方法 - Google Patents

多層紙繊維ウエブを形成する装置及び方法

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JPS63282392A
JPS63282392A JP63102805A JP10280588A JPS63282392A JP S63282392 A JPS63282392 A JP S63282392A JP 63102805 A JP63102805 A JP 63102805A JP 10280588 A JP10280588 A JP 10280588A JP S63282392 A JPS63282392 A JP S63282392A
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wire
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shoe
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F9/00Complete machines for making continuous webs of paper
    • D21F9/003Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type
    • D21F9/006Complete machines for making continuous webs of paper of the twin-wire type paper or board consisting of two or more layers
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F11/00Processes for making continuous lengths of paper, or of cardboard, or of wet web for fibre board production, on paper-making machines
    • D21F11/02Processes for making continuous lengths of paper, or of cardboard, or of wet web for fibre board production, on paper-making machines of the Fourdrinier type
    • D21F11/04Processes for making continuous lengths of paper, or of cardboard, or of wet web for fibre board production, on paper-making machines of the Fourdrinier type paper or board consisting on two or more layers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は製紙技術に関し、特にボードメーキングと呼ば
れる多層製紙技術に関する。さらに、本発明は、複数の
形成ワイヤにより祇ウェブの別々の層を個々に製造し、
別々に製造されたウェブ層を層接着することにより複合
ボードにする技術に関する。できた製品は、それから製
紙機械の形成部分から移動され、次の処理のためにプレ
スステーション、乾燥ステーション及び巻きとりステー
ションへ移される。
〔従来の技術〕
従来の多層ウェブ形成装置の典型的な例は、米国特許第
3,681.193号にコツプ)、第3,726,75
8号(パーカー外)、第3,954,554号(カリ−
外)に図示かつ説明されている。典型的なものでは、従
来の多層ウェブ形成装置は、その下方側を通して最少限
の脱水を行って頂部層を形成するか(パーカー外)、水
平方向へ伸長する形成ユニットの一側(下側)だけを通
して頂部層を脱水するか(カリ−外)、或いは基層に接
着される側を他側よりずっと多く脱水するようにしてロ
ール形成器の上に頂部層を迅速に形成している。にコツ
プ)(発明が解決しようとする課題〕 上記のこれらの装置の各々は、複合多層ウェブが今日の
競争社会では経済的に採算がとれないほどゆっくり形成
されたり、或いは湿潤度が高すぎるといった欠点を有し
ている。逆に、複合ウェブ製品を競争できる速度で形成
することもできるが、そこで作られた製品は、重さが望
んだものより軽かったり、販売できる製品としては層の
接着が不十分であったり、或いはその両方を併有する場
合もある。
そのような層の接着の欠点があると、一般に、その接合
面におけるファイン含有量が少いウェブでは、ウェブ間
の親和力が低下する。また、特に、接合層の片方、又は
両方がその層の接着を強めるためにファインを多量に含
む場合には、接合される面を通して水を除去する割合の
速度を過度に上げると、多量の充填物が表面へ流出する
ので、層の接着に悪影響を及ぼす、充填物は層の接着を
強めるものではない。
実質的な重量をもった多層紙、或いはボードといった製
品を高速度で製造すると、種々の問題が生じるが、本発
明はそれらの問題を排除しようとするものである。
本発明の目的は、多層複合ウェブの少くとも頂部層の両
側から脱水することによって層の接着を増強するように
した多層形成ワイヤ型の多層ウェブの形成装置及び方法
を提供することである。
本゛発明のもうひとつの目的は、比較的高速度で比較的
高カリパスの多層ウェブを形成することのできる多層ウ
ェブの形成装置及び方法を提供することである。
本発明のさらにもうひとつの目的は、複合製品の外面と
、基層と接着結合する層の面との両方から、形成ワイヤ
を通して脱水が行われ、それによって最終製品の形成速
度を高め、その強度を増すようにした3本の形成ワイヤ
で成る型の多層ウェブの形成装置及び方法を提供するこ
とである。
本発明のもうひとつの目的は、複合ウェブ紙製品に製造
、形成される層に、ファインや繊維がより多く保持され
るようにした多層形成ワイヤで成る型の多層ウェブの形
成装置及び方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記に鑑み、本発明は多層紙繊維ウェブを形成する装置
において、特許請求の範囲における請求項(1)ないし
qOに記載された手段を講じた。
また、本発明は多層紙繊維ウェブを形成する方法におい
て、特許請求の範囲における請求項01ないしく至)に
記載された手段を講じた。
本発明において、特徴とする点は、多層ウェブ形成装置
において頂部層の両側から脱水することにある。
本発明のもうひとつの特徴は、複合ウェブ製品を形成す
るために、層による接着結合を行う前に、頂部層と基層
との両方がそれらの両表面を通して脱水が行われるよう
にしたことにある。
〔作 用〕
本発明によれば、ゆるやかに波うつ通路に沿って2本の
形成ワイヤ間で頂部層が形成され、その場合、その両面
から脱水が行われ、その結果、その両側でファイン、充
填物質及び繊維がより均等に分布したウェブが形成され
、かくしてその両面における層接着のための親和力が増
大する。この両側から脱水を行うことは、より均等な一
面性のあるウェブ(即ち脱水工程後、両側が一層同等に
近い状態にあるウェブ)を製造するばかりでな(、さら
に、この頂部層の脱水の度合が迅速に行われるので、頂
部層は、より高いカリパスを有し、さらに、通常のフォ
ードリニア型製紙機械で形成される基層の表面と層で接
着結合状態にもたらされる。か(して、この装置は特に
、製紙機械に対して殆んど、或いは全く改造することな
しに、現存のフォードリニア型製紙機械に適切に使用さ
れ、複合、多層ボードを製造できる。
しかしながら、所望であれば、基層だけを2本の形成ワ
イヤで形成し、それによって、フォードリニアワイヤの
他(13)にある表面を通って少くとも成る程度の脱水
を行わせるようにすることもできる。このことは、フォ
ードリニアワイヤのもっと短いものの使用を可能とし、
機械の占を空間も著しく減少させ、さらに、この製紙機
械は頂部層をその上の層に接合させながらより速い速度
で作動することができる。
かくして、頂部層と基層の両方の両面から脱水すること
によって、個々の層を一層迅速に形成することができ、
それと劣らず重要なことは、層の接着結合を行う層の面
が、それらの表面にファインをより多く、充填物質をよ
り少く有することによって一層うまく準備され、永久′
接着が可能となる。
例示の目的でテストを行った結果、70抛/分の速度で
200g/rrrの複合ウェブができ、200m/分の
速度で280g/rrfの複合ウェブが作られた。しか
しこれは、この装置の限界を意味するものではない。
本発明の上に記載した目的、特徴、効果及びその他の目
的、特徴、効果は添付図面に関連した好ましい実施例を
読むことによってこの技術に熟達した人々にとって容易
に明らかとなるであろう。
〔実施例〕
本発明の第1の実施例を第1図によって説明する。基層
ウェブを形成するために、基層へラドボックス18は、
製紙業界で通常、紙料(ス)7り)と呼ばれる木材バル
ブ繊維の液状スラリーを、矢印方向へ移動し循環するフ
ォードリニアワイヤ10上へ放出する0図示の便宜上、
ヘッドボックス18は引きこみロール19の上流にそれ
に接近して示されているが、これは寸法を測ったもので
はなく、ヘッドボックス18と引きこみロール19との
間の実際の距離は、図示の場合よりもっと大きくなるこ
とは理解されるであろう、第1図に示すように、フォー
ドリニアワイヤ上での基層ウェブの形成に関しては、ス
トックスラリーは、フォードリニアワイヤ上に載せられ
、引こみロール19に達する前に、通常の方法で脱水さ
れることが理解されよう。
さらにこの点に関して、製紙技術では、本発明でも言及
するように、紙料(ストック)という言葉は、ヘッドボ
ックスからフォードリニアワイヤ、即ち形成ワイヤへ送
られる水と繊維のスラリーを表わす、このスラリーは、
種々異なる乾燥度に達する時、連続的に脱水される。か
(して、スラリーは、繊維の配向や、繊維、充填物及び
ファインの移動が生じている限り、紙料の状態にある。
フォードリニアワイヤ10の上方には、第1及び第2の
形成ワイヤ12.14があって、これらのワイヤは各々
、それぞれ、複数のガイドロール16.17のまわりを
まわってループを作る。第2形成ワイヤはまた、引きこ
みロール19のまわりをまわってループを作り、この引
きこみロール19は、ワイヤと、基層ウェブ上に運ばれ
る頂部層ウェブとを案内する。これらの第1及び第2ル
ープ形成ワイヤはともに一緒になって、それらのワイヤ
が一緒に走行する部分の開始部の所に、収斂スロート8
を形成し、両ワイヤは後述するように、一緒に移動し、
その後圧いに分れる。
形成ワイヤがスロート8において収斂し、それらのワイ
ヤはその下に配置された形成シュー22上へ案内され、
その形成シューはループをなす第2形成ワイヤ14の下
にあって内方にくぼんで湾曲している。第1形成ワイヤ
12内で、形成シュー22の下流には、第1オートスラ
イス24があって、これは、形成シュー22上を一緒に
走行する形成ワイヤの張力によってループをなす形成ワ
イヤ12内で内方に絞り出された水を集める。第1オー
トスライス24の下流の第2形成ワイヤ14内には、湾
曲した脱水シュー26が位置する。この脱水シュー26
は形成シュー22と同じ(内方へくぼんだ方向へ湾曲し
、その表面は平坦、無孔性又は非透過性であるのが好ま
しい。
脱水シュー26のすぐあとに引き続いて、ループをなす
第2形成ワイヤ14内に、加圧フォイル28が配置され
ている。この加圧フォイル2日はループをなした上部形
成ワイヤ12内に取付られた第2オートスライス30の
下方で、幾分前方に配置される。
第2オートスライスのすぐあとには、湾曲した逆向き脱
水シュー32が第1形成ワイヤ内に配置され、その表面
は第1形成ワイヤ12に対して内方へくぼむ方向へ湾曲
している。
湾曲した逆向き脱水シュー32の下流には、移送ボック
ス34が第2形成ワイヤ14内に配置される。
形成シュー22及び脱水シュー26.32の表面は、い
く通りかの方法で形成することができる。それらの表面
は全部、脱水工程でウェブからの水をとりこむように作
られているので、水を透過することができ、有孔性であ
る。1つの好ましい実施形態においては、それらの表面
は、クロスマシン方向へ伸長する複数の極く接近して位
置する平行なフォイルにより形成され、これらのフォイ
ルは、その上を走る形成ワイヤと共働してカーブ表面に
近い複数の短いコードを形成する。
もうひとつの好ましい実施形態においては、形成シュー
22と脱水シュー26.32の表面は、その上を通過す
る形成ワイヤからの水をとりこむために複数の均等に間
隔をおいて位置するスロット、即ち孔が形成された湾曲
表面で形成される。
形成シュー22及び脱水シュー26.32の表面の種類
には拘らず、それらを真空圧源に接続させることもでき
、或いは真空圧の力をかりないで操作することもできる
。その真空圧は水をシューの内部へ吸いこませるように
作用するので、そこに集水し、それを形成装置から排水
することができる。
しかしながら、逆向き脱水シュー32は第1形成ワイヤ
12内に取付られていて、その面が下向きになっている
ので、基本的には常に、真空の力をかりて操作するよう
になっている。
湿作時、第2ヘツドボツクス20は、紙料の流れを、事
実上水平方向のフォードリニアワイヤ10の面に対して
わずかに上方向へスロート8内へ放出する。上部及び下
部形成ワイヤ12.14は、湾曲した形成シュー22上
で収斂するように最初のガイドローラー16.17によ
って方向づけられるので、水は形成シュー22内で下向
きにとりこまれ、成る水は、形成シュー22の上を移動
する形成ワイヤの張力によって、ループをなす第1形成
ワイヤ12内へ上向きに絞りとられる。第1形成ワイヤ
内へ絞りとられた水は、第1オートスライス24により
すくい上げられ、その第1オートスライス24はそれを
集水して集水皿27へ送り、排水されるようになってい
る。
一緒に走行する形成ワイヤは、なだらかな下方へくぼん
だカーブを進むと、脱水シュー26の表面へ至り、そこ
でさらに水は真空源を用いて操作されるフォイルブレー
ド又はその他の種類の有孔表面の作用により下方へとり
こまれる。
加圧フォイル28は2つの機能を行う、第1は、一緒に
走行する形成ワイヤの曲がりを、形成シュー22及び脱
水シュー26上の下方へくぼんだカーブから脱水シュー
32上の上方へくぼんだカーブへと変化させることであ
る。第2は、その滑らかで連続する表面が、第2形成ワ
イヤ14へ水が入るのを防ぐことであり、その水の全部
はループをなした第1形成ワイヤ12内へ上向きに絞り
とられ、そこで絞り取られた水は第2オートスライス3
0によりすくいとられ、集水されそしてこの装置から排
出されるようになっている。
一緒に走行する形成ワイヤはそれから、湾曲した逆向き
の脱水シュー32の隔室133.233の有孔表面上を
移動する。脱水シュー32の表面は、上方へ向って(ぼ
んで湾曲し、隔室133.233は真空圧を受け、その
真空圧は各隔室毎に異なる。か(して、移動中のウェブ
は、湾曲した脱水シュー32の表面上で比較的長い距離
にわたってゆるやかに上向きに脱水が行われる。そのシ
ューは、1個以上の隔室133,233を有する。−諸
に走行する形成ワイヤはそれからウェブ移送ボックス3
4の上を移動し、その移送ボックスの有孔カバーには、
真空圧が作用して、ウェブを第2形成ワイヤ14へ押圧
するようになっている。頂部(第1の形成)ワイヤ12
は、それからガイドロール16をまわってループを形成
するその移動通路を通り、その時ウェブはガイドロール
17をまわって第2形成ワイヤ14上で運ばれる。その
第2形成ワイヤ14のその下降移動通路において、頂部
ウェブ−7は、基層ヘッドボックス18により基層ワイ
ヤ10上に前もって形成されていた基層ウェブ賀、と接
触結合し、一緒に走行することになる。これによって、
その頂面が基層ウェブ6の上面と結合するウェブWアの
上面で成る複合ウェブWcが形成される。複合ウェブ戦
はそれから吸引移送ボックス36の上を移動し、その移
送ボックス36は複合ウェブに真空圧を作用させて、そ
れをフォードリニアワイヤ10上に残し、その時、第2
形成ワイヤ14はガイドロール17によりそこから離れ
て導かれる。
本発明の第2、第3の実施例をそれぞれ第2図、第3図
に示す、第2図において、頂部ウェブ層トは第1図で説
明した頂部層と同じ方法で形成される。さらに、第2図
及び第3図において、第1図に対応する部材は同一数字
に接尾文字をつけて示した。かくして、“a”の接尾文
字は第2図の対応部材に使用し、“b”の接尾文字は第
3図の実施例の対応部材に使用した。
本発明の第2の実施例を示す第2図において、基層6も
また、2個のワイヤ装置で形成される。
下方ワイヤはフォードリニアワイヤ10aの上流端にあ
って、フォードリニアワイヤ10aはその通常の水平面
における移動通路からその上流端が下方へくぼんでカー
ブしている。ループをなしたフォードリニアワイヤ10
aは複数の基層ガイドロール11aにより案内され、そ
の上流端におけるその下方へくぼんだ曲りは、形成ワイ
ヤ10a内に配置された基層形成シュー42と、基層脱
水シュー46と、基層加圧フォイル48と、基層ウェブ
移送ボックス52とによって形成される。蒸層頂部ワイ
ヤ38はフォードリニアワイヤ10aの湾曲した上流端
の上方に配置される。この形成ワイヤ38は、蒸層頂部
ワイヤガイドロール40と引こみロール41とのまわり
にループを形成する。
基層ヘッドボックス18aは、頂部ワイヤ38とフォー
ドリニアワイヤ10aとが引こみロール7a、41をこ
えたのち、それらのワイヤで形成されるスロート9内へ
紙料の流れを放出する。その基層は、ストックの複合噴
流を出すことにより作られる多層ウェブか、或いはスト
ックの均等な噴流により作られる単層ウェブで成る。多
層ウェブは可撓部材23を備えることにより作ることが
でき、その可撓部材23はヘッドボックスを水平方向へ
伸長する上部隔室と下部隔室とに分ける。かくして、そ
の上部及び下部隔室の各々に、別々に紙料が供給される
。各隔室の紙料は異なる物理的特性を有するようにする
ことができる0紙料の別々の流れは、ヘッドボックスの
スライス、即ち出口の近くで合流し、事実上、成層流を
なして一緒に流れ続ける。
そのような分割されたヘッドボックスが両ヘッドボック
ス18a 、 20aに対して備えられると、4個の隔
室による多層ウェブが生じる。ヘッドボックス18aへ
一種類のストックが流されると、基層は単層となる。ス
ロート9を通過した直後に、一緒に走行する形成ワイヤ
38.10aは、クロスマシン方向へ伸長する複数のフ
ォイルブレードを有し、下方へくぼんだ湾曲面を形成す
る基層形成シュー42上へ導かれる。複数のフォイルに
よって形成される表面を有する他の形成シューの場合と
同様に、その形成シューブレイドは紙料に脈動を発生さ
せる。これらの脈動は個々の繊維を分散させる圧力ピー
クを有し、その分散効果によって繊維を流動させ、脱水
工程中、繊維を分散状態に保持する。
水が除去されるにつれて、次第に形成される祇ウェブは
より均等なシート特性を有する。
ループをなす蒸層頂部ワイヤ38内の基層形成シ二一4
2の下流には、第1の基層オートスライス44が配置さ
れ、そのオートスライス44は、形成シェー42上を通
過する形成ワイヤの張力によって形成ワイヤ38を通っ
て絞り出された水をすくい上げ、集水する。
オートスライス44の下流のフォードリニアワイヤ10
a内で、さらにループを形成したフォードリニアワイヤ
の下方へくぼんだ湾曲部分に、基層脱水シェー46があ
る。脱水シュー46の表面もまた、クロスマシン方向へ
伸長する複数の掻く接近して位置する平行なフォイルブ
レードによって形成されるのが好ましい、しかしながら
、その表面はまた、水を通過させて排出するために複数
の孔を有する湾曲面で形成することもできる。形成シュ
ー42及び脱水シュー46の片方、或いは両方とも、脱
水を促進させるためにそこに真空源を取付けることもで
きる。
脱水シュー46の下流で、しかもループをなすフォード
リニアワイヤ10a内には、基層加圧フォイル48があ
って、これは蒸層頂部ワイヤ38内にある第2オートス
ライス50のすぐ近くに配置される。
加圧フォイル48の表面は滑らかで、無孔性であり、水
を頂部ワイヤ38内へ上方へ押圧し、そこで水はオート
スライス50によりすくい上げられ、集められる。
最後に、ループをなしたフォードリニアワイヤ10a内
のさらに下流には、基層ウェブ移送ボックス52があり
、これは、頂部ワイヤ38が離される時、ウェブを真空
圧により下方ワイヤ10a上へ押圧する。そのウェブ移
送ボックス52もまた、ワイヤ10aの下方へくぼんだ
曲りの終わりを限定する。
かくして、ウェブ14.は事実上脱水された状態で下方
ワイヤ10a上に形成されるので、頂部層−,が引きこ
みロール19aをまわってその上に装着される時、ウェ
ブ6、−7の上面は、それが層の接着を良好ならしめる
ためにまだ十分にぬれているけれども事実上脱水がなさ
れている。このことは、水平配置の製紙機械において、
比較的かさばったカリパスの大な複合ウェブ−0を比較
的高速度で製造することを可能にする。
本発明の第3の実施例を示す第3図において、頂部層ウ
ェブ−1は第2ヘツドボツクス20bにより形成され、
そのヘッドボックス20bはその中に可撓性デバイダ−
21を有するので、紙料は分離され同デバイダ−のいづ
れかの側を流れるようされている。これによって、頂部
ウェブ層・を、2つの異なる成分を有する紙料で形成し
たり、或いは別々の紙料源からの2つの別個の紙料で形
成したりすることを可能にする。かくして、頂部の紙料
成分は、それが最終的には複合ウェブの内層となるため
に、安価な品質のもので構成できる。第2ヘツドボツク
スから流出する紙料の上部成分として安価な紙料を使用
できる上に、下部成分は、印刷特性及び/又は高強度特
性にもっと適したものにすることもできる。このように
して、下部成分は、それがより高価なものであれば、も
っと肉薄にすることができる。
第1図及び第2図に示す実施例のように、基層ウェブh
は、頂部層ウェブ−1に接着する前にウェブに全体的湿
度レベルを与えるために、基層の脱水フォイルの上を通
過する。ウェブ6、−7、が接触したのち、それらのウ
ェブは、フォードリニアワイヤ上で、ループをなした第
2形成ワイヤ14b内にある第2加圧フオイル54上を
通過し、下部ワイヤ10b内の下方へくぼんだ基層真空
ボックス56上へ向けられる。複合ウェブが隔室をもっ
た基層真空ボックス56を通過する時、頂部ウェブ層−
7の最上層を通り、下部ワイヤ10b上の基層−,を通
って下向きへ、更に脱水が行われる。これはまた、頂部
ウェブ層と基層ウェブとの間の層接着を増強する。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明では、2本の形成ワ
イヤ間でゆるやかに湾曲する通路に沿って頂部ウェブ層
が形成され、かつ、その両面から脱水が行なわれること
によって、ファイン、充填物及び繊維が均等に分布した
親和力のある頂部ウェブ層が形成され、これが脱水され
た基層ウェブと結合されて強度の強い多層ウェブを得る
ことができる。
また、頂部ウェブ層は両面から脱水されることによって
迅速に頂部ウェブ層を形成することができ、最終製品で
ある多層ウェブを高速で形成することができる。また、
基層ウェブではフォードリニア型製紙機械で形成するこ
とができるために、本発明は、通常のフォードリニア型
製紙機械に対して容易に適用することを可能にすると共
に、機械の占有空間も著しく減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、基層ウェブがその上で形成される水平方向へ
移動するフォードリニアワイヤの上方にある2本のワイ
ヤで成る本発明の第1の実施例としての頂部層形成装置
の側面図であり、第2図は、基層がフォードリニアワイ
ヤの上流端の上方に配置された一対の形成ワイヤ間で形
成され、頂部層ウェブは、フォードリニアワイヤの上方
で上流に配置された一対の形成ワイヤ間で形成され、そ
の頂部層はフォードリニアワイヤ上の基部層と層で接着
結合するようになっている本発明の第2の実施例である
2本のワイヤの基層形成装置の側面図である。 第3図は第1.2図に示す装置の構成部分のいくつかを
利用した本発明の第3の実施例である3本のワイヤで成
る多層形成装置の側面図である。 10、10a、 10b−−−−−フォードリニアワイ
ヤ。 11a−・−−−一−−−・・・・−基層ガイドロール
。 12、12a、 12b−−−一第1形成ワイヤ。 14 、14 a−−−−−−−−一第2形成ワイヤ。 16.17−−−−−・・−−一一一一−ガイドロール
。 8−・−・−・−−−〜−−−−−−収斂スロート。 19−−−〜−−−−−−−−−−・−−−−一引こみ
ロール。 18・−〜−−−−−−−−−−−−−−−−・−基層
ヘッドボックス。 22.22a、22b−−−一形成シュー。 24.24a、24b−−−一第1オートスライス。 26、26a、 26b−−−−脱水シュー。 28.28b−−−−−−・・−・−加圧フォイル。 30、30b−−−−−−・・−・・・第2オートスラ
イス。 32、32a、 32b・−・・・−・逆向き脱水シュ
ー。 34.34a、34b−−−−一移送ボックス。 133、233.133a、 233a、 133b、
 233b −−一隔室。 讐、・−−一−−−−−・−−−−−−−−−−m−頂
部つニブ。 −〔・−・−−−−m−・・・−−−一−−−−基層つ
ニブ。 魁−・−・・−−−一一一−−−−−・−複合ウェブ。 36−・−−一−−・−−−−−−−一−−−−−−−
吸引移送ボックス。 42−・−・・・・・−−一一一−−−−−−・−・基
層形式シュー。 46・・・・−一−−−−−−−・・−・・−・・基層
脱水シュー。 48−−−−・・−−一−−−−・−・−基層加圧フォ
イル。 23・−・−・・−−−−−−−−−−−・−可撓部材

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フォードリニアワイヤ上で基層ウェブを形成する
    装置と、少くとも単一の頂部ウェブ層を形成するため前
    記フォードリニアワイヤの上方に配置された頂部形成装
    置とで成り、 上記頂部形成装置は、 a)ワイヤの移動する一部分だけ一緒に走行するように
    対向して配置された第1及び第2のループをなす形成ワ
    イヤと、 b)第1及び第2形成ワイヤの各々の内部にあって、そ
    れらのワイヤを収斂させてスロートを形成し、前記一緒
    に走行する移動通路の終端部にあってスロートの下流で
    両ワイヤを拡開させるガイド装置と、 c)第1及び第2形成ワイヤ間で頂部ウェブ層の形成を
    開始するため紙料流をスロートへ供給するヘッドボック
    スと、 d)前記第2のループをなした形成ワイヤ内にあって、
    その第2面の表面を通って頂部ウェブ層を脱水させる湾
    曲した形成シューと e)前記形式シューの下流で第1のループをなした形成
    ワイヤ内にある第1オートスライスと、f)第1オート
    スライスの下流で第2の形成ワイヤ内に配置された第1
    の湾曲した脱水シューと、 g)その第1面の表面を通って頂部ウェブ層を脱水する
    ため第1のループをなした形成ワイヤ内に配置された第
    2の湾曲した脱水シューと、h)両ワイヤが拡開する所
    の近くで第2形成ワイヤ内に配置され、ウェブを第2形
    成ワイヤ上へ押圧するウェブ移送ボックスとを有し、 前記第2形成ワイヤは、頂部ウェブ層の第1面の表面を
    フォードリニアワイヤ上の基部ウェブ層に接触させるよ
    うに配置され、それによって頂部と基部のウェブ層がと
    もに接着されるようになっていることを特徴とするフォ
    ードリニア型製紙機械においてフォードリニアワイヤを
    使って多層紙繊維ウェブを形成する装置。
  2. (2)上記一緒に走行する第1及び第2形成ワイヤの前
    記移動通路は、それらのワイヤがスロート部で収斂する
    地点から移送ボックスの近くでそれらのワイヤが拡開す
    る地点までフォードリニアワイヤ上の基層の通路にほぼ
    平行に延びており、形成シュー及び脱水シュー上の下方
    へくぼんで湾曲した通路と真空ボックス上の上方へくぼ
    んで湾曲した通路とが交互にあって基層とは反対方向へ
    移動するようになっており、それによって頂部ウェブ層
    はその両表面を通って事実上脱水され、しかも基層と層
    で接着結合するように押圧されるように前もって形成さ
    れていることを特徴とする請求項(1)に記載の装置。
  3. (3)ループをなした第2形成ワイヤ内でフォードリニ
    アワイヤの近くに配置され頂部ウェブ層を基層の上に案
    内するワイヤ案内ロールをさらに有することを特徴とす
    る請求項(1)に記載の装置。
  4. (4)フォードリニアワイヤ内に配置されていて頂部ウ
    ェブ層を基層と結合させるように押圧するウェブ移送ボ
    ックスを更に有することを特徴とする請求項(3)に記
    載の装置。
  5. (5)上記第1及び第2脱水シューは、上記一緒に走行
    する形成ワイヤがそれらの表面上を通過する時シューと
    協働して水を第2及び第1形成ワイヤを通して除去する
    真空装置を含むことを特徴とする請求項(1)に記載の
    装置。
  6. (6)上記形成シュー、下部脱水シュー及び上部脱水シ
    ューは各々、複数のフォイルブレードによって、又は複
    数の開口を有する連続表面によって形成される有孔表面
    を有することを特徴とする請求項(1)に記載の装置。
  7. (7)基層を形成する装置は、 a)フォードリニアワイヤの上方に配置されその上流端
    近くに配置された基層の頂部ワイヤと、b)上記基層頂
    部ワイヤの内部にあって、フォードリニアワイヤと共に
    基層スロートを形成するように基層頂部ワイヤを導いた
    上或る距離だけフォードリニアワイヤと一緒に走行する
    関係に基層頂部ワイヤを導くガイド装置と、 c)ストックの流れをスロートへ放出する基層ヘッドボ
    ックスと、 d)フォードリニアワイヤの内部でスロートの下流に配
    置され、ストックの流れから水を除去する基層形成シュ
    ーと、 e)基層頂部ワイヤの内部で基層形成シューの下流に配
    置され、ループをなした基層頂部ワイヤ内で内方へ絞り
    出された水を受入れるオートスライスと、 f)ループをなしたフォードリニアワイヤの内部で基層
    形成シューの下流に配置された基層脱水シューと、 g)ループをなしたフォードリニアワイヤの内部で、基
    層脱水シューの下流に配置され、水を外方へ除去し、一
    緒に移動する蒸層頂部ワイヤ内へ向って排出する加圧フ
    ォイルと、 h)ループをなした基層頂部ワイヤ内で加圧フォイルの
    下流に配置され、基層頂部ワイヤを通って絞り出される
    水を受入れる第2オートスライスと、 i)ループをなしたフォードリニアワイヤ内で第2オー
    トスライスの下流に配置され、ガイド装置がループをな
    した基層ワイヤをフォードリニアワイヤと共にその一緒
    に走行する関係から離れるように導く時、基層をフォー
    ドリニアワイヤ上に残るように押圧する移送ボックスと
    を備え、それによって基層が頂部層と層で接着結合する
    前にその両表面を通って、事実上脱水されることを特徴
    とする請求項(1)に記載の装置。
  8. (8)上記基層形成シューと基層脱水シューとはループ
    をなしたフォードリニアワイヤの内部へ向ってくぼ状に
    湾曲してスロート部から基層頂部ワイヤがフォードリニ
    アワイヤから離れる所まで伸長する弧状の基層脱水区域
    を形成することを特徴とする請求項(7)に記載の装置
  9. (9)基層形成シュー及び脱水シューは、複数のフォイ
    ルブレードにより形成される脱水表面を有することを特
    徴とする請求項(7)に記載の装置。
  10. (10)基層形成シュー或いは基層脱水シュー、又はそ
    の両者は、ウェブからの水がそこへ入り易くするために
    それに協働する真空圧源を有することを特徴とする請求
    項(7)に記載の装置。
  11. (11)ループをなした基層形成ワイヤ、 紙料流を基層形成ワイヤ上へ放出してその上に基層を形
    成するヘッドボックス; 基層形成ワイヤの上方で一緒に走行する移動通路を対向
    して配置された第1及び第2のループをなした形成ワイ
    ヤ; 第1及び第2形成ワイヤの各々の内部にあって、それら
    のワイヤを収斂させることによりスロートを形成し、ま
    たその下流で一緒に走行する移動通路の終端部において
    それらのワイヤを拡開させるガイド装置; 前記第1及び第2形成ワイヤ間で頂部ウェブを形成し始
    めるために紙料流をスロートへ供給する第2ヘッドボッ
    クス; 第2のループをなした形成ワイヤの内部にあって、その
    第2面の表面を通って頂部ウェブ層を脱水する湾曲した
    形成シュー; 第1のループをなした形成ワイヤの内部で形成シューの
    下流に配置された第1オートスライス;第2形成ワイヤ
    の内部で、第1オートスライスの下流に配置された第1
    の湾曲した脱水シュー;第1のループなした形成ワイヤ
    の内部にあって、その第1面の表面を通って頂部ウェブ
    層を脱水させる第2の湾曲した脱水シュー; 両ワイヤが拡開する所の近くで第2の形成ワイヤの内部
    に配置され、ウェブを第2形成ワイヤ上へ押圧するウェ
    ブ移送ボックス; ループをなした第2形成ワイヤ内にあって、前記第2形
    成ワイヤと頂部ウェブ層とを基層形成ワイヤ上の基層上
    へ導き、頂部ウェブ層と基層とを第2形成ワイヤ及び基
    層形成ワイヤとの間に、一緒に走行移動する距離だけ保
    持するガイド装置;及びループをなした基層形成ワイヤ
    の内部に配置され、第2形成ワイヤと基層形成ワイヤと
    の間に多層ウェブを圧縮して位置づけるように前記ワイ
    ヤに当接して伸長し、基層形成ワイヤを通って絞り出さ
    れた水を受け入れるようになった基層脱水シュー; とを組合せて成る多層紙ウェブ形成装置。
  12. (12)基層脱水シューの表面は第2形成ワイヤへ向っ
    て突出するように湾曲していることを特徴とする請求項
    (1)に記載の装置。
  13. (13)上記形成シューと、第1及び第2脱水シューと
    、基層脱水シューとは、複数のフォイルブレード、或い
    は透過性カバーによって形成された表面を有し、それに
    よって、ウェブからの水が隣接するワイヤを通ってシュ
    ーへ押しやられ排出されるようになっていることを特徴
    とする請求項(12)に記載の装置。
  14. (14)ウェブからの水を強制的に押しやるために1個
    以上の脱水シューには協働する真空圧装置をさらに有す
    ることを特徴とする請求項(13)に記載の装置。
  15. (15)第2形成ワイヤの内部で湾曲した第1脱水シュ
    ーの下流に配置され、第1形成ワイヤを通って水を押し
    やり、第2オートスライスにより集水されるようにした
    加圧フォイルをさらに有することを特徴とする請求項(
    11)に記載の装置。
  16. (16)形成シューと第1脱水シューとは第1形成ワイ
    ヤへ向って外方へ突出するように湾曲し、第2脱水シュ
    ーは第2形成ワイヤへ向って外方へ突出するように湾曲
    していることを特徴とする請求項(11)に記載の装置
  17. (17)フォードリニアワイヤ上で基層ウェブを形成す
    る工程と; 移動距離の一部分だけ、一緒に対向して配置された状態
    で第1及び第2のループをなした形成ワイヤを移動させ
    、上記第1及び第2ワイヤを収斂させてスロートを形成
    するように案内し、また、そのスロートの下流の一緒に
    走行する移動通路の終端部で両ワイヤを拡開させるよう
    に案内し、第1及び第2形成ワイヤ間で頂部層ウェブを
    形成し始めるように紙料流をスロートへ供給し、第2の
    ループをなした形成ワイヤの内部にある湾曲した形成シ
    ュー上でその第2面の表面を通って頂部層ウェブを脱水
    し、上記形成シューの下流で第1のループをなした形成
    ワイヤの内側から遊離した水をすくいとり、第1オート
    スライスの下流で第2形成ワイヤの内部にある第1の湾
    曲した脱水シュー上で頂部層ウェブを脱水し、第1のル
    ープをなす形成ワイヤの内部に配置された第2の湾曲し
    た脱水シュー上でその第1表面を通って頂部層ウェブを
    脱水し、頂部層ウェブを第2形成ワイヤ上へ移すことに
    よって、頂部形成装置上で少くとも単層の頂部層ウェブ
    を形成する工程と;ウェブを多層接着させるために頂部
    層ウェブの第1基部表面をフォードリニアワイヤ上の基
    層に接触させる工程; とで成るフォードリニアワイヤ製紙機械においてフォー
    ドリニアワイヤを使って多層紙繊維ウェブを形成する方
    法。
  18. (18)上記基層を形成する工程は、 a)或る距離だけ、ループをなした基層頂部ワイヤをフ
    ォードリニアワイヤと一緒に走行する関係にする段階と
    、 b)基層頂部ワイヤとフォードリニアワイヤとの収斂地
    点の近くにスロートを形成する段階と、c)基層の形成
    を開始するために、紙料の流れをスロートへ放出する段
    階 を含むことを特徴とする請求項(17)に記載の多層紙
    ウェブを形成する方法。
  19. (19)前記基層の紙料流は、多層の基層ウェブを形成
    するために層をなした複合流で成る別々の紙料成分を含
    むことを特徴とする請求項(18)に記載の多層紙ウェ
    ブの形成方法。
  20. (20)基層ウェブを形成するために紙料流をループを
    なした基層形成ワイヤ上へ放出する工程と;基層形成ワ
    イヤの上方で一緒に走行する移動通路に対向して配置さ
    れた第1及び第2の形成ワイヤをループに形成する工程
    と; 上記第1及び第2ワイヤが収斂してスロートを形成する
    ようにそれらのワイヤを案内し、さらに、一緒に走行す
    る移動通路の終端部で、両ワイヤをその下流で拡開する
    ように案内する工程と;第1及び第2形成ワイヤ間で頂
    部ウェブ層を形成し始めるために紙料の第2流れをスロ
    ートへ供給する工程と; 第2のループをなした形成ワイヤ内にある湾曲した形成
    シュー上でその第2の面の表面を通って頂部層ウェブを
    脱水する工程と; 形成シューの下流で第1のループをなした形成ワイヤ内
    にある遊離した水をすくいとる工程と;第2形成ワイヤ
    の内部で第1オートスライスの下流に配置された第1の
    湾曲した脱水シュー上でウェブを脱水する工程と; 第1のループをなした形成ワイヤの内部にある第2のカ
    ーブした脱水シュー上でその第1の面の表面を通って頂
    部層ウェブを脱水する工程と;頂部層ウェブを第2形成
    ワイヤ上へ移動させる工程と; 頂部層ウェブを基層ウェブ上へ案内し、その頂部層ウェ
    ブと基層ウェブとを第2形成ワイヤと基層形成ワイヤと
    の間に、一緒に走行する移動距離の間だけ保持する工程
    と; ループをなした基層形成ワイヤ内に配置された基層脱水
    シュー上で多層ウェブを脱水させる工程とで成る多層紙
    ウェブを形成する方法。
JP63102805A 1987-05-01 1988-04-27 多層紙繊維ウエブを形成する装置及び方法 Granted JPS63282392A (ja)

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