JPS6158904A - タ−ビンの蒸気加減弁テスト回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はガバナーのＣｖテスト回路に係り、特に、テス
ト開始時の負荷変動を最少におさえる機１１Ｈに関する
。

〔発明の背景〕

本発明はタービン加減弁テストをタービン負荷の広範囲
にわたって安定に実施可能となるようにしたもので、タ
ービン制御装置の制御内容については特開昭５７−９９
２１５号公報に述べられている。

従来のガバナーの動作を第２図により説明する。

タービン６に流入する蒸気は蒸気加減弁７及び８により
調整されている。、蒸気加減弁７及び８は弁ｖＦＪ度検
出器１０の出力信号すと弁開度指令信号ａとの差を加算
器１で検出し、加算器１の出力が弁駆！ＩＪ機溝１１に
加えられて開閉する。つまり。

弁開度は信号ａに追従して開閉する。９はＣ■テストの
ための操作スイッチで２と３は操作スイッチ９の操作と
連動して動作するスイッチである。

＠２図は操作する前の状態を示しており操作スイッチ２
は上側が閉じ、操作スイッチ３は閉じている。この状態
では信号ａは信号Ｃと等しくなっている。信号Ｃは定格
速度に対する速度偏差検出器１４の出力ｆと負荷設定器
１３の出力Ｃが加算器５で加算されたものである。

このように、ガバナーは速度偏差信号ｆの増減。

又は、負荷設定信号ｅの増減により加減弁７，８が開閉
されるように構成されている。

加減弁７，８はタービンの停止掃作により完全に閉じる
必要がある。タービン運転中、つまり、Ｃｖ７，８があ
る程度間いている時に、この閉動作が正常に行なわれる
事を確認する操作がＣｖテストである。

しかし、ＣＶテストにより弁を全閉する事により、ター
ビン蒸気流量が減少し大きな負荷変動となる。これを防
止するため、テストを行なっていない他のＣｖ、この場
合８を開薇作し蒸気流量の減少をなくすよう補正回路を
設けている。以下、その動作について説明する。

演算器２は弁開度制御信号Ｃと第一段後圧力検出器１５
の出力信号ｄの差を検出するためのもので、出力信号ｇ
はＣＶテスト操作を行なった時、閉じるスイッチ３を通
り加算器４により信号Ｃに加算され、その出力が弁開度
指令信号ａとなる。

Ｃｖ７のテスト時は、接点２が下方に接続され、Ｃｖ８
のテスト時は、接点１９が下側に接続される。Ｃｖ７の
テスト時、２が下方に接続され、信号発生器１２から出
力されている弁全開信号が弁開度指令信号としてＣｖ７
側の加算器１に入力され、これにより７は全開となり機
能の確認が出来る。

Ｃｖ７が全閉となるとＣｖ６に流入する蒸気流量が減少
しそれに伴って第一段後圧力が下り、信号ｄが減少し、
ｇが増加する。これにより、ａ信号も増加する。信号ａ
は１９を通り弁８の開度指令値となっているため、８が
開き弁７が閉じた事による蒸気流量の減少を補正する事
が出来る。

ここで、弁テストを開始した直後、つまり、接点３が閉
じた直後は、信号ｇがパ零″となっている必要がある。

この時、ｇが零でないと、弁７が閉じる前に信号ａが変
化し、タービンの蒸気流量の外乱となる。よって、弁テ
スト時ｇが零である点を選択してテストを行なう必要が
あった。

第３図はタービン流入蒸気流量Ｂに対する、第一段後圧
力検出信号ｄと弁開度制御信号Ｃの関係の一例を示すも
のである。蒸気流量に対して信号ｄ１よ直線となるが、
信号Ｃは弁の特性から直線的とはならないのが一般的で
ある。よって、第１図ｇが雰となるのは第２図でｄとＣ
が一致するＢ点のみであり、従って、弁テストはＢ点付
近でのみ可能であった。

〔発明の目的〕

本発明の目的はＣＶテスト時のタービン第一段後圧力補
正信号を３からスタートさせる事により、テスト開始直
後の負荷変動を最少にしたタービン制御装置を提供する
にある。

〔発明の概要〕

第一段後圧力補正信号はタービン速度偏差に負荷設定信
号を加えたＣｖｖ度要求信号と、第一段後圧力信号との
差により作られるが、これに使用されるＣｖ冊変度要求
信号第一段後圧力信号の変化分を検出するためのバイア
スの役目をしている。

つまり、Ｃｖテスト前は第一段圧力信号をＣｖｖ度要求
信号が打ち消し、零となるようにしており、補正信号が
口に雰となるように、バイアスをシフ１−する事により
、テスト時補正信号を零からスタートさせる事が出来る
。

〔発明の実施例〕

本発明はどのような蒸気流量の状態でも弁テスト操作前
の信号ｇを零とし、弁テスト可能範囲を拡げたものであ
る。

第１図によりそれを説明する。

１６は信号ｊを入力とする一次遅れ素子、１７はアナロ
グメモリで、弁テスト時、つまり、接点３がＯＮする前
は一次遅れ素子１６の出力をそのまま信号りとして加算
器１８に入力し接点３がＯＮするとそれに連動させその
時点の出力に固定させる機能をもつ。

今、弁テスト前、信号ｊがパ零″で無い場合、信号ｊは
一次遅れ素子１６、アナログメモリ１７を通り加算器１
８に印加され、弁開度指令信号ａに加算され信号ｉとな
る。信号ｉは偏差検出（１％ｊが零となる方向に変化す
るように、信号りが加算器１８に印加されており、ｊが
変化するに従ってｈが増減し、常に、偏差検出信号ｊが
零となるように制御される。この状態で弁テストを行な
う場合、テスト用スイッチ９を閉じると、連動してスイ
ッチ３が閉となると同時にアナログメモリ１７に出力を
ロックする信号が印加され１７出力りはｊに関係なく一
定となる。よって、弁テスト開始直後は信号ｊが雲とな
っており、その後、第一段圧力の変化に従い、信号ｊが
変化し補正動作が行なわれる。

〔発明の効果〕

本発明によれば弁テスト可能なタービン出力が自由に選
択出来、プラントの最も安定している時点でテストが行
なえ、火力充電プラントの安定運転に効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の回路図、第２図はガバナー
の回路、及び従来の弁テスト時補正回路図、第３図はタ
ービン蒸気流量に対する。第一段後圧力検出信号及び弁
制御信号の関係を示す図である。 １５・・・第一段後圧力検出器、１６・・・−次遅れ素
子、１７・・・アナログメモリー、１８・・・加ｇｃｒ
、１・・・加算器、３・・・スイッチ、９・・・弁テス
ト操作スイッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、タービン蒸気加減弁テスト時の負荷変動を高圧ター
   ビン第一段後圧力で検出し、テストを行なつていない他
   の前記タービンの蒸気加減弁でテスト時の負荷変動を補
   正するように構成されているタービン速度制御装置にお
   いて 前記テスト前は前記タービンの蒸気加減弁の開度指令信
   号と第一段後圧力検出信号との偏差が常に零となるよう
   な補正回路を設けたことを特徴とするタービンの蒸気加
   減弁テスト回路。