JPS6151675B2 - - Google Patents
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- JPS6151675B2 JPS6151675B2 JP54096961A JP9696179A JPS6151675B2 JP S6151675 B2 JPS6151675 B2 JP S6151675B2 JP 54096961 A JP54096961 A JP 54096961A JP 9696179 A JP9696179 A JP 9696179A JP S6151675 B2 JPS6151675 B2 JP S6151675B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drive shaft
- impeller
- pump chamber
- bush
- boss
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/18—Rotors
- F04D29/22—Rotors specially for centrifugal pumps
- F04D29/2261—Rotors specially for centrifugal pumps with special measures
- F04D29/2294—Rotors specially for centrifugal pumps with special measures for protection, e.g. against abrasion
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01P—COOLING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; COOLING OF INTERNAL-COMBUSTION ENGINES
- F01P3/00—Liquid cooling
- F01P3/20—Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine
- F01P3/202—Cooling circuits not specific to a single part of engine or machine for outboard marine engines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/18—Rotors
- F04D29/20—Mounting rotors on shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B61/00—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
- F02B61/04—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers
- F02B61/045—Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving propellers for marine engines
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はゴムなどの弾性体からなるインペラ
を用いた回転式液体ポンプに関する。
を用いた回転式液体ポンプに関する。
たとえば船外機は、泥水などのように微細な砂
等が混入している水中で使用されることがあり、
このためエンジンを水冷するためのウオータポン
プはこのような砂などの異物が混入していても使
用に耐えられることが要求される。このためこの
種ポンプはインペラをゴムなどからなる弾性体で
形成し、異物の衝突に対して耐摩耗性を確保しか
つ異物の侵入によるポンプ室壁との噛り等を防止
するようになつている。ところがこのような弾性
体からなるインペラは、駆動軸に固定するためそ
のボス部に比較的剛性の高いブツシユを埋設し、
このブツシユ内に駆動軸を挿通してこれらブツシ
ユと駆動軸をキーで結合するようになつている。
したがつてこのような結合構造によるとブツシユ
と駆動軸との間に組み付けのためのクリアランス
が生じるため、このクリアランスに泥水が侵入
し、その異物がブツシユや駆動軸およびキーやキ
ー溝に侵入して摩耗させてしまう不具合があつ
た。これを防止するために、インペラのボス部に
おける軸方向両端に環状のリツプを形成し、この
リツプをポンプ室の内端面に摺接させて泥水がボ
ス部よりも内方に入り込むのを阻止したものが開
発されいるが、ブツシユと駆動軸との間に形成さ
れている上記クリアランスのため、インペラが駆
動軸に対して傾くことがあり、したがつてリツプ
がポンプ室内壁面から離れて泥水や侵入する不具
合があつた。
等が混入している水中で使用されることがあり、
このためエンジンを水冷するためのウオータポン
プはこのような砂などの異物が混入していても使
用に耐えられることが要求される。このためこの
種ポンプはインペラをゴムなどからなる弾性体で
形成し、異物の衝突に対して耐摩耗性を確保しか
つ異物の侵入によるポンプ室壁との噛り等を防止
するようになつている。ところがこのような弾性
体からなるインペラは、駆動軸に固定するためそ
のボス部に比較的剛性の高いブツシユを埋設し、
このブツシユ内に駆動軸を挿通してこれらブツシ
ユと駆動軸をキーで結合するようになつている。
したがつてこのような結合構造によるとブツシユ
と駆動軸との間に組み付けのためのクリアランス
が生じるため、このクリアランスに泥水が侵入
し、その異物がブツシユや駆動軸およびキーやキ
ー溝に侵入して摩耗させてしまう不具合があつ
た。これを防止するために、インペラのボス部に
おける軸方向両端に環状のリツプを形成し、この
リツプをポンプ室の内端面に摺接させて泥水がボ
ス部よりも内方に入り込むのを阻止したものが開
発されいるが、ブツシユと駆動軸との間に形成さ
れている上記クリアランスのため、インペラが駆
動軸に対して傾くことがあり、したがつてリツプ
がポンプ室内壁面から離れて泥水や侵入する不具
合があつた。
この発明はこのような事情にもとづきなされた
もので、インペラが駆動軸に対して傾くことがな
くて泥水などの異物が駆動軸とブツシユとの間に
侵入する割合が少く、したがつて早期摩耗を防止
できるとともに、組立性を損うことがない回転式
液体ポンプを提供しようとするものである。
もので、インペラが駆動軸に対して傾くことがな
くて泥水などの異物が駆動軸とブツシユとの間に
侵入する割合が少く、したがつて早期摩耗を防止
できるとともに、組立性を損うことがない回転式
液体ポンプを提供しようとするものである。
すなわち、本発明は上記目的を達成するため、
弾性材料からなるインペラのボス部内周面に、こ
のボス部よりも剛性の高いブツシユを埋設し、ポ
ンプ室内に導かれた駆動軸を上記ブツシユに挿通
してこれら駆動軸とブツシユとをキーで結合する
とともに、上記ボス部の軸方向端面にポンプ室の
内端面と摺接して異物の侵入を阻止する環状リツ
プを形成したポンプにおいて、 上記ブツシユよりも内周側に、駆動軸の軸方向
に延びて両端が上記ボス部の端部に連続するとと
もに、上記駆動軸の外周面に弾性的に当接する複
数のリブを、周方向に間隔を存して設けたことを
特徴とする。
弾性材料からなるインペラのボス部内周面に、こ
のボス部よりも剛性の高いブツシユを埋設し、ポ
ンプ室内に導かれた駆動軸を上記ブツシユに挿通
してこれら駆動軸とブツシユとをキーで結合する
とともに、上記ボス部の軸方向端面にポンプ室の
内端面と摺接して異物の侵入を阻止する環状リツ
プを形成したポンプにおいて、 上記ブツシユよりも内周側に、駆動軸の軸方向
に延びて両端が上記ボス部の端部に連続するとと
もに、上記駆動軸の外周面に弾性的に当接する複
数のリブを、周方向に間隔を存して設けたことを
特徴とする。
以下この発明の一実施例を船外機におけるウオ
ータポンプに適用した図面にもとづき説明する。
ータポンプに適用した図面にもとづき説明する。
図中1は船外機であり、ブラケツト2に設けた
クランプ3を介して船舶4のトランサム5に取り
付けられる。上記船外機1は、トツプカウリング
6とボトムカウリング7とで構成されたエンジン
ルーム内に水冷式2気筒エンジン(図示しない)
を収容し、エンジンによつて駆動される駆動軸8
をアツパケース9およびロアケース10内を導通
してこのロアケース10に取着されたプロペラ1
1に連結している。上記ロアケース10内には第
2図に示される内壁12が一体に形成されてお
り、上記駆動軸8はロアケース10内においては
実質的にこの内壁12内を導通されているもので
ある。しかして上記ロアケース10内の内壁12
には、駆動軸8に沿つて吸込通路13が一体に形
成され、この吸込通路13は、第1図に示される
ように、ロアケース10の側面に設けた吸込目皿
14に連通している。そしてロアケース10の上
端にはアツパーケース9に収容されるようにし
て、ウオータポンプ15が設けられている。
クランプ3を介して船舶4のトランサム5に取り
付けられる。上記船外機1は、トツプカウリング
6とボトムカウリング7とで構成されたエンジン
ルーム内に水冷式2気筒エンジン(図示しない)
を収容し、エンジンによつて駆動される駆動軸8
をアツパケース9およびロアケース10内を導通
してこのロアケース10に取着されたプロペラ1
1に連結している。上記ロアケース10内には第
2図に示される内壁12が一体に形成されてお
り、上記駆動軸8はロアケース10内においては
実質的にこの内壁12内を導通されているもので
ある。しかして上記ロアケース10内の内壁12
には、駆動軸8に沿つて吸込通路13が一体に形
成され、この吸込通路13は、第1図に示される
ように、ロアケース10の側面に設けた吸込目皿
14に連通している。そしてロアケース10の上
端にはアツパーケース9に収容されるようにし
て、ウオータポンプ15が設けられている。
上記ウオータポンプ15は、合成樹脂などから
なるポンプ本体16内に金属製ハウジング17を
埋設し、このハウジング17はポンプ室18を構
成している。上記ポンプ本体16およびハウジン
グ17の下面には、ガスケツト19を介して底板
20が取着され、この底板20はポンプ室18の
下面を構成している。また底板20には他のガス
ケツト21を挾んで下部ハウジング22が取着さ
れており、この下部ハウジング22は前記ロアケ
ース10の内壁12の上端縁に連結されている。
下部ハウジング22には互に区割されて吸入路2
3と吐出路24とが形成され、上記吸入路23は
前記吸込通路13に連通している。そしてこの吸
入路23はガスケツト21および底板20に開設
した吸込口25を介してポンプ室18に連通して
いる。また吐出路24は底板20およびガスケツ
ト21に形成した吐出口26を介してポンプ室1
8に通じているとともに、ガスケツト21、底板
20およびガスケツト19に開口した連通口27
を介して吐出管28に連らなつている。この吐出
管28はアツパケース9内を挿通して前記エンジ
ンに通じているものである。しかして上記ポンプ
室18には中心から若干偏心した位置に前記駆動
軸8が上下に貫通されており、この駆動軸8には
インペラ30が取着されている。
なるポンプ本体16内に金属製ハウジング17を
埋設し、このハウジング17はポンプ室18を構
成している。上記ポンプ本体16およびハウジン
グ17の下面には、ガスケツト19を介して底板
20が取着され、この底板20はポンプ室18の
下面を構成している。また底板20には他のガス
ケツト21を挾んで下部ハウジング22が取着さ
れており、この下部ハウジング22は前記ロアケ
ース10の内壁12の上端縁に連結されている。
下部ハウジング22には互に区割されて吸入路2
3と吐出路24とが形成され、上記吸入路23は
前記吸込通路13に連通している。そしてこの吸
入路23はガスケツト21および底板20に開設
した吸込口25を介してポンプ室18に連通して
いる。また吐出路24は底板20およびガスケツ
ト21に形成した吐出口26を介してポンプ室1
8に通じているとともに、ガスケツト21、底板
20およびガスケツト19に開口した連通口27
を介して吐出管28に連らなつている。この吐出
管28はアツパケース9内を挿通して前記エンジ
ンに通じているものである。しかして上記ポンプ
室18には中心から若干偏心した位置に前記駆動
軸8が上下に貫通されており、この駆動軸8には
インペラ30が取着されている。
このインペラ30については第3図以下に詳図
されている。すなわちインペラ30は、複数枚の
羽根部31…とボス部32とをゴムなどの弾性材
料によつて一体に形成し、ボス部32の内周面に
は、羽根部31…やボス部32よりも剛性を有す
るたとえばナイロン66(商品名)または黄銅板
などからなるブツシユ33を一体に埋設してあ
る。このブツシユ33にはキー溝34が刻設され
ており、このキー溝34は駆動軸8に設けたキー
溝35に対向していてこれらキー溝34,35間
に半月キー36を嵌合してこのブツシユ33,換
言すればインペラ30を駆動軸8に固定してあ
る。そして上記ボス部32の軸方向に沿う両端部
30a,30bはブツシユ33の両端面を覆つて
いる。但し、図示における下端部30bにはキー
溝34に連続する切欠部37が形成されている。
またこれら両端部30a,30bにおける上面お
よび下面には、環状をなしたリツプ38,39が
各々形成されており、これらリツプ38,39は
ポンプ室18における天井面および底面にそれぞ
れ摺接するようになつている。なお本実施例にお
いては、羽根部31…の軸方向端縁にもリツプ4
0…,41…を形成し、かつ羽根部31…の根元
間にもリツプ部42…を形成し、これらリツプ部
40…,41…,42…は上記環状リツプ38,
39と連続した同一面に形成されている。また上
記ボス部32の両端部30a,30bには、内周
面にシール部43,44が形成されている。これ
らシール部43,44は、上記ブツシユ33の内
面よりも中心側に延在しており、駆動軸8の外周
面に適度の締代をもつて当接するようになつてい
る。さらに上記ブツシユ33の内面には、弾性材
料からなる軸方向に延びたリブ45…が、周方向
に離間して複数個設けられており、これらリブ4
5…は軸方向の両端が上記シール部43,44に
連続し、かつ内面がこれらシール部43,44と
同一をなして形成されている。なおリブ45…に
対向してブツシユ33の内面には埋設溝46…が
形成され、リブ45…の外面はこの埋設溝46…
内に没入されているものである。また本実施例で
は、ブツシユ33のキー溝34における両側面に
も軸方向に沿うリブ47が…ボス部32と一体に
形成されている。
されている。すなわちインペラ30は、複数枚の
羽根部31…とボス部32とをゴムなどの弾性材
料によつて一体に形成し、ボス部32の内周面に
は、羽根部31…やボス部32よりも剛性を有す
るたとえばナイロン66(商品名)または黄銅板
などからなるブツシユ33を一体に埋設してあ
る。このブツシユ33にはキー溝34が刻設され
ており、このキー溝34は駆動軸8に設けたキー
溝35に対向していてこれらキー溝34,35間
に半月キー36を嵌合してこのブツシユ33,換
言すればインペラ30を駆動軸8に固定してあ
る。そして上記ボス部32の軸方向に沿う両端部
30a,30bはブツシユ33の両端面を覆つて
いる。但し、図示における下端部30bにはキー
溝34に連続する切欠部37が形成されている。
またこれら両端部30a,30bにおける上面お
よび下面には、環状をなしたリツプ38,39が
各々形成されており、これらリツプ38,39は
ポンプ室18における天井面および底面にそれぞ
れ摺接するようになつている。なお本実施例にお
いては、羽根部31…の軸方向端縁にもリツプ4
0…,41…を形成し、かつ羽根部31…の根元
間にもリツプ部42…を形成し、これらリツプ部
40…,41…,42…は上記環状リツプ38,
39と連続した同一面に形成されている。また上
記ボス部32の両端部30a,30bには、内周
面にシール部43,44が形成されている。これ
らシール部43,44は、上記ブツシユ33の内
面よりも中心側に延在しており、駆動軸8の外周
面に適度の締代をもつて当接するようになつてい
る。さらに上記ブツシユ33の内面には、弾性材
料からなる軸方向に延びたリブ45…が、周方向
に離間して複数個設けられており、これらリブ4
5…は軸方向の両端が上記シール部43,44に
連続し、かつ内面がこれらシール部43,44と
同一をなして形成されている。なおリブ45…に
対向してブツシユ33の内面には埋設溝46…が
形成され、リブ45…の外面はこの埋設溝46…
内に没入されているものである。また本実施例で
は、ブツシユ33のキー溝34における両側面に
も軸方向に沿うリブ47が…ボス部32と一体に
形成されている。
しかしてこのような構成のインペラ30は、そ
のブツシユ33を駆動軸8が貫通し、キー溝34
および35間にキー36を嵌入して上記駆動軸8
に固定されているが、この状態においてシール部
43,44およびリブ45…の内面が各々駆動軸
8の外面に適度の締代をもつて当接する。
のブツシユ33を駆動軸8が貫通し、キー溝34
および35間にキー36を嵌入して上記駆動軸8
に固定されているが、この状態においてシール部
43,44およびリブ45…の内面が各々駆動軸
8の外面に適度の締代をもつて当接する。
このような構成のウオータポンプ15による
と、駆動軸8の回転に伴つてインペラ30が一体
に回転されるのでポンプ室18における吸込口2
5側に負圧力が発生し、このため外部の水が、吸
込目皿14、吸込通路13、吸入路23および吸
込口25を介してポンプ室18内に吸引される。
そしてポンプ室18内において吸入水は次第に増
圧されて吐出口26から吐き出され、吐出路2
4、連通口27および吐出管28を通つてエンジ
ンへ供給されるものである。
と、駆動軸8の回転に伴つてインペラ30が一体
に回転されるのでポンプ室18における吸込口2
5側に負圧力が発生し、このため外部の水が、吸
込目皿14、吸込通路13、吸入路23および吸
込口25を介してポンプ室18内に吸引される。
そしてポンプ室18内において吸入水は次第に増
圧されて吐出口26から吐き出され、吐出路2
4、連通口27および吐出管28を通つてエンジ
ンへ供給されるものである。
ところで、外部の水が、泥水などのように、微
細な砂のような異物が混入されている場合、当然
この種異物もポンプ室18内に侵入する。しかし
ながら、インペラ30のボス部32には上下端に
環状リツプ部38,39が存在するので、異物は
これらリツプ部38,39に阻止されてこれらリ
ツプ部38,39よりもボス部32の内方へ流入
することが少なくなる。そしてまた、ボス部32
の両端部30a,30bにおける内周面に形成し
たシール部43,44も駆動軸8の外面に当つて
いるため、これらシール部43,44によつても
異物がボス部内へ侵入するのを阻止する。さら
に、リブ45…が駆動軸8に弾接していることか
ら、インペラ30の中心軸が駆動軸8の中心軸に
合致した姿勢を確保でき、すなわちインペラ30
が駆動軸8に対して傾くことがなくなる。したが
つてインペラ30に衝撃や応力が発生しても、こ
のインペラ30の傾きが少くなるため、上記リツ
プ38,39がポンプ室18の内面から離間する
割合が少く、リツプ38,39とポンプ室18の
内面との摺接が確実に保たれ、かつシール部4
3,44の駆動軸8に対する弾接も確実に保たれ
る。この結果ポンプ室18内の異物が駆動軸8と
ブツシユ33との隙間に入り込むことが防止され
る。また、たとえ、多少の異物が侵入しても、リ
ブ45…は周方向に離間して形成してあるから、
各リブ45…によつて異物の全周への拡散が阻止
され、この隙間内での泥水の動きが防止されて新
規な泥水の侵入も防止される。このため、駆動軸
8とブツシユ33との間のおいて摩耗が生じるこ
とがなく、かつ上記泥水がキー溝34,35間に
侵入してキー36を摩耗させることも少くなり、
長寿命となる。なお、キー溝34に形成したリブ
47も、キー溝34とキー36との間の隙間を閉
封するので、これらの隙間に泥水の侵入が阻止さ
れ、キー36の損耗を防止できるものである。
細な砂のような異物が混入されている場合、当然
この種異物もポンプ室18内に侵入する。しかし
ながら、インペラ30のボス部32には上下端に
環状リツプ部38,39が存在するので、異物は
これらリツプ部38,39に阻止されてこれらリ
ツプ部38,39よりもボス部32の内方へ流入
することが少なくなる。そしてまた、ボス部32
の両端部30a,30bにおける内周面に形成し
たシール部43,44も駆動軸8の外面に当つて
いるため、これらシール部43,44によつても
異物がボス部内へ侵入するのを阻止する。さら
に、リブ45…が駆動軸8に弾接していることか
ら、インペラ30の中心軸が駆動軸8の中心軸に
合致した姿勢を確保でき、すなわちインペラ30
が駆動軸8に対して傾くことがなくなる。したが
つてインペラ30に衝撃や応力が発生しても、こ
のインペラ30の傾きが少くなるため、上記リツ
プ38,39がポンプ室18の内面から離間する
割合が少く、リツプ38,39とポンプ室18の
内面との摺接が確実に保たれ、かつシール部4
3,44の駆動軸8に対する弾接も確実に保たれ
る。この結果ポンプ室18内の異物が駆動軸8と
ブツシユ33との隙間に入り込むことが防止され
る。また、たとえ、多少の異物が侵入しても、リ
ブ45…は周方向に離間して形成してあるから、
各リブ45…によつて異物の全周への拡散が阻止
され、この隙間内での泥水の動きが防止されて新
規な泥水の侵入も防止される。このため、駆動軸
8とブツシユ33との間のおいて摩耗が生じるこ
とがなく、かつ上記泥水がキー溝34,35間に
侵入してキー36を摩耗させることも少くなり、
長寿命となる。なお、キー溝34に形成したリブ
47も、キー溝34とキー36との間の隙間を閉
封するので、これらの隙間に泥水の侵入が阻止さ
れ、キー36の損耗を防止できるものである。
また、上記リブ45…はブツシユ33の内周面
に、周方向に沿つて複数個設けられているから、
駆動軸8を貫通させる際に、摺動のためのクリア
ランスを確保し易いものである。つまりブツシユ
33の内周面全体に亘つてリブ45…を連続させ
て形成すると、駆動軸8を挿通させるときに多大
な抵抗となつて挿入が困難であるが、上記のごと
くリブ45…を周方向に独立して形成すれば、各
リブ45…が周方向に弾性変形し易くて、駆動軸
8の挿通時には適度なクリアランスを発生して駆
動軸8の貫通が容易に行え、よつて組立作業が迅
速、容易に行えることになる。
に、周方向に沿つて複数個設けられているから、
駆動軸8を貫通させる際に、摺動のためのクリア
ランスを確保し易いものである。つまりブツシユ
33の内周面全体に亘つてリブ45…を連続させ
て形成すると、駆動軸8を挿通させるときに多大
な抵抗となつて挿入が困難であるが、上記のごと
くリブ45…を周方向に独立して形成すれば、各
リブ45…が周方向に弾性変形し易くて、駆動軸
8の挿通時には適度なクリアランスを発生して駆
動軸8の貫通が容易に行え、よつて組立作業が迅
速、容易に行えることになる。
なお、上記実施例においては、船外機における
ウオータポンプについて説明したが、この発明は
これに制約されず、要するに弾性材料で形成され
たインペラを使用する液体ポンプには実施可能で
ある。
ウオータポンプについて説明したが、この発明は
これに制約されず、要するに弾性材料で形成され
たインペラを使用する液体ポンプには実施可能で
ある。
また、この発明はボス部30の両端部30a,
30bの内面に形成したシール部43,44には
限定されるものではなく、要すれば環状リツプ部
が本来の機能を果すことができればシール部は不
要であるから実施例に制約されるものではない。
30bの内面に形成したシール部43,44には
限定されるものではなく、要すれば環状リツプ部
が本来の機能を果すことができればシール部は不
要であるから実施例に制約されるものではない。
以上詳述したこの発明によれば、駆動軸とブツ
シユとの間に介在されるリブによつて、インペラ
の傾きを防止することができ、環状リツプがポン
プ室の端面から離間することがない。このため、
泥水中の異物が駆動軸とブツシユとの間に侵入す
る割合が少なく、駆動軸やブツシユの摩耗を防止
できるとともに、キー溝内へ異物の侵入もなくな
り、キーやキー溝の摩耗も少くなる。また、リブ
は周方向に間隔を存して複数個設けられているか
ら、たとえリブ間の隙間に異物が侵入したとして
も、リブによつて全周への拡散が防止され、泥水
の動きが規制されるから、新規な異物の侵入もな
い、そして、このようなリブであれば、駆動軸を
ブツシユに挿通する際に、挿通の大きな抵抗とな
らず、駆動軸の挿通が容易に行えて組立て作業が
迅速に行えるなどの利点がある。
シユとの間に介在されるリブによつて、インペラ
の傾きを防止することができ、環状リツプがポン
プ室の端面から離間することがない。このため、
泥水中の異物が駆動軸とブツシユとの間に侵入す
る割合が少なく、駆動軸やブツシユの摩耗を防止
できるとともに、キー溝内へ異物の侵入もなくな
り、キーやキー溝の摩耗も少くなる。また、リブ
は周方向に間隔を存して複数個設けられているか
ら、たとえリブ間の隙間に異物が侵入したとして
も、リブによつて全周への拡散が防止され、泥水
の動きが規制されるから、新規な異物の侵入もな
い、そして、このようなリブであれば、駆動軸を
ブツシユに挿通する際に、挿通の大きな抵抗とな
らず、駆動軸の挿通が容易に行えて組立て作業が
迅速に行えるなどの利点がある。
図面はこの発明の一実施例を示し、第1図は船
外機の側面図、第2図はそのウオータポンプを示
す断面図、第3図はインペラの平面図、第4図は
第3図中―線に沿う断面図、第5図は第3図
中―線に沿う断面図である。 1……船外機、8……駆動軸、15……ウオー
タポンプ、18……ポンプ室、30……インペ
ラ、31……羽根部、32……ボス部、33……
ブツシユ、34……キー溝、36……キー、3
8,39……環状リツプ、45……リブ。
外機の側面図、第2図はそのウオータポンプを示
す断面図、第3図はインペラの平面図、第4図は
第3図中―線に沿う断面図、第5図は第3図
中―線に沿う断面図である。 1……船外機、8……駆動軸、15……ウオー
タポンプ、18……ポンプ室、30……インペ
ラ、31……羽根部、32……ボス部、33……
ブツシユ、34……キー溝、36……キー、3
8,39……環状リツプ、45……リブ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 弾性材料からなるインペラのボス部内周面
に、このボス部よりも剛性の高いブツシユを埋設
し、ポンプ室内に導かれた駆動軸を上記ブツシユ
に挿通してこれら駆動軸とブツシユとをキーで結
合するとともに、上記ボス部の軸方向端面にポン
プ室の内端面と摺接して異物の侵入を阻止する環
状リツプを形成したポンプにおいて、 上記ブツシユよりも内周側に、駆動軸の軸方向
に延びて両端が上記ボス部の端部に連続するとと
もに、上記駆動軸の外周面に弾性的に当接する複
数のリブを、周方向に間隔を存して設けたことを
特徴とする回転式液体ポンプ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9696179A JPS5620790A (en) | 1979-07-30 | 1979-07-30 | Rotary system liquid pump |
US06/162,909 US4411593A (en) | 1979-07-30 | 1980-06-25 | Rotary type pump resistant to muddy water |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9696179A JPS5620790A (en) | 1979-07-30 | 1979-07-30 | Rotary system liquid pump |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5620790A JPS5620790A (en) | 1981-02-26 |
JPS6151675B2 true JPS6151675B2 (ja) | 1986-11-10 |
Family
ID=14178840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9696179A Granted JPS5620790A (en) | 1979-07-30 | 1979-07-30 | Rotary system liquid pump |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4411593A (ja) |
JP (1) | JPS5620790A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0420978Y2 (ja) * | 1989-03-31 | 1992-05-13 | ||
US6116855A (en) * | 1998-07-27 | 2000-09-12 | Hypro Corporation | Flexible impeller removal system |
US6328528B1 (en) * | 2000-04-25 | 2001-12-11 | Freudenberg-Nok General Partnership | Elastomeric pump impeller |
JP4450170B2 (ja) * | 2003-02-25 | 2010-04-14 | スズキ株式会社 | 船外機の冷却水ポンプ装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4517965Y1 (ja) * | 1967-07-25 | 1970-07-22 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2899902A (en) * | 1959-08-18 | Rotary pump impeller | ||
US2616374A (en) * | 1947-07-11 | 1952-11-04 | Frank L Carson | Rotary pump |
US2466440A (en) * | 1948-07-29 | 1949-04-05 | Kiekhaefer Elmer Carl | Impeller for rotary pumps |
US2789511A (en) * | 1953-05-25 | 1957-04-23 | Jabsco Pump Co | Flexible vane pump impeller |
US2902935A (en) * | 1957-05-24 | 1959-09-08 | Dinnison Arthur Dean | Pump assembly having plurality of individual pump units |
US3001480A (en) * | 1959-06-12 | 1961-09-26 | West Bend Aluminum Co | Rotary pump |
US3183842A (en) * | 1963-11-01 | 1965-05-18 | Hypro Engineering Inc | Pump construction |
US3303791A (en) * | 1964-08-13 | 1967-02-14 | Itt | Flexible-vaned centrifugal pump |
JPS5819350Y2 (ja) * | 1976-01-21 | 1983-04-20 | ヤマハ発動機株式会社 | 回転型液体ポンプ |
-
1979
- 1979-07-30 JP JP9696179A patent/JPS5620790A/ja active Granted
-
1980
- 1980-06-25 US US06/162,909 patent/US4411593A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4517965Y1 (ja) * | 1967-07-25 | 1970-07-22 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5620790A (en) | 1981-02-26 |
US4411593A (en) | 1983-10-25 |
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