JPS6156079B2 - - Google Patents

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JPS6156079B2
JPS6156079B2 JP13456476A JP13456476A JPS6156079B2 JP S6156079 B2 JPS6156079 B2 JP S6156079B2 JP 13456476 A JP13456476 A JP 13456476A JP 13456476 A JP13456476 A JP 13456476A JP S6156079 B2 JPS6156079 B2 JP S6156079B2
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JP
Japan
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speed
prime mover
signal
control device
cutting
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JP13456476A
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English (en)
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JPS5358883A (en
Inventor
Tomiji Kubota
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本発明はパイプ等の被切断物を所定の寸法をも
つて連続切断する場合に用いられる切断機の一種
であるロータリーフライングシヤーに関する。
B 発明の概要 本発明はロータリーフライングシヤーにおい
て、切断直前から終了するまでの間、負の値から
正の値へ直線変化する加減速トルクを原動機に加
えて切断中の刃の水平方向速度を一定とすること
により、 切断刃の寿命の長期化をはかつたもの
である。
C 従来の技術 第1図は一般のロータリーフライングシヤーの
概略構成図で、1は原動機、2はギヤ、3は被切
断物(例えばパイプ)、Aは図示を省略した切断
刃の待期位置、Bは切断開始位置、Cは刃の最も
深い位置、Dは切断を完了した刃が抜ける位置、
Oは切断刃の回転中心位置、Voは被切断物3の
搬送速度である。
切断位置が近づくと切断指令を受けて原動機1
は起動してA点で待期していた切断刃を急速に加
速し、切断を開始するB点に達する以前に切断刃
の円周速度をVとする。切断を完了してD点で切
断刃が被切断物3から抜けるまでVを保ち、その
後、急速に減速し、A点で停止させて次の切断指
令を待つ。
第7図は切断刃の駆動を含む一般的な原動機1
(直流機)の制御装置を示したもので、この原動
機1の制御装置としては例えば特開昭49―9615
号、特開昭49―9617号、及び実開昭49―77225号
公報による装置等がある。以下第7図の制御装置
について述べるに、速度制御装置4b内の加算器
AD1において、速度設定信号とタコジエネレータ
TGで検出された原動機1の速度検出信号との偏
差を求め、その偏差を速度制御回路ASRにて増
幅した後、加減速トルク制御装置4内の加算器
AD2において、電流検出器CTを介して検出され
た原動機1である直流電動機の電機子電流と比較
される。比較結果の偏差信号は、電流制御回路
ACRを通して位相制御回路PHに送られ、AD2
りの偏差信号に対応した位相信号に変えられて、
変換器CONのサイリスタのゲートに供給され
る。したがつて、変換器CONは位相信号に対応
した直流出力を原動機1に供給して制御する。こ
こで、原動機1である直流電動機のトルクTはT
=KφIa(但し、Kは定数、φは界磁束、Iaは電
機子電流)であり、産業機械の原動機として一般
に使用される直流電機子電流Iaに比例することは
よく知られている。
ところで、フライングシヤーにおいては、切断
刃が被切断物3に切り込まれる場合、あるいは切
断が完了した場合などのように作業力,摩擦力,
慣性力が時々刻々変化し、このような負荷の変動
に対応すべく原動機1のトルク制御が行なわれる
が、その際、加減速トルク制御装置4内において
は負荷が変化し、電動機の電機子電流が変化した
ことを電流検出器CTで検出する。この検出信号
は加算器AD2に印加されて速度の偏差信号との差
が求められ、差信号に応じて変換器CONの位相
制御がなされて電機子電流が調整され、電動機ト
ルクが一定となるように制御され、切断刃による
被切断刃3への切込時などのトルク変化に対応し
ている。
D 発明が解決しようとする問題点 第1図において、切断刃の切断中の任意の位置
をEとし、E点における切断刃の円周速度をV
T、水平方向速度をVHとし、ベクトルVTとVH
の間の角度をαとする。VH=VTcosαでB点と
C点においてはVH=V0cosθ、C点においては
α=0であるからVH=V0となり、切断刃の水平
方向速度VHと被切断物の搬送速度V0とが一致す
るのはC点においてのみであり、その前後におい
ては切断刃の水平方向速度VHはcosαに比例して
減速する。このように切断中に切断刃と被切断物
との間に相対速度差が生ずるから、切断刃に無理
な応力を生じ寿命の短縮化を招いている。すなわ
ち、このような問題が発生するのは原動機1の速
度を被切断物の速度に対応させ、原動機1のトル
クを一定制御していることに起因するものであ
る。
したがつて、この発明の目的とするところは簡
単な装置で切断刃の長寿命化を図るこの種装置を
提供せんとするものである。
E 問題点を解決するための手段 前記の問題点を解決するためには少なくとも切
断中は切断刃の水平方向速度VHを被切断物の搬
送速度V0と一致させれば良いことになる。VH
V0に保つたときの切断刃の円周速度をVとする
とV0=VcosαであるからV=V0/cosαとすれば
良い。そのために、被切断物を切断するための刃
を駆動する原動機と、この原動機を揃速するため
の加速トルク制御装置と、前記被切断物の搬送速
度に応じて前記原動機の速度を制御する信号を得
る速度制御装置と、前記原動機に加減速トルクを
与えて切断中の刃の水平方向速度を一定にするた
めに、前記原動機の回転速度を、前記被切断物の
搬送速度をV0としたとき、その切断中に、V0
cosαに近似した放物線状の変化になるよう、負
の値(−I0)から正の値(+I0)へ直線変化する信
号を発生する信号発生器と、この信号発生器で発
生された信号出力と前記速度制御装置に得られた
信号出力とを加算する加算器と、この加算器の加
算出力で前記加減速トルク制御装置を制御させ、
前記原動機に加減速トルクを与えるようにしたも
のである。
F 作用 原動機1にB点では−I0の減速トルク、C点で
は加減トルク零、D点では+I0の加速トルク、す
なわち第3図で示すB点よりD点の如き加減速ト
ルクを加えることにより、切断刃の水平方向速度
Hは切断開始のB点から切断を完了して切断刃
が抜けるD点までの間ほぼ被切断物の搬送速度
V0に等しくなる。
G 実施例 第4図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
あるが、図中第7図と同符号のものは同一動作を
行う同部分を示したものである。すなわち、4は
原動機1を揃速するための加減速トルク制御装置
であり、この制御装置4は被切断物3の搬送速度
V0に応じて速度を制御する制御装置4bを通し
て得られる信号e0′と後述する信号発生器5の出
力e3とが加算器4aを介して入力され、その和信
号(e0′+e3)に対応した駆動信号を原動機1へと
送出する。5は第3図に示したような波形と類似
の信号を発生する信号発生器であり、切断刃の円
周速度Vに応じた信号e0を2乗する演算器6と、
切断刃が第1図のBCD間にある間のみ閉状態と
なるスイツチS1を介して演算器6の出力を積分す
る積分器7と、設定信号e0のレベルを調整して積
分器7の出力e1の最大値の1/2のレベル信号e2
発生するレベル調整器8と、積分器7の出力e1
らレベル調整器8の出力e2を差し引いた信号を作
る減算器9と、前記スイツチS1と連動するスイツ
チS2とからなり、前記減算器9の出力e3はスイツ
チS2を介して前記加減速トルク制御装置4の入力
側の加算器4aへ印加されている。
前述したように、信号発生器5は第3図に示す
ような波形を発生するわけであるが、ここで、そ
の動作について説明することにする。すなわち、
積分器7の出力e1の特性は第5図aに示すような
形になり、またe3はe1―e2であるので、同図aの
特性をそのまま負の方向へその最大値の1/2だけ
移行させたものとなる。すなわち、e3は同図bの
如くなり、これは第3図に示した形と同じとな
る。
また、例えば被切断物の搬送速度が1/2V0とな
れば、e1の傾斜率は第5図aの1/4となり、さら
にBCD間の切断所要時間は2倍となる。また、e2
の量も半分になるから、e1,e3のそれぞれの特性
は第6図a,bのようになる。
次に本発明の動作について説明する。
被切断物の速度がV0であつたとすると、被切
断物を定寸法にて切断するためには切断刃の水平
方向速度もこのV0に同期した速度で回転させな
ければならない。そのためには、切断刃の円周速
度を第2図で示すV(=V0/cosα)にすればよ
く、したがつて、原動機1に供給するトルク制御
指令はこのVに見合つた信号eにする必要がある
が、第4図はこの信号eを作るための回路であ
る。同図において、e0は第2図で示す時刻t2(位
置B点)直前における切断刃の円周速度Vに対応
した指令値(設定値)である。
原動機1は切断刃をA点に位置させて停止して
いるとき、被切断物3の先端が所定位置にくると
スタート指令が発せられて設定値e0が制御装置4
bに印加され、この制御装置4bはe0に対応した
信号e0′を発する。なお、制御装置4bは一般に
は増幅器等で構成されるが、ここでは説明の都合
上増幅度「1」のものが用いられてe0=e0′とな
つて加算器4aに印加される。この時点において
は、切断刃の位置が第2図で示す位置A点(時刻
t0)であるので、加算器4aには信号発生器5か
らの信号は印加されなくて、したがつて、加算器
4aは信号e0′のみを加減速トルク制御装置4に
出力する。加減速トルク制御装置4は入力された
信号e0′に見合つた制御信号eに変換するもので
あるが、原動機1が、例えば直流機の場合には、
このトルク制御装置4は直流機の電機子電流、あ
るいは界磁電流を制御するための制御信号eに変
換されて出力され、設定信号e0に対応したトルク
にて原動機1は駆動される。このため、原動機1
に連結される切断刃は第2図で示す時刻t0〜t1
示すように急激に加速され、時刻t2(位置B点)
の直前(t1〜t2間)には設定値e0に対応した円周
速度に達するが、トルクは第7図で示す従来と全
く同様にして加減速トルク制御装置4によつて切
断刃のスタートより時刻t2までは第2図に点線で
示すように定トルクとなつている。
一方e0は演算器6にも印加されて2乗されると
共に、レベル調整器8にも印加されてレベル調整
されるが、しかし、スイツチS1,S2が開路状態と
なつているため、信号発生器5の出力e3は零であ
る。
次に切断刃が第2図で示す時刻t2(位置B点)
に達すると、これを検出器によつて検出し、スイ
ツチS1,S2を閉状態とする。このため、演算器6
の出力は積分器7によつて第5図aで示すように
積分され、その出力e1は減算器9に印加される。
減算器9にはレベル調整器8より前もつてe1の最
大値の1/2に調整された信号e2が印加されている
ので、この減算器9において、e1―e2の減算が行
なわれて第5図bのような負から正に直線的に変
化する出力波形e3が求められ、加算器4aに出力
する。したがつて、加算器4aではe0′+e3が演
算されて加減速トルク制御装置4に入力される。
まず時刻t2になると、負の信号であるe3が加算さ
れることによつて加減速トルク制御装置4はトル
クを大きく減少する方向の信号e、すなわち電機
子電流を大幅に減少させる方向で指令を出すた
め、そのトルク特性は第2図に点線で示すように
時刻t2においてe3に見合つて大幅に減少する。ト
ルクの減少によつて原動機1の回転速度も減少す
るため、切断刃の円周速度も減少し、この減少指
令は時刻t3まで続くが、時刻t3にはe0′+e3=e0′に
対応したトルクとなり、また円周速度もV0と等
しくなる。時刻t3を過ぎると、e0′に加算されるe3
は正極性となるため、加速トルク指令となつて加
減速トルク制御装置4に入力され、原動機1のト
ルクは指令e0′時より増加すると共に円周速度も
増速される。このように、加減速トルク制御装置
4において、e0′+e3に基く制御信号、すなわち
第2図で示す切断刃の円周速度Vが時刻t2からt4
の範囲でV0/cosαに近似した放物線状の変化に
なるよう原動機1に対するトルク制御信号eを発
生する。
時刻t4となり切断刃の位置がD点に位置する
と、これを検出器が検出してスイツチS1,S2を開
路し、円周速度を設定値e0のみに依存させた後、
時刻t5にて原動機1に対して停止命令を与える。
このため、切断刃の円周速度が急激に減少し、時
刻t6で位置A点にて停止し、次の切断動作に備え
る。
なお、信号発生器5は第4図に示したもの以外
に種々の構成のものが考えられる。例えば切断
中、負から正へ直線的に変化する信号を発生する
もの等である。
また、本実施例においては切断完了時点を第1
図のD点に設け、B点とD点における各速度が同
じであるべしとした場合を説明したが、D点にて
は必ずしもB点と全く同じ速度でなくともよいも
のもあり、さらにD点を通過した後、速度が上昇
しても別段差しつかえないものもあるので、そう
した意味では正,負のトルクの最大値は互いに一
致させる必要はない。
H 発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、切断中
において、負から正へ直線的に変化する加減速ト
ルクを切断刃の駆動原動機に加えようとするもの
であるために、切断中の刃の水平方向速度が一定
となり、被切断物との相対速度に差を生じなくな
り、刃に無理な応力が生じて刃を損傷する可能性
は著しく減少する。つまり、切断刃の寿命を延ば
すことができる。また、この切断刃の寿命を延ば
す手段となる信号発生器は単に負から正に直線的
に変化する信号を発生させるだけでよいので、曲
線の関数発生器などと比較してその構成が簡単で
安価なものとなり、しかも直線的な信号は原動機
の制御系に供給するだけの簡単な構成であるなど
種々の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般のロータリーフライングシヤーの
概略構成図、第2図および第3図は本発明を説明
するためのグラフ、第4図は本発明の一実施例を
示すブロツク図、第5図a,bおよび第6図a,
bは同じくその動作を説明するためのグラフ、第
7図は従来の原動機の制御装置を示すブロツク図
である。 1……原動機、4……加減速トルク制御装置、
4a……加算器、4b……速度制御装置、5……
信号発生器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被切断物を切断するための刃を駆動する原動
    機と、この原動機を揃速するための加減速トルク
    制御装置と、切断開始時の刃の水平方向速度を前
    記被切断物の搬送速度と一致させる速度制御装置
    と、前記原動機に加減速トルクを与えて切断中の
    刃の水平方向速度を一定にするために、前記原動
    機の回転速度を、前記被切断物の搬送速度をVo
    としたとき、その切断中、Vo/cosαに近似した
    放物線状の変化になるよう、負から正へ直線的に
    変化する信号を発生する信号発生器と、この信号
    発生器で発生された信号出力と前記速度制御装置
    に得られた信号出力とを加算し、この加算出力を
    前記加減速トルク制御装置に与える加算器とから
    なるロータリーフライングシヤー。
JP13456476A 1976-11-08 1976-11-08 Rotary flying shear Granted JPS5358883A (en)

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